JP3948555B2 - シート材処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納部に積載したシート材(用紙)に対する処理を行うシート材処理装置(例えば、複写機、印刷機(プリンタ)、ファクシミリ等)に関し、より特定すると、装置本体に対し付属部品が取り外し可能に設けられた場合に、不使用時に取り外された各付属部品を適切かつ省資源・エネルギーという観点を満足した形態で管理し得るようにした前記シート材処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境行政が目標として掲げる3R(リデュース、リユース、リサイクル)の活動が推進されてきている。従来の再資源化のリサイクル活動から一歩進めたリユース(再使用)、リユースよりリデュース(節減)という形態で商品化を行う活動が推進され、具体的事例として待機電力の省エネルギー化や外装カバーといった部品の再使用を始めとして、既に商品化レベルで実現されたものも存在する。
しかしながら、商品の付属部品や梱包用の部材(例えば、輸送時に部品の損傷を防ぐために可動部品の固定に用いられる部材)などは、回収をうまく進める為の方法がなく3Rが具体的に進んでいない。
例えば、シート材に画像形成処理を行う複写機などは、こうした問題を抱える商品の一つである。図1は、この複写機の一例を示すもので、同図を参照して、具体的に説明すると、複写機は用紙に複写処理をした後、排出されるコピー用紙を積載する手段として排紙トレイ3を備える。排紙トレイ3は、図1に示すように複写機本体の投影スペースの外側の位置に設置される仕様では、本体から取り外し可能な構成とし、付属部品として扱われるが普通である。また、原稿搬送装置により送り出されてくる複写に用いたシート原稿を積載する手段として原稿トレイ5を備え、これも排紙トレイ3と同様に、複写機本体の投影スペースの外側の位置に設置される仕様では、本体から取り外し可能な構成とし、付属部品として扱われるが普通である。この様に取り外し可能とした排紙トレイ3や原稿トレイ5などの付属部品は、出荷の際に輸送される時には個装箱等にて梱包され、ユーザーのもとに届けられると、梱包に用いた個装箱や梱包材は用済みとなる。
他方、複写機を生産工場や倉庫からユーザーのもとへ輸送する時に複写機に使用されている部品が振動して部品が傷まないように梱包用の固定部材が用いられている。図5は、複写機における固定部材の例を示す。図5の例では、固定部材19はクリーニングブレード24が感光体23の感光面へ接触しないようにクリーニングブラケット22を保持するために用いるものである。固定部材19はユーザーのもとに複写機が届けられれると、取り外され用済みとなる。
このように、梱包用の固定部材19や排紙トレイ3、原稿トレイ5などの付属部品の個装箱等の梱包材は、ユーザーのもとに届けられると用済みとなる。これらの用済みとなった材料は、これまで、再資源化へまわされており、製品毎に毎回新たに梱包用の固定部材や個装箱梱包材が必要になるといった具合で、3R活動からすると最低レベルの貢献度でしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
梱包用の固定部材19や排紙トレイ3、原稿トレイ5などの付属部品を対象にして、より高いレベルで3R活動に貢献しようとすると、複写機が使用済みとなってもその付属部品は回収して、再利用することが考えられる。こうした時に、前述のように、用済みとして梱包材を処分してしまった後では、付属部品に外傷を与えずに回収するには、新たに梱包材を準備する必要がある。部品輸送の管理一般に行われている方法として、生産工場では部品をマテハン具に入れ、保護したりする。しかし、工場と一般ユーザーの間では輸送にマテハン具を使えない。工場の中では数量が多数なので高価なマテハン具を使用しても繰り返して使用できるので1個当たりのコストは安く済むが、ユーザーまで送るのに用いるのは1個単位が通常であり、ユーザーから戻ってくるルートがないので繰り返し使用するマテハン具は使えない。
このように、複写機の付属部品をそのまま再利用する際に、高いレベルで3R活動に貢献できる有効な解決手段が提案されていない状況にある。
