JP3951988B2 - ミシン用帽子枠 - Google Patents

ミシン用帽子枠 Download PDF

Info

Publication number
JP3951988B2
JP3951988B2 JP2003305874A JP2003305874A JP3951988B2 JP 3951988 B2 JP3951988 B2 JP 3951988B2 JP 2003305874 A JP2003305874 A JP 2003305874A JP 2003305874 A JP2003305874 A JP 2003305874A JP 3951988 B2 JP3951988 B2 JP 3951988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heel
posture
presser
pressing
hat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003305874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005073814A (ja
Inventor
保彦 川口
泰一 野口
伸彦 船渡
雅士 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2003305874A priority Critical patent/JP3951988B2/ja
Publication of JP2005073814A publication Critical patent/JP2005073814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3951988B2 publication Critical patent/JP3951988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

本発明は、鍔付き帽子の前面部や側面部に、ミシンにより複数色の刺繍糸を用いて刺繍を施す際に、鍔付き帽子を保持する帽子枠に関し、特に鍔部の先端部を確実に押圧保持できるようにしたものに関する。
従来、鍔付き帽子の前面部や側面部に各種の刺繍を施す場合には、鍔付き帽子を、その鍔部を上向きにした状態で予め帽子枠にセットしておき、単頭式又は多頭式の刺繍ミシンのX駆動機構及びY駆動機構に連結した回動フレームに、鍔付き帽子をセットした帽子枠を装着することで、鍔付き帽子の前面部や側面部に選択した刺繍模様を刺繍縫いできるようになっている。この場合、鍔付き帽子の装着姿勢を安定化させるとともに、鍔部が刺繍ミシンのアーム部に接触しないように、鍔付き帽子の鍔部を鍔支持体に保持する必要性がある。そこで、鍔付き帽子の鍔部を簡単に鍔支持体に保持し得るミシン用帽子枠が種々提案されている。
例えば、特開2002−129461号公報に記載のミシンの帽子枠装置には、帽子枠を構成する帽子枠本体の固定部材に、鍔付き帽子の鍔部を支持する鍔支持体を傾斜状に固定し、その鍔支持体の上端部に左右1対の切欠きが形成してある。そこで、ゴム紐をこれら切欠きと、帽子枠を装着するする回動フレームの基端部とに架け渡すようにして、そのゴム紐の弾性力により、鍔部を鍔支持体に押圧保持させるようになっている(例えば、特許文献1)。
特開2002−129461号公報 (第4頁、図4,図7)
特開2002−129461号公報に記載のミシンの帽子枠装置においては、鍔付き帽子をセットした帽子枠を回動フレームに装着した最終段階において、更に、ゴム紐を鍔支持体の切欠きと回動フレームの基端部とに架け渡す作業が必要であるが、このように別体であるゴム紐の架け渡し作業及び取外し作業が非常に面倒であり、作業性の低下になるという問題がある。
このように、ゴム紐を用いる場合には、ゴム紐のヘタリや劣化により多数回の使用に対する耐久性に劣り、新品のゴム紐に頻繁に交換する必要が生じ、コスト高になるという問題がある。しかも、鍔部の大きさや形状、更には鍔部の厚さが異なる場合でも、鍔部を鍔支持体に確実に押圧保持させるためには、強力な弾性力を有するゴム紐を用いる必要性が起こるので、この種の弾性力の強いゴム紐の架け渡し作業だけでなく、ゴム紐の取外し作業が、更に面倒になる。
請求項1のミシン用帽子枠は、鍔付き帽子を装着した状態で、刺繍ミシンのX,Y方向駆動系に夫々連結された回動フレームに装着されるミシン用帽子枠において、鍔付き帽子の鍔部を後方から後方上り傾斜状に支持するように帽子枠に設けられた鍔支持体と、鍔部を鍔支持体側に押圧保持する押圧姿勢と、鍔支持体の後側に退避した退避姿勢とに切換え可能な鍔押え体と、鍔支持体の先端側部分と鍔押え体とに設けられ、鍔押え体のスライド移動と回動を介して鍔押え体を退避姿勢と押圧姿勢とに亙って切換可能な姿勢切換え機構とを備えたものである。
姿勢切換え機構により鍔押え体を退避姿勢に切換えて、鍔付き帽子を帽子枠にセットした場合、帽子枠に設けられた鍔支持体は鍔付き帽子の鍔部を後方から後方上り傾斜状に支持する。鍔押え体は、鍔部を鍔支持体側に押圧保持する押圧姿勢と、鍔支持体の後側に退避した退避姿勢とに切換え可能であるため、退避姿勢の鍔押え体を、姿勢切換え機構により、鍔押え体のスライド移動と回動を介して押圧姿勢に切換えることで、鍔押え体は鍔部を鍔支持体側に十分に押圧保持する。
