JP3951678B2 - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼルエンジン等の排気ガス中の粒子状物質を捕集して排気ガスを浄化するディーゼルパティキュレートフィルタを有する排気ガス浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質(PM:パティキュレート・マター:以下PMとする)の排出量は、NOx,COそしてHC等と共に年々規制が強化されてきており、このPMをディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter :以下DPFとする)と呼ばれるフィルタで捕集して、外部へ排出されるPMの量を低減する技術が開発されている。
【0003】
このPMを直接捕集するDPFには、セラミック製のモノリスハニカム型ウォールフロータイプのフィルタや、セラミックや金属を繊維状にした繊維型タイプのフィルタ等があり、これらのDPFを用いた排気ガス浄化装置は、エンジンの排気管の途中に設置され、エンジンで発生する排気ガスを浄化している。
【0004】
しかし、このDPFは、PMの捕集に伴って目詰まりが進行し、排気ガス圧力(排圧)が上昇するので、このDPFから捕集されたPMを除去する必要があり、幾つかの方法及びシステムが開発されている。
【0005】
そのうちの一つに、電気ヒータやバーナーでフィルタを加熱して、PMを燃焼除去したり、エアを逆方向に流して逆洗したりするシステムがあるが、これらのシステムの場合には、外部から加熱用のエネルギーを供給してPM燃焼を行うので、燃費の悪化を招くという問題や再生制御が難しいという問題がある。
【0006】
また、これらのシステムを採用した場合には、DPFを備えた2系統の排気通路を設け、交互に、PMの捕集とDPFの再生を繰り返す場合が多く、そのため、システムが大きくなり、コストも高くなり易い。
【0007】
これらの問題に対処するために、図7〜図9に示すような連続再生型DPFシステムが提案されている。
【0008】
図7は、二酸化窒素(NO2 )による連続再生型DPFシステム(NO2 再生型DPFシステム)1Aの例であり、上流側の酸化触媒3Aaと下流側のウォールフロータイプのフィルタ3Abとから構成され、この上流側の白金等の酸化触媒3Aaで排気ガス中の一酸化窒素を酸化し、発生した二酸化窒素で、下流側のフィルタ3Abに捕集されたPMを酸化して二酸化炭素とし、PMを除去している。
【0009】
この二酸化窒素によるPMの酸化は、酸素によるPMの酸化より、エネルギー障壁が低く低温で行われるため、外部からのエネルギーの供給が低減されるので、排気ガス中の熱エネルギーを利用することで連続的にPMを捕集しながらPMを酸化除去してフィルタ3Abの再生を行うことができる。
【0010】
また、図8に示す連続再生型DPFシステム(一体型NO2 再生DPFシステム)1Bは、図7のシステム1Aを改良したものであり、酸化触媒32Aをウォールフロータイプの触媒付フィルタ3Bの壁表面に塗布し、この壁表面で、排気ガス中の一酸化窒素の酸化と二酸化窒素によるPMの酸化を行うようにしており、システムを簡素化している。
【0011】
そして、図9に示す連続再生型DPFシステム(PM酸化触媒付DPFシステム)1Cは、白金(Pt)等の貴金属酸化触媒32Aと、PM酸化触媒32BをウォールフロータイプのPM酸化触媒付フィルタ3Cの壁表面に塗布し、この壁表面でより低い温度からPMの酸化を行うようにしている。このPM酸化触媒32Bは排気ガス中の酸素を活性化し直接PMを酸化する触媒であり、二酸化セリウム等で形成される。
【0012】
そして、この連続再生型DPFシステム1Cは、低温酸化域(350℃〜450℃程度)では酸化触媒32Aの一酸化窒素を二酸化窒素に酸化する反応を利用してPMを二酸化窒素で酸化し、中温酸化域(400℃〜600℃程度)では、PM酸化触媒32Bで排気ガス中の酸素を活性化しPMを直接酸化する反応によりPMを酸化し、PMが排気ガス中の酸素で燃焼する温度以上の高温酸化域(600℃程度以上)では、排気ガス中の酸素によりPMを酸化している。
