JP3952510B2 - 空気調和機及びその運転制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は冷凍サイクルを有する空気調和機に関し、特に作動冷媒に係わらず室内機を共通に利用する空気調和機及びその運転制御プログラムを記録した媒体に好適である。
【背景技術】
【0002】
空気調和機を複数の冷媒に対応するには、冷媒によって異なる制御定数を記憶させた記憶装置を設け、封入される冷媒によって各制御機器が読み込む制御定数を切り換えるものであった。例えば、その一例として、特許文献1がある。
また、冷凍サイクル内の冷媒の比誘電率及び温度をそれぞれ検出し、検出された比誘電率及び温度に基いて、冷媒の種類及び成分比を特定し、特定された冷媒の種類及び成分比に対応する制御パターンを選択し、選択された制御パターンに従って電子膨張弁の開度を制御する例として、特許文献2がある。
【0003】
さらに、冷媒毎に適合する制御方法をあらかじめ制御装置に備え、切換手段により制御方法を変更する例として、特許文献3がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−193981号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平7−253250号公報
【特許文献3】
特開平8−121888号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来技術は、複数の冷媒に対応できるが、室内機及び室外機共にそれぞれ専用ものが必要とされ、空気調和機としての構成に無駄な部分が多い。
本発明の目的は、複数の冷媒に対応し、その際少なくとも室内機を変更することなく運転が可能な空気調和機及びその運転制御プログラムを記録した媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁を有する室外機と、室内熱交換器、室内膨張弁を有する室内機とを接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、第1の冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と、前記第1の冷媒とは異なる第2の冷媒を作動冷媒とする第2の室外機とが接続可能とされた室内機と、前記室内機に設けられ、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される室内膨張弁とを備え、前記圧縮機の運転周波数及び前記室内膨張弁の開度の制御は前記室内機に接続された前記第1の室外機、あるいは前記第2の室外機に応じて制御値を変えて前記室外機の制御装置により行われるものである。
第1の冷媒を作動冷媒とする第1の室外機が接続可能とされた室内機とは、第1の冷媒を作動冷媒とするように第1の室外機の各構成機器、例えば熱交換器、圧縮機、圧力スイッチなどが構成され、第1及び第2のいずれの室外機でも室内機と接続できることを意味し、具体的には室内機と第1あるいは第2の室外機との配管、接続するためのジョイントなどを共通化することによって達成できる。
圧縮機の運転周波数及び室内膨張弁の開度の制御は室内機に接続された第1の室外機あるいは前記第2の室外機に応じて行われるとは、実際に室内機と接続された室外機に合わせて冷凍サイクルに必要な制御として、圧縮機の運転周波数及び室内膨張弁の開度を制御することを意味し、具体的には空気調和機に設けられたマイクロコンピュータなどによって行われる。
【0008】
これにより、室内機には作動冷媒に係わらず接続が可能で、接続された室外機によって少なくとも室内膨張弁が制御されるので、作動冷媒を切り換える際、室外機の交換を必要としても室内機はそのまま利用し、作動冷媒に応じた最適の運転制御を行うことができる。
【0009】
