JP3943371B2 - 紙おむつの製品カッターユニット、及び紙おむつの切断方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の紙おむつが帯状に連続してなる紙おむつ帯状体を切断する紙おむつの製品カッターユニット、及び該製品カッターユニットを利用した紙おむつの切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙おむつは、複数のナイロン布、不織布、その他糸ゴム等の混合材料の張り合わせからなる。品質の良い紙おむつを生産するのに最適な方法としては、図4に示すように、複数の紙おむつWが帯状に連続してなる紙おむつ帯状体(以下、紙おむつウェブwという。)に製品としての加工工程を施してから、紙おむつウェブwをコンベア24aにより製品カッターユニット20に搬送し、この製品カッターユニット20によって紙おむつウェブwを分断して、個別の紙おむつWとする方法があげられる。
次いで、個別の紙おむつWを、製品カッターユニット20の搬出側に隣接されるコンベア24bによって、更に下流の包装工程部へ搬送し、完成した紙おむつWをパッケージに梱包している。
【0003】
製品カッターユニット20は、全周ステンレス鋼からなるカッターロール21と、アンビルロール23と、カッターロール21、及びアンビルロール23の両端に夫々設けられたリングロール21a、及び23aとから構成される。
カッターロール21は、図5に示すように、円柱形状に形成されており、紙おむつウェブwの進行方向に対して垂直に複数のカッター22が設けられる。このカッター22の長手方向の長さは、切断する紙おむつウェブwのウェブ幅よりも長くなるよう設定されている。
【0004】
このようなカッターロール21とアンビルロール23との間のロール間ギャップに、紙おむつウェブwをコンベア24aにより順次搬送していき、カッターロール21のカッター22により、紙おむつウェブwを次々に切断していく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、紙おむつウェブwは、製品カッターユニット20により分断された時点から個別の紙おむつWとなるため、製品カッターユニット20通過直後のコンベア24bに乗り移る際に、切断されたばかりの紙おむつWの前端部分がばたついてしまう恐れがあった。
前端部分にばたつきが発生すると、紙おむつWはコンベア24bにスムーズに乗り移ることができなくなるため、乗り移りエラーが発生してラインが停滞したり、位置ずれが生じて、生産性、及び製品品質が低下するという恐れがあった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、紙おむつのばたつきを防止して、スムーズ、且つ安定して紙おむつを切断することができる紙おむつの製品カッターユニット、及び該製品カッターユニットを利用した紙おむつの切断方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜図3に示すように、複数の紙おむつWが帯状に連続してなる紙おむつ帯状体(例えば、紙おむつウェブw)を切断する紙おむつの製品カッターユニット10において、長手方向に所定の間隔で切欠き部13aが設けられるカッター13を外周面に所定のピッチで複数備えるカッターロール12と、前記カッターのピッチに対応するアンビル部14aを外周面に備え前記カッターロールの直下に設けられるアンビルロール14と、の間のロール間ギャップに搬送された前記紙おむつ帯状体に、前記カッターにより順次ノッチを入れる製品カッター部11と、前記製品カッター部を通過した前記紙おむつ帯状体を搬送するコンベア15aと、前記コンベアから搬出される前記紙おむつ帯状体を、前記コンベアよりも高速に搬送する高速コンベア15bと、を備え、前記カッターロールのカッター間、及び前記アンビルロールのアンビル部間の外周面が弾性部材により構成されていることを特徴としている。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、製品カッター部のカッターロールとアンビルロールとの間のロール間ギャップに紙おむつ帯状体が搬送され、カッターロールのカッターにより、紙おむつ帯状体に順次ノッチが入れられていく。特に、アンビルロールのアンビル部はカッターロールのカッターのピッチに対応しており、又、カッター間、及びアンビル部間の外周面は弾性部材により構成されている。そして、製品カッター部を通過した紙おむつ帯状体は、コンベアにより搬送された後に、更に、コンベアよりも高速度において高速コンベアにより搬送される。
【0009】
