JP3942335B2 - ウインドウのデザイン変更方法およびシステム - Google Patents

ウインドウのデザイン変更方法およびシステム Download PDF

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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、GUI環境を搭載したコンピュータの画面上に表示されたウインドウのデザインをコンピュータ処理によってその輪郭を変更可能かつ輪郭内でウインドウの持っていた用役機能を保持させたまま変更するウインドウのデザイン変更方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、商品販売データ処理システムは、店舗内に配設された複数のPOSターミナル(例えば、電子キャッシュレジスタ)と,各POSターミナルを直接に管理するPOSサーバと,各POSサーバを介して各POSターミナルを間接的に一括管理するストアサーバから構成されている。
【0003】
また、各POSサーバとストアサーバとが、各POSターミナルの上位機となるが、さらなら大規模チェーン店のストアサーバは、本部内のホストコンピュータ(最上位機)にデータ通信回線網を介して接続さている。
【0004】
かかる商品販売データ処理システムでは、各POSターミナルが、店員(オペレータ)による指示により、上位機(例えば、POSサーバ)内の商品ファイルから商品データを得て、商品登録しかつ会計処理する。商品データおよび会計処理データは、各POSターミナルの表示器に表示され、プリンタでジャーナル,レシートに印刷される。合計金額や釣銭額が算出され、ドロワが自動開放される。
【0005】
したがって、商品データおよび会計処理データを分析すれば、複雑な商品販売業務,会計処理業務を正確かつ迅速に行なえるとともに、上位機側において、店舗売上情報(商品データおよび会計処理データ)を分析すれば、店舗販売実績等を掌握できる。
【0006】
かかる各POSターミナル,ストアサーバ等を構成するコンピュータでは、GUI(Graphical User Interface)環境を搭載することにより画面上に表示したウインドウを利用しかつマウス操作によって商品販売データ処理等を迅速かつ正確に実行可能に形成されている。すなわち、商品販売データ処理の場合、初心者レベルの店員でも直感的かつ容易に操作可能に形成されている。また、パーソナルコンピュータの普及拡大は、GUI具備によるところが大きい。
【0007】
ここに、ウインドウは、画面表示で、画面上に領域を区切って文書(テキスト)や画像等を表示する機能乃至その領域である。かくして、一般的なフレームのみならず、オンオフ信号発生機能を持つボタン,絵やアイコンもウインドウといえる。この明細書では、フレーム,ボタン等もウインドウと定義する。
【0008】
ところで、より一層の取り扱い簡単化を図るための一策としてあるいは個人的かつ趣味的な要求として、画面上のデザイン変更容易化が要請されている。デザイン変更の従来代表例としては、各ウインドウのレイアウトを含む画面全体のデザイン(レイアウト)変更と,選択されたアプリケーションの機能的内容から画面全体の基本的なレイアウトは一定としつつもレイアウト画面を構成する各ウインドウ自体のデザイン変更と、が挙げられる。
【0009】
従来、前者変更は選択したウインドウをドラッグ・アンド・ドロップする方法により、
後者変更は予めデザインされたウインドウを選択して元のウインドウと入れ替えたり、覆い被せたりする方法により、デザインを見掛的に変更している。いずれの場合も、指定(選択)したウインドウをマウス操作により同形で拡縮することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、業務用装置(例えば、商品販売データ処理装置)では、実行すべき業務が決まっているので各業務に必須の各種ウインドウを配設した画面上の基本的なレイアウト画面は必然的に複数種類に絞られる。例えば、ウインドウの種類(ボタン等)および数は同じで左利き用と右利き用との相異やクレジット決済処理機能を組込んだ型と組込まれない型の相異で、レイアウト画面を異ならせる程度である。
【0011】
しかし、例えば、チェーン店の地域的事情,競業者との関係,さらには担当店員の平均的レベルや趣味的要求から、上記レイアウト画面のデザイン変更では足らず、レイアウト画面のデザインが同一でもそれを構成する各ウインドウのデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をも変更したいとの要求がある。さらに、店舗全体でなく、階数,売場、または時期的に、さらには担当者グループ別に各ウインドウのデザインを変更したいとの要求も強い。
【0012】
しかも、デザイン変更対象である元のウインドウの持つ用役機能[例えば、(ボタン機能…オンオフ信号発生機能)等]は、デザイン変更後のウインドウの輪郭範囲内に限り有効に維持させるべきであるとの指摘も多い。ウインドウ(例えば、ボタン)のデザイン(形状…輪郭)が、あるボタン(ウインドウ)を押下した場合に他のボタン(ウインドウ)にも触れてしまう等の不都合があるので、これを回避するために輪郭範囲内機能維持が必要である。
【0013】
したがって、製作者側からすると、多種多様なデザインのウインドウおよびそれらの画面上の組合せである固定的なデザインを個別的かつ一体的完成品としてプログラムや画像データ等を作成しなければならないので、人的かつ時間的にもコスト高を招く。また、使用者側にとってもデザイン変更専門員を確保しなければならないばかりか、デザイン変更中は業務停滞となる不利益を伴う。
【0014】
さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ウインドウの形状・輪郭が表示器つまり表示画面(背景)の大きさをいっぱいに有効利用するために画一形状(四角形状)とされている点に関して、趣味感が劣るとの指摘がある。例えば、パーソナルコンピュータの所有者は、画面上に表示される魚(地球)は観光船(宇宙船)の丸形状覗き窓(ウインドウ)から見る方が臨場感に富むので、それを望む。電子メールで送るメッセージは、例えばハート形状のウインドウ内に打ち込み作成し、それを特定の人に送信したいとの希望もある。
【0015】
換言すれば、ウインドウのデザイン(特に、形状中の平面的輪郭)を多種多様に、しかも簡単に変更できれば、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できると確信する。
【0016】
本発明の第1の目的は、画面上に表示されるウインドウのデザインを簡単に変更することのできるウインドウのデザイン変更方法を提供することにある。第2の目的は、ウインドウのデザイン変更方法を確実かつ容易に実施することのできるウインドウのデザイン変更システムを提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、GUI環境を搭載したコンピュータの画面上に表示されたウインドウのデザインをコンピュータ処理によって変更するウインドウのデザイン変更方法であって、複数のウインドウ中から、デザイン変更対象のウインドウを指定させる指定メニューを表示するステップと、予めメモリに各ウインドウの輪郭と同じ輪郭を形成するベクターデータを伴って記憶された複数のビットマップの中から、任意のビットマップを選択する選択メニューを表示するステップと、前記選択メニューで選択された前記ビットマップを走査するステップと、前記指定メニューで指定された指定ウインドウの輪郭を前記走査によって得られる前記ビットマップのデザインに属する輪郭に変更するステップと、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で前記選択されたビットマップを表示する位置を決定するステップと、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップのデザインに属する輪郭との間の領域を削除するステップと、前記選択されたビットマップを決定した位置に表示するステップと、変更前の指定ウインドウが持っていた用役機能を変更後のデザインに属する輪郭内で引継がせるステップと、を備えたことを特徴とするウインドウのデザイン変更方法である。
【0018】
かかる発明では、コンピュータ(表示部)の画面に表示されたウインドウの中からデザイン変更対象としてウインドウ(例えば、データ表示機能を有する四角形状のフレームやオンオフ信号発生機能を有するボタン)を指定する。また、予め記憶されたビットマップの中から指定ウインドウのデザインの変更しようとするデザインにビットマップを選択する。
【0019】
すると、指定されたウインドウ(自己)が具備するデザイン変更機能が働く。つまり、デザイン自己変更プログラムは、自己(指定ウインドウ)のデザイン[形状(輪郭),色彩等]を選択されたビットマップのデザイン[形状(輪郭),色彩等]と同じデザイン[形状(輪郭),色彩等]に自動自己変更する。
【0020】
この自動自己変更は、指定ウインドウとして持っていた用役機能(データ表示機能やオンオフ信号発生機能)を自動自己変更後のデザイン(選択ビットマップ)に属する輪郭範囲内で有効に引継がせる。輪郭外は、当該用役機能を有せず、例えば単なる画面背景色となる。
【0021】
なお、指定ウインドウを選択ビットマップに縮小する場合と拡大する場合がある。ただし、縮小の場合は元の画面上のレイアウト画面を問題としなくてもよいが、拡大の場合は元のレイアウト画面上におけるウインドウのレイアウトを考慮してからデザインを選択すべきである。変更後のウインドウが重なってしまう場合が生じるからである。
【0022】
したがって、画面上の基本的なレイアウト画面が同じでも各ウインドウ(フレーム,ボタン等)のデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をその用役機能を維持しつつ簡単かつ多種多様に変更できるから、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できる。
【0023】
すなわち、例えば店舗業務用装置では地域的事情,競業者等、さらには担当者グループ別にあるいは担当店員の平均的レベルや趣味的要求に応えられるとともに、コンピュータ操作を一段と簡単化できる。しかも、デザイン変更対象である元のウインドウの持つ用役機能は、デザイン変更後のウインドウの輪郭範囲内に限り有効に維持させるので、例えば隣接ボタンを押下した場合に他のボタンにも触れてしまう等の不都合を回避できる。
