JP3940592B2 - 回転駆動装置及びそれを用いた記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転対象物を回転駆動するための回転駆動装置及びそれを用いた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来の技術のモータ1の一部を示す断面図である。モータ1は、記録媒体ディスク9をハブ5とクランプ11とで挟持し、ディスク9を回転駆動するモータであって、回転軸2が軸受3によって回転自在に支持され、この回転軸2にロータ4のハブ5が設けられ、ロータ4に取り付けられたロータマグネット12とステータ6との磁気作用によってロータ4が回転軸2を中心に回転する。回転軸2は、軸受3に挿入される挿入部7の上側に段差を有して小径部8が形成され、この小径部8においてハブ5が圧入固定されてロータ4が構成されている。クランプ11は回転軸2のねじ穴に螺合したねじ部材13により締着され、ハブ5との間で記録媒体ディスク9を狭持するためのクランプ力が付与されている。
【0003】
図3は、他の従来の技術のモータ10の一部を示す断面図である。このモータ10は、図2のモータ1と類似しており、異なる点だけ説明すると、回転軸2は、挿入部7だけを有して直円筒状に形成され、その軸受3から突出した部分にハブ5が圧入固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図2に示すモータ1では、回転軸2の挿入部7は、軸受3に挿入して安定した回転を得るために、たとえば研削加工して高い寸法精度で形成されるが、小径部8は製造コスト削減のために切削加工されるに留まり、挿入部7に比べて寸法精度が低くなっている。したがってハブ5の取付精度が悪くなって、たとえばハブ5に歪みを生じ、回転時にハブ5が振れ回りを生じてしまう。
【0005】
これに対して図3に示すモータ10では、ハブ5が寸法精度の高い挿入部7の外周面の一部を利用して設けられるので、図2のモータ1の課題は解決することができるが、挿入部7の外周面が一様な円筒状であることによって、ねじ部材13によるクランプ11の締め付け荷重および衝撃などがハブ5に作用すると、ハブ5が回転軸2に対して軸方向に変位してしまうという新たな課題を生じてしまう。
【0006】
これに対して、特開平8−036831に示すモータでは、円柱状の回転軸に、内径の大きな大径部と内径の小さい小径部とを有するハブを、大径部に回転軸が圧入されるとともに小径部を回転軸の端面に当接させて位置決めしている。これによって、取付精度を向上するとともにハブの回転軸に対する変位を防止している。
【0007】
このような従来の技術を踏まえ、記録密度の高密度化などに伴い、ハブの回転軸への取付精度をさらに向上することができるモータが望まれている。
【0008】
本発明の目的は、ロータを回転軸に対して高い位置精度で設けることができる回転駆動装置を提供することであり、さらにこの回転駆動装置を備えた記録装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、軸受体と、円筒状の外周面が形成される挿入部および挿入部の軸線方向一端部に段差を有して連なり挿入部より外径の小さい小径部を有し、少なくとも軸線方向一端部側が突出した状態で挿入部を軸受体に挿入して、その軸線まわりに回転自在に支持される回転軸と、ステータと、挿入部の外径よりも小さい内径の内周面が形成される圧入部および圧入部よりも半径方向内方に突出する当接部を有し、圧入部に挿入部を圧入するとともに、挿入部と小径部との段差に当接部を軸方向に当接させて回転軸に固定され、ステータとの磁気作用によって回転するロータとを含み、前記回転軸の小径部は、ロータの当接部から半径方向内方に退避して形成されることを特徴とする回転駆動装置である。
【0010】
本発明に従えば、回転軸が軸受体によってその軸線と一致する回転軸線まわりに回転自在に支持され、この回転軸にロータが設けられ、ロータはステータとの間の磁気作用によって回転軸線まわりに回転する。ロータは圧入部に回転軸の挿入部が圧入されて固定される。回転軸の挿入部は軸受体に挿入される部分であって、回転軸の安定した回転を得るために高精度に形成されるので、この挿入部にロータを圧入して固定することによって、回転軸の寸法誤差に伴なうロータの歪みの発生を防止することができる。したがってロータの重心を回転軸線上に配置して振れ回りを防止し、ロータの安定した回転を達成することができる。またロータは、当接部が回転軸の挿入部と小径部との段差面に当接されて回転軸に対して位置決めされ、高い位置精度で固定される。これによってもロータの振れ回りを防止し、ロータの安定した回転を達成することができる。
【0011】