また、本発明は圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁を有する室外機と、室内熱交換器、室内膨張弁を有する室内機とを接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、第1の冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と、前記第1の冷媒とは異なる第2の冷媒を作動冷媒とする第2の室外機とが接続可能とされた前記室内機と、前記室内機に設けられ、室内暖房時に冷媒の流れと空気の流れが対向するようにパス配列された前記室内熱交換器と、前記室内機に設けられ、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される前記室内膨張弁と、前記第1の室外機、あるいは前記第2の室外機に設けられた前記圧縮機とを備え、前記室内機に接続された前記第1の室外機、あるいは前記第2の室外機に応じて制御値を変えて前記室外機の制御装置により前記室内膨張弁及び前記圧縮機とが制御されるものである。
作動冷媒により熱交換器の伝熱特性は違いを生じるが、室内暖房時に室内熱交換器の冷媒と空気の流れが対向するようにパス配列して構成するので凝縮特性を平均化でき、一方の作動冷媒により蒸発特性が低下しても室外機に応じて室内制御機器及び室外制御機器を制御することにより、性能を向上できる。
【0010】
さらに、本発明は圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁を有する室外機と、室内熱変換器、室内膨張弁を有する室内機とを接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、単一冷媒を作動冷媒とする第1の室外機及び混合冷媒を作動冷媒とする第2の室外機が接続可能とされた前記室内機と、前記室内機に設けられ、室内暖房時に冷媒の流れと空気の流れが対向するようにパス配列された室内熱交換器と、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される前記室内膨張弁と、前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機に設けられた前記圧縮機とを備え、前記室内機に前記第2の室外機が接続されたときに必要な前記室内熱交換器の圧力の値と、前記室内機に前記第1の室外機が接続されたときの前記室内熱交換器の圧力値とを略同一の値となるように前記室外機の制御装置により前記室内膨張弁及び前記圧縮機とが制御されるものである。
一般に、室外制御機器である圧縮機は、その吸入圧力を一定に維持するため、運転周波数が制御される。よって、単一冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と混合冷媒を作動冷媒とする第2の室外機と交換した場合、単一冷媒のものに比べ、冷媒物性の違い、熱交換器の冷媒側伝熱特性の違いにより、特に暖房で高圧が上昇することなる。そこで、どちらの室外機が接続されても室内熱交換器の圧力の値とを略同一の値となるように室内制御機器及び室外制御機器として例えば圧縮機の運転周波数を制御することにより、混合冷媒の場合でも圧力上昇を防ぐことができ、室内機及び室内熱交換器を共用できる。
【0011】
さらに、本発明は圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁を有する室外機と、室内熱交換器、室内膨張弁を有する室内機とを接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、R22を作動冷媒とする第1の室外機と、R407Cを作動冷媒とする第2の室外機とが接続可能とされた室内機と、前記室内機に設けられ、室内暖房時に冷媒の流れと空気の流れが対向するようにパス配列された室内熱交換器と、前記室内機に設けられ、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される前記室内膨張弁と、前記第1の室外機、あるいは前記第2の室外機に設けられた前記圧縮機とを備え、前記室内機に前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機が接続されたいずれの場合においても、暖房時に前記室内熱交換器の圧力の値を1500〜2800kPaの値となるように前記室外機の制御装置により前記室内膨張弁及び前記圧縮機とが制御されるものである。
