JP3952789B2 - インテグラル型動力舵取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はインテグラル型の動力舵取装置に係り、特に、ピストンに形成されたラックとセクタギアとの間にプリロードを付与する手段を備えたインテグラル型動力舵取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インテグラル型の動力舵取装置は、一般に、ギアハウジングに形成されたシリンダと、このシリンダ内に摺動自在に嵌合されて、シリンダ内を2つの圧力室に区画するピストンと、このピストンの一側面に形成されたラックと、ピストンの往復動する方向と直交する方向に配置され、リンク機構を介して操向車輪に連結されたセクタシャフトと、このセクタシャフトに一体的に設けられて前記ラックに噛合い、前記ピストンの往復動に伴なって正逆回転するセクタギアとを備えており、舵取ハンドルの操作によってコントロールバルブを切換えることにより、ポンプから供給された高圧油を前記圧力室の一方に供給するとともに、他方の圧力室内の作動油をタンク側に排出し、これら両室の圧力差によってピストンを作動させることにより操舵方向の補助力を付与するようになっている。
【0003】
前記構成のインテグラル型動力舵取装置では、円滑な作動のために、ラックとセクタギアとの間にバックラッシュが必要であるが、中立位置においてバックラッシュがあると、直進時のハンドルの遊びが大きくなり車両のふらつきが発生するという問題があるため、セクタシャフトに取付けたアジャスティングスクリューによってセクタシャフトを軸方向に移動させることにより、舵取ハンドルの中立位置においてギアバックラッシュを零にして良好な操縦安定性が得られるようにしている。しかしながら、通常の場合、経時変化によりギアバックラッシュが増大することにより、ラックとセクタギアとの間にガタが生じてハンドルの遊びが大きくなってしまうため、高速走行時の操縦安定性が悪化するという問題を生じている。
【0004】
そこで、舵取ハンドルの中立位置において、確実にプリロードを付与し、高速時の直進走行安定性を得るようにしたインテグラル型動力舵取装置がすでに提案され、従来から用いられている(特開昭62−210166号公報、実開平5−86754号公報等)。
【0005】
前記公報に開示されたインテグラル型動力舵取装置のプリロード付与手段の一例について、図4により簡単に説明する。ギアハウジング102の壁面を貫通する段付きの取付け孔102aを形成し、この取付け孔102aの内部側(図4の右側)の小径部内にガイド筒146を挿入し、その外部側から挿入した筒体144を取付け孔102aの大径部内に固定することにより、前記ガイド筒146をギアハウジング102内に保持している。
【0006】
前記ガイド筒146内にはプランジャ148が摺動自在に嵌合され、外部側の筒体144内に収容したスプリング150によって、プランジャ148をシリンダ104の内部側に向けて付勢している。一方、ピストン106側には、前記プランジャ148の先端部が弾接するカム部106aを形成し、前記プランジャ148の先端部でカム部106aを押圧することによりピストン106に対して回転力を作用させてラック(図示せず)の歯の端部側をセクタギア(図示せず)の歯の端部に押し付けて、ピストン106に形成されたラックとセクタギアとの間にプリロードを付与するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のプリロード付与手段の構成では、ギアハウジング102の取付け孔102aの内部側にプランジャ148を摺動自在に支持するガイド筒146を挿入し、その外部側から筒体144を挿入して前記ガイド筒146をギアハウジング102に固定している。従って、ガイド筒146はギアハウジング102に保持された状態であるから、シリンダ104の内部側深く挿入することができず、しかも、スプリング150を収容している筒体144とガイド筒146との全長が長くなってしまうため、ギアハウジング102のシリンダ部104の壁面の肉厚を厚くするか、または、筒体144の後部を外側に大きく突出させなければならず、大きなスペースが必要となり、車両への搭載が困難になるという問題があった。
