JP3941943B2 - Rom - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices
- H10B20/27—ROM only
- H10B20/30—ROM only having the source region and the drain region on the same level, e.g. lateral transistors
- H10B20/38—Doping programmed, e.g. mask ROM
- H10B20/383—Channel doping programmed
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- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は半導体メモリーに関し、特にROM(Read Only Memory)とその製作方法に関する。また、この発明もシングル−ポリOTPメモリー(single-poly one-time programming memory)を再設計せずにROMに変換して製作する方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】
ROMはデータまたはプログラムを長時間保存するための半導体記憶デバイスであり、特にあらかじめプログラムを不揮発方式で焼き付ける必要がある電子設備、例えばエアコンディショナー、扇風機または自動車のマイクロコントローラーに応用される場合が多い。従来のROMにおいて、プログラムの書き込みはバイナリコードまたはROMコードをもってイオン注入工程を利用してメモリーアレイにおけるトランジスターの閾値電圧を選択的に変更し、それぞれ「0」と「1」のデータを代表するようにさせる。かかるプログラムコードマスクでイオン注入のプログラム書き込みが必要であるメモリーデバイスはマスクROMと呼ばれる。
【0003】
一般に、半導体ROMはデータをアレイ方式で配列されるメモリーセルに保存する。各メモリーセルは単一のトランジスターにより構成される。しかし、状況により二トランジスターのROMが必要な場合もある。例えば、チップ製造者にとって、メモリーとその周辺回路を再設計せずに、一つか二つのマスクのみ変更することによって、二トランジスターがはめ込まれるFPLD(field programmable logic device、フィールドプログラマブルロジックデバイス)の集積回路を、常駐型プログラムが焼き付けられる不揮発性ROMがはめ込まれる集積回路に変えることができる。
【0004】
従来の集積回路の発展段階において、ファームウェアまたはプログラムコードを焼き付ける前に、以下のステップが必要である。(1)外部フラッシュメモリーを利用して該プログラムコードを保存し、欠陥検出と欠陥除去を順調に進める。(2)ハードウェアの設計を完成した後、フラッシュメモリーはめ込み工程を利用して単一チップ集積回路を製作し、プログラムコードをはめ込まれたフラッシュメモリーに保存し、欠陥検出と欠陥除去を順調に進める。(3)最後に、すべてのハードウェアとソフトウェアの欠陥が検出された後、生産コストを低めるため、該はめ込まれたフラッシュメモリーは、はめ込み型ROMに取り替えられる。しかし、はめ込み型フラッシュメモリーをはめ込み型ROMに取り替える前述の方法は以下の問題を起こす。まず、工程技術の影響で製品の納期を延ばすおそれがある。それに、集積回路がはめ込み型ROMに変えられるため、改めて設計せねばならない。また、その後の集積回路のテストも改めて構成せねばならない。そのため、はめ込み型フラッシュメモリーをはめ込み型ROMに取り替える方法は費用も時間もかかっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は前述の問題を解決するため、二トランジスター不揮発性ROMの構造と、二トランジスターFPLDを利用してはめ込み型不揮発性ROMを製作する方法を提供することと、プログラムコードが決められた後、FPLDを再設計または製作工程変更をせずに、はめ込み型ROMに直接に変換できる方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の好ましい実施例において、不揮発性ROMセルを掲載する。