JP3941630B2 - プレス加工における品番段取り方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯材をプレス機に搬送してプレス加工を行う際に、特に、搬送方向における長さの異なる製品、又は、搬送方向における孔位置の異なる製品等の段取り替えを行うプレス加工装置における品番段取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば、ヒータコアやコンデンサ又はエバポレータ等の熱交換装置におけるタンク部のチューブ孔のように、多数の孔をプレス加工で行う場合、コイル状に巻装した帯材を搬送装置によってプレス機内に順次送り、プレス機内で多工程を経てプレス加工が行われていた。上記の熱交換装置は、多機種にわたって生産されることから、同じ幅の帯材でも搬送方向における長さが異なったり、孔の加工位置がそれぞれ異なったりして、1種類のパンチでは対応することができずに、多種類のパンチを、加工する材料によって適宜入れ替える必要があった。
【0003】
従来の加工方法は、例えば、特開平9−155600号に示されるように、製品長さの変更に対応する1つの共通のプレス型を使用して生産性の向上や寸法精度の向上を図るようにしていた。この公報によれば、帯状の材料に複数のプレス工程を実施するプレス型として、一対の固定型と移動可能な可動型とを備えて、固定型と可動型とに配置された複数のパンチ・ダイのうち、一部を昇降可能な構成として、可動型の位置調整とプレス加工を行うパンチ・ダイの数の増減とを組み合わせて、プレス加工製品の長さの変更に伴う多種類の製品を1つのプレス型で行えるようにしていた。
【0004】
これによって、段取り替えの時間を短縮して生産性及び精度の向上を図るようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の公報に示されている加工方法では、前の製品の加工が終了して、次の製品を加工する場合、前の製品がすべて加工終了してから、パンチやダイ等を入れ替えて、次の製品の加工レイアウトを作った後、連続加工を行うことから、前の製品と、次の製品との間の段取り替えは、外段取りとなって段取り替え時間にムダを生じていた。
【0006】
つまり、段取り替えを行う場合、図8に示すように、前のA製品の最終工程が終了してプレス機が停止(プレスが上死点位置に復帰する)すると(図8▲1▼)、第1に端末部を切断して最終工程における半加工品を取り出して廃却し(図8▲2▼)、第2に次のB製品のパンチとダイとを入れ替えたり型ユニットを移動したりして段取り替えを行い(図8▲3▼)、その後、第3に次の製品を連続加工できる位置まで半加工しながら移動させて(図8▲4▼における加工レイアウト作りという)連続加工(図8▲5▼)を行っていた。
【0007】
この段取り替え時間による第1の工程(端末部を切断して半加工品を取り出す工程)においては、段取り替え時間の約7割を占めていることから、段取り替え時間のムダとなるとともに、帯材の端末部を切断することにより歩溜りが低下することとなっていた。
【0008】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、段取り替え時において、内段取り方式を採用することによって、段取り替え時間を短縮して多品種の製品をより多く加工して生産性の向上を図るとともに歩留まりを向上できるプレス加工における品番段取り方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るプレス加工における品番段取り方法は、上記の課題を解決するために以下のように行うものである。すなわち、
請求項1記載の発明では、A製品からB製品に加工を切替える際に、A製品の加工を停止してB製品を加工する前に、A製品の最終工程で加工された半加工品を取り除かずに残して、B製品の先頭工程とし、B製品の段取り替えを行った後、B製品の連続加工を行うようにしたことから、内段取りを実施することとなり、A製品の最終工程における端末部位を切断して半加工品を取り出す工程を省略することができる。従って、段取り替え時間の約7割を短縮することができ、生産性の更なる向上を図ることができる。しかもA製品の最終工程における半加工品を廃却することがないことから加工製品の歩留まりを向上することができる。
【0010】
請求項2記載の発明では、段取り替えを製品の長さを変更することによって行われることから、1型内において可動ユニットの長さを変更すれば、新たな型の入れ替えを必要としないでA製品の最終工程で加工された半加工品をB製品の先頭工程とすることができ、請求項1記載の発明と同様に、段取り替え時間の約7割を短縮することができる。
【0011】
又、請求項3記載の発明では、段取り替えを、1型内における可動ユニットの型移動によって、例えば、孔明け位置のピッチの変更を行うことから、新たな型の入れ替えを必要としないでA製品の最終工程で加工された半加工品をB製品の先頭工程とすることができ、請求項1記載の発明と同様に、段取り替え時間の約7割を短縮することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