従って、紙おむつ帯状体は、繋がった状態を維持したままコンベア、及び高速コンベアへ搬送されるので、個別の紙おむつの前端部分がばたついたり、乗り移りエラーによる位置ずれを起こすことがない。又、紙おむつ帯状体は、コンベアから高速コンベアへ乗り移る際、後方をコンベアによって送られる一方、前方を高速コンベアによってコンベアよりも高速度で搬送されるので、紙おむつ帯状体の隣接する紙おむつのうち前方の紙おむつがやや引っ張られるような状態になる。すると、紙おむつ帯状体に入れられたノッチが徐々に引き千切られていき、最終的に完全に分断されるので、スムーズ、且つ安定して紙おむつ帯状体を切断することができる。さらに、カッターロールのカッター間及びアンビルロールのアンビル間の外周面に弾性部材を設けることにより、紙おむつ帯状体に対するカッターロール、及びアンビルロールのグリップ力を高め、カッターロール、及びアンビルロールが紙おむつ帯状体と接した際にすべりが生じるのを防止することができるので、すべりに起因するスナップバックにより、紙おむつ帯状体のノッチを誤って引き千切ってしまう恐れがない。尚、紙おむつ帯状体を切断する際のタイミング(位置)調整は、高速コンベア上下間のギャップ幅、及びコンベアベルトの表面粗さを調整し、高速コンベアの紙おむつ帯状体に対するグリップ力を変化させることで対応する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の紙おむつの製品カッターユニットにおいて、前記弾性部材が硬質ゴムであることを特徴としている。
【0013】
請求項3記載の発明は、例えば、図1〜図3に示すように、請求項1、又は2記載の紙おむつの製品カッターユニットを利用した紙おむつの切断方法であって、
前記製品カッター部により、前記紙おむつ帯状体にノッチを入れる工程と、
前記紙おむつ帯状体が前記コンベアから前記高速コンベアへ搬送される際に、前記コンベアと前記高速コンベアの速度差を利用して、前記紙おむつ帯状体のノッチを引き千切って紙おむつ帯状体を分断する工程と、
を含むことを特徴としている。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、製品カッター部により、紙おむつ帯状体にノッチが入れられ、紙おむつ帯状体がコンベアから高速コンベアへ搬送される際に、コンベアと高速コンベアの速度差を利用して、紙おむつ帯状体のノッチが引き千切られて紙おむつ帯状体が分断される。
【0015】
従って、請求項1、又は2記載の発明と同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る製品カッターユニットを表す図である。
【0017】
製品カッターユニット10は、複数のカッター13、及びリングロール12cを両端に備えるカッターロール12と、カッターロール12の直下に設けられ、リングロール14dを両端に備えるアンビルロール14と、からなる製品カッター部11と、製品カッター部11の搬出側に隣接して設けられるコンベア15aと、コンベア15aの搬出側に隣接して設けられる高速コンベア15b等から構成される。
【0018】
カッターロール12の外周面には、図2に示すように、紙おむつウェブwの進行方向に対して垂直となるよう、所望のカットピッチに対応する間隔毎に複数のカッター13…が設けられており、このカッター13の長手方向の長さは、切断する紙おむつウェブwのウェブ幅よりも長くなるように設定されている。
【0019】
又、カッター13には、長手方向に所定の間隔で複数の切欠き部13a…が設けられており、カッター13は紙おむつウェブwを、切欠き部13aに対応する部分を残し、ノッチを入れて切断する。
従って、製品カッター部11通過後の紙おむつウェブwは、切欠き部13aに対応する部分が繋がったままであり、ウェブ状態を維持したままコンベア15aへ搬送される。
【0020】
カッターロール12のカッター13間には、扇形状のインサート部12aが夫々設けられており、インサート部表面12bは、弾性部材としての硬質ゴムにより構成されている。
又、カッターロール12の両端には、カッターロール12よりもやや大きい径を有するリングロール12cが設けられている。
【0021】
アンビルロール14には、カッターロール12にカッター13が設けられるのと同一の間隔でアンビル部14aが設けられており、このアンビル部14a間には、扇形状のインサート部14bが夫々設けられている。このインサート部表面14cは、弾性部材としての硬質ゴムにより構成されている。
【0022】
そして、カッター13によって紙おむつウェブwを切断する際、カッター13がカッターロール12の真下に位置する時に対応して、アンビル部14aがアンビルロール14の真上に位置するようになっている。
又、アンビルロール14の両端には、アンビルロール14よりもやや大きい径を有するリングロール14dが設けられている。
【0023】
カッターロール12とアンビルロール14との間のロール間ギャップは、生産する紙おむつ製品毎の仕様に基づいて、カッターロール12、及びアンビルロール14に夫々設けられるリングロール12c、及びリングロール14dの径を決定することにより決定される。ロール間ギャップのグリップ力は、インサート部材12b及びインサート間ギャップ調整により調整される。
【0024】
図3(a)に示すように、製品カッターユニット10のライン停止時における製品カッター部11では、カッターロール12が上昇、若しくはアンビルロール14が下降するので、カッターロール12のリングロール12cとアンビルロール14のリングロール14dとが離れる。すると、カッターロール12とアンビルロール14との間に大きくロール間ギャップが生じることになり、紙おむつウェブwは切断されず、下流の包装工程部へと送られていく。