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、プリロード付与手段を小型化し、シリンダ部の外側に突出する量を小さくすることにより、車両への搭載を容易にしたインテグラル型動力舵取装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るインテグラル型動力舵取装置は、シリンダ内に摺動自在に嵌合されたピストンと、このピストンの外面に形成されたラックと、このラックに噛み合い、ピストンの往復動に伴って正逆回転されるセクタギアと、前記ピストンに回転力を作用させてラックとセクタギアとの間にプリロードを付与するプリロード付与手段を備え、このプリロード付与手段が、前記シリンダに形成された取付け孔と、この取付け孔内に挿入固定された円筒状の保持体と、この保持体内に進退動可能に保持されたプランジャと、前記保持体内に収容されて前記プランジャを付勢するスプリングと、前記プランジャの摺動部を摺動自在に支持するガイド部材と、前記シリンダまたはピストンの他方側に形成され、スプリングに付勢されたプランジャが弾接するカム部とから構成されており、さらに、前記ガイド部材を円筒状保持体の開口部内に挿入し固定し、前記円筒状保持体の前記ガイド部材が設けられる側の端部を前記シリンダの内周面から突出するように設けたことを特徴とするものである。
【0010】
この発明に係るインテグラル型動力舵取装置では、プランジャを摺動自在に支持するガイド部材が、シリンダの取付け孔内に固定された円筒状保持体の内部に固定されているので、プリロード付与手段のプランジャ側(保持体、ガイド部材、スプリングおよびプランジャ)の全長を短縮することができ、しかも、プランジャを摺動自在に支持するガイド部材を、シリンダの壁面に保持させた場合よりも、シリンダの内部まで挿入することができるので、シリンダ壁面の肉厚を薄くし、または、プリロード付与手段のシリンダ外面側への突出量を小さくすることができる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明に係るインテグラル型動力舵取装置は、前記プランジャの表面に化成被膜処理を施したことを特徴とするものである。
【0012】
この発明では、プランジャがガイド部材に対してスムーズに摺動することができ、また、プランジャ先端がカム部に対してもスムーズに摺動することができるので、操舵フィーリングが向上するとともに、プランジャの摩耗や損傷を低減することができる。
【0013】
さらに、請求項3に記載の発明に係るインテグラル型動力舵取装置は、前記ガイド部材が、円筒状の保持体と同心に配置されていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1および図2は本発明の一実施の形態に係るインテグラル型動力舵取装置を示すもので、図1はそのセクタシャフトの軸線に沿う縦断面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図である。ギアハウジング2のシリンダ部4内には、ピストン6が摺動自在に嵌合され、このピストン6によってシリンダ部4内は2つの圧力室8、10に区画されている。ピストン6の一側面(図1および図2の下面側)にはラック12が形成されており、このラック12に、図示しない操向車輪に連結されたセクタシャフト13に一体的に設けられているセクタギア14が噛合わされ、ピストン6の往復動に伴なって正逆回転するようになっている。
【0015】
このセクタギア14の歯は、図1に示すように、セクタシャフト13の軸線L に対して傾斜しており、セクタシャフト13の端部(図1の右方)に設けたアジャスティングスクリュー15によってこのセクタシャフト13を軸方向に移動させることにより、ラック12との噛合い状態を調整し、両者12、14間のバックラッシュをなくし、あるいは適度のプリロードを付与することができるようになっている。
【0016】
前記ピストン6の軸芯部の孔にはボールねじ溝18が螺設され、このボールねじ溝18内に収容された多数のボール20を介してウオームシャフト22が螺合されている。これらボール20は、ピストン6の外側から前記ボールねじ溝18内に両端部を挿入されたボールチューブ24の一端部から取出され、他端部からこのねじ溝18内に戻されて循環するようになっている。前記ボールチューブ24は、ピストン6の上面(ラック12の形成されている面と反対側の面)にボルト26によって固定されたボールチューブクランプ28によって取付けられている。
【0017】
前記ギアハウジング2の一端部(図2の右端)には、バルブハウジング30が固定され、このバルブハウジング30内に、前記ウオームシャフト22と軸線を一致させてスタブシャフト(入力軸)32が配置されて回転自在に支持されており、これら両シャフト22、32はそれぞれの軸芯の孔内に挿通されたトーションバー34によって連結されて、所定角度の相対回転ができるようになっている。なお、スタブシャフト32は図示しない舵取ハンドルの操作によって回転される。
【0018】
前記バルブハウジング30内には、スタブシャフト32と一体回転するインナーバルブ36と、ウオームシャフト22に形成され、前記インナーバルブの外周に嵌合されたアウターバルブ38とから構成されたロータリタイプのコントロールバルブ40が収容されている。このコントロールバルブ40の構成は従来周知であるので、その詳細な説明は省略するが、供給通路を介してオイルポンプに、そして還流通路を介してタンクに連通しており、舵取ハンドルの操作によってこのコントロールバルブ40が切換作動されると、オイルポンプから吐出された圧力流体は、前記ピストン6の両側に区画形成された両圧力室8、10の一方に供給されるとともに、他方の圧力室がタンクに連通されてこの室内の作動油がタンクに還流され、両圧力室8、10間に圧力差を生じさせ、この圧力差でピストン6を作動させることにより操舵方向に補助力を付与するようになっている。
