JP3938588B2 - 多連フレキシブル配線板、その製造方法、フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板 - Google Patents
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Description
本発明は、耐屈曲性を有する複数のフレキシブル配線板を分散配置した多連フレキシブル配線板、その製造方法、フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板に関する。
従来例に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を図14ないし図17に基づいて説明する。
図14は、従来例に係る多連フレキシブル配線板の分解斜視図である。図15は、従来例に係る多連フレキシブル配線板の平面図である。図16は、図15の矢符Eでの破断面を示す断面図であり、(A)は熱圧着前の仮止め工程での積層状態を示し、(B)は圧着工程で熱圧着した後の積層状態を示す。図17は、従来例に係るフレキシブル配線板を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は使用状態を示す側面図である。
多連フレキシブル配線板101は、第1配線基材112、第1配線基材112の一面を被覆する第1被覆フィルム層113、第1被覆フィルム層113および第2被覆フィルム層117を対向させて第1配線基材112および第2配線基材116を積層して接着する接着剤シート120、第2配線基材116の一面を被覆する第2被覆フィルム層117、第2配線基材116をこの配置で積層して構成してある。
第1配線基材112、第1被覆フィルム層113、接着剤シート120、第2被覆フィルム層117、第2配線基材116を位置合わせして積層した状態で仮止めし(仮止め工程)、第1配線基材112および第2配線基材116の両面から加熱加圧する熱圧着により接着剤シート120を介挿して第1配線基材112および第2配線基材116を接着する(圧着工程)。
第1配線基材112および第2配線基材116は、それぞれ絶縁層および導体パターン(不図示)を有しており、個別のフレキシブル配線板111に対応する領域としてフレキシブル配線板対応部112dおよびフレキシブル配線板対応部116dを有する。なお、第1配線基材112および第2配線基材116の絶縁層は、可撓性を有しており、また、導体パターンは絶縁層の片面または両面に適宜形成してある。
フレキシブル配線板対応部112dおよびフレキシブル配線板対応部116dは、多連フレキシブル配線板101上に複数形成配置してあり、一度の処理工程で多数のフレキシブル配線板111を形成することができる。ここでは、フレキシブル配線板対応部112d(フレキシブル配線板対応部116d)を対称的に対向して平面配置することにより面積利用率を向上させたものをさらに4列配置し、合計8個のフレキシブル配線板111を一括して形成する状態を示している。
接着剤シート120には、積層後の中空部111sを形成するための開口部121(説明の都合上、熱圧着前の開口部を開口部121aとして示し、熱圧着後の開口部を開口部121bとして示すことがある。)が形成してある。接着剤シート120の過剰な接着剤は、熱圧着工程による加熱加圧により溶融して開口部121に流出し、接着剤流出部120fを形成する。したがって、開口部121bは、接着剤流出部120fによる影響を受けることとなるので開口部121aより小さくなる。
熱圧着後の多連フレキシブル配線板101を、フレキシブル配線板111に対応する所定形状の金型でプレス(切断整形)して分離する(分離工程)ことにより、個別のフレキシブル配線板111を複数同時に形成する。
しかし、個別のフレキシブル配線板111は、中空部111sに接着剤流出部120fが形成される場合があり、完全な中空状態とならないことから、可撓性を確実に保持することができない場合がある。例えば、図17(C)で屈曲させた使用状態を示すが、図示するような滑らかな曲線では屈曲せず、また、破損することがある。つまり、耐屈曲性に重大な影響を及ぼすという問題があり、信頼性の低いフレキシブル配線板111となることがある。
このような問題を解決するために、接着剤シート120を予め半硬化し、さらに熱圧着時の温度、圧力などの条件および接着剤の溶融粘度を調整することが提案されている(例えば特許文献1参照。)。しかしながら、この方法では、条件設定が複雑であり、調整が困難なことが多く、問題を解決することは困難であった。
特開平6−283849号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、第1配線基材と、第1配線基材を被覆する第1被覆フィルム層と、第2配線基材と、第2配線基材を被覆する第2被覆フィルム層と、第1被覆フィルム層および第2被覆フィルム層を対向させて第1配線基材および第2配線基材を積層して接着する接着剤シートとにより複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板において、複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応して接着剤シートに形成された開口部により第1配線基材と第2配線基材との間に形成された複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部と、開口部に沿わせてフレキシブル配線板の間に形成された補助開口部とを備える構成とすることにより、溶融した過剰な接着剤が開口部に流出することを防止して、接着剤流出部が存在しない中空部を有する多連フレキシブル配線板を提供し、さらに多連フレキシブル配線板により製造されるフレキシブル配線板を提供することを目的とする。
