JP3947969B2 - 画像処理装置、および画像処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、および画像処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、間引き処理を行う場合に用いて好適な画像処理装置、および画像処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、デジタルカメラ(デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、並びに、静止画および動画を撮像可能なデジタルカメラ)に使われている、光を電気信号に変換するデバイスである撮像素子は、チップの表面に、微細なフォトダイオードを並べた構造になっている。フォトダイオードは、照射された光の強弱に応じて電荷を発生する半導体で、それ自身には色をとらえる能力がないため、カラー画像を取り込むためには、入射光を色要素別に取り込む必要がある。
【0003】
一般的なデジタルカメラ、もしくは、ビデオカメラに使われている単板式のカラー撮像素子は、フォトダイオードの上に、3色あるいは4色のカラーフィルタをモザイク状に配置し、個々のフォトダイオードが個別の色要素に反応する仕組みになっている。例えば、RGB(赤、緑、青、すなわち光の3原色)それぞれに個別に撮像素子を有する、すなわち、三枚の撮像素子を使う3板式カメラに対して、RBGのカラーフィルタがモザイク状に配置されている、すなわち、1枚の撮像素子を使う単板式のカラー撮像素子を用いて撮像するカメラのことを、単板式カメラと称する。
【0004】
撮像素子には、例えば、CCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)センサなどが用いられることが多い。
【0005】
本来、CCDとは、電荷をバケツリレー式に転送する機能を持つ素子全般を指すが、現在では、CCDとは、一般に、電荷の読み出しにこのCCDを用いたCCD撮像素子のことをさす場合が多い。CCDは、デジタルカメラ、イメージスキャナ等の画像入力を行うイメージデバイス全般で使われている。
【0006】
CCD撮像素子は、フォトダイオードと、フォトダイオードが発生した電荷を次々に取り出して転送する回路から成る。CCD撮像素子の具体的な構造は、シリコン基板上にフォトダイオードと電極を碁盤目のように(この数がCCDの画素数になる)配置するものであり、この碁盤目部分に、フィルムと同じようにレンズを通した光学像が結ばれると、個々のフォトダイオードは、受光した光の強弱に応じた電荷を発生する。蓄積された電荷は、電極に交互に電圧をかけていくことによって、ちょうどポンプで押し出されるように隣の電極に移動し、最終的にひとつずつ出力される。これを増幅したり、デジタル値に変換することによって、2次元の画像データが生成される。また、動画像の場合には、このプロセスを延々と繰り返して、連続した静止画としての動画像が生成される。
【0007】
CMOSセンサとは、CCDの代わりに、電荷の読み出しにCMOSスイッチを使った撮像素子であり、各画素が1つのフォトダイオードとCMOSトランジスタを使ったスイッチで構成される。すなわち、格子状に並んだフォトダイオードそれぞれに、スイッチを取り付けた構造になっており、このスイッチを次々に切り替えて、1画素ずつ電荷を読み出していく。このような仕組みから、例えば、CCD特有のスミアが原理的に発生しないこと、消費電力が少ない(CCDの1/10程度)こと、単一の低電圧で駆動できること、および、一般のチップと同じ製造ラインが使え、周辺機能とあわせてワンチップで構成することができるので、小型低価格化が可能であることなどといった様々なメリットを望むことができる。しかしながら、CMOSセンサを撮像素子として実用化するにあたっては、スイッチングノイズなどに起因する雑音対策が必要である。
【0008】
固体撮像素子のセンサの数、すなわち、撮像される画像の画素数は、デジタルビデオカメラでは、殆どの場合100万画素以下であった。一方、デジタルスチルカメラにおいては、近年の半導体技術の向上、および、高解像度化のため、画素数は、100万画素、200万画素、300万画素と増加する傾向にある。
【0009】
更に、近年では、静止画および動画を撮像可能なデジタルカメラが開発され、広く普及するようになった。
【0010】
しかしながら、撮像される画像の画素数が増加するに従って、全ての画素を読み出すためにかかる時間が長くなってしまう。静止画と異なり、動画においては、画像を読み出す時間が長くなってしまっては、滑らかな動画像を得ることができなくなってしまう。
【0011】
これを解決するため、解像度を必要としない場合、画素の一部を間引いて読み出す方法がある。
【0012】
従来、特に撮像素子としてCCDが用いられている場合、動画像の表示などにおいて、例えば、2×2で構成された画素(ここでは、Gr、r、B、Gbの4画素)において、図1に示されるように、8画素のうち、2画素のみを間引いて、他の画素を利用しない方法や、図2に示されるように、12画素のうちの2画素のみを間引いて、他の画素を利用しない方法などが利用されていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図1、もしくは図2に示される間引き方法では、等間隔に間引きを行うことができないのみならず、全ての画素を利用していないため、表示、もしくは記録される動画像に折り返しが生じてしまうという問題が発生してしまう。
