JP3951438B2 - 圧電型風力発電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、風力から電気エネルギーを取り出すことを可能とする風力発電機に関し、より詳細には、圧電素子を用いて風力から電力を取り出すことを可能とする圧電型風力発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電方法としては、水力発電、原子力発電、火力発電、太陽電池を用いた発電方法、風力発電などの様々な方法が知られている。もっとも、立地条件の制約及び電力事業の高まりに伴って、水力発電に代わり、現在では、原子力発電及び火力発電が主として用いられている。
【0003】
しかしながら、原子力発電や火力発電では、化石燃料を使用するため、大気汚染や放射線による汚染等を引き起こすおそれがあった。そこで、太陽エネルギーや風力などのいわゆるクリーンなエネルギーを用いた発電方法が注目されている。
【0004】
図4は、従来の風力発電装置の一例を示す斜視図である。
風力発電装置51では、回転軸52の上端に電磁型発電機53が取り付けられている。電磁型発電機53には、羽根54a〜54cの一端が固定された回転部材54が取り付けられている。
【0005】
発電に際しては、回転軸52を軸周りに回転させ、羽根54a〜54cを風上の方向に位置させる。その結果、風力により羽根54a〜54cを有する回転部材54が回転し、この回転に伴うエネルギーが電磁型発電機53により電力として取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の風力発電機51では、電磁型発電機53を用いて運動エネルギーが電気エネルギーに変換され、それによって電力が取り出されていた。しかしながら、回転部材54の回転に伴う運動エネルギーを電気エネルギーに効率的に変換することができず、エネルギー変換効率が低かった。
【0007】
そのため、大きな電力を得るには、羽根54a〜54cとして、かなり大型のものを用意しなければならなかった。従って、全体の構造が複雑かつ大型化し、コストも高くつくという問題があった。
【0008】
加えて、従来の風力発電装置51は、上記のようにかなり大型であるため、取り付け場所にも制約があり、現実には、大きなスペースを確保し得る土地において、所定の間隔を隔ててかなりの数の風力発電機51が設置されていることが多い。
【0009】
本発明の目的は、従来の風力発電機の欠点を解消し、エネルギー変換効率に優れており、さらに比較的簡単な構造を有し、かつ小型化が容易である安価な風力発電機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するためになされたものであり、圧電素子を用いて機械エネルギーを電気エネルギーに変換することにより風力から電力を取り出すものである。
【0011】
請求項1に記載の発明に係る圧電型風力発電機は、振動板と、前記振動板に固定されており、風を受けた際に振動板を振動させるような空気の渦流を発生させるための渦発生部材と、前記振動板に固定されており、かつ振動板の振動を受けて電力を取り出すことを可能とする圧電素子とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明では、前記圧電型風力発電機に連結されており、かつ回転自在に支持されている回転軸をさらに備え、前記渦発生部材と圧電素子を挟んで反対側の振動板端部が風上方向を向くように渦発生部材が構成されている。
【0013】
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明に係る圧電型風力発電機が複数備えられており、この複数の圧電型風力発電機として共振周波数が異なる振動板を有するものが用いられる。
【0014】
