JP3946067B2 - 産業車両のメータ表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフト等の産業車両におけるメータ表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリを電源とする電動式フォークリフト(産業車両)において、運転者の運転姿勢調整のために、車体の前後方向に位置を調整可能とするステアリングホイールを備えている場合がある。図8(a)に示すように、これらの電動式フォークリフトのメータ表示部(メータパネル)51は、ステアリングホイール52の下部に設けたメータパネルカバー53に収納している。メータパネルカバー53は、ステアリングホイール52と一体的に回転するステアリングシャフト54の外側に装着しているステアリングコラム55に取付けている。
【0003】
従って、メータ表示部51は、ステアリングホイール52の前後の移動に伴い、ステアリングホイール52と共に前後に移動するように構成されている。そして、ステアリングホイール52は、図8(b)に示すように、円環状のリング部52aと、そのリング部52aの中心に向かって直径方向にスポーク部56とを連設する。スポーク部56の中心部56aは、端末部56bより大径に形成され、中心部にホーン部57を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、メータ表示部51が、ステアリングホイール52の下部に位置するため、運転者58の運転姿勢によっては、図8(a)、図8(b)に示すようにスポーク部56の中心部56aによって、運転者58の視界(α)から外れる範囲(死角)Yが生ずる。この死角を避けるため、X方向にメータ表示部51を移動することも考えられるが、ステアリングホイール52の方向に見る運転者58の前方視界が損なわれる。特に、フォークリフト(電動式フォークリフト、エンジン式フォークリフト)では、地上に載置する積荷の荷役作業において地上付近の前方視界の確保が必要となる。
【0005】
また、メータ表示部51を、フロントガード(ダッシュボード)59に取付けることも考えられるが、ステアリングホイール52から更に下方に位置するため、運転者58の視線も移動しなければならないので視認性に欠ける。
【0006】
このような視認性を改善するため、丸ハンドル(ステアリングホイール)の中央に計器箱を配設したものが知られている。例えば、特開昭58−118455号公報には、ハンドル支持部材に固定された内筒の上端に計器箱を固定し、内筒の回りを回転する外筒に丸ハンドルを固定して、丸ハンドルの回転を外筒を介して操舵装置へ伝えるようにした構成が記載されている。この構成のものは、計器箱の配線コード(ワイヤハーネス)は内筒を通して配線されるこになる。従って、狭い空間での配線コードの固着や取付け作業等に手間がかかる。
【0007】
この発明は、メータ表示部の視認性を損なうことなく、メータ表示部の配線取付け作業の簡略化を図った、産業車両のメータ表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、車体の前後方向に位置を調整可能とするステアリングホイールを運転席の前方に備え、そのステアリングホイールの内側にメータ表示部を備えた産業車両において、前記産業車両の運転に必要な各種情報を検出する所要数量の検出ユニットと、その検出ユニットからの電気信号を入力して、処理された信号を送信するための送信ユニットと、その送信ユニットからの信号を受信して、処理された信号を前記メータ表示部にデジタル表示する受信ユニットとを備え、前記送信ユニットと前記受信ユニットとを、高周波信号による無線の双方向送受信回路を介して接続し、前記受信ユニットのメータ表示部の形状を、中央部に空間部を有するリング状に形成したことを特徴とする。
【0009】
このようにすれば、検出ユニットは、その情報源である物理量がどのような状態にあるかを検出し、電気信号として送信ユニットに送信する。送信ユニットでは、その電気信号を入力して処理し、高周波信号に変換して受信ユニットに対して送信する。受信ユニットでは、その高周波信号を受信してデジタル信号に変換する。更に、その信号を処理してメータ表示部にデジタルを表示する。
【0010】