【0024】
また、製作者側は、多種多様なデザインのウインドウを固定的に個別的かつ一体的完成品としてプログラムや画像データ等を作成する必要がなくなるので、人的かつ時間的に大幅なコスト低減を図れる。また、使用者側にとっても、デザイン変更専門員でなくても迅速かつ容易にデザイン変更を行えるので、業務能率を向上できる。さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ウインドウの形状・輪郭の趣味感を満たすことができる。
【0025】
請求項2の発明は、前記ビットマップを表示する位置を決定するステップは、前記ビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で、前記ベクターデータに基づく輪郭に対する前記ビットマップの位置情報を含めて前記ビットマップを表示する位置を決定する請求項1記載のウインドウのデザイン変更方法である。
【0026】
かかる発明では、ラスタデータであるビットマップは、ベクターデータとの関係において相対位置情報を規定された状態でメモリに記憶されている。デザイン自己変更機能は、指定ウインドウを選択されたベクターデータを伴うビットマップのデザインに自動自己変更する。デザイン変更後の指定ウインドウ(選択ビットマップ)の画面上の表示位置は、当該ベクターデータで規定される相対位置情報を利用して自動自己変更前の指定ウインドウの輪郭との関係で決まる。
【0027】
したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにデザイン変更前の指定ウインドウの表示位置に対するデザイン変更後の当該指定ウインドウ(選択ビットマップ)の表示位置を簡単に見分けることができる。すなわち、選択ビットマップの輪郭(形状…平面的大きさ)が指定ウインドウの輪郭(形状…平面的大きさ)よりも小さいデザイン縮小でも、これと逆のデザイン拡大の場合でも、画面全体レイアウトにマッチさせたウインドウのデザイン変更が容易になる。
【0028】
請求項3の発明は、任意のビットマップを選択する選択メニューを表示するステップは、前記画面上で選択対象である前記ビットマップを、当該ビットマップのデザインに属する輪郭および色彩で表示しかつ前記ベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップの輪郭との間の領域を当該ビットマップの表示色彩と異なる色彩で表示する請求項2記載のウインドウのデザイン変更方法である。
【0029】
かかる発明では、画面上において、選択対象であるビットマップは、当該デザインに属する輪郭および色彩で表示される。また、ベクターデータに基づく輪郭と当該ビットマップの輪郭との間の領域が、当該ビットマップの表示色彩(例えば、ボタン等の色彩として採用され易い“シルバー”)と異なる色彩(例えば、滅多に利用されない“ピンク”)で表示される。
【0030】
指定ウインドウのデザイン変更後は、ピンクの領域はビットマップでないから画面上には表示されない。つまり、デザイン変更前の指定ウインドウの輪郭(形状…平面的大きさ)に対するデザイン変更後の指定ウインドウ(ビットマップ)の輪郭(形状…平面的大きさ)の表示位置の目安を明確かつ正確に把握できる。
【0031】
したがって、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにデザイン変更前の指定ウインドウの表示位置に対するデザイン変更後の当該指定ウインドウ(選択ビットマップ)の表示位置を一段と簡単に見分けることができかつその取り扱いが一層容易になる。
【0032】
請求項4の発明は、前記画面上で重ね表示されかつ各用役機能としてボタン機能を持っている複数のウインドウが指定され、指定されたウインドウのボタンごとに変更するボタンを表すデザインのビットマップがそれぞれに選択された場合に、選択メニューで選択された前記ビットマップを走査するステップが、前記選択された各ビットマップを走査し、指定ウインドウの形状を選択されたビットマップの走査によって得られるビットマップの輪郭に変更するステップが、各指定ウインドウの形状を前記走査によって得られる各ビットマップのデザインに属する輪郭の形状に変更し、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で選択されたビットマップを表示する位置を決定するステップが、各ビットマップの表示位置を決定し、選択されたビットマップを表示するステップが、前記各選択ビットマップを決定された各位置で上下に重複しない状態で同時表示する請求項2記載のウインドウのデザイン変更方法である。
【0033】
かかる発明では、画面上で重ね表示可能な複数のウインドウを指定する。各指定ウインドウの用役機能はボタン機能である。そして、指定ウインドウごとに対応するボタンを表すデザインのビットマップをそれぞれに選択する。すると、各指定ウインドウが、当該各選択ビットマップに自動自己変更する。各指定ウインドウの自動自己変更後の当該各ビットマップ(ウインドウ)を上下に重複しない状態で同時表示することにより複数ボタンの平面的組合せボタンとして表示できる。
【0034】
したがって、請求項1または請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに例えば画像操作用のボタン(再生,停止,一時停止,早送り,…)を直線形状や楕円形状に組合せたユニークなデザインに変更できる。
【0035】
請求項5の発明は、前記画面上で表示されかつ用役機能としてボタン機能を持っているウインドウが指定された場合、前記指定ウインドウのボタンのデザインを、平面的同一位置に交互に表示される2つの選択ビットマップのボタンに変更しつつ、始めに表示中のボタンが操作された場合にそれまで非表示状態であったボタンを表示しかつそれまで表示状態であったボタンを非表示状態に切替え可能に当該指定ウインドウのデザインを変更する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のウインドウのデザイン変更方法である。
【0036】
かかる発明では、1つのウインドウ(ボタン)を指定しかつデザインが異なる2つのビットマップつまりボタン(ウインドウ)を選択する。自動自己変更機能は、指定ウインドウのボタンのデザインを2つの選択ビットマップのボタンに対応する2つのデザインに変更する。
【0037】
自動自己変更態様としては、表示中のボタンが操作された場合にそれまで非表示状態であったボタンを表示しかつそれまで表示状態であったボタンを非表示状態に切替え可能にする。つまり、ボタンのオン状態(突出)とオフ状態(沈下)とに変更する。但し、変更順序は、始めに変換したボタンを操作することにより当該オンオフ信号発生機能を働かせて残りのボタンをデザイン変更するのが好ましい。平面的同一位置に交互に表示する必要があるからである。
【0038】
したがって、請求項6から請求項8までの各発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにオンオフ信号発生機能を有するボタンの実際の使用に際する臨場感に富んだデザインに変更できる。
【0039】
請求項6の発明は、前記指定メニューを表示するステップは、用役機能を持った複数種類の基準ウインドウが表示されるレイアウト画面の中から基準ウインドウを指定する指定メニューを表示し、前記指定メニューで指定された基準ウインドウ毎に当該各選択ビット マップのデザインに変更して前記レイアウト画面を保持しつつ各基準ウインドウのデザイン変更を通じて全体的画面内デザインを変更する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のウインドウのデザイン変更方法である。
【0040】
かかる発明では、例えばデビットカード処理業務やゲームの実行に際して、デザイン変更機能を起動すると、画面上に当該業務を遂行するに好適な予め設定された基準レイアウト画面が表示される。この基準レイアウト画面には、複数種類の基準ウインドウ(フレーム,ボタン等)が表示されている。
【0041】
ここに、希望する基準ウインドウを指定しかつこの指定基準ウインドウに対してビットマップを選択する。当該指定基準ウインドウは、選択ビットマップのデザインに自動自己変更される。他の指定基準ウインドウに対しても同様にデザイン変更する。かくして、基準レイアウト画面を保持しつつ、この画面を構成する各基準ウインドウのデザイン変更を通じて全体的画面内デザインを変更することができる。
【0042】
したがって、請求項1から請求項5のいずれかの各発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに基準レイアウト画面を維持してその操作性を担保しつつ個々のウインドウのデザインを変更することで画面全体のデザインを変更できるから、利用性が高くかつ各使用者の趣味的希望にも応えられる。
【0043】
請求項7の発明は、前記画面上に表示された基準ウインドウが商品販売データ処理を遂行するための指令を与えたり、その処理結果を表示したりするウインドウであるウインドウのデザイン変更方法である。
【0044】
かかる発明では、商品販売データ処理(商品登録,会計処理等)の実行要求をすると、
画面上には、当該処理を遂行するための指令を与える基準ウインドウ(ボタン)や商品販売データ処理結果を表示する基準ウインドウ(データ表示領域)等を含む基準レイアウト画面が表示される。
【0045】
したがって、請求項6の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに当該商品販売データ処理業務を高能率で遂行することができるとともに、例えば店員のレベルに応じた各基準ウインドウのデザイン変更ができるので適応性が広い。
【0046】