R22を作動冷媒とする第1の室外機とR407Cを作動冷媒とする第2の室外機と交換した場合、R22のものに比べ、冷媒物性、熱交換器の冷媒側伝熱特性の違いにより、特に暖房で高圧が上昇することなる。そこで、どちらの室外機が接続されても室内熱交換器の圧力の値を1500〜2800kPaの略同一の値となるように室内制御機器及び室外制御機器を制御することにより、室内機及び室内熱交換器をそれぞれ専用に、例えばR407Cを作動冷媒とする場合は室内熱交換器などを高圧に耐えるような構造とすることなく、どちらの場合でも実用的な性能が確保できる。
【0012】
さらに、本発明は圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁を有する室外機と、室内熱交換器、室内膨張弁を有する室内機とを接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、単一冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と、混合冷媒を作動冷媒とする第2の室外とが接続可能とされた室内機と、前記室内機に設けられ、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される前記室内膨張弁と、前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機に設けられた前記圧縮機とを備え、前記室内機に前記第2の室外機が接続されたときの前記圧縮機の吐出過熱度と、前記室内機に前記第1の室外機が接続されたときの前記圧縮機の吐出過熱度が略同一の値となるように前記室外機の制御装置により前記室内膨張弁及び前記圧縮機とが制御されるものである。
これにより、単一冷媒、あるいは混合冷媒を作動冷媒とした場合でも、圧縮機の吐出過熱度を略同一の値として室内制御機器及び室外制御機器を制御するので、室外機からのみの指令で室内熱交換器の温度設定値を決めることになり、室内機及び室内熱交換器を共用することができる。
【0013】
さらに、上記のものにおいて、前記室内機に前記第1の室外機が、接続されたときの前記室内機の凍結防止温度の設定値と、前記室内機に前記第2の室外機が接続されたときの前記室内機の凍結防止温度の設定値が略同一の値となるように前記室内制御機器及び前記室外制御機器を制御するものである。
単一冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と混合冷媒を作動冷媒とする第2の室外機と交換した場合、単一冷媒のものに比べ室内機の凍結温度が異なることになるが、どちらの室外機が接続されても室内熱交換器の配管に設けられたサーミスタにより検出される温度に対して凍結防止温度の設定値が略同一の値となるように室内制御機器及び室外制御機器を制御するので、室内機及び室内熱交換器を共用することができる。
【0014】
さらに、本発明は圧縮機、熱交換器、膨張弁を順次接続して冷凍サイクルを構成し、第1の冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と、前記第1の冷媒とは異なる第2の冷媒を作動冷媒とする第2の室外機とが接続可能とされた室内機と、前記室内機に設けられ、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される室内膨張弁とを有する空気調和機に対して、前記室内機と前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機のいずれかが接続されたかを判別する機能と、前記第1及び第2の冷媒を作動冷媒として前記室内膨張弁の開度を制御する機能と、前記第1及び第2の冷媒を作動冷媒として前記圧縮機の運転周波数を制御する機能とを実現させるための運転制御プログラムを記録した媒体である。
【0015】
これにより、室内機に第1、あるいは第2の冷媒を作動冷媒とするどちらの室外機が接続された場合でも、それを検出して室内膨張弁を室外機から制御することにより冷媒特性に応じた最適の制御を行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、複数の冷媒に対応し、その際少なくとも室内機を変更することなく運転が可能な空気調和機及びその運転制御プログラムを記録した媒体を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
冷凍空調装置に用いられている塩素を含む冷媒はオゾン層を破壊することが明らかであり、環境保護から世界的に塩素を含む冷媒の製造を制限、禁止する方向にある。