【0013】
これらの連続再生型DPFシステムにおいては、触媒や、二酸化窒素によるPMの酸化を利用することによって、PMを酸化できる温度を下げて、捕集しながら酸化除去している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの連続再生型DPFシステムにおいても、まだ、排気ガス温度を350℃程度に昇温させる必要があるため、排気温度が低いエンジンの運転状態や一酸化窒素の排出が少ないエンジンの運転状態においては、触媒の温度が低下して触媒活性が低下したり、一酸化窒素が不足するので、上記の反応が生ぜず、PMを酸化してフィルタを再生できないため、フィルタへの堆積が継続されて、フィルタが目詰まりするという問題がある。
【0015】
例えば、アイドル運転時や下り坂におけるエンジンブレーキ作動運転時等の低速や極低負荷運転においては、燃料が殆ど燃焼しない状態となり、低温の排気ガスが連続再生型DPF装置に流れ込むため、触媒の温度が下がり触媒活性が低下してしまう。
【0016】
特に、連続再生型DPFシステムを搭載した自動車が、市街地走行が多い宅配便等に使用されている場合には、排気ガスの温度が低いエンジンの運転状態が多いため、フィルタの目詰まりが進展してしまうことになる。
【0017】
このフィルタの目詰まり、即ち、PMの堆積はフィルタ全体に均等に行われず、ガス流量が多く、また、フィルタの局部的な温度が低くなっている部分に先にPMが堆積される。
【0018】
具体的には、図10に示すような円筒形状のウォールフロータイプの千鳥状目封止フィルタ10Xは、図11に示すように、フィルタ保持マット32に支持されて円筒のケース31に固定され、フィルタ10Xの上流側全面から排気ガスGを全セル11a,11bに導入している。これらの排気ガス浄化装置20Xでは排気ガスGを拡散してフィルタ10Xの全セル11a,11bに均等に流入させるための工夫がなされているが、フィルタ10Xの中央部分の排気ガス流量が多くなり易く、また、フィルタ10Xの外周側が放熱により冷却され、下流側に向かって低温になり易いために、フィルタ10Xの排気ガス流入横断面の中央部分の下流側部分への堆積量が多くなる。
【0019】
そして、再生モード運転における再生操作時やエンジンの運転状態の変化時等の排気ガスが高温になった時に、捕集されたPMが酸化されるが、このPMの酸化によって発生する熱量が場所によって異なるため、均等な温度分布とはならず、図12に示すように中央部分の下流側が特に高温となり、外周側になる程また上流側になる程低温となる。
【0020】
そのため、この高温発生部分において、フィルタ温度が、このフィルタを形成するコーディエライト等の耐熱温度(約1450℃)を超えて、溶損が発生するという問題がある。この溶損が生じるとPM捕集能力が低下するばかりでなく、PMの堆積し易い部分が周辺部に移動し、この周辺部の温度が順次高温になって溶損部分の拡大につながることにもなる。
【0021】
一方、フィルタの温度を少しでも上昇できると、排気ガス中のPMを燃焼できる、再生モード以外の通常のエンジン運転状態の範囲を拡大することができるので、フィルタの目詰まりの進行を遅らせることができること、及び、フィルタの温度分布を均等化できると、局所的にPMの堆積が集中するのを回避できるので、捕集されたPMの燃焼時に発生する熱も均等化でき、局部的に高温が発生するのを防止して、フィルタの溶損を防止できることが知られている。
【0022】
本発明は、これらの知見を得て、上述の従来技術における問題を解決するためになされたものであり、その目的は、排気ガスの全量をフィルタの外周側と中央部分に流すことにより、フィルタの外周側と中央部分を排気ガスで加熱又は保温でき、この保温効果により、フィルタを高温に維持して、PMの燃焼を促進でき、しかも、フィルタの中央部分におけるPMの燃焼による局所的な高温の発生を防止して、フィルタの溶損を防止することができる耐久性に優れた排気ガス浄化装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するための排気ガス浄化装置は、次のように構成される。
【0024】
