JP3949977B2 - 波長分割多重通信用光分波器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長分割多重通信に用いられる波長分割多重通信用光分波器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年光ファイバ通信の発展はめざましく、その回線数は急激に増大しつつある。この傾向は、公衆回線網はもとより、同じビル内や比較的短距離の間隔に配置されているコンピュータネットワークの分野においても顕著になっている。WDM(波長分割多重)が、その有効な解決策として注目を集めている。このWDMでは、送信側からシングルモード光ファイバ中にN個の異なる波長の光波が多重して送られてくる。受信側では、受光した多重光をN個の異なる波長の光波に分波する。その結果、単一波長の場合に比較して光ファイバ中に送られてくる情報量は、N倍に増加する。
【0003】
このWDMでは、N個の異なる波長の光波を分波又は合波するための波長分割多重通信用光分波及び光合波器が不可欠になってくる。波長分割多重通信用光分波器及び光合波器には、優れた分波、合波特性が求められるのは当然のこととして安価であることも求められている。従来の波長分割多重通信用光分波合波器の一例について図を用いて説明する。
【0004】
図4は、従来の波長分割多重通信用光分波合波器の構成図である。
特願2000−366746(出願人同一)に詳細に説明しているように、光ファイバ21から波長λ1〜λ4の4波からなる光多重信号が、球面波22となって出射される。この球面波22は、軸ずれ型コリメータレンズ23−1でコリメートされ平行波24になる。この平行波24中の波長λ1の光波は、WDMフィルタ(λ1)25−1によって反射され軸ずれ型コリメータレンズ23−2によって集光される。更に、光ファイバ21−2によって分岐される。
【0005】
波長λ2〜λ4の3波からなる光多重信号はWDMフィルタ(λ1)25−1を通過する。この光多重信号中の波長λ2の光波は、WDMフィルタ(λ2)25−2によって反射され軸ずれ型コリメータレンズ23−3によって集光される。更に、光ファイバ21−3によって分岐される。以下同様にして波長λ3、λ4の光波が光ファイバ21−4、21−5によって分岐される。
【0006】
このような波長分割多重通信用光分波器は、MTコネクタとコンパチブルな250ミクロンピッチのレンズアレーを用いることで、光学系全体をコンパクトに構成できる。又製作にあたっては、レンズアレーとファイバアレーとの間のアライメントが必要なだけで、その他の部分では、アライメントする必要がない。更に、光学基板を単純に積層すれば製作できる、等の実装上のメリットが有った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の技術には次のような解決すべき課題があった。即ち、光多重信号をWDMフィルタに導き、これによる反射を利用して各波長の分波を実現している。このため各波長の異なる光波間でのクロストークが大きいという解決すべき課題が残されていた。本発明は、この課題解決を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
波長の異なる複数の光波を含む球面波を放射する光放射部と、上記球面波に含まれる各上記光波をそれぞれ受光するための複数の光受光部と、上記放射された球面波を平行波に変換する変換レンズと、上記平行波に含まれる複数の光波に対しそれぞれ異なる上記波長の光波のみを反射し、他の光波を透過させる複数のWDM(波長分割多重)フィルタと、上記各WDMフィルタから反射されてくる各光波をそれぞれ集光して上記各光受光部へ案内する複数の案内レンズとを備える波長分割多重通信用光分波器であって、上記各WDMフィルタが反射した各光波を、該光波に含まれる異なる波長成分を除去すべく少なくとも1回以上上記各WDMフィルタに戻す方向へ反射する反射部を含み、上記各案内レンズは、上記各WDMフィルタにより最後に反射された各光波を対応する各上記光受光部へ案内可能な位置にそれぞれ配されていることを特徴とする波長分割多重通信用光分波器。
【0010】
〈構成2〉
