JP3951586B2 - ドキュメント作成システム、ドキュメント作成方法、及び、コンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

ドキュメント作成システム、ドキュメント作成方法、及び、コンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webページや紙媒体のドキュメントを作成するためのドキュメント作成システム、ドキュメント作成方法、及び、ドキュメントを作成するためのプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報量の増加に伴い、品質の良いドキュメントを容易に作成することが重要となっている。企業においては製品カタログ、社内報、広告等の紙媒体やWebページ等のドキュメントが作成され、個人においてもホームページの作成が人気を集めている。また、このようなドキュメントは、アプリケーションソフトの充実に伴い、デザイン会社に依頼することなく自分自身で作成するケースが増えている。
【0003】
ところが、一般ユーザは、漠然としたデザイン感覚はあったとしても、プロのデザイナーのようなデザインに関する知識やノウハウはもっていないため、デザインソフトを使用しても、ドキュメントの目的、用途、特性や世間の流行等を的確に反映したデザインコンセプトを設定し難く、必ずしも高品質のドキュメントを作成できるとは限らなかった。
【0004】
このため、近年、デザイン制作に関する知識のない一般ユーザが容易にドキュメントを作成できるようにしたソフトウェアツールが脚光を浴びている。このようなツールの例として、特開平11−232474号公報のデザイン制作支援装置が知られている。この装置によってデザイン制作を行う場合、まず、ドキュメント作成者は、書籍、新聞、パンフレット、コンピュータ系、ミュージック系、ビジネス系等に分類して記憶されたデザインスタイルから所望のスタイルを選択する。そして、選択されたデザインスタイルに応じて、タイトル、文章、写真、図柄等の各コンテンツが模式化されたデザインバリエーションが設定される。さらに、ドキュメント作成者は、タイトルのフォント・大きさや写真の縁の有無・全体の色調等の要素情報をデザインバリエーションに付加した上で、使用する文章や図等のコンテンツ情報を入力し、これにより、コンテンツ情報がデザインバリエーションに従って表現されたドキュメントを制作することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなデザイン制作支援装置には、次のような問題があった。すなわち、この装置にはデザイナーの知識が記憶されており、この記憶情報に基づいてデザインが制作されるが、完成したドキュメントはデザイナーの主観によって定められたルールに則って作成されるにすぎないため、ドキュメント作成者の意志がドキュメントを見る者に的確に伝えられるとは限らない。すなわち、デザイナーの知識を集積させたデータによって得られたドキュメントが、必ずしも一般ユーザに受けるとは限らないのである。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ユーザに受け入れられ易いドキュメントの作成が可能なドキュメント作成システム、ドキュメント作成方法、及び、コンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のドキュメント作成システムは、レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、第1Webページ群と第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいてユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段と、ドキュメントのコンテンツ情報をユーザ属性に関連付けて格納したコンテンツ情報格納手段と、ユーザ属性を入力するためのユーザ属性入力手段と、ユーザ属性入力手段で入力されたユーザ属性に対応したデザイン情報をデザイン情報格納手段から読み出すデザイン情報読出手段と、ユーザ属性入力手段で入力されたユーザ属性に対応したコンテンツ情報をコンテンツ情報格納手段から読み出すコンテンツ情報読出手段と、コンテンツ情報読出手段で読み出されたコンテンツ情報をデザイン情報読出手段で読み出されたデザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する編集手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明に係るドキュメント作成システムによれば、デザイン情報格納手段に、生体評価に基づいて得られたデザイン情報がユーザ属性に関連付けられて格納されている。また、コンテンツ情報格納手段に、ドキュメントのコンテンツ情報がユーザ属性に関連付けられて格納されている。そして、ユーザ属性入力手段によってユーザ属性を入力することで、このユーザ属性に対応したデザイン情報がデザイン情報格納手段から読み出されると共に、ユーザ属性に対応したコンテンツ情報がコンテンツ情報格納手段から読み出される。さらに、この読み出されたデザイン情報に基づいて、読み出されたコンテンツ情報が編集されて、Webページや紙媒体のドキュメントを得ることができる。ここで、デザイン情報格納手段に格納されたデザイン情報は生体評価に基づいて得られたものであるため、本発明のシステムによって作成されたドキュメントは、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたドキュメントよりも、ユーザに受け入れられ易いものとなっている。
【0009】
また、本発明に係るドキュメント作成システムにおいて、生体評価は、視線軌跡による評価であることが好ましい。例えば、あるドキュメントをあるユーザに見せた場合に、視線軌跡に基づいてそのユーザが各コンテンツを的確に捉えていると判断された場合は、そのドキュメントは読みやすいデザインとなっていることが分かる。このような場合、そのドキュメントのデザイン情報をデザイン情報格納手段にそのユーザの属性と関連付けて格納することになる。一方、視線軌跡を分析した結果、各コンテンツ間で不必要な視線移動が目立つような場合は、そのドキュメントは読みにくいデザインとなっていることが分かる。このような場合、そのドキュメントのデザイン情報はデザイン情報格納手段に格納されないことになる。また、あるユーザにドキュメントを見せて視線軌跡を分析することで、そのユーザがそのドキュメントの何処が好きなのかを判断することができる。そして、その好きな場所におけるコンテンツの配色、フォント等のデザインを分析し、分析結果をデザイン情報格納手段に格納させることができる。これにより、よりユーザ受けし易いドキュメントを作成することができる。