1)エンジンの排気ガス中の粒子状物質を浄化するためのフィルタを、周囲を多孔質壁面で形成した複数のセルの入口側と出口側を千鳥状に目封止したウォールフロータイプのフィルタで形成した排気ガス浄化装置において、前記フィルタの外周部分に外周通路を、中央部分に中央通路をそれぞれ設け、排気ガスが、ガス入口通路、前記外周通路、前記セル、前記中央通路、ガス出口通路の順に通過するように構成する。
【0025】
このフィルタは、通常のDPFのフィルタであってもよく、酸化触媒等の触媒付きフィルタ即ち触媒化フィルタであってもよい。
【0026】
また、この外周通路は、筒状体の外周に沿った領域のセルの前後の目封止を取り除いた構成とすることで簡単に形成できるが、フィルタの外周とフィルタ装置のケースとの間に通路を設ける構成、即ちフィルタの外部に通路を設ける構成にしてもよい。
【0027】
この外周通路をフィルタの外部に設ける構成にすると、浄化に重要で他の部分と比較して破損し易い部分を保護でき、排気ガス浄化装置の搬送時や取り付け時に排気ガス浄化装置の外部を損傷しても、浄化能力を損なうことが無くなる。
【0028】
そして、この中央通路に関しても、フィルタの中心軸に沿った領域のセルの前後の目封止を取り除いた構成とすることで簡単に形成できるが、フィルタを中空に形成して、この中空部分を中央通路としてもよい。
【0029】
この構成により、排気ガスの全量がフィルタの外周側を流れてからフィルタのセルを通過し、更に中央通路を通過するので、フィルタの外周側と内周側を排気ガスで加熱又は保温でき、フィルタ全体の温度を均一化できる。
【0030】
この保温効果により、フィルタ及びフィルタのセル内を通過する排気ガスの温度を高温に維持して、PMの燃焼を促進できるので、通常運転においてPMの堆積量が減少し、また、再生モード運転において捕集したPMを酸化除去するための時間が短縮される。
【0031】
更に、従来技術のフィルタにおいて、異常高温が発生していた中央部分に、この構成では中央通路を設けてPMを捕集することなく排気ガスを排出するので、この部分が高温になって発生していたフィルタの溶損を回避できる。
【0032】
また、上記の排気ガス浄化装置において、前記外周通路に、酸化触媒を配設することにより、酸化触媒による酸化反応熱でフィルタの外周側を加熱でき、また、酸化触媒の配置のためのスペースを節約できる。
【0033】
この場合に、フィルタの外周に沿った領域のセルの前後の目封止を取り除いて形成した外周通路の場合には、このセルの壁面に酸化触媒を担持させるが、フィルタの外部の通路を設けた場合には、外周通路への酸化触媒の配設を、フィルタとは別体に形成されたセラミック製又はメタル製のハニカム構造体に酸化触媒を担持させて、このハニカム構造体を前記外周通路内に配置する。この場合には、酸化触媒の担持工程をフィルタの成形工程と切り離せるため、比較的簡単に外周側通路に酸化触媒を配設することができる。
【0034】
また、上記の排気ガス浄化装置において、前記フィルタの目詰まりが進行して圧力が高まったときに、排気ガスが前記フィルタをバイパスするように、前記外周通路と前記セルを連通する外部室と、前記ガス出口通路との間の通路壁、又は、前記セルと前記中央通路を連通する内部室と、前記ガス入口通路との間の通路壁の少なくとも一方に、リリーフ弁を設ける。
【0035】
このリリーフ弁(リリーフバルブ)の配設により、フィルタが粒子状物質の異常堆積で過度な目詰まり状態になった時に、エンジン排圧の過度の上昇を回避できる。また、リリーフ弁の位置を、上記の通路壁の位置に配置するとこの弁を配設するための配管が不要になり、装置がコンパクトになる。
【0036】
そして、上記の排気ガス浄化装置の外表面に断熱層を設けることにより、保温効果を高めると共に、排気ガス浄化装置の外側に配置されている周辺の車両部品への排気ガスの熱による熱害を防止する。また、この断熱層は通常騒音低減効果も有しているので、騒音防止にも役立つ。
【0037】
2)あるいは、エンジンの排気ガス中の粒子状物質を浄化するためのフィルタを、周囲を多孔質壁面で形成した複数のセルの入口側と出口側を千鳥状に目封止したウォールフロータイプのフィルタで形成した排気ガス浄化装置において、