構成1に記載の波長分割多重通信用光分波器において、上記各WDMフィルタを透過して最後に残った一つの上記光波を反射させるための上記WDMフィルタに代えて、該光波を反射するための反射鏡が用いられていることを特徴とする波長分割多重通信用光分波器。
【0012】
〈作用〉
平行波が直進途中で各波長毎に所定のWDMフィルタに選択されて反射され、この反射された平行波が反射鏡で反射されて所定のWDMフィルタに戻り、再度選択されて反射される。従って、WDMフィルタによって1度選択された波長の光波は、再度同一WDMフィルタによって波長選択されるため他の波長の光波の混入が少なくなりクロストークが減少する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。一例として波長λ1〜波長λ4の4波からなる光多重信号を受け入れて、波長λ1〜波長λ4の光波にそれぞれ分波する場合について説明する。
【0014】
〈具体例の構成〉
図1は、本発明による波長分割多重通信用光分波合波器の構成図である。
図1より、本発明による波長分割多重通信用光分波器は、光ファイバ1−1〜1−5、軸ずれ型コリメータレンズ2−1〜2−5、WDMフィルタ(λ1)3−1、WDMフィルタ(λ2)3−2、WDMフィルタ(λ3)3−3、ミラー4−1,4−2、光伝搬媒体5−1〜5−5とを備える。
【0015】
光ファイバ1−1は、波長λ1〜波長λ4の4波からなる光多重信号を受け入れて、その出力端のコア部から光多重信号の球面波を放射する部分である。請求項中における光放射部の役目を果たす部分である。通常シングルモード光ファイバが用いられる。
【0016】
光ネットワーク回線から、例えばMTコネクタ等の比較的安価なコネクタを介して波長λ1〜波長λ4の4波からなる光多重信号を受け入れる。凸レンズの焦点から光が放射されるように光ファイバ1−1の先端コア部から球面波が後記軸ずれ型コリメータレンズ2−1に向かって光伝搬媒体5中を進行する。
【0017】
軸ずれ型コリメータレンズ2−1は、光ファイバ1−1から放射される光多重信号を後記3−1WDMフィルタ(λ1)、3−2WDMフィルタ(λ2)、3−3WDMフィルタ(λ3)、ミラー4−1に向けて斜めに進行する平行波に変換する部分である。請求項中における変換レンズのレンズの役目を果たす部分である。
【0018】
この軸ずれ型コリメータレンズ2−1は、一例として特開平10−68808号(出願人同一)に示すように計算機ホログラムの手法を用いれば、容易にフォトリソグラフィー精度で相対的な位置を保証して作成することができる。ここで平行波に変換された光多重信号はWDMフィルタ(λ1)3−1に向かって光伝搬媒体5中を進行する。
【0019】
WDMフィルタ(λ1)3−1は、上記軸ずれ型コリメータレンズ2−1から、平行光に変換された光多重信号を所定の入射角で受け入れて、波長λ1の光波を選択して反射させ、残りの光波(λ2、λ3、λ4)を透過させる光フィルタである。通常誘電体薄膜を積層した誘電体多層膜などによって構成される。反射された光は、ミラー4−2へ向かう。透過した光多重信号(λ2、λ3、λ4)はWDMフィルタ(λ2)3−2へ向かって光伝搬媒体5中を進行する。
【0020】
ここで他の図を用いてWDMフィルタ(λ1)3−1〜WDMフィルタ(λ1)3−3の透過特性及び反射特性について説明する。
図2は、WDMフィルタの透過特性図である。
縦軸に透過光強度(db)を表し、横軸に波長を表している。曲線(λ1)はWDMフィルタ(λ1)3−1の透過特性を、曲線(λ2)はWDMフィルタ(λ2)3−2の透過特性を、曲線(λ3)はWDMフィルタ(λ3)3−3の透過特性を、それぞれ表している。
【0021】
曲線(λ1)より、WDMフィルタ(λ1)3−1は、1340nmよりも波長の短い入射光を透過させる働きを持っているが、その透過光強度は厳密には100%ではない。そのため本来透過すべき光波の一部が反射されることになる。又、曲線(λ2)より、WDMフィルタ(λ2)3−2は、1320nmよりも波長の短い入射光を透過させる働きを持っているが、その透過光強度が厳密には100%ではない。そのため本来透過すべき光波の一部が反射されることになる。
【0022】
更に、曲線(λ3)より、WDMフィルタ(λ3)3−3は、1300nmよりも波長の短い入射光を透過させる働きを持っているが、その透過光強度が厳密には100%ではない。そのため本来透過すべき光波の一部が反射されることになる。