【0010】
また、生体評価は、視線軌跡による評価に加えて脳波による評価を用いたものであることが好ましい。
【0011】
上記のようにドキュメント上でユーザが好きな箇所は、視線軌跡によって判断することができる。すなわち、ユーザの注視時間が長い箇所は、ユーザが好きな場所である可能性がある。ところが、見にくい箇所についても注視時間が長くなることがある。このような場合と識別するために、ユーザの脳波による評価を用いることが好ましい。脳波にストレスの成分でなく楽しみの成分が含まれている場合は、ユーザは、その注視箇所が好きなため注視時間が長くなっていることになる。
【0012】
また、本発明において、視線軌跡は、Webページを表示するディスプレイ上の視線軌跡であり、デザイン情報は、Webページのディスプレイに表示されている箇所を示す情報とディスプレイ上の視線軌跡とに基づく評価によって得られたものであることを特徴としてもよい。
【0013】
Webページが大きい場合、ディスプレイに一度に全てが表示されない場合がある。このような場合、Webページのどの部分がディスプレイに表示されているかを示す情報を用いることで、視線がWebページのどこを辿っているかを正確に把握することができる。
【0014】
また、本発明に係るドキュメント作成システムにおいて、デザイン情報は、コンテンツのレイアウト、コンテンツの配色、又は、コンテンツのフォントに関する情報を含むことが好ましい。このような構成を採用した場合、ドキュメントのコンテンツをユーザ属性に対応したレイアウト、配色、フォント等で表現することができ、ユーザに受け入れられ易くなる。
【0015】
本発明に係る他のドキュメント作成システムは、ドキュメントを作成するシステムであって、ドキュメントのコンテンツ情報を入力するためのコンテンツ情報入力手段と、レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、第1Webページ群と第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいてユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段と、ユーザ属性を入力するためのユーザ属性入力手段と、ユーザ属性入力手段で入力されたユーザ属性に対応したデザイン情報をデザイン情報格納手段から読み出すデザイン情報読出手段と、コンテンツ情報入力手段で入力されたコンテンツ情報をデザイン情報読出手段で読み出されたデザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する編集手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】
本発明に係るドキュメント作成システムによれば、デザイン情報格納手段に、生体評価に基づいて得られたデザイン情報がユーザ属性に関連付けられて格納されている。そして、ユーザ属性入力手段によってユーザ属性を入力することで、このユーザ属性に対応したデザイン情報がデザイン情報格納手段から読み出される。さらに、コンテンツ情報入力手段によってコンテンツ情報を入力すると、この読み出されたデザイン情報に基づいてコンテンツ情報が編集されて、Webページや紙媒体のドキュメントを得ることができる。ここで、デザイン情報格納手段に格納されたデザイン情報は生体評価に基づいて得られたものであるため、本発明のシステムによって作成されたドキュメントは、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたドキュメントよりも、ユーザに受け入れられ易いものとなっている。
【0017】
また、本発明に係るドキュメント作成方法は、ユーザ属性を入力するステップと、レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、第1Webページ群と第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいてユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段から、入力されたユーザ属性に対応したデザイン情報をデザイン情報読出手段によって読み出すステップと、ドキュメントのコンテンツ情報をユーザ属性に関連付けて格納したコンテンツ情報格納手段から、入力されたユーザ属性に対応したコンテンツ情報をコンテンツ情報読出手段によって読み出すステップと、コンテンツ情報読出手段で読み出されたコンテンツ情報をデザイン情報読出手段で読み出されたデザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成するステップと、を備えることを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係る他のドキュメント作成方法は、ユーザ属性を入力するステップと、ドキュメントのコンテンツ情報を入力するステップと、レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、第1Webページ群と第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいてユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段から、入力されたユーザ属性に対応したデザイン情報をデザイン情報読出手段によって読み出すステップと、入力されたコンテンツ情報をデザイン情報読出手段によって読み出されたデザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成するステップと、を含むことを特徴とする。
【0019】
これらの発明に係るドキュメント作成方法によれば、生体評価に基づいて得られたデザイン情報を用いてコンテンツ情報を編集しているため、作成されたドキュメントは、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたドキュメントよりも、ユーザに受け入れられ易いものとなっている。
【0020】