第1の形態におけるプレス加工製品は、冷凍サイクル装置におけるコンデンサのプレートヘッダを一例として挙げ、プレス加工することにおいて説明するものとする。
【0014】
コンデンサ1は、図1に示すように、冷媒ガスを循環するために多数の並設したチューブ3と各チューブ3間に配置されるフィン4とを備えたコア部2と、コア部2の両端部に配置されるタンク部6、6とを備えて構成されている。タンク部6には、各チューブ2の両端を差し込むために長孔状の差込孔11を長手方向に多数並設したプレートヘッダ10を備えている。プレートヘッダ10は、断面コ字状に形成されるとともに複数の差込孔11をプレス加工にて形成される。
【0015】
実施形態のプレス加工においては、平板状の帯材を第1工程(#1)でコ字状に曲げるとともに差込孔部12を凹状に形成し、第2工程(#2)において、凹状に形成された差込孔部12に孔明けパンチ15を通して差込孔11を明け、第3工程(#3)において、搬送方向の両端に角状孔を形成するとともに切断するものである。この際、第1工程(#1)と第3工程(#3)は固定ユニットとして構成され、第2工程(#2)は、長さの異なる多種のプレートヘッダ10を加工するために、必要数の孔明けパンチ15を昇降する可動ユニットとして構成されている。そして、固定ユニット・可動ユニットは1金型内に装着されて、長さの異なる多種のプレートヘッダ10を加工することとなる。
【0016】
従って、第1工程(#1)には、搬送されるプレートヘッダ10の上方に、搬送方向に沿って長尺状に形成されるとともに下方に凹部13を有する断面コ字状に形成されたパンチブロック14が図示しない上型に装着して配置されている。パンチブロック14の裏面には、搬送方向に対して直交する複数の図示しない凸部が搬送方向に沿って並設するように形成されている。
【0017】
一方、プレートヘッダ10を挟んで、下方に、パンチブロック14の凹部13に対向する凸部21、パンチブロック14の下面部に対向する平面部22・22、凸部21上に形成された複数の凹部23を形成する第1ダイ部20を下型上に配置している。
【0018】
第2工程(#2)には、プレートヘッダ10の上方に薄板状の孔明けパンチ15が搬送方向に沿って複数並設するように配置されている。孔明けパンチ15の上面には、一方の側に中央から端部側に下傾する傾斜面16が形成され、それぞれの孔明けパンチ15の傾斜面16に係合して孔明けパンチ15を昇降可能にする薄板状のカム板17(図2においては1枚だけ図示している。)が孔明けパンチ15に向かって前後方向(搬送方向に対して直交する方向)に進出可能に配置されている。カム板17は、プレス加工される製品の長さによって必要分進出され、製品の段取り替え時に手動あるいは電動によって操作される。カム板17を孔明けパンチ15の傾斜面16に係合することによって、孔明けパンチ15が降下し、降下された孔明けパンチ15がプレートヘッダ10に孔明けを行うこととなる。
【0019】
一方、孔明けパンチ15に対向する第2ダイ部25には、プレートヘッダ10を支持する凸部26と、平面部27・27とを下型上に配置し、凸部26上に、孔明けパンチ15を挿入するための複数の凹部28とを形成している。
【0020】
第3工程(#3)には、製品の長手方向両端面に角状孔を形成するための角状凸部19・19を備えて製品を切断するカッター18をプレートヘッダ10の上方に配置し、プレートヘッダ10の下方には、カッター18及び角状凸部19・19に対向する切断用孔部31と、角状凹部32とを形成する第3ダイ部30が配置されている。
【0021】
次に、上記のように構成されたプレス加工装置に、2種類の製品(プレートヘッダ10A・プレートヘッダ10B)を段取り替えして加工することについて図3〜4に基づいて説明する。
【0022】
図3(a)は、プレートヘッダ10Aを加工するものであり、可動ユニットを配置する第2工程(#2)には、X枚分の孔明けパンチ15がカム板17に係合して降下され、上型の下方への移動によりプレートヘッダ10Aに孔明け可能な位置に移動されている。
【0023】
この状態で、帯材Wが型内に投入され、上型の下降により第1工程(#1)で曲げ加工及び複数の差込孔部12を凹状に形成する。第1工程(#1)が終了すると、帯材Wは順送されて第2工程(#2)に移動して、上型の下降で降下されている孔明けパンチ15により、凹状に形成されている差込孔部12が孔明けされて差込孔11を形成する。そして上型の上昇により、帯材Wが順送されて、差込孔11が形成された半加工品が第3工程(#3)に移動する。そして、これによって、プレートヘッダ10Aの加工レイアウト作りが終了し、この時点で連続運転を行う。第3工程(#3)で切断及び角状孔を形成した製品は、プレートヘッダ10Aとして搬出される。
【0024】