【0014】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、折り返しのない良好な間引き画像を得ることができる間引き処理を実現することができるようにするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号を取得する取得手段と、取得手段により取得された画像信号のうち、注目画素と注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とするフィルタ手段と、フィルタ手段により算出された加算平均値を画素値とする画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引き手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
フィルタ手段には、1フレームの画像信号の、全ての画素の画素値を用いて、加算平均値を算出させるようにすることができる。
【0017】
フィルタ手段には、注目画素に対して、水平方向に並んでいる同一の色成分の画素を選択して、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とさせるようにすることができる。
【0018】
フィルタ手段には、注目画素に対して、垂直方向に並んでいる同一の色成分の画素を選択して、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とさせるようにすることができる。
【0019】
フィルタ手段には、注目画素に対して、水平方向および垂直方向に所定の範囲内の同一の色成分の画素を選択させて、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とさせるようにすることができる。
【0020】
フィルタ手段には、複数の色成分のうち、少なくとも1つの色成分の注目画素に対して、注目画素に近い位置に配置されているものから順番に同一の色成分の画素を選択させて、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とさせるようにすることができる。
【0021】
フィルタ手段には、複数の色成分の全ての色成分の注目画素に対して、注目画素に近い位置に配置されているものから順番に同一の色成分の画素を選択させて、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とさせるようにすることができる。
【0022】
取得手段には、画像信号を撮像する撮像手段を更に備えさせるようにすることができる。
【0023】
撮像手段は、CMOS ICで構成させるようにすることができる。
【0024】
撮像手段、フィルタ手段、および間引き手段は、同一のCMOS ICで構成させるようにすることができる。
【0025】
取得手段により取得された画像信号に対応する画像を表示する表示手段を更に備えさせるようにすることができ、表示手段により表示される画像が動画像である場合、取得手段により取得された画像信号を、フィルタ手段、および間引き手段により処理されて、表示手段により表示されるようにすることができ、表示手段により表示される画像が静止画像である場合、取得手段により取得された画像信号を、フィルタ手段、および間引き手段により処理されずに、表示手段により表示されるようにすることができる。
【0026】
取得手段により取得された画像信号を記録する記録手段を更に備えさせるようにすることができ、記録手段により記録される画像信号が動画像に対応する信号である場合、取得手段により取得された画像信号を、フィルタ手段、および間引き手段により処理されて、記録手段により記録させるようにすることができ、記録手段により記録される画像信号が静止画像に対応する信号である場合、取得手段により取得された画像信号を、フィルタ手段、および間引き手段により処理されずに、記録手段により記録させるようにすることができる。
【0027】
取得手段により取得された画像信号を出力する出力手段を更に備えさせるようにすることができ、出力手段により出力される画像信号が動画像に対応する信号である場合、取得手段により取得された画像信号を、フィルタ手段、および間引き手段により処理されて、出力手段により出力させるようにすることができ、
出力手段により出力される画像信号が静止画像に対応する信号である場合、取得手段により取得された画像信号を、フィルタ手段、および間引き手段により処理されずに、出力手段により出力させるようにすることができる。
【0028】
本発明の画像処理方法は、複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号の取得を制御する取得制御ステップと、取得制御ステップの処理により取得が制御された画像信号のうち、注目画素と注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とするフィルタ演算ステップと、フィルタ演算ステップの処理により算出された加算平均値を画素値とする画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引きステップとを含むことを特徴とする。
【0029】
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号の取得を制御する取得制御ステップと、取得制御ステップの処理により取得が制御された画像信号のうち、注目画素と注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とするフィルタ演算ステップと、フィルタ演算ステップの処理により算出された加算平均値を画素値とする画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引きステップとを含むことを特徴とする処理をコンピュータに実行させる。
【0030】