請求項4に記載の発明に係る圧電型風力発電機は、一端側において連結されており、他端側における間隔が連結されている側の間隔よりも広くされている第1,第2の振動板と、前記第1,第2の振動板にそれぞれ固定されており、風を受けた際に振動板を振動させるような空気の渦流を発生させるための第1,第2の渦発生部材と、前記第1,第2の振動板にそれぞれ固定されており、振動板の振動を受けて電力を取り出すことを可能とする第1,第2の圧電素子とを備え、風を受けた際に、一端側で連結された第1,第2の振動板が音叉型振動を発生するように構成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明では、前記第1,第2の振動板の連結部分に一端側が連結されており、連結部分側とは反対側の端部の間隔が連結部分側端部の間隔よりも広くされている第3,第4の振動板と、前記第3,第4の振動板にそれぞれ固定されており、風を受けた際に振動板を振動させるような空気の渦流を発生させる第3,第4の渦発生部材と、前記第3,第4の振動板にそれぞれ固定されており、振動板の振動を受けて電力を取り出すことを可能とする第3,第4の圧電素子とをさらに備え、前記第3,第4の振動板により音叉型振動が発生するように構成されておりかつ第1,第2の振動板により発生される音叉型振動と、第3,第4の振動板により発生される音叉型振動の周波数が異ならされている。
【0016】
請求項6に記載の発明では、前記連結部に固定されており、かつ回転自在に支持された回転軸をさらに備え、前記連結部側が風上方向を向くように構成されている。
【0017】
請求項7に記載の発明では、前記振動板において、渦発生部材が、圧電素子を挟んで振動板が連結されている部分とは反対側に固定されている。
請求項8に記載の発明では、上記渦発生部材が、該渦発生部材が固定されている振動板の主面に沿って流れてきた風の方向を変えるように、該主面に対して所定の角度をなす面を有する部材により構成されている。
【0018】
請求項9に記載の発明では、前記渦発生部材が、振動板と一体に構成されている。
請求項10に記載の発明では、前記渦発生部材が、振動板の端部を折り曲げることにより構成されている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の非限定的な実施例を挙げることにより、本発明をより具体的に説明する。
【0020】
図1は、本発明の第1の実施例に係る圧電型風力発電機を説明するための斜視図である。
圧電型風力発電機1は、軸受2に回転自在に軸支された回転軸3を有する。回転軸3の上端には、風の方向を示すロッド4が回転軸3と直交する方向を向くように固定されている。ロッド4の先端には、風上方向を示す矢印となる円錐状先端部4aが形成されている。
【0021】
ロッド4の後端には、第1,第2の振動板5,6が固定されている。第1,第2の振動板5,6は、その長さ方向にそって屈曲振動をし得るように構成された細長い矩形の板状部材により構成されている。振動板5,6は、前端側において、連結部7により連結されている。振動板5,6の後端側の間隔は、連結部7側における振動板5,6の間隔よりも広げられている。
【0022】
振動板5,6は、屈曲振動が生じ易い、弾性変形し得る材料、例えば金属により構成することが望ましいが、合成樹脂などの他の材料で構成してもよい。
振動板5,6の後端には、振動板5,6の端部を折り曲げることにより、渦発生部材5a,6aが形成されている。
【0023】
渦発生部材5a,6aは、本実施例では、振動板5,6の主面とある角度をなす板状部材として構成されている。
振動板5,6の長さ方向中央においては、第1,第2の圧電素子8,9がそれぞれ貼り合わされている。従って、上記渦発生部材5a,6aは圧電素子8,9を挟んで連結部7すなわち振動板5,6の前端とは反対側に配置されている。
【0024】
圧電素子8,9は、振動板5,6が屈曲振動した場合、その振動エネルギーを受けて電力を取り出すことを可能とするために設けられている。従って、圧電素子8,9としては、振動板5,6の振動を受けて歪み、圧電効果により、与えられた振動エネルギーを電気エネルギーに変換し得る適宜の圧電素子を用いることができる。
【0025】
なお、特に図示はしないが、圧電素子8,9の外表面には、それぞれ、電力を取り出すための一方の電極が形成されており、圧電素子8,9の他面には、他方の電極が形成されている。他方の電極については、振動板5,6を金属で構成した場合、振動板5,6を電極と兼ねさせることにより、省略してもよい。
【0026】
圧電素子8,9を構成する圧電体については、特に限定されず、圧電セラミックスや圧電単結晶などを用いた適宜の圧電体を用いることができる。
本実施例の圧電型風力発電機1は、風力により電力を発生させ得るだけでなく、風の方向を示す風向計としても用いられるものである。次に、この圧電型風力発電機の作用効果を動作と共に説明することとする。
【0027】
圧電型風力発電機1は、上記のように圧電素子8,9を用いるものであるため、小型に構成することができる。従って、軸受2は、家屋の屋根等に簡単に取り付けることができる。