【0023】
図3は、WDMフィルタの反射特性図である。
縦軸に反射光強度(db)を表し、横軸に波長(nm)を表している。曲線(λ1)は、WDMフィルタ(λ1)3−1の透過特性を、曲線(λ2)は、WDMフィルタ(λ2)3−2の透過特性を、曲線(λ3)は、WDMフィルタ(λ3)3−3の透過特性を、それぞれ表している。
【0024】
曲線(λ1)より、WDMフィルタ(λ1)3−1は、1340nmよりも波長の長い入射光を反射させる働きを持っているが、その反射光強度が厳密には100%ではない。そのため本来反射すべき光波の一部が透過されることになる。又、曲線(λ2)より、WDMフィルタ(λ2)3−2は、1320nmよりも波長の長い入射光を反射させる働きを持っているが、その反射光強度が厳密には100%ではない。そのため本来反射すべき光波の一部が透過されることになる。
【0025】
更に、曲線(λ3)より、WDMフィルタ(λ3)3−3は、1300nmよりも波長の長い入射光を反射させる働きを持っているが、その反射光強度が厳密には100%ではない。そのため本来反射すべき光波の一部が透過されることになる。
【0026】
従って、本来反射すべき波長の光波の一部が透過され、本来透過すべき波長の光波の一部が反射することになる。その結果クロストークが発生する。一例をあげると、WDMフィルタ(λ1)3−1による反射光強度は、波長が1340nmでは、−5db程度である。しかし波長が1280nmの光波も−15db程度反射される。結果として波長が1340nmの光波と波長が1280nmの光波間のクロストークは、−10db程度になってしまう。本発明の解決課題はここにある。
【0027】
再度図1に戻って本発明の構成についての説明を続ける。
WDMフィルタ(λ2)3−2は、上記WDMフィルタ(λ1)を透過してきた光多重信号(λ2、λ3、λ4)を所定の入射角で受け入れて波長λ2の光波を選択して反射させ、残りの波長λ3、λ4の光波を透過させる光フィルタである。通常誘電体薄膜を積層した誘電体多層膜などによって作成される。反射された光は、ミラー4−2へ向かう。透過した波長λ3、λ4の光波はWDMフィルタ(λ3)3−3へ向かって光伝搬媒体5中を進行する。上記WDMフィルタ(λ1)3−1を例にして図2及び図3を用いて説明したクロストークの内容は、WDMフィルタ(λ2)3−2についても同様に当てはまる。
【0028】
WDMフィルタ(λ3)3−3は、上記WDMフィルタ(λ2)を透過してきた光多重信号(λ3、λ4)の光波を所定の入射角で受け入れて波長λ3の光波を選択して反射させ、残りの波長λ4の光波を透過させる光フィルタである。通常誘電体薄膜を積層した誘電体多層膜などによって作成される。反射された光は、ミラー4−2へ向かう。波長λ4の光波は透過してミラー4−1へ向かって光伝搬媒体5中を進行する。上記WDMフィルタ(λ1)3−1について図2及び図3を用いて説明したクロストークの内容は、WDMフィルタ(λ3)3−3についても同様に当てはまる。
【0029】
ミラー4−1は、上記WDMフィルタ(λ4)を透過してきた波長λ4の光波を所定の入射角で受け入れてミラー4−2に向けて反射させる反射鏡である。通常誘電体薄膜を積層した誘電体多層膜などによって作成される。請求項中における別の反射鏡の役目を果たす。
【0030】
ミラー4−2は、上記WDMフィルタ(λ1)3−1が反射させる波長λ1の光波を受け入れて反射させ再度WDMフィルタ(λ1)3−1へ戻す反射鏡である。又上記WDMフィルタ(λ2)3−2が反射させる波長λ2の光波を受け入れて反射させ再度WDMフィルタ(λ2)3−2へ戻す反射鏡でもある。同様に上記WDMフィルタ(λ3)3−3が反射させる波長λ3の光波を受け入れて反射させ再度WDMフィルタ(λ3)3−3へ戻す反射鏡でもある。上記ミラー4−1と同様に通常誘電体薄膜を積層した誘電体多層膜などによって作成される。請求項中における反射鏡の役目を果たす。
【0031】
軸ずれ型コリメータレンズ2−2は、上記WDMフィルタ(λ1)3−1が再度反射させる波長λ1の光波を斜め方向から受け入れて集光し、後記光ファイバ1−2へ送る部分である。上記軸ずれ型コリメータレンズ2−1と同様に、一例として特願平09−115272号に示すように計算機ホログラムの手法を用いれば、容易にフォトリソグラフィー精度で相対的な位置を保証して作成することができる。