プレートヘッダ10Aの1ロット分の最終製品としての半加工品が第3工程(#3)に順送されると、プレス機が停止され上型が上方に移動される。この間に、第2工程(#1)に配置された可動ユニットが段取り替えされ、図3(b)に示すように、カム板17によってY枚分の孔明けパンチ15がプレートヘッダ10B用として降下して孔明け可能な位置に移動される。
【0025】
この位置においては、第1工程(#1)には、加工されていない帯材Wが平板状のままで搬送され、第2工程(#2)には、第1工程(#1)で曲げ加工及び凹状の差込孔部12に形成された半加工品が搬送されている。なお、第2工程(#2)のプレートヘッダ10B用の半加工品は、第1工程(#1)が固定ユニットであることから、第1工程(#1)で加工されたプレートヘッダ10Aと同様の長さで差込孔部12が形成されていることとなる。
【0026】
この状態で、プレス機が1工程送りで運転されると、図4(a)に示すように、第3工程(#3)にあった最終半加工品は、第3工程(#3)が固定ユニットであることから、カッター18によって切断されるとともに、切断面には、角状凸部19によって角状孔が形成される。そして、第1工程(#1)、第2工程(#2)には、次のプレートヘッダ10Bとなる半加工品が搬送されていることから、1工程送りでプレートヘッダ10Aの最終製品が第3工程(#3)から搬出されると、図4(b)に示すように、プレートヘッダ10B用の半加工品が型内に配置されることとなって、プレートヘッダ10Bの加工レイアウト作りが終了することとなる。この後、プレートヘッダ10Bを加工するための連続運転を行う。
【0027】
上記のように、プレートヘッダ10Aからプレートヘッダ10Bに加工を切替える際に、図5に示すように、プレートヘッダ10Aの最終工程となる半加工品を残してプレス装置を上死点停止し(図5▲1▼)、孔明けパンチ15の昇降を行って型内でプレートヘッダ10A用の段取りからプレートヘッダ10B用の段取りに入れ替え(図5▲2▼)、プレートヘッダ10Aの最終工程で加工された半加工品を取り除かずに残して、プレートヘッダ10Bの先頭工程とし(図5▲3▼)、プレートヘッダ10Bの連続加工を行うようにしたことから、内段取りを実施することとなり、プレートヘッダ10Aの最終工程において、端末部位を切断して半加工品を取り出す工程を省略することができる。従って、段取り替え時間を短縮して生産性の更なる向上を図ることができる。又、プレートヘッダ10Aの最終工程における半加工品はそのまま製品として加工されて廃却することがないことから、加工品の歩留まりを向上することができる。しかも、この方法では、可動ユニットの孔明けパンチ15を昇降させて長さ変更を行うことができるから、新たな型の入れ替え無しで、1型内で長さ変更を行うことができ上記の効果を達成することができる。
【0028】
次に、第2の形態としてコンデンサ1のサイドプレート7を加工する際の、2種類のサイドプレート7A・7Bの段取り替えを含めた加工について説明する。サイドプレート7は、図1に示すように、コア部2の上下端のチューブ3を支持するように、コア部2の上下両端部に配置するものであり、2種類のサイドプレート7A・7Bは、図6に示すように、長さが異なるとともに孔位置が異なって形成されている。
【0029】
この加工方法は、サイドプレート7Aからサイドプレート7Bに製品を切替える際に、サイドプレート7Aの最終工程における半加工品を残すとともに、型の移動が行われる。
【0030】
第1工程(#1)では、製品の両縁部を切断するために、縁切りパンチ41を備えて前後方向両端部に凹部71を形成するトリミング加工を行うとともに、相互に離隔した位置に配置される一対の孔明けパンチ42・43とを備えてサイドプレート7の底部の左右端部にそれぞれ一対の孔72・73の孔明け加工を行う。この工程は縁切りパンチ41及び孔明けパンチ42・43の搬送方向における型移動を伴うことから可動ユニットとして構成される。第2工程(#2)は、曲げパンチ44を備えて中央部両縁部74・74の曲げ加工を行うとともに、サイドプレート7を製品として切断する切断加工を含むものであり、固定ユニットとして構成されている。
【0031】
先ず、図7(a)に示すように、帯材Wを投入して第1工程(#1)でトリミング加工および孔明け加工を行い、第2工程(#4)で曲げ加工及び切断加工をそれぞれ1工程送りで行って、サイドプレート7Aの加工レイアウト作りを行った後、連続加工を行う。
【0032】
次に、サイドプレート7Aからサイドプレート7Bに製品切替えを行う場合、図7(b)に示すように、帯材Wを送った後、プレスを上死点停止して上型を上死点位置に移動させて、第1工程(#1)の縁切りパンチ41及び孔明けパンチ42を取り除く。この状態では、図7(c)に示すように、図7(a)の第1工程(#1)において、サイドプレート7Aの底部左右に形成された一対の孔72・73を形成した半加工品が第2工程(#2)に搬送されている。第1工程(#1)では、図7(a)で加工されたサイドプレート7Aの底部左方の孔72が第1工程(#1)の前方に搬送された状態にある。
【0033】