その不揮発性ROMセルは、P型基板と、該P型基板に設けられるN型ウェルと、該N型ウェルに形成され、ワードラインに電気的に接続される選択ゲートと、ソースラインに電気的に接続される第一P+ソースドープ領域と、第一P+ドレインドープ領域とを具えるPMOS選択トランジスターと、該N型ウェルに形成されて該PMOS選択トランジスターに直列接続され、フローティングゲートと、該第一P+ドレインドープ領域と電気的に接続される第二P+ソースドープ領域と、ビットラインに電気的に接続されて該第二P+ソースドープ領域とともにフローティングゲートのP型チャンネルを形成する第二P+ドレインドープ領域とを具えるPMOSフローティングゲートトランジスターとを含む。該ROMセルにロジックデータ「1」を書き込もうとする場合、P型ドーパントを前記フローティングゲートに注入し、前記PMOSフローティングゲートトランジスターをデプレッションモードにする。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明はROMとその製作方法に関する。また、この発明もシングル−ポリOTPメモリーを再設計せずに不揮発性ROMに変換して製作する方法を提供する。その不揮発性ROMにおけるROMセルは、P型基板と、該P型基板に設けられるN型ウェルと、該N型ウェルに形成され、ワードラインに電気的に接続される選択ゲートと、ソースラインに電気的に接続される第一P+ソースドープ領域と、第一P+ドレインドープ領域とを具えるPMOS選択トランジスターと、該N型ウェルに形成されて該PMOS選択トランジスターに直列接続され、フローティングゲートと、該第一P+ドレインドープ領域と電気的に接続される第二P+ソースドープ領域と、ビットラインに電気的に接続されて該第二P+ソースドープ領域とともにフローティングゲートのP型チャンネルを形成する第二P+ドレインドープ領域とを具えるPMOSフローティングゲートトランジスターとを含む。該ROMセルにロジックデータ「1」を書き込もうとする場合、P型ドーパントを前記フローティングゲートに注入し、前記PMOSフローティングゲートトランジスターをデプレッションモードにする。
【0008】
(第1の実施例)
図1を参照されたい。図1はこの発明の第1の実施例による不揮発性ROMアレイ1の部分レイアウトの拡大平面図である。図1に示されるように、不揮発性ROMアレイ1はN型ウェル100に形成されるメモリーセル10を具える。N型ウェル100はP型シリコン基板(図面に表示されない)に形成されてもよい。不揮発性ROMアレイ1は更に直交方式で交叉配列されるワードライン30とビットライン(図面に表示されない)を具える。メモリーセル10は二つのシングル−ポリPMOSトランジスター101、102が直列接続してなる。そのうちPMOSトランジスター101はワードライン30と電気的に接続される選択ゲート301と、P+ソースドープ領域201と、P+ドレインドープ領域202とを含む。PMOSトランジスター102はフローティングゲート302と、P+ソースドープ領域202と、P+ドレインドープ領域203とを具える。PMOSトランジスター101、102はP+ドープ領域202を共用し、直列的に接続される。言い換えれば、P+ドープ領域202は同時にPMOSトランジスター101のドレインとPMOSトランジスター102のソースとされる。PMOSトランジスター101のP+ソースドープ領域201はコンタクトホール501を通してソースライン(図面に表示されない)と電気的に接続され、メモリーセル10にソースライン電圧VSLを提供する。PMOSトランジスター102のP+ドレインドープ領域203はコンタクトホール502を通してビットライン(図面に表示されない)と電気的に接続され、メモリーセル10にビットライン電圧VBLを提供する。
【0009】
PMOSトランジスター102はP+ソースドープ領域202とP+ドレインドープ領域203とフローティングゲートチャンネル領域401(斜線部分)からなる。メモリーセル10にロジックデータ「1」を書き込もうとする場合、フローティングゲートチャンネル領域401に適当濃度のあるホウ素などのP型ドーパントを注入し、PMOSトランジスター102がデプレッションモード(depletion mode)で動作できるようにさせる。ホウ素イオンの注入は、フローティングゲートとゲート酸化膜が形成される前に行われてもよい。ROMアレイ1は、更にフローティングゲートチャンネル領域にドーパントが注入されないその他のメモリーセル11を具え、エンハンスメントモード(enhancement mode)においてロジックデータ「0」を代表する。