【0025】
又、図3(b)に示すように、製品カッターユニット10のラインスタート時における製品カッター部11では、カッターロール12が下降、若しくはアンビルロール14が上昇するので、カッターロール12のリングロール12cとアンビルロール14のリングロール14dとが当接する。すると、カッターロール12とアンビルロール14との間に適当なロール間ギャップが形成されると共に、カッター刃13とアンビルロール14が正しい接圧・位置で接し、紙おむつウェブwがこの間に挿入されていくことにより、紙おむつウェブwの切断が開始される。
【0026】
製品カッター部11では、ライン停止、ラインスタート毎にこれらの動作を繰り返す。
尚、ライン停止、及びラインスタートの際において、カッターロール12、或いはアンビルロール14のどちらが移動するかについては、どちらの軸を固定とするかによる。
【0027】
コンベア15aは、製品カッター部11の搬出側に隣接して設けられ、製品カッター部11によって、ノッチを入れられて一部分を切断された紙おむつウェブwを、コンベア15aの搬出側に設けられる高速コンベア15bへ搬送する。
【0028】
高速コンベア15bは、コンベア15aから乗り移ってきた紙おむつウェブwを、更に下流の包装工程部へと搬送するものであり、高速コンベア15bの搬送速度は、コンベア15aの速度よりも高速度となるように設定されている。
このコンベア15aと高速コンベア15bの速度差は、紙おむつウェブwの製品品質を劣化させることなく引き千切りを行うことのできる条件、或いは必要な場合は、下流工程で所望の製品間ピッチを達成できる条件に基づいて決定される。
【0029】
次に、上述のように構成された本実施の形態の製品カッターユニット10による紙おむつウェブwの切断動作について説明する。
【0030】
紙おむつウェブwは、加工工程を経た後、コンベア15cによって製品カッター部11へ搬送され、カッターロール12とアンビルロール14との間のロール間ギャップに挿入される。そして、カッターロール12、及びアンビルロール14が回転して、カッター13、及びアンビル部14aが紙おむつウェブwに当接すると、カッター13によって、紙おむつウェブwの一部分がノッチを入れられて切断される。
【0031】
この時、紙おむつウェブwは完全に分断されないため、隣接する紙おむつWの前端部分と後端部分の一部が繋がっている状態のまま、紙おむつウェブwはコンベア15aへ送られ、コンベア15aによって更に、高速コンベア15bへ搬送される。
【0032】
紙おむつウェブwが、コンベア15aから高速コンベア15bへ乗り移る際、高速コンベア15bの搬送速度がコンベア15aより速くなっているため、紙おむつウェブwは、後方をコンベア15aによって送られる一方、前方を高速コンベア15bによって、コンベア15aの搬送速度よりも速い速度で送られる。従って、紙おむつウェブwの隣接する紙おむつWのうち前方の紙おむつWが、後方の紙おむつWによりやや引っ張られるような状態になる。すると、紙おむつウェブwのノッチは徐々に引き千切られていく。
【0033】
そして、紙おむつウェブwは、高速コンベア15bによって搬送される最中に、最終的に完全に分断されて個別の紙おむつWとなり、包装工程部へ搬送される。
【0034】
以上のように、本実施の形態の製品カッターユニット10によれば、カッター13に切欠き部13a…を設けたことにより、紙おむつウェブwは完全に分断されることなく、一部分にノッチを入れられて切断される。
従って、個別の紙おむつWのばたつきを抑え、位置ずれを起こすことなく、紙おむつウェブwをコンベア15a、及び高速コンベア15bに乗り移らせることができるので、安定した搬送と乗り移りを実現することができる。
【0035】
又、本実施の形態の製品カッターユニット10によれば、紙おむつウェブwは、コンベア15aより高速コンベア15bへ搬送されることにより、ノッチを入れられた部分から徐々に引き千切られて分断され、最終的には個別の紙おむつWとなるので、スムーズ、且つ安定して紙おむつウェブwを切断することができる。
【0036】
又、本実施の形態の製品カッターユニット10によれば、カッターロール12、及びアンビルロール14の表面が硬質ゴムで構成されるため、紙おむつウェブwのすべりに起因するスナップバックを防止することができ、紙おむつウェブwのノッチを誤って引き千切ってしまう恐れがない。
【0037】
尚、上記実施の形態においては、本発明にかかる製品カッターユニット10の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、カッター13に設けられる切欠き部13a…の間隔や、個数、幅等は生産加工する紙おむつ製品毎の性質に基づいて適宜変更可能である。
【0038】
又、紙おむつウェブwは、製品カッター部11により一部分にノッチを入れて切断するとしたが、コンベア15aと高速コンベア15bの速度差を利用して引き千切ることが可能であれば、どのようなノッチを入れてもよい。又、図1(b)に示すように、下側のコンベア15a、下側の高速コンベア15b、及び下側のコンベア15cを夫々バキュームコンベア15A、高速バキュームコンベア15B、及びバキュームコンベア15Cとする。ここで、上側のコンベア15a、上側のコンベア15cは、あってもなくともよいが、上側の高速コンベア15bは必要である。なお、バキュームコンベア15Cの配置、個数、形状、機能等は適宜変更可能である。