ここで、送信ユニットと受信ユニットとは、双方向に送受信できる回路を介して接続しているので、受信ユニットでは、メータ表示部が確かに情報(信号)を受信したことを送信ユニットに対して返信を行い、次回の送信許可を与える。一方、送信ユニットでは、受信ユニットからの送信許可を受けて次回の情報を送信する。このように、各送受信ユニットは、送受信双方の機能を備えているので、相互に送受信ができる。従って、送信側と受信側とで、送受信を繰り返すようにしたので、運転に必要な各種情報を適確にメータ表示部にデジタル表示することができる。更に、送信ユニットと受信ユニットとは、高周波信号による無線の回路を介して接続しているので、従来のような配線コードや、メータパネルカバーが不要になり、コストが低減できる。また、前記受信ユニットのメータ表示部の形状を、中央部に空間部を有するリング状に形成したので、ステアリングホイールの中心部にホーン部を設けることができ、受信ユニットをステアリングホイールの内側に設けても、ホーン部を移設する必要はない。しかも、受信ユニットがステアリングホイールと同心のリング状に形成されるので、外観状の見栄えが向上する。
【0011】
請求項2に記載のように、前記送信ユニットは、前記検出ユニットからの電気信号を入力して信号処理するマイコン(マイクロコンピュータ)と、そのマイコンからのデジタル信号を高周波信号に変換して送信する送信機とからなり、前記マイコンと前記送信機とは、双方向送受信回路を介して接続することが望ましい。
【0012】
このようにすれば、所要数量の検出ユニットからの電気信号(アナログ)を入力してデジタル信号に処理するマイコンと、送信機とを1組のユニット(送信ユニット)として纏めることができるので、取扱いが簡便となる。また、マイコンと送信機とは、双方向に送受信できる回路を介して接続したので、信号の送受信が適確かつ速やかに行うことができる。
【0013】
請求項3に記載のように、前記受信ユニットは、前記送信ユニットからの高周波信号を受信してデジタル信号に変換する受信機と、その受信機からの信号を入力して信号処理するマイコンと、そのマイコンによりデジタル表示するメータ表示部とからなり、前記受信機と前記メータ表示部との間を双方向送受信回路を介して接続することが望ましい。
【0014】
このようにすれば、受信機とマイコンと、そのマイコンによりデジタル表示するメータ表示部とを1組のユニット(受信ユニット)として纏めることができるので、取扱いが簡便となる。
【0015】
また、受信機とマイコン、マイコンとメータ表示部との間を、それぞれ双方向に送受信できる回路を介して接続したので、信号の送受信が適確かつ速やかに行うことができる。
【0016】
請求項4に記載のように、前記送信ユニットは、前記産業車両のフロントガードに設けることが望ましい。
【0017】
このようにすれば、フロントガードに設けた各種検出ユニットと近接するので、その間の配線コードの取付け作業が容易になる。また、ステアリングホイールの内側に設けた受信ユニットとも近接するので、高周波信号による無線の障害もなく適確に送受信できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明に係る電動式フォークリフト(産業車両)の概略側面図、図2は本発明の電動式フォークリフトの電気信号の処理を示すブロック図、図3(a)は本発明の実施の形態を示す検出ユニットのブロック図、図3(b)は、同メータ表示部の表示パターンを示すブロック図、図4(a)は運転室前方を示す概略斜視図、図4(b)は送信ユニットを示す概略斜視図、図5(a)は図1のZ方向矢視の平面図、図5(b)は図5(a)に示すメータ表示部のデジタル画像をそれぞれ示す。
【0021】
図1に示すように、電動式フォークリフト1は車体のフレーム2の前方部にマスト3を設け、フォーク4を昇降自在に装着している。車体のフレーム2には前方支柱5aと後方支柱5bの各2本を立設し、上部のヘッドガード6によって囲まれた空間により運転室7を構成している。運転室7には、ほぼ中央部に運転席8をボンネット9の上部に設けている。
【0022】
ボンネット9の内部空間並びに運転室7の床下には、電動式フォークリフト1の動力源であるバッテリ10やインバータ11、そして図示していない電動機等を備えた床下機器室12を形設している。
【0023】
運転室前方部13には、フロントガード(ダッシュボード)14と、車体の前後方向に位置を調整可能とするステアリングホイール15等を備えている。
【0024】
ステアリングホイール15は、ステアリングシャフト15aと一体的に固着し、そのステアリングシャフト15aの外周には、フロントガード14に係止したステアリングコラム15bを装着する。