請求項8の発明は、GUI環境を搭載したコンピュータの画面上に表示されたウインドウのデザインをコンピュータ処理によって変更可能に形成されたウインドウのデザイン変更システムであって、前記画面上に用役機能を持ったウインドウを表示するウインドウ表示制御手段と、画面上に表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として任意のウインドウを指定するウインドウ指定手段と、各ウインドウの輪郭と同じ輪郭を形成するベクターデータを伴った複数のビットマップを記憶可能なメモリと、このメモリに記憶されているビットマップの中から任意のビットマップを選択するビットマップ選択手段と、前記選択手段で選択された前記ビットマップを走査し、前記ウインドウ指定手段で指定された指定ウインドウの形状を前記走査によって得られる前記ビットマップのデザインに属する輪郭に変更し、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で前記選択されたビットマップを表示する位置を決定し、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップのデザインに属する輪郭との間の領域を削除し、変更前の指定ウインドウが持っていた用役機能を変更後のデザインに属する輪郭内で引継がせるデザイン自己変更制御手段と、前記選択手段で選択された前記ビットマップをデザイン自己変更制御手段で決められた表示位置に表示する表示制御手段と、を具備することを特徴とするウインドウのデザイン変更システムである。
【0047】
かかる発明では、ウインドウ表示制御手段は、用役機能を持ったウインドウ(フレーム,ボタン等)を画面上に表示する。このウインドウのデザインを変えたい場合には、ウインドウ指定手段を用いて、画面上に表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として任意のウインドウを指定する。また、ビットマップ選択手段を用いて、メモリに記憶されている複数のビットマップの中から任意のビットマップを選択する。
【0048】
すると、ウインドウ指定手段で指定されたウインドウのデザインをビットマップ選択手段で選択されたビットマップのデザインと同じデザインに自動自己変更する。
【0049】
指定ウインドウとして持っていた用役機能を自動自己変更後のデザイン(選択ビットマップ)に属する輪郭内で有効に引継がせつつ実行される。変更後ウインドウ表示制御手段は、自動自己変更後の指定ウインドウを自動自己変更前のウインドウとの関係で決められた画面上の位置に表示する。
【0050】
なお、指定ウインドウを選択ビットマップに縮小する場合と拡大する場合がある。ただし、縮小の場合は元のウインドウ画面上のレイアウト画面を問題としなくてもよいが、拡大の場合は元の画面上におけるウインドウのレイアウトを考慮してからデザインを選択すべきである。変更後のウインドウが重なってしまう場合が生じるからである。
【0051】
したがって、画面上の基本的なレイアウト画面が同じでも各ウインドウ(フレーム,ボタン等)のデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をその用役機能を維持しつつ簡単かつ多種多様に変更できるから、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できる。取り扱いも簡単で利用性が高い。
【0052】
すなわち、請求項1のデザイン変更方法の場合と同様に、例えば店舗業務用装置では地域的事情,競業者等、さらには担当者グループ別にあるいは担当店員の平均的レベルや趣味的要求に応えられるとともに、コンピュータ操作を一段と簡単化できる。しかも、デザイン変更対象である元のウインドウの持つ用役機能は、デザイン変更後のウインドウの輪郭範囲内に限り有効に維持させるので、例えば隣接ボタンを押下した場合に他のボタンにも触れてしまう等の不都合を回避できる。
【0053】
また、製作者側は、多種多様なデザインのウインドウを固定的で個別的かつ一体的完成品としてプログラムや画像データ等を作成する必要がなくなるので、人的かつ時間的に大幅なコスト低減を図れる。また、使用者側にとってもデザイン変更専門員でなくても迅速かつ容易にデザイン変更を行えるので、業務能率を向上できる。さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ウインドウの形状・輪郭の趣味感を満たすことができる。
【0054】
請求項9の発明は、GUI環境を搭載したコンピュータの画面上に表示されたウインドウのデザインをコンピュータ処理によって変更可能に形成されたウインドウのデザイン変更システムであって、前記画面上に重ね表示されかつ用役機能がボタン機能である複数のウインドウを表示するウインドウ表示制御手段と、画面上に重ね表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として複数のウインドウを指定可能なウインドウ指定手段と、各ウインドウの輪郭と同じ輪郭を形成するベクターデータを伴った複数のビットマップを記憶可能なメモリと、このメモリに記憶されているビットマップの中から指定された各ウインドウに対応させた複数のビットマップを選択可能なビットマップ選択手段と、前記選択手段で選択された各ビットマップを走査し、前記ウインドウ指定手段で指定された各指定ウインドウの形状を前記走査によって得られる各ビットマップのデザインに属する輪郭に変更し、前記各ビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の各指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で前記各ビットマップを表示する位置を決定し、前記各 ビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップのデザインに属する輪郭との間の領域を削除し、変更前の各指定ウインドウが持っていた用役機能を変更後の各デザインに属する輪郭内で引継がせるデザイン自己変更制御手段と、前記選択手段で選択された前記ビットマップをデザイン自己変更制御手段で決められた表示位置で上下に重複しない状態で同時表示する表示制御手段と、を具備することを特徴とするウインドウのデザイン変更システムである。
【0055】
かかる発明では、ウインドウ表示制御手段は、用役機能がボタン機能であるウインドウ(ボタン)を画面上に重ねて表示する。このウインドウ(ボタン)のデザインを変えたい場合には、ウインドウ指定手段を用いて、画面上に重ね表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として複数のウインドウ(ボタン)を指定する。また、ビットマップ選択手段を用いて、メモリに記憶されている複数のビットマップの中からウインドウ指定手段を用いて指定された各ウインドウ(ボタン)に対応させた複数のビットマップ(ボタン)を選択する。
【0056】
すると、デザイン自己変更制御手段が働き、ウインドウ指定手段で指定された各ウインドウのデザインをビットマップ選択手段で選択された当該各ビットマップのデザインと同じデザインに自動自己変更する。
【0057】
この自動自己変更は、各指定ウインドウとして持っていたボタン機能を自動自己変更後の当該各デザイン(各選択ビットマップ)に属する輪郭内で有効に引継がせつつ実行される。変更後ウインドウ表示制御手段は、自動自己変更後の当該各ビットマップを上下に重複しない状態で同時表示することにより複数ボタンの平面的組合せボタンとして表示する。
【0058】
なお、各指定ウインドウを各選択ビットマップに縮小する場合と拡大する場合がある。ただし、縮小の場合は元のウインドウ画面上のレイアウト画面を問題としなくてもよいが、拡大の場合は元の画面上におけるウインドウ(ボタン)のレイアウトを考慮してからデザインを選択すべきである。変更後のビットマップ(ボタン)が重なってしまう場合が生じるからである。
【0059】
したがって、画面上の基本的なレイアウト画面が同じでも各ウインドウ(ボタン)のデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をそのボタン機能を維持しつつ簡単かつ多種多様に変更できる。つまり、例えば画像操作用のボタン(再生,停止,一時停止,早送り,…)を直線形状や楕円形状に組合せたユニークなデザインに変更できる。かくして、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できる。取り扱いも簡単で利用性が高い。
【0060】
すなわち、請求項1のデザイン変更方法および請求項8のデザイン変更システムの場合と同様に、例えば店舗業務用装置では地域的事情,競業者等、さらには担当者グループ別にあるいは担当店員の平均的レベルや趣味的要求に応えられるとともに、コンピュータ操作を一段と簡単化できる。しかも、デザイン変更対象である元の各ウインドウの持つボタン機能は、デザイン変更後の各ビットマップの輪郭範囲内に限り有効に維持させるので、例えば隣接ボタンを押下した場合に他のボタンにも触れてしまう等の不都合を回避できる。
【0061】
また、製作者側は、多種多様なデザインのウインドウ(ボタン)を固定的で個別的かつ一体的完成品としてプログラムやボタンデータ等を作成する必要がなくなるので、人的かつ時間的に大幅なコスト低減を図れる。また、使用者側にとってもデザイン変更専門員でなくても迅速かつ容易にボタンのデザイン変更を行えるので、業務能率を向上できる。さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ボタン(ウインドウ)の形状・輪郭の趣味感を満たすことができる。
【0062】
請求項10の発明は、前記メモリに記憶されているビットマップの中から任意のビットマップを選択可能に前記画面上に選択メニューを表示する選択メニュー表示制御手段を設けかつ前記ビットマップ選択手段が表示された選択メニューを参照して選択可能に形成された請求項8または請求項9記載ウインドウのデザイン変更システムである。
【0063】
かかる発明では、選択メニュー表示制御手段は、メモリに記憶されているビットマップの中から任意のビットマップを選択できるように、画面上に選択メニューを表示する。ビットマップ選択手段は、表示された選択メニューを参照して選択ビットマップを選択することができる。
【0064】
したがって、請求項8または請求項9の各発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに取り扱い容易で、ビットマップの選択操作を一段と迅速かつ正確に行える。
【0065】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0066】
