JP3949921B2 - 画像保存装置、画像保存方法及びシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像保存装置、画像保存方法及びシステムに係り、特に、ネガフィルムや写真から画像データを生成し、その画像データを自動的に整理して保存する画像保存装置、画像保存方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、特開平10−239780号公報では、出力処理を行うタスクをプリント材料やメディアの種類毎に割り当て、画像データをタスク毎に格納して、プリント材料やメディアへの出力処理を一括して行うこと(以下「従来技術1」という。)が開示されている。
【0003】
しかし、従来技術1によれば、顧客は、写真や画像データの内容を把握・分類してから、サービス提供者に写真や画像データを提供する必要があり、非常に手間がかかってしまう問題があった。
【0004】
また、特開平10−161248号公報では、画像データの所定の記憶媒体における検索ID情報を、所定の記憶媒体に所定の形式に従って印字出力すること(以下「従来技術2」という。)が開示されている。サービス提供者は従来技術2によって出力された用紙等を顧客に提供する一方、顧客は出力された用紙に記載された検索ID情報を用いることによってプリントサービスの注文等を行うことができる。
【0005】
しかし、従来技術2も同様に、顧客は、写真や画像データの内容を把握・分類してから、サービス提供者に写真や画像データを提供しなければならず、手間がかかってしまう問題があった。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、顧客が予めフィルムのコマ画像や写真のプリント画像の内容を確認することなく、コマ画像やプリント画像の画像データを自動的に分類して保存することができる画像保存装置、画像保存方法及びシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、少なくとも画像データを記憶する記憶手段と、画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成手段と、前記受信手段で受信された所有者識別情報を前記記憶手段に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成手段で生成された撮影日時情報を前記記憶手段に書き込む制御を行う制御手段と、を備え、前記受信手段は、前記付帯情報として、フィルムに記録された画像データのコマの並び順を示すコマ順情報を受信し、前記生成手段は、前記受信手段で受信されたコマ順情報を用いて、前記画像データの撮影日時情報を基準にして、当該画像データの前後のコマに対応する画像データの撮影日時情報を生成することを特徴とする。
【0008】
請求項5記載の発明は、画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信工程と、前記受信工程で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成工程と、前記受信工程で受信された所有者識別情報を記憶部に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成工程で生成された撮影日時情報を前記記憶部に書き込む制御を行う制御工程と、を備え、前記受信工程は、前記付帯情報として、フィルムに記録された画像データのコマの並び順を示すコマ順情報を受信し、前記生成工程は、前記受信工程で受信されたコマ順情報を用いて、前記画像データの撮影日時情報を基準にして、当該画像データの前後のコマに対応する画像データの撮影日時情報を生成することを特徴とする。
【0009】
請求項9記載の発明は、請求項1記載の画像保存装置と、画像記録部材に記録された画像を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段により生成された画像データと、前記画像データを識別するための画像識別情報と、前記画像データに付帯する付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を前記画像保存装置に送信する情報送信手段と、を備えた1以上の端末装置と、を有し、前記端末装置の情報送信手段は、前記付帯情報として、フィルムに記録された画像データのコマの並び順を示すコマ順情報を送信し、前記画像保存装置の前記受信手段は、前記端末装置から送信されたコマ順情報を受信し、前記生成手段は、前記受信手段で受信されたコマ順情報を用いて、前記画像データの撮影日時情報を基準にして、当該画像データの前後のコマに対応する画像データの撮影日時情報を生成することを特徴とする。
【0010】
請求項1、請求項5及び請求項9記載の発明では、記憶手段は、少なくとも画像データを記憶することで画像保存データベースを構成するようになっている。画像データは、例えばコマ画像やプリント画像の画像データ等が好ましいが、ディジタルカメラで撮影した画像データであってもよい。
【0011】