前記フィルタの外周部分に外周通路を、中央部分に中央通路をそれぞれ設け、排気ガスが、ガス入口通路、前記中央通路、前記セル、前記外周通路、ガス出口通路の順に通過するように構成すると共に、前記中央通路に酸化触媒を配設する。
【0038】
また、この排気ガス浄化装置において、この中央通路への酸化触媒の配設を、前記フィルタとは別体に形成されたセラミック製又はメタル製のハニカム構造体に酸化触媒を担持させて、該ハニカム構造体を前記中央通路内に配置することにより行う。
【0039】
更に、上記の排気ガス浄化装置において、前記フィルタの目詰まりが進行して圧力が高まったときに、排気ガスが前記フィルタをバイパスするように、前記セルと前記外周通路を連通する外部室と、前記ガス入口通路との間の通路壁、又は、前記中央通路と前記セルを連通する内部室と、前記ガス出口通路との間の通路壁の少なくとも一方に、リリーフ弁を設ける。
【0040】
これらの構成における外周通路や中央通路は、前記の排気ガス浄化装置と同様にして形成でき、この構成では、排気ガスは中央通路を先に通ってから、セル内を通過し、外周側通路を通過する点、及び、酸化触媒が配設される部分が中央通路である点が、前記の排気ガス浄化装置と異なる。
【0041】
これらの構成では、中央通路が上流側で、また、酸化触媒も中央通路に配設されるので、中央部分側が排気ガスの熱及び排気ガス中の物質の酸化反応で発生する熱で加熱されることになり、その後、セルを通過した後の排気ガスが、外周通路を流れので、この排気ガスでフィルタの外周部を保温及び加熱できる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化装置について、図面を参照しながら説明する。
【0043】
図1〜図6に示すように、本発明に係る排気ガス浄化装置20,20A〜20Eに使用するフィルタ10,10A〜10Eは、周囲を多孔質壁面12で形成した多数の排気ガス通路11a、11bを有すると共に、この排気ガス通路であるセル11a,11bの入口側15bと出口側16bを千鳥状に目封止13して形成されたウォールフロータイプのフィルタであり、図7〜図9に示すような排気ガス浄化システム1A、1B、1C等に組み込まれて使用される。そのため、このフィルタ10,10A〜10Eは、通常のDPFフィルタであってもよく、酸化触媒等の触媒付きフィルタ即ち触媒化フィルタであってもよい。
【0044】
〔第1の実施の形態〕
図1に示す第1の実施の形態の排気ガス浄化装置20では、ウォールフロータイプのフィルタ10を円筒形状等の筒状体に形成し、この筒状体の外周部に外周通路24を、中心軸に沿った中央部分に中央通路27をそれぞれ設ける。
【0045】
また、外周通路24と上流側セル11aを連通させる外部室25を設け、更に、下流側セル11bと中央通路27を連通させる内部室26を設ける。この内部室26の外側にガス入口通路23を設け、ガス入口21と外周通路24に連通させる。このガス入口21にガス拡散部材22を配設し、流入してきた排気ガスGが外周通路24に均等に分散するように構成する。なお、外部室25に溜まったアッシュを排出できるように、外部室25の下側部分にアッシュ排出口34を設ける。
【0046】
そして、排気ガスGがガス入口21、ガス拡散部材22、ガス入口通路23、外周通路24、外部室25、セル11a,11b、内部室26、中央通路27、ガス出口通路28の順に通過するように排気ガス通路を構成する。
【0047】
つまり、排気ガスGを外周側通路24を通過させてから上流側セル11a、下流側セル11b内に流入させ、この上流側セル11aと下流側セル11bとの間の多孔質壁面12で浄化された排気ガスGcを中央通路27を経由して排気ガス浄化装置20の外へ排出するように構成する。
【0048】
この構成により、排気ガスGの全量がフィルタ10の外周通路24を流れてからフィルタ10のセル11a,11bを通過するので、フィルタ10の外周側を排気ガスGで加熱及び保温でき、エンジンの通常モード運転時及びフィルタ再生モード運転時の両方においてフィルタ10の温度分布をより均一化できる。
【0049】