このため、冷媒は塩素を含まない冷媒に切り換えが進められており、この切換時期にあたっては従来の塩素を含む冷媒(旧冷媒)を用いた空気調和機と新規の塩素を含まない冷媒(新冷媒)を用いた空気調和機の2種類が流通することとなる。
【0018】
この時期には、旧冷媒用の室外機が故障して新冷媒用の室外機に交換する場合、またはリフォームにより室外機のみを交換する場合、または冷媒を新冷媒に切り換える場合などが予想される。このとき、室内機が新旧冷媒用の室外機の双方に互換性があれば、室内機は交換不要となる。よって、空気調和機の工事業者などにとっては交換作業の軽減を図ることができる。
【0019】
以下、本発明をパッケージ形空気調和機を実施の形態として図1ないし図15を参照して説明する。
空気調和機は室内機と室外機を組み合わせることができるいわゆるセパレート型空気調和機であり、室内機と室外機にて冷凍サイクルを構成し、コントロール装置からの信号により、冷房運転、暖房運転を行う。
図1は、一実施の形態による空気調和機の室内機と室外機の組み合わせを示し、室外機15aは冷媒がR22専用、室外機15bは冷媒がR407C専用である。つまり、第1の冷媒R22を作動冷媒とする第1の室外機15aが接続可能とされた室内機14cとは、R22を作動冷媒とするように室外機15aの各構成機器、例えば熱交換器、圧縮機、圧力スイッチなどが構成され、第1及び第215bのいずれの室外機でも室内機14cと接続できる。具体的には図1で室内機14cと15aあるいは15bの室外機との配管、接続するためのジョイントなどを共通化している。
【0020】
冷凍サイクルの制御は室内機に接続された室外機15a、あるいは室外機15bに応じて、実際に室内機と接続された室外機に合わせて圧縮機の運転周波数、膨張弁の開度などの制御をする。具体的にはそれらの機能を実現する運転制御プログラムが記録された媒体、例えばROM、フロッピディスクなどからプログラムを読み込み、空気調和機に設けられたマイクロコンピュータで実行される。
また、接続された室外機15a、あるいは15bによって少なくとも室内膨張弁5が制御されるので、空気調和機の作動冷媒を切り換える際、室外機の交換は必要であっても、室内機14cはそのまま利用し、作動冷媒に応じた最適の運転制御を行うことができる。
以上一例として、冷媒がR22とR407Cの場合について述べたが、冷媒の種類は何でもよい。例えば、冷媒がR22専用の室外機と冷媒がR410A専用の室外機と組み合わせる場合も、室内機は共用することができる。すなわち、室内機14cは2種類の異なる冷媒専用の室外機のどちらにも共通して組み合わせることができる。また、3種類以上の異なる冷媒専用の室外機のいずれにも室内機14cは共通として組み合わせることが可能となる。
【0021】
つぎに、室内機14cと室外機15a、あるいは15bの構成を説明する。図2は、一実施の形態による室内機の主な構造を示す平面図、図3は、同じく室内機の内部構造を示す側面図、図4は、室外機の主な構造を示す平面図、図5は、室外機の内部構造を示す側面図である。
室内機14cは熱交換器1、送風用電動機2、送風用ファン3を有し、運転/停止、冷房/暖房、保護装置等を制御するための制御装置4、冷媒流量制御用の膨張弁5が取り付けられている。室外機は圧縮機6、熱交換器7、送風用電動機8、送風用ファン9、冷房・暖房切り換え用四方弁10、気相冷媒・液相冷媒分離用のアキュムレータ11を有し、室内機と同様、室外機にも冷房/暖房、圧縮機のON/OFF、保装置等を制御するための制御装置12を備えている。
図6は、コントロール装置の平面図、図7は、従来の空気調和機を示すブロック図、図8は、ペアタイプの空気調和機の組合せを示すブロック図であり、コントロール装置13は室内機14cと接続され、運転停止、冷房暖房、及び温度設定の信号を出力する。
【0022】
図7に示す従来の空気調和機は、冷媒がR22専用の室内機14aにR22専用の室外機15a、あるいはR407C専用の室内機14bにR407C専用の室外機15bとがそれぞれ専用に組み合わせられる。
ペアタイプの空気調和機では図8のように室外機1台につき1台の室内機を組み合わせる。ペアタイプに用いられる室外機16は冷媒がR22専用のものでもR407C専用のものでも、共通の室内機14cを組み合わせればよい。