本ウインドウのデザイン変更方法を実施するために好適なデザイン変更システムは、図1に示す如く、基本的構成が電子キャッシュレジスタ10(パーソナルコンピュータ20)から形成され、さらにウインドウ表示制御手段(30)とウインドウ指定手段(55)とビットマップ選択手段(55)とデザイン自己変更制御手段(30,41)と変更後ウインドウ表示制御手段(30,41)とを有し、表示器(60)の画面60G上に表示された用役機能を持ったウインドウの中からデザイン変更対象として任意ウインドウを指定可能かつメモリ(35BMP)に記憶されている複数のビットマップの中から任意ビットマップを選択可能であるとともに、指定ウインドウのデザインを選択ビットマップのデザインと同じデザインに自動自己変更可能で、この自動自己変更が指定ウインドウとして持っていた用役機能を自動自己変更後のデザイン(選択ビットマップ)に属する輪郭内で有効に引継がせつつ実行可能かつ自動自己変更後のウインドウを自動自己変更前のウインドウとの関係で決められた画面60G上の位置に表示可能に形成されている。
【0067】
図1において、商品販売データ処理装置である電子キャッシュレジスタ10は、制御部(CPU31,ROM32,RAM33等)30,HDD35,FDD36,キーボード50,マウス55,オペレータ用表示器60,客用表示器70,入出力ポート42および通信用のインターフェイス43等を具備するパーソナルコンピュータ20等から形成され、商品販売データ処理(商品登録,会計処理等)を実行可能である。
【0068】
40はキーボード回路、41は表示制御回路である。商品販売データ処理を実行するために必要とするその他の入力装置(スキャナ,カードリーダ−等)80およびその他の出力装置(プリンタ,カードライター,自働開放付きドロワ等)90は、入出力ポート42を介して制御部30に接続されている。
【0069】
ここに、HDD35には、商品販売データ処理に係る各種プログラムを格納するプログラムファイル35PRG,例えば図5,図6に示す基準レイアウト画面WL01,WL02等を格納させた基準レイアウト画面ファイル35KLGおよび複数のビットマップを記憶させたビットマップファイル(メモリ)35BMPが形成されている。いずれのファイルもRAM33に展開して使用される。
【0070】
メモリ(35BMP)に記憶されるビットマップとしては、例えば、図13(B)に示すボタン(ウインドウ)WB031,図18のボタン(ウインドウ)WB051〜WB055および図19のボタン(ウインドウ)WB061〜WB065の他、図9に示す円形状のフレーム(ウインドウ)WF02,図10に示すハート形状のフレーム(ウインドウ)WF03も含まれる。
【0071】
なお、メモリ(35BMP)に記憶されるビットマップは、ビットマップ以外の他形式データ(例えば、JPEG,GIF等の圧縮された画像データ)として当該メモリ(35BMP)に記憶可能でかつ詳細後記のデザイン自己変更制御手段(30)で自動自己変更動作が実行するまでに、当該他形式データはビットマップにデータ変換される。選択メニューの表示の際にデータ変換かつ表示できるのが好ましい。
【0072】
図5,図6に示す基準レイアウト画面WL01,WL02等は、基準レイアウト画面ファイル35KLGに格納されているが、プログラムファイル35PRGに格納されて商品販売データ処理プログラムとの関係において、当該プログラムと一体的に記憶させておいてもよい。
【0073】
図5,図6において、基準レイアウト画面WL01,WL02は、商品販売データ処理を遂行するための指令を与えたり、その処理結果を表示したりする基準ウインドウからなる画面上のレイアウト基準であって、図5は右利き用で、図6は左利き用を示す。ナビケーションWB02の画面60G上の配設位置が左右逆に構築されている。
【0074】
図5において、基準レイアウト画面WL01は、システムの状態や警報等に関する情報を表示するためのアラート用フレーム(ウインドウ)WA01,アプリケーション(商品販売データ処理プログラム)を実行するために必要な情報および処理結果等を表示するアプリケーション用フレーム(ウインドウ)WF01,ヘルプ用ボタン(ウインドウ)WB01およびナビケーションWB02を形成する複数のナビケーション用ボタン(ウインドウ)WB03を含み、商品販売データ等をオペレータに知らせるオペレータ用表示器60の画面60Gに表示される。
【0075】
アプリケーション用フレーム(ウインドウ)WF01は、売上日報等を表示するフレーム(ウインドウ)WF011,当該機能概要等を表示するフレーム(ウインドウ)WF012および項目説明等を表示するフレーム(ウインドウ)WF013等の組合せである。
【0076】
基準レイアウト画面WL01の全体は、従来例の場合と同様に、そのフレームの角乃至辺をマウスポインターでドラッグしてドローすることにより画面60Gの四角画面(図9,図10の2点鎖線で示す画面60Gを参照)の画面いっぱいからそれ以下の任意の大きさに拡縮可能である。
【0077】
この際、図5の各四角形状のフレーム(ウインドウ)WA01,WF01,WB01およびWB03は、独立的なものであるから元の形状(大きさ…輪郭)を維持する。ただし、基準レイアウト画面WL01の拡縮に応じて比率一定のまま拡縮連動可能に構築することもできる。
【0078】
ここに、ウインドウ表示制御手段(制御部30)は、画面60G上に、用役機能(データ表示機能,オンオフ信号発生機能等)を持ったウインドウ(フレーム,ボタン等)を表示する(図2のST12)。
【0079】
この実施形態では、デザイン変更要求が成されると、オペレータ用表示器60の画面60Gに図5に示す右利き用の基準レイアウト画面WL01が表示される(図2のST10)。左利き用を表示したい場合には、当該画面60G中に併表示(図5では図示省略)された選択メニューを利用して、図6の基準レイアウト画面WL02を選択して表示切替える(ST11のYES,ST12)ことができる。
【0080】
選択メニュー(フレーム)WM01は、図4(図5,図6では図示省略した。)に示すように、各種の基本レイアウト画面の中から1つの基本レイアウト画面(例えば、商品登録用で左利き用)を選択可能にメニューを表示するための選択メニュー表示フレーム(ウインドウ)WM012と,そのタイトル(画面の基本レイアウト)を表示するメニュータイトル表示フレーム(ウインドウ)WM011とからなる。各ウインドウWM01,WM011,WM012の用役機能は、データ表示機能である。Sはスクロールバーである。
【0081】
なお、基準レイアウト画面(図5のWL01)は、商品登録(商品販売データ処理)モードに切替えた場合に、基準レイアウト画面ファイル35KLGから読み取られて表示(ST10)される。設定モード,点検モードや精算モードに切替えた場合には、当該各基準レイアウト画面(図示省略)が表示される。
【0082】
ウインドウ指定手段は、画面60G上に表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として任意のウインドウを指定する手段で、図1に示すマウス55から形成されている。キーボード50等から形成してもよい。
【0083】
すなわち、ウインドウ指定手段(55)を用いかつ指定メニューを参照して、例えば図5に示す基本レイアウト画面WL01中に表示されたボタン(ウインドウ)WB03を指定(図2のST13のYES)する。
【0084】
詳しくは、図11(図5では図示省略した。)に示す指定メニュー(フレーム)WM04を用いて指定する。このフレームWM04は、各種のボタンの中から1つのボタン(例えば、業務操作用)を指定可能にメニューを表示する指定メニュー表示フレーム(ウインドウ)WM042と,そのタイトル(ボタン)を表示するメニュータイトル表示フレーム(ウインドウ)WM041とからなる。
【0085】
ここで、図5,図13(A)に示す業務操作用の基準ウインドウであるボタンWB03を指定する(ST13のYES)。当該指定ウインドウ(WB03)がRAM33に記憶される(ST14)。
【0086】
そして、キー操作等によりビットマップの表示要求を成す(ST15のYES)と、メモリ(ビットマップファイル35BMP)から読み込んだ当該ウインドウ(ボタンWB03)に属するビットマップが所定形式(例えば、サムネイル形式)で一覧表示(ST16)される(図示省略)。
【0087】
すなわち、この実施形態では、選択メニュー表示制御手段(制御部30)を設けてメモリ(35BMP)に記憶されているビットマップの中から任意のビットマップを選択するための選択メニューを画面60G上に表示する。そして、ビットマップ選択手段(55)は、表示された選択メニューを参照して選択することができる。
【0088】
かくして、ビットマップ選択手段(55)を用いて1つのビットマップを選択する。具体的には、ビットマップの一覧表示とともに画面60Gに表示された図12に示す下位の選択メニューWM05を用いて図13(B)に示す細長角丸(ボタンWB031)を選択(ST17のYES)する。
【0089】
なお、選択メニューWM05は、図12に示すメニュータイトル表示フレーム(ウインドウ)WM051および各種のボタン形状の中から1つのボタン形状(例えば、細長角丸)を選択可能にメニューを表示する選択メニュー表示フレーム(ウインドウ)WM052からなる。
【0090】
ここにおいて、デザイン自己変更制御手段(制御部30および表示制御回路41)が、ウインドウ指定手段(55)で指定された図13(A)に示すウインドウ(ボタンWB03)のデザインをビットマップ選択手段(55)で選択されたビットマップのデザイン(細長角丸)と同じデザイン(細長角丸)に自動自己変更(ST18)する。この変更後に全てを終了(ST19のYES)する。
【0091】
詳しくは、図3において、制御部30は、この実施形態ではプログラムファイル35PRGに格納されたデザイン自己変更プログラムにしたがって、図13(B)に示すデザイン(細長角丸)の選択ビットマップ(ボタンWB031)を読み込む(図3のST181)。このビットマップWB031は、ラスタデータでありかつベクターデータ(B31)との関係において相対位置情報を規定された状態でメモリ(35BMP)に記憶されている。
【0092】
つまり、選択前に、選択しようとするビットマップWB031が、画面60G上において、当該デザインに属する輪郭(細長角丸)および色彩(例えば、ボタン等の色彩として採用され易い“シルバー”)で表示(この実施形態では、サムネイル形式で表示)される。
【0093】
同様に、ベクターデータに基づく輪郭(細長四角)と当該ビットマップの輪郭(細長角丸)との間の図13(B)に示す領域B31は、当該ビットマップの表示色彩と異なる色彩(例えば、滅多に利用されない“ピンク”)で表示される。なお、“ピンク”部分(領域B31)は、説明便宜的にハッチングメッシュ表示してある。
【0094】
しかも、ベクターデータに基づく輪郭(細長四角)が指定ウインドウの輪郭(細長四角)と同じであるととも、図13(B)の選択ウインドウ(ボタンWB031)に伴う領域B31の左上コーナーCは、図13(A)の指定ウインドウ(ボタンWB03)の左上コーナーCと位置合されてデザイン変更されるものと形成されている。