受信手段は、画像データ、画像識別情報、付帯情報、所有者識別情報をそれぞれ受信する。受信手段は、付帯情報としてコマ順情報を受信する。コマ順情報は、フィルムに記録された画像データのコマの並び順を示す時間情報を有している。生成手段は、前記受信手段で受信された様々な情報の中の付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する。具体的には、生成手段は、受信手段で受信されたコマ順情報を用いて、前記画像データの撮影日時情報を基準にして、当該画像データの前後のコマに対応する画像データの撮影日時情報を生成する。例えば、基準撮影日時情報の画像データよりも前のコマについては基準撮影日時情報よりも所定時間前の撮影日時情報を生成し、基準撮影日時情報の画像データよりも後のコマについては基準撮影日時情報よりも所定時間後の撮影日時情報を生成する。これにより、コマ順情報を用いて撮影日時情報を自動的に生成することができる。なお、コマ順情報に基づいて生成される撮影日時情報は、時分まで特定するのが困難であるので、撮影日だけであってもよい。
【0012】
制御手段は、受信手段で受信された所有者識別情報を記憶手段に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報及び撮影日時情報を記憶手段に書き込む。
【0013】
これにより、撮影日時の不明な画像データがランダムに入力された場合であっても、付帯情報に基づいて撮影日時情報を生成し、所有者識別情報に関連して画像データ及び撮影日時情報を記憶手段に書き込むことによって、画像データを撮影日時情報の順に整理して保存することができる。
【0018】
請求項2記載の発明は、少なくとも画像データを記憶する記憶手段と、画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成手段と、前記受信手段で受信された所有者識別情報を前記記憶手段に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成手段で生成された撮影日時情報を前記記憶手段に書き込む制御を行う制御手段と、を備え、前記受信手段は、前記付帯情報として、画像データのフィルムに付されていた乳剤番号を示す乳剤番号情報を受信し、前記生成手段は、乳剤番号に対応する時間情報を示す乳剤番号テーブルと、前記受信手段で受信された乳剤番号情報と、に基づいて画像データの撮影日時情報を生成することを特徴とする。
【0019】
請求項6記載の発明は、画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信工程と、前記受信工程で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成工程と、前記受信工程で受信された所有者識別情報を記憶部に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成工程で生成された撮影日時情報を前記記憶部に書き込む制御を行う制御工程と、を備え、前記受信工程は、前記付帯情報として、画像データのフィルムに付されていた乳剤番号を示す乳剤番号情報を受信し、前記生成工程は、乳剤番号に対応する時間情報を示す乳剤番号テーブルと、前記受信工程で受信された乳剤番号情報と、に基づいて画像データの撮影日時情報を生成することを特徴とする。
【0020】
請求項10記載の発明は、請求項2記載の画像保存装置と、画像記録部材に記録された画像を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段により生成された画像データと、前記画像データを識別するための画像識別情報と、前記画像データに付帯する付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を前記画像保存装置に送信する情報送信手段と、を備えた1以上の端末装置と、を有し、前記端末装置の情報送信手段は、前記付帯情報として、画像データのフィルムに付されていた乳剤番号を示す乳剤番号情報を送信し、前記画像保存装置の前記受信手段は、前記端末装置から送信された乳剤番号情報を受信し、前記生成手段は、乳剤番号に対応する時間情報を示す乳剤番号テーブルと、前記受信手段で受信された乳剤番号情報と、に基づいて画像データの撮影日時情報を生成することを特徴とする。
【0021】
請求項2、請求項6及び請求項10記載の発明では、受信手段は、付帯情報として、画像データのフィルムに付されていた乳剤番号を示す乳剤番号情報を受信する。そして、生成手段は、受信手段で受信された乳剤番号情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する。なお、乳剤番号情報に基づいて生成される撮影日時情報は、時分まで特定するのが困難であるので、撮影日だけであってもよい。
【0026】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記受信手段は、前記画像データの分類を示す分類情報を更に受信し、前記制御手段は、前記所有者識別情報に関連させて、前記受信手段で受信された分類情報を前記記憶手段に更に書き込むことを特徴とする。
【0027】
請求項7記載の発明は、請求項5または6に記載の発明において、画像データを分類する分類情報を受信する分類情報受信工程と、前記所有者識別情報に関連させて、前記分類情報受信工程で受信された分類情報を前記記憶部に更に書き込む書込工程と、を更に有することを特徴とする。
【0028】
