JP3946865B2 - 船外機のスプラッシュ防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にポンツーン艇に最適な船外機のスプラッシュ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、船舶等の船外機は、図17に示すように、船体1の船尾板2にクランプブラケット3が固定され、このクランプブラケット3にスイベルブラケット4が水平軸5を支点として上下回動可能に支持され、このスイベルブラケット4に、船舶推進機である船外機の推進機本体6が図示しない操舵軸を介して水平軸5と略直交する軸回りに左右回動可能に支持されている。この推進機本体6のカウリング8内には内燃機関が搭載されて、ドライブ軸を介してプロペラを回転するようになっている。
【0003】
上記推進機本体6のロアケーシング7には、前方及び側方に突出するつば状のアンチスプラッシュプレート7aが形成され、このアンチスプラッシュプレート7aの下方部にキャビテーションプレート7bが形成されている。上記アンチスプラッシュプレート7aは、図17に矢印S3で示したような上下位置にある水飛沫(スプラッシュ)が上方へ飛散するのを遮るように構成されていて、船体1の船尾板2から後上方に飛散する水飛沫や推進機本体6のロアケーシング7の前面が水を切ることにより生じる水飛沫が、推進機本体6の上部のカウリング8内や船内に入り込むのを防止するためのものである。
【0004】
ところで、図16に示すようなポンツーン艇9は、左右のフロート10A,10Bの上部に船底板11を橋架した双胴船のような艀(はしけ)であって、左右のフロート10A,10Bの喫水位置と船底板11の底面との間に大きな空間Tが生じることから、航走時には、左右のフロート10A,10Bの間の水面が引波a,bの同調・増幅作用により、クロスハッチングcで示す範囲で上方に盛り上がる。
【0005】
このため、図17に示したように、ポンツーン艇9の船体1の船尾板2に船外機を取付けて航走させるような場合、上記推進機本体6のロアケーシング7のアンチスプラッシュプレート7aでは、左右のフロート10A,10Bの喫水位置よりも高い位置にある船底1aの底面に沿うように盛り上がった波による水飛沫(矢印S1,S2参照)が上方へ飛散するのを遮ることができない。
【0006】
そこで、図18に示すように、船体1の船尾板2に水押え板12を取付けると共に、ロアマウントハウジング13に遮蔽板14を取付けると、図17に矢印S1,S2で示したような水飛沫が上方へ飛散するのを遮るようにすることができる(特開平8−268385号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような船体1の船尾板2の水押え板12は、全ての船舶に取付けられるわけではなく、特定の船舶に限られる。また、船体1の船尾板2に水押え板12を取付けると、船尾側に水流による上向きの力が発生して、ポンツーン艇9の最大の特長である「航走中の船の姿勢変化が抑えられる」という機能を失うおそれがある。さらに、船体1の船尾板2から水押え板12が突出し、推進機本体6から遮蔽板14が突出するので、外観性が悪くなって商品価値が低下する。
【0008】
また、図18及び図19に示すように、上記ロアマウントハウジング13を支持するロアマウントハウジング用固定ボルト29のマウントラバー30をカバーするためのマウントカバー32には、その後方の側面位置に、工具が挿入可能な縦長長方形状の穴32hがあけられて、ロアマウントハウジング13をロアマウントハウジング用固定ボルト29にナット34で固定する時に、上記穴32hからマウントカバー32内にドライバーのような工具を突っ込んで、マウントハウジング用固定ボルト29をロアマウントハウジング13側に押すようにしているが、上記穴32hは、工具を突っ込むために大きくなるので外観性が悪いうえ、この穴32hからマウントカバー32内に入った海水等が排水されにくいので、別に排水用穴をあける必要がある。