【0028】
いま、風がある方向に吹いている場合、振動板5,6のいずれかが風により押され、回転軸3が回転される。
第1,第2の振動板5,6では、先端側における間隔よりも、後端側において両者の間隔が広げられているので、円錐状先端部4aは風上方向に向かうことになる。すなわち、円錐状先端部4a側から連結部7側に風が流れてきた場合、空気の流れは、連結部7より後方では振動板5,6の外表面に沿って分岐されることになる。そのため、ロッド4の長さ方向に流れてきた空気流により、振動板5,6が、それぞれ、内面側に押されることになる。その結果、振動板5,6の外面側から内面側に向かう力を受けることになるため、風の流れに対してロッド4の長さ方向が一致している辺りで振動板5,6に加わる上記力が拮抗することになる。よって、円錐状先端部4aは、常に風向き方向に向かうことになる。
【0029】
従って、圧電型風力発電機1は、従来の風向計と同様に風向きを示す風向計として機能する。
しかも、振動板5,6の外表面に沿って振動板5,6の長さ方向に沿って流れてきた空気流は、渦発生部材5aによりその方向を変化される。この場合、渦発生部材5a,6aは、折り曲げにより形成された内面が、振動板5,6の主面と交差する角度をなすように形成されているので、流れてきた空気流が、渦発生部材5a,6aの折り曲げにより形成された内面に沿って方向を変化され、振動板5,6の外側に渦流を発生させる。
【0030】
その結果、振動板5,6の後端側において、振動板5,6の外側に渦流が発生するため、並びに振動板5,6の前端側は連結部7により固定されているため、振動板5,6は、連結部7側を固定端とし、渦発生部材5a,6a側を自由端として屈曲振動で振動することになる。この場合、振動板5,6が連結部7で連結されているので、第1,第2の振動板5,6及び連結部7で構成される構造体は、音叉型振動で振動する。
【0031】
従って、圧電素子8,9が該振動により歪みを受けて、交流電圧を発生する。よって、圧電素子8,9から電力を取り出すことができる。
本実施例の圧電型風力発電機では、上記第1,第2の振動板5,6は、従来の風見鶏型の風向計と同様に、後端側において両者の間隔が広げられているので、常に円錐状先端部4aが風向き方向を向こうとし、振動板5,6が最大風圧を受けるように構成されている。加えて、渦発生部材5a,6aが形成されているので、上記渦流が効果的に発生され、それによって小型であるにも係わらず比較的大きな電力を取り出すことができる。すなわち、変換効率に優れた発電機を提供することができる。
【0032】
特に、本実施例の圧電型風力発電機では、上記第1,第2の振動板5,6が、連結部7で連結されているので、振動板5,6が屈曲モードで振動するが、振動板5,6を連結部7で構成した構造体全体が、音叉型屈曲振動を引き起し、その共振周波数において最も大きな交流電圧を得ることができる。
【0033】
図2は、本発明の第2の実施例に係る圧電型風力発電機を説明するための部分切欠斜視図である。圧電型風力発電機11では、ロッド4に、第1,第2の振動板5,6が連結部7を介して連結されている。第1,第2の振動板5,6には、第1の実施例と同様に、圧電素子8,9がそれぞれ貼り合わされており、かつ第1,第2の振動板5,6の後端には、第1の振動板5,6を折り曲げることにより渦発生部材5a,6aが形成されている。
【0034】
また図示はしないが、ロッド4の先端に、第1の実施例の場合と同様に円錐状先端部4a(図1参照)が形成されており、かつロッド4には、第1の実施例と同様に、回転軸3及び軸受2が連結されている。
【0035】
本実施例の特徴は、第1,第2の振動板5,6だけでなく、上下方向に対向するように、第3,第4の振動板12,13が連結部7に連結されていることにある。すなわち、振動板12,13の前端は連結部7に連結されている。また、振動板12,13の後端側は、互いの間隔が、連結部7に連結されている側の端部の間隔よりも大きくされている。
【0036】
さらに、振動板12,13の後端を折り曲げることにより、渦発生部材12a,13aが形成されている。渦発生部材12a,13aは、振動板12,13の主面とある角度をなすように、振動板12,13を外側に折り曲げることにより形成されている。従って、渦発生部材12a,13aの折り曲げにより形成された内面は、振動板12,13の主面とある角度をなし、振動板12,13の主面に沿って流れてきた空気流の方向を変換し、渦流を発生させるように構成されている。
【0037】