さらに回転軸に小径部を設けることによって、回転軸とロータが対向する領域を大きくすることができ、回転軸とロータとの間に接着剤などの充填剤を介在させる場合に、この充填剤を大きい領域にわたって介在させることができるので、軸受体及びこの軸受体と挿入部との軸受間隙から流出する潤滑剤がモータ外部に流出することを防止でき、充填剤による効果を確実に達成することができる。また、回転軸の小径部とロータの当接部とが当接してしまうことがなく、ロータの歪みの発生を防ぐことはもちろん、小径部によるクランプ体の位置決めへの影響を防ぐことができる。
【0012】
請求項2記載の本発明は、記録媒体ディスクを回転駆動する回転駆動装置であって、ロータと協働して記録媒体ディスクを着脱可能に挟持するクランプ体を含み、回転軸の小径部は、回転軸に対するクランプ体の半径方向の位置決めをするための位置決め部分を有することを特徴とする。
【0013】
本発明に従えば、クランプ体によってロータと協働して記録媒体ディスクを挟持して回転駆動することができる。クランプ体は小径部によって半径方向の位置決めが成され、クランプ体の芯出しをすることができる。これによってクランプ体の重心を回転軸線上に配置し、ロータとクランプ体とによって挟持する記録媒体ディスクを安定して回転することができる。つまり回転バランスの向上に大きく寄与できる。またロータが当接部を回転軸の段差面に当接させて固定されているので、クランプ体から力を受けても、ロータが回転軸に対して軸方向に変位してしまうことを防ぐことができる。これによっても記録媒体ディスクの安定した回転を達成することができる。
【0016】
請求項3記載の本発明は、前記回転駆動装置を備え、ロータを用いて記録媒体ディスクを回転駆動することを特徴とする記録装置である。
【0017】
本発明に従えば、上述のようにロータを安定して回転することができ、このロータを用いて記録媒体ディスクを安定して回転駆動することができる記録装置を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態のモータ20の一部を示す断面図である。回転駆動装置であるモータ20は、各種の電子機器に設けられ、その電子機器が備える回転対象物を回転駆動する。具体的な一例を挙げると、本実施の形態では、モータ20は、情報を記録しまた記録された情報を再生する記録装置に設けられ、記録媒体ディスクを回転駆動する。モータ20はたとえば回転軸線L1が鉛直に配置される設置状態で用いられる。
【0019】
モータ20は、滑り軸受21と、回転軸22と、ステータ23と、ロータ24とを含んで構成される。ステータ23およびロータ24を含んで駆動手段が構成され、この駆動手段で作り出される駆動力によって、回転軸22およびロータ24を含んで構成される回転構成体が、滑り軸受22およびステータ23を含んで構成される固定構成体に対して、回転軸22の軸線と一致する回転軸線L1まわりに回転される。
【0020】
軸受体である滑り軸受21は、金属材料によって直円筒状に形成され、潤滑油を含有し、回転軸22を滑り接触させてラジアル方向(半径方向)に支持する。設置状態で下端部となる滑り軸受21の軸線方向一端部は、回転軸22をスラスト方向(軸線方向)に支持するためのスラスト受片であるスラスト板26が設けられて塞がれる。
【0021】
回転軸22は、金属材料からなり、円筒状外周面が形成される挿入部27と、挿入部27の軸線方向一端部に段差を有して連なる挿入部27より外径の小さい小径部28とを有し、小径部28の上端には半径方向外方に膨出するクランプ位置決め環部28aが形成されている。回転軸22が滑り軸受21に支持された状態で、挿入部27は少なくとも設置状態(滑り軸受21への挿入状態)で上端部となる軸線方向一端部が、滑り軸受21から突出している。
【0022】
ここで、回転軸22は、挿入部27を滑り軸受21に挿入して支持するにあたって、回転軸線L1のずれが小さい高精度の回転を実現するために、研削加工されて高い寸法精度に形成される。挿入部27は部分的に滑り軸受21から突出しているが、この突出している軸線方向一端部においても同様に研削加工される。このように滑り軸受21から突出する軸線方向一端部をも研削加工するようにしても、滑り軸受21に挿入される部分と同一の円筒面であるので、低コストで容易に加工することができる。
【0023】
ステータ23は、ロータ24の半径方向外側に滑り軸受21および回転軸22と同軸に設けられる。このステータ23は、半径方向内方へ突出し周方向に間隔をあけて配列された複数のステータ歯29にコイル30をそれぞれ巻回して構成される。
【0024】
ロータ24は、滑り軸受21および回転軸22と同軸に、したがってステータ23と同軸に設けられる。このロータ24はほぼ円筒状であり、周方向に交互に異なる磁極が並ぶように複数の磁極が形成されるロータマグネット31と、このロータマグネット31を保持するハブ32とを有する。
【0025】
ハブ32は、磁性金属材料から成り、大略的に短円筒状の周壁33と、周壁33の軸線方向一端部を塞ぐ端壁34とを有して、有蓋短筒状に形成される。端壁34は、中央部に圧入部35および当接部36を軸線方向に配置した挿通孔を有している。圧入部35は、回転軸22の挿入部27の外径よりも締まりばめに適した程度にわずかに小さい内径の内周面が形成される。当接部36は、圧入部25より上記軸線方向一端部側に圧入部35よりも半径方向内方に突出して形成される。