【0009】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、船外機側のみでスプラッシュを有効に防止でき、かつ外観性にも優れた船外機のスプラッシュ防止装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、船体に固定されたクランプブラケットで推進機本体が支持され、この推進機本体のケーシングに、前方及び側方に突出するつば状の第1アンチスプラッシュプレートが形成された船外機において、上記推進機本体に取付けられたロアマウントハウジングに、第1アンチスプラッシュプレートに上方で対向して、前方及び側方に突出するツバ状の第2アンチスプラッシュプレートが一体的に形成され、第2アンチスプラッシュプレートは、船体の船尾板の付近まで延在されて、船体の船底と同位置若しくは僅かに上位置であるとともに、第2アンチスプラッシュプレートの下面と第1アンチスプラッシュプレートの上面との間をカバーするアッパーハウジングカバーがロアマウントハウジングに固定されていることを特徴とする船外機のスプラッシュ防止装置を提供するものである。
【0011】
本発明によれば、推進機本体に既設のロアマウントハウジングに、ケーシングの第1アンチスプラッシュプレートに上方で対向して、前方及び側方に突出するツバ状の第2アンチスプラッシュプレートを一体的に形成することにより、特に、図17に矢印S1で示したような水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになって、スプラッシュを有効に防止できるようになる。
【0012】
また、第2アンチスプラッシュプレートは、船体の船尾板の付近まで延在されているから、特に、図17に矢印S1で示したような水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになる。
【0013】
さらに、第2アンチスプラッシュプレートは、船体の船底と同位置若しくは僅かに上位置であるから、特にポンツーン艇の船体であるときに、船底に沿うように盛り上がった波による水飛沫が上方へ飛散するのを確実に遮ることができる。
【0014】
また、ロアマウントハウジングの第2アンチスプラッシュプレート下面と上記推進機本体のハウジングの第1アンチスプラッシュプレートの上面との間をカバーするアッパーハウジングカバーがロアマウントハウジングに固定されているから、特にアッパーハウジングカバーによって、図17に矢印S2で示したような水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになる。
【0015】
請求項2のように、請求項1のアッパーハウジングカバーに代えて、第1アンチスプラッシュプレートと第2アンチスプラッシュプレートとの間に位置して、前方及び側方に突出するツバ状の第3アンチスプラッシュプレート部と、この第3アンチスプラッシュプレート部の側方から斜め下後方に伸長してマウントカバーの下方に至るガイド部と、第3アンチスプラッシュプレートの下面と上記推進機本体のハウジングの第1アンチスプラッシュプレートの上面との間をカバーするカバー部とが一体的に形成されてなるアンチスプラッシュユニットが設けられ、このユニットは、上記ロアマウントハウジング用固定ボルトにナットで固定されている構成とすることができる。
【0016】
この構成であれば、ユニットはオプションとして着脱可能である一方、カバー部によって、図17に矢印S2で示したような水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになり、第3アンチスプラッシュプレート部によって、第2アンチスプラッシュプレートと相俟って、図17に矢印S1で示したような水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになり、ガイド部によって、図17に矢印S4で示したような水流がマウントカバーに当たって飛散するのが確実に防止できるようになる。
【0017】
請求項3のように、上記ロアマウントハウジングを支持するロアマウントハウジング用固定ボルトのマウントラバーをカバーするためのマウントカバーの後方の上面と下面の対称位置に、工具が挿入可能な穴がそれぞれあけられている構成とすることができる。
【0018】
この構成であれば、ロアマウントハウジングをロアマウントハウジング用固定ボルトにナットで固定する時に、上記穴からマウントカバー内にドライバーのような工具を突っ込んで、マウントハウジング用固定ボルトをロアマウントハウジング側に押すことができる。上記穴は、マウントカバーの後方の上面と下面の対称位置にそれぞれあけられているので、外方からは見えにくくて外観性が良好であるうえ、左右のマウントカバー部品を共通化できる。また、この穴からマウントカバー内に入った海水等が自然に排水されるので、別に排水用穴をあける必要がなくなる。
【0019】