また、本発明のコンピュータ読取り可能な記録媒体は、ユーザ属性を入力する処理と、レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、第1Webページ群と第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいてユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて蓄積したデザイン情報ファイルを記憶部に格納する処理と、ドキュメントのコンテンツ情報をユーザ属性に関連付けて蓄積したコンテンツ情報ファイルを記憶部に格納する処理と、記憶部に格納したデザイン情報ファイルから、入力されたユーザ属性に対応したデザイン情報を読み出す処理と、記憶部に格納したコンテンツ情報ファイルから、入力されたユーザ属性に対応したコンテンツ情報を読み出す処理と、読み出されたコンテンツ情報を読み出されたデザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0021】
また、本発明に係る他のコンピュータ読取り可能な記録媒体は、ユーザ属性を入力する処理と、ドキュメントのコンテンツ情報を入力する処理と、レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、第1Webページ群と第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいてユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて蓄積したデザイン情報ファイルを記憶部に格納する処理と、記憶部に格納したデザイン情報ファイルから、入力されたユーザ属性に対応したデザイン情報を読み出す処理と、入力されたコンテンツ情報を読み出されたデザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0022】
これらの発明に係るコンピュータ読取り可能な記録媒体によれば、コンピュータは、生体評価に基づいて得られたデザイン情報を用いてコンテンツ情報を編集することになるため、作成されたドキュメントは、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたドキュメントよりも、ユーザに受け入れられ易いものとなっている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に係るドキュメント作成システム、ドキュメント作成方法、及びコンピュータ読取り可能な記録媒体の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
【0024】
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のドキュメント作成システム1を示す構成図である。ドキュメント作成システム1は、依頼者の要請によってWebページを作成するシステムであり、Webページを見せるユーザのユーザ属性を入力するユーザ属性入力部10と、依頼者のIDを入力する依頼者ID入力部20と、Webページに表示される文章や図形等のコンテンツの情報を格納したコンテンツ情報データベース(コンテンツ格納手段;以下、データベースを「DB」と略す)30と、コンテンツを表現するデザインの情報を格納したデザイン情報格納部(デザイン情報格納手段)40と、上記コンテンツをデザイン情報に基づいて編集してWebページを作成する編集部50と、編集部50で作成されたWebページのURLアドレスを出力する出力部60と、を備えている。
【0025】
また、ドキュメント作成システム1は、インターネット等のネットワーク100を通じて各ユーザの端末装置90に接続されており、出力部60は、作成したWebページをネットワーク100を介して電子情報として各ユーザに送信する。さらに、ドキュメント作成システム1には、Webページを見せる対象となり得るユーザの情報が格納されたユーザ情報DB70と、ユーザ情報DB70から実際にWebページのURLアドレスを送信するユーザを抽出する送信先抽出部80と、が設けられている。
【0026】
次に、ドキュメント作成システム1の各構成要素を詳説する。図2は、コンテンツ情報DB30に格納されたデータファイルを示す図である。このデータファイルには、Webページのコンテンツ情報がユーザ属性に関連付けて蓄積されている。また、コンテンツ情報は、各依頼者毎に設けられている。同図に示すコンテンツ情報はA銀行のものであり、依頼者IDは「A001」とされている。
【0027】
ユーザ属性には、年齢、性別、及び、金融商品の購入経験の3つがある。年齢は、20歳未満、20歳以上40歳未満、40歳以上60歳未満、60歳以上と4つの区分に分類されており、ユーザ属性のパターンはA〜Pの合計16個設けられている。また、A〜Pの各パターンに対応して、コンテンツ情報が定められている。
【0028】
コンテンツ情報は、Webページ作成依頼者の商品やサービス等を説明する文章や図面に関する情報であり、商品選択の種類1、商品選択の種類2、及び商品説明の内容が定められている。商品選択の種類1では、▲1▼ハイリスク商品又は▲2▼ローリスク商品の選択肢があり、商品選択の種類2では、▲1▼単純構成商品又は▲2▼組合せ商品の選択肢があり、商品説明の内容では、▲1▼ダイレクトベネフィット型、▲2▼データ比較型、▲3▼商品イメージ型、▲4▼商品解説型の4つの選択肢がある。
【0029】
上記のようにこの場合の依頼者は銀行であり、商品選択の種類1のハイリスク商品とは、例えば株式ファンド、外貨MMF、海外債券等であり、ローリスク商品とは、定期預金、国債、MMF等である。そして、金融商品購入経験があるユーザの場合は、ハイリスク商品となり、一方、金融商品購入経験の無いユーザの場合は、ローリスク商品となる。また、商品選択の種類2の単純構成商品とは、例えば種類1がローリスク商品のMMFとなっている場合に、そのMMFに関する情報のみをWebページに表示することを意味し、組合せ商品とは、MMFに併せて他の情報をもWebページに表示することを意味する。
【0030】
商品説明のダイレクトベネフィット型とは、その商品のメリットを簡潔且つ明確に表示する説明パターンである。例えば、MMFの年換算利回りをWebページ上で大きく表示させる場合が該当する。商品説明のデータ比較型とは、例えば、過去数年のMMFの利回りの推移をグラフで表示するような場合が該当する。商品説明の商品イメージ型とは、例えば、MMFの内容を主に図によって説明するような場合が該当する。商品説明の商品解説型とは、例えば、MMFの内容を文章で詳しく説明する場合が該当する。そして、例えば若年層であればダイレクトベネフィット型の商品説明となり、高年層であれば商品イメージ型の商品説明となる。