また、本発明は、第1配線基材と、第1配線基材を被覆する第1被覆フィルム層と、第2配線基材と、第2配線基材を被覆する第2被覆フィルム層と、第1被覆フィルム層および第2被覆フィルム層を対向させて第1配線基材および第2配線基材を接着する接着剤シートとを積層して仮止めする仮止め工程と、仮止め後の熱圧着により第1配線基材および第2配線基材を接着する圧着工程とを備えて複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板の製造方法において、第1配線基材と第2配線基材との間にフレキシブル配線板の中空部を形成するためにフレキシブル配線板に対応させて接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、開口部に沿わせてフレキシブル配線板の間に補助開口部を形成する補助開口部形成工程とを備える構成とすることにより、熱圧着時に溶融した過剰な接着剤が開口部に流出することを防止して、接着剤流出部が存在しない中空部を有する多連フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板の製造方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、第1配線基材と、第1配線基材を被覆する第1被覆フィルム層と、第2配線基材と、第2配線基材を被覆する第2被覆フィルム層と、第1被覆フィルム層および第2被覆フィルム層を対向させて第1配線基材および第2配線基材を接着する接着剤シートとを積層して仮止めする仮止め工程と、仮止め後の熱圧着により第1配線基材および第2配線基材を接着する圧着工程とを備えて複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板の製造方法において、第1配線基材と第2配線基材との間にフレキシブル配線板の中空部を形成するためにフレキシブル配線板に対応させて接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、開口部にスペーサを埋め込むスペーサ埋め込み工程とを備える構成とすることにより、熱圧着時に溶融した過剰な接着剤が開口部に流出することを防止して、接着剤流出部が存在しない中空部を有する多連フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板の製造方法を提供することを他の目的とする。
本発明に係る多連フレキシブル配線板は、絶縁層および導体パターンを有する第1配線基材と、該第1配線基材の一面を被覆する第1被覆フィルム層と、絶縁層および導体パターンを有する第2配線基材と、該第2配線基材の一面を被覆する第2被覆フィルム層と、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層を対向させて前記第1配線基材および前記第2配線基材を積層して接着する接着剤シートとにより複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板において、前記複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応して前記接着剤シートに形成された開口部により前記第1配線基材と前記第2配線基材との間に形成された前記複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部と、前記開口部に沿わせて前記フレキシブル配線板の間に形成された補助開口部とを備えることを特徴とする。
この構成により、過剰な接着剤を補助開口部で収容することができるので、接着剤シートから開口部(中空部)への接着剤の流出を抑制して、接着剤の流出のない中空部を備える多連フレキシブル配線板(フレキシブル配線板)を構成することが可能となる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板では、前記補助開口部は、前記接着剤シートに形成してあることを特徴とする。
この構成により、接着剤シートに形成した補助開口部で過剰な接着剤を収容できることから、接着剤シートから中空部への接着剤の流出を抑制することができることとなり、接着剤の流出のない中空部とすることが可能となる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板では、前記補助開口部は、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層の少なくともいずれか一方に形成してあることを特徴とする。
この構成により、第1被覆フィルム層および/または第2被覆フィルム層に形