次に、外周通路24は、図1の構成では、フィルタ10の外周と排気ガス浄化装置20のケース31との間の通路として、フィルタ10の外部に設けた通路として形成される。この場合には、フィルタ10の外周側はフィルタ保持マット32を介して内部室26に連続している内部壁26aに固定支持される。
【0050】
このように、フィルタ10の外部にフィルタ10とは別体で外周通路24を設ける構成にすると、他の部分と比較して破損し易いフィルタ部分を保護でき、排気ガス浄化装置20の搬送時や取り付け作業時に排気ガス浄化装置20の外部を損傷しても、この高価なフィルタ部分を破損することが無くなる。
【0051】
また、図2に示すように、外周通路24Aを、フィルタ10Aの筒状体の外周に沿った内側領域にある数層のセル11a’,11b’の前後の目封止を取り除いて形成することもできる。この目封止13を外す構成は、フィルタ10Aの成形時に目封止13を外した形状に成形できるので、比較的簡単に形成できる。この場合にはフィルタ10Aの外周側はケース31に、フィルタ保持マット32を介して保持されることになる。
【0052】
次に、この外周通路24Aに、酸化触媒を配設する。この構成によれば、酸化触媒による酸化反応熱でフィルタ10Bの外周側を加熱できる。また、酸化触媒の配置のためのスペースを節約できる。
【0053】
この外周通路24Aへの酸化触媒の配設は、図2のような目封止13を外したセル11a’,11b’の周囲の多孔質壁面12に担持させたり、または、多孔質壁面12に酸化触媒を担持した多孔質担持層を積層したりして行う。
【0054】
あるいは、図3に示すように、この外周通路24Bを、フィルタ10Bの外周と排気ガス浄化装置20Bのケース31との間の通路として形成し、この通路24Bに、フィルタ10Bとは別体に形成された、セラミック製又はメタル製のハニカム構造体41に酸化触媒を担持させて、このハニカム構造体41を外周通路24Bに挿入して配置する。この場合には、酸化触媒の担持工程をフィルタ10Bの成形工程と切り離せ、しかも、比較的簡単に外周通路24Bに酸化触媒を配設することができる。
【0055】
また、中央通路27(27A,27B)は、図1及び図2に示すように、筒状体の中心軸に沿った領域を中空に形成して、この中空部分を中央通路27,27Aとしたり、あるいは、図3に示すように、中央通路27Bを筒状体の中心軸に沿った領域のセル11a”,11b”の前後の目封止を取り除いて形成する。
【0056】
この中央通路27(27A,27B)は、図10の従来技術のフィルタ10Xでは、非常に高い温度が発生してフィルタの溶損が生じていた中央部分の下流側を含む部分に設けられているため、従来技術のフィルタ10Xにおいて発生していた溶損を回避できる。
【0057】
なお、この外周通路24,24A,24Bの構成と、中空通路27(27A),27Bの構成との組合せは適宜なされるものであり、図1〜図3における構成は例示に過ぎず、本発明はこれらの図に示す組合せだけに限定されるものではない。
【0058】
そして、上記の排気ガス浄化装置20,20A,20Bにおいて、フィルタ10,10A,10Bの目詰まりが進行して圧力が高まったときに、フィルタ10,10A,10Bをバイパスして排気ガスGを流すためのリリーフ弁33,33A,33Bを設ける。
【0059】
このリリーフ弁33,33A,33Bは、図1に示すように、排気ガス装置20において、外周通路24と上流側セル11aを連通する外部室25と、ガス出口通路28との間の通路壁28wに設けたり、又は、図2に示すように、下流側セル11bと中央通路27Aを連通する内部室26Aとガス入口通路23Aの間の通路壁26wに設ける。または、図3に示すように、下流側セル11bと中央通路27Bを連通する内部室26Bと、ガス入口通路23Bの間の通路壁26wのガス拡散部材22B内部の部分に設けてもよい。
【0060】
このリリーフ弁33,33A,33Bの配設により、フィルタ10,10A,10Bが粒子状物質の異常堆積で過度な目詰まり状態になった時に濾過部分をバイパスさせて、エンジン排圧の過度の上昇を回避できる。
【0061】