また、第3,第4の振動板12,13の外表面には、第3,第4の圧電素子14,15が貼り合わされている。圧電素子14,15は、第1の実施例で用いた圧電素子8,9と同様に構成されている。
【0038】
すなわち、第2の実施例の圧電型風力発電機11の特徴は、第1の実施例の圧電型風力発電機1において、さらに第3,第4の振動板12,13、渦発生部材12a,13a及び圧電素子14,15を付加した構造に相当する。もっとも、第3,第4の振動板12,13の共振周波数は、第1,第2の振動板5,6の共振周波数と異ならされている。従って、風を受けて振動した場合、第3の振動板12、連結部7及び第4の振動板13で構成される音叉型構造体が音叉型振動で振動し、この音叉型振動の共振周波数は、第1,第2の振動板5,6及び連結部7で構成される音叉型振動の共振周波数と異ならされている。
【0039】
本実施例の圧電型風力発電機11では、第1,第2の振動板5,6が上記のように構成されているので、第1の実施例と同様に、風向計としても機能する。
加えて、第1,第2の振動板5,6及び連結部7で構成される部分の音叉型振動により、第1,第2の圧電素子8,9から交流電圧を取り出すことができる。
【0040】
さらに、第3,第4の振動板12,13側においても、第3,第4の振動板12,13及び連結部7で構成されている構造体の音叉型振動に伴うエネルギーが圧電素子14,15から交流電圧として取り出される。
【0041】
従って、第1の実施例の圧電型風力発電機1に比べて、より大きな電力を取り出すことができる。特に、第3,第4の振動板12,13もまた、連結部7と共に音叉型振動体を構成しているので、第1,第2の振動板5,6と同様に、最大風圧を効果的に受けることができ、第3,第4の圧電素子14,15においても大きな電力を取り出すことができる。
【0042】
のみならず、本実施例では、第1,第2の振動板5,6及び連結部7で構成される音叉型振動体の共振周波数と、第3,第4の振動板12,13及び連結部7で構成される音叉型振動体の共振周波数が異なるので、風速が変化した場合や、風向きが若干変化した場合でも、より効果的に電力を取り出すことができる。従って、エネルギー変換効率をより一層高めることができる。
【0043】
図3は、本発明の第3の実施例に係る圧電型風力発電機を説明するための部分切欠斜視図である。
圧電型風力発電機21では、ロッド4に、一枚の振動板22が固定されている。ロッド4の前方は図示を省略してあるが、第1の実施例と同様に、円錐状先端部4a、回転軸3及び軸受2が配置されている。
【0044】
振動板22の後端には、振動板22を折り曲げることにより、渦発生部材22a,22b,22cが形成されている。振動板22の両主面中央には、圧電素子23,24が貼り合わされている。圧電素子23,24は、第1の実施例で用いた圧電素子8,9と同様に構成することができる。
【0045】
本実施例では、渦発生部材22a,22cが折り曲げられる方向と、渦発生部材22bが折り曲げられている方向とが逆とされている。すなわち、一枚の振動板22のみを用いるため、振動板22の両側に分けて渦発生部材22a,22c及び渦発生部材22bを形成することにより、振動板22の後端近傍両側において渦流が発生されるように構成されている。
【0046】
従って、振動板22の両面において渦流が発生されるので、一枚の振動板22を用いているが、ロッド4の先端側から風を受けた場合、上記両面に発生される渦流により、振動板22の側方への移動が規制され、ロッド4の先端が常に風向きを向くように位置されることになる。
【0047】
すなわち、渦発生部材22a,22cと渦発生部材22bとは、渦流を発生して振動板22を屈曲振動させるだけでなく、振動板22の主面の前後方向を風の流れる方向と一致する方向に規制する作用も果たす。
【0048】
従って、本実施例の圧電型風力発電機21も、風向きを表示する機能も果たす。
加えて、風がロッド4の長さ方向に流れてきた場合には、振動板22の両面において、渦発生部材22a,22b,22cにより振動板22の後端近傍に渦流が発生し、それに伴って振動板22が長さ方向に沿って屈曲振動する。そのため、振動板22の両面に貼り合わされた圧電素子23,24から交流電圧を取り出すことができる。
【0049】
従って、第3の実施例に係る圧電型風力発電機21においても、風力を利用し、圧電素子23,24の電気機械変換効果を利用することにより、電力を効率良く取り出すことができる。
【0050】