請求項11記載の発明は、請求項9または10に記載の発明において、前記画像保存装置の前記受信手段は、前記画像データを分類する分類情報を更に受信し、前記制御手段は、前記受信手段で受信された所有者識別情報に関連させて、前記受信手段で受信された分類情報を前記記憶手段に更に書き込むことを特徴とする。
【0029】
請求項3、請求項7及び請求項11記載の発明では、受信手段は、画像データの分類を示す分類情報を更に受信する。分類情報としては、画像データの分類名称に限らず、分類番号等であってもよく、特に限定されるものではない。制御手段は、所有者識別情報に関連させて、受信手段で受信された分類情報を前記記憶手段に更に書き込む。これにより、画像データを分類して保存することができる。なお、分類された画像データを容易に検索することができるように、分類情報と共にキーワードを保存してもよい。
【0030】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の発明において、検索条件を受信する検索条件受信手段と、前記検索条件受信手段で受信された検索条件に合致する1以上の画像データを、前記記憶手段の中から検索する検索手段と、 前記検索手段の検索結果として、前記検索条件に合致する1以上の画像データを撮影日時情報に従って配列して表示する表示情報を送信する検索結果送信手段と、を更に備えたことを特徴とする。
【0031】
請求項8記載の発明は、請求項5から7のいずれか1項記載の発明において、検索条件を受信する検索条件受信工程と、前記検索条件受信工程で受信された検索条件に合致する1以上の画像データを、前記記憶部の中から検索する検索工程と、前記検索工程の検索結果として、前記検索条件に合致する1以上の画像データを撮影日時情報に従って配列して表示する表示情報を送信する検索結果送信工程と、を更に備えたことを特徴とする。
【0032】
請求項12記載の発明は、請求項9から11のいずれか1項記載の発明において、前記画像保存装置は、検索条件を受信する検索条件受信手段と、前記検索条件受信手段で受信された検索条件に合致する1以上の画像データを、前記記憶手段の中から検索する検索手段と、前記検索手段の検索結果として、前記検索条件に合致する1以上の画像データを撮影日時情報に従って配列して表示する表示情報を送信する検索結果送信手段と、を更に備え、前記端末装置は、検索条件を前記画像保存装置に送信する検索条件送信手段と、前記画像保存装置から送信された検索結果としての表示情報を受信して、各画像データの撮影日時情報に基づいて配列して表示する表示手段と、を更に備えたことを特徴とする。
【0033】
請求項4、請求項8及び請求項12記載の発明では、画像保存装置の検索条件受信手段は、端末装置から送信される検索条件を受信する。検索条件は、例えば、所有者識別情報、分類情報、キーワード等の画像データを検索するのに必要な最低限の情報であればよい。検索手段は、検索条件受信手段で受信された検索条件に合致する1以上の画像データを、記憶手段の中から検索する。検索結果送信手段は、検索手段の検索結果として、検索条件に合致する1以上の画像データを撮影日時情報に従って配列して表示する表示情報を端末装置に送信する。これにより、端末装置の表示手段は、表示情報を受信して、各画像データを撮影日時情報に基づいて配列して表示することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、例えば図1に示す構成の画像保存システムに適用することができる。
【0035】
(システム構成)
本発明の実施の形態に係る画像保存システムは、図1に示すように、画像の入力や保存された画像の表示検索を行う複数の通信端末装置10と、インターネット20を介して通信端末装置10からの画像データを保存したり、画像の検索・表示の処理を行う画像保存サーバ30と、を備えている。
【0036】
通信端末装置10は、例えば、写真フィルム現像店(以下「ミニラボ店」と称する。)に設置されているコンピュータであってもよいし、また、各家庭のいわゆるパーソナル・コンピュータであってもよい。顧客は、ミニラボ店に、未整理状態のままでフィルム(ネガフィルム)や多数の写真を持ち込むことができる。ミニラボ店のサービス提供者は、顧客が持ち込んできたフィルムのコマ画像(ネガ画像)や写真のプリント画像を通信端末装置10によってディジタル化し、コマ画像やプリント画像の画像データを画像保存サーバ30に送信させる。
【0037】
通信端末装置10は、コマ画像やプリント画像をディジタル化して画像保存サーバ30に保存するときに使用され、さらに、コマ画像やプリント画像をウェブ画面上に表示させるときにも使用される。
【0038】
通信端末装置10は、具体的には図2に示すように、インターネット20との間でデータの送受信を行うインタフェース11と、文章や検索条件を入力するキーボード12と、ポインティングデバイスであるマウス13と、ネガや写真の画像を読み取る光学式読み取り装置(以下「スキャナ」という。)14と、ワークエリアとしてデータを一時格納するRAM(Random Access Memory)15と、検索条件や検索結果等のデータの送受信や全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)16と、CPU15の制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)17と、所定のアプリケーションプログラムや所定のデータ等を記憶したり読み出すハードディスクドライブ18と、送受信されるデータの内容等を表示するモニタ19と、を備えている。