【0010】
図2を参照されたい。図2は図1におけるROMセルのAA‘線に沿った断面図である。図2に示されるように、シングル−ポリPMOSトランジスター101、102は直列的に接続されてN型ウェル100に形成される。ホウ素イオンを選択的にメモリーセル10のフローティングゲートチャンネル領域401に注入し、メモリーセル10がロジックデータ「1」を代表させる。P型ドーパントの濃度はN型ウェル100のドーパント濃度を上回るのみでよく、一般に1016cm−3から1018cm−3までである。ホウ素イオンの注入はリードオンリーコードマスク(図面に表示されない)によって行われ、該コードマスクのP型ドーパントが注入されるところに開口部があり、P型ドーパントをフローティングゲートの下方におけるチャンネル領域に注入できるようにさせる。
【0011】
(第2の実施例)
図3を参照されたい。図3はこの発明の第2の実施例による不揮発性ROMアレイ1aの部分レイアウトの拡大平面図である。図3に示されるように、ROMアレイ1aはロジックデータ「1」を代表するメモリーセル10aを具える。メモリーセル10aはN型ウェル100に形成され、N型ウェル100はP型シリコン基板(図面に表示されない)に形成されてもよい。ROMアレイ1aは更に直交方式で交叉配列されるワードライン30とビットライン(図面に表示されない)を具える。メモリーセル10aはシングル−ポリPMOSトランジスター101を具える。PMOSトランジスター101はワードライン30と電気的に接続される選択ゲート301と、P+ソースドープ領域201と、P+ドレインドープ領域202とを含む。PMOSトランジスター101のP+ソースドープ領域201はコンタクトホール501を通してソースライン(図面に表示されない)と電気的に接続され、メモリーセル10aにソースライン電圧VSLを提供する。PMOSトランジスター101のP+ドレインドープ領域202はコンタクトホール502を通してビットライン(図面に表示されない)と電気的に接続され、メモリーセル10aにビットライン電圧VBLを提供する。図1におけるこの発明の第1の実施例によるメモリーセル10と比べて、ロジックデータ「1」を代表するメモリーセル10aにフローティングゲート(破線部分)はない。言い換えれば、ゲートを形成するマスクをリードオンリーコードと同等とし、ロジックデータ「1」が書き込まれるアドレスのフローティングゲートを取り消す。フローティングゲートチャンネル領域であったところにはその後のドレイン/ソースドープ工程において、同じ濃度のあるP型ドーパントが注入される。それはPMOSトランジスター101のP+ドレインドープ領域202を抵抗器に電気的に接続することと同等である。同じく、ROMアレイ1aは更にフローティングゲートチャンネル領域にドーパントが注入されないその他のメモリーセル11を具え、エンハンスメントモード(enhancement mode)においてロジックデータ「0」を代表する。注意すべき点は、ロジックデータ「0」を代表するメモリーセル11も直列接続される二つのPMOSトランジスターにより構成される。
【0012】
図4を参照されたい。図4は図3における不揮発性ROMセル10aのBB‘線に沿った断面図である。図4に示されるように、シングル−ポリPMOSトランジスター101はN型ウェル100に形成される。図1におけるこの発明の第1の実施例によるメモリーセル10と異なる点は、ロジックデータ「1」を代表するメモリーセル10aにはフローティングゲートがないことである。かくして、ソース/ドレイン注入を行うとき、ホウ素イオンはメモリーセル10aのフローティングゲートに遮蔽されない領域(破線部分)に直接に注入され、メモリーセル10aにロジックデータ「1」を代表させる。
【0013】
図5を参照されたい。図5はこの発明による不揮発性ROM6の部分回路を表わす説明図である。図5に示されるように、この発明によるROM6は、ロジックデータ「1」を代表するアドレス600aにおいては、選択トランジスター601が抵抗器602と直列接続され、ロジックデータ「0」を代表するアドレス600bにおいては、選択トランジスター603がエンハンスメントモードで作動するフローティングゲートトランジスター604と直列接続される。注意すべき点は、図5に示す抵抗器602はP型ドーピングによって形成され、またはロジックデータ「1」と定義されるアドレスのフローティングゲートパターンをマスクレイアウトから取り消して自然に形成される抵抗器であって、付加の回路を取り付けるわけではない。