ここで、前記姿勢切換え機構は、押圧姿勢と退避姿勢において鍔押え体を鍔支持体と平行にスライド移動可能に案内するスライド機構と、スライド移動の上限位置近傍において鍔押え体の回動を介して鍔押え体を退避姿勢と押圧姿勢とに亙って切換える回動機構と、スライド移動の下限位置近傍において押圧姿勢の鍔押え体の回動を禁止する回動禁止機構とを有する場合(請求項1に従属の請求項2)には、先ず、スライド機構により、退避姿勢の鍔押え体を鍔支持体と平行にスライド移動させてその上限位置まで持ち上げる。
次に、鍔押え体をスライド移動の上限位置近傍において、回動機構による鍔押え体の回動を介して、鍔押え体を退避姿勢から押圧姿勢に切換える。その後、スライド機構により、押圧姿勢の鍔押え体を鍔支持体と平行にスライド移動させてその下限位置まで押し下げる。ところで、スライド移動の下限位置近傍まで押し下げた移動途中から、回動禁止機構により、押圧姿勢の鍔押え体の回動が禁止され、鍔押え体をスライド移動の下限位置まで押し下げたときには、鍔押え体が押圧姿勢により鍔部を十分に押圧保持する。
ここで、前記スライド機構は、鍔支持体の先端側部分の左右両端部に後方へ屈曲状に設けた1対の屈曲片と、これら1対の屈曲片に形成された1対のスリット穴と、鍔押え体の押圧姿勢のときの上端部から後側へ連なるように一体形成され、1対の屈曲片の内側に摺動可能に係合する1対の係合片と、鍔押え体が押圧姿勢のときの1対の係合片の下端部に架着されて1対のスリット穴に係合した支軸部材とを有する場合(請求項2に従属の請求項3)には、鍔支持体の先端側部分の左右両端部に後方へ屈曲状に設けた1対の屈曲片に1対のスリット穴が形成され、押圧姿勢の鍔押え体には、上端部から後側へ連なるように一体形成された1対の係合片の下端部に架着された支軸部材が1対のスリット穴に係合しているため、これら1対のスリット穴と支軸部材の係合により、鍔押え体は、押圧姿勢と退避姿勢において、スライド移動できる。
ここで、前記回動機構が、前記1対のスリット穴の上端部と、支軸部材とで構成される場合(請求項3に従属の請求項4)には、支軸部材と1対のスリット穴の上端部により、鍔押え体は押圧姿勢と退避姿勢とに亙って容易に切換えられる。
ここで、前記回動禁止機構が、鍔支持体の上端部から上方へ突出させた突出片と、鍔押え体の押圧姿勢のときの上端部から後側へ屈曲させた屈曲壁部と、屈曲壁部に突出片を挿入可能に形成した係合穴とを有する場合(請求項2〜4何れかに従属の請求項5)には、鍔押え体がスライド移動の下限位置近傍まで下降したとき、鍔支持体の上端部から上方へ突出させた突出片が、押圧姿勢のときの鍔押え体の屈曲壁部に形成された係合穴に挿入されるため、これら突出片と係合穴の係合により、鍔押え体の回動が容易に禁止される。
ここで、前記鍔押え体は、鍔部の湾曲形状を保持しながら押圧する左右1対の湾曲部を有する場合(請求項1〜5の何れかに従属の請求項6)には、鍔押え体が押圧姿勢に切換えられた場合、鍔部がこれら1対の湾曲部により湾曲形状を保持しながら押圧される。
ここで、前記鍔支持体に形成した突出片に、帽子のセンター位置合わせ用の第1基準マークを形成した場合(請求項1〜6の何れかに従属の請求項7)には、鍔付き帽子を帽子枠にセットするに際して、鍔支持体に形成した第1基準マークに鍔部のセンター位置を合わせることで,鍔付き帽子は正規の正しい取付け姿勢に容易にセットされる。
ここで、前記鍔押え体が押圧姿勢のときに上面側となる鍔押え体の部位に、帽子のセンター位置合わせ用の第2基準マークを形成した場合(請求項7に従属の請求項8)には、鍔押え体を、鍔部を押圧する押圧姿勢に切換えたときにも、鍔押え体に形成した第2基準マークに鍔部のセンター位置が合っているか否かを容易に確認できる。
請求項1の発明によれば、鍔付き帽子を装着した状態で、刺繍ミシンのX,Y方向駆動系に夫々連結された回動フレームに装着されるミシン用帽子枠において、帽子枠に設けられた鍔支持体と、押圧姿勢と退避姿勢とに切換え可能な鍔押え体と、鍔押え体を退避姿勢と押圧姿勢とに亙って切換可能な姿勢切換え機構とを備えたので、鍔押え体を鍔支持体の後側に退避させた退避姿勢に切換えた場合、鍔押え体が邪魔にならないため、鍔付き帽子の鍔部を鍔支持体で後方から傾斜状に支持させながら鍔付き帽子を帽子枠に装着する装着作業を簡単化することができる。
その後、鍔押え体を、鍔押え体のスライド移動と回動を介して、退避姿勢から押圧姿勢に切換えるため、鍔部の大きさや形状、更には鍔部の厚さが異なるような場合でも、鍔押え体により鍔部を鍔支持体側に、確実に且つ簡単に押圧保持させることができる。
それ故、ミシンにより鍔付き帽子の刺繍縫い部分への刺繍縫いに際して、鍔部のミシンアーム部への接触を確実に防止することができ、しかも縫製中の鍔付き帽子の姿勢を安定化できるため、刺繍模様の変形を防いで、刺繍縫いした鍔付き帽子の品質低下を防止することができる。特に、鍔押え体や姿勢切換え機構を金属製や合成樹脂製にすることにより、ヘタリや劣化が生ずることがなく、耐久性を有する構成にすることができる。