請求項4のように、上記船体は、ポンツーン艇の船体であるのが有効であるが、ポンツーン艇に限られるものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0021】
図1〜図4に示すように、例えばポンツーン艇9の船体1の船尾板2にクランプブラケット3が固定され、このクランプブラケット3にスイベルブラケット4が水平軸5を支点として上下回動可能に支持され、このスイベルブラケット4に、船舶推進機である船外機の推進機本体6が操舵軸21を介して水平軸5と略直交する軸回りに左右回動可能に支持されている。この推進機本体6には内燃機関が搭載されて、ドライブ軸を介してプロペラを回転するようになっている。
【0022】
上記クランプブラケット3とスイベルブラケット4との間には、チルトシリンダ24が上水平軸22と下水平軸23とでそれぞれ連結されて、このチルトシリンダ24のチルトロッド25の伸縮で推進機本体6がチルト制御されるようになる。上記クランプブラケット3には、油圧用モータ36と、この油圧用モータ36で駆動される油圧ポンプ37と、この油圧ポンプ37からの油圧を上記チルトシリンダ25に切り替えて供給する切替バルブ38とが設けられている。
【0023】
上記推進機本体6のロアケーシング7には、前方及び側方に突出するつば状の第1アンチスプラッシュプレート7aが形成され、この第1アンチスプラッシュプレート7aの下方部にキャビテーションプレート7b(図5参照)が形成されている。
【0024】
上記スイベルブラケット4に操舵軸21を介して推進機本体6を支持する具体的な構造としては、操舵軸21の上端部は、アッパーマウント26Aの軸26を介して推進機本体6のアッパーケーシング27の上部のガイドエグゾースト27Aに連結すると共に、操舵軸21の下端部は、ロアマウント28Aのロアマウントハウジング28を介して推進機本体6のアッパーケーシング27の下部に連結するようになっている。
【0025】
図6はロアマウント部分の側面、図7はロアマウント部分の要部側面断面図、図8は図6のB−B線断面図、図9は図6のD−D線断面図であって、アッパーケーシング27の前下部の両側面には、左右一対の半円状凹部27aがそれぞれ形成されている。
【0026】
この左右一対の半円状凹部27aに対応して、前後方向に伸長する左右一対のロアマウントハウジング用固定ボルト29をそれぞれ設け、各固定ボルト29の後部(頭部)側の外周後部にマウントラバー30を嵌着し、このマウントラバー30の外周にマウントスリーブ31を嵌着している。そして、この各マウントスリーブ31の外周の内半分を上記アッパーケーシング27の半円状凹部27aに軸直交方向からそれぞれ嵌合させると共に、各マウントスリーブ31の外周の外半分にマウントカバー32をそれぞれ被せて、各マウントカバー32を複数本のボルト33でアッパーケーシング27に固定することにより、アッパーケーシング27にマウントラバー30を介して固定ボルト29が支持されるようになる。
【0027】
上記ロアマウントハウジング28の側部には左右一対のボルト用穴28aが形成され、この各ボルト用穴28aを上記各固定ボルト29の前部のネジ部に前方からそれぞれ嵌入した後に、各ネジ部に袋ナット34をそれぞれ螺合することにより、各固定ボルト29にロアマウントハウジング28が固定されるようになる。
【0028】
このロアマウントハウジング28の上下面の中央部には、上下方向のセレーション穴28bが形成され、このセレーション穴28bに上記操舵軸21の下端部のセレーション21aを差し込んで一体的に連結することにより、操舵軸21の下端部にロアマウントハウジング28を介して推進機本体6のアッパーケーシング27の下部が連結されることになる。上記操舵軸21は筒状であり、この筒状の操舵軸21の内部をシフト軸35を貫通させている。
【0029】
なお、上記操舵軸21の上端部をアッパーマウント26Aの軸26を介して推進機本体6のアッパーケーシング27の上部のガイドエグゾースト27Aに連結する構造は、上述した操舵軸21の下端部をロアマウント28Aのロアマウントハウジング28を介して推進機本体6のアッパーケーシング27の下部に連結する構造と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0030】
上記ロアマウントハウジング28の上部には、図5〜図7に詳細に示すように、上記ロアケーシング7の第1アンチスプラッシュプレート7aに上方で対向して、第1アンチスプラッシュプレート7aとほぼ同じ外形状で前方及び側方に突出するツバ状の第2アンチスプラッシュプレート28cが一体的に形成されている。この第2アンチスプラッシュプレート28cの下面は、ほぼ水平な面であるが、上面は、後方に向かって上向きにやや傾斜した面に形成されている。