【0019】
次に、前記ピストン6に形成されたラック12とセクタギア14との間にプリロードを付与するプリロード付与手段42について、前記図1およびその要部を拡大して示す図3により説明する。このプリロード付与手段42は、前記ピストン6に回転力を作用させてラック12の歯の端部(図1の右側端部)をセクタギア14の歯の端部に押し付けることにより、ラック12とセクタギア14との噛合いの中立位置においてこれら両者12、14間にプリロードを付与するようになっている。
【0020】
ギアハウジング2には、ピストン6の軸線Lとほぼ直交し、かつ、この軸線Lに対し偏芯した方向を向けて貫通穴(取付け孔)2aが形成されている。この取付け孔2a内には、大径の底部44aおよび円筒部44bを有する有底円筒状のプラグ(円筒状の保持体)44の前記円筒部44bが挿入され、取付け孔2aの内面に螺合固定されている。この円筒部44bの、ギアハウジング2のシリンダ部4内に臨む開口部内に、円筒状のガイド部材46が同心的に圧入され、その開口部の先端44cをかしめることにより固定されている。なお、ギアハウジング2の前記取付け孔2aが貫通形成される部分の内面側は、素材の段階で予め球状に肉取りされている(図3中に符号2bで示す部分参照)。従って、取付け孔2aの加工時にバリが出にくく、従来よりも加工が容易になっている。
【0021】
プラグ44の内部側の空間と前記ガイド部材46の内周面とに、プランジャ48が摺動自在に嵌合している。プランジャ48は、拡大径部48aと、この拡大径部48aの前面側(図1および図3の右側)に形成された小径のロッド部48bと、後方側に形成されたスプリング保持部48cとを有しており、前記ロッド部48bの先端面が球面状をしている。プランジャ48の拡大径部48aの外径は、プラグ44内の空間の内径とほぼ一致しており、拡大径部48aがこの空間の内面に支持されて進退動する。また、小径ロッド部48bの外径はガイド部材46の内径とほぼ一致しており、このガイド部材46の内周面に対して摺動するようになっている。
【0022】
前記プラグ44の内部空間内にはスプリング50が収容され、プランジャ48をシリンダ部4の内部側に向けて常時付勢している。このスプリング50の一端(図1および図3の左端)はプラグ44の底面に当接し、他端はプランジャ48のスプリング保持部48cに嵌合している。スプリング50に付勢されたプランジャ48のロッド部48bの先端球状部は、ガイド部材46から突出し、前記ピストン6に形成されたカム部6aに弾接している。このカム部6aの形状は特に限定しないが、例えば、カム部6aが中央の膨出部とその両側の平坦部を有し、膨出部の頂点が、ピストン6の軸線L 方向の中央に位置するように形成されており、ラック12とセクタギア14との噛合いの中立位置で、ロッド部48bの先端球状部が、カム部6aの膨出部の頂点に弾接するようにしている。この実施の形態では、プラグ44の開口部にガイド部材46が固定され、これらプラグ44とガイド部材46の内部空間にスプリング50およびプランジャ48が保持されており、これら各部材44、46、48、50が一体の構造になっているので、組立および分解が容易である。
【0023】
さらに、本発明の構成では、前記プランジャ48全体が化成被膜処理(例えばリューブライト処理等)を施されており、プラグ44およびガイド部材46の内面に対しスムーズに摺動することができるようになっている。また、プランジャ48の半球状の先端部とピストン6のカム部6aとの間も円滑に摺動できるようになっている。
【0024】
以上の構成に係るインテグラル型動力舵取装置では、スプリング50によってシリンダ部4の内部側へ向けて付勢されたプランジャ48のロッド部48bの先端球状部が、ピストン6に形成されたカム部6aに常時弾接して、ピストン6に図1の時計回り方向の回転力を作用させ、ラック12の歯の図1の右側端部をセクタギア14の歯の端部に押し付けているので、使用による経時変化によってギアが摩耗しても、常にバックラッシュを零にすることができる。しかも、中立位置では、プランジャ48のロッド48bの先端がカム部6aの膨出部の頂点に弾接するようにしておけば、ピストン6に最も大きい回転力を作用させてラック12をセクタギア14に押し付けることにより、ラック12とセクタギア14との間にプリロードを付与することができ、高速での直進走行時等において良好な操縦安定性を維持することができる。
【0025】