本発明は、上記した従来の技術における問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、複写機、印刷機(プリンタ)、ファクシミリ等のシート材への処理を行うシート材処理装置において、装置本体に対し付属部品が取り外し可能に設けられた場合に、不使用時に取り外された各付属部品を省資源・エネルギーという観点を考慮した形態で、適切に管理できるようにした前記シート材処理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、積載したシート材の収納部と、収納部のシート材を定常状態に保つシート材規制部材と、収納部から供給されるシート材に対する処理手段と、取り外し可能な付属部品と、取り外された該付属部品を前記収納部におけるシート材の収容スペースに収納・保持するための付属部品保持手段を有、前記付属部品保持手段をシート材の給紙動作に影響しない場所に設け、前記シート材規制部材を付属部品の収納を阻害しない場所で保管し得るようにしたシート材処理装置において、前記取り外し可能な付属部品が、シート材処理に関わるシート材を載置するためのトレイであることを特徴とする。
【0006】
請求項の発明は、請求項に記載されたシート材処理装置において、シート材を載置するための前記トレイが、シート材載置面の裏側に装置本体に着脱可能とした部品を入れるための格納部を有したことを特徴とする。
【0007】
請求項の発明は、請求項に記載されたシート材処理装置において、装置が運送状態にある時及び使用可能状態にある時それぞれに不要となる部品を前記格納部に入れるようにしたことを特徴とする。
【0008】
請求項の発明は、請求項乃至のいずれかに記載されたシート材処理装置において、前記シート材処理装置がシート材に対し画像形成処理を行う装置であり、前記取り外し可能な付属部品を画像形成処理が施されたシート材の排紙トレイ或いは原稿トレイとしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明する。
以下の実施形態は、複写機(即ち、収納部に積載したシート材である転写紙に対し原稿に基づいて複写画像を形成する装置)を例に、本発明に係わるシート材処理装置の実施形態を示す。
図1は、本実施形態の複写機の外観を示す概略図である。
図1に示す複写機は、機械を設置し、使用可能な状態にあるところを示している。図1に例示する機械は、原稿搬送手段を備えた原稿読み取り部、複写に用いるシート材(転写紙)の給紙・排紙部、転写紙へ複写画像を形成する電子写真プロセス部という、通常、この種の複写機が複写処理を行うために必要とされる構成要素を備えるものであり、外観上従来の複写機と変わらない。
図1を参照して、例示する複写機の構成及び動作を説明すると、原稿読み取り部の原稿搬送装置1に原稿をセットし、操作パネル部のスタートキー2により複写機をスタートさせる。この操作により、原稿は原稿搬送装置1により所定の読み取り位置へ搬送され、そこで原稿画像が読み取られる。原稿画像が読み取られ、得られたデータは、原稿画像を再生するための作像データとして処理された後、電子写真プロセスによる画像形成処理に用いられる。画像形成処理は、作像データを基に感光体(図示せず)上に光書き込みを行い、書き込み画像をトナーにより現像し、形成したトナー像を給紙トレイ4から搬送されたシート材(転写紙)に転写する。トナー像が転写された転写紙は定着部(図示せず)にて画像を転写紙に定着させる。その後、転写紙は排紙トレイ3に排出される。また、画像の読み取りを終えた原稿は原稿トレイ5に排出される。なお、給紙トレイ4は、従来からある複写機と同様に、積載した転写紙を収納するトレイ形式で、本例ではサイズの異なる転写紙をそれぞれ収納するために複数のトレイが用意されている。
【0010】
本発明は、シート材(転写紙)への処理を行う上記したようなシート材処理装置(複写機)において、装置本体に対し付属部品が取り外し可能に設けられた場合に、不使用時に取り外された各付属部品を省資源・エネルギーという観点を考慮した形態で、適切に管理できるようにする。ここでいう適切な管理は、不使用時(例えば、機械の輸送時)に取り外された付属部品の管理を、従来行っていた、装置本体と別体に個装箱などで梱包し、セットアップ時に個装箱から取り出し装着し、その際に個装箱や梱包材は用済みとして処分する、とした形態を採らずに、装置内にできる未使用スペース、即ち積載したシート材の収納部におけるシート材の収容スペース、を所定の収納場所として利用するという形態を採る。こうした管理形態を採ることにより、不使用時(例えば、機械の輸送時)に取り外された付属部品が資源・エネルギーを消費しない形で、装置内の所定の場所で保存できるようになり、適切な管理が可能になる。
本実施形態では、複写機本体から取り外し可能な付属部品として、装置を使用する時に必要な部品として本体に取り付けられ、装置を輸送する時に取り外される部品(後述する排紙トレイ、原稿トレイ、アース部材)と、装置を輸送する時に必要な部品として本体に取り付けられ、装置を使用する時に取り外される部品(後述する梱包用の固定部材、外装カバーのキャップ、外装カバー不要部材)を対象にする。
【0011】
取り外した付属部品を保存するための収納場所を提供する給紙トレイについて説明する。