【0031】
また、この第2アンチスプラッシュプレート28cは、図1又は図3に示したように、先端が船体1の船尾板2の付近まで延在されていると共に、ポンツーン艇9の船体1の場合には、船体1の船底1aと同位置若しくは僅かに上位置となるように上下位置が設定されている。
【0032】
上記ロアマウントハウジング28の第2アンチスプラッシュプレート28cの下面と上記推進機本体6のロアケーシング7の第1アンチスプラッシュプレート7aの上面との間をカバーする略U字形状のアッパーハウジングカバー40が設けられ、図11に詳細に示すように、このアッパーハウジングカバー40の前部には、左右一対のボルト用穴40aが形成されると共に、この各ボルト用穴40aには、ボルト41の頭部を沈めるための凹部40bがそれぞれ形成されている。
【0033】
図10に示すように、上記ロアマウントハウジング28の前部には、左右一対のネジ穴28dが形成され、この各ネジ穴28dに上記アッパーハウジングカバー40の各ボルト用穴40aを一致させて、図9に示すように、ボルト41を各ボルト用穴40aに前方からそれぞれ嵌入して、各ネジ穴28dにそれぞれ螺合することにより、ロアマウントハウジング28にアッパーハウジングカバー40が固定されるようになる。
【0034】
このアッパーハウジングカバー40の前部40cは、ロアマウントハウジング28の前側の凹凸や袋ナット34等をカバーすると共に、後方に伸長する両側部40dもロアマウントハウジング28の両側の凹凸や袋ナット34等をカバーするようになる。また、アッパーハウジングカバー40の両側部40dの後端部は、上記マウントカバー32の前端部の段部32aに外方からオーバーラップされていて、アッパーハウジングカバー40とマウントカバー32の外面が滑らかな曲面で連なるようにしている。
【0035】
なお、このアッパーハウジングカバー40の両側部40dの下部は、ロアケーシング7の第2アンチスプラッシュプレート7aの上部の凸形状や段部に倣って、アッパーハウジングカバー40の外面がロアケーシング7の外面に滑らかな曲面で連なるように、前側が内方へ深く絞り込まれて、後側が内方へ浅く絞り込まれるように形成されている。
【0036】
上記構成であれば、上記船外機の推進機本体6に既設のロアマウントハウジング28に、ロアケーシング7の第1アンチスプラッシュプレート7aに上方で対向する第2アンチスプラッシュプレート28cを一体的に形成しているから、この第2アンチスプラッシュプレート28cによって、ポンツーン艇9の船体1の船底板11の底面に沿うように盛り上がった波による水飛沫(図1の矢印S1参照)が上方へ飛散するのを遮られるようになって、スプラッシュを有効に防止できる。
【0037】
したがって、第2アンチスプラッシュプレート28cは、従来の水押え板のように特定の船舶に限られるものではなく、この船外機を取付けた全ての船舶に設けることができるので汎用性が向上する。
【0038】
また、第2アンチスプラッシュプレート28cは、従来の水押え板のように船体1の船尾板2に設けるものではないから、船尾側に水流による上向きの力が発生しないので、航走中の船の姿勢変化が抑えられるというポンツーン艇9の最大の特長である機能を維持することができる。
【0039】
さらに、第2アンチスプラッシュプレート28cは、ロアマウントハウジング28に一体的に形成しているから、従来の水押え板のように船体1の船尾板2から突出しないので、特に船体1の船尾板2の部分の外観性が良好になる。
【0040】
上記第2アンチスプラッシュプレート28cは、船体1の船尾板2の付近まで延在させているから、ポンツーン艇9の船体1の船底板11の底面に沿うように盛り上がった波による水飛沫(図1の矢印S1参照)が上方へ飛散するのを確実に遮られるようになって、スプラッシュをより有効に防止できる。
【0041】
また、上記第2アンチスプラッシュプレート28cは、船体1の船底1aと同位置若しくは僅かに上位置に設定しているから、ポンツーン艇9の船体1では、船底1aに沿うように盛り上がった波による水飛沫が上方へ飛散するのを確実に遮ることができる。
【0042】