【0095】
つまり、図13(A)に示す元のウインドウWB03と同図(B)のピンク領域B31は、同形状(同輪郭)に形成されている。したがって、変更後のボタンWB031の表示位置を、その変更前に元の指定ボタンWB03の表示位置との関係で推定することができるわけである。
【0096】
かくして、制御部30は、選択されたビットマップ(WB031)を主走査方向および副走査方向に走査(図3のST182)し、走査結果(ビットマップの輪郭)にしたがって、指定ウインドウWB03のデザインに属する輪郭を自動自己変更(ST183)する。
【0097】
このデザイン変更後の選択されたビットマップ(ビットマップWB031)の画面60G上の表示位置は、当該ベクターデータB31で規定される相対位置情報を利用して自動自己変更前の指定ウインドウWB03の輪郭(細長四角)との関係で決まる(ST184)。
【0098】
つまり、指定ウインドウWB03のデザイン変更後は、図13(B)でハッチングメッシュ表示したピンク領域B31はビットマップでないから削除(ST185)され、図13(C)および図14に示す如く画面60G上には表示(ST186)されることはない。BGは背景色で画面60Gの地色である。
【0099】
この自動自己変更は、指定ウインドウWB03として持っていた用役機能(オンオフ信号発生機能)を自動自己変更後のデザイン(細長角丸)に属する輪郭内(つまり、ビットマップWB031内)で有効に引継がせつつ実行される。図13(B)に示す領域B31は、図13(C)に示す背景色BGとなり、当該用役機能(オンオフ信号発生機能)を持たない。
【0100】
変更後ウインドウ表示制御手段(制御部30,表示制御回路41)は、自動自己変更後の選択されたウインドウ(ボタンWB031)を自動自己変更前のウインドウ(ボタンWB03)との関係で決められた画面60G上の図13(C)に示す位置に表示する(ST186)。BGは、画面60Gの背景色(例えば、グリーン)である。かくして、図5,図13(A)に示す元の各ウインドウWB03を、図14に示すように細長角丸の各ボタンWB031にデザイン変更することができる。
【0101】
このように指定ウインドウがボタンである場合(ST187のYES)には、指定ウインドウ(WB03)のボタンのデザインを2つの選択ビットマップ(WB031×2)のボタンに対応する2つのデザイン(オン状態…突出,オフ状態…沈下)に変更しつつ、表示中のボタンが操作された場合(ST188のYES)にそれまで非表示状態であったボタンを表示しかつそれまで表示状態であったボタンを非表示状態に切替え可能に当該指定ウインドウのデザインを自動自己変更(ST183)することができる。
【0102】
なお、複数のデザイン同一ボタン(WB03)を、例えば図5,図13(A)においてカッコ書きした1つの指定ウインドウ(WB041)に対して1種類のボタン(WB031)を表すデザイン(細長角丸)のビットマップWB031が選択された場合には、デザイン自己変更機能は、当該指定ウインドウ(WB041)の各ボタン(WB03)のデザインを当該選択ビットマップ(WB031)のボタンのデザインに一括的に自動自己変更することができる。変更効率が高い。デザイン変更後は、図14に示すように細長角丸形状の複数ボタンWB031の配列に見える。
【0103】
また、画面60G上で重ね表示されかつデザイン同一ボタン(WB03)を表示する複数の指定ウインドウ(例えば、図15に示すWB041〜WB045)に対して1種類のボタン(WB031)を表すデザイン(細長角丸)のビットマップWB031が選択された場合にも、上記場合と同様に当該各指定ウインドウ(WB041〜WB045)の各ボタン(WB03)のデザインを当該選択ビットマップ(WB031)のボタンのデザインに一括的に自動自己変更することができる。この場合も変更効率が高い。デザイン変更後は、図14に示すように細長角丸形状の複数ボタンWB031の配列に見える。
【0104】
一方において、画面60G上で重ね表示されかつ各用役機能がボタン機能(オンオフ信号発生機能)である図15に示す複数のウインドウWB041〜WB045が指定され、指定されたウインドウWB041〜WB045ごとに対応する図18(A)〜(E)に示すボタンを表すデザイン(ハッチングメッシュ表示したピンク領域B41〜B45付き)のビットマップ(再生WB051〜巻き戻しWB055)がそれぞれに選択された場合には、当該各指定ウインドウWB041〜WB045の自動自己変更後の当該各ビットマップ(WB051〜WB055)を上下に重複しない状態で同時表示することにより、図18(F)に示す複数ボタン(WB051〜WB055)を直線形状に配設した平面的組合せボタンとして表示することができる。BGは、画面背景色(例えば、ブルー)である。
【0105】
この場合も、ピンク領域B41〜B45は、ボタン機能を有せずかつ背景色(ブルー)となるので、ピンク色表示はされない。
【0106】
なお、画面60Gに表示された図16に示す選択メニューWM06(タイトルWM061,ボタン名WM062)を用いて例えば“再生”を選択しかつそのデザインを図17に示す選択メニューWM07(タイトルWM071,ボタン形状WM072)を用いて例えば“四角”を選択すればよい。
【0107】
同様な方法で、図19(A)〜(E)に示すボタン(WB061〜WB065…ピンク領域B41〜B45付き)を表すデザインのビットマップ(再生WB061〜巻き戻しWB065)がそれぞれに選択された場合には、図15の各指定ウインドウWB041〜WB045の自動自己変更後の当該各ビットマップを上下に重複しない状態で同時表示することにより、図19(F)に示す複数ボタン(WB061〜WB065)を楕円形状に配設した平面的組合せボタンとして表示することができる。
【0108】
かくして、図5に示す画面60G上に複数種類の基準ウインドウWA01,WF01,WB01が表示された基準レイアウト画面WL01の各基準ウインドウ(例えば、WB02)のデザインを指定基準ウインドウごとに当該各選択ビットマップ(WB031)のデザインに自動自己変更して基準レイアウト画面WL01を保持しつつ各基準ウインドウのデザイン変更を通じて例えば図14に示すように全体的画面内デザインを変更することができると理解される。
【0109】
さらに、以上は、図5に示す基準レイアウト画面WL01が一定に維持されているまたは積極的に基準レイアウト画面WL01が選択された場合について説明したが、基準レイアウト画面自体もウインドウのデザイン変更としてそのデザインを変更することができる。
【0110】
すなわち、図7に示す選択メニューWM02(タイトルWM021,ウインドウ名WM022)を用いて“フレーム”を選択し、引き続き図8に示す選択メニューWM03(タイトルWM031,フレーム形状WM032)を用いて“丸”を選択すると、デザイン変更機能は、元の四角形状のフレーム(ウインドウ)を図9に示す丸形ウインドウ(WF02)にデザインを変更する。
【0111】
したがって、画面60G上に表示される魚を観光船の丸形状覗き窓(ウインドウWF02)から見たものと擬制できるので、臨場感に富む。なお、BCLは閉じるボタンで、BBSは予め設定された基準レイアウト画面(例えば、図5)に戻す戻しボタンである。
【0112】
同様に、図7の選択メニューで“フレーム”を選択しかつ図8に示すフレームで“ハート”を選択すれば、図10に示すハート形状のフレーム(ウインドウWF03)にデザイン変更することができる。かくして、ハート形状のウインドウ内にメッセージ(例えば、“ごきげんいかがですか、今日は……”)を打ち込み、特定の人に電子メール送信したいとの希望にも簡単に応えられる。
【0113】
かかる実施形態では、コンピュータ20(オペレータ用表示器60)の画面60Gに表示されたウインドウの中からデザイン変更対象としてウインドウ(例えば、データ表示機能を有する四角フレームやオンオフ信号発生機能を有するボタン)を指定(図2のST13のYES)する。また、予め記憶されたビットマップの中から指定ウインドウのデザインとすべくビットマップを選択(ST17のYES)する。
【0114】
すると、指定されたウインドウ(自己)が具備するデザイン変更機能が働き、自己のデザイン[形状(輪郭),色彩等]を選択されたビットマップのデザイン[形状(輪郭),色彩等]と同じデザイン[形状(輪郭),色彩等]に自動自己変更(ST18)する。
【0115】
この自動自己変更は、指定ウインドウとして持っていた用役機能(データ表示機能やオンオフ信号発生機能)を自動自己変更後のデザインに属する輪郭範囲(ビットマップ)内で有効に引継がせる(図3のST183)。輪郭外(例えば、図13のピンク領域B31)は、当該用役機能を有さず、単なる画面背景色となる。
【0116】
なお、指定ウインドウを選択ビットマップに縮小する場合と拡大する場合がある。ただし、縮小の場合は元の画面60G上のレイアウト画面を問題としなくてもよいが、拡大の場合は元のウインドウ画面上におけるウインドウのレイアウトを考慮してからデザインを選択すべきである。変更後のウインドウが重なってしまう場合が生じるからである。
【0117】
したがって、画面60G上の基本的なレイアウト画面(例えば、図5参照)が同じでも各ウインドウ(フレーム,ボタン等)のデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をその用役機能を維持しつつ簡単かつ多種多様に変更できるから、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できる。
【0118】
すなわち、例えば店舗業務用装置(10)では地域的事情,競業者等、さらには担当者グループ別にあるいは担当店員の平均的レベルや趣味的要求に応えられるとともに、コンピュータ(10)操作を一段と簡単化できる。しかも、デザイン変更対象である元のウインドウの持つ用役機能は、デザイン変更後のウインドウの輪郭範囲内に限り有効に維持させるので、例えば隣接ボタンを押下した場合に他のボタンにも触れてしまう等の不都合を回避できる。
【0119】
かくして、製作者側は、多種多様なデザインのウインドウを固定的に個別的かつ一体的完成品としてプログラムや画像データ等を作成する必要がなくなるので、人的かつ時間的に大幅なコスト低減を図れる。また、使用者側にとっても、デザイン変更専門員でなくても迅速かつ容易にデザイン変更を行えるので、業務能率を向上できる。さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ウインドウの形状・輪郭の趣味感を満たすことができる。