【0032】
軸ずれ型コリメータレンズ2−3は、上記WDMフィルタ(λ2)3−2が再度反射させる波長λ2の光波を斜め方向から受け入れて集光し、後記光ファイバ1−3へ送る部分である。上記軸ずれ型コリメータレンズ2−1と同様に、一例として特願平09−115272号に示すように計算機ホログラムの手法を用いれば、容易にフォトリソグラフィー精度で相対的な位置を保証して作成することができる。
【0033】
軸ずれ型コリメータレンズ2−4は、上記WDMフィルタ(λ3)3−3が再度反射させる波長λ3の光波を斜め方向から受け入れて集光し、後記光ファイバ1−4へ送る部分である。上記軸ずれ型コリメータレンズ2−1と同様に、一例として特願平09−115272号に示すように計算機ホログラムの手法を用いれば、容易にフォトリソグラフィー精度で相対的な位置を保証して作成することができる。
【0034】
軸ずれ型コリメータレンズ2−5は、上記ミラー4−1が再度反射させる波長λ4の光波を斜め方向から受け入れて集光し、後記光ファイバ1−5へ送る部分である。上記軸ずれ型コリメータレンズ2−1と同様に、一例として特願平09−115272号に示すように計算機ホログラムの手法を用いれば、容易にフォトリソグラフィー精度で相対的な位置を保証して作成することができる。
【0035】
以上説明したように軸ずれ型コリメータレンズ2−2〜2−5は、WDMフィルタ(λ1)3−1〜(λ3)3−3又はミラー4−1が再度反射させた光波を斜め方向から受け入れて集光し後記光ファイバ1−2〜1−5(光受光部)へ送る部分である。請求項中における案内レンズの役目を果たす。
【0036】
光ファイバ1−2〜1−5は、複数の光波(ここではλ1〜λ4の4波)が各波長毎に分波された後の光波を別々に受け入れる部分である。即ち、光ファイバ1−2はWDMフィルタ(λ1)3−1から波長λ1の光波を軸ずれ型コリメータレンズ2−2を介して受け入れる。光ファイバ1−3はWDMフィルタ(λ2)3−2から波長λ2の光波を軸ずれ型コリメータレンズ2−3を介して受け入れる。光ファイバ1−4はWDMフィルタ(λ3)3−3から波長λ3の光波を軸ずれ型コリメータレンズ2−4を介して受け入れる。光ファイバ1−5ミラー4−1から波長λ4の光波を軸ずれ型コリメータレンズ2−5を介して受け入れる。
【0037】
このように分波された光波は、MTコネクタ等を介してそれぞれ単一の光波が伝搬されている光ネットワークに送られる。即ち、請求項中における光受光部の役目を果たす。通常シングルモード光ファイバが用いられる。軸ずれ型コリメータレンズ2−2〜2−5の焦点が光ファイバ1−2〜1−5の先端のコア部分と一致するように配置される。
【0038】
光伝搬媒体5−1〜5−5は、光波を伝搬させる部分であり石英ガラス等の光学基板(一例として厚さ1.5mm程度)が用いられる。図中、光伝搬媒体5−1の上方には、光ファイバ1−1〜1−5が、相互に所定の間隔を置いて接続されている。各光ファイバ1−1〜1−5の先端部は、対応する軸ずれ型コリメータレンズの焦点に配置されている。
【0039】
光伝搬媒体5−1と光伝搬媒体5−2の間には軸ずれ型コリメータレンズ2−1〜2−5が配置される。軸ずれ型コリメータレンズの焦点は、上記のように対応する各光ファイバ1−1〜1−5の先端のコア部分に一致するように配置される。各軸ずれ型コリメータレンズの配置されている位置の相互間の間隙がミラー4−2によって覆われている。
【0040】
光伝搬媒体5−2と光伝搬媒体5−3の間にはWDMフィルタ(λ1)3−1が配置されている。光伝搬媒体5−3と光伝搬媒体5−4の間にはWDMフィルタ(λ2)3−2が配置されている。光伝搬媒体5−4と光伝搬媒体5−5の間にはWDMフィルタ(λ3)3−3が配置されている。図上光伝搬媒体5−3の下方にはミラー4−1が配置されている。
【0041】
〈具体例の動作〉
以上説明した構成を有する波長分割多重通信用光分波器に波長λ1=1.34nm、λ2=1.32nm、λ3=1.30nm、λ4=1.28nmの4波が合波された光多重信号が公衆回線からMTコネクタを介して光ファイバ1−1に送られてきたと仮定する。