【0014】
前述の通りに、この発明はFPLDをROMに迅速に変換する方法を提供する。この発明はFPLDでプログラムコードを保存し、部分のFPLDをVTイオン注入(即ち、閾値電圧を変えるイオン注入工程)によってデプレッションモードに変換することによって、FPLDをROMに変換する。実施において、この発明によるFPLDをROMに迅速に変換する方法は以下のステップを含んでなる。(1)ロジック工程でFPLDを設置する。(2)ソフトウェア/ファームウェアの欠陥検出と欠陥除去を設置して実行する。(3)欠陥除去されたソフトウェアコードを確認する。(4)確認されたソフトウェアコードによりイオン注入するまたはフローティングゲートを取り消す必要があるアドレスのFPLDを選択し、選択されたFPLDはデプレッションモードに変えられ、その他の選択されないFPLDはエンハンスメントモードに保持される。前述の方法を利用すれば、FPLDをはめ込み型ROMに変換する方法は製作工程を変更せずに完成される。また、その後のテスト工程も変更される必要がなく、テスト項目は減らされ、研究開発とチップの製作時間を節約できる。
【0015】
以上は、この発明の好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【0016】
【発明の効果】
従来の技術と比べ、この発明はポリシリコン(即ちゲート)を形成するマスクを変える方法によって、リードオンリーコードを二トランジスターFPLDにより構成されるメモリーに書き込み、不揮発性ROMを構成することができる。または、ポリシリコンゲートを形成するマスクを変えなくて、リードオンリーコードマスクを付加し、ホウ素イオンの注入を行い、リードオンリーコードを書き込む。かくしてFPLDをはめ込み型ROMに変換する方法は製作工程を変更せずに完成される。また、その後のテスト工程も変更される必要がなく、テスト項目は減らされ、研究開発とチップの製作時間を節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例による不揮発性ROMアレイの部分レイアウトの拡大平面図である。
【図2】 図1における不揮発性ROMセルのAA‘線に沿った断面図である。
【図3】 この発明の第2の実施例による不揮発性ROMアレイの部分レイアウトの拡大平面図である。
【図4】 図3における不揮発性ROMセルのBB‘線に沿った断面図である。
【図5】 この発明による不揮発性ROMの部分回路を表わす説明図である。
【符号の説明】
1 ROMアレイ
1a ROMアレイ
6 ROM
10 メモリーセル
10a メモリーセル
11 メモリーセル
30 ワードライン
100 N型ウェル
101 PMOSトランジスター
102 PMOSトランジスター
201 P+ソースドープ領域
202 P+ドープ領域
203 P+ドレインドープ領域
301 選択ゲート
302 フローティングゲート
401 フローティングゲートチャンネル
501 コンタクトホール
502 コンタクトホール
600a アドレス
600b アドレス
601 選択トランジスター
602 抵抗器
603 選択トランジスター
604 フローティングゲートトランジスター
Claims (9)
- ROMセルであって、
P型基板と、
前記P型基板に設けられるN型ウェルと、
前記N型ウェルに形成され、ワードラインに電気的に接続される選択ゲートと、ソースラインに電気的に接続される第一P+ソースドープ領域と、第一P+ドレインドープ領域とを具えるPMOS選択トランジスターと、
前記N型ウェルに形成されて前記PMOS選択トランジスターに直列接続され、フローティングゲートと、前記第一P+ドレインドープ領域と電気的に接続される第二P+ソースドープ領域と、ビットラインに電気的に接続された第二P+ドレインドープ領域とを具えるPMOSフローティングゲートトランジスターとを含み、
前記PMOSフローティングゲートトランジスターの前記フローティングゲート下の前記N型ウェルの表面にP型ドーパントが注入されてデプレッションモードにされることにより、前記ROMセルにロジックデータ「1」が書き込まれていることを特徴とするROMセル。 - 前記注入されるP型ドーパントの濃度が1016〜1018cm―3の範囲にあることを特徴とする請求項1記載のROMセル。