【0039】
又、カッターロール12、及びアンビルロール14のインサート部表面12b、及び14cを硬質ゴムで構成したが、この時のゴムの表面粗さ、硬度等は、生産加工する紙おむつ製品毎の性質に基づいて適宜変更可能であり、又、硬質ゴム以外の弾性部材を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、製品カッター部のカッターロールとアンビルロールとの間のロール間ギャップに紙おむつ帯状体が搬送され、カッターロールのカッターにより、紙おむつ帯状体に順次ノッチが入れられていく。特に、アンビルロールのアンビル部はカッターロールのカッターのピッチに対応しており、又、カッター間、及びアンビル部間の外周面は弾性部材により構成されている。そして、製品カッター部を通過した紙おむつ帯状体は、コンベアにより搬送された後に、更に、コンベアよりも高速度において高速コンベアにより搬送される。
【0041】
従って、紙おむつ帯状体は、繋がった状態を維持したままコンベア、及び高速コンベアへ搬送されるので、個別の紙おむつの前端部分がばたついたり、乗り移りエラーによる位置ずれを起こすことがない。又、紙おむつ帯状体は、コンベアから高速コンベアへ乗り移る際、後方をコンベアによって送られる一方、前方を高速コンベアによってコンベアよりも高速度で搬送されるので、紙おむつ帯状体の隣接する紙おむつのうち前方の紙おむつがやや引っ張られるような状態になる。すると、紙おむつ帯状体に入れられたノッチが徐々に引き千切られていき、最終的に完全に分断されるので、スムーズ、且つ安定して紙おむつ帯状体を切断することができる。さらに、カッターロールのカッター間及びアンビルロールのアンビル間の外周面に弾性部材を設けることにより、紙おむつ帯状体に対するカッターロール、及びアンビルロールのグリップ力を高め、カッターロール、及びアンビルロールが紙おむつ帯状体と接した際にすべりが生じるのを防止することができるので、すべりに起因するスナップバックにより、紙おむつ帯状体のノッチを誤って引き千切ってしまう恐れがない。
【0044】
請求項3記載の発明によれば、製品カッター部により、紙おむつ帯状体にノッチが入れられ、紙おむつ帯状体がコンベアから高速コンベアへ搬送される際に、コンベアと高速コンベアの速度差を利用して、紙おむつ帯状体のノッチが引き千切られて紙おむつ帯状体が分断される。
【0045】
従って、請求項1、又は2記載の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である製品カッターユニットを表す図(a)と、その変形例を表す図(b)である。
【図2】図1に示すカッターロールの斜視図(a)、正面図(b)、及びアンビルロールの正面図(c)である。
【図3】図1に示すカッターロール、及びアンビルロールのライン停止時における側面図(a)、及びラインスタート時における側面図(b)である。
【図4】従来の製品カッターユニットを表す図である。
【図5】図4に示すカッターロールの斜視図(a)、正面図(b)、及びアンビルロールの正面図(c)である。
【符号の説明】
10 製品カッターユニット
11 製品カッター部
12 カッターロール
13 カッター
13a 切欠き部
14 アンビルロール
14a アンビル部
15a コンベア
15b 高速コンベア
W 紙おむつ
w 紙おむつウェブ(紙おむつ帯状体)
Claims (3)
- 複数の紙おむつが帯状に連続してなる紙おむつ帯状体を切断する紙おむつの製品カッターユニットにおいて、長手方向に所定の間隔で切欠き部が設けられるカッターを外周面に所定のピッチで複数備えるカッターロールと、前記カッターのピッチに対応するアンビル部を外周面に備え前記カッターロールの直下に設けられるアンビルロールと、の間のロール間ギャップに搬送された前記紙おむつ帯状体に、前記カッターにより順次ノッチを入れる製品カッター部と、前記製品カッター部を通過した前記紙おむつ帯状体を搬送するコンベアと、前記コンベアから搬出される前記紙おむつ帯状体を、前記コンベアよりも高速に搬送する高速コンベアと、を備え、
前記カッターロールのカッター間、及び前記アンビルロールのアンビル部間の外周面が弾性部材により構成されていることを特徴とする紙おむつの製品カッターユニット。 - 前記弾性部材が硬質ゴムであることを特徴とする請求項1記載の紙おむつの製品カッターユニット。
- 請求項1、又は2記載の紙おむつの製品カッターユニットを利用した紙おむつの切断方法であって、前記製品カッター部により、前記紙おむつ帯状体にノッチを入れる工程と、前記紙おむつ帯状体が前記コンベアから前記高速コンベアへ搬送される際に、前記コンベアと前記高速コンベアの速度差を利用して、前記紙おむつ帯状体のノッチを引き千切って紙おむつ帯状体を分断する工程と、を含むことを特徴とする紙おむつの切断方法。
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