【0025】
電動式フォークリフト1の運転に必要な各種情報を検出するための検出ユニットAは、本実施の形態において例えば、床下機器室12と運転室前方部13に大別して配設している。即ち、床下機器室12には図3(a)に示すようにA1−1〜A1−8までの検出ユニットA1が、運転室前方部13 には、A2−1〜A2−6までの検出ユニットA2がそれぞれ適宜位置に配設している。
【0026】
図1においては説明を簡便にするため、以下、検出ユニットは大別したA1とA2について説明する。
【0027】
検出ユニットA1、A2は、配線101、102を介してフロントガード14の内部に設けた1組の送信ユニット16に接続する。
【0028】
更に、運転に必要な各種情報を表示するメータ表示部F(図2)を有する受信ユニット17を、ステアリングホイール15の内側に装着する。送信ユニット16と受信ユニット17とは、図2に示すように高周波信号による無線の双方向送受信回路103、103’を介して接続している。
【0029】
また、受信ユニット17の電源は、電動式フォークリフト1の図示していない始動スイッチONの状態で、公知のスリップリング(回転接点)を介して給電される。
【0030】
次に、本発明の信号処理と制御について、図2、図3(a),図3(b)により説明する。
【0031】
電動式フォークリフト1の運転に必要な各種情報を検出するための検出ユニットAは、その情報源である物理量がどのような状態であるかを検出する各種センサまたは、検知スイッチを含む。
【0032】
これらの検出ユニットAは、物理量の状態を検出し、送信ユニット16を構成するマイコンBに、電気信号を配線101、102を介して送信する。ここで、配線101は、床下機器室12(図1)に配設した検出ユニットA1グループの各配線101ー1〜101−8までの配線を含む。また、配線102は、運転室前方部13(図1)に配設した検出ユニットA2グループの各配線102−1〜102−6までの配線を含む。
【0033】
マイコンBでは、検出ユニットAからの電気信号(アナログ信号)を読み取り判断して、デジタル信号に変換する信号処理を行ない、送信ユニット16を構成する送信機Cに送信回路104を介して送信する。
【0034】
送信機Cでは、デジタル信号を高周波信号(アナログ信号)に変換し、受信ユニット17を構成する受信機Dに対して送信回路103を介して送信する。この高周波信号は、或る特定領域の周波数を使用する。
【0035】
次に、受信機Dでは、高周波信号をデジタル信号に変換する信号処理を行ない、マイコンEに送信回路105を介して送信する。マイコンEでは、信号を読み取り判断して、デジタル信号処理を行い、その信号を回路106を介してメータ表示部Fの液晶コントローラF’に送信して、メータ表示部Fにデジタル画像を表示する。
【0036】
本実施の形態においては例えば、図3(b)に示すような表示パターンに対応するデジタル画像を表示する。表示パターンはF1−1〜F1−8までのF1グループと、F2−1〜F2−6までのF2グループに大別し、F1,F2は、図3(a)のA1,A2に対応して電動式フォークリフト1の運転に必要な各種情報を、メータ表示部Fにそれぞれデジタル画像を表示する。デジタル画像については後述する。
【0037】
ここで、受信ユニット17のメータ表示部Fが、確かに情報(信号)を受信したことを送信ユニット16に対して、次の如く返信する。
【0038】
すなわち、受信ユニット17のマイコンEは、メータ表示部Fから受信回路106’を介して信号を受信し、送信ユニット16のマイコンBに対して、受信回路105’、103’、104’を介して次回の信号送信許可を与える。
【0039】
マイコンBでは、マイコンEからの送信許可の信号を受信するまでは、送信しない。また、送信機Cと受信機Dは送受信双方の機能を備えているので、相互に送受信を繰り返すことができる。
【0040】
このように、マイコンBとマイコンEは、送受信の信号処理を行うと共に送受信確認のための制御も行う。
【0041】
次に、検出ユニットAと送信ユニット16、受信ユニット17のそれぞれの装着について、図4(a),図4(b)により説明する。なお、検出ユニットAについては説明を簡便にするため、運転室前方部13に配設した検出ユニットA2(図3(a))について説明する。
【0042】
ステアリングホイール15の左側にはパーキングブレーキレバー18の作動によりON、OFFするブレーキスイッチA2−1、右側には順次ワーキングスイッチA2−3、P/E切換スイッチA2−5,車速制限用スイッチA2−4をそれぞれフロントガード14に装着している。