【0039】
ハードディスクドライブ18には、アプリケーションプログラム等の他に分類テーブルが記憶されている。分類テーブルは、画像データを分類する時に用いられるテーブルであり、例えば図3に示すように、「分類番号」、「分類」、「標準キーワード」で構成されている。
【0040】
「分類番号」は、「分類」を特定するときに用いられる番号である。「分類」は、画像を分類するときに用いられ、例えば生物、植物、人物等がある。「分類番号」及び「分類」は、基本的に変更されないようになっている。「標準キーワード」は、検索時に使用されるキーワードであり、例えば、所定の分類に属する複数の画像から所定の画像を絞り込むときに使用される。
【0041】
なお、検索時では、「標準キーワード」の他に、フリーワードを使用することができる。標準キーワードは分類テーブルによって定義されたキーワードであるのに対して、フリーワードは顧客が任意に入力する人名や地名などの自由文からなる。これ以外の点では標準キーワードとフリーワードの差はあまりないが、検索時のヒット率を上げるためには、標準キーワードを使用した方が好ましい。
【0042】
画像保存サーバ30は、インターネット20に接続されており、図4に示すように、インターネット20を介して通信端末装置10との間でデータの送受信を行うインタフェース31と、ワークエリアとしてデータを一時格納するRAM32と、画像保存データベースの構築や更新等の処理を制御するCPU33と、CPU33の制御プログラムを記憶するROM34と、分類テーブルや画像保存データベースを保存するハードディスクドライブ35と、を備えている。この分類テーブルは、通信端末装置10に記憶されている分類テーブルと同一のものである。なお、画像保存データベースについては、詳しくは後述する。
【0043】
以上のように構成された画像保存システムにおいて、画像保存サーバ30は、インターネット20を介して、通信端末装置10との間でデータ通信を行い、例えば、通信端末装置10から送信される画像データを受信して画像保存データベースを更新したり、通信端末装置10からの顧客IDに基づいて顧客IDに対応する画像をウェブ画面上に表示させることができる。
【0044】
(画像送信処理)
最初に、サービス提供者は、顧客が持ち込んできたフィルムのコマ画像や写真のプリント画像を、通信端末装置10によってディジタル化して、画像保存サーバ30に保存する。以下では、顧客がミニラボ店にフィルムを持ち込んだ場合を例に挙げて説明する。
【0045】
サービス提供者が通信端末装置10のキーボード12やマウス13を操作して、顧客を特定する「顧客ID」、フィルムの「乳剤番号」、所定のコマ画像に対する「コメント」を入力すると、通信端末装置10のCPU16は、図5に示すステップST1以下の処理を実行する。
【0046】
ステップST1では、CPU16は、キーボード12等から入力された「顧客ID」、「乳剤番号」及び「コメント」をRAM15に保存して、ステップST2に移行する。
【0047】
ステップST2では、CPU16は、スキャナ14を駆動させて、フィルムに記録されている情報をスキャナ14に読み取らせる。なお、フィルムに磁気情報が記録されている場合は、図示しない磁気ヘッドを駆動させて、その磁気情報を読み取ってもよい。そして、CPU16は、フィルムに記録されているすべての情報の読み取りを終了すると、ステップST3に移行する。
【0048】
ステップST3では、CPU16は、スキャナ14によって読み取られたコマ画像の画像データ(以下「コマ画像データ」という。)を生成し、その他所定の情報を生成する。そして、CPU16は、キーボード12等から入力された情報、フィルムから読み取られた情報、さらに所定の情報を用いてフィルム画像情報を生成し、フィルム画像情報をRAM15に記憶すると、ステップST4に移行する。
【0049】
ここで、フィルム画像情報は、図6に示すように、顧客を特定する「顧客ID」と、顧客が持ち込んだフィルムを識別する「フィルムID」と、当該フィルムの様々な情報を示す「フィルムプロパティ」と、当該フィルムに記録された各コマ画像の情報である「コマ情報」(コマ情報1、コマ情報2、コマ情報3・・・)と、を有している。
【0050】
「フィルムプロパティ」は、キーボード12等から入力された「乳剤番号」、顧客がミニラボ店にフィルムを持ち込んでコマ画像のディジタル化を注文した日時を示す「注文日時」、フィルムが持ち込まれたミニラボ店を示す「注文店」、画像データの種類(具体的にはコマ画像又はプリント画像)を示す「画像ソース」(ここでは、「コマ画像」が記述されている。)、で構成されている。
【0051】
「コマ情報」は、各コマ画像に対応して設けられ、コマ画像データを識別する「コマID」と、コマ画像データである「画像データ」と、コマ画像に関する情報を示す「コマプロパティ」と、で構成されている。「コマプロパティ」は、フィルム内のコマの順番を示す「コマ順」と、当該コマ画像に関するテキスト情報である「コメント」と、で構成されている。
【0052】
ステップST4では、CPU16は、RAM15に記憶されているフィルム画像情報を、インタフェース11を介して画像保存サーバ30に送信して、処理を終了する。
【0053】
また、通信端末装置10は、写真からプリント画像を読み取って、プリント画像の画像データ(以下「プリント画像データ」という。)を生成し、当該プリント画像データを画像保存サーバ30に送信することもできる。このとき、通信端末装置10のCPU16は、例えば次に示すような構成のプリント画像情報を生成する。