また、リリーフバルブ33,33A,33Bを、図1〜図3の位置に配置するとこのリリーフバルブ33,33A,33Bを配設するための配管が不要になり、排気ガス浄化装置をコンパクトにすることができる。
【0062】
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態の排気ガス浄化装置について説明する。
【0063】
図4に示す第2の実施の形態の排気ガス浄化装置20Cでは、第1の実施の形態と同様に、ウォールフロータイプのフィルタ10Cを円筒形状等の筒状体に形成し、この筒状体の外周部に外周通路24Cを、中心軸に沿った中央部分に中央通路27Cをそれぞれ設ける。
【0064】
また、中央通路27Cと上流側セル11aを連通させる内部室26Cを設け、更に、下流側セル11bと外周通路24Cを連通させる外部室25Cを設ける。この内部室26Cの外側にガス出口通路23Cを設け、ガス出口28Cと外周通路24Cに連通させる。
【0065】
そして、この第2の実施の形態では、図4に示すように、排気ガスGをガス入口21C、中央通路27C、内部室26C、セル11a,11b、外部室25C、外周通路24C、ガス出口通路23C、ガス出口28Cの順に通過させるように構成する。
【0066】
この第2の実施の形態の構成では、排気ガスGは中央通路27Cを先に通ってから、セル11a,11b内を通過し、それから外周側通路24Cを通過する点、及び、酸化触媒が配設される部分が中央通路27Cである点が第1の実施の形態の構成と異なる。
【0067】
そして、この外周通路24Cは、図4〜図6の構成では、フィルタ10Cの外周とフィルタ装置のケース31との間の通路として、フィルタ10の外部に設けられる構成としているが、図2の構成と同様に、この外周通路を、フィルタの筒状体の外周に沿った領域にあるセルの前後の目封止を取り除いて形成してもよい。
【0068】
また、中央通路27Cの構成は、図4に示すように、筒状体の中心軸に沿った領域を中空に形成して、この中空部分を中央通路27Cとすることもできるが、あるいは、図示しないが、筒状体の中心軸に沿った領域のセルの前後の目封止を取り除いて形成することができる。
【0069】
次に、図5に示すように、中央通路27Dに酸化触媒を配設する。この図5では、フィルタ10Dとは別体に形成された、セラミック製又はメタル製のハニカム42に酸化触媒を担持させて、このハニカム42をフィルタ10Dの中央通路27Dに挿入して配置している。なお、図6では、ハニカム43をガス入口21Eを構成する部材側に接続して設け、排気ガス浄化装置20Eの組立時にフィルタ10Eの中央通路27Eに挿入されるように構成されている。
【0070】
この他にも、図示しないが、中央通路を筒状体の中心軸に沿った領域のセルの前後の目封止を取り除いて形成し、この筒状体の中心軸に沿ったセルの周囲の多孔質壁面に担持させたり、または、多孔質壁面に酸化触媒を担持した多孔質担持層を積層して設けることで、酸化触媒を中央通路に配設できる。
【0071】
更に、図6に示すように、DPF装置2Eのケース31の外表面に断熱層51を設けて、保温効果を高めると共に、外側に配置されている周辺の車両部品への熱害を防止する。また、この断熱層51は通常騒音低減効果も有しているので、騒音防止にも役立つ。
【0072】
これらの第2の実施の形態の構成では、中央通路27C,27D,27Eが上流側となるため、外周通路24C,24D,24Eを流れる排気ガスGはセル11a,11bを通過した後の浄化された排気ガスGcとなるが、これらの排気ガスG,Gcでフィルタ10C,10D,10Eの中央部及び外周部を保温及び加熱できる。
【0073】
また、酸化触媒を中央通路27Dに配設すると、排気ガスGの熱及び排気ガスG中の物質の酸化反応で発生する熱でフィルタ10Dの中央部分を加熱することができる。
【0074】
そして、上記の排気ガス浄化装置20C,20D,20Eにおいて、フィルタ10C,10D,10Eの目詰まりが進行して圧力が高まったときに、フィルタ10C,10D,10Eをバイパスして排気ガスGを流すためのリリーフ弁33C,33D,33Eを設ける。
【0075】