マルチタイプの空気調和機では図9のように室外機1台につき2台以上の室内機が組み合わせられる。マルチタイプに用いられる室外機17は冷媒がR22専用のものでもR407C専用のものでも、共通の室内機14cを組み合わせればよい。
【0023】
以上のように本発明はペアタイプでもマルチタイプでも2種類以上の異なる冷媒専用の室外機に共通の室内機を組み合わせることを目的としている。
冷媒はR22に代表される単一冷媒とR407Cに代表される混合冷媒がある。R22の冷媒の組成はHCFC22で組成比は100wt%であり、R407Cの組成はHFC32/HFC125/HFC134aであり、組成比は順に23/25/52wt%である。
冷媒はその種類により密度、潜熱、比熱、飽和温度、飽和圧力、冷凍機油との親和性や化学反応性が異なる。そのため冷凍サイクル内の圧力、温度等は空気調和機に封入される冷媒の種類により異なることになる。
よって、冷/暖能力や運転効率が最適となる冷凍サイクルの圧力、温度は異なり、単に室内機と室外機の冷媒や冷凍機油を入れ替えただけでは空気調和機としての冷房、暖房能力を十分発揮できないばかりでなく、安全性や信頼性の観点からも問題を生じる。
【0024】
図10は、冷媒の違いによる熱交換器の温度分布を示すグラフ線図を示し、R22に代表される単一冷媒では熱交換器の入口から出口まで温度変化は圧力損失による温度勾配があるものの、ほとんど一定である。しかし、R407Cに代表される混合冷媒では圧力損失による温度勾配の他に、混合冷媒の沸点の違いのため、温度勾配は熱交換器の入口から出口にいたるまでに徐々に上昇する。
よって、従来のように室内機を冷媒ごとに専用とした場合、R22に代表される単一冷媒の空気調和機とR407Cに代表される混合冷媒の空気調和機とでは飽和温度が異なるため、冷房、暖房性能を最大とするために、熱交換器の寸法やパス配列を変えていた。
図11は、並行流の熱交換器のパス配列を示すブロック図であり、R22専用の場合に用いられる熱交換器のパス配列を示す。冷媒R22の温度勾配はほとんど一定のため冷媒の流し方は通常蒸発伝熱性能を大きくとるため室内暖房時は並向流(冷房時に対向流)としている。
【0025】
図12は、対向流の熱交換器のパス配列を示すブロック図であり、R407C専用の場合に用いられる熱交換器のパス配列を示す。冷媒R407Cの温度勾配は一定でないため凝縮伝熱性能が並向流と対向流で大きく変わり冷媒の流し方は凝縮時(室内機では暖房時)に対向流となるようにしている。(図中の矢印は冷媒の流れ方向を示している。)
したがって、冷媒による熱交換器の伝熱特性の違いに係わらず、凝縮特性を平均化するため室内暖房に対向流となるように構成し、蒸発特性の低下を伝熱管の性能アップまたは室外機の制御で補えば、どちらの冷媒でも性能を確保することができる。
【0026】
以上より、冷媒がR22専用の室外機15aと冷媒がR407C専用の室外機15bに、室内機14cの熱交換器を共用して組み合わせることができる。熱交換器の伝熱特性の違いを補うには、伝熱管の溝形状などによる性能アップのほか、圧縮機6の運転周波数の制御、室外機に取り付けられた膨張弁18の開度制御、バイパス配管に設けられた電磁弁19の制御、室内機に取り付けられた膨張弁5の開度制御などを室外機に応じて行えば良い。
特に、室外機の制御での性能アップとして室内機に接続された第1の室外機、あるいは第2の室外機に応じて室外制御機器である室外ファンの風量を制御することが望ましい。
【0027】
図13に空気調和機の主な構成を示し、空気調和機の制御の概要を説明する。運転/停止、冷房/暖房設定、温度設定、風量設定の信号は室内制御装置4にリモコン22から入力される。また室内制御装置4には室内機に設けられた吹出、吸込、ガス管、液管サーミスタ等の温度センサ20からの信号が入力される。さらに、室外制御装置12には室外機に設けられている外気、吸込配管、吐出配管、圧縮機サーミスタ等の温度センサ21からの信号が入力される。これらの入力された値は演算され、圧縮機6、室内機の送風用ファン3、室外機の送風用ファン9、四方弁10、膨張弁18、バイパス回路の電磁弁19等の制御が行われる。
【0028】
図14はペアタイプの冷凍サイクルを、図15は、マルチタイプの冷凍サイクルを示し、以下説明する。
吸入圧力センサ23より検出された値を制御装置12により演算され、目標の吸入圧力になるように圧縮機6の運転周波数が制御される。この圧縮機6の運転周波数の制御により、冷媒循環量が調整され(余剰冷媒制御)、吸入圧力が維持される。