なお、第1〜第3の実施例では、渦発生部材5a,6a,12a,13a,22a〜22cは、振動板の後端を折り曲げることにより形成したが、渦発生部材としては、振動板の主面とある角度をなし、渦流を振動板の主面外側に発生させ得る限り、特に限定されるものではない。すなわち、振動板の主面とある角度をなして渦流を発生させる面を有する突状、リブ、突起などの適宜の形状の渦発生部材を構成することができる。また、渦発生部材は、振動板と別部材で構成されていてもよく、その場合渦発生部材を振動板に固定する方法についても、接着やねじ止めなど適宜の方法で行い得る。
【0051】
さらに、渦発生部材は、振動板の後端に形成されている必要は必ずしもなく、振動板を屈曲振動させ得る渦流を発生させ得る限り、任意の位置に形成することができる。もっとも、第1〜第3の実施例のように、風上側となる振動板端部とは圧電素子を挟んで反対側に渦発生部材を配置すれば渦発生部材により振動板を効果的に振動させることができると共に、風向計としての作用を果たさせ得る。
【0052】
また、第1の実施例では、第1,第2の振動板5,6を同じ共振周波数を有するように構成したが、本発明においては、複数の振動板を用い、該複数の振動板として共振周波数が異なる振動板を適宜組み合わせて圧電型風力発電機を構成してもよい。
【0053】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明に係る圧電型風力発電機によれば、振動板に固定された渦発生部材により、風を受けた際に空気の渦流が発生されて振動板が振動される。その結果、振動板の振動を受けて圧電素子により電力を取り出すことができる。従って、振動板、渦発生部材及び圧電素子からなる比較的簡単な構造で、風力から電力を取り出すことができる。加えて、比較的簡単な構造を有するため、家屋の屋根等に設置し得る小型かつ安価な発電機を提供することが可能となる。
【0054】
さらに、比較的簡単な構造を有し、小型に構成し得るため、各家庭等に圧電型風力発電機を設置することにより、電力を消費するその場で発電を行うことができ、送電に伴うエネルギーロスも生じ難い。加えて、風力を利用するものであるため、環境汚染が生じ難く、かつエネルギー資源の節約にも寄与する。
【0055】
請求項2に記載の発明では、圧電型風力発電機に、回転自在に支持されている回転軸が備えられており、渦発生部材と圧電素子を挟んで反対側の振動板端部が風上方向を向くように渦発生部材が構成されているので、振動板が大きな風圧を確実に受けることができ、エネルギー変換効率を高めることができると共に、風向計としての機能をも風力発電機に与えることができる。
【0056】
請求項3に記載の発明では、共振周波数が異なる振動板を用いた複数の圧電型風力発電機を備えるため、風速の変化や風向きの変化に対応することができ、より一層エネルギー変換効率を高めることができる。
【0057】
請求項4に記載の発明に係る圧電型風力発電機では、第1,第2の振動板が連結部を介して連結されて音叉型振動を発生するように構成されており、第1,第2の振動板の連結されている側とは反対側の端部における間隔が広げられているので、最大風圧を確実に受けることができ、それによって、より一層エネルギー変換効率を高めることができ、大きな電力を取り出すことができる。
【0058】
請求項5に記載の発明では、第1,第2の振動板に加えて、第3,第4の振動板を用いた圧電型風力発電機が備えられているので、風向きや風速の変化により確実に対応することができ、常に最大風圧を効率良く受けることができる。従って、より一層エネルギー変換効率に優れた風力発電機を提供することができる。
【0059】
請求項6に記載の発明では、請求項4,5に記載の発明に係る圧電型風力発電機において、回転自在に支持された回転軸がさらに備えられており、連結部側が風上方向を向くように構成されているので、それによって最大風圧をより効率良く受けることができ、エネルギー変換効率を高めることができる。
【0060】
請求項7に記載の発明では、渦発生部材が圧電素子を挟んで振動板が連結されている部分とは反対側において振動板に固定されているので、渦発生部材により発生された渦流により振動板が効率良く振動し、それによってエネルギー変換効率を高めることができる。
【0061】
請求項8に記載の発明では、渦発生部材が、固定されている振動板の主面に沿って流れてきた風の方向を変えるように、主面に対して所定の角度をなす面を有する部材により構成されているので、振動板を振動させる渦流が効果的に発生される。