請求項2の発明によれば、前記姿勢切換え機構は、押圧姿勢と退避姿勢において鍔押え体を鍔支持体と平行にスライド移動可能に案内するスライド機構と、スライド移動の上限位置近傍において鍔押え体の回動を介して鍔押え体を退避姿勢と押圧姿勢とに亙って切換える回動機構と、スライド移動の下限位置近傍において押圧姿勢の鍔押え体の回動を禁止する回動禁止機構とを有するので、スライド機構により、退避姿勢の鍔押え体をスライド移動させてその上限位置まで持ち上げてから、回動機構により、鍔押え体の回動を介して鍔押え体を退避姿勢から押圧姿勢に切換えた後、スライド機構により、鍔押え体をスライド移動させてその下限位置まで押し下げた場合、押圧姿勢の鍔押え体で鍔部を十分に押圧することができる。
ところで、鍔押え体をスライド移動の下限位置近傍まで押し下げたときには、回動禁止機構により、押圧姿勢の鍔押え体の回動が禁止されるため、鍔押え体を押圧姿勢に確実に保持することができる。
請求項3の発明によれば、前記スライド機構は、鍔支持体の先端側部分の左右両端部に後方へ屈曲状に設けた1対の屈曲片と、これら1対の屈曲片に形成された1対のスリット穴と、鍔押え体の押圧姿勢のときの上端部から後側へ連なるように一体形成され、1対の屈曲片の内側に摺動可能に係合する1対の係合片と、鍔押え体が押圧姿勢のときの1対の係合片の下端部に架着されて1対のスリット穴に係合した支軸部材とを有するので、これら1対の屈曲片に形成された1対のスリット穴と、鍔押え体に形成された係合片に架着された支軸部材の係合により、鍔押え体を、押圧姿勢と退避姿勢において、簡単な手動操作により容易にスライド移動させることができる。
請求項4の発明によれば、前記回動機構が、前記1対のスリット穴の上端部と、支軸部材とで構成されるので、支軸部材と1対のスリット穴の上端部により、鍔押え体を押圧姿勢と退避姿勢とに亙って容易に切換えることができる。その他請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記回動禁止機構が、鍔支持体の上端部から上方へ突出させた突出片と、鍔押え体の押圧姿勢のときの上端部から後側へ屈曲させた屈曲壁部と、屈曲壁部に突出片を挿入可能に形成した係合穴とを有するので、鍔押え体がスライド移動の下限位置近傍まで下降したときに、鍔支持体の上端部突出片と、鍔押え体に設けた係合穴との係合により、鍔押え体の回動を容易に且つ確実に禁止することができる。その他請求項2〜4の何れかと同様の効果を奏する。
請求項6の発明によれば、前記鍔押え体は、鍔部の湾曲形状を保持しながら押圧する左右1対の湾曲部を有するので、鍔押え体が押圧姿勢に切換えられた場合、これら1対の湾曲部により鍔部の湾曲形状を保持しながら押圧することができる。その他請求項1〜5の何れかと同様の効果を奏する。
請求項7の発明によれば、前記鍔支持体に形成した突出片に、帽子のセンター位置合わせ用の第1基準マークを形成したので、鍔付き帽子を帽子枠にセットするに際して、鍔支持体に形成した第1基準マークに鍔部のセンター位置を合わせることで,鍔付き帽子を正規の正しい取付け姿勢に容易にセットすることができる。その他請求項1〜6の何れかと同様の効果を奏する。
請求項8の発明によれば、前記鍔押え体が押圧姿勢のときに上面側となる鍔押え体の部位に、帽子のセンター位置合わせ用の第2基準マークを形成したので、鍔押え体を、鍔部を押圧する押圧姿勢に切換えたときにも、鍔押え体に形成した第2基準マークに鍔部のセンター位置が合っているか否かを容易に確認することができる。その他請求項7と同様の効果を奏する。
刺繍ミシン用帽子枠は、鍔付き帽子をその鍔部を上向き姿勢にして帽子枠にセットした場合、鍔部を簡単に且つ確実に押え込みできるとともに、刺繍縫いした鍔付き帽子の品質低下を防止できるようにしてある。
図1、図2に示すように、刺繍ミシン用帽子枠1は、図示しない刺繍ミシンのX方向及びY方向駆動系に連結された回動フレームに着脱自在に装着される環状の帽子枠本体2と、この帽子枠本体2に一端が連結され帽子枠本体2に鍔付き帽子(以下、単に帽子という)8を上側から挟んで着脱自在に固定される正面視にて湾曲状の押え枠部材3と、帽子8の形状を内側から保持する形状保持部材4とを有する。
ここで、図示しない回動フレームには回動機構が設けられており、回動フレームを刺繍ミシンのX方向及びY方向駆動系に連結した場合、回動フレームは連結されたY方向駆動系によりY方向(前後方向)に移動するとともに、連結されたX方向駆動系により回動機構を介してY方向向きの回動軸心回りに、時計回り方向又は反時計回り方向に回動するようになっている。ここで、Y方向とは前後方向であり、また刺繍ミシンのシリンダベッドが延びる方向と平行な方向である。また、X方向とはY方向と直交する左右方向であり、また刺繍ミシンのシリンダベッドが延びる方向と直交する方向である。
帽子枠本体2には、回動フレームに外嵌される環状の取付け枠部10と、取付け枠部10に付設された鍔状部11と、この鍔状部11に固定されて取付け枠部10の中央最上部から後方へ斜め上方に立ち上がった鍔支持体12等が設けられている。取付け枠部10には、回動フレームに付設された図示しない4つの係合ローラが夫々係合する4つの係合穴13が形成され、4つの係合ローラを対応する係合穴13に夫々係合させることで、帽子枠1が回動フレームに着脱自在に固定される。