【0042】
この光多重信号(λ1、λ2、λ3、λ4)は、光ファイバ1−1の先端コア部分を焦点にした球面波となって光伝搬媒体5−1を通って軸ずれ型コリメータレンズ2−1に入射する。ここで斜め方向への平行波に変換される。この平行波は、途中WDMフィルタ(λ1)3−1、WDMフィルタ(λ2)3−2、WDMフィルタ(λ3)3−3で所定の波長の光波を反射させながら光伝搬媒体(5−2、5−3、5−4、5−5)を通ってミラー4−1へ直進する。
【0043】
WDMフィルタ(λ1)3−1では、波長λ1の光波が、入射角=反射角の関係を維持しつつ光伝搬媒体5−2を通ってミラー4−2に向けて反射される。一方λ2、λ3、λ4の光波は、透過してWDMフィルタ(λ2)3−2へ向かって光伝搬媒体5−3を直進する。
【0044】
波長λ1の光波は、ミラー4−2で反射され光伝搬媒体5−2を通ってWDMフィルタ(λ1)3−1へ戻される。ここで再度反射され光伝搬媒体5−2を通って軸ずれ型コリメータレンズ2−2へ向かう。このとき、波長λ1の光波に混入されている他の波長の光波は、WDMフィルタ(λ2)3−2を透過して光伝搬媒体5−3中に放射される。
【0045】
その後、他の波長の光波は装置内で反射を繰り返しながら減衰してしまう。波長λ1の光波は、軸ずれ型コリメータレンズ2−2によって光伝搬媒体5−1中で光ファイバ1−2の先端のコア部分に集光される。この光波は、MTコネクタ等を介して波長λ1単一の光波が伝搬されている光ネットワークに送られる。
【0046】
ここで留意すべき事項は以下の通りである。光多重信号(λ1、λ2、λ3、λ4)がWDMフィルタ(λ1)3−1を通過する際に波長λ1の光波が分波される。しかし、この分波された波長λ1の光波には図2、図3を用いて説明したように、かなりの量のクロストーク成分が含まれている。そこで、この分波された波長λ1の光波をミラー4−2でWDMフィルタ(λ1)3−1に戻し、再度波長λ1の光波のみ反射させて分波させることによってクロストーク成分をより少なくしている。
【0047】
一方、WDMフィルタ(λ1)3−1を透過した光多重信号(λ2、λ3、λ4)は、光伝搬媒体5−3を通ってWDMフィルタ(λ2)3−2に到達する。ここで波長λ2の光波は、反射されてミラー4−2へ向かう。一方光多重信号(λ3、λ4)は、WDMフィルタ(λ2)3−2を透過して光伝搬媒体5−4中をWDMフィルタ(λ3)3−3へ向かう。
【0048】
ミラー4−2へ向かった波長λ2の光波は、上記波長λ1の光波と同様に、ミラー4−2で反射してWDMフィルタ(λ2)3−2へ戻される。ここで再度反射され軸ずれ型コリメータレンズ2−3で光ファイバ1−3先端のコア部分に集光されMTコネクタ等を介して、波長λ2単一の光波が伝搬されている光ネットワークに送られる。
【0049】
このとき、上記波長λ1の光波の場合と同様に、波長λ2の光波に混入されている他の波長の光波は、WDMフィルタ(λ2)3−2を透過して光伝搬媒体5−4中に放射されて装置内で反射を繰り返しながら減衰してしまう。一方光多重信号(λ3、λ4)は、WDMフィルタ(λ2)3−2を透過して光伝搬媒体5−4中をWDMフィルタ(λ3)3−3へ向かう。
【0050】
WDMフィルタ(λ3)3−3で波長λ3の光波は反射し、波長λ4の光波は透過する。上記λ1、λ2と同様にして波長λ3の光波は光ファイバ1−3先端のコア部分に集光されMTコネクタ等を介して、それぞれ波長λ3単一の光波が伝搬されている光ネットワークに送られる。一方、波長λ4の光波は光伝搬媒体5−5中をミラー4−1へ向かう。
【0051】
波長λ4の光波は、ミラー4−1で反射され光伝搬媒体(5−5、5−4、5−3、5−2)を通ってミラー4−2へ向かう。ミラー4−2で反射され光伝搬媒体(5−2、5−3、5−4、5−5)を通ってミラー4−1へ向かう。ここで再度反射され光伝搬媒体(5−5、5−4、5−3、5−2)を通って軸ずれ型コリメータレンズ2−5へ向かう。コリメータレンズ2−5によって光ファイバ1−5先端のコア部分に集光されMTコネクタ等を介して、それぞれ波長λ4単一の光波が伝搬されている光ネットワークに送られる。
【0052】