【0120】
また、ラスタデータであるビットマップは、図13(B)に示すベクターデータ(ピンク領域B31)との関係において相対位置情報を規定された状態でメモリ(ビットマップファイル35BMP)に記憶されている。デザイン自己変更機能は、指定ウインドウを選択されたベクターデータを伴うビットマップのデザインに自動自己変更する。デザイン変更後の指定ウインドウ(選択ビットマップ)の画面60G上の表示位置は、当該ベクターデータで規定される相対位置情報を利用して自動自己変更前の指定ウインドウの輪郭との関係で決まる。
【0121】
したがって、デザイン変更前の指定ウインドウの表示位置に対するデザイン変更後の当該指定ウインドウ(ビットマップ)の表示位置を簡単に見分けることができる。すなわち、選択ビットマップの輪郭(形状…平面的大きさ)が指定ウインドウの輪郭(形状…平面的大きさ)よりも小さいデザイン縮小でも、これと逆のデザイン拡大の場合でも、画面全体レイアウトにマッチさせたウインドウのデザイン変更が容易になる。
【0122】
また、画面60G上において、選択されたビットマップは、当該デザインに属する輪郭および色彩で表示される。また、ベクターデータに基づく輪郭と当該ビットマップの輪郭との間の図13(B)に示す領域(ピンク領域B31)が、当該ビットマップの表示色彩(ボタン等の色彩として採用され易い“シルバー”)と異なる色彩(滅多に利用されない“ピンク”)で表示される。指定ウインドウのデザイン変更後は、図13(B)のピンク領域(B31)はビットマップでないから、画面60G上には表示されない。
【0123】
つまり、デザイン変更前の指定ウインドウの輪郭(形状…平面的大きさ)に対するデザイン変更後の指定ウインドウ(ビットマップ)の輪郭(形状…平面的大きさ)の表示位置の目安を明確かつ正確に把握できる。したがって、デザイン変更前の指定ウインドウの表示位置に対するデザイン変更後の当該指定ウインドウ(ビットマップ)の表示位置を一段と簡単に見分けることができかつその取り扱いが一層容易になる。
【0124】
また、細長四角形の指定ウインドウ(図13のWB03)の輪郭が、選択されたビットマップ(WB031)に付随するベクターデータ(B31)に基づく輪郭と同じである。このベクターデータに基づく輪郭内のビットマップの輪郭(形状)は、当該ベクターデータに基づく輪郭(形状)に拘束されない輪郭(例えば、角丸細長四角形,丸形等)でよい。
【0125】
つまり、画面60G上で、指定ウインドウの輪郭に選択ビットマップに伴うベクターデータに基づく輪郭を合わせた状態で、当該選択ビットマップを所定の位置に表示可能にデザイン変更することができる。したがって、例えば画面全体のレイアウトを維持しつつボタン(ウインドウ)のデザイン変更(例えば、WB03→WB031)をより簡単に行える。
【0126】
また、デザイン自己変更機能は、選択されたビットマップを主走査方向および副走査方向に走査し、走査結果(ビットマップの輪郭)にしたがって指定ウインドウのデザインに属する輪郭を自動自己変更する。ベクターデータを伴うビットマップの場合は、当該ビットマップ(WB031)のベクターデータ(B31)に基づく輪郭に対する位置情報も含めて指定ウインドウのデザイン変更が成される。したがって、ビットマップがどのような形状でも適応できかつデザイン変更後のビットマップ輪郭の表示鮮明度を維持できる。
【0127】
また、画面60G上で重ね表示可能な複数のボタン機能を持つウインドウ(図15のWB041〜WB045)を指定する。また、指定ウインドウごとに対応するボタンを表すデザインのビットマップ(図18のWB051〜WB055)をそれぞれに選択する。すると、各指定ウインドウが当該各選択ビットマップに自動的に自己変更(変身)する。各指定ウインドウの自動自己変更後の当該各ビットマップ(ウインドウ)を上下に重複しない状態で同時表示することにより複数ボタンの平面的組合せボタン[図18(F),図19(F)]として表示できる。したがって、例えば画像操作用のボタン(再生,停止,一時停止,早送り,…)を直線形状や楕円形状に組合せたユニークなデザインに変更できる。
【0128】
また、複数の同一ボタンを表示可能な1つのウインドウ(ナビケーションWB02)を指定しかつボタンを表すデザインの1種類のビットマップ(WB031)を選択すると、自己変更機能が働き、当該指定ウインドウの各ボタンのデザインを当該選択ビットマップのボタンのデザインに一括的に自動自己変更する。変更は順次に実行してもよい。したがって、ウインドウ内の同一ボタンのデザインを簡単かつ迅速に変更できる。
【0129】
また、画面60G上で重ね表示されかつ複数の同一ボタンを表示可能な複数のウインドウを指定しかつボタンを表すデザインの1種類のビットマップを選択すると、自己変更機能が働き、当該指定ウインドウの各ボタンのデザインを当該選択ビットマップのボタンのデザインに一括的に自動自己変更する。変更は順次に実行してもよい。したがって、複数ウインドウ内の同一ボタンのデザインを簡単かつ迅速に変更できる。
【0130】
また、1つのウインドウ(ボタン)を指定しかつデザインの異なる2つのビットマップのボタン(ウインドウ)を選択する。自動自己変更機能は、指定ウインドウのボタンのデザインを2つの選択ビットマップのボタンに対応する2つのデザインに変更する。変更状態は、表示中のボタンが操作された場合にそれまで非表示状態であったボタンを表示しかつそれまで表示状態であったボタンを非表示状態に切替える。つまり、ボタンのオン状態とオフ状態に変更する。但し、変更順序は、始めに変換したボタンを操作することにより当該オンオフ信号発生機能を働かせることにより残りのボタンのデザイン変更する。平面的同一位置に交互に表示する必要があるからである。したがって、オンオフ信号発生機能を有するボタンの臨場感あるデザインに変更できる。
【0131】
さらに、例えばデビットカード処理業務やゲームの実行に際して起動すると、画面60G上に例えば図5の基準レイアウト画面WL01が表示される。この基準レイアウト画面WL01には、複数種類の基準ウインドウ(フレーム,ボタン等)が表示されている。そこで、希望する基準ウインドウを指定しかつこの指定基準ウインドウに対してビットマップを選択すると、当該指定基準ウインドウは選択ビットマップのデザインに自動自己変更される。他の指定基準ウインドウに対しても同様にデザイン変更する。かくして、基準レイアウト画面WL01を保持しつつ各基準ウインドウWB01,WF01等のデザイン変更を通じて全体的画面内デザインを変更することができる。
【0132】
すなわち、基準レイアウト画面WL01を維持してその操作性を担保しつつ個々のウインドウのデザインを変更することで画面全体のデザインを変更できるから、利用性が高くかつ各使用者の趣味的希望にも応えられる。
【0133】
さらに、商品販売データ処理(商品登録,会計処理等)の実行要求をすると、画面60G上には、当該処理を遂行するための指令を与える基準ウインドウ(ボタン)や商品販売データ処理結果を表示する基準ウインドウ(データ表示領域)等を含む基準レイアウト画面(WL01,WL02)が表示されるので、当該業務を高能率で遂行することができるとともに、例えば店員のレベルに応じた各基準ウインドウのデザイン変更ができるので適応性が広い。
【0134】
さらに、商品販売データ処理の実行要求により表示された基準レイアウト画面の選択メニュー画面(図4のWM01)を参照してあるいはキー操作等により、自己に都合の良い右利き用基準レイアウト画面WL01を選択すれば、当該基準レイアウト画面を用いて当該データ処理を行える。当該基準ウインドウのデザイン変更もできる。したがって、最上位的ウインドウ(基準ウインドウからなる基準レイアウト画面)自体も選択切替できるので、多様化を促進できかつ一段と便宜である。
【0135】
また、画面60G上に表示された選択メニューを利用して指定ウインドウに対応させたビットマップを選択することができるので、例えばキー入力で選択する場合に比較して、選択操作が容易である。
【0136】
さらにまた、選択メニュー表示制御手段(30)は、メモリ(35BMP)に記憶されているビットマップの中から任意のビットマップを選択できるように、画面60G上に選択メニューを表示する。ビットマップ選択手段(55)は、表示された選択メニューを参照して選択ビットマップを選択することができる。したがって、取り扱い容易で、ビットマップの選択操作を迅速かつ正確に行える。
【0137】
さらにまた、ビットマップは、ビットマップ以外の他形式データ(例えば、JPEGで圧縮されたデータ…間接的なビットマップ)としてメモリ(35BMP)に記憶されている。この他形式データは、デザイン自己変更制御手段(30)が自動自己変更動作を実行するまでに、ビットマップにデータ変換される。したがって、メモリ(35BMP)の小容量化を図れ、あるいは一段と多種類のビットマップを格納できる。
【0138】
さらにまた、画面が商品販売データ処理装置(電子キャッシュレジスタ10)で処理する商品販売データをオペレータに知らせるオペレータ用表示器60の画面60Gであり、当該画面60G上のウインドウのデザインを変更することができる。したがって、商品販売データ処理業務を高能率で遂行することができるとともに、例えば店員のレベルに応じた各種ウインドウ(フレーム,ボタン等)のデザイン変更ができるので適応性が広い。
【0139】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、画面表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として指定されたウインドウが具備するデザイン変更機能によりメモリに記憶されたビットマップの中から選択されたビットマップのデザインと同じデザインに自己のデザインを自動自己変更しかつこの自動自己変更が指定ウインドウとして持っていた用役機能を自動自己変更後のデザインに属する輪郭内で有効に引継がせつつ行うウインドウのデザイン変更方法であるから、画面上の基本的レイアウトが同じでも各ウインドウ(フレーム,ボタン等)のデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をその用役機能を維持しつつ簡単かつ多種多様に変更できるから、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できる。
【0140】