このリリーフ弁33C,33D,33Eは、図4に示すように、排気ガス装置20Cにおいて、外周通路24Cと下流側セル11bを連通する外部室25Cと、ガス入口通路21Cとの間の通路壁21wに設けたり、又は、図5に示すように、上流側セル11aと中央通路27Dを連通する内部室26Dとガス出口通路23Dの間の通路壁26wに設ける。または、図6に示すように、上流側セル11aと中央通路27Eを連通する内部室26Eと、ガス出口通路23Eの間の通路壁26wの中央部分に設けてもよい。
【0076】
このリリーフ弁33C,33D,33Eの配設により、フィルタ10C,10D,10Eが粒子状物質の異常堆積で過度な目詰まり状態になった時に濾過部分をバイパスさせて、エンジン排圧の過度の上昇を回避できる。
【0077】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係わる排気ガス浄化装置によれば、排気ガスの全量がフィルタの外周通路を流れてからフィルタのセルを通過し中央通路から排出されるか、フィルタの中央通路からフィルタのセルを通過し外周通路を流れてから排出される。そのため、フィルタの外周通路を通過する排気ガスでフィルタを外周側から加熱又は保温でき、また、フィルタの中央通路を通過する排気ガスでフィルタを中央部側から加熱又は保温できるので、フィルタ全体の温度を均一化できる。
【0078】
この保温効果により、フィルタの温度及びフィルタのセル内を通過する排気ガスの温度を高温に維持できるので、排気ガス中又は捕集された粒子状物質(PM)の燃焼を促進することができる。そのため、PMの堆積量を減少でき、また、捕集したPMを酸化除去するための再生モード運転の時間も短縮できる。そして、排気ガスの全量がフィルタのセルを通過するので、浄化効率の低下も回避できる。
【0079】
更に、従来技術のDPF装置に対して、排気ガス通路が変更され、また、高温になり易いフィルタの中央部分に中央通路を設けてPMを捕集することなく排気ガスを通過させるので、この部分が高温になって発生していた従来技術におけるフィルタの溶損を回避できる。
【0080】
また、外周通路又は中央通路に、酸化触媒を配設することにより、酸化触媒の配置のためのスペースを節約でき、また、酸化触媒による酸化反応熱でフィルタの外周側又は内周側を加熱できる。
【0081】
そして、フィルタバイパス用のリリーフ弁を設けることにより、フィルタが粒子状物質の異常堆積で過度な目詰まり状態になっても、エンジン排圧が過度に上昇することを防止できる。
【0082】
また、リリーフ弁の位置を、排気ガス浄化装置内の通路と通路を区画する隔壁部分に設けることにより、このリリーフ弁を配設するための配管が不要になるので、排気ガス浄化装置をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の排気ガス浄化装置の模式的な構成図で、外周通路をフィルタの外部に設けた図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態の排気ガス浄化装置の模式的な構成図で、外周通路をフィルタの外周部の目封止を外して形成した図である。
【図3】本発明に係る第1の実施の形態の排気ガス浄化装置の模式的な構成図で、フィルタと別体で設けた外周通路に、ハニカム構造体を挿入した図である。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態の排気ガス浄化装置の模式的な構成図で、中央通路をフィルタの中空部で形成した図である。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態の排気ガス浄化装置の模式的な構成図で、フィルタの中空部に別体で設けたハニカム構造体を挿入した図である。
【図6】本発明に係る第2の実施の形態の排気ガス浄化装置の模式的な構成図で、入口部材にハニカム構造体を取り付けて、組み付け時にフィルタの中空部に挿入した図である。
【図7】酸化触媒を配設した連続再生型DPFシステムの一例を示す構成図である。
【図8】酸化触媒付フィルタを備えた連続再生型DPFシステムの一例を示す構成図である。