【0043】
また、ステアリングホイール15の下部右側には前後進切換レバー19の作動によりON、OFFするニュートラルスイッチA2−2と、中心部にはスリップリングスイッチA2−6をそれぞれ装着している。
【0044】
これらの検出ユニットA2からの電気信号を受信して信号変換する送信ユニット16を、ステアリングホイール15の右側に位置するフロントガード14の内部に、図示していないネジにより装着する。この位置は、運転室前方部13に配設したA2ー1〜A2−6までの検出ユニットA2と近接し、更に、ステアリングホイール15の内側に装着した受信ユニット17にも近接している。
【0045】
また、送信ユニット16は、マイコンB、送信機C並びに、高周波信号による無線(電波)を送受信するアンテナ16aとを、1組のユニットとして纏めている。
【0046】
この送信ユニット16からの高周波信号を受信する受信ユニット17は、ステアリングホイール15を構成するリング部15cの内側で、リング部15cと連設するスポーク部15dの上部に、図示していないネジにより装着する。
【0047】
なお、受信ユニット17をスポーク部15dの上部に装着するため、従来のホーン部57(図8(b))を備えることができないので、別途、適宜位置に設ける。
【0048】
また、受信ユニット17は、図5(a)に示すように、受信機D並びに高周波信号による無線(電波)を送受信するアンテナ17a、マイコンE、液晶コントローラF’を有するメータ表示部Fとを、1組のユニットとして纏めている。
【0049】
この受信ユニット17のメータ表示部Fに表示されるデジタル画像を、図5(b)に示す。このデジタル画像は、図3(b)の表示パターンF1−1〜F1−8並びに、F2−1〜F2−6に対応して表示しており、その番号を図5(b)に記載する。
【0050】
次に、別の実施の形態について、図6、図7により説明する。
【0051】
この別の実施の形態では、上述した受信ユニット17のメータ表示部Fの形状を特定したものである。従って、形状に係る以外の説明は、上述した受信ユニット17と同様のため省略する。図6(a)に示すように受信ユニット17aのメータ表示部Faの形状は、中央部に円形空間部20を有するリング状に形成する。また、図6(b)に示すように受信ユニット17bのメータ表示部Fbの形状は、中央部に円形空間部20aと開放部20bとを有するリング状に形成することができる。更に、図6(c)に示すように受信ユニット17cのメータ表示部Fcの形状は、中央部に半円状の空間部20cを有する扇状に形成することができる。
【0052】
ここで、図7(a)、図7(b)により受信ユニット17aのステアリングホイール15’への装着を説明する。
【0053】
ステアリングホイール15’は、円環状のリング部15’cと、そのリング部15’cの中心に向かって半径方向にスポーク部15’dを連設し、ホーン部21を介してステアリングシャフト15’aと連結する。ホーン部21の外周にはボス部22を遊嵌し、このボス部22の凹部22’に受信ユニット17aを装着する。ボス部22はステアリングコラム15’bに係止する。
【0054】
受信ユニット17b,17cのステアリングホイール15’への装着も、受信ユニット17aと同様のため、説明を省略する。
【0055】
本発明に係る産業車両のメータ表示装置は、メータ表示部の表示パターンやデジタル画像並びに、検出ユニット等は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
【0056】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0057】
請求項1の発明は、送信側と受信側とで、送受信を確認するために送受信を繰り返すようにしたので、運転に必要な各種情報を適確にメータ表示部にデジタル表示することができる。更に、送信ユニットと受信ユニットとは、高周波信号による無線の回路を介して接続しているので、従来のような配線コードや、メータパネルカバーが不要になり、コストが低減できる。また、受信ユニットのメータ表示部の形状を、中央部に空間部を有するリング状に形成するので、ステアリングホイールの中心部にホーン部を設けることができ、受信ユニットをステアリングホイールの内側に設けても、ホーン部を移設する必要はない。更にまた、受信ユニットがステアリングホイールと同心のリング状に形成されるので、外観状の見栄えが向上する。