尚、上記説明では、光ファイバ1−1に光多重信号(λ1、λ2、λ3、λ4)を入力して、光ファイバ1−2から波長λ1の光波を、光ファイバ1−3から波長λ2の光波を、光ファイバ1−4から波長λ3の光波を、光ファイバ1−5から波長λ4の光波を、それぞれ分波して出力する分波器の機能のみについて説明した。
【0053】
しかし、本発明は、この場合のみに限定されるものではない。光ファイバ1−2から波長λ1の光波を、光ファイバ1−3から波長λ2の光波を、光ファイバ1−4から波長λ3の光波を、光ファイバ1−5から波長λ4の光波を、それぞれ放射することによって、光ファイバ1−1から4波合波された光多重信号(λ1、λ2、λ3、λ4)を得るための合波器として動作させることもできる。
【0054】
即ち、波長λ1〜λ4の単一波長の光波は、それぞれ軸ずれ型コリメータレンズ2−2〜2−5によって平行波に変換される。波長λ1の光波はWDMフィルタ(λ1)3−1で、波長λ2の光波はWDMフィルタ(λ2)3−2で、波長λ3の光波はWDMフィルタ(λ3)3−3で、波長λ4の光波はミラー4−1で、それぞれ反射される。
【0055】
この反射された光波はミラー4−2で反射され、それぞれWDMフィルタ(λ1)3−1、WDMフィルタ(λ2)、3−2WDMフィルタ(λ3)、3−3ミラー4−2で再び反射され、合波された状態で軸ずれ型コリメータレンズ2−1へ向かう。軸ずれ型コリメータレンズ2−1で集光されて波長λ1〜λ4の多重光となって光ファイバ1−1に送られる。かかる動作は、光波の進行方向が逆転しているのみで上記分波器の場合と全く同様なので説明を割愛する。
【0056】
更に、上記説明では、図1の図上最下段の部分にミラー4−1を配置してあるが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ミラー4−1に代えて波長λ4の光波を反射させ、その他の波長の光波を透過させるWDMフィルタ(λ4)を配置しても良い。
【0057】
【発明の効果】
平行波が直進途中で各波長毎に所定のWDMフィルタに選択されて反射される。この段階でクロストーク成分が取り除かれる。更に、この反射された平行波が反射鏡で反射されて所定のWDMフィルタに戻され再度選択されて反射される。ここでは、1度クロストーク成分が取り除かれた後の光波が再度同一WDMフィルタによって波長選択されるためクロストーク成分が極めて少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による波長分割多重通信用光分波合波器の構成図である。
【図2】WDMフィルタの透過特性図である。
【図3】WDMフィルタの反射特性図である。
【図4】従来の波長分割多重通信用光分波合波器の構成図である。
【符号の説明】
1−1〜1−5 光ファイバ
2−1〜2−5 軸ずれ型コリメータレンズ
3−1 WDMフィルタ(λ1)
3−2 WDMフィルタ(λ2)
3−3 WDMフィルタ(λ3)
4−1,4−2 ミラー
5−1〜5−5 光伝搬媒体
Claims (2)
- 波長の異なる複数の光波を含む球面波を放射する光放射部と、前記球面波に含まれる各前記光波をそれぞれ受光するための複数の光受光部と、前記放射された球面波を平行波に変換する変換レンズと、前記平行波に含まれる複数の光波に対しそれぞれ異なる前記波長の光波のみを反射し、他の光波を透過させる複数のWDM(波長分割多重)フィルタと、前記各WDMフィルタから反射されてくる各光波をそれぞれ集光して前記各光受光部へ案内する複数の案内レンズとを備える波長分割多重通信用光分波器であって、
前記各WDMフィルタが反射した各光波を、該光波に含まれる異なる波長成分を除去すべく少なくとも1回以上前記各WDMフィルタに戻す方向へ反射する反射部を含み、
前記各案内レンズは、前記各WDMフィルタにより最後に反射された各光波を対応する各前記光受光部へ案内可能な位置にそれぞれ配されていることを特徴とする波長分割多重通信用光分波器。 - 請求項1に記載の波長分割多重通信用光分波器において、
前記各WDMフィルタを透過して最後に残った一つの前記光波を反射させるための前記WDMフィルタに代えて、該光波を反射するための反射鏡が用いられていることを特徴とする波長分割多重通信用光分波器。
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