【0054】
プリント画像情報は、図7に示すように、「顧客ID」、当該プリント画像を識別するための「プリントID」、当該プリントの様々な情報を示す「プリントプロパティ」、プリント画像データである「画像データ」と、を有している。「プリントプロパティ」は、「注文日時」、「注文店」、「画像ソース」(ここでは、「プリント画像」が記述されている。)、「分類番号」、「コメント」で構成されている。
【0055】
「分類番号」は、キーボード12やマウス13の操作によって入力された情報であり、図3に示した分類テーブルの分類番号に対応している。なお、「顧客ID」や「コメント」も、同様にキーボード12等の操作によって入力された情報である。
【0056】
CPU16は、上述のようなプリント画像情報を生成すると、インタフェース11を介して画像保存サーバ30に送信する。
【0057】
なお、上述の例では、「コメント」は、キーボード12やマウス13の操作によって入力されたテキスト情報であるとしたが、その他、例えばフィルムに記録されていた磁気情報であってもよく、特に限定されるものではない。
【0058】
(画像保存データベースの構成)
画像保存サーバ30は、通信端末装置10からのフィルム画像情報やプリント画像情報を受信すると、これらの情報に基づいて画像保存データベースを更新する。ここで、画像保存データベースの構成について説明する。
【0059】
画像保存データベースは、図8に示すように、顧客を識別するための「顧客ID」と、顧客の整理番号を示す「顧客論理番号」と、コマ画像に関する情報エリアである1以上の「フィルム情報エリア」と、プリント画像に関する情報エリアである1以上の「プリント情報エリア」と、具体的な顧客情報である「顧客プロパティ」と、を有している。
【0060】
「顧客プロパティ」は、既に登録された顧客に関する詳細な情報であり、例えば顧客の「氏名」、「住所」、「性別」、「生年月日」で構成されている。「フィルム情報エリア」は、フィルムを識別するための「フィルムID」と、フィルムの整理番号を示す「フィルム論理番号」と、フィルムの各コマ画像に関する情報領域である1以上の「コマ情報エリア」と、当該フィルムに関する様々な情報である「フィルムプロパティ」と、を有している。
【0061】
「フィルム論理番号」は、更新可能であり、かつ更新履歴を有する情報である。なお、最新の「フィルム論理番号」は、フィルムの配列順を示している。「フィルムプロパティ」は、フィルムの「乳剤番号」、各コマ画像のディジタル化の注文をした日時を示す「注文日時」、その注文を受け付けたミニラボ店を示す「注文店」、画像データの種類(コマ画像又はプリント画像)を示す「画像ソース」で構成されている。
【0062】
「コマ情報エリア」は、コマ画像を識別するための「コマID」と、コマ画像の整理番号を示す「コマ論理番号」と、コマ画像データを示す「画像データ」と、コマ画像に関する様々な情報である「コマプロパティ」と、を有している。
【0063】
「コマ論理番号」は、更新可能であり、かつ更新履歴を有する情報である。なお、最新の「コマ論理番号」は、コマ画像の配列順を示している。「コマプロパティ」は、電子証明に関する情報である「ハッシュ」、コマ画像が撮影された日時を示す「撮影日時」、コマ画像に関するテキスト情報である「コメント」で構成されている。「撮影日時」は、更新可能であり、かつ更新履歴を有する情報である。
【0064】
「プリント情報エリア」は、プリント画像を識別するための「プリントID」と、プリント画像の整理番号を示す「プリント論理番号」と、プリント画像データを示す「画像データ」と、プリント画像に関する様々な情報である「プリントプロパティ」と、を有している。
【0065】
「プリント論理番号」は、更新可能であり、かつ更新履歴を有する情報である。「プリントプロパティ」は、「フィルムプロパティ」や「コマプロパティ」とほぼ同様に構成され、「注文日時」、「注文店」、「画像ソース」、「ハッシュ」、「分類番号」、「コメント」で構成されている。なお、「分類番号」は、分類番号テーブルに記述されている分類番号に対応しており、また、更新可能であり、かつ更新履歴を有する情報である。
【0066】
(画像保存データベースの更新)
画像保存サーバ30のCPU33は、上述したフィルム画像情報やプリント画像情報を受信すると、図9に示すステップST11以下の処理を実行して、画像保存データベースを更新する。
【0067】
ステップST11では、CPU33は、インタフェース31を介して、フィルム画像情報やプリント画像情報を受信したかを判定し、いずれかの情報を受信するまでステップST11に待機し、上記いずれかの情報を受信すると、ステップST12に移行する。
【0068】
ステップST12では、CPU33は、インタフェース31において受信された情報に含まれる「画像ソース」に基づいて、フィルム画像情報、プリント画像情報の何れを受信したかを判定する。そして、フィルム画像情報を受信したときはステップST13に移行し、プリント画像情報を受信したときはステップST15に移行する。
【0069】
ステップST13では、CPU33は、受信されたフィルム画像情報に対して「フィルム論理番号」を割り振る。そして、ステップST1で受信されたフィルム画像情報の「注文日時」と、画像保存データベースの各フィルム情報エリアの「注文日時」とを比較し、「注文日時」の時系列順を示す番号を「フィルム論理番号」に書き込んで、ステップST14に移行する。