図2は、図1の複写機に装備された給紙トレイ4の構成を示す図である。給紙トレイ4は、図2に示すように、ほぼ直方体のスペースを持つ容器を構成し、容器内のハッチング部で示される積載位置にシート材を規制するために、サイドシート規制部材12と後端シート規制部材10を備える。シート材は、複写処理がスタートすると、ハッチング部で示される積載位置から矢印にて示される進行方向に搬出される。なお、取り外し可能にした後端シート規制部材10を収納するために、後端シート規制部材穴13を給紙トレイ4の一部に設けている。
給紙トレイ4には、ユーザーのもとで機械が使用状態にあるときシート材が積載・収納されているが、工場から出荷するとき、或いは設置場所から機械を回収するときシート材が除かれており、給紙トレイ4のシート材の積載位置に空きスペースができる。この空きスペースを不使用時に取り外した付属部品を収納・保存するために利用する。
【0012】
付属部品が原稿トレイ5である場合の実施形態を以下に示す。
図3は、原稿トレイ5を収納・保存するための手段を備えた本実施形態に係わる給紙トレイ4を示す。図3には、原稿トレイ5を給紙トレイ4のシート材の積載位置にできた空きスペースに収納した状態が示されている。
原稿トレイ5は、平板上のトレイ部と、トレイ部を機械本体へ取り付けるためにトレイ部の端部から断面L字状に設けた取り付け部からなる。取り付け部には機械本体へ原稿トレイ5へ固定するための固定穴14を設ける。原稿トレイ5の固定は、固定穴14を通してネジを機械本体のネジ穴に螺合することによる。本例では、この固定穴14を原稿トレイ5を給紙トレイ4の空きスペースに収納・保存するときに、原稿トレイ5を所定位置に保持するために利用する。即ち、給紙トレイ4の直方体の空きスペース(シート材の収納場所)を囲む側面の一部にネジ穴を原稿トレイ5の固定穴14に対応させて設け、固定穴14を通してネジを給紙トレイ4のネジ穴41に螺合することにより両者を固定する。なお、給紙トレイ4の側面に設けるネジ穴41の場所については、トレイに積載されたシート材を給紙する際に、円滑な給紙動作を妨げることがないような場所が望ましい。従って、シート材を給紙するときのシート進行方向側の側面は直接積載されたシート材が接する面であり、この面にネジ穴41を設けることは避けるべきであり、図2に示すように、その反対側の面に設けるのがよい。
原稿トレイ5を給紙トレイ4に保持し、収納した状態は、図3に示すように、原稿トレイ5の平板状トレイ部がシート材の積載位置を占有するような状態にするが、この状態で収納するためには、阻害要因となる後端シート規制部材10(図2参照)を除去する必要がある。本例では、後端シート規制部材穴13を給紙トレイ4の一部に設け、そこに収納しておくことにより、その解決を図るようにする。
【0013】
次に、付属部品が排紙トレイ3である場合の実施形態を以下に示す。
排紙トレイ3も基本的には、上述の原稿トレイ5と同様に給紙トレイ4に収納・保存するので、そのための固定・保持手段を必要とする。
図4は、給紙トレイ4に収納・保存するための固定・保持手段を備えた本実施形態に係わる排紙トレイ3を示す。
図4に示すように、排紙トレイ3の場合には、原稿トレイ5のように固定用の穴がないので、固定・保持部材15を用意する。固定・保持部材15は、固定穴11を有する取り付け部と先端側の押さえ板部からなる。取り付け部の固定穴11は、給紙トレイ4のネジ穴41(図2参照)に対応させて設け、又、押さえ板部は、固定穴11を通してネジを給紙トレイ4のネジ穴41に螺合することにより固定・保持部材15を給紙トレイ4に固定したときに、排紙トレイ3の端部に形成した段部に係止し、排紙トレイ3を押さえつけ、一緒に固定する。なお、このとき、排紙トレイ3と原稿トレイ5を収納する給紙トレイ4は、それぞれ異なるトレイを選択する。
【0014】
また、本実施形態では、排紙トレイ3の裏側、即ち排紙されるシート材が積載されない側に付属部品の格納部を設ける。このように排紙トレイ3の裏側を格納部とすることにより、排紙トレイの使用、不使用のいずれのときにも、空きスペースを有効利用することになり、又この場所を不使用時に機械から外される付属部品の収納場所として決めておくことにより、梱包を不要にし、かつユーザーが迷わずに使用に供することができ、適切な管理が可能になる。
図4には、排紙トレイ3におけるシート材積載面の裏側に設けた格納部17が示されている。この格納部17の入り口にはふた16を設けている。図示していないが、このふた16は、取り外しや取り付けを自在に出来るようにパッチン止めの機構を設け、収納する付属部品の保管が十分にできるようにしている。なお、格納部17の高さは、給紙トレイ4の高さを越えない大きさにすることは無論である。
【0015】