作動冷媒が単一冷媒の場合と、混合冷媒の場合とで室内機の熱交換器を共用するために、単一冷媒を用いたときの室内熱交換器の圧力を混合冷媒を用いたときの室内熱交換器の圧力と同値に設定する、あるいは能力を確保するのに必要な圧力を室外機のみの指令で設定する。これにより、圧縮機6の運転周波数制御による吸入圧力を一定にする制御が単一冷媒、混合冷媒に係わらず行うことができる。
例えば、R22を作動冷媒とする第1の室外機、あるいはR407Cを作動冷媒とする第2の室外機が室内機に14cに接続されたいずれの場合においても、暖房時に室内熱交換器の圧力の値を1500〜2800kPaの値となるように室内制御機器及び室外制御機器を制御する。
これにより、室内機及び室内熱交換器をそれぞれ専用に、例えばR407Cを作動冷媒とする場合は室内熱交換器などを高圧に耐えるような構造とすることなく、どちらの場合でも実用的な性能が確保できる。
【0029】
室内膨張弁5は室内液管温度センサ20dと室内ガス管温度センサ20cより検出された値を制御装置12により演算し、室内液管と室内ガス管の温度差が目標の温度差になるように室内膨張弁5の開度を制御し、冷媒の循環量を調整している。
室外膨張弁18は吐出圧力センサ24より検出された値を制御装置12により演算し、目標の吐出圧力になるように室外膨張弁18の開度を制御する。室外膨脹弁18の開度により、冷媒の循環量は調整され、吐出圧力が維持される。
制御装置12は吐出配管センサ21dにより検出された吐出過熱度の値を演算し、目標の吐出過熱度になるようにガスバイパス用電磁弁19をの開度を制御する。冷媒の循環量は電磁弁19の開度によって調整される。
単一冷媒を用いたときの吐出過熱度と混合冷媒を用いたときの吐出過熱度を同値に設定するか、あるいは室外機のみの指令で温度設定値を決める。これにより、作動冷媒が単一冷媒の場合と、混合冷媒の場合とで室内機の熱交換器を共用できる。
【0030】
また、接続される室外機に係わらず、室内機の凍結防止温度の設定値略同一の値となるようにすることも室内機の熱交換器を共用化するうえで望ましい。
圧縮機6の周波数制御、室外膨張弁18の開度制御、電磁弁19等の制御は室外機からの指令により行う。これにより、冷媒の種類が変わると、室外機に備えられている圧縮機6の周波数制御による運転周波数が変わる。
また、室外機のバイパス回路の電磁弁19の制御によりその開度も変わり、これら圧縮機6や電磁弁19などの制御定数は室外機の制御機器12の記録媒体に記憶させておく。
同様に、室内機の膨張弁5の制御定数なども室外機の制御機器12に記憶させ、この制御機器12からの信号により室内機の膨張弁5の開度制御を行う。これにより、冷媒の種類が変わり、冷凍サイクルの状態が変わっても膨張弁5の開度は、室外機に最も適した冷凍サイクルの状態に制御される。以上はペアタイプの空気調和機のみならず、マルチタイプの空気調和機においても同様である。
【0031】
以上によれば、冷媒を切り換える必要が生じた場合、室外機のみを交換すれば接続される室内機は同じものを利用でき、以下の利点がある。
(1)冷媒切り換え時、2種類の冷媒が併存する期間において、空気調和機の機種数の増加を最小限に抑えて、生産、流通を合理化できる。
(2)買い替えやリフォームのとき、室外機のみを購入すればよく、室内機は現状使っているものを利用できるため、低コストで新しい空調機に切り換えることが可能である。
(3)工事業者は室外機のみの交換作業をすれば良く、既設の冷媒配管および室内機は洗浄のみ行えば交換する必要がない。そのため、冷媒切換作業は短時間且つ容易にできる。
(4)室内機と接続配管は既設の設備をそのまま利用でき、廃棄物の排出総量も減り、資源の有効活用につながる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明による一実施の形態を示すブロック図。
【図2】一実施の形態による室内機の主な構造を示す平面図。
【図3】一実施の形態による室内機の内部構造を示す側面図。
【図4】一実施の形態による室外機の主な構造を示す平面図。
【図5】一実施の形態による室外機の内部構造を示す側面図。
【図6】一実施の形態によるコントロール装置の平面図。
【図7】従来の空気調和機を示すブロック図。
【図8】ペアタイプの空気調和機の組合せを示すブロック図。