【0070】
ステップST14では、CPU33は、フィルム画像情報の各コマ情報に対して「コマ論理番号」を割り振る。次に、ステップST1で受信されたフィルム画像情報に含まれる「コマ順」を用いて、コマ画像毎に「撮影日時」を生成する。
【0071】
そして、生成された「撮影日時」と画像保存データベース内の「撮影日時」とを比較し、「撮影日時」の時系列順を示す番号を「コマ論理番号」に書き込んでRAM32に記憶すると、ステップST15に移行する。
【0072】
なお、CPU33は、受信されたフィルム画像情報内の「コメント」に撮影日時に関する情報がある場合はその情報を用いて「撮影日時」を生成してもよい。また、コマ画像に撮影日時の数字が現れている場合はその数字に基づいて「撮影日時」を生成してもよい。
【0073】
さらに、「撮影日時」が特定されたコマ画像がある場合では、「コマ順」と、上記コマ画像の「撮影日時」とに基づいて、上記コマ画像の前後にあるコマ画像の「撮影日時」を生成してもよい。
【0074】
一方、ステップST12でプリント画像情報であると判定したときのステップST15では、CPU33は、プリント画像情報に対して「プリント論理番号」を割り振ってRAM32に記憶して、ステップST16に移行する。
【0075】
ステップST16では、CPU33は、RAM32に記憶されている情報をハードディスクドライブ35に書き込んで、画像保存データベースを更新して、再びステップST1に移行する。
【0076】
この結果、画像保存サーバ30は、新たなフィルム画像情報を受信した場合には、画像保存データベースに新たなフィルム情報エリアを構成して、図10に示すように、フィルム1、フィルム2、フィルム3・・・と、フィルム毎に区分して保存することができる。さらに、画像保存サーバ30は、画像保存データベースに新たなコマ情報エリアを構成して、コマ1、コマ2、コマ3・・・と、最新の「コマ論理番号」の順に配列して保存することができる。
【0077】
さらに、画像保存サーバ30は、新たなプリント画像情報を受信した場合には、画像保存データベースに新たなプリント情報エリアを構成して、図10に示すように、風景1,2,3・・・、人物1,2,3・・・と、分類(分類番号)毎に区分けして配列することができる。
【0078】
以上のように、画像保存サーバ30は、通信端末装置10からランダムに受信された画像データを「コマ順」に基づいて撮影日時順に並び替えたり、「分類番号」に基づいて画像データを分類毎に並べ替えて保存することができる。この結果、顧客が予めフィルムに記録されているネガ画像や、プリントされた写真を整理しておかなくても、画像データを自動的に撮影日時や分類毎に整理して保存することができる。
【0079】
(画像検索)
顧客は、通信端末装置10のキーボード12に顧客IDを入力して、画像保存サーバ30に保存されている画像を検索することができる。通信端末装置10のCPU16は、キーボード12から顧客IDが入力されると、インタフェース11を介して画像保存サーバ30に送信する。
【0080】
一方、画像保存サーバ30のCPU33は、画像検索においては、図11に示すステップST21以下の処理を実行する。
【0081】
ステップST21では、CPU33は、インタフェース31を介して顧客IDを受信したかを判定し、顧客IDを受信するまでステップST21に待機し、顧客IDを受信するとステップST22に移行する。
【0082】
ステップST22では、CPU33は、ハードディスクドライブ35内の画像保存データベースの中からステップST21で受信された顧客IDを検索して、ステップST23に移行する。
【0083】
ステップST23では、CPU33は、検索された顧客IDに対応するフィルム画像情報やプリント画像情報をハードディスクドライブ35から読み出して、ステップST24に移行する。
【0084】
ステップST24では、CPU33は、コマ画像を最新の「コマ論理番号」順に配列すると共にプリント画像を「分類番号」毎に分類して配列して表示するためのHTMLファイルを生成する。そして、当該HTMLファイルを通信端末装置10に送信すると、処理を終了する。
【0085】
この結果、通信端末装置10のモニタ19には、例えば図12に示すように、画像表示画面100が表示される。画像表示画面100は、フィルム画像を撮影日時順に表示するフィルム画像表示エリア101と、プリント画像を分類毎に表示する第1のプリント画像表示エリア102と、表示された画像の注文を行うための注文画面ボタン103と、を有している。
【0086】
顧客は、画像表示画面100に表示されている画像の中から所望の画像についてプリントアウト等のサービスの提供を受けたいときは、注文画面ボタン103をクリックすればよい。このとき、注文画面ボタン103がクリックされると、モニタ19には図示しない注文画面が表示されて、顧客は所望のサービスの注文を行うことができる。
【0087】
また、顧客は、顧客IDを入力するだけでなく、分類番号を入力して、プリント画像の絞り込み検索を行うこともできる。さらに、人名や地名などの自由文からなるフリーワードを入力することもできるが、検索時のヒット率を上げるためには標準キーワードを入力するのが好ましい。