【0031】
このようなコンテンツ情報は上記のように依頼者ID及びユーザ属性に対応して定められており、依頼者ID入力部20で入力された依頼者IDとユーザ属性入力部10で入力されたユーザ属性とに対応したコンテンツ情報がWebページの作成に用いられることになる。さらに、依頼者としては銀行の他にも、メーカー、商社、広告代理店、ファッション業界等の種々のものが考えられ、例えば依頼者がファッション業界のものであれば、通常、そのコンテンツ情報はファッションに関するものとなっている。
【0032】
次に、図3を参照して、デザイン情報DB40に格納されたデータファイルについて説明する。デザイン情報DB40に格納されたデザイン情報は、ユーザの視線軌跡による評価を用いて得られたものであり、コンテンツの配色、コンテンツのフォント、及び、コンテンツのレイアウトに関する情報が含まれている。
【0033】
ここで、デザイン情報DB40に格納するデザイン情報を作製するまでの過程を説明する。まず、図4に示すように、デザインがなされたWebページをユーザに30秒間見せて、視線軌跡を取得する。図4(a)及び図4(b)のWebページは、異なるデザインがなされている。また、視線軌跡は赤外線を利用した公知の技術によって調べることができ、Webページ上にユーザの視線軌跡を実線で示す。そして、図4(a)に示すように、各コンテンツ間で不必要な視線移動が目立ち、ユーザがWebページの内容を理解し難いことが判明した場合は、このWebページのデザインに関する情報はデザイン情報DB40に格納しないことになる。一方、図4(b)に示すように、ユーザが各コンテンツを的確に捉え、そのユーザにとってWebページが読み易いことが判明した場合は、このWebページのデザインに関する情報をそのユーザの属性と関連付けてデザイン情報DB40に格納することになる。すなわち、この段階で、視線軌跡を利用することで、デザイン情報DB40に格納するに値するデザイン情報のみを抽出する。
【0034】
また、ユーザに見せたWebページが大きい場合、ディスプレイに一度に全てが表示されないことがある。このような場合は、Webページのディスプレイに表示されている箇所を示す情報を用いることがよい。例えば、Webページ上のカーソル位置を示す情報を取得すれば、Webページのどの部分がディスプレイに表示されているかが分かる。そして、この情報とディスプレイ上の視線軌跡によってユーザの視線がWebページのどこを辿っているかが正確に分かり、適切なデザイン情報を得ることができる。
【0035】
尚、カーソル位置の他、マウスのホイールやディスプレイのスクロールバー等のWebページをディスプレイ上でスクロールさせる手段からディスプレイにWebのどこが表示されているかの情報を取得してもよい。
【0036】
また、カーソル移動速度やスクロール速度等を考慮してデザイン情報を得てもよい。例えば、A点から比較的速い速度(基準速度よりも速い速度)でB点までカーソル移動又はスクロールが行われた場合は、ユーザがB点に興味があることが分かる。
【0037】
また、デザイン情報DB40にデザイン情報を格納するWebページを抽出するにあたっては、アンケート等によるユーザの主観評価を併せて利用してもよい。アンケートの例としては、そのWebページが好き、嫌い、どちらでもない等の選択肢が設けられているものがある。
【0038】
次に、視線軌跡による振り分けで残ったWebページのデザインを分析し、この情報をデザイン情報DB40に格納するまでの過程を説明する。
【0039】
まず、Webページのデザイン情報のうちコンテンツの配色を決定する過程を説明する。ここでは、図5(a)〜図5(c)のWebページが視線軌跡による振り分けで残ったこととする。図5(a)のWebページDaは、20歳〜40歳代の女性20名の視線軌跡による生体評価及びアンケートによる主観評価の結果、この世代の女性が好むデザインであると判断されたものであり、図5(b)のWebページDbは、20歳〜30歳代の男性が好むデザインであると判断されたものであり、図5(c)のWebページDcは、40歳〜50歳代の男性が好むデザインであると判断されたものである。
【0040】
また、図6は、Webページの印象を文字で表現したイメージマップである。このイメージマップは、「WARM」「COOL」を横軸とし、「SOFT」「HARD」を縦軸としている。イメージマップは複数の領域に分けられ、各領域には、ナチュラル、クリア、モダン、ダンディ、ゴージャス等のイメージ名が記載されている。このイメージ名には、そのイメージを表す配色パターンが定められている。例えば、クリアは白や青を主とした配色パターンで、ダンディは黒や深緑を主とした配色パターンとされている。
【0041】
そして、上記の図5(a)〜図5(c)に示したWebページDa〜Dcに使用されている色を抽出し、各Webページがどのようなイメージ名で表されるかを判断する。例えば、WebページDcは、主に白、青、緑を使用した配色パターンとされており、この配色パターンがクール・シック・モダンの配色を組み合わせることで表現できる。各WebページDa〜Dcを表現するイメージ名を判断した後、図6のイメージマップ上で、各WebページDa〜Dcに対応するイメージ名が何処に位置しているかを見る。図6中の各領域A〜Cは、それぞれWebページDa〜Dcに使用されている色が主に用いられたイメージ名を円で囲んだものである。この領域A〜Cの位置によって、WebページDa〜Dcのイメージが分かる。WebページDaのイメージはWARMで、WebページDbのイメージはHARDで、WebページDcのイメージはCOOLである。
【0042】
そして、図3に示すように、デザイン情報DB40に、属性が20歳〜40歳代の女性であるユーザの配色をウォームとし、属性が20歳〜30歳代の男性であるユーザの配色をハードとし、属性が40歳〜50歳代の男性であるユーザの配色をクールとして記憶させる。
【0043】
尚、Webページに使用されている色を抽出するにあたって、ユーザの好きな箇所の色を抽出し、この色に基づいてWebページのイメージを判断するようにしてもよい。この場合、その属性のユーザが好むドキュメントのイメージをより確実に捉えることができる。Webページ上でユーザが好きな箇所は、視線軌跡によって判断することができる。すなわち、ユーザの注視時間が長い箇所は、ユーザが好きな場所であることが分かる。また、見にくい箇所についても注視時間が長くなることがあるが、このような場合と識別するために、ユーザの脳波を分析することが好ましい。すなわち、脳波にストレスの成分でなく楽しみの成分が含まれている場合は、ユーザは、その注視箇所が好きなため注視時間が長くなっていることになる。