帽子枠本体2には、帽子8の刺繍縫い部8bの形状を帽子8の湾曲形状に合わせて湾曲状に且つ緩みのない状態に張るための平面視矩形枠状の形状保持部材4の前端部が固定されている。鍔支持体12の基部の前面には、鍔部8aの基端部の内面側中央部を後方から受け止める受け止め部材14が固着されている。鍔支持体12の上端側部分(先端側部分)には、左右両端部において後方へ屈曲状に折り曲げられた上下に所定長さを有する1対の屈曲片12aが夫々形成されている。
これら1対の屈曲片12aには、図1に示すように、上下に長い同形状のスリット穴12bが夫々形成されている。更に、鍔支持体12の上端部の左右方向中央部には、上方に突出させた突出片12cが形成されている。この突出片12cの上半分が所定角度(例えば、約30度)だけ後方に屈曲された傾斜状のガイド部12d(図4参照)が形成されている。そのガイド部12dには、図5に示すように、帽子8の鍔部8aの左右方向のセンター位置合わせ用の赤い直線からなる第1基準マーク15が印されている。
次に、押え枠部材3について説明する。図1〜図3に示すように、押え枠部材3は、形状保持部材4に帽子8の前面部である刺繍縫い部8bを上側から挟むように、取外し自在に固定されるもので、可撓性を有する構造である。帽子枠本体2の下端近傍部には、前方向きのロッド5と、支持部材6との基端部が夫々固着され、押え枠部材3の左端部がロッド5に回動可能に枢支されている。
押え枠部材3の右端部にはロック部材7が装着され、支持部材6にフック部6aが形成されているため、ロック部材7の係合リング7aをフック部6aに係止させることで、刺繍縫い部8bを押え枠部材3と形状保持部材4との間に狭持した状態で、押え枠部材3の右端部を支持部材6に着脱可能に取付けできるようになっている。
次に、帽子8の鍔部8aの先端部分を、刺繍縫いに際して鍔支持体12に押圧する押圧姿勢20P(図1参照)と、刺繍縫いを行わない場合(帽子8の帽子枠本体2への装着や取外しのために、鍔部8aの鍔支持体12への押圧を解除する場合)の退避姿勢20E(図6に2点鎖線で示す姿勢)とに切換え可能な鍔押え体20について説明する。
図1、図4、図5に示すように、鍔押え体20は金属製であり、鍔部8aの中央部を前方から押圧する押え本体20aと、その押え本体20aの左右両側に、鍔部8aの湾曲形状を保持しながら押圧する湾曲部20bが夫々形成されている。ここで、鍔押え体20が押圧姿勢20Pのときの押え本体20aの前面の左右方向中央部には、帽子8のセンター位置合わせ用の赤い直線からなる第2基準マーク22が印されている(図2参照)。
更に、押圧姿勢20Pのときの鍔押え体20には、その上端部から後側へ屈曲させた屈曲壁部20c、つまり後方に屈曲させた第1屈曲壁部20dと、その第1屈曲壁部20dに連続させて下方に屈曲させた押え本体20aと平行な第2屈曲壁部20eとからなる屈曲壁部20cが形成されている。屈曲壁部20cの上端部、つまり第1屈曲壁部20dと第2屈曲壁部20eの屈曲連結部の左右方向中央部には、図4、図5に示すように、突出片12cを挿入可能な係合穴20fが形成されている。
また、押圧姿勢20Pのときの鍔押え体20には、その第2屈曲壁部20eから後側へ連なるように一体形成され、1対の屈曲片12aの内側に摺動可能に係合する1対の係合片20gが形成されている。更に、押圧姿勢20Pのときの鍔押え体20に形成された1対の屈曲片12aの下端部には、左右1対のスリット穴12bに係合した支持ピン21(これが支軸部材に相当する)が架着されている。
そのため、これらスリット穴12bとこのスリット穴12bに係合する支持ピン21を介して、鍔押え体20が押圧姿勢20Pと退避姿勢20Eにおいて、鍔支持体12と平行にスライド移動可能になっている。更に、断面が円形の支持ピン21がスリット穴12bに係合しているため、支持ピン21がスリット穴12bにて軸心回りに回動可能であることから、鍔押え体20はスライド移動の上限位置(S3,S4) 近傍で、鍔押え体20を退避姿勢20Eと押圧姿勢20Pとに亙って切換えできるようになっている(図6参照)。
次に、これら鍔支持体12の先端側部分(上端側部分)と鍔押え体20とに設けられ、鍔押え体20を退避姿勢20Eと押圧姿勢20Pとに亙って切換え可能な姿勢切換え機構25について説明する。
この姿勢切換え機構25は、押圧姿勢20Pと退避姿勢20Eにおいて、鍔押え体20を鍔支持体12と平行にスライド移動可能に案内するスライド機構26と、図6に示す鍔押え体20のスライド移動の上限位置(S3,S4) 付近において鍔押え体20の回動を介して鍔押え体20を退避姿勢20Eと押圧姿勢20Pとに亙って切換える回動機構27と、図1に示す鍔押え体20のスライド移動の下限位置20(S5)近傍において押圧姿勢20Pの鍔押え体20の回動を禁止する回動禁止機構28とを有している。
ここで、スライド機構26は、鍔支持体12の先端側部分の左右両端部に後方へ屈曲状に設けた1対の屈曲片12aと、これら1対の屈曲片12aに形成された1対のスリット穴12bと、鍔押え体20の押圧姿勢20Pのときの上端部から後側へ連なるように一体形成され、1対の屈曲片12aの内側に摺動可能に係合する1対の係合片20gと、鍔押え体20が押圧姿勢20Pのときの1対の係合片20gの下端部に架着されて1対のスリット穴12bに係合した支持ピン21とを有している。