【0088】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で様々な設計上の変更を行うことができる。
【0089】
例えば、画像保存装置30のCPU33は、「コマ順」に基づいて「撮影日時」を生成したが、その他「乳剤番号」に基づいて「撮影日時」を生成してもよい。このとき、乳剤番号に対応する時間情報を示す乳剤番号テーブルをあらかじめ記憶しておき、乳剤番号テーブルを参照して「撮影日時」を求めればよい。
【0090】
また、「画像ソース」としては、コマ画像、プリント画像の他に、ディジタルカメラにより撮影された画像を用いてもよい。さらに、上記実施の形態では、フィルムとしてネガフィルムを用いた場合について説明したが、露光後に反転処理を行ってポジ像を得るためのリバーサルフィルムを用いてもよいのは勿論である。
【0091】
【発明の効果】
本発明に係る画像保存装置、画像保存方法及びシステムは、ランダムに画像データが入力された場合であっても、記憶手段に記憶されている画像データと入力された画像データとを自動的に撮影日時の順に整理して保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像保存システムの構成を示す図である。
【図2】画像保存システムの通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】分類テーブルの構成を示す図である。
【図4】画像保存システムの画像保存サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】通信端末装置のCPUがコマ画像を読み取る処理を行うときの動作手順を示すフローチャートである。
【図6】通信端末装置から画像保存サーバに送信されるフィルム画像情報の構成を示す図である。
【図7】通信端末装置から画像保存サーバに送信されるプリント画像情報の構成を示す図である。
【図8】画像保存装置に記憶された画像保存データベースの構成を示す図である。
【図9】画像保存データベースを更新するときの動作手順を説明するフローチャートである。
【図10】画像保存データベースによって配列された画像データを示す図である。
【図11】画像検索時における画像保存サーバのCPUの動作手順を示すフローチャートである。
【図12】通信端末装置のモニタに表示された画像表示画面の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 通信端末装置
11 インタフェース
16 CPU
19 モニタ
30 画像保存サーバ
31 インタフェース
33 CPU
35 ハードディスクドライブ
Claims (12)
- 少なくとも画像データを記憶する記憶手段と、
画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成手段と、
前記受信手段で受信された所有者識別情報を前記記憶手段に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成手段で生成された撮影日時情報を前記記憶手段に書き込む制御を行う制御手段と、を備え、
前記受信手段は、前記付帯情報として、フィルムに記録された画像データのコマの並び順を示すコマ順情報を受信し、
前記生成手段は、前記受信手段で受信されたコマ順情報を用いて、前記画像データの撮影日時情報を基準にして、当該画像データの前後のコマに対応する画像データの撮影日時情報を生成すること
を特徴とする画像保存装置。 - 少なくとも画像データを記憶する記憶手段と、
画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成手段と、
前記受信手段で受信された所有者識別情報を前記記憶手段に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成手段で生成された撮影日時情報を前記記憶手段に書き込む制御を行う制御手段と、を備え、
前記受信手段は、前記付帯情報として、画像データのフィルムに付されていた乳剤番号を示す乳剤番号情報を受信し、
前記生成手段は、乳剤番号に対応する時間情報を示す乳剤番号テーブルと、前記受信手段で受信された乳剤番号情報と、に基づいて画像データの撮影日時情報を生成すること
を特徴とする画像保存装置。 - 前記受信手段は、前記画像データの分類を示す分類情報を更に受信し、
前記制御手段は、前記所有者識別情報に関連させて、前記受信手段で受信された分類情報を前記記憶手段に更に書き込むこと
を特徴とする請求項1または2記載の画像保存装置。 - 検索条件を受信する検索条件受信手段と、
前記検索条件受信手段で受信された検索条件に合致する1以上の画像データを、前記記憶手段の中から検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果として、前記検索条件に合致する1以上の画像データを撮影日時情報に従って配列して表示する表示情報を送信する検索結果送信手段と、を更に備えたこと
を特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像保存装置。 - 画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信工程と、
前記受信工程で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成工程と、