【0058】
請求項2に記載のように、マイコンと、送信機とを1組のユニット(送信ユニット)として纏めるようにすれば、取扱いが簡便となる。また、マイコンと送信機とは、双方向に送受信できる回路を介して接続したので、信号の送受信が適確かつ速やかに行うことができる。
【0059】
請求項3に記載のように、受信機とマイコンと、そのマイコンによりデジタル表示するメータ表示部とを1組のユニット(受信ユニット)として纏めるようにすれば、取扱いが簡便となる。また、受信機とマイコン、マイコンとメータ表示部との間を、それぞれ双方向に送受信できる回路を介して接続したので、信号の送受信が適確かつ速やかに行うことができる。
【0060】
請求項4に記載のように、送信ユニットをフロントガードに設けるようにすれば、フロントガードに設けた各種検出ユニットと近接するので、その間の配線コードの取付け作業が容易になる。また、ステアリングホイールの内側に設けた受信ユニットとも近接するので、高周波信号による無線の障害もなく適確に送受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式フォークリフト(産業車両)の概略側面図である。
【図2】本発明の電動式フォークリフト(産業車両)の電気信号の処理を示すブロック図である。
【図3】図3(a)は本発明の実施の形態を示す検出ユニットのブロック図である。 図3(b)は本発明の実施の形態を示すメータ表示部の表示パターンを示すブロック図である。
【図4】図4(a)は運転室前方を示す概略斜視図を示す。
図4(b)は送信ユニットを示す概略斜視図を示す。
【図5】図5(a)は図1のZ方向矢視の平面図である。
図5(b)は図5(a)に示すメータ表示部のデジタル画像を示す。
【図6】図6(a)、図6(b)、図6(c)は本発明に係る受信ユニットの別の実施の形態をそれぞれ示す。
【図7】図7(a)は図6(a)の受信ユニットの装着状態を示す平面図である。
図7(b)は図7(a)のW−W方向断面図を示す。
【図8】図8(a)は従来のメータ表示部を示す概略側面図である。
図8(b)は図8(a)の運転者から見た概略平面図である。
【符号の説明】
A 検出ユニット
B マイコン
C 送信機
D 受信機
E マイコン
F メータ表示部
14 フロントガード
15 ステアリングホイール
16 送信ユニット
17 受信ユニット
103 高周波信号(無線)送信回路
103’高周波信号(無線)受信回路
104 電気信号送信回路
104’電気信号受信回路
105 電気信号送信回路
105’電気信号受信回路
106 電気信号送信回路
106’電気信号受信回路
Claims (4)
- 車体の前後方向に位置を調整可能とするステアリングホイールを運転席の前方に備え、そのステアリングホイールの内側にメータ表示部を備えた産業車両において、
前記産業車両の運転に必要な各種情報を検出する所要数量の検出ユニットと、その検出ユニットからの電気信号を入力して、処理された信号を送信するための送信ユニットと、その送信ユニットからの信号を受信して、処理された信号を前記メータ表示部にデジタル表示する受信ユニットとを備え、
前記送信ユニットと前記受信ユニットとを、高周波信号による無線の双方向送受信回路を介して接続し、
前記受信ユニットのメータ表示部の形状を、中央部に空間部を有するリング状に形成したことを特徴とする産業車両のメータ表示装置。 - 前記送信ユニットは、前記検出ユニットからの電気信号を入力して信号処理するマイコンと、そのマイコンからのデジタル信号を高周波信号に変換して送信する送信機とからなり、前記マイコンと前記送信機とは、双方向送受信回路を介して接続したことを特徴とする請求項1記載の産業車両のメータ表示装置。
- 前記受信ユニットは、前記送信ユニットからの高周波信号を受信してデジタル信号に変換する受信機と、その受信機からの信号を入力して信号処理するマイコンと、そのマイコンによりデジタル表示するメータ表示部とからなり、前記受信機と前記メータ表示部との間を双方向送受信回路を介して接続したことを特徴とする請求項1または2記載の産業車両のメータ表示装置。
- 前記送信ユニットは、前記産業車両のフロントガードに設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の産業車両のメータ表示装置。
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