また、回動機構27は、1対のスリット穴12bの上端部と、支持ピン21とで構成されている。また、回動禁止機構28は、鍔支持体12の上端部から上方へ突出させた突出片12cと、鍔押え体20の押圧姿勢20Pのときの上端部から後側へ屈曲させた屈曲壁部20cと、屈曲壁部20cに突出片12cを挿入可能に形成した係合穴20fとを有している。
次に、このように構成された帽子枠1の作用について説明する。
刺繍ミシンの近傍に設けた準備テーブルに、帽子枠1を取付ける準備用フレーム(図示略)が装着されているので、先ず帽子枠1の帽子枠本体2を、回動フレームへの取付けと同様に、その準備用フレームに正規の位置にて取付ける。このとき、鍔押え体20を図6に2点鎖線で示すように、鍔支持体12の後側に回動させた退避姿勢20Eに切換えた状態で、スライド移動の下限位置20E(S1)まで下げておく。また、ロック部材7の係合リング7aとフック部6aの係合を解除して、押え枠部材3を開放しておく。
そして、帽子8の刺繍縫い部8bを形状保持部材4に載置しながら、帽子8の鍔部8aを鍔支持体12に前方から近づけてセットする。このとき、鍔部8aの中央位置を突出片12cの第1基準マーク15に合わせることで、帽子8のセンター位置を容易に位置合わせすることができる。この状態で、押え枠部材3を刺繍縫い部8bの上側から押えるようにして、係合リング7aをフック部6aに係合させて、押え枠部材3の右端部を支持部材6に固定する。
そして、最終的に、鍔押え体20で鍔部8aを押え込む。そのためには先ず、スライド機構26を介して、図6において、鍔押え体20を退避姿勢20E(S1)の状態から、スリット穴12bに沿って、つまり鍔支持体12と平行に上方にスライド移動(M1)させて、退避姿勢20Eの上限位置20E(S2)まで持ち上げる。このとき、回動機構27を介して、鍔押え体20を退避姿勢20Eの上限位置20(S2)に保持しながら前方に、つまり左側面視にて時計回りに約180度に亙って回動(M2,M3)させて、回動途中位置20(S3)を経て、押圧姿勢20Pの上限位置20(S4)に切換える。
このように、鍔押え体20を押圧姿勢20Pの上限位置20(S4)に切換えたとき、鍔押え体20はその押え本体20aと左右1対の湾曲部20bとで鍔部8aの先端部分を、鍔支持体12との間で挟み込むようにして押圧し始める。次に、スライド機構26を介して、鍔押え体20を押圧姿勢20Pを保持しながら下方にスライド移動(M4)させて、そのスライド移動の下限位置20(S5)まで押し下げる(図1参照)。
この下方へのスライド移動(M4)による下限位置20(S5)近傍においては、回動禁止機構28を介して、係合穴20fと突出片12cとの係合により、鍔押え体20は鍔部8aを押圧姿勢20Pでその回動を禁止されるようになる。この場合、係合穴20fは最初に、傾斜状のガイド部12dとの係合により、テコの原理で鍔押え体20の完全な押圧姿勢20Pへと回動するようにガイドされるようになっている。
鍔押え体20がスライド移動の下限位置20P(S5)に達したときには、係合穴20fが突出片12cの基端部に係合するため、鍔押え体20の回動が確実に禁止されるとともに、鍔押え体20の確実な押圧姿勢20Pにより、鍔部8aを鍔支持体12側に確実に押圧保持させることができる。このとき、押え本体20aの第2基準マーク22を利用して、帽子8のセンター位置合わせを確認することができる。そして、帽子枠1を準備用フレームから取外し、刺繍ミシンの回動フレームに取付けた後、鍔付き帽子8の刺繍縫い部8bに刺繍縫いが施される。
このように、帽子枠1に設けられた鍔支持体12と、押圧姿勢20Pと退避姿勢20Eとに切換え可能な鍔押え体20と、鍔押え体20を退避姿勢20Eと押圧姿勢20Pとに亙って切換可能な姿勢切換え機構25とを備えたので、鍔押え体20を鍔支持体12の後側に退避させた退避姿勢20Eに切換えた場合、鍔押え体20が邪魔にならないため、鍔付き帽子8の鍔部8aを鍔支持体12で後方から傾斜状に支持させながら鍔付き帽子8を帽子枠1に装着する装着作業を簡単化することができる。
その後、鍔押え体12を、鍔押え体20のスライド移動と回動を介して、退避姿勢20Eから押圧姿勢20Pに切換えできるため、鍔部8aの大きさや形状、更には鍔部8aの厚さが異なるような場合でも、鍔押え体20により鍔部8aを鍔支持体12側に、確実に且つ簡単に押圧保持させることができる。
それ故、刺繍ミシンにより鍔付き帽子8の刺繍縫い部8bへの刺繍縫いに際して、鍔部8aのミシンアーム部への接触を確実に防止することができ、しかも縫製中の鍔付き帽子8の姿勢を安定化できるため、刺繍模様の変形を防いで、刺繍縫いした鍔付き帽子8の品質低下を防止することができる。この場合、鍔押え体20や姿勢切換え機構25を金属製にすることにより、ヘタリや劣化が生ずることがなく、耐久性を有する構成にすることができる。