すなわち、例えば店舗業務用装置では地域的事情,競業者等、さらには担当者グループ別にあるいは担当店員の平均的レベルや趣味的要求に応えられるとともに、コンピュータ操作を一段と簡単化できる。しかも、デザイン変更対象である元のウインドウの持つ用役機能は、デザイン変更後のウインドウの輪郭範囲内に限り有効に維持させるので、例えば隣接ボタンを押下した場合に他のボタンにも触れてしまう等の不都合を回避できる。
【0141】
かくして、製作者側は、多種多様なデザインのウインドウを固定的に個別的かつ一体的完成品としてプログラムや画像データ等を作成する必要がなくなるので、人的かつ時間的に大幅なコスト低減を図れる。また、使用者側にとってもデザイン変更専門員でなくても迅速かつ容易にデザイン変更を行えるので、業務能率を向上できる。さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ウインドウの形状・輪郭の趣味感を満たすことができる。
【0142】
請求項2の発明によれば、デザイン自己変更機能が選択されたラスタデータであるビットマップを当該ベクターデータで規定される相対位置情報を利用して自動自己変更前の指定ウインドウの輪郭との関係で決まる画面上の所定位置に表示するように指定ウインドウを選択ビットマップのデザインに変更するので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにデザイン変更前の指定ウインドウの表示位置に対するデザイン変更後の当該指定ウインドウ(ビットマップ)の表示位置を簡単に見分けることができる。すなわち、選択ビットマップの輪郭(形状…平面的大きさ)が指定ウインドウの輪郭(形状…平面的大きさ)よりも小さいデザイン縮小でも、これと逆のデザイン拡大の場合でも、画面全体レイアウトにマッチさせたウインドウのデザイン変更が容易になる。
【0143】
請求項3の発明によれば、画面上でビットマップを当該デザインに属する輪郭および色彩で表示しかつベクターデータに基づく輪郭と当該ビットマップの輪郭との間の領域が当該ビットマップの表示色彩と異なる色彩で表示されるので、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにデザイン変更前の指定ウインドウの表示位置に対するデザイン変更後の当該指定ウインドウ(ビットマップ)の表示位置を一段と簡単に見分けることができかつその取り扱いが一層容易になる。
【0144】
請求項4の発明によれば、画面上で重ね表示されたボタン機能を持つ複数のウインドウが指定されかつ指定ウインドウごとに対応するボタンを表すデザインのビットマップが選択された場合に、当該各指定ウインドウの自動自己変更後の当該各ビットマップを上下に重複しない状態で同時表示することにより複数ボタンの平面的組合せボタンとして表示することができるので、請求項1から請求項5までの各発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに例えば画像操作用のボタン(再生,停止,一時停止,早送り,…)を直線形状や楕円形状に組合せたユニークなデザインに変更できる。
【0145】
請求項5の発明によれば、指定ウインドウのボタンのデザインを2つの選択ビットマップのボタンに対応する2つのデザインに変更しつつ表示中のボタンが操作された場合にそれまで非表示状態であったボタンを表示しかつそれまで表示状態であったボタンを非表示状態に切替え可能に当該指定ウインドウのデザインを自動自己変更するので、請求項6から請求項8までの各発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにオンオフ信号発生機能を有するボタンの実際の使用に際する臨場感に富んだデザインに変更できる。
【0146】
請求項6の発明によれば、基準レイアウト画面に表示された各基準ウインドウのデザインを指定基準ウインドウごとに当該各選択ビットマップのデザインに自動自己変更して基準レイアウト画面を保持しつつ各基準ウインドウのデザイン変更を通じて全体的画面内デザインを変更するので、請求項1から請求項9までの各発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに基準レイアウト画面を維持してその操作性を担保しつつ個々のウインドウのデザインを変更することで画面全体のデザインを変更できるから、利用性が高くかつ各使用者の趣味的希望にも応えられる。
【0147】
請求項7の発明によれば、画面上に表示された基準ウインドウが商品販売データ処理を遂行するための指令を与えたり、その処理結果を表示したりするウインドウであるから、請求項6の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに当該商品販売データ処理業務を高能率で遂行することができるとともに、例えば店員のレベルに応じた各基準ウインドウのデザイン変更ができるので適応性が広い。
【0148】
請求項8の発明によれば、ウインドウ表示制御手段とウインドウ指定手段とビットマップ選択手段とデザイン自己変更制御手段と変更後ウインドウ表示制御手段とを設け、画面上に表示された用役機能を持ったウインドウの中からデザイン変更対象として任意ウインドウを指定可能メモリに記憶されているビットマップの中から任意ビットマップを選択可能で、指定ウインドウのデザインを選択ビットマップのデザインと同じデザインに自動自己変更可能かつこの自動自己変更が指定ウインドウとして持っていた用役機能を自動自己変更後のデザインに属する輪郭内で有効に引継がせつつ実行可能で、さらに自動自己変更後のウインドウを自動自己変更前のウインドウとの関係で決められた画面上の位置に表示可能に形成されたウインドウのデザイン変更システムであるから、画面上の基本的レイアウトが同じでも各ウインドウ(フレーム,ボタン等)のデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をその用役機能を維持しつつ簡単かつ多種多様に変更できるから、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できる。取り扱いも簡単で利用性が高い。
【0149】
すなわち、例えば店舗業務用装置では地域的事情,競業者等、さらには担当者グループ別にあるいは担当店員の平均的レベルや趣味的要求に応えられるとともに、コンピュータ操作を一段と簡単化できる。しかも、デザイン変更対象である元のウインドウの持つ用役機能は、デザイン変更後のウインドウの輪郭範囲内に限り有効に維持させるので、例えば隣接ボタンを押下した場合に他のボタンにも触れてしまう等の不都合を回避できる。
【0150】
かくして、製作者側は、多種多様なデザインのウインドウを固定的で個別的かつ一体的完成品としてプログラムや画像データ等を作成する必要がなくなるので、人的かつ時間的に大幅なコスト低減を図れる。また、使用者側にとってもデザイン変更専門員でなくても迅速かつ容易にデザイン変更を行えるので、業務能率を向上できる。さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ウインドウの形状・輪郭の趣味感を満たすことができる。
【0151】
請求項9の発明によれば、ウインドウ表示制御手段とウインドウ指定手段とビットマップ選択手段とデザイン自己変更制御手段と変更後ウインドウ表示制御手段とを設け、画面上に重ね表示されたボタン機能を持つウインドウ(ボタン)の中からデザイン変更対象として複数のウインドウ(ボタン)を指定しかつメモリに記憶されている複数のビットマップの中から各指定ウインド(ボタン)に対応させた複数のビットマップ(ボタン)を選択し、各指定ウインドウのデザインを当該各選択ビットマップのデザインと同じデザインに自動自己変更可能で、この自動自己変更が各指定ウインドウとして持っていたボタン機能を自動自己変更後の当該各デザイン(各選択ビットマップ)に属する輪郭内で有効に引継がせつつ実行可能に形成されるとともに、自動自己変更後の当該各ビットマップを上下に重複しない状態で同時表示することにより複数ボタンの平面的組合せボタンとして表示可能に形成されたウインドウのデザイン変更システムであるから、画面上の基本的なレイアウト画面が同じでも各ウインドウ(ボタン)のデザイン(形状・輪郭,色彩,画質感等)をそのボタン機能を維持しつつ簡単かつ多種多様に変更できる。つまり、例えば画像操作用のボタン(再生,停止,一時停止,早送り,…)を直線形状や楕円形状に組合せたユニークなデザインに変更できる。かくして、GUI搭載コンピュータの一段の普及拡大に大きく貢献できる。取り扱いも簡単で利用性が高い。
【0152】
すなわち、請求項1のデザイン変更方法および請求項8のデザイン変更システムの場合と同様に、例えば店舗業務用装置では地域的事情,競業者等、さらには担当者グループ別にあるいは担当店員の平均的レベルや趣味的要求に応えられるとともに、コンピュータ操作を一段と簡単化できる。しかも、デザイン変更対象である元の各ウインドウの持つボタン機能は、デザイン変更後の各ビットマップの輪郭範囲内に限り有効に維持させるので、例えば隣接ボタンを押下した場合に他のボタンにも触れてしまう等の不都合を回避できる。
【0153】
また、製作者側は、多種多様なデザインのウインドウ(ボタン)を固定的で個別的かつ一体的完成品としてプログラムやボタンデータ等を作成する必要がなくなるので、人的かつ時間的に大幅なコスト低減を図れる。また、使用者側にとってもデザイン変更専門員でなくても迅速かつ容易にボタンのデザイン変更を行えるので、業務能率を向上できる。さらに、多様化,個別化,差別化の社会にあって、ボタン(ウインドウ)の形状・輪郭の趣味感を満たすことができる。
【0154】
請求項10の発明によれば、ビットマップ選択手段が選択メニュー表示制御手段によって画面上に表示された選択メニューを参照してビットマップの中から任意のビットマップを選択可能に形成されているので、請求項8または請求項9のいずれかの各発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに取り扱い容易で、ビットマップの選択操作を一段と迅速かつ正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】 同じく、全体的動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 同じく、指定ウインドウの自動自己変更動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 同じく、基本レイアウトの選択メニュー例を説明するための図である。
【図5】 同じく、基本レイアウト画面例(右利き四角フレーム)を説明するための図である。
【図6】 同じく、基本レイアウト画面例(左利き四角フレーム)を説明するための図である。