本発明のプログラムは、複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号の取得を制御する取得制御ステップと、取得制御ステップの処理により取得が制御された画像信号のうち、注目画素と注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、注目画素の画素値とするフィルタ演算ステップと、フィルタ演算ステップの処理により算出された加算平均値を画素値とする画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引きステップとを含むことを特徴とする処理をコンピュータに実行させる。
【0031】
本発明の画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラムにおいては、複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号が取得され、取得された画像信号のうち、注目画素と注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値が算出され、注目画素の画素値とされ、算出された加算平均値を画素値とする画素が、1/(2n−1)の間引き率で間引きされる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0033】
図3は、本発明を適用した、デジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【0034】
操作入力部11は、例えば、ボタン、キー、ジョグダイヤルなどで構成され、ユーザにより、静止画の撮像、動画の録画開始および終了、あるいは、露光やピント調節などの画像調整の操作入力を受ける。
【0035】
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)で構成され、デジタルカメラ1の動作を制御するものであり、操作入力部11から入力されたユーザの操作を基に、撮像部13、間引き処理部14、カメラ信号処理部15、およびドライブ18を制御するための制御信号を生成して、各部に出力する。
【0036】
撮像部13は、例えば、光学レンズ、光学レンズを駆動する駆動部、CCDセンサやCMOSセンサなどの撮像素子、および、これらの撮像素子により取得されたアナログの電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換部などで構成され、制御部12の制御に従って、静止画、あるいは動画を撮像する。
【0037】
間引き処理部14は、制御部12の制御に従って、撮像部13から入力された画像信号に対して、必要に応じて、間引き処理を行う。
【0038】
ここで、撮像部13と間引き処理部14は、それぞれ異なる処理ブロックとして構成されるようにしても良いし、同一のチップとして構成(例えば、撮像部13と間引き処理部14とが1つのCMOS ICで構成)されるようにしても良い。
【0039】
カメラ信号処理部15は、制御部12の制御に従って、入力された画像データに対して、例えば、γ処理、ホワイトバランス、デモザイクなどの処理を行う。
【0040】
表示部16は、例えば、液晶パネルなどで構成され、入力された画像データを表示する。表示部16は、操作入力部11から入力されるユーザの操作に従って、撮像する画像を確認するためのファインダとして機能したり、撮像された静止画像、あるいは録画された動画像を表示するものである。出力部17は、有線、もしくは無線で、他の装置もしくはネットワークと接続され、撮像された静止画像、あるいは録画された動画像を出力する。
【0041】
ドライブ18には、磁気ディスク21、光ディスク22、光磁気ディスク23、あるいは半導体メモリ24などが適宜装着され、カメラ信号処理部15から供給された画像信号を、磁気ディスク21、光ディスク22、光磁気ディスク23、あるいは半導体メモリ24などに出力して記録させたり、磁気ディスク21、光ディスク22、光磁気ディスク23、あるいは半導体メモリ24などに記録されている静止画像データ、もしくは動画像データを、表示部16に出力させて表示させたり、出力部17から他の装置に出力させる。
【0042】
また、ドライブ18には、磁気テープを装着することができるようにしても良い。更に、ドライブ18以外に、例えば、半導体メモリやハードディスクなどの記録媒体を、デジタルカメラ1の内部に設けるようにすることにより、撮像された画像データを、デジタルカメラ1の内部に記憶することができるようにしても良い。
【0043】
また、ドライブ18に装着されている、磁気ディスク21、光ディスク22、光磁気ディスク23、あるいは半導体メモリ24などの記録媒体から読み出されたプログラムは、必要に応じて制御部12に供給されて、インストールされる。
【0044】
ユーザが、操作入力部11を用いて、撮像部13により撮像可能な画像を表示部16に表示させるように操作している場合(すなわち、表示部16をファインダとして利用している場合)、制御部12は、撮像部13を制御して、連続して画像データを取得して、間引き処理部14に出力させる。間引き処理部14は、制御部12の制御に従って、間引き処理を実行し、間引かれた画像データをカメラ信号処理部15に出力する。間引き処理の詳細については後述する。カメラ信号処理部15は、間引き処理部14から供給された、間引かれた画像データに所定の処理を施して、表示部16に出力して表示させる。
【0045】
間引きが行われることにより、画像を読み出すためにかかる時間を短縮することができるため、表示部16に滑らかに動く動画像を表示させるようにすることができる。
【0046】