また、姿勢切換え機構25は、押圧姿勢20Pと退避姿勢20Eにおいて鍔押え体20を鍔支持体12と平行にスライド移動可能に案内するスライド機構26と、スライド移動の上限位置20(S3,S4) 近傍において鍔押え体20の回動を介して鍔押え体20を退避姿勢20Eと押圧姿勢20Pとに亙って切換える回動機構27と、スライド移動の下限位置20(S5)近傍において、押圧姿勢20Pの鍔押え体20の回動を禁止する回動禁止機構28とを有するので、スライド機構26により、退避姿勢20Eの鍔押え体20をスライド移動させてその上限位置20(S3)まで持ち上げてから、回動機構27により、鍔押え体20の回動を介して鍔押え体20を退避姿勢20Eから押圧姿勢20Pに切換えた後、スライド機構26により、鍔押え体20をスライド移動させて下限位置20(S5)まで押し下げた場合、押圧姿勢20Pの鍔押え体20で鍔部8aを十分に押圧することができる。
ところで、鍔押え体20をスライド移動の下限位置20(S5)近傍まで押し下げたときには、回動禁止機構28により、押圧姿勢20Pの鍔押え体20の回動が禁止されるため、鍔押え体20を押圧姿勢20Pに確実に保持することができる。
また、スライド機構26は、鍔支持体12の先端側部分の左右両端部に後方へ屈曲状に設けた1対の屈曲片12aと、これら1対の屈曲片12aに形成された1対のスリット穴12bと、鍔押え体20の押圧姿勢20Pのときの上端部から後側へ連なるように一体形成され、1対の屈曲片12aの内側に摺動可能に係合する1対の係合片20gと、鍔押え体20が押圧姿勢20Pのときの1対の係合片20gの下端部に架着されて1対のスリット穴12bに係合した支軸部材とを有するので、これら1対の屈曲片12aに形成された1対のスリット穴12bと、鍔押え体20に形成された係合片20gに架着された支持ピン21の係合により、鍔押え体20を、押圧姿勢20Pと退避姿勢20Eにおいて、簡単な手動操作により容易にスライド移動させることができる。
また、回動機構27が、1対のスリット穴12bの上端部と、支持ピン21とで構成されるので、支持ピン21と1対のスリット穴12bの上端部により、鍔押え体20を押圧姿勢20Pと退避姿勢20Eとに亙って容易に切換えることができる。
また、回動禁止機構28が、鍔支持体12の上端部から上方へ突出させた突出片12cと、鍔押え体20の押圧姿勢20Pのときの上端部から後側へ屈曲させた屈曲壁部20cと、屈曲壁部20cに突出片12cを挿入可能に形成した係合穴20fとを有するので、鍔押え体20がスライド移動の下限位置20(S5)近傍まで下降したときに、鍔支持体12の上端部の突出片12cと、鍔押え体20に設けた係合穴20fとの係合により、鍔押え体20の回動を容易に且つ確実に禁止することができる。
また、鍔押え体20は、鍔部8aの湾曲形状を保持しながら押圧する左右1対の湾曲部20bを有するので、鍔押え体20が押圧姿勢20Pに切換えられた場合、これら1対の湾曲部20bにより鍔部8aの湾曲形状を保持しながら押圧することができる。
また、鍔支持体12に形成した突出片12cに、帽子8のセンター位置合わせ用の第1基準マーク15を形成したので、鍔付き帽子8を帽子枠1にセットするに際して、鍔支持体12に形成した第1基準マーク15に鍔部8aのセンター位置を合わせることで,鍔付き帽子8を正規の正しい取付け姿勢に容易にセットすることができる。
更に、鍔押え体20が押圧姿勢20Pのときに、上面側となる鍔押え体20の部位に、帽子8のセンター位置合わせ用の第2基準マーク22を形成したので、鍔押え体20を、鍔部8aを押圧する押圧姿勢20Pに切換えたときにも、鍔押え体20に形成した第2基準マーク22に鍔部8aのセンター位置が合っているか否かを容易に確認することができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1〕図7に示すように、鍔押え体20Aに設けられた左右1対の湾曲部20iを、枠形状の枠部材で押え本体20aと一体的に形成するようにしてもよい。この場合、湾曲部20iを軽量に且つ低コストにすることができる。
2〕図8に示すように、鍔押え体20Bに設けられた左右1対の湾曲部20jを、小さな幅を有する帯状の細板部材で押え本体20aと一体的に形成するようにしてもよい。この場合、湾曲部20jを軽量に且つ低コストにすることができる。
3〕図9に示すように、鍔押え体20Cに設けられた左右1対の湾曲部20kを、押え本体20hと一体的に、正面視略逆Y字状に形成するようにしてもよい。この場合、湾曲部20kを軽量に且つ低コストにすることができる。
4〕鍔支持体12の1対の屈曲片12aに形成する1対のスリット穴12bの上端部に、スリット幅よりも大きな拡大円形穴を形成するともに、これらスリット穴12bに係合する断面正方形又は長方形の支軸部材を1対の係合片20gに架着するようにして、回動機構27及び回動禁止機構28を構成し、支軸部材がスリット穴12bにガイドされて上下方向にスライド移動でき、スライド移動の上限位置では、拡大円形穴により鍔押え体20が回動可能であるが、鍔押え体20がそれよりも下方にスライド移動した場合、断面矩形状の支持部材とスリット穴12bの係合により、鍔押え体20の回動を禁止するようにしてもよい。
5〕前記実施形態に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。更に、鍔付き帽子の前面部や側面部に刺繍縫いを施すように構成した各種の帽子枠に本発明を適用し得ることは勿論である。