【0026】
このようなハブ32は、圧入部35に回転軸22の挿入部27を圧入するとともに、当接部36を挿入部27と小径部28との段差面37に当接させて回転軸22に固定される。当接部36の内周径は小径部28の外径より大きく設定され、当接部36の内周面と小径部28の基部外周面との間には環状溝空間61が形成されている。
【0027】
ハブ32と回転軸27との結合に際しては、ハブ32の圧入部35と回転軸22の挿入部27上端部とを圧入しかつ当接部36を段差面37に当接させることにより精度よく確実に固定することができるが、これに加えて接着剤を併用することも有益である。すなわち、回転軸22の小径部28外周を中心とした回転軸22とハブ32との結合部に接着剤を充填し、回転軸22とハブ32とを結合することにより、主に小径部28と当接部36との間の環状溝空間61が接着剤の溜まり溝として機能し、強固な結合強度が得られる。
【0028】
ハブ32には、周壁33の軸線方向他方側の部分、つまり端壁34との反対側の部分に、ステータ23の内周面に対向するよう円環状のロータマグネット31が外嵌固定される。
【0029】
モータ20は、さらに、筒部40が形成されるベースプレート41を有する。滑り軸受21は、筒部40内に嵌まり込んで固定され、ステータ23は、筒部40に対して半径方向に間隔をあけた状態で筒部40を囲むように配置され、ベースプレート41に固定される。このように滑り軸受21およびステータ23がベースプレート41に固定され、滑り軸受21、ステータ23およびベースプレート41を含む固定構成体が構成される。
【0030】
このように配置されるステータ23とロータ24との間には、コイル30を通電することによって発生する磁気作用によって相対的な回転力が作用し、ロータ24がステータ23に対して回転し、回転構成体が固定構成体に対して回転軸線L1まわりに回転される。
【0031】
ハブ32の周壁33には、マグネット31よりも軸線方向一端部寄りに、半径方向外方に突出し周方向全周に延びる支持台部48が形成される。円盤状記録媒体ディスク49は、その中心部の嵌合孔がハブ32の周壁33の上部外周に軸線方向一端部より嵌合され、記録媒体ディスク49の内周部が支持台部48上に載置される。ハブ32との間で記録媒体ディスク49を保持するクランプ体42は円盤状板バネ材からなり、中央部に嵌合孔44が形成され、この嵌合孔44に回転軸22の小径部28におけるクランプ位置決め環部28aが嵌まり込んだ状態で設けられる。
【0032】
回転軸22には、軸線方向一端部側に軸線に沿ってねじ孔が形成されており、外ねじが形成され半径方向外方に突出するフランジ状の係止片45が形成されたねじ部材46が、回転軸22のねじ孔に着脱自在に装着される。クランプ体42は、その内周部47がハブ32の当接部36とねじ部材46の係止片45とに挟持されて固定される。このように、回転軸22、ロータ24、クランプ体42およびねじ部材46を含んで構成される回転構成体によって、記録媒体ディスク49を保持し、記録媒体ディスク49を回転軸線L1まわりに回転駆動することができる。
【0033】
本実施の形態によれば、ロータ24のハブ32は、圧入部35に回転軸22の挿入部27が圧入されて固定される。挿入部27は、滑り軸受21に挿入される部分であって、回転軸22したがって回転構成体の安定した回転を得るために高精度に形成されるので、この挿入部27に圧入して固定することによって、回転軸22の寸法誤差に伴なうロータの歪みの発生を防止することができる。したがってロータ24の重心を回転軸線L1上に配置して振れ回りを防止し、ロータの安定した回転を達成することができる。またロータ24は、当接部35が回転軸22の段差面37に当接されて回転軸22に対して軸線方向に位置決めされ、高い位置精度で固定されることに加え、クランプ体42をねじ部材46によって締結した際においてもロータ24の回転軸22に対する軸線方向変位が皆無となり、ロータ24の安定した回転を達成することができる。
【0034】
さらに回転軸22の小径部28とハブ32の当接部36との間に環状溝空間61を設け、これに接着剤を充填することによって回転軸22とハブ32とをより強固に固定することが可能になる。加えて、この回転軸22とハブ32との結合部に接着剤のような充填剤を介在させる結果、軸受手段21に含浸したオイル等の潤滑剤が回転軸22表面を伝ってモータ外部に漏出するいわゆるオイルマイグレーションをこの接着剤によって確実に防止することができる。
【0035】
またクランプ体42は、小径部28のクランプ位置決め環部28aによって半径方向の位置決めが成され、クランプ体42の芯出しをすることができる。これによってクランプ体42の重心を回転軸線上に配置し、回転バランスを向上することができ、ロータ24のハブ32とクランプ体42とによって挟持する記録媒体ディスク49を安定して回転することができる。またハブ32が当接部36を段差面37に当接させて固定されているので、ねじ部材46の締め付けによってクランプ体42から力を受けても、ハブ32が回転軸22に対して軸線方向に変位してしまうことを防ぐことができる。これによっても記録媒体ディスク49の安定した回転を達成することができる。