ユーザが、表示部16に表示されている画像を参照して、操作入力部11を用いて、静止画像の撮像を指令した場合、制御部12は、撮像部13を制御して、1フレーム分の画像データを取得して、間引き処理部14に出力させる。間引き処理部14は、制御部12の制御に従って、間引き処理を実行せずに、間引かれていない全ての画素から構成される画像データをカメラ信号処理部15に出力する。カメラ信号処理部15は、間引き処理部14から供給された、間引かれていない、1フレーム分の画像データに所定の処理を施して、表示部16に出力して表示させるとともに、ドライブ18に装着されている所定の記録媒体に出力して記録させる。
【0047】
間引きが行われないことにより、高解像度の画像がドライブ18に装着されている所定の記録媒体に記録される。
【0048】
ユーザが、表示部16に表示されている画像を参照して、操作入力部11を用いて、動画像の撮像を指令した場合、制御部12は、撮像部13を制御して、連続して画像データを取得して、間引き処理部14に出力させる。間引き処理部14は、制御部12の制御に従って、間引き処理を実行し、間引かれた画像データをカメラ信号処理部15に出力する。カメラ信号処理部15は、間引き処理部14から供給された、間引かれた画像データに所定の処理を施して、表示部16に出力して表示させるとともに、ドライブ18に装着されている所定の記録媒体に出力して記録させる。
【0049】
間引きが行われることにより、画像を読み出すためにかかる時間を短縮することができるため、動画像をドライブ18に装着されている所定の記録媒体に記録することができる。
【0050】
また、ユーザは、操作入力部11を操作することにより、ドライブ18に装着されている所定の記録媒体に記録されている静止画像データ、もしくは動画像データを、表示部16に出力して表示させたり、出力部17から他の装置などに出力させることができる。
【0051】
デジタルカメラ1には、更に、音声データを取得するためのマイク、取得された音声データを処理する音声データ処理部、および、音声データを出力するスピーカなどを備えるようにしても良い。
【0052】
図4は、間引き処理部14の更に詳細な構成を示すブロック図である。
【0053】
水平成分ローパスフィルタ31は、入力された画像信号に対して、水平方向に(1、0、1、0、1)/3というフィルタをかける。水平1/3間引き処理部32は、水平方向に3画素おきにリサンプリング(間引き)を行う。
【0054】
例えば、図5に示されるように、第1のラインに緑と赤のそれぞれのカラーフィルタ、第2のラインに青と緑のそれぞれのカラーフィルタが配置されている、いわゆる、2×2のベイヤー配列(G(グリーン)市松配列)でコーディングが行われる場合のフィルタリングおよびリサンプリングについて、図6を用いて説明する。
【0055】
第1のラインでは、緑のカラーフィルタの配置位置に対応する画素(以下、緑の画素と称するものとする)と、赤のカラーフィルタの配置位置に対応する画素(以下、赤の画素と称するものとする)が1画素ずつ交互に配置されている。水平成分ローパスフィルタ31が、1つの緑の画素を注目画素として、(1、0、1、0、1)/3というフィルタをかけた場合、注目画素を含む3つの緑の画素に対応する部分には1が乗算され、赤の画素に対応する部分は0が乗算されて、それらの画素値の合計が3で除算されるので、注目画素となる緑の画素と、その画素に隣接する緑の画素との単純平均が算出される。
【0056】
一方、水平成分ローパスフィルタ31が、1つの赤の画素を注目画素として、(1、0、1、0、1)/3というフィルタをかけた場合、注目画素を含む3つの赤の画素に対応する部分には1が乗算され、緑の画素に対応する部分は0が乗算されて、それらの画素値の合計が3で除算されるので、注目画素となる赤の画素と、その画素に隣接する赤の画素との単純平均が算出される。
【0057】
同様にして、第2のラインにおける緑の画素と、青のカラーフィルタの配置位置に対応する画素(以下、青の画素と称するものとする)も水平成分ローパスフィルタ31によりフィルタリングされる。
【0058】
そして、水平1/3間引き処理部32において、それぞれの画素が水平成分の3画素毎に間引きされるので、最終的には、図6の図中矢印で示されている3画素おきの画素を注目画素として、その画素に隣接する同色の画素との単純平均値を算出することにより得られる画素で構成される間引き画素群が生成される。
【0059】
図6においては、緑の画素を注目画素とした場合と、赤の画素を注目画素とした場合、および、青の画素を注目画素とした場合と緑の画素を注目画素とした場合にフィルタリングされた画素について、それぞれ、上段と下段とに分けて図示しているが、水平成分ローパスフィルタ31は、同一のラインの処理を同時に実行することが可能である。
【0060】
図7は、間引き処理部14に入力される前の画像の帯域を示す図である。間引き前の画像におけるナイキストの限界周波数fnは、間引き前画像のサンプリング周波数fsの1/2である。
【0061】
図8は、水平成分ローパスフィルタ31において、間引き前の画像に対して、(1、0、1、0、1)/3というフィルタがかけられた後の帯域を示す図であり、図9は、水平1/3間引き処理部32において、間引き処理された後の帯域を示す図である。
【0062】
図8および図9において、ナイキストの限界周波数fn’およびサンプリング周波数fs’は、いずれも図7を用いて説明した間引き処理部14に入力される前の画像と比較して、適切に制限された値となり、更に、これらのサンプリング点は等間隔である。
【0063】
すなわち、従来の間引き画像の生成方法では、殆どの画素が用いられることなく、一部の画素のみを利用して、間引き画像が生成されていたが、間引き処理部14の処理によって、全ての画素を用いてフィルタ処理が実行され、等間隔に間引き処理が行われて、間引き画像が生成されるので、画像位相のずれがない、折り返しの少ない間引き画像を得ることができる。
【0064】