鍔付き帽子の前面部や側面部の刺繍縫い部に刺繍縫いを施すに際して、その鍔付き帽子を帽子枠1にセットする場合に、鍔部を鍔支持体で傾斜状に支持するように構成した各種の帽子枠に適用できる。
本発明の実施形態に係る帽子枠の側面図である。 帽子枠の平面図である。 帽子枠の正面図である。 図1のD矢視図である。 図1のE矢視図である。 鍔押え体のスライド移動及び退避姿勢と押圧姿勢を説明する説明図である。 変更形態に係る鍔押え体の正面図である。 変更形態に係る鍔押え体の正面図である。 変更形態に係る鍔押え体の正面図である。
符号の説明
1 帽子枠
8 鍔付き帽子
8a 鍔部
12 鍔支持体
12a 屈曲片
12b スリット穴
12c 突出片
15 第1基準マーク
20 都度押え体
20b 湾曲部
20c 屈曲壁部
20f 係合穴
20g 係合片
20i 湾曲部
20j 湾曲部
20k 湾曲部
21 支持ピン
22 第2基準マーク
25 姿勢切換え機構
26 スライド機構
27 回動機構
28 回動禁止機構

Claims (8)

  1. 鍔付き帽子を装着した状態で、刺繍ミシンのX,Y方向駆動系に夫々連結された回動フレームに装着されるミシン用帽子枠において、
    前記鍔付き帽子の鍔部を後方から後方上り傾斜状に支持するように帽子枠に設けられた鍔支持体と、
    前記鍔部を鍔支持体側に押圧保持する押圧姿勢と、鍔支持体の後側に退避した退避姿勢とに切換え可能な鍔押え体と、
    前記鍔支持体の先端側部分と鍔押え体とに設けられ、鍔押え体のスライド移動と回動を介して鍔押え体を退避姿勢と押圧姿勢とに亙って切換可能な姿勢切換え機構と、
    を備えたことを特徴とするミシン用帽子枠。
  2. 前記姿勢切換え機構は、
    前記押圧姿勢と退避姿勢において鍔押え体を鍔支持体と平行にスライド移動可能に案内するスライド機構と、
    前記スライド移動の上限位置近傍において鍔押え体の回動を介して鍔押え体を退避姿勢と押圧姿勢とに亙って切換える回動機構と、
    前記スライド移動の下限位置近傍において押圧姿勢の鍔押え体の回動を禁止する回動禁止機構と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のミシン用帽子枠。
  3. 前記スライド機構は、
    鍔支持体の先端側部分の左右両端部に後方へ屈曲状に設けた1対の屈曲片と、
    これら1対の屈曲片に形成された1対のスリット穴と、
    鍔押え体の押圧姿勢のときの上端部から後側へ連なるように一体形成され、前記1対の屈曲片の内側に摺動可能に係合する1対の係合片と、
    前記鍔押え体が押圧姿勢のときの1対の係合片の下端部に架着されて1対のスリット穴に係合した支軸部材とを有することを特徴とする請求項2に記載のミシン用帽子枠。
  4. 前記回動機構は、前記1対のスリット穴の上端部と、前記支軸部材とで構成されたことを特徴とする請求項3に記載のミシン用帽子枠。
  5. 前記回動禁止機構は、
    前記鍔支持体の上端部から上方へ突出させた突出片と、
    鍔押え体の押圧姿勢のときの上端部から後側へ屈曲させた屈曲壁部と、
    前記屈曲壁部に前記突出片を挿入可能に形成した係合穴と、
    を有することを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のミシン用帽子枠。
  6. 前記鍔押え体は、前記鍔部の湾曲形状を保持しながら押圧する左右1対の湾曲部を有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のミシン用帽子枠。
  7. 前記鍔支持体に形成した突出片に、帽子のセンター位置合わせ用の第1基準マークを形成したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のミシン用帽子枠。
  8. 前記鍔押え体が押圧姿勢のときに上面側となる鍔押え体の部位に、帽子のセンター位置合わせ用の第2基準マークを形成したことを特徴とする請求項7に記載のミシン用帽子枠。
JP2003305874A 2003-08-29 2003-08-29 ミシン用帽子枠 Expired - Fee Related JP3951988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305874A JP3951988B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 ミシン用帽子枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305874A JP3951988B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 ミシン用帽子枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005073814A JP2005073814A (ja) 2005-03-24