さらに、舵取ハンドルの操作によってコントロールバルブ40が切換えられ、ピストン6の両側の圧力室8、10間に差圧が生じてピストン6が作動した場合に、シリンダ4内をピストン6が移動することによって、このピストン6のカム部6aとプランジャ48のロッド部48bの先端球状部とが摺動する際に、プランジャ48が化成被膜処理を施されているので、両者6a,48bが円滑に摺動することができる。従って、ハンドルの切込み感が不鮮明になったり、ハンドルの戻りが悪くなるということがない。
【0026】
また、ピストン6がシリンダ4内で移動することによって、カム部6aがプランジャ48に対して摺動すると、カム部6aには膨出部と平坦部が形成されているため、プランジャ48は、ギアハウジング2の取付け孔2a内に固定されているプラグ44およびガイド部材46に対して摺動して進退動するが、この摺動も円滑に行なわれるので、プランジャ48が摩耗したり傷ついたりすることがなく耐久性が向上する。なお、前記実施例では、ピストン6にカム部6aを設け、ギアハウジング2側にプランジャ48およびスプリング50を配置したが、逆に、ピストン内に孔を形成してこの孔内にプランジャおよびスプリングを配置し、ボディ側にカム部を設けるようにした場合でも、プランジャに化成被膜処理を施せば同様の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、シリンダ内に摺動自在に嵌合されたピストンと、このピストンの外面に形成されたラックと、このラックに噛み合い、ピストンの往復動に伴って正逆回転されるセクタギアと、前記ピストンに回転力を作用させてラックとセクタギアとの間にプリロードを付与するプリロード付与手段を備え、前記プリロード付与手段が、前記シリンダに形成された取付け孔と、この取付け孔内に挿入固定された円筒状の保持体と、この保持体内に進退動可能に保持されたプランジャと、前記保持体内に収容されて前記プランジャを付勢するスプリングと、前記プランジャの摺動部を摺動自在に支持するガイド部材と、前記シリンダまたはピストンの他方側に形成され、スプリングに付勢されたプランジャが弾接するカム部とから構成されたインテグラル型動力舵取装置において、前記ガイド部材を円筒状保持体の開口部内に挿入し固定し、前記円筒状保持体の前記ガイド部材が設けられる側の端部を前記シリンダの内周面から突出するように設けたことにより、プリロード付与手段の全長を短縮することができ、しかも、プランジャを摺動自在に支持するガイド部材を、シリンダの壁面に保持させた場合よりも、シリンダの内部まで挿入することができるので、シリンダ壁面の肉厚を薄くし、または、プリロード付与手段のシリンダ外面側への突出量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るインテグラル型動力舵取装置のセクタシャフトの軸線に沿う断面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 図1の要部の拡大図である。
【図4】 従来のインテグラル型動力舵取装置に設けられたプリロード付与手段の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
2a 取付け孔
4 シリンダ
6 ピストン
6a カム部
12 ラック
14 セクタギア
42 プリロード付与手段
44 円筒状保持体
46 ガイド部材
48 プランジャ
48b プランジャの摺動部
50 スプリング

Claims (3)

  1. シリンダ内に摺動自在に嵌合されたピストンと、このピストンの外面に形成されたラックと、このラックに噛み合い、ピストンの往復動に伴って正逆回転されるセクタギアと、前記ピストンに回転力を作用させてラックとセクタギアとの間にプリロードを付与するプリロード付与手段を備え、
    前記プリロード付与手段が、前記シリンダに形成された取付け孔と、この取付け孔内に挿入固定された円筒状の保持体と、この保持体内に進退動可能に保持されたプランジャと、前記保持体内に収容されて前記プランジャを付勢するスプリングと、前記プランジャの摺動部を摺動自在に支持するガイド部材と、前記シリンダまたはピストンの他方側に形成され、スプリングに付勢されたプランジャが弾接するカム部とから構成されたインテグラル型動力舵取装置において、
    前記ガイド部材を円筒状保持体の開口部内に挿入し固定し、前記円筒状保持体の前記ガイド部材が設けられる側の端部を前記シリンダの内周面から突出するように設けたことを特徴とするインテグラル型動力舵取装置。
  2. 前記プランジャの表面に化成被膜処理を施したことを特徴とする請求項1に記載のインテグラル型動力舵取装置。
  3. 前記ガイド部材は、円筒状保持体と同心に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のインテグラル型動力舵取装置。
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