間引き処理部14においては、水平成分ローパスフィルタ31において、間引き前の画像に対して、(1、0、1、0、1)/3というフィルタがかけられ、水平1/3間引き処理部32において、1/3に間引きされるものとして説明したが、間引き後のサンプリング周波数fs’にトラップポイントが入り、ナイキストの限界周波数fn’で、適切に帯域制限されるフィルタで、かつ、間引き後に画像位相のずれがないものであれば、どのようなフィルタが用いられてもかまわない。
【0065】
例えば、このような間引き方法は、間引き率1/3以外であっても、間引き率1/(2n−1)(ただし、nは正の整数)である場合において成立する。例えば、図3のデジタルカメラ1において、間引き処理部14に代わって、図10に示す間引き処理部41を設けるようにしても良い。
【0066】
水平成分ローパスフィルタ51は、入力された画像信号に対して、水平方向に(1、0、1、0、1、0、1、0、1)/5というフィルタをかける。水平1/5間引き処理部52は、水平方向に5画素おきにリサンプリング(間引き)を行う。
【0067】
例えば、図5を用いて説明した、2×2のベイヤー配列でコーディングが行われる場合のフィルタリングおよびリサンプリングについて、図11を用いて説明する。
【0068】
水平成分ローパスフィルタ51が、第1のラインにおいて、1つの緑の画素を注目画素として、(1、0、1、0、1、0、1、0、1)/5というフィルタをかけた場合、注目画素を含む5つの緑の画素に対応する部分には1が乗算され、赤の画素に対応する部分は0が乗算されて、それらの画素値の合計が5で除算されるので、注目画素となる緑の画素と、その画素に隣接する緑の画素との単純平均が算出される。
【0069】
一方、水平成分ローパスフィルタ51が、1つの赤の画素を注目画素として、(1、0、1、0、1、0、1、0、1)/5というフィルタをかけた場合、注目画素を含む5つの赤の画素に対応する部分には1が乗算され、緑の画素に対応する部分は0が乗算されて、それらの画素値の合計が5で除算されるので、注目画素となる赤の画素と、その画素に隣接する赤の画素との単純平均が算出される。
【0070】
同様にして、第2のラインにおける緑の画素と、青の画素も水平成分ローパスフィルタ51によりフィルタリングされる。そして、水平1/5間引き処理部52において、それぞれの画素が水平成分の5画素毎に間引きされるので、最終的には、図11の図中矢印で示されている5画素おきの画素を注目画素として、その画素に隣接する同色の画素との単純平均値を算出することにより得られる画素で構成される間引き画素群が生成される。
【0071】
図11においては、緑の画素を注目画素とした場合と、赤の画素を注目画素とした場合、および、青の画素を注目画素とした場合と緑の画素を注目画素とした場合にフィルタリングされた画素について、それぞれ、上段と下段とに分けて図示しているが、間引き処理部41は、同一のラインの処理を同時に実行することが可能である。
【0072】
例えば、図7を用いて説明したように、間引き前の画像におけるナイキストの限界周波数fnが、間引き前画像のサンプリング周波数fsの1/2である画像が、間引き処理部41に入力された場合について、図12および図13を用いて説明する。
【0073】
図12は、水平成分ローパスフィルタ51において、間引き前の画像に対して、(1、0、1、0、1、0、1、0、1)/5というフィルタがかけられた後の帯域を示す図であり、図13は、水平1/5間引き処理部52において、間引き処理された後の帯域を示す図である。
【0074】
図12および図13に示される、フィルタがかけられた後の帯域、および、間引き処理された後の帯域においては、ナイキストの限界周波数fn’およびサンプリング周波数fs’は、いずれも図7を用いて説明した間引き処理前の画像と比較して、適切に制限された値となり、更に、これらのサンプリング点は等間隔である。
【0075】
すなわち、上述した間引き処理部14における場合と同様にして、間引き処理部41の処理により、全ての画素を用いてフィルタ処理が行われて、等間隔で間引き処理が行われることにより、折り返しの少ない間引き画像を得ることができる。
【0076】
このようにして、間引き率1/(2n−1)(ただし、nは正の整数)において、注目画素の周辺の同色の画素(2n−1)を加算平均して間引きを行うことにより、間引き後のサンプリング周波数fs’にトラップポイントを入れることができ、ナイキストの限界周波数fn’で、適切に帯域制限され、かつ、間引き後に画像位相のずれがない間引き処理を行うことができる。また、この間引き処理では、全ての画素を用いて間引き画像が生成されるので、折り返しの少ない間引き画像を得ることができる。
【0077】
このような間引き処理は、例えば、図3のデジタルカメラ1において、間引き処理部14に代わって、図14に示す間引き処理部61を設けることにより、水平方向のみならず、垂直方向に実行することが可能である。
【0078】
ディレイライン71は、4ライン分のディレイラインであり、5ラインの画像信号を、垂直方向に同時化するものである。垂直成分ローパスフィルタ72は、入力された画像信号に対して、垂直方向に(1、0、1、0、1)/3というフィルタをかける。垂直1/3間引き処理部73は、垂直方向に3画素おきにリサンプリング(間引き)を行う。
【0079】
例えば、図5を用いて説明した、2×2のベイヤー配列でコーディングが行われる場合のフィルタリングおよびリサンプリングについて、図15を用いて説明する。
【0080】
第1の垂直ラインでは、緑の画素と青の画素が1画素ずつ交互に配置され、第2の垂直ラインでは、赤の画素と緑の画素が、1画素ずつ交互に配置されている。垂直成分ローパスフィルタ72が、第1の垂直ラインにおいて、1つの緑の画素を注目画素として、(1、0、1、0、1)/3というフィルタをかけた場合、緑の画素に対応する部分には1が乗算され、青の画素に対応する部分は0が乗算されて、注目画素を含む3つの画素の画素値の合計が3で除算されるので、注目画素となる緑の画素と、その画素に隣接する緑の画素との単純平均が算出される。