【図9】マルチタイプの空気調和機の組合せを示すブロック図。
【図10】冷媒の違いによる熱交換器の温度分布を示すグラフ線図。
【図11】一実施の形態による並行流の熱交換器のパス配列を示すブロック図。
【図12】一実施の形態による対向流の熱交換器のパス配列を示すブロック図。
【図13】一実施の形態による空気調和機の主な構成を示すブロック図。
【図14】ペアタイプの冷凍サイクルを示すブロック図。
【図15】マルチタイプの冷凍サイクルを示すブロック図。
【符号の説明】
【0033】
1…室内熱交換器、2…室内送風用電動機、3…室内送風用ファン、4…室内制御装置、5…室内膨張弁、6…圧縮機、7…室外熱交換器、10…四方弁、11…アキュムレータ、14a…R22専用の室内機、14b…R407C専用の室内機、14c…共通の室内機、15a…R22専用の室外機、15b…R407C専用の室外機。
Claims (4)
- 圧縮機、室外熱変換器、室外膨張弁を有する室外機と、室内熱交換器、室内膨張弁を有する室内機とを接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、
単一冷媒を作動冷媒とする第1の室外機及び混合冷媒を作動冷媒とする第2の室外機が接続可能とされた前記室内機と、
前記室内機に設けられ、室内暖房時に冷媒の流れと空気の流れが対向するようにパス配列された室内熱交換器と、
前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される前記室内膨張弁と、
前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機に設けられた前記圧縮機とを備え、
前記室内機に前記第2の室外機が接続されたときに必要な前記室内熱交換器の圧力の値と、前記室内機に前記第1の室外機が接続されたときの前記室内熱交換器の圧力値とを略同一の値となるように前記室外機の制御装置により前記室内膨張弁及び前記圧縮機が制御されることを特徴とする空気調和機。 - 圧縮機、室外熱交換器、室外膨張弁を有する室外機と、室内熱交換器、室内膨張弁を有する室内機とを接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、
単一冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と、混合冷媒を作動冷媒とする第2の室外機とが接続可能とされた室内機と、
前記室内機に設けられ、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される前記室内膨張弁と、
前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機に設けられた前記圧縮機とを備え、
前記室内機に前記第2の室外機が接続されたときの前記圧縮機の吐出過熱度と、前記室内機に前記第1の室外機が接続されたときの前記圧縮機の吐出過熱度が略同一の値となるように前記室外機の制御装置により前記室内膨張弁及び前記圧縮機が制御されることを特徴とする空気調和機。 - 請求項2に記載のものにおいて、前記室内機に前記第1の室外機が接続されたときの前記室内機の凍結防止温度の設定値と、前記室内機に前記第2の室外機が接続されたときの前記室内機の凍結防止温度の設定値が略同一の値となるように前記室内制御機器及び前記室外制御機器を制御することを特徴とする空気調和機。
- 圧縮機、熱交換器、膨張弁を順次接続して冷凍サイクルを構成し、第1の冷媒を作動冷媒とする第1の室外機と、前記第1の冷媒とは異なる第2の冷媒を作動冷媒とする第2の室外機とが接続可能とされた室内機と、前記室内機に設けられ、前記室内機に接続された前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機からの指令によって制御される室内膨張弁とを有する空気調和機に対して、
前記室内機と前記第1の室外機あるいは前記第2の室外機のいずれが接続されたかを判別する機能と、
前記第1及び第2の冷媒を作動冷媒として前記室内膨張弁の開度を制御する機能と、
前記第1及び第2の冷媒を作動冷媒として前記圧縮機の周波数を制御する機能とを実現させるための運転制御プログラムを記録した媒体。
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