上述の格納部17に入れる付属部品の一例は、クリーニングユニットに用いる固定部材である。図5に固定部材を使用したときのクリーニングユニットの状態を示す。クリーニングユニット18は、複写機の電子写真プロセスにおいて現像したトナー像を転写した後、感光体ドラム23に残存するトナーを除去する処理を行うもので、図5に示すように、感光体ドラム23の像担持面近傍に位置し、クリーニングブレード24、該ブレード24を保持するクリーニングブラケット22、該ブラケット22を感光体ドラム23に当接させるために付勢力を与えるトーションスプリング25などを構成要素として備える。複写機を工場から出荷する際のように機械が輸送される間は、振動による損傷を避けるためにクリーニングブレード24を感光体ドラム23に当接させないような状態に保つ必要がある。そのために固定部材19をストッパーピン20とクリーニングブラケット22の間に挟み込み、トーションスプリング25の付勢力に抗してブレード24をドラム当接面から離し、保持する。ユーザーのもとで機械をセッティングする時には、挟み込んでいた固定部材19を取り去ることにより保持状態を解除し、クリーニング動作を可能にする。なお、こうした取扱が必要であることを喚起するために、図5に示すように、固定部材19には表示札21が付けられている。
【0016】
また、格納部17に入れる付属部品の他の例は、図6(a)に示すアース部材8である。このアース部材8は、ここでは、図1に装着状態にあるところが示されているように、オプションとして外付けされる給紙機構を持つ装置(図示せず)を複写機に取り付ける時にアースを確実にする部材である。アース部材8は、通常ユーザーのもとで機械が使用状態にあるとき、機械本体に装着される(図1参照)が、工場から出荷される際のような装置輸送時には、外した状態で運ぶ必要があり、格納部17に入れ、保管しておくことが適当な部品である。
格納部17に入れる付属部品のさらに他の例は、オプションとして外付けされる上述の給紙機構を持つ装置を取り付けるために機械本体に設けた装着部の外装カバーキャップ(図1に外装カバー6の一面に符号7として示される)或いは外装カバー不要部である。図6(b)に外装カバーキャップ7、図6(c)に外装カバー不要部26を示す。このような付属部品は、機械本体の装着部61(図6(c)参照)に取り付けた状態で納品され、給紙機構を持つオプション装置を装着するときに、取り除かれる。なお、外装カバー不要部26は、図6(c)に示すように、A部を切り離すことにより外装カバー6から取り除かれる。ここでは、その後、これらの部品は、機械の回収等によりオプション装置を機械本体から切り離すときには、再び元の状態に戻すために再利用されるので、外装カバー6から外されたこれらの部品も、格納部17に入れて保管される付属部品の対象となる。
【0017】
格納部17で保管される上述の付属部品の取り扱いを経時的に説明すると、先ず、ユーザーのもとに複写機が届けられ、複写機のセッティングを行う。そのとき、給紙トレイ4のシート材積載位置の空きスペースに収納・保存して運ばれた原稿トレイ5や排紙トレイ4を取り出し、排紙トレイ4に設けた格納部17からはアース部材8を取り出す。また、複写機の輸送中はクリーニングブレード24を感光体ドラム23に当接させないようにするために用いていた固定部材19を、挟み込んでいたストッパーピン20とクリーニングブラケット22の間から取り外す。
ここで、機械に外付けで装着する給紙装置をオプションとして用いる場合には、外装カバーキャップ7を外すか、或いは外装カバー6から外装カバー不要部26を取り外し、同時に格納部17から取り出したアース部材8を機械本体に取り付ける(図1参照)。
このときに、取り出したアース部材8等の機械使用時に必要な付属部品と入れ替わって、取り外した機械不使用時(輸送時)に必要とされた固定部材19、外装カバーキャップ7や外装カバー不要部26を格納部17に入れて、保管する。なお、このときに当然であるが、格納部17は使用状態にセッティングされた排紙トレイ3の設置位置(トレイの裏側)で保管される。
【0018】
この後、複写機が使用済みとなりユーザーから回収がされるとき、或いは機械を輸送して他の場所で使用するときに、原稿トレイ5や排紙トレイ3を取り外して、給紙トレイ4のシート材積載位置の空きスペースに収納・保存し、上述のユーザーへの納品時と同じ形態で取り扱うようにする。即ち、アース部材8は機械本体より取り外して格納部17に収納する。また、格納部17に保管しておいた固定部材19を使用状態にセットする(図5参照)。
このよう状態で回収された場合、回収した複写機から固定部材19、原稿トレイ5、排紙トレイ3を取り出す。固定部材19は再度、固定部材としてリユースし、外装カバーキャップ7は機械本体の外装カバー6の装着部61(図6(c)参照)へ装着することでリユースし得、これらの部品は他の機械へのリユースを可能とする。外装カバー不要部26については、A部(図6(c)参照)で切断して外装カバーから切り離されるので、通常リユースの対象とし難いが、本実施形態では、格納部17で保管されていた自機の部品を用いるので、別の機械でリユースされることが無く、切り離された自機のA部(図6(c)参照)に接着剤をブリッジ状に点付けして、外装カバー6の装着部61に再び取り付け、復元することにより、この種の機械における外装カバーのリユースも容易に可能になる。