【0062】
請求項9に記載の発明では、渦発生部材が振動板と一体に構成されているので、渦発生部材及び振動板を機械加工や成形などの方法により容易に得ることができると共に、部品点数の低減を果たし得る。
【0063】
請求項10に記載の発明では、渦発生部材が、振動板の端部を折り曲げることにより構成されているので、例えば金属などからなる振動板を用意した後、折り曲げ加工により、容易に渦発生部材を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る圧電型風力発電機を説明するための斜視図。
【図2】本発明の第2の実施例に係る圧電型風力発電機の要部を説明するための部分切欠斜視図。
【図3】本発明の第3の実施例に係る圧電型風力発電機を説明するための部分切欠斜視図。
【図4】従来の風力発電装置を説明するための斜視図。
【符号の説明】
1…圧電型風力発電機
5,6…第1,第2の振動板
5a,6a…渦発生部材
7…連結部分
8,9…第1,第2の圧電素子
11…圧電型風力発電機
12,13…第3,第4の振動板
12a,13a…第3,第4の渦発生部材
14,15…第3,第4の圧電素子
21…圧電型風力発電機
22…振動板
22a〜22c…渦発生部材
23,24…圧電素子

Claims (10)

  1. 振動板と、
    前記振動板に固定されており、風を受けた際に振動板を振動させるような空気の渦流を発生させるための渦発生部材と、
    前記振動板に固定されており、かつ振動板の振動を受けて電力を取り出すことを可能とする圧電素子とを備えることを特徴とする、圧電型風力発電機。
  2. 前記圧電型風力発電機に連結されており、かつ回転自在に支持されている回転軸をさらに備え、前記渦発生部材と圧電素子を挟んで反対側の振動板端部が風上方向を向くように渦発生部材が構成されている、請求項1に記載の圧電型風力発電機。
  3. 共振周波数が異なる振動板を用いた複数の請求項1に記載の圧電型風力発電機を備えることを特徴とする圧電型風力発電機。
  4. 一端側において連結されており、他端側における間隔が連結されている側の間隔よりも広くされている第1,第2の振動板と、
    前記第1,第2の振動板にそれぞれ固定されており、風を受けた際に振動板を振動させるような空気の渦流を発生させるための第1,第2の渦発生部材と、
    前記第1,第2の振動板にそれぞれ固定されており、振動板の振動を受けて電力を取り出すことを可能とする第1,第2の圧電素子とを備え、
    風を受けた際に、一端側で連結された第1,第2の振動板が音叉型振動を発生するように構成されていることを特徴とする、圧電型風力発電機。
  5. 前記第1,第2の振動板の連結部分に一端側が連結されており、連結部分側とは反対側の端部の間隔が連結部分側の端部の間隔よりも広くされている第3,第4の振動板と、
    前記第3,第4の振動板にそれぞれ固定されており、風を受けた際に振動板を振動させるような空気の渦流を発生させる第3,第4の渦発生部材と、
    前記第3,第4の振動板にそれぞれ固定されており、振動板の振動を受けて電力を取り出すことを可能とする第3,第4の圧電素子とをさらに備え、
    前記第3,第4の振動板により音叉型振動が発生するように構成されておりかつ第1,第2の振動板により発生される音叉型振動と、第3,第4の振動板により発生される音叉型振動の周波数が異ならされている、請求項4に記載の圧電型風力発電機。
  6. 前記連結部に固定されており、かつ回転自在に支持された回転軸をさらに備え、前記連結部側が風上方向を向くように構成されている、請求項4または5に記載の圧電型風力発電機。
  7. 前記振動板において、渦発生部材が、圧電素子を挟んで振動板が連結されている部分とは反対側に固定されている、請求項1〜6のいずれかに記載の圧電型風力発電機。
  8. 前記渦発生部材が、該渦発生部材が固定されている振動板の主面に沿って流れてきた風の方向を変えるように、該主面に対して所定の角度をなす面を有する部材である、請求項1〜7のいずれかに記載の圧電型風力発電機。
  9. 前記渦発生部材が、振動板と一体に構成されている、請求項1〜8のいずれかに記載の圧電型風力発電機。
  10. 前記渦発生部材が、振動板の端部を折り曲げることにより構成されている、請求項9に記載の圧電型風力発電機。
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