そしてプレス加工が1工程運転で行われると、図7(d)に示すように、第1工程(#1)において、サイドプレート7Aの底部右方の孔73が孔明けされることによって左右一対の孔72・73を形成して半加工品として配置され、第2工程(#2)においては、両縁部74・74の曲げ加工が行われるとともに、切断されてサイドプレート7Aの製品として搬出される。この際、第1工程(#1)の後部においては、縁切りパンチ41と孔明けパンチ42とが取り除かれていることから、第1工程(#1)の後部においては、帯材のままでプレス加工は行われない状態となる。
【0034】
その後、図7(e)に示すように、帯材Wが搬送されて、サイドプレート7Aの1ロット分の最終製品となる半加工品が第2工程(#2)に残された状態で、プレスを上死点停止してサイドプレート7Bの段取り替えを行う。
【0035】
段取り替えは、図7(f)に示すように、第1工程(#1)のトリミングパンチ41を、図中、右方に移動させ、孔明けパンチ42及び孔明けパンチ43を、それぞれピッチを小さくするように接近移動する。
【0036】
その後、サイドプレート7Bを加工する際の帯材Wの搬送ピッチは、サイドプレート7Aを加工する場合と比べて大きくなるように変更される。
【0037】
この状態で、1工程加工を行うと、図7(g)に示すように、第1工程(#1)では、サイドプレート7B用のトリミング加工及びサイドプレート7B用の孔明け加工が行われ、第2工程(#2)ではサイドプレート7A用の曲げ加工及び切断が行われる。
【0038】
そして、図7(h)に示すように、帯材Wを1工程送りで搬送することによって、第2工程(#2)で加工されたサイドプレート7Aの半加工品が製品となって搬出され、図7(i)に示すように、第1工程(#1)で加工されたサイドプレート7Bの半加工品は、第2工程(#2)に移動されることとなる。
【0039】
この状態になるとプレス機は連続運転され、サイドプレート7Bが連続的に加工されて搬出されることとなる。
【0040】
上記のように、サイドプレート7Aからサイドプレート7Bに加工を切替える際に、サイドプレート7Aの最終工程となる半加工品を残してプレス装置を上死点停止し、可動ユニットの型移動を行って型内でサイドプレート7A用の段取りからサイドプレート7B用の段取りに入れ替え、サイドプレート7Aの最終工程で加工された半加工品を取り除かずに残して、サイドプレート7Bの先頭工程としてサイドプレート7Bの連続加工を行うようにしたことから前述の形態と同様に内段取りを実施することとなり、サイドプレート7Aの端末部位を切断して半加工品を取り出す工程を省略することができ、段取り替え時間を短縮して生産性の更なる向上を図るとともに加工品の歩留まりを向上することができる。
【0041】
この段取り替えの際、可動ユニットとして構成される第1工程(#1)では、1型内で縁切りパンチ41と孔明けパンチ42・43との、搬送方向における型移動を行うことによって、新たな型の入れ替えを必要としないことから、段取り時間を増大させることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス加工方法で加工されるコンデンサ及びプレートヘッダを示す斜視図である。
【図2】本発明の一形態によるプレス加工装置を示す要部斜視図である。
【図3】図2におけるプレス加工装置の段取り替えを含めた作用を示す簡略説明図である。
【図4】図2におけるプレス加工装置の段取り替えを含めた作用を示す簡略説明図である。
【図5】図2におけるプレス加工方法を示す工程図である。
【図6】コンデンサの2種類のサイドプレートを示す斜視図である。
【図7】図6におけるサイドプレートを加工する工程を示す説明図である。
【図8】従来のプレス加工方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ
2 コア部
6 タンク部
7 サイドプレート
10 プレートヘッダ
11 差込孔
15 孔明けパンチ
17 カム板

Claims (3)

  1. プレス加工において、帯材を順送りでプレス機内に搬送して複数の加工工程を経てプレス加工を行うプレス加工における品番段取り方法であって、
    A製品からB製品に加工を切替えるために品番段取り替えをする際、A製品の加工停止後、B製品用の段取りに変更してから、A製品の最終工程で加工された半加工品をB製品の先頭工程として、B製品の連続加工を行うことを特徴とするプレス加工における品番段取り方法。
  2. 前記プレス機には、1型内に固定ユニットと可動ユニットが配置され、前記B製品の段取り替えの際、前記可動ユニットの長さ変更を行うことによって1型内で段取り替えを行うことを特徴とする請求項1記載のプレス加工における品番段取り方法。
  3. 前記プレス機には、1型内に固定ユニットと可動ユニットが配置され、前記B製品の段取り替えの際、前記可動ユニットの搬送方向における型移動を行うことによって1型内で段取り替えを行うことを特徴とする請求項1記載のプレス加工における品番段取り方法。
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