- 前記P型ドーパントがホウ素であることを特徴とする請求項1記載のROMセル。
- マスクROMセルであって、
ワードラインに電気的に接続される選択ゲートと、ソースラインに電気的に接続される第一ソースドープ領域と、第一ドレインドープ領域とを具えるMOS選択トランジスターと、
前記MOS選択トランジスターと直列接続され、フローティングゲートと、前記第一ドレインドープ領域に電気的に接続される第二ソースドープ領域と、ビットラインに電気的に接続された第二ドレインドープ領域とを具えるMOSフローティングゲートトランジスターとを含み、
前記MOSフローティングゲートトランジスターの前記フローティングゲート下の半導体ウエルの表面へのドーパントの注入の有無によりロジックデータが書き込まれていることを特徴とするROMセル。 - 前記MOSフローティングゲートトランジスターの前記フローティングゲート下の半導体ウエルの表面にドーパントが注入されてデプレッションモードにされることにより、前記ROMセルにロジックデータ「1」が書き込まれていることを特徴とする請求項4記載のROMセル。
- 前記注入されるドーパントの濃度が1016〜1018cm―3の範囲にあることを特徴とする請求項5記載のROMセル。
- 前記MOS選択トランジスターと前記MOSフローティングゲートトランジスターがシングル−ポリPMOSトランジスターであることを特徴とする請求項4記載のROMセル。
- バイナリコードが書き込まれるROMであって、
それぞれが、共通のワードラインに電気的に接続される選択ゲートと、異なるソースラインに電気的に接続される第一ソースドープ領域と、第一ドレインドープ領域とを含む同一の行にある複数のMOS選択トランジスターと、それぞれが、前記複数のMOS選択トランジスターのそれぞれと直列接続され、フローティングゲートと、前記第一ドレインドープ領域に電気的に接続される第二ソースドープ領域と、異なるビットラインに電気的に接続された第二ドレインドープ領域とを具える複数のMOSフローティングゲートトランジスターとで構成されるアレイ方式で配列されるプログラマブルロジックデバイスを含み、前記ROMはロジックデータ「0」が書き込まれるアドレスにおいては、
対応する前記MOS選択トランジスターと直列接続され、前記フローティングゲートの下方にドーパントを注入しないでエンハンスモードとされたMOSフローティングゲートトランジスターであり、
前記ROMはロジックデータ「1」が書き込まれるアドレスにおいては、
対応する前記MOS選択トランジスターと直列接続され、前記フローティングゲートの下方にドーパントが注入されてデプレッションモードとされたMOSフローティングゲートトランジスターからなる、対応する前記MOS選択トランジスターの第一ドレインドープ領域と前記ビットラインとを電気的に接続する抵抗器であることを特徴とするROM。 - バイナリコードが書き込まれるROMであって、
それぞれが、共通のワードラインに電気的に接続される選択ゲートと、異なるソースラインに電気的に接続される第一ソースドープ領域と、第一ドレインドープ領域とを含む同一の行にある複数のMOS選択トランジスターを具えるアレイ方式で配列されるプログラマブルロジックデバイスを含み、
前記ROMはロジックデータ「0」が書き込まれるアドレスにおいては、
対応する前記MOS選択トランジスターと直列接続され、フローティングゲートと、前記第一ドレインドープ領域と電気的に接続される第二ソースドープ領域と、ビットラインに電気的に接続された第二ドレインドープ領域とを具え、前記フローティングゲートの下方にドーパントを注入しないでエンハンスモードとされたMOSフローティングゲートトランジスターを更に含み、
前記ROMはロジックデータ「1」が書き込まれるアドレスにおいては、
対応する前記MOS選択トランジスターの第一ドレインドープ領域と前記ビットラインとは異なるビットラインとを電気的に接続するように、前記第一ドレインドープ領域と同じ電気極性のドープ領域を形成することにより構成された抵抗器を更に含み、
前記抵抗器は、前記MOSフローティングゲートトランジスターの前記フローティングゲートが除去されて、前記第二ソースドープ領域と前記第二ドレインドープ領域との間にもこれらと同時にドープ領域が形成されたものに対応する構造を有することを特徴とするROM。
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