【図7】 同じく、ウインドウの選択メニュー例を説明するための図である。
【図8】 同じく、フレームの選択メニュー例を説明するための図である。
【図9】 同じく、選択されたフレーム(丸型)を説明するための図である。
【図10】 同じく、選択されたフレーム(ハート型)を説明するための図である。
【図11】 同じく、ボタンの選択メニュー例を説明するための図である。
【図12】 同じく、業務操作用ボタンの選択メニュー例を説明するための図である。
【図13】 同じく、指定ウインドウ(ボタン)と選択ビットマップとデザイン変更後のウインドウ(ボタン…ビットマップ)を説明するための図である。
【図14】 同じく、デザイン変更後のボタン群を説明するための図である。
【図15】 同じく、重ね表示可能な複数の指定ウインドウ(ボタン)を説明するための図である。
【図16】 同じく、画像操作用ボタンの選択メニュー例を説明するための図である。
【図17】 同じく、再生用ボタンの選択メニュー例を説明するための図である。
【図18】 同じく、デザイン変更後の組合せボタン例(1)を説明するための図である。
【図19】 同じく、デザイン変更後の組合せボタン例(2)を説明するための図である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(システム)
20 パーソナルコンピュータ(コンピュータ)
30 制御部
31 CPU(ウインドウ表示制御手段,デザイン自己変更制御手段,変更後ウインドウ表示制御手段、選択メニュー表示制御手段)
32 ROM(ウインドウ表示制御手段,デザイン自己変更制御手段,変更後ウインドウ表示制御手段、選択メニュー表示制御手段)
33 RAM
35 HDD
35PRG プログラムファイル
35KLG 基準レイアウト画面ファイル(メモリ)
35BMP ビットマップファイル
36 FDD
40 キーボード回路
41 表示制御回路
50 キーボード
55 マウス(ウインドウ指定手段,ビットマップ選択手段)
60 オペレータ用表示器
60G 画面
70 客用表示器
80 その他の入力装置
90 その他の出力装置

Claims (10)

  1. GUI環境を搭載したコンピュータの画面上に表示されたウインドウのデザインをコンピュータ処理によって変更するウインドウのデザイン変更方法であって、
    複数のウインドウ中から、デザイン変更対象のウインドウを指定させる指定メニューを表示するステップと、
    予めメモリに各ウインドウの輪郭と同じ輪郭を形成するベクターデータを伴って記憶された複数のビットマップの中から、任意のビットマップを選択する選択メニューを表示するステップと、
    前記選択メニューで選択された前記ビットマップを走査するステップと、
    前記指定メニューで指定された指定ウインドウの輪郭を前記走査によって得られる前記ビットマップのデザインに属する輪郭に変更するステップと、
    前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で前記選択されたビットマップを表示する位置を決定するステップと、
    前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップのデザインに属する輪郭との間の領域を削除するステップと、
    前記選択されたビットマップを決定した位置に表示するステップと、
    変更前の指定ウインドウが持っていた用役機能を変更後のデザインに属する輪郭内で引継がせるステップと、
    を備えたことを特徴とするウインドウのデザイン変更方法。
  2. 前記ビットマップを表示する位置を決定するステップは、前記ビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で、前記ベクターデータに基づく輪郭に対する前記ビットマップの位置情報を含めて前記ビットマップを表示する位置を決定する請求項1記載のウインドウのデザイン変更方法。
  3. 任意のビットマップを選択する選択メニューを表示するステップは、前記画面上で選択対象である前記ビットマップを、当該ビットマップのデザインに属する輪郭および色彩で表示しかつ前記ベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップの輪郭との間の領域を当該ビットマップの表示色彩と異なる色彩で表示する請求項2記載のウインドウのデザイン変更方法。
  4. 前記画面上で重ね表示されかつ各用役機能としてボタン機能を持っている複数のウインドウが指定され、指定されたウインドウのボタンごとに変更するボタンを表すデザインのビットマップがそれぞれに選択された場合に、選択メニューで選択された前記ビットマップを走査するステップが、前記選択された各ビットマップを走査し、指定ウインドウの形状を選択されたビットマップの走査によって得られるビットマップの輪郭に変更するステップが、各指定ウインドウの形状を前記走査によって得られる各ビットマップのデザインに属する輪郭の形状に変更し、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で選択されたビットマップを表示する位置を決定するステップが、各ビットマップの表示位置を決定し、選択されたビットマップを表示するステップが、前記各選択ビットマップを決定された各位置で上下に重複しない状態で同時表示する請求項2記載のウインドウのデザイン変更方法。
  5. 前記画面上で表示されかつ用役機能としてボタン機能を持っているウインドウが指定された場合、前記指定ウインドウのボタンのデザインを、平面的同一位置に交互に表示される2つの選択ビットマップのボタンに変更しつつ、始めに表示中のボタンが操作された場合にそれまで非表示状態であったボタンを表示しかつそれまで表示状態であったボタンを非表示状態に切替え可能に当該指定ウインドウのデザインを変更する請 求項1から請求項3のいずれか1項に記載のウインドウのデザイン変更方法。
  6. 前記指定メニューを表示するステップは、用役機能を持った複数種類の基準ウインドウが表示されるレイアウト画面の中から基準ウインドウを指定する指定メニューを表示し、
    前記指定メニューで指定された基準ウインドウ毎に当該各選択ビットマップのデザインに変更して前記レイアウト画面を保持しつつ各基準ウインドウのデザイン変更を通じて全体的画面内デザインを変更する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のウインドウのデザイン変更方法。
  7. 前記画面上に表示された基準ウインドウが商品販売データ処理を遂行するための指令を与えたり、その処理結果を表示したりするウインドウである請求項6記載のウインドウのデザイン変更方法。
  8. GUI環境を搭載したコンピュータの画面上に表示されたウインドウのデザインをコンピュータ処理によって変更可能に形成されたウインドウのデザイン変更システムであって、
    前記画面上に用役機能を持ったウインドウを表示するウインドウ表示制御手段と、
    画面上に表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として任意のウインドウを指定するウインドウ指定手段と、
    各ウインドウの輪郭と同じ輪郭を形成するベクターデータを伴った複数のビットマップを記憶可能なメモリと、
    このメモリに記憶されているビットマップの中から任意のビットマップを選択するビットマップ選択手段と、
    前記選択手段で選択された前記ビットマップを走査し、前記ウインドウ指定手段で指定された指定ウインドウの形状を前記走査によって得られる前記ビットマップのデザインに属する輪郭に変更し、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で前記選択されたビットマップを表示する位置を決定し、前記選択されたビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップのデザインに属する輪郭との間の領域を削除し、変更前の指定ウインドウが持っていた用役機能を変更後のデザインに属する輪郭内で引継がせるデザイン自己変更制御手段と、
    前記選択手段で選択された前記ビットマップをデザイン自己変更制御手段で決められた表示位置に表示する表示制御手段と、
    を具備することを特徴とするウインドウのデザイン変更システム。
  9. GUI環境を搭載したコンピュータの画面上に表示されたウインドウのデザインをコンピュータ処理によって変更可能に形成されたウインドウのデザイン変更システムであって、
    前記画面上に重ね表示されかつ用役機能がボタン機能である複数のウインドウを表示するウインドウ表示制御手段と、
    画面上に重ね表示されたウインドウの中からデザイン変更対象として複数のウインドウを指定可能なウインドウ指定手段と、
    各ウインドウの輪郭と同じ輪郭を形成するベクターデータを伴った複数のビットマップを記憶可能なメモリと、
    このメモリに記憶されているビットマップの中から指定された各ウインドウに対応させた複数のビットマップを選択可能なビットマップ選択手段と、
    前記選択手段で選択された各ビットマップを走査し、前記ウインドウ指定手段で指定された各指定ウインドウの形状を前記走査によって得られる各ビットマップのデザインに属する輪郭に変更し、前記各ビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と変更前の各指定ウインドウの輪郭とを合わせた状態で前記各ビットマップを表示する位置を決定し、前記各ビットマップに付随するベクターデータに基づく輪郭と前記ビットマップのデザインに属する輪郭との間の領域を削除し、変更前の各指定ウインドウが持っていた用役機能を変更後の各デザインに属する輪郭内で引継がせるデザイン自己変更制御手段と、前 記選択手段で選択された前記ビットマップをデザイン自己変更制御手段で決められた表示位置で上下に重複しない状態で同時表示する表示制御手段と、
    を具備することを特徴とするウインドウのデザイン変更システム。
  10. 前記メモリに記憶されているビットマップの中から任意のビットマップを選択可能に前記画面上に選択メニューを表示する選択メニュー表示制御手段を設けかつ前記ビットマップ選択手段が表示された選択メニューを参照して選択可能に形成されている請求項8または請求項9記載のウインドウのデザイン変更システム。
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