【0044】
次に、Webページのデザイン情報のうちコンテンツのフォントを決定する過程を説明する。まず、コンテンツのフォントが小さなWebページ、コンテンツのフォントが標準サイズのWebページ、及び、コンテンツのフォントが大きなWebページを各属性のユーザに見せる。そして、このときの視線軌跡を分析し、視線がコンテンツをスムースに追っている場合のフォントサイズを、そのユーザのデザイン情報としてデザイン情報DB40に格納する。図3に示すように、属性が20代未満のユーザのフォントは小型サイズとされ、20歳〜50歳代のユーザのフォントは標準サイズとされ、60歳代以上のユーザのフォントは大型サイズとされている。尚、本実施形態では、フォントのサイズに関する情報をデザイン情報DB40に格納しているが、この他、フォントの字体、飾り、色、下線のスタイル等の情報を格納してもよい。
【0045】
次に、Webページのデザイン情報のうちコンテンツのレイアウトを決定する過程を説明する。各ユーザ属性のレイアウトを決定するにあたっては、上記の各WebページDa〜Dcのレイアウトの特性を抽出し、その抽出した情報をデザイン情報DB40に格納する。レイアウトの特性としては、版面率の高低、ジャンプ率の高低、図版率、段組数等がある。例えば、WebページDbは、版面率が低く、ジャンプ率が低く、段組が1段で、図版率が低いレイアウトとなっている。そして、WebページDa〜DcのレイアウトパターンをそれぞれパターンA〜Cとし、それぞれユーザ属性に関連付けてデザイン情報DB40に格納する。さらに、Webページで伝えたい内容と直接関係の無いサブコンテンツが含まれている場合に、このサブコンテンツの形状、レイアウト等を抽出し、デザイン情報DB40に格納させてもよい。
【0046】
また、図示は省略するが、各WebページDa〜Dcからコンテンツのパーツ形状を抽出し、これをレイアウトの情報に含めてデザイン情報DB40に格納させてもよい。例えば、WebページDaのパーツ形状には、円形、球形、曲線等があり、WebページDcのパーツ形状には、星形、鋭角、直線等がある。
【0047】
続いて、図7を参照して、ユーザ情報DB70に格納されたデータファイルについて説明する。ユーザ情報DB70に格納されたユーザ情報には、各ユーザのCRM−a〜nの属性、氏名、及び、電子メールアドレスが含まれている。CRM−a〜nの属性の選択項目は、図8に示す通りである。例えば、ユーザID「U−001」の鈴木太郎の年齢、勤務先住所、及び、金融商品購入経験は、それぞれCRM−a,h,mより、20歳未満、神奈川、及び、経験無しということが分かる。
【0048】
以上が、本実施形態のドキュメント作成システム1の構成である。次に、図9のフローチャートを参照して、ドキュメント作成システム1を用いたWebページの作成方法を説明する。
【0049】
まず、Webページの作成依頼者は、ステップ101(以下、ステップを「S」と略す)で依頼者ID入力部20に依頼者IDを入力し、次いで、ユーザ属性入力部10にユーザ属性を入力する(S102)。ここでは、依頼者ID「A001」のA銀行が、年齢が20歳未満の女性で、金融商品の購入経験が無いという図2のパターンDに示すユーザ属性を入力する。
【0050】
次に、編集部50は、依頼者ID入力部20で入力された依頼者IDに対応するデータファイルから、ユーザ属性入力部10で入力されたユーザ属性(パターンD)に対応するコンテンツ情報をコンテンツ読出手段としてコンテンツ情報DB30から読み出す(S103)。つまり、商品がローリスク商品の単純構成商品で、商品説明がダイレクトベネフィット型というコンテンツ情報が読み出される。ここでは、ローリスク商品として米国MMFが選ばれ、ダイレクトベネフィット型の商品説明として年換算利回りが「5.034%」である旨が全面に押し出されるといったコンテンツ情報が読み出されたこととする。
【0051】
次に、編集部50は、ユーザ属性入力部10で入力されたユーザ属性(パターンD)に対応するデザイン情報をデザイン情報読出手段としてデザイン情報DB40から読み出す(S104)。つまり、配色がウォーム調で、フォントのポイントが小サイズで、レイアウトパターンがパターンAとなる。ウォーム調の配色パターンは、白色、桃色、肌色等を主としたものである。レイアウトのパターンAとは、図5(a)のWebページDaのレイアウトパターンを意味する。
【0052】
そして、コンテンツ情報とデザイン情報を読み出した後、編集部50は、コンテンツ情報をデザイン情報に基づいて編集してWebページを作成する(S105)。ここでは、図5(a)のWebページDaのようなWebページが制作されることになる。すなわち、広告商品が米国MMFで、年換算利回りの「5.034%」が大きくアピールされ、他の文章のフォントサイズが小さ目で、白色、桃色、肌色を主体としたウォーム調の配色がなされたWebページが作成される。
【0053】
Webページの作成を終えた後、編集部50は、作成を終了した旨の終了信号を送信先抽出部80に送信し、これを受信した送信先抽出部80は、作成したWebページのURLアドレスを送信するユーザをユーザ情報DB70から抽出する(S106)。ユーザを抽出するにあたっては、送信先抽出部80は、ユーザ属性入力部10に入力されたユーザ属性を利用する。上記のように、ユーザ属性入力部10には、20歳未満で、金融商品の購入経験が無い女性というユーザ属性が入力されている。そして、送信先抽出部80は、このユーザ属性を満たしているユーザの情報をユーザ情報DB70から抽出する。詳しくは、図7のCRM−aが▲1▼で、CRM−bが▲2▼で、CRM−mが▲1▼という条件を満たしたユーザを探し、ユーザIDが「U−002」「U−004」の2名がこれに該当することになる。
【0054】
送信先抽出部80が抽出したユーザの情報は出力部60に送信され、出力部60は、編集部50から受信した作成済みのWebページのURLアドレスを、ネットワーク100を介して電子メールでユーザID「U−002」「U−004」のユーザの端末装置90に配信する。このように、作成したWebページを電子情報でユーザに送信することで、ダイレクトメール等の紙媒体をユーザに郵送するような場合と異なり、Webページの印刷、宛名書き、郵送手続き等といった作業を省略することができる。
【0055】