【0081】
一方、垂直成分ローパスフィルタ72が、1つの青の画素を注目画素として、(1、0、1、0、1)/3というフィルタをかけた場合、青の画素に対応する部分には1が乗算され、緑の画素に対応する部分は0が乗算されて、注目画素を含む3つの画素値の合計が3で除算されるので、注目画素となる青の画素と、その画素に隣接する青の画素との単純平均が算出される。
【0082】
同様にして、第2の垂直ラインにおける赤の画素と緑の画素も、垂直成分ローパスフィルタ72によりフィルタリングされる。
【0083】
そして、垂直1/3間引き処理部73において、それぞれの画素が垂直成分の3画素毎に間引きされるので、最終的には、図15の図中矢印で示されている3画素おきの画素を注目画素として、その画素に隣接する同色の画素との単純平均値を算出することにより得られる画素で構成される間引き画素群が生成される。
【0084】
図15においては、緑の画素を注目画素とした場合と青の画素を注目画素とした場合、および、赤の画素を注目画素とした場合と緑の画素を注目画素とした場合にフィルタリングされた画素について、それぞれ、左ラインと右ラインとに分けて図示しているが、間引き処理部61は、同一の垂直ラインの処理を同時に実行することが可能である。
【0085】
図14および図15を用いて説明した、垂直成分の間引き処理においても、間引き後のサンプリング周波数fs’にトラップポイントを入れることができ、ナイキストの限界周波数fn’で適切に帯域制限され、かつ、間引き後に画像位相のずれがない間引き処理を行うことができる。また、この間引き処理でも、全ての画素を用いて間引き画像が生成されるので、折り返しの少ない間引き画像を得ることができる。
【0086】
また、図3のデジタルカメラ1において、撮像部13が、ブロック単位で画像の読み出しが可能である場合、間引き処理部14に代わって、図16に示す間引き処理部81を設けることにより、水平垂直同時に間引き処理を行うことができる。
【0087】
水平垂直成分ローパスフィルタ91は、入力された画像信号に対して、水平方向に(1、0、1、0、1)/3、垂直方向に(1、0、1、0、1)/3、すなわち、水平垂直方向に(3、0、3、0、3)/9のフィルタ係数を有し、水平垂直方向の隣接する同色の9画素を加算平均する処理を行うフィルタである。水平垂直1/3間引き処理部92は、水平方向および垂直方向にそれぞれ3画素おき、すなわち、9画素を1画素にリサンプリング(間引き)する。
【0088】
例えば、2×2のベイヤー配列でコーディングが行われる場合、図17に示されるような入力画素に対して、水平垂直成分ローパスフィルタ91は、図18に示されるように、青成分、緑成分、赤成分の画素のそれぞれに、水平垂直方向に(3、0、3、0、3)/9のフィルタ処理を行うので、それぞれ、注目画素に対して、対応する色成分以外の画素には0が乗算され、対応する色成分の画素には1が乗算されて、注目画素を含む9つの画素値の合計が9で除算されるので、注目画素に水平垂直方向に隣接する同色の9画素が加算平均される。
【0089】
そして、水平垂直1/3間引き処理部92において、水平垂直方向の隣接する9画素が1画素に間引きされるので、図19に示されるような間引き画像を得ることができる。
【0090】
ここでは、水平垂直の同色の3画素において、注目画素を水平垂直方向の5×5画素の中央の画素とした正方形の画素群(n,m)(ただし、nは1乃至5、mは1乃至5の値をとる)において、(1,1)(1,3)(1,5)(3,1)(3,3)(すなわち注目画素)(3,5)(5,1)(5,3)(5,5)の9つの画素を、加算平均するようにしているが、間引き後の画素の位相位置が変化しなければ、どのような形状で加算処理を行うようにしてもかまわない。
【0091】
例えば、水平垂直成分ローパスフィルタ91は、図20に示されるように、青成分、および赤成分の画素には、水平垂直方向に(3、0、3、0、3)/9のフィルタ処理を行い、緑成分の画素には、水平垂直方向に(1、2、3、2、1)/9のフィルタ係数でフィルタ処理を行い、注目画素に対して、菱形形状に隣接する9画素の加算平均を行うようにしても良い。
【0092】
このように、市松状に配置されている緑成分の画素に対して、水平垂直方向に(1、2、3、2、1)/9のフィルタを用いて、菱形形状に隣接する9画素の加算平均を行うようにすることにより、図18を用いて説明した(3、0、3、0、3)/9のフィルタ処理を用いる場合と比較して、緑の画素において、注目画素に対して最も隣接する9画素の加算平均を算出することができる。
【0093】
このように、水平垂直方向に同時に間引き処理を行う場合、特に、図20を用いて説明したように、フィルタ係数が画素によって異なるような場合、図3のデジタルカメラ1の撮像部13が有する撮像素子がCCDであっても実現可能ではあるが、撮像素子は、CCDよりもCMOSのほうが好適である。
【0094】
なお、水平垂直方向に同時に間引き処理を行う場合においても、同様の効果を奏することができる間引き処理は、間引き率1/3以外であっても、間引き率1/(2n−1)(ただし、nは正の整数)において成立する。
【0095】
図16乃至図20を用いて説明したように、本発明を適用した水平垂直成分の間引き処理においても、間引き後のサンプリング周波数fs’にトラップポイントを入れることができ、ナイキストの限界周波数fn’で、適切に帯域制限され、かつ、間引き後に画像位相のずれがない間引き処理を行うことができる。また、この水平垂直成分の間引き処理でも、全ての画素を用いて間引き画像が生成されるので、折り返しの少ない間引き画像を得ることができる。
【0096】