【図9】PM酸化触媒付フィルタを備えた連続再生型DPFシステムの一例を示す構成図である。
【図10】従来技術のディーゼルパティキュレートフィルタ装置用フィルタの模式的な構成図であり、(a)は一部断面を含む斜視図で、(b)は側断面である。
【図11】図10のフィルタを取り付けた従来技術の排気ガス浄化装置の模式的な側断面図である。
【図12】図11のフィルタの側断面図における温度分布の状態を示す模式的な等温図である。
【符号の説明】
10,10A〜10E フィルタ(DPF)
11a,11b セル
11a’,11b’ 外周側セル
12 多孔質壁面
13 目封止
15b 入口側(目封止部分)
16b 出口側(目封止部分)
20,20A〜20E 排気ガス浄化装置
21,21A〜21E ガス入口
23,23A〜23E ガス入口通路
24,24A〜24E 外周通路
25,25A〜25E 外部室
26,26A〜26E 内部室
27,27A〜27E 中央通路
28,28A〜28E ガス出口通路
33,33A〜33E リリーフ弁
41,42 ハニカム構造体
51 断熱層
G 排気ガス
Gc 浄化された排気ガス

Claims (8)

  1. エンジンの排気ガス中の粒子状物質を浄化するためのフィルタを、周囲を多孔質壁面で形成した複数のセルの入口側と出口側を千鳥状に目封止したウォールフロータイプのフィルタで形成した排気ガス浄化装置において、
    前記フィルタの外周部分に外周通路を、中央部分に中央通路をそれぞれ設け、排気ガスが、ガス入口通路、前記外周通路、前記セル、前記中央通路、ガス出口通路の順に通過するように構成することを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記外周通路に酸化触媒を配設することを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記外周通路への酸化触媒の配設を、前記フィルタとは別体に形成されたセラミックス製又はメタル製のハニカム構造体に酸化触媒を担持させて、該ハニカム構造体を前記外周通路内に配置することにより行うことを特徴とする請求項2記載の排気ガス浄化装置。
  4. 前記フィルタの目詰まりが進行して圧力が高まったときに、排気ガスが前記フィルタをバイパスするように、前記外周通路と前記セルを連通する外部室と、前記ガス出口通路との間の通路壁、又は、前記セルと前記中央通路を連通する内部室と、前記ガス入口通路との間の通路壁の少なくとも一方に、リリーフ弁を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の排気ガス浄化装置。
  5. エンジンの排気ガス中の粒子状物質を浄化するためのフィルタを、周囲を多孔質壁面で形成した複数のセルの入口側と出口側を千鳥状に目封止したウォールフロータイプのフィルタで形成した排気ガス浄化装置において、
    前記フィルタの外周部分に外周通路を、中央部分に中央通路をそれぞれ設け、排気ガスが、ガス入口通路、前記中央通路、前記セル、前記外周通路、ガス出口通路の順に通過するように構成すると共に、前記中央通路に酸化触媒を配設することを特徴とする排気ガス浄化装置。
  6. 前記中央通路への酸化触媒の配設を、前記フィルタとは別体に形成されたセラミック製又はメタル製のハニカム構造体に酸化触媒を担持させて、該ハニカム構造体を前記中央通路内に配置することにより行うことを特徴とする請求項5記載の排気ガス浄化装置。
  7. 前記フィルタの目詰まりが進行して圧力が高まったときに、排気ガスが前記フィルタをバイパスするように、前記セルと前記外周通路を連通する外部室と、前記ガス出口通路との間の通路壁、又は、前記中央通路と前記セルを連通する内部室と、前記ガス出口通路との間の通路壁の少なくとも一方に、リリーフ弁を設けることを特徴とする請求項5又は6に記載の排気ガス浄化装置。
  8. 前記排気ガス浄化装置の外表面に断熱層を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の排気ガス浄化装置。
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