ここで、本実施形態では、デザイン情報DB40に格納されたデザイン情報に基づいてWebページが作成されるが、このデザイン情報DB40に格納されたデザイン情報は、一般ユーザの視線軌跡を利用した生体評価により各属性のユーザにとって適切であると判断されたものとなっている。すなわち、Webページに対するユーザのイメージが反映されたデザイン情報とされている。このため、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたWebページよりも、ユーザに受け入れられ易いWebページを作成することができ、作成依頼者の意志をユーザに確実に伝えることができる。
【0056】
尚、出力部60は、作成したWebページのURLアドレスを電子メールでユーザに配信する代わりに、或いは配信すると共に、ディスプレイ表示や印刷出力するようにしてもよい。
【0057】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図10は、本実施形態のドキュメント作成システム1を示す構成図である。本実施形態のドキュメント作成システム1が第1実施形態と異なるのは、コンテンツ情報DB30が設けられておらず、コンテンツ情報入力部35が備えられている点である。すなわち、本実施形態では、Webページの作成依頼者は、Webページの作成を依頼する度に、文章や図形のコンテンツを自ら入力することになる。
【0058】
図11は、本実施形態のドキュメント作成方法を示すフローチャートである。まず、S201〜S203において、依頼者は、依頼者ID、ユーザ属性、及び、コンテンツ情報を入力する。次いで、S204で、編集部50は、S202で入力されたユーザ属性に対応したデザイン情報を、デザイン情報DB40から読み出す。その後、編集部50は、コンテンツ情報入力部35で入力されたコンテンツ情報をデザイン情報DB40から読み出したデザイン情報によって編集してWebページを作成する(S205)。そして、S206において、第1実施形態と同様にS202で入力されたユーザ属性を満たすユーザを抽出し、S207において、その抽出したユーザの端末装置90に作成したWebページの電子情報を送信する。
【0059】
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、デザイン情報DB40に格納されたデザイン情報は一般ユーザの視線軌跡による生体評価に基づいて得られたものであるため、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたWebページよりも、ユーザに受け入れられ易いWebページを作成することができる。さらに、本実施形態では、Webページを作成する度に依頼者がコンテンツ情報を入力するように構成したため、システム1内にコンテンツ情報DBを構築するコストを省けると共に、依頼者は最新の流行等を踏まえた様々なコンテンツをWebページに表示させることができる。尚、第1実施形態のドキュメント作成システム1に、コンテンツ情報入力部35を設け、コンテンツ情報DB30に格納されたコンテンツ情報及びコンテンツ情報入力部35で入力されたコンテンツ情報の双方を使用できるようにしてもよい。
【0060】
[第3実施形態]
次に、図12〜図14を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態は、上記第1実施形態のドキュメント作成方法を実現可能な、コンピュータ読取り可能な記録媒体(以下、単に「記録媒体」と称す)に関するものである。ここで、記録媒体とは、プログラムの記述内容に応じて磁気、光、電気等のエネルギを変化させ、その変化に対応する信号の形式でコンピュータのハードウェア資源に備えられている読取装置にプログラムの記述内容を伝達できるものである。このような記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されるメモリ等が該当する。
【0061】
図12は、本実施形態の記録媒体110の構成図である。記録媒体110には、プログラムを記録したプログラム領域110aとデータファイルを格納したデータ領域110bとが設けられている。
【0062】
データ領域110bには、コンテンツ情報ファイル及びデザイン情報ファイルが記録されている。これらの内容は、それぞれ第1実施形態のコンテンツ情報DB30に格納されたコンテンツ情報及びデザイン情報DB40に格納されたデザイン情報と同様である。すなわち、データ領域110bのデザイン情報ファイルは、視線軌跡による評価等の生体評価によって得られたデザイン情報を、ユーザ属性に関連付けて蓄積したものとなっている。また、データ領域110bのコンテンツ情報ファイルは、コンテンツ情報をユーザ属性に関連付けて蓄積したものとなっている。
【0063】
プログラム領域110aには、処理を統括するメインモジュール111と、ユーザ属性を入力させるためのユーザ属性入力モジュール112と、依頼者IDを入力させるための依頼者ID入力モジュール113と、データ領域110bのコンテンツ情報をコンピュータのメモリ(記憶部)に記憶させるためのコンテンツ情報記憶モジュール114と、データ領域110bのデザイン情報をコンピュータのメモリに記憶させるためのデザイン情報記憶モジュール115と、メモリに記憶されたコンテンツ情報を読み出すためのコンテンツ情報読出モジュール116と、メモリに記憶されたデザイン情報を読み出すためのデザイン情報読出モジュール117と、読み出したコンテンツ情報をデザイン情報で編集してWebページを作成するための編集モジュール118と、が含まれている。
【0064】
ここで、ユーザ属性入力モジュール112及び依頼者ID入力モジュール113をそれぞれ動作させることによって実現する機能は、上記ユーザ属性入力部10及び依頼者ID入力部20の機能と同様であり、コンテンツ情報読出モジュール116、デザイン情報読出モジュール117、及び編集モジュール118をそれぞれ動作させることによって実現する機能は、上記編集部50の機能と同様である。
【0065】
図13は、記録媒体110に記録されたプログラムを実行するためのコンピュータ150のハードウェア構成を示す図であり、図14は、記録媒体110に記録されたプログラムを実行するためのコンピュータ150の斜視図である。各図に示すように、コンピュータ150は、フレキシブルドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、磁気テープドライブ装置等の読み取り装置122と、オペレーティングシステム(OS)を常駐させた作業用メモリ(RAM)124と、記録媒体110に記録されたコンテンツ情報及びデザイン情報を記憶するためのメモリ125と、表示手段であるディスプレイ126と、入力手段であるマウス128及びキーボード130と、作成したWebページを印刷出力するプリンタ132と、プログラムの実行を制御するCPU134と、を備えている。ここで、記録媒体110が読み取り装置122に挿入されると、記録媒体110に記録された情報が読み取り装置122からアクセス可能になり、記録媒体110のプログラム領域110aに記録されたプログラムが、コンピュータ150によって実行可能となる。