前記受信工程で受信された所有者識別情報を記憶部に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成工程で生成された撮影日時情報を前記記憶部に書き込む制御を行う制御工程と、を備え、
前記受信工程は、前記付帯情報として、フィルムに記録された画像データのコマの並び順を示すコマ順情報を受信し、
前記生成工程は、前記受信工程で受信されたコマ順情報を用いて、前記画像データの撮影日時情報を基準にして、当該画像データの前後のコマに対応する画像データの撮影日時情報を生成すること
を特徴とする画像保存方法。 - 画像データと、画像データを識別するための画像識別情報と、画像データに付帯された付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を受信する受信工程と、
前記受信工程で受信された付帯情報に基づいて画像データの撮影日時情報を生成する生成工程と、
前記受信工程で受信された所有者識別情報を記憶部に書き込むと共に、当該所有者識別情報に関連させて、画像データ、画像識別情報、付帯情報、前記撮影日時情報生成工程で生成された撮影日時情報を前記記憶部に書き込む制御を行う制御工程と、を備え、
前記受信工程は、前記付帯情報として、画像データのフィルムに付されていた乳剤番号を示す乳剤番号情報を受信し、
前記生成工程は、乳剤番号に対応する時間情報を示す乳剤番号テーブルと、前記受信工程で受信された乳剤番号情報と、に基づいて画像データの撮影日時情報を生成すること
を特徴とする画像保存方法。 - 画像データを分類する分類情報を受信する分類情報受信工程と、
前記所有者識別情報に関連させて、前記分類情報受信工程で受信された分類情報を前記記憶部に更に書き込む書込工程と、を更に有すること
を特徴とする請求項5または6記載の画像保存方法。 - 検索条件を受信する検索条件受信工程と、
前記検索条件受信工程で受信された検索条件に合致する1以上の画像データを、前記記憶部の中から検索する検索工程と、
前記検索工程の検索結果として、前記検索条件に合致する1以上の画像データを撮影日時情報に従って配列して表示する表示情報を送信する検索結果送信工程と、を更に備えたこと
を特徴とする請求項5から7のいずれか1項記載の画像保存方法。 - 請求項1記載の画像保存装置と、
画像記録部材に記録された画像を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段により生成された画像データと、前記画像データを識別するための画像識別情報と、前記画像データに付帯する付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を前記画像保存装置に送信する情報送信手段と、を備えた1以上の端末装置と、を有し、
前記端末装置の情報送信手段は、前記付帯情報として、フィルムに記録された画像データのコマの並び順を示すコマ順情報を送信し、
前記画像保存装置の前記受信手段は、前記端末装置から送信されたコマ順情報を受信し、
前記生成手段は、前記受信手段で受信されたコマ順情報を用いて、前記画像データの撮影日時情報を基準にして、当該画像データの前後のコマに対応する画像データの撮影日時情報を生成すること
を特徴とする画像保存システム。 - 請求項2記載の画像保存装置と、
画像記録部材に記録された画像を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段により生成された画像データと、前記画像データを識別するための画像識別情報と、前記画像データに付帯する付帯情報と、画像データの所有者を示す所有者識別情報と、を前記画像保存装置に送信する情報送信手段と、を備えた1以上の端末装置と、を有し、
前記端末装置の情報送信手段は、前記付帯情報として、画像データのフィルムに付されていた乳剤番号を示す乳剤番号情報を送信し、
前記画像保存装置の前記受信手段は、前記端末装置から送信された乳剤番号情報を受信し、
前記生成手段は、乳剤番号に対応する時間情報を示す乳剤番号テーブルと、前記受信手段で受信された乳剤番号情報と、に基づいて画像データの撮影日時情報を生成すること
を特徴とする画像保存システム。 - 前記画像保存装置の前記受信手段は、前記画像データを分類する分類情報を更に受信し、
前記制御手段は、前記受信手段で受信された所有者識別情報に関連させて、前記受信手段で受信された分類情報を前記記憶手段に更に書き込むこと
を特徴とする請求項9または10記載の画像保存システム。 - 前記画像保存装置は、
検索条件を受信する検索条件受信手段と、
前記検索条件受信手段で受信された検索条件に合致する1以上の画像データを、前記記憶手段の中から検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果として、前記検索条件に合致する1以上の画像データを撮影日時情報に従って配列して表示する表示情報を送信する検索結果送信手段と、を更に備え、
前記端末装置は、
検索条件を前記画像保存装置に送信する検索条件送信手段と、
前記画像保存装置から送信された検索結果としての表示情報を受信して、各画像データの撮影日時情報に基づいて配列して表示する表示手段と、を更に備えたこと
を特徴とする請求項9から11のいずれか1項記載の画像保存システム。
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