以上説明した処理においては、加算処理する各色成分の画素範囲が空間的に重複しているため、間引き前と間引き後との画像の色コーディングが同一である。従って、本発明は、2×2の色コーディングであれば、どのような色コーディングを用いた処理にも適用可能である。
【0097】
ここでは、光の3原色を用いたベイヤー配列が用いられている場合について説明したが、例えば、補色を用いた色コーディングが用いられている場合にも、本発明は適用可能である。例えば、補色フィルタでは、色の三原色であるCMY(シアン、マゼンダ、イエロー)に加えてG(緑)を加えた「CMYG」で、2×2のパターンを作っているものが多いが、このような補色フィルタが用いられている場合にも、本発明が適用可能であることは言うまでもない。
【0098】
上述した一連の処理は、ソフトウェアにより実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0099】
この記録媒体は、図3に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク21(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク22(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク23(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ24などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
【0100】
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、撮像した画像を間引きして表示したり、記録したり、出力することができる。
また、本発明によれば、必要に応じて、撮像した画像において、全ての画素を用いて同色の(2n−1)(nは2以上の整数)個の画素を単純平均した後に、1/(2n−1)に間引きすることにより、間引き後に画像位相のずれがなく、折り返しの少ない間引き画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の垂直1/8間引きについて説明する図である。
【図2】従来の垂直2/12間引きについて説明する図である。
【図3】本発明を適応したビデオカメラの構成を示すブロック図である。
【図4】図3の間引き処理部の更に詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】ベイヤー配列を説明する図である。
【図6】図4の間引き処理部が実行する処理について説明する図である。
【図7】図4の間引き処理部に入力する画像の帯域について説明する図である。
【図8】図4の間引き処理部でフィルタリングされた画像の帯域について説明する図である。
【図9】図4の間引き処理部から出力される画像の帯域について説明する図である。
【図10】間引き処理部の異なる構成を示すブロック図である。
【図11】図10の間引き処理部が実行する処理について説明する図である。
【図12】図10の間引き処理部でフィルタリングされた画像の帯域について説明する図である。
【図13】図10の間引き処理部から出力される画像の帯域について説明する図である。
【図14】間引き処理部の異なる構成を示すブロック図である。
【図15】図14の間引き処理部が実行する処理について説明する図である。
【図16】間引き処理部の異なる構成を示すブロック図である。
【図17】図16の間引き処理部に入力される画像信号を説明するための図である。
【図18】図16の間引き処理部が実行する処理について説明するための図である。
【図19】図16の間引き処理部から出力される画像信号を説明するための図である。
【図20】図16の間引き処理部が実行する処理の異なる例について説明するための図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ, 11 操作入力部, 12 制御部, 13 撮像部, 14 間引き処理部, 15 カメラ信号処理部, 16 表示部, 17出力部, 18 ドライブ, 31 水平成分ローパスフィルタ, 32 水平1/3間引き処理部, 41 間引き処理部, 51 水平成分ローパスフィルタ, 52 水平1/5間引き処理部, 61 間引き処理部, 71 ディレイライン, 72 垂直成分ローパスフィルタ, 73 垂直1/3間引き処理部, 81 間引き処理部, 91 水平垂直ローパスフィルタ, 92 水平垂直1/3間引き処理部
Claims (16)
- 画像を処理する画像処理装置において、
複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記画像信号のうち、注目画素と前記注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とするフィルタ手段と、
前記フィルタ手段により算出された前記加算平均値を画素値とする前記画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引き手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、1フレームの前記画像信号の、全ての前記画素の画素値を用いて、前記加算平均値を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、前記注目画素に対して、水平方向に並んでいる同一の色成分の画素を選択して、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、前記注目画素に対して、垂直方向に並んでいる同一の色成分の画素を選択して、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、前記注目画素に対して、水平方向および