さらに、上記ロアマウントハウジング28の第2アンチスプラッシュプレート28cの下面と上記推進機本体6のロアケーシング7の第1アンチスプラッシュプレート7aの上面との間を、ロアマウントハウジング28にボルト41で固定したアッパーハウジングカバー40でカバーしているから、ポンツーン艇9の船体1の船底板11の底面に沿うように盛り上がった波をアッパーハウジングカバー40からマウントカバー32の両側方にスムーズに誘導して、水飛沫(図1の矢印S2参照)が上方へ飛散するのを確実に遮られるようになって、スプラッシュをより有効に防止できる。
【0043】
また、上記アッパーハウジングカバー40によって、ロアマウントハウジング28部分の前側と両側の凹凸や袋ナット34等がカバーされるので、上記ロアマウントハウジング28の第2アンチスプラッシュプレート28cとともにアッパーケーシング27との一体感が強まって外観性がより良好になる。
【0044】
上記実施形態では、上記ロアマウントハウジング28の前部にアッパーハウジングカバー40をボルト41で固定するようにしたが、図12〜図14に示すように、アッパーハウジングカバー40に代えて、アンチスプラッシュユニット50を上記ロアマウントハウジング用固定ボルト29で固定するように構成することができる。
【0045】
上記ロアマウントハウジング28の前部28g及び両側部28hは、アッパーハウジングカバー40の前部と両側部のような曲面に形成する。
【0046】
上記アンチスプラッシュユニット50は、例えばアルミニューム板をかしめて塗装してなる板金物であり、上記ロアケーシング7の第1アンチスプラッシュプレート7aと第2アンチスプラッシュプレート28cとの間に位置して、前方及び側方に突出し、前端をやや下向きに折り曲げてなるツバ状の第3アンチスプラッシュプレート部50aと、この第3アンチスプラッシュプレート部50aの側方から斜め下後方に伸長して上記マウントカバー32の下方に至るガイド部50bと、第3アンチスプラッシュプレート部50aの下面と上記ロアケーシング7の第1アンチスプラッシュプレート7aの上面との間を、上記アッパーハウジングカバー40の前部と両側部のような曲面でカバーするカバー部50cとで構成されている。
【0047】
この第3アンチスプラッシュプレート部50aの後端がそれぞれ上方に折り曲げられて一対のフランジ部50dが形成され、上記ガイド部50bの前端がそれぞれ上方に折り曲げられて一対のフランジ部50eが形成されて、これらの対向するフランジ部50d,50e同士がかしめ固定されると共に、第3アンチスプラッシュプレート部50aの下面とガイド部50bの下面とに跨って上記カバー部50cの上端がかしめ固定されることにより、第3アンチスプラッシュプレート部50aとガイド部50bとカバー部50cとが一体化されている。上記かしめ固定された左右のフランジ部50d,50eにはボルト用穴50fがそれぞれ形成されている。
【0048】
そして、上記ロアマウントハウジング28の側部の各ボルト用穴28aを上記各ロアマウントハウジング用固定ボルト29のネジ部に前方からそれぞれ嵌入して、各ネジ部にナット34aをそれぞれ螺合することにより、各固定ボルト29にロアマウントハウジング28を固定した後に、上記アンチスプラッシュユニット50のフランジ部50d,50eのボルト用穴50fを上記各固定ボルト29のネジ部に前方からそれぞれ嵌入して上記各ナット34aにワッシャー34cを介して当て止め、その後、各ネジ部にナット34bをそれぞれ螺合することにより、各固定ボルト29にアンチスプラッシュユニット50をロアマウントハウジング28とともに固定する。
【0049】
上記アンチスプラッシュユニット50を設けた構成であれば、このアンチスプラッシュユニット50は、ナット34bによってロアマウントハウジング用固定ボルト29から着脱可能であるから、オプションとして使用することも可能となる。
【0050】
また、カバー部50cによって、図14(又は図17)に矢印S2で示したような水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになり、第3アンチスプラッシュプレート部50aによって、第2アンチスプラッシュプレート28cと相俟って、図14(又は図17)に矢印S1で示したような水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになり、ガイド部50bによって、図14(又は図17)に矢印S4で示したような水流がマウントカバー32に当たって飛散するのが確実に防止できるようになる。これらにより、スプラッシュをより有効に防止できる。
【0051】
一方、図15に示すように、上記マウントカバー32の後方の上面と下面の対称位置には、工具(例えばドライバー51)が挿入可能な穴32dがそれぞれあけられている。
【0052】
このような穴32dをマウントカバー32にあけることにより、ロアマウントハウジング28をロアマウントハウジング用固定ボルト29にナット34で固定する時に、図15(b)に示したように、下側の穴32dからマウントカバー32内にドライバー51を突っ込んで、マウントハウジング用固定ボルト29を、ゴムキャップ29aを介してロアマウントハウジング28側に押すことができ、これにより、ナット34の締め付け作業が容易になる。
【0053】
上記各穴32dは、マウントカバー32の後方の上面と下面の対称位置にそれぞれあけられているので、外方からは見えにくくて外観性が良好になる。また、上面と下面の対称位置にそれぞれあけられているので、マウントカバー32を左右のいずれにも共通化で使用できる。さらに、各穴32dからマウントカバー32内に入った海水等が特に下側の穴32dから自然に排水される。
【0054】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の船外機のスプラッシュ防止装置は、推進機本体に既設のロアマウントハウジングに第2アンチスプラッシュプレートを一体的に形成したから、水飛沫が上方へ飛散するのが遮られるようになって、スプラッシュを有効に防止できるようになる。
【0055】
この第2アンチスプラッシュプレートは、従来の水押え板のように特定の船舶に限られるものではなく、この船外機を取付けた全ての船舶に設けることができるので汎用性が向上するようになる。また、第2アンチスプラッシュプレートは、従来の水押え板のように船体の船尾板に設けるものではないから、船尾側に水流による上向きの力が発生しないので、航走中の船の姿勢変化が抑えられるというポンツーン艇の最大の特長である機能を維持することができる。さらに、第2アンチスプラッシュプレートは、ロアマウントハウジングに一体的に形成しているから、従来の水押え板のように船体の船尾板から突出しないので、外観性が良くなって商品価値が向上するようになる。
【0056】
また、ロアマウントハウジングの第2アンチスプラッシュプレートを、船体の船尾板の付近まで延在させているから、水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになって、スプラッシュをより有効に防止できるようになる。
【0057】
さらに、ロアマウントハウジングの第2アンチスプラッシュプレートを、船体の船底と同位置若しくは僅かに上位置に設定しているから、特にポンツーン艇の船体であるときに、船底に沿うように盛り上がった波による水飛沫が上方へ飛散するのを確実に遮ることができる。
【0058】
また、ロアマウントハウジングの第2アンチスプラッシュプレートの下面と推進機本体のハウジングの第1アンチスプラッシュプレートの上面との間をカバーするアッパーハウジングカバーを設けたから、アッパーハウジングカバーによって水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになって、スプラッシュをより有効に防止できるようになる。また、アッパーハウジングカバーによって、ロアマウントハウジング部分の前側と両側の凹凸やナット類がカバーされるので、第2アンチスプラッシュプレートとともにハウジングとの一体感が強まって外観性がより良くなり、商品価値がさらに向上するようになる。
【0059】
請求項1のアッパーハウジングカバーに代えて、第3アンチスプラッシュプレート部とガイド部とカバー部とを一体的に形成してなるアンチスプラッシュユニットを設けて、このユニットをロアマウントハウジング用固定ボルトにナットで固定する構成とすれば(請求項2)、このユニットは着脱可能であるので、オプションとして使用できるようになる。また、カバー部によって水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになり、第3アンチスプラッシュプレート部によって、第2アンチスプラッシュプレートと相俟って水飛沫が上方へ飛散するのが確実に遮られるようになり、ガイド部によって水流がマウントカバーに当たって飛散するのが確実に防止できるようになる。
【0060】
上記マウントカバーの後方の上面と下面の対称位置に、工具が挿入可能な穴をそれぞれあけた構成とすると(請求項3)、ロアマウントハウジングをロアマウントハウジング用固定ボルトにナットで固定する時に、上記穴からマウントカバー内にドライバーのような工具を突っ込んで、マウントハウジング用固定ボルトをロアマウントハウジング側に押すことができるので、ナットの締め付け作業が容易になる。また、上記穴は、マウントカバーの後方の上面と下面の対称位置にそれぞれあけられているので、外方からは見えにくくて外観性が良好であるうえ、左右のマウントカバー部品を共通化できるようになる。さらに、この穴からマウントカバー内に入った海水等が自然に排水されるので、別に排水用穴をあける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の船外機の左側面図である。
【図2】 船外機の正面図である。
【図3】 船外機の右側面図である。
【図4】 図2のA−A線断面図である。
【図5】 船外機のスプラッシュ部の斜視図である。
【図6】 船外機のスプラッシュ部の側面図である。
【図7】 船外機のスプラッシュ部の要部断面側面図である。
【図8】 図6のB−B線断面図である。
【図9】 図6のD−D線断面図である。
【図10】 ロアマウントハウジングであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は側面図である。
【図11】 アッパーハウジングカバーであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図12】 アンチスプラッシュユニットの固定前の斜視図である。
【図13】 アンチスプラッシュユニットの固定状態の斜視図である。
【図14】 アンチスプラッシュユニットの固定状態の側面図である。
【図15】 (a)はマウントカバーの平面断面図、(b)はマウントカバーの穴からドライバーを突っ込んだ状態の側面図である。
【図16】 ポンツーン艇であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図17】 ポンツーン艇の船体に取付けた船外機の側面図である。
【図18】 水押え板を取付けた船体と遮蔽板を取付けた船外機の側面図である。
【図19】 マウントカバーの穴を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 船体
2 船尾板
3 クランプブラケット
6 推進機本体
7 ロアケーシング
7a 第1アンチスプラッシュプレート
9 ポンツーン艇
28 ロアマウントハウジング
28c 第2アンチスプラッシュプレート
32 マウントカバー
40 アッパーハウジングカバー
50 アンチスプラッシュユニット

Claims (4)

  1. 船体に固定されたクランプブラケットで推進機本体が支持され、この推進機本体のケーシングに、前方及び側方に突出するつば状の第1アンチスプラッシュプレートが形成された船外機において、
    上記推進機本体に取付けられたロアマウントハウジングに、第1アンチスプラッシュプレートに上方で対向して、前方及び側方に突出するツバ状の第2アンチスプラッシュプレートが一体的に形成され、第2アンチスプラッシュプレートは、船体の船尾板の付近まで延在されて、船体の船底と同位置若しくは僅かに上位置であるとともに、第2アンチスプラッシュプレートの下面と第1アンチスプラッシュプレートの上面との間をカバーするアッパーハウジングカバーがロアマウントハウジングに固定されていることを特徴とする船外機のスプラッシュ防止装置。
  2. 第1アンチスプラッシュプレートと第2アンチスプラッシュプレートとの間に位置して、前方及び側方に突出するツバ状の第3アンチスプラッシュプレート部と、この第3アンチスプラッシュプレート部の側方から斜め下後方に伸長してマウントカバーの下方に至るガイド部と、第3アンチスプラッシュプレートの下面と上記推進機本体のハウジングの第1アンチスプラッシュプレートの上面との間をカバーするカバー部とが一体的に形成されてなるアンチスプラッシュユニットが設けられ、このユニットは、上記ロアマウントハウジング用固定ボルトにナットで固定されている請求項1に記載の船外機のスプラッシュ防止装置。
  3. 上記ロアマウントハウジングを支持するロアマウントハウジング用固定ボルトのマウントラバーをカバーするためのマウントカバーの後方の上面と下面の対称位置に、工具が挿入可能な穴がそれぞれあけられている請求項1または2に記載の船外機のスプラッシュ防止装置。
  4. 上記船体は、ポンツーン艇の船体である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の船外機のスプラッシュ防止装置。
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