【0066】
本実施形態の記録媒体110によれば、コンピュータ150は、視線軌跡等の生体評価に基づいて得られたデザイン情報を用いてコンテンツ情報を編集することになるため、作成されたWebページは、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたWebページよりも、ユーザに受け入れられ易いものとなっている。
【0067】
尚、本実施形態では、記録媒体110のデータ領域110bにコンテンツ情報及びデザイン情報を記録させているが、これらを記録媒体110に記録させておくのではなく、外部のデータベースに記憶させてもよい。この場合、コンテンツ情報記憶モジュール114及びデザイン情報記憶モジュール115を動作させることで、当該データベースに格納されたコンテンツ情報及びデザイン情報をコンピュータ150のメモリ125に記憶させることができる。
【0068】
[第4実施形態]
次に、図15を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。本実施形態は、上記第2実施形態のドキュメント作成方法を実現可能な、コンピュータ読取り可能な記録媒体に関するものである。本実施形態が第3実施形態と異なるのは、データ領域110bにコンテンツ情報が記録されておらず、プログラム領域110aに、依頼者にコンテンツ情報を入力させるためのコンテンツ情報入力モジュール144が含まれている点である。
【0069】
すなわち、本実施形態では、データベースやメモリ等に蓄積されたコンテンツ情報を使用するのではなく、Webページを作成する度に依頼者がコンテンツ情報を入力することになるため、コンテンツ情報DBを構築するコストを省けると共に、依頼者は最新の流行等を踏まえた様々なコンテンツをWebページに表示させることができる。
【0070】
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、ドキュメント作成システムは、Webページの作成に限られず、店舗用リーフレット、パンフレット、ダイレクトメール等の紙媒体の作成に利用することができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るドキュメント作成システム、ドキュメント作成方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンテンツ情報を編集するためのデザイン情報が、生体評価によって得られたものとなっている。このため、本発明によって作成されたドキュメントは、単にデザイナーの主観によって構築されたデータベースに基づいて作成されたドキュメントよりも、ユーザに受け入れられ易いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドキュメント作成システムの第1実施形態を示す構成図である。
【図2】コンテンツ情報DBに格納されたデータファイルを示す図である。
【図3】デザイン情報DBに格納されたデータファイルを示す図である。
【図4】異なるWebページをユーザに見せた際の視線軌跡を示す図である。
【図5】デザイン情報を決定するために用いたWebページを示す図である。
【図6】Webページの印象を文字で表現したイメージマップである。
【図7】ユーザ情報DBに格納されたデータファイルを示す図である。
【図8】ユーザ情報DBの属性の選択項目を示す図である。
【図9】第1実施形態のドキュメント作成方法を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係るドキュメント作成システムの第2実施形態を示す構成図である。
【図11】第2実施形態のドキュメント作成方法を示すフローチャートである。
【図12】第3実施形態のコンピュータ読取り可能な記録媒体の構成図である。
【図13】記録媒体に記録されたプログラムを実行するためのコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
【図14】記録媒体に記録されたプログラムを実行するためのコンピュータの斜視図である。
【図15】第4実施形態のコンピュータ読取り可能な記録媒体の構成図である。
【符号の説明】
1…ドキュメント作成システム、10…ユーザ属性入力部(ユーザ属性入力手段)、20…依頼者ID入力部、30…コンテンツ情報DB(コンテンツ情報格納手段)、35…コンテンツ情報入力部(コンテンツ情報入力手段)、40…デザイン情報DB(デザイン情報格納手段)、50…編集部、60…出力部、80…送信先抽出部、90…端末装置、100…ネットワーク、110…記録媒体、110a…プログラム領域、110b…データ領域、122…読み取り装置、125…メモリ(記憶部)、150…コンピュータ、Da〜Dc…Webページ。

Claims (10)

  1. ドキュメントを作成するシステムであって、
    レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、前記第1Webページ群と前記第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいて前記ユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段と、
    ドキュメントのコンテンツ情報をユーザ属性に関連付けて格納したコンテンツ情報格納手段と、
    ユーザ属性を入力するためのユーザ属性入力手段と、
    前記ユーザ属性入力手段で入力されたユーザ属性に対応した前記デザイン情報を前記デザイン情報格納手段から読み出すデザイン情報読出手段と、
    前記ユーザ属性入力手段で入力されたユーザ属性に対応した前記コンテンツ情報を前記コンテンツ情報格納手段から読み出すコンテンツ情報読出手段と、
    前記コンテンツ情報読出手段で読み出された前記コンテンツ情報を前記デザイン情報読出手段で読み出された前記デザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する編集手段と、
    を備えることを特徴とするドキュメント作成システム。
  2. 前記生体評価は、視線軌跡による評価であることを特徴とする請求項1記載のドキュメント作成システム。