垂直方向に所定の範囲内の同一の色成分の画素を選択して、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、複数の前記色成分のうち、少なくとも1つの色成分の前記注目画素に対して、前記注目画素に近い位置に配置されているものから順番に同一の色成分の画素を選択して、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、複数の前記色成分の全ての色成分の前記注目画素に対して、前記注目画素に近い位置に配置されているものから順番に同一の色成分の画素を選択して、(2n−1)個の画素の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段は、前記画像信号を撮像する撮像手段を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記撮像手段は、CMOS ICで構成されている
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記撮像手段、前記フィルタ手段、および前記間引き手段は、同一のCMOS ICで構成されている
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段により取得された前記画像信号に対応する画像を表示する表示手段を更に備え、
前記表示手段により表示される前記画像が動画像である場合、前記取得手段により取得された前記画像信号は、前記フィルタ手段、および前記間引き手段により処理されて、前記表示手段により表示され、
前記表示手段により表示される前記画像が静止画像である場合、前記取得手段により取得された前記画像信号は、前記フィルタ手段、および前記間引き手段により処理されずに、前記表示手段により表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段により取得された前記画像信号を記録する記録手段を更に備え、
前記記録手段により記録される前記画像信号が動画像に対応する信号である場合、前記取得手段により取得された前記画像信号は、前記フィルタ手段、および前記間引き手段により処理されて、前記記録手段により記録され、
前記記録手段により記録される前記画像信号が静止画像に対応する信号である場合、前記取得手段により取得された前記画像信号は、前記フィルタ手段、および前記間引き手段により処理されずに、前記記録手段により記録される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段により取得された前記画像信号を出力する出力手段を更に備え、
前記出力手段により出力される前記画像信号が動画像に対応する信号である場合、前記取得手段により取得された前記画像信号は、前記フィルタ手段、および前記間引き手段により処理されて、前記出力手段により出力され、
前記出力手段により出力される前記画像信号が静止画像に対応する信号である場合、前記取得手段により取得された前記画像信号は、前記フィルタ手段、および前記間引き手段により処理されずに、前記出力手段により出力される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 画像を処理する画像処理装置の画像処理方法において、
複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号の取得を制御する取得制御ステップと、
前記取得制御ステップの処理により取得が制御された前記画像信号のうち、注目画素と前記注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とするフィルタ演算ステップと、
前記フィルタ演算ステップの処理により算出された前記加算平均値を画素値とする前記画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引きステップと
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 画像を処理する画像処理装置用のプログラムであって、
複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号の取得を制御する取得制御ステップと、
前記取得制御ステップの処理により取得が制御された前記画像信号のうち、注目画素と前記注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とするフィルタ演算ステップと、
前記フィルタ演算ステップの処理により算出された前記加算平均値を画素値とする前記画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引きステップと
を含むことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 画像を処理する画像処理装置を制御するコンピュータが実行可能なプログラムであって、
複数の色成分からなり、2×2の色コーディングを有する画像信号の取得を制御する取得制御ステップと、
前記取得制御ステップの処理により取得が制御された前記画像信号のうち、注目画素と前記注目画素近傍の同一の色成分の画素との(2n−1)個分(ただし、nは2以上の整数)の画素値の加算平均値を算出し、前記注目画素の画素値とするフィルタ演算ステップと、
前記フィルタ演算ステップの処理により算出された前記加算平均値を画素値とする前記画素を、1/(2n−1)の間引き率で間引きする間引きステップと
を含むことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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