JP3951988B2 true JP3951988B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=34409108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003305874A Expired - Fee Related JP3951988B2 (ja) 2003-08-29 2003-08-29 ミシン用帽子枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3951988B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104358046A (zh) * 2014-01-24 2015-02-18 浙江新思路实业有限公司 一种360度帽绣框调节装置改进结构
CN104452135A (zh) * 2014-01-24 2015-03-25 浙江新思路实业有限公司 一种360度帽绣框调节装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021029413A (ja) 2019-08-20 2021-03-01 ブラザー工業株式会社 帽子枠及び帽子に刺繍する方法
JP2021029412A (ja) 2019-08-20 2021-03-01 ブラザー工業株式会社 帽子枠

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104358046A (zh) * 2014-01-24 2015-02-18 浙江新思路实业有限公司 一种360度帽绣框调节装置改进结构
CN104452135A (zh) * 2014-01-24 2015-03-25 浙江新思路实业有限公司 一种360度帽绣框调节装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005073814A (ja) 2005-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7290492B2 (en) Embroidery frame for sewing machine and sewing machine provided therewith
KR100683597B1 (ko) 모자 프레임 및 모자 프레임 설치 프레임
US7484466B2 (en) Cloth holding device
JP4376207B2 (ja) 刺繍枠支持装置
US7100523B2 (en) Embroidery frame for caps
JP3448183B2 (ja) 帽子枠装置
US20080302287A1 (en) Embroidery sewing machine and control method therefor
US7089873B2 (en) Embroidery frame carrier for embroidery sewing machine
JP3951988B2 (ja) ミシン用帽子枠
US6775934B1 (en) Head apparel embroidery hoop and alignment device
JP2002129461A (ja) ミシンの帽子枠装置
US7360496B2 (en) Workpiece cloth ruler suitable for use with sewing machine
US5249537A (en) Embroidery frame
AU2022202464B2 (en) Upper decoration mechanism and sewing machine
JP2021029412A (ja) 帽子枠
US6019053A (en) Curved workpiece fabric holder device capable of enlarging embroidery stitching area for use in embroidery machine
JP2003326041A (ja) ミシンの押え金
US7418910B2 (en) Embroidery unit and embroiderable sewing machine
JP4070214B2 (ja) 湾曲した被縫製体の保持枠及びミシン
JP2007061213A (ja) ミシンの縫製用枠補助具
JP3394893B2 (ja) 帽子枠装置
JP3169043B2 (ja) ミシン用帽子枠
TW200925347A (en) Stamping device having cloth-holding mechanism, and an embroidering machine having the stamping device
JPH08232158A (ja) ミシン用帽子枠
JP3687222B2 (ja) 複数針ミシンの針穴への糸通し装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3951988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees