JP3946456B2 - 自動取引装置、自動取引装置システムおよび取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに取引画面データ更新プログラム - Google Patents

自動取引装置、自動取引装置システムおよび取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに取引画面データ更新プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行や信販会社のATM(Automatic Teller Machine)やCD(Cash Dispenser)等の自動取引装置(自動機)、複数の自動取引装置やサーバ装置を通信接続した自動取引装置システム、および、現金取引,送金,残高照会,電子商取引,ホテル等の予約,映画等の無料チケットの提供,各種情報提供,宣伝広告等の取引時に自動取引装置が表示する画面のデータである取引画面データを更新(取引画面を更新)するための取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに取引画面データ更新プログラムに関する。
【0002】
銀行や信販会社では、窓口業務軽減のため、現金取引,送金,残高照会等の取引を自動的に行う自動取引装置(自動機)の導入が進められている。しかしながら、従来の自動取引装置では、取引時に固定的な取引画面の表示のみが行われ、また、取引画面を更新する場合には、多大な時間,労力,費用がかかるという問題点があり、かかる問題を効果的に解決する手段,方法が切望されている。
【0003】
【従来の技術】
従来の自動取引装置として、たとえば、CD−ROMドライブとハードディスクとを備えたものがある。この自動取引装置では、自動取引装置設置時に、CD−ROMドライブによってCD−ROMから各種プログラム,データおよび取引画面データを読み取り、これらをハードディスクにインストールしている。自動取引装置が稼働を開始した後は、取引画面データは固定される。そして、固定された取引画面データによって、常に決まった取引画面が表示される。取引画面データを更新する場合は、保守員が自動取引装置1台1台をまわってCD−ROMから取引画面データをインストールしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によれば、取引画面データを更新する場合、取引画面データを可搬の記録媒体(CD−ROM等)から入力しなければならず、可搬の記録媒体を用意し、保守員が自動取引装置1台1台をまわってインストールしなければならないため、取引画面データの更新が迅速またはリアルタイムに行えず、適切な取引画面の表示が行えず、手間がかかり、コストが上昇するという問題点があった。また、取引画面データの更新が迅速またはリアルタイムに行えず、手間がかかり、コストが上昇することから、頻繁に更新することが難しく、取引画面が固定化し、また、自動取引装置が設置されている場所(銀行の支店等)や顧客に応じた木目細かい表示を行うことが難しいという不具合があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、適切な取引画面の表示を行い、手間をはぶき、コストを低減することができる自動取引装置、自動取引装置システムおよび取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに取引画面データ更新プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の自動取引装置(自動機101)は、取引時に表示する画面のデータである取引画面データを所定の通信回線を介して取得する取得手段(取引画面データ取得部301)と、前記取得手段によって取得された取引画面データを記憶する記憶手段(記憶部302)と、を具備する。ここで、自動取引装置とは、銀行や信販会社のATM(Automatic Teller Machine)やCD(Cash Dispenser)等の、ユーザ(顧客)との対話を行って自動取引を行ういわゆる自動機をいう。また、取引とは、現金取引,送金,残高照会,電子商取引,ホテル等の予約,映画等の無料チケットの提供,各種情報提供,宣伝広告等を含むものである。
【0007】
また、通信回線とは、専用回線および公衆回線を含むものである。通信プロトコルは特に限定されず、たとえばTCP/IP等のものである。取引画面データの送信元は、顧客の口座情報等のユーザ情報を保持する取引用ホストであってもよいし、Webサーバであってもよいし、LAN(Local Area Network)内のサーバであってもよい(自動取引装置がLAN接続されている場合)。また、記憶手段は、書き込み可能なものであれば特に限定されず、たとえばRAM,ハードディスク等のものである。
【0008】
この自動取引装置によれば、取得手段が、通信回線を介して取引画面データを取得し、記憶手段が、取得手段によって取得された取引画面データを記憶する。これにより、取引画面データの更新を、通信回線を介して迅速またはリアルタイムに行うことができ、また、更新のたびに毎回、可搬の記録媒体を用意し、保守員が自動取引装置1台1台をまわってインストールする必要がないため、適切な取引画面の表示を行い、手間をはぶき、コストを低減することができる。
【0009】
ここで、取得手段が、取引画面データの全部または一部を取引時以外の所定のタイミングで取得するようにしてもよい。これにより、取引時に取引画面データの全部または一部のインストールを省略することができるため、取引時の処理時間を短縮することができ、スムーズな取引処理を実現することができる。
【0010】
また、取引画面データが、文字データ等の小さいデータサイズの第1のデータ(文字情報)と画像データ,動画データ等の大きいデータサイズの第2のデータ(画面コンテンツ)とに区分されており、取得手段が、第1のデータを取引時に取得し、第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで取得するようにしてもよい。これにより、インストールに時間のかからない第1のデータについては、最新のものを用いつつ、インストールに時間のかかる第2のデータについては、予めインストールしておいて、スムーズな取引処理を実現することができる。
【0011】
また、取引画面データが、変更頻度の高い第1のデータ(変動情報)と変更頻度の低い第2のデータ(固定情報)とに区分されており、取得手段が、第1のデータを取引時に取得し、第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで取得するようにしてもよい。これにより、第1のデータについては最新のものを用いつつ、第2のデータについては、予めインストールしておいて、スムーズな取引処理を実現することができる。
【0012】
また、取引画面データをHTML(Hyper Text Markup Language)で記述し、さらに、HTMLで記述された取引画面データによって取引画面を表示するHTML画面表示手段(HTML画面表示部304)を設けるようにしてもよい。これにより、自動取引装置の機種や取引画面データ作成用装置の機種に関わらず、多機能で使い勝手のよい汎用のHTML作成ツールで取引画面データを作成することができ、取引画面データの作成を容易化し、コストを低減することができる。また、取得手段が、インターネットを介して取引画面データを取得するようにしてもよい。これにより、インターネットに接続可能なサーバ装置があればどこからでも取引画面のメンテナンス(取引画面データの設定,更新)を行うことができ、取引画面のメンテナンスが容易となる。
【0013】
また、本発明の自動取引装置システムは、サーバ装置(LANサーバ402)と複数の自動取引装置(自動機404)とを通信接続した自動取引装置システムであって、前記サーバ装置は、前記自動取引装置の取引画面データを、自動取引装置システム外から所定の通信回線を介して取得するサーバ取得手段(サーバ取引画面データ取得部701)と、前記サーバ取得手段によって取得された取引画面データを前記複数の自動取引装置に送信する送信手段(取引画面データ送信部703)と、を有し、前記自動取引装置は、前記送信手段からの取引画面データを取得する取得手段(取引画面データ取得部801)と、前記取得手段によって取得された取引画面データを記憶する記憶手段(記憶部302)と、を有することを特徴とする。
【0014】
ここで、自動取引装置とは、銀行や信販会社のATMやCD等の、ユーザ(顧客)との対話を行って自動取引を行ういわゆる自動機をいう。また、取引とは、現金取引,送金,残高照会,電子商取引,ホテル等の予約,映画等の無料チケットの提供,各種情報提供,宣伝広告等を含むものである。また、通信回線とは、専用回線および公衆回線を含むものである。取引画面データの送信元は、顧客の口座情報等のユーザ情報を保持する取引用ホストであってもよいし、Webサーバであってもよい。サーバ装置と取引画面データ送信元との通信やサーバ装置と自動取引装置との通信における通信プロトコルは特に限定されず、たとえばTCP/IP等のものである。また、記憶手段は、書き込み可能なものであれば特に限定されず、たとえばRAM,ハードディスク等のものである。
【0015】
この自動取引装置システムによれば、サーバ装置のサーバ取得手段が、通信回線を介して取引画面データを取得し、送信手段が、サーバ取得手段によって取得された取引画面データを複数の自動取引装置に送信し、自動取引装置の取得手段が、送信手段からの取引画面データを取得し、記憶手段が、取得手段によって取得された取引画面データを記憶する。これにより、取引画面データの更新を、通信回線を介して迅速またはリアルタイムに行うことができ、また、更新のたびに毎回、可搬の記録媒体を用意し、保守員が自動取引装置1台1台をまわってインストールする必要がないため、適切な取引画面の表示を行い、手間をはぶき、コストを低減することができる。
【0016】
また、本発明の取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、自動取引装置の取引画面データを更新するための取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記取引画面データを所定の通信回線を介して取得する取得工程と、前記取得工程で取得された取引画面データによって、自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する更新工程と、をコンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムを記録したものである。
【0017】
また、自動取引装置の取引画面データを更新するための取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記取引画面データを所定の通信回線を介して取得するサーバ取得工程と、前記サーバ取得工程で取得された取引画面データを複数の自動取引装置に送信する送信工程と、前記送信工程で送信された取引画面データを取得する取得工程と、前記取得工程で取得された取引画面データによって、自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する更新工程と、をコンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムを記録するようにしてもよい。
【0018】
ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピーディスク等の磁気ディスク、ROM,EPROM,EEPROM,フラッシュROM等の半導体メモリ(カートリッジ,PCカード等に内蔵されているものを含む)、CD−ROM,DVD等の光ディスク、MO等の光磁気ディスク、等の「可搬の物理媒体」や、各種コンピュータシステムに内蔵されるROM,RAM,ハードディスク等の「固定用の物理媒体」を含むものである。
【0019】
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」には、LAN,WAN,インターネット等のネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、プログラムを短期間保持する通信媒体を含めてもよい。また、「プログラム」とは、データ処理方法を記述したものであって、記述する言語や記述方法は特に限定されず、ソースコード,バイナリコード,実行形式等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS等の別個のプログラムと協働してその機能を達成するものを含む。
【0020】
また、本発明の取引画面データ更新プログラムは、自動取引装置の取引画面データを更新するための取引画面データ更新プログラムであって、前記取引画面データを所定の通信回線を介して取得する取得手順と、前記取得手順で取得された取引画面データによって、自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する更新手順と、をコンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムである。
【0021】
また、自動取引装置の取引画面データを更新するための取引画面データ更新プログラムにおいて、前記取引画面データを所定の通信回線を介して取得するサーバ取得手順と、前記サーバ取得手順で取得された取引画面データを複数の自動取引装置に送信する送信手順と、前記送信手順で送信された取引画面データを取得する取得手順と、前記取得手順で取得された取引画面データによって、自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する更新手順と、をコンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムであってもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかる自動取引装置、自動取引装置システムおよび取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びに取引画面データ更新プログラムの実施の形態1および実施の形態2について説明する。なお、これらの実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
【0023】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる取引システムの概略構成を示す図である。この取引システムは、少なくとも一つの自動機101と、ユーザ(顧客)の口座情報等を保持し、取引において専用回線または公衆回線を介して自動機101との通信を行う取引用ホスト(メインフレーム)102と、取引画面データ更新時に専用回線または公衆回線を介して取引画面データを自動機101に送信するWebサーバ103と、を備えている。取引用ホスト102は、取引時に自動機101との通信を行う他、定期的または任意のタイミングで、自動機101からの要求または取引用ホスト102の要求によって取引画面データを自動機101に送信することもできる。
【0024】
Webサーバ103は、定期的または任意のタイミングで、自動機101からの要求またはWebサーバ103の要求によって取引画面データを自動機101に送信する。また、Webサーバ103は、取引時に自動機101との通信を行って自動機101と協働して取引を制御するようにしてもよい。自動機101は、専用回線または公衆回線を介し、Webサーバ103からの取引画面データを受信する。自動機101とWebサーバ103との通信は、ダイアルアップによってリモートアクセスして行うようにしてもよいし、インターネットを経由するものであってもよいし、LAN(Local Area Network)内のものであってもよい。さらに、Webサーバ103から自動機101にプログラムを送信するようにしてもよい。
【0025】
図2は、図1に示した自動機101の概略ハードウェア構成を示す図である。自動機101は、ブートプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)201と、自動機101各部を制御する制御プログラム,取引画面データ等を記憶するハードディスク(HDD)202と、ROM201,HDD202に記憶されたプログラムに基づいて自動機101各部を制御するCPU(Central Processing Unit)203と、CPU203の作業領域等として用いられるRAM(Random Access Memory)204と、CD−ROMからプログラムやデータを読み取るCD−ROMドライブ205と、銀行のキャッシュカードや信販会社のクレジットカード等のカードからデータを読み取るカードリーダ206と、を備えている。
【0026】
また、自動機101は、現金の受け取り,支払い等の現金処理を行う現金部207と、レシートの印刷を行うレシートプリンタ208と、ユーザからの入力のためのキーボード209と、取引画面の表示を行うCRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ210と、スピーカを有し音声出力を行う音声出力部211と、専用回線を介して取引用ホスト102との通信を行う専用回線インターフェース(I/F)212と、インターネットを介してWebサーバ103との通信を行うインターネット回線I/F213と、これら各部を接続するバス214と、を備えている。
【0027】
ROM201,HDD202は、ブートプログラム,制御プログラム,取引画面データ等を記憶する。ROM201,HDD202の種類は特に限定されず、また、ROM201,HDD202に代えて他の記録媒体を用いるようにしてもよい。CPU203は、ROM201,HDD202に記憶されたプログラム,取引画面データに基づいて、ディスプレイ210の取引画面表示等を制御する。RAM204は、CPU203の作業領域等として用いられる。CD−ROMドライブ205は、たとえば、システム立ち上げ時、CD−ROMからHDD202に制御プログラムをインストールするときに用いられる。CD−ROMドライブ205に代えてDVDドライブその他の可搬の記録媒体を駆動する装置を用いるようにしてもよい。
【0028】
カードリーダ206は、銀行のキャッシュカードや信販会社のクレジットカード等のカードから情報を読み取り、CPU203に転送する。現金部207は、現金の受け取り,支払い等の現金処理を行う。レシートプリンタ208は、レシートの印刷を行う。キーボード209は、ユーザからの入力をCPU203に転送する。ディスプレイ210は、取引画面の表示等、各種表示を行う。音声出力部211は、音声出力を行う。専用回線I/F212は、専用回線を介して取引用ホスト102との通信を行う。
【0029】
インターネット回線I/F213は、インターネットを介してWebサーバ103との通信を行う。ここで、専用回線I/F212に代えて、公衆回線を介して取引用ホスト102との通信を行う公衆回線I/Fを用いるようにしてもよい。さらに、この公衆回線I/Fによってインターネットに接続してWebサーバ103との通信を行うようにしてもよい。すなわち、取引用ホスト102との通信およびWebサーバ103との通信を、物理的に一つの通信インターフェースによって行うようにしてもよい。
【0030】
図3は、図1に示した自動機101の概略機能構成を示す図である。自動機101は、取引画面データを所定の通信回線を介してWebサーバ103から取得する取引画面データ取得部301と、取引画面データ取得部301が取得した取引画面データを記憶する記憶部302と、取引を制御し、記憶部302に記憶された取引画面データによって適宜取引画面を切り替えて表示する取引制御部303と、を備えている。取引画面データは、HTML(Hyper Text Markup Language)をベースに記述されており、Webサーバ103や他のパーソナルコンピュータ等において、多機能で使い勝手のよい汎用のHTML作成ツールで作成される。
【0031】
取引画面データ取得部301は、タイマ305を有しており、たとえば所定時刻にインターネット回線I/F213を介して取引画面データの取得を行う。取引画面データの取得の際の通信プロトコルは、FTP(File Transfer Protocol)を用いてもHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用いてもよいが、HTTPを用いることによって、ファイル形式に関わらず取引画面データを取得することができる。
【0032】
記憶部302は、取引画面データ取得部301が取得した取引画面データをHDD202,RAM204等の記録媒体に記憶する。取引制御部303は、取引時、取引用ホスト102またはWebサーバ103との通信を行う。また、HTMLで記述された取引画面データによる画面表示を行うためのHTML画面表示部304を有しており、適宜、記憶部302に記憶された取引画面データを入力してディスプレイ210への取引画面表示を行う。
【0033】
さて、これまで、自動機101の機能構成について説明したが、図3に示した自動機101の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示したように構成されていなくてもよい。たとえば、自動機101が備える処理機能のうち全部または一部を、CPU203およびこのCPU203にて解釈実行されるプログラムによって実現することができる。すなわち、ROM201,HDD202には、OS(Operating System)等と協働してCPU203に命令を与え、CPU203に各種処理を行わせるコンピュータプログラムが格納されている。そして、CPU203は、このプログラムに従って各種処理を行う。また、自動機101が備える処理機能のうち全部または一部を、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現することも可能である。
【0034】
以上の構成において、実施の形態1の動作について図面を参照して説明する。図4は、実施の形態1にかかる自動機101の取引画面データダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。この取引画面データダウンロード処理においては、まず、取引画面データ取得部301が、予め設定されたダウンロード時刻か否かを判定する(S101)。予め設定されたダウンロード時刻でない場合は、処理を終了し、通常の運用(取引)処理に移行する。一方、予め設定されたダウンロード時刻である場合は、自装置が運用(取引)中であるか否かを判定する(S102)。
【0035】
自装置が運用中である場合は、処理を終了し、通常の運用処理に移行する。一方、自装置が運用中でない場合は、Webサーバ103への接続を試み、Webサーバ103との接続が成功したか否かを判定する(S103)。Webサーバ103との接続に失敗した場合は、レシートプリンタ208によってダウンロード失敗を通知する印字を行い、処理を終了し、通常の運用処理に移行する。一方、Webサーバ103との接続に成功した場合は、Webサーバ103に取引画面データ(ファイル)があるか否かを判定する(S104)。取引画面データがない場合は、処理を終了し、通常の運用処理に移行する。
【0036】
一方、取引画面データがある場合は、取引画面データがある限り、記憶部302への取引画面データのダウンロードを繰り返し(S105)、全ての取引画面データがダウンロードされたあと、処理を終了し、通常の運用処理に移行する。ここで、予め設定された時刻以外にも、たとえば、新たに設定または更新するための取引画面データがある場合にWebサーバ103から送信要求を送信するようにし、取引画面データ取得部301が、この送信要求を受信したときにステップS102から取引画面データダウンロード処理を実行するようにしてもよい。
【0037】
図5は、実施の形態1にかかる自動機101の取引画面データダウンロード処理を説明するための図である。この取引画面データダウンロード処理において、取引画面データ取得部301は、Webサーバ103が保持している各取引画面データ(ファイル)の作成日付およびサイズと自動機101の記憶部302に既にダウンロードされている各取引画面データの作成日付およびサイズとの比較を行い、作成日付またはサイズが異なるもののみダウンロードする。なお、比較する情報は、作成日付,サイズに限られず、たとえば、各取引画面データにシリアル番号を付加し、このシリアル番号を比較するようにしてもよい。
【0038】
図の例で、取引画面データAについては、Webサーバ103が保持しているものの作成日付およびサイズと記憶部302に記憶されているものの作成日付およびサイズとが一致するので、ダウンロード処理は行わない。取引画面データBについては、Webサーバ103側で更新されており、Webサーバ103が保持しているものの作成日付およびサイズと記憶部302に記憶されているものの作成日付およびサイズとが異なるので、ダウンロード処理を行い、取引画面データBを更新する。
【0039】
取引画面データCについては、Webサーバ103側で新規に作成されており、記憶部302に比較対象となるコンテンツが記憶されていいないので、ダウンロード処理を行い、取引画面データCを新たに設定する。ダウンロード処理が終了すると、Webサーバ103に格納されている各取引画面データと記憶部302に格納されている各取引画面データとが同じものとなる。
【0040】
図6は、実施の形態1にかかる自動機101の取引画面データダウンロード処理の日時設定方法を説明するための図である。取引画面データダウンロード処理を行う日時の設定は、まず、取引画面データ取得部301が図(a)に示すような画面を表示し、保守員からのダウンロード時刻(取引画面データダウンロード処理を行う時刻)の入力を待つ。キーボード209を介して保守員からのダウンロード時刻の入力があると、つぎに、図(b)に示すような画面を表示し、取引画面データダウンロード処理を行う日付が入力されるのを待つ。
【0041】
ここでは、たとえば、1回のみのダウンロード,毎日,週単位,月単位等の指定を行うことができる。この場合、週単位のときはいずれかの曜日を指定し、月単位のときは月と日付を指定する。このダウンロード時刻および日付はいつにしてもよいが、休日や深夜等、自動機101の稼働率が低いときに設定する。これにより、取引画面データダウンロード処理によって取引処理が妨げられることを低減することができる。設定された取引画面データダウンロード処理を行う日時はHDD202に記憶され、この日時に取引画面データダウンロード処理が行われる。取引制御部303は、このようにしてダウンロードされた取引画面データに基づいて取引画面の表示を行う。
【0042】
ここで、取引画面データが、文字データ等の小さいデータサイズの第1のデータ(たとえば100キロバイト以下程度の情報であり、小サイズの図を含む場合もある。以下、文字情報と呼ぶ。)と、画像データ,動画データ等の大きいデータサイズの第2のデータ(たとえば100キロバイト以上程度の情報であり、文字を含む場合もある。以下、画面コンテンツと呼ぶ)と、に区分されており、画面コンテンツについては前述したような取引画面データダウンロード処理を行い、文字情報については取引のたびにダウンロードするようにしてもよい。
【0043】
以下、取引時に通信回線を介して文字情報をダウンロードする場合の取引画面表示処理について説明する。図7は、実施の形態1にかかる自動機101の取引画面表示処理の流れを示すフローチャートである。取引画面表示処理において、取引制御部303は、まず、表示すべき取引画面のための取引画面データ中に画面コンテンツが含まれるか否かを判定する(S201)。表示すべき取引画面のための取引画面データ中に画面コンテンツが含まれる場合は、記憶部302から(HDD202またはCD−ROMから)画面コンテンツを読み込む(S204)。
【0044】
つぎに、表示すべき取引画面のための取引画面データ中に文字情報が含まれるか否かを判定する(S202)。表示すべき取引画面のための取引画面データ中に文字情報が含まれる場合は、取引画面取得部301が、Webサーバ103との接続を行い、その文字情報をダウンロードする(S205)。取引制御部303は、必要な画面コンテンツ,文字情報がそろうと、ディスプレイ210に取引画面を表示する(S203)。
【0045】
図8は、実施の形態1にかかる自動機101の取引画面データの構成を示す図である。取引画面データは、画面コンテンツおよび/または少なくとも一つの文字情報から構成される。たとえば、画面番号1の取引画面データは、画面コンテンツAと文字情報1,文字情報2,文字情報3および文字情報4とからなり、画面番号2の取引画面データは、画面コンテンツBと文字情報1および文字情報3とからなり、画面番号3の取引画面データは、文字情報5および文字情報6からなり、画面番号4の取引画面データは、画面コンテンツCからなる。
【0046】
図9は、実施の形態1にかかる自動機101の取引画面表示方法を説明するための図である。たとえば、画面番号4の取引画面(処理待ち時の画面)を表示する場合は、予めダウンロードしておいた画面コンテンツC(150kバイト程度の画像)をHDD202から読み出して表示する。CD−ROMから画面コンテンツCを読み出すようにしてもよい。画面番号4の取引画面データには文字情報が含まれないため、取引時のダウンロードは行わない。
【0047】
図10は、実施の形態1にかかる他の自動機101の取引画面表示方法を説明するための図である。たとえば、画面番号1の取引画面(引出額選択時の画面)を表示する場合は、予めダウンロードしておいた画面コンテンツA(2.5Mバイト程度の動画)をHDD202から読み出して表示する。CD−ROMから画面コンテンツAを読み出すようにしてもよい。また、Webサーバ103から文字情報1〜文字情報4のダウンロードを行って表示する。
【0048】
ここで、取引画面データを、変更頻度の高いデータ(変動情報)と変更頻度の低いデータ(固定情報)とに分け、変動情報については取引時にダウンロードし、固定情報については予めダウンロードしておくようにしてもよい。図10の例では、利息の情報が変動情報となり、取引時にダウンロードされ、利息以外の情報が固定情報となり、HDD202から読み取られる。
【0049】
銀行,クレジット取引以外の場合、たとえば、電子商取引(ショッピング)の場合は、購入や支払いの情報が文字情報や変動情報となり、商品の写真等が画面コンテンツや固定情報となる。また、旅館やホテルの予約の場合は、空室や料金の情報が文字情報や変動情報となり、建物や部屋の写真や地図等が画面コンテンツや固定情報となる。また、映画の無料チケット提供の場合は、上映館名,上映時間,料金等が文字情報や変動情報となり、映画宣伝画像等が画面コンテンツや固定情報となる。
【0050】
以上説明したように、実施の形態1によれば、取引画面データ取得部301が、通信回線を介して取引画面データを取得し、記憶部302が、取引画面データ取得部301が取得した取引画面データを記憶する。これにより、取引画面データの更新を、通信回線を介して迅速またはリアルタイムに行うことができ、また、更新のたびに毎回、可搬の記録媒体を用意し、保守員が自動機1台1台をまわってインストールする必要がないため、適切な取引画面の表示を行い、手間をはぶき、コストを低減することができるという効果を奏する。
【0051】
また、Webサーバ103が、自動機101が設置されている場所(支店),自動機101または顧客ごとに、送信する取引画面データを切り替えるようにしてもよい。これにより、自動機101が設置されている場所(支店),自動機101または顧客ごとの取引画面の差別化を行うことができ、それぞれに対応した木目細かいサービスを行うことができる。たとえば、設置場所周辺のイベント情報等の地域情報の表示を行ったり、顧客の口座残高等の個人情報に応じた宣伝広告の表示を行ったりすることができる。
【0052】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、サーバ装置と複数の自動機とを通信接続して自動機システムを構成し、サーバ装置が自動機システム外から所定の通信回線を介して取引画面データを取得し、各自動機に送信するようにしたものである。以下、まず実施の形態2の構成について説明する。図11は、本発明の実施の形態2にかかる自動機システムの概略構成を示す図である。この自動機システムは、LANサーバ402と複数の自動機404をLAN接続したものである。LANサーバ402は、専用回線または公衆回線を介してWebサーバ103との通信を行う。また、図1に示した取引用ホスト102との通信を行うようにしてもよい。
【0053】
LANサーバ402とWebサーバ103との通信は、ダイアルアップによってリモートアクセスして行うようにしてもよいし、インターネット401を経由するものであってもよい。LANサーバ402の構成は、一般のサーバ用のパーソナルコンピュータやワークステーションと同様のものであってもよいし、自動機と一体になっているものであってもよい。すなわち、実施の形態1の自動機101の構成に後述する取引画面データ送信部703を加えたものであってもよい。LANサーバ402は、定期的または任意のタイミングで、取引用ホスト102またはWebサーバ103から取引画面データを取得し、取得した取引画面データを各自動機404に送信する。各自動機404は、LAN403を介し、LANサーバ402からの取引画面データを受信する。
【0054】
図12は、図11に示したLANサーバ402の概略ハードウェア構成を示す図である。LANサーバ402は、ブートプログラム等を記憶するROM501と、LANサーバ402各部を制御する制御プログラム,取引画面データ等を記憶するHDD502と、ROM501,HDD502に記憶されたプログラムに基づいてLANサーバ402各部を制御するCPU503と、CPU503の作業領域等として用いられるRAM504と、CD−ROMからプログラムやデータを読み取るCD−ROMドライブ505と、ユーザからの入力のためのキーボード506と、表示を行うCRT,LCD等のディスプレイ507と、LAN403を介して自動機404との通信を行うLAN−I/F508と、インターネットを介してWebサーバ103との通信を行うインターネット回線I/F509と、これら各部を接続するバス510と、を備えている。
【0055】
ROM501,HDD502は、ブートプログラム,制御プログラム,取引画面データ等を記憶する。ROM501,HDD502の種類は特に限定されず、また、ROM501,HDD502に代えて他の記録媒体を用いるようにしてもよい。CPU503は、ROM501,HDD502に記憶されたプログラムに基づいてLANサーバ402各部を制御する。RAM504は、CPU503の作業領域等として用いられる。
【0056】
CD−ROMドライブ505は、たとえば、システム立ち上げ時、CD−ROMからHDD502に制御プログラムをインストールするときに用いられる。CD−ROMドライブ505に代えてDVDドライブその他の可搬の記録媒体を駆動する装置を用いるようにしてもよい。キーボード506は、ユーザからの入力をCPU503に転送する。ディスプレイ507は、各種表示を行う。LAN−I/F508は、LAN403を介して各自動機404との通信を行う。インターネット回線I/F509は、インターネット401を介してWebサーバ103との通信を行う。
【0057】
図13は、図11に示した自動機404の概略ハードウェア構成を示す図である。なお、基本的な構成は、実施の形態1の自動機101と同様につき、図2と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。この自動機404は、実施の形態1の自動機101のインターネット回線I/F213に代えて、LAN403に接続するためのLAN−I/F601を備えている。LAN−I/F601は、LAN403を介してLANサーバ402との通信を行う。
【0058】
図14は、図11に示したLANサーバ402の概略機能構成を示す図である。LANサーバ402は、取引画面データを所定の通信回線を介してWebサーバ103から取得するサーバ取引画面データ取得部701と、サーバ取引画面データ取得部701が取得した取引画面データを記憶するサーバ記憶部702と、サーバ記憶部702に記憶された取引画面データを各自動機404に送信する取引データ送信部703と、を備えている。
【0059】
取引画面データは、実施の形態1の場合と同様に、HTMLをベースに記述されており、Webサーバ103や他のパーソナルコンピュータ等において、多機能で使い勝手のよい汎用のHTML作成ツールで作成される。サーバ取引画面データ取得部701は、タイマ704を有しており、たとえば所定時刻にインターネット回線I/F509を介して取引画面データの取得を行う。取引画面データの取得の際の通信プロトコルは、FTPを用いてもHTTPを用いてもよいが、HTTPによって取引画面データを用いることによって、ファイル形式に関わらず取引画面データを取得することができる。
【0060】
サーバ記憶部702は、取引画面データ取得部701が取得した取引画面データをHDD502,RAM504等の記録媒体に記憶する。取引画面データ送信部703は、サーバ記憶部702に記憶された取引画面データをLAN403を介して各自動機404に出力する。
【0061】
ここで、全ての取引画面データをWebサーバ103から取得して各自動機404に送信するようにしてもよいし、文字情報または変動情報についてはWebサーバ103から取得し、画面コンテンツまたは固定情報についてはCD−ROMから読み取り、これらの情報を各自動機404に送信するようにしてもよい。
【0062】
図15は、図11に示した自動機404の概略機能構成を示す図である。なお、基本的な構成は実施の形態1の自動機101と同様につき、図3と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。この自動機404は、実施の形態1の自動機101の取引画面データ取得部301に代えて、LAN403を介してLANサーバ402から取引画面データを取得する取引画面データ取得部801を備えている。取引画面データ取得部801は、取引画面データの送信元が異なる以外は実施の形態1の取引画面データ取得部301と同様に動作する。
【0063】
さて、これまで、LANサーバ402および自動機404の機能構成について説明したが、図14,図15に示したLANサーバ402,自動機404の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示したように構成されていなくてもよい。たとえば、LANサーバ402,自動機404が備える処理機能のうち全部または一部を、CPU203,503およびこのCPU203,503にて解釈実行されるプログラムによって実現することができる。
【0064】
すなわち、ROM201,501,HDD202,502には、OS(Operating System)等と協働してCPU203,503に命令を与え、CPU203,503に各種処理を行わせるコンピュータプログラムが格納されている。そして、CPU203,503は、このプログラムに従って各種処理を行う。また、LANサーバ402,自動機404が備える処理機能のうち全部または一部を、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現することも可能である。
【0065】
以上の構成において、実施の形態2の動作について図面を参照して説明する。実施の形態2の動作において、自動機404は、取引画面データの送信元がLANサーバ402となること以外は実施の形態1と同様の取引画面データダウンロード処理および取引画面表示処理を行う。また、LANサーバ402は、実施の形態1と同様の取引画面データダウンロード処理(LANサーバ402への取引画面データダウンロード処理)を行う。また、LANサーバ402は、自動機404からの要求があったときに取引画面データを送信するようにしてもよいし、LANサーバ402からプッシュ型で取引画面データを送信するようにしてもよい。
【0066】
図16は、実施の形態2にかかるLANサーバ402から自動機404への取引画面データダウンロード処理(プッシュ型)の流れを示すフローチャートである。この取引画面データダウンロード処理(プッシュ型)において、LANサーバ402の取引画面データ送信部703は、Webサーバ103からの取引画面データのダウンロードを行ったあと、n号機(nは変数であって初期値は1)の自動機404に最新の(LANサーバ402に記憶されている取引画面データと同一の)取引画面データがダウンロードされているか否かを判定する(S301)。n号機の自動機404に最新の取引画面データがダウンロードされていない場合は、n号機の自動機404が運用中(取引業務中)であるか否かを判定する(S302)。
【0067】
n号機の自動機404が運用中でないとき(アイドル中であるとき)、n号機の自動機404に取引画面データを送信し、n号機の自動機404に取引画面データをダウンロードする(S303)。そして、変数nに1を加算して(ただし、nが最後の自動機404の番号Nである場合は1に戻る。)ステップS301に戻る。ステップS301においてn号機の自動機404に最新の取引画面データがダウンロードされている場合、およびステップS302においてn号機の自動機404が運用中である場合は、n号機の自動機404へのダウンロード処理は行わずにステップS304に進む。そして、自動機システム内の全ての自動機404のダウンロードが終了するまで上記処理を繰り返す。なお、1号機,2号機等の自動機404の番号は任意に設定することができる。
【0068】
以上説明したように、実施の形態2によれば、LANサーバ402のサーバ取引画面データ取得部701が、インターネット401を介して取引画面データを取得し、取引画面データ送信部703が、サーバ取引画面データ取得部701が取得した取引画面データを複数の自動機404に送信し、自動機404の取引画面データ取得部801が、取引画面データ送信部703からの取引画面データを取得し、記憶部302が、取引画面データ取得部801が取得した取引画面データを記憶する。これにより、取引画面データの更新を、インターネット401を介して迅速またはリアルタイムに行うことができ、また、更新のたびに毎回、可搬の記録媒体を用意し、保守員が自動機1台1台をまわってインストールする必要がないため、適切な取引画面の表示を行い、手間をはぶき、コストを低減することができる。
【0069】
また、複数の自動機404とLANサーバ402がLAN接続され、LANサーバ402のみがインターネット401に接続すればよいため、自動機1台1台がそれぞれインターネット401に接続して取引画面データを取得するよりも効率よく取引画面データを取得することができ、通信コストを低減することができる。
【0070】
なお、実施の形態1,実施の形態2にかかる取引画面データ更新方法を実現するコンピュータプログラムを、フロッピーディスク等の磁気ディスク、ROM,EPROM,EEPROM,フラッシュROM等の半導体メモリ(カートリッジ,PCカード等に内蔵されているものを含む)、CD−ROM,DVD等の光ディスク、MO等の光磁気ディスク、等の可搬の記録媒体に格納し、この記録媒体に記録されたプログラムを、自動機,サーバ装置に内蔵されるROM,RAM,ハードディスク等の固定用の記録媒体にインストールすることによって、その自動機,サーバ装置に前述した取引画面データ更新機能を具備させることもできる。
【0071】
また、このプログラムを、LAN,WAN,インターネット等のネットワークを介して伝送し、伝送されたプログラムを自動機,サーバ装置の固定用の記録媒体にインストールするようにしてもよい。また、このプログラムは、必ずしも単一に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されていてもよいし、OS等の別個のプログラムと協働してその機能を達成するものであってもよい。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の自動取引装置は、取得手段が、通信回線を介して取引画面データを取得し、記憶手段が、取得手段によって取得された取引画面データを記憶する。これにより、取引画面データの更新を、通信回線を介して迅速またはリアルタイムに行うことができ、また、更新のたびに毎回、可搬の記録媒体を用意し、保守員が自動取引装置1台1台をまわってインストールする必要がないため、適切な取引画面の表示を行い、手間をはぶき、コストを低減することができるという効果を奏する。
【0073】
また、本発明の自動取引装置は、取得手段が、取引画面データの全部または一部を取引時以外の所定のタイミングで取得する。これにより、取引時に取引画面データの全部または一部のインストールを省略することができるため、取引時の処理時間を短縮することができ、スムーズな取引処理を実現することができるという効果を奏する。
【0074】
また、本発明の自動取引装置は、取引画面データが、文字データ等の小さいデータサイズの第1のデータと画像データ,動画データ等の大きいデータサイズの第2のデータとに区分されており、取得手段が、第1のデータを取引時に取得し、第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで取得するため、インストールに時間のかからない第1のデータについては、最新のものを用いつつ、インストールに時間のかかる第2のデータについては、予めインストールしておいて、スムーズな取引処理を実現することができるという効果を奏する。
【0075】
また、本発明の自動取引装置は、取引画面データが、変更頻度の高い第1のデータと変更頻度の低い第2のデータとに区分されており、取得手段が、第1のデータを取引時に取得し、第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで取得するため、第1のデータについては最新のものを用いつつ、第2のデータについては、予めインストールしておいて、スムーズな取引処理を実現することができるという効果を奏する。
【0076】
また、本発明の自動取引装置は、取引画面データがHTMLで記述されており、HTML画面表示手段が、HTMLで記述された取引画面データによって取引画面を表示する。これにより、自動取引装置の機種や取引画面データ作成用装置の機種に関わらず、多機能で使い勝手のよい汎用のHTML作成ツールで取引画面データを作成することができるため、取引画面データの作成を容易化し、コストを低減することができるという効果を奏する。
【0077】
また、本発明の自動取引装置は、取得手段が、インターネットを介して取引画面データを取得する。これにより、インターネットに接続可能なサーバ装置があればどこからでも取引画面のメンテナンス(取引画面データの設定,更新)を行うことができるため、容易に取引画面のメンテナンスを行うことができるという効果を奏する。
【0078】
また、本発明の自動取引装置システムは、サーバ装置のサーバ取得手段が、通信回線を介して取引画面データを取得し、送信手段が、サーバ取得手段によって取得された取引画面データを複数の自動取引装置に送信し、自動取引装置の取得手段が、送信手段からの取引画面データを取得し、記憶手段が、取得手段によって取得された取引画面データを記憶する。これにより、取引画面データの更新を、通信回線を介して迅速またはリアルタイムに行うことができ、また、更新のたびに毎回、可搬の記録媒体を用意し、保守員が自動取引装置1台1台をまわってインストールする必要がないため、適切な取引画面の表示を行い、手間をはぶき、コストを低減することができるという効果を奏する。
【0079】
また、本発明の取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、取得工程で、取引画面データを所定の通信回線を介して取得し、更新工程で、取得工程で取得された取引画面データによって自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する方法を、コンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムを記録したことで、そのプログラムがコンピュータ読み取り可能となり、これにより、その方法の動作をコンピュータによって実現することが可能となるという効果を奏する。
【0080】
また、本発明の取引画面データ更新プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、サーバ取得工程で、取引画面データを所定の通信回線を介して取得し、送信工程で、サーバ取得工程で取得された取引画面データを複数の自動取引装置に送信し、取得工程で、送信工程で送信された取引画面データを取得し、更新工程で、取得工程で取得された取引画面データによって自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する方法を、コンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムを記録したことで、そのプログラムがコンピュータ読み取り可能となり、これにより、その方法の動作をコンピュータによって実現することが可能となるという効果を奏する。
【0081】
また、本発明の取引画面データ更新プログラムは、取得手順で、取引画面データを所定の通信回線を介して取得し、更新手順で、取得手順で取得された取引画面データによって自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する方法を、コンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムであり、これにより、その方法の動作をコンピュータによって実現することが可能となるという効果を奏する。
【0082】
また、本発明の取引画面データ更新プログラムは、サーバ取得手順で、取引画面データを所定の通信回線を介して取得し、送信手順で、サーバ取得手順で取得された取引画面データを複数の自動取引装置に送信し、取得手順で、送信手順で送信された取引画面データを取得し、更新手順で、取得手順で取得された取引画面データによって自動取引装置に記憶された取引画面データを更新する方法を、コンピュータに実行させるための取引画面データ更新プログラムであり、これにより、その方法の動作をコンピュータによって実現することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる取引システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1に示した自動機の概略ハードウェア構成を示す図である。
【図3】図1に示した自動機の概略機能構成を示す図である。
【図4】実施の形態1にかかる自動機の取引画面データダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】実施の形態1にかかる自動機の取引画面データダウンロード処理を説明するための図である。
【図6】(a)(b)は、実施の形態1にかかる自動機の取引画面データダウンロード処理の日時設定方法を説明するための図である。
【図7】実施の形態1にかかる自動機の取引画面表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施の形態1にかかる自動機の取引画面データの構成を示す図である。
【図9】実施の形態1にかかる自動機の取引画面表示方法を説明するための図である。
【図10】実施の形態1にかかる自動機の他の取引画面表示方法を説明するための図である。
【図11】本発明の実施の形態2にかかる自動機システムの概略構成を示す図である。
【図12】図11に示したLANサーバの概略ハードウェア構成を示す図である。
【図13】図11に示した自動機の概略ハードウェア構成を示す図である。
【図14】図11に示したLANサーバの概略機能構成を示す図である。
【図15】図11に示した自動機の概略機能構成を示す図である。
【図16】実施の形態2にかかるLANサーバから自動機への取引画面データダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101,404 自動機
102 取引用ホスト(メインフレーム)
103 Webサーバ
201 ROM
202 ハードディスク
203 CPU
204 RAM
205 CD−ROMドライブ
206 カードリーダ
207 現金部
208 レシートプリンタ
209 キーボード
210 ディスプレイ
211 音声出力部
212 専用回線I/F
213 インターネット回線I/F
214 バス
301,801 取引画面データ取得部
302 記憶部
303 取引制御部
304 HTML画面表示部
305 タイマ
402 LANサーバ
701 サーバ取引画面データ取得部
702 サーバ記憶部
703 取引画面データ送信部

Claims (7)

  1. 利用者による取引画面上での入力操作がなされた際に、該入力操作に応答する取引処理を行う自動取引装置において、
    文字データ等の小さいデータサイズの第1のデータと画像データ,動画データ等の大きいデータサイズの第2のデータとに区分された前記取引画面の取引画面データについて、前記第1のデータを取引時に、前記第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで、所定の通信回線を介して取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された取引画面データを記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする自動取引装置。
  2. 利用者による取引画面上での入力操作がなされた際に、該入力操作に応答する取引処理を行う自動取引装置において、
    変更頻度の高い第1のデータと変更頻度の低い第2のデータとに区分された前記取引画面の取引画面データについて、前記第1のデータを取引時に、前記第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで、所定の通信回線を介して取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された取引画面データを記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする自動取引装置。
  3. 前記取得手段は、前記取引画面データの全部または一部を取引時以外の所定のタイミングで取得することを特徴とする請求項1または2に記載の自動取引装置。
  4. 前記取引画面データはHTMLで記述されており、
    さらに、前記HTMLで記述された取引画面データによって取引画面を表示するHTML画面表示手段を具備することを特徴とする請求項1、2または3に記載の自動取引装置。
  5. 前記取得手段は、インターネットを介して前記取引画面データを取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動取引装置。
  6. 利用者による取引画面上での入力操作がなされた際に、該入力操作に応答する取引処理を行う複数の自動取引装置とサーバ装置とを通信接続した自動取引装置システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記自動取引装置の取引画面データを、自動取引装置システム外から所定の通信回線を介して取得するサーバ取得手段と、
    前記サーバ取得手段によって取得された取引画面データを前記複数の自動取引装置に送信する送信手段と、
    備え
    前記自動取引装置は、
    文字データ等の小さいデータサイズの第1のデータと画像データ,動画データ等の大きいデータサイズの第2のデータとに区分された前記取引画面の前記取引画面データについて、前記第1のデータを取引時に、前記第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで、所定の通信回線を介して取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された取引画面データを記憶する記憶手段と、
    備えることを特徴とする自動取引装置システム。
  7. 利用者による取引画面上での入力操作がなされた際に、該入力操作に応答する取引処理を行う複数の自動取引装置とサーバ装置とを通信接続した自動取引装置システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記自動取引装置の取引画面データを、自動取引装置システム外から所定の通信回線を介して取得するサーバ取得手段と、
    前記サーバ取得手段によって取得された取引画面データを前記複数の自動取引装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記自動取引装置は、
    変更頻度の高い第1のデータと変更頻度の低い第2のデータとに区分された前記取引画面の前記取引画面データについて、前記第1のデータを取引時に、前記第2のデータを取引時以外の所定のタイミングで、所定の通信回線を介して取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された取引画面データを記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする自動取引装置システム。
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