【0036】
上述の実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内で構成を変更することができる。例えば上記では軸受手段21として含油スリーブ軸受の場合で説明したが、これが玉軸受を用いた軸受手段21であってもよく、さらには回転軸22の外周面とこれに対向する軸受スリーブの内周面との一方もしくは両方に動圧発生用溝を形成して構成される動圧軸受手段であってもよい。また、上記実施の形態では、回転軸22とハブ32との接合に用いた接着剤を利用して、潤滑油の漏れ防止(オイルマイグレーション対策)としたが、接着剤以外の充填剤を環状溝空間61を中心とする回転軸22とハブ32との接合部に充填することによっても同様に達成でき、含油スリーブ軸受以外の潤滑剤を用いる軸受の潤滑剤、たとえば玉軸受に用いられるグリースなどの漏れも同様に防止することができる。
【0037】
またマグネット31がステータ23の半径方向内方側に配置されるインナロータ型のモータに限らず、マグネットがステータの半径方向外方側に配置されるアウタロータ型のモータに実施することもできる。またたとえばモータは、記録媒体ディスクを回転するモータ以外に、レーザビームプリンタに搭載される回転多面鏡装置に実施するようにしてもよい。またこの他、磁気テープの送りローラ駆動用モータ、複写機の用紙送りローラ駆動用モータ、歯科治療用ハンドピースに内臓されるモータ(ドリル駆動用モータ)およびマイクロマシンを含む超小形機器などのモータとして実施するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、回転軸の寸法誤差に伴なうロータの歪みの発生を防止し、かつ高い位置精度でロータを回転軸に固定し、ロータの安定した回転を達成することができる。さらに、回転軸とロータとの間に、接着剤などの充填剤を介在させる場合に、この充填剤を大きい領域にわたって介在させることができるので、この充填剤による効果を確実に達成することができる。たとえば軸受体が潤滑剤を用いる構成である場合に、その潤滑剤がロータと回転軸との間を通って外部へ漏れることを確実に防ぐことができるとともに、マイグレーションをより確実に防ぐことができる。さらに、小径部が当接部に当接することによるロータの歪みの発生を防ぐことはもちろん、小径部によるクランプ体の位置決めへの影響を防ぐことができる。
【0039】
請求項2記載の本発明によれば、クランプ体の芯出しをすることができ、記録媒体ディスクを安定して回転することができる。またロータがクランプ体から力を受けても、ロータが回転軸に対して軸線方向に変位してしまうことを防ぐことができる。
【0041】
請求項3記載の本発明によれば、記録媒体ディスクを安定して回転駆動することができる記録装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のモータ20を示す断面図である。
【図2】従来の技術のモータ1の一部を示す断面図である。
【図3】他の従来の技術のモータ10の一部を示す断面図である。ステータ7の対向部21の一部を半径方向外方から見て示す正面図である。
【符号の説明】
20 モータ
21 滑り軸受
22 回転軸
23 ステータ
24 ロータ
27 挿入部
28 小径部
31 ロータマグネット
32 ハブ
35 圧入部
36 当接部
37 段差面
42 クランプ体
49 記録媒体ディスク
Claims (3)
- 軸受体と、
円筒状外周面が形成される挿入部および該挿入部の軸線方向一端部に段差を有して連なり前記挿入部より外径の小さい小径部を有し、少なくとも軸線方向一端部側が突出した状態で前記挿入部を前記軸受体に挿入してその軸線まわりに回転自在に支持される回転軸と、
ステータと、
前記挿入部の外径よりも小さい内径の内周面が形成される圧入部および該圧入部よりも半径方向内方に突出する当接部を有し、前記圧入部に前記挿入部を圧入するとともに、前記挿入部と前記小径部との段差に前記当接部を軸方向に当接させて前記回転軸に固定され、前記ステータとの磁気作用によって回転するロータとを含み、
前記回転軸の前記小径部は、前記ロータの前記当接部から半径方向内方に退避して形成されることを特徴とする回転駆動装置。 - 記録媒体ディスクを回転駆動する回転駆動装置であって、ロータと協働して記録媒体ディスクを着脱可能に挟持するクランプ体を含み、回転軸の小径部は、回転軸に対するクランプ体の半径方向の位置決めをするための位置決め部分を有することを特徴とする請求項1記載の回転駆動装置。
- 請求項1〜2のいずれかに記載の回転駆動装置を備え、ロータを用いて記録媒体ディスクを回転駆動することを特徴とする記録装置。
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