【0019】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明に対応する効果
積載したシート材の収納部におけるシート材の収容スペースに、不使用時に取り外された付属部品を収納・保持するようにしたので、従来必要とした個装箱等の梱包材を不要にし、かつコンパクトな形で装置を輸送し、運搬の効率化を図ることができ、資源・エネルギーの節減が可能になる。また、取り外し可能な付属部品がシート材を載置するためのトレイである場合に上述の効果がより有効化される。
(2) 請求項の発明に対応する効果
上記(1)の効果に加えて、取り外し可能な付属部品としてのシート材のトレイの裏側に装置本体から取り外した別の付属部品を入れるための格納部を有し、ここを取り外した付属部品を格納するための所定の場所として用意したので、デッドスペースを有効に利用することができ、又必要時にユーザー等が迷わずに使用に供し得、付属部品の管理が適切且つ容易に行える。
【0020】
(3) 請求項の発明に対応する効果
上記(1)、(2)の効果に加えて、装置が運送状態にある時及び装置が使用可能状態にある時それぞれに不使用となる部品を前記格納部に入れるようにし、取り外し可能な全ての付属部品をまとめて管理するようにしたので、装置のライフサイクルにわたってこの方式を適用することにより、付属部品のリユースが容易に実現可能になる。
(4) 請求項の発明に対応する効果
シート材に対し画像形成処理を行う複写機、印刷機(プリンタ)、ファクシミリ等のシート材処理装置において、上記(1)〜(3)の効果を実現することにより、複写機、印刷機(プリンタ)、ファクシミリ等のシート材に対し画像形成処理を行う装置のパフォーマンスを向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係わる手差し給紙部の一例を示す。
【図2】 本発明の実施形態に係わる給紙動作を説明するための給紙部の概略図を示す。
【図3】 本発明の実施形態に係わる給紙動作を説明するための給紙部の概略図を示す。
【図4】 本発明の実施形態に係わる画像形成装置のエンジン部の制御ブロックを示す。
【図5】 本発明の実施形態に係わる手差し給紙制御のサブルーチンのフローを示す。
【図6】 本発明の実施形態に係わる手差し給紙制御のサブルーチンのフローを示す。
【符号の説明】
1…原稿搬送装置、 3…排紙トレイ、
4…給紙トレイ、 5…原稿トレイ、
6…外装カバー、 7…外装カバーキャップ、
8…アース部材、 10…後端シート規制部材、
11…固定穴、 13…後端シート規制部材穴、
14…固定穴、 15…固定・保持部材、
17…収納部、 19…固定部材、
23…感光体ドラム、 24…クリーニングブレード、
26…外装カバー不要部、 41…ネジ穴、
61…装着部。

Claims (4)

  1. 積載したシート材の収納部と、収納部のシート材を定常状態に保つシート材規制部材と、収納部から供給されるシート材に対する処理手段と、取り外し可能な付属部品と、取り外された該付属部品を前記収納部におけるシート材の収容スペースに収納・保持するための付属部品保持手段を有、前記付属部品保持手段をシート材の給紙動作に影響しない場所に設け、前記シート材規制部材を付属部品の収納を阻害しない場所で保管し得るようにしたシート材処理装置において、
    前記取り外し可能な付属部品が、シート材処理に関わるシート材を載置するためのトレイであることを特徴とするシート材処理装置。
  2. 請求項1に記載されたシート材処理装置において、シート材を載置するための前記トレイが、シート材載置面の裏側に装置本体に着脱可能とした部品を入れるための格納部を有したことを特徴とするシート材処理装置。
  3. 請求項2に記載されたシート材処理装置において、装置が運送状態にある時及び使用可能状態にある時それぞれに不要となる部品を前記格納部に入れるようにしたことを特徴とするシート材処理装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載されたシート材処理装置において、前記シート材処理装置がシート材に対し画像形成処理を行う装置であり、前記取り外し可能な付属部品を画像形成処理が施されたシート材の排紙トレイ或いは原稿トレイとしたことを特徴とするシート材処理装置。
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