  3. 前記生体評価は、前記視線軌跡による評価に加えて脳波による評価を用いたものであることを特徴とする請求項2記載のドキュメント作成システム。
  4. 前記視線軌跡は、Webページを表示するディスプレイ上の視線軌跡であり、
    前記デザイン情報は、前記Webページの前記ディスプレイに表示されている箇所を示す情報と前記ディスプレイ上の視線軌跡とに基づく評価によって得られたものであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のドキュメント作成システム。
  5. 前記デザイン情報は、コンテンツのレイアウト、コンテンツの配色、又は、コンテンツのフォントに関する情報を含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項記載のドキュメント作成システム。
  6. ドキュメントを作成するシステムであって、
    ドキュメントのコンテンツ情報を入力するためのコンテンツ情報入力手段と、
    レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、前記第1Webページ群と前記第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいて前記ユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段と、
    ユーザ属性を入力するためのユーザ属性入力手段と、
    前記ユーザ属性入力手段で入力されたユーザ属性に対応した前記デザイン情報を前記デザイン情報格納手段から読み出すデザイン情報読出手段と、
    前記コンテンツ情報入力手段で入力された前記コンテンツ情報を前記デザイン情報読出手段で読み出された前記デザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する編集手段と、
    を備えることを特徴とするドキュメント作成システム。
  7. ドキュメントを作成する方法であって、
    ユーザ属性を入力するステップと、
    レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、前記第1Webページ群と前記第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいて前記ユーザが好むと判断され デザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段から、前記入力されたユーザ属性に対応した前記デザイン情報をデザイン情報読出手段によって読み出すステップと、
    ドキュメントのコンテンツ情報をユーザ属性に関連付けて格納したコンテンツ情報格納手段から、前記入力されたユーザ属性に対応した前記コンテンツ情報をコンテンツ情報読出手段によって読み出すステップと、
    前記コンテンツ情報読出手段で読み出された前記コンテンツ情報を前記デザイン情報読出手段で読み出された前記デザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成するステップと、
    を備えることを特徴とするドキュメント作成方法。
  8. ドキュメントを作成する方法であって、
    ユーザ属性を入力するステップと、
    ドキュメントのコンテンツ情報を入力するステップと、
    レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、前記第1Webページ群と前記第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいて前記ユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて格納したデザイン情報格納手段から、前記入力されたユーザ属性に対応した前記デザイン情報をデザイン情報読出手段によって読み出すステップと、
    前記入力されたコンテンツ情報を前記デザイン情報読出手段によって読み出された前記デザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成するステップと、
    を含むことを特徴とするドキュメント作成方法。
  9. ユーザ属性を入力する処理と、
    レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、前記第1Webページ群と前記第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいて前記ユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて蓄積したデザイン情報ファイルを記憶部に格納する処理と、
    ドキュメントのコンテンツ情報をユーザ属性に関連付けて蓄積したコンテンツ情報ファイルを記憶部に格納する処理と、
    前記記憶部に格納した前記デザイン情報ファイルから、前記入力されたユーザ属性に対応した前記デザイン情報を読み出す処理と、
    前記記憶部に格納した前記コンテンツ情報ファイルから、前記入力されたユーザ属性に対応した前記コンテンツ情報を読み出す処理と、
    前記読み出されたコンテンツ情報を前記読み出された前記デザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  10. ユーザ属性を入力する処理と、
    ドキュメントのコンテンツ情報を入力する処理と、
    レイアウトまたは配色のデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第1Webページ群とフォントのデザインが互いに異なる複数のWebページを含む第2Webページ群(ただし、前記第1Webページ群と前記第2Webページ群とは少なくとも一部が異なる)とをユーザに提示して行われた生体評価に基づいて前記ユーザが好むと判断されたデザイン情報をユーザ属性に関連付けて蓄積したデザイン情報ファイルを記憶部に格納する処理と、
    前記記憶部に格納した前記デザイン情報ファイルから、前記入力されたユーザ属性に対応した前記デザイン情報を読み出す処理と、
    前記入力されたコンテンツ情報を前記読み出された前記デザイン情報に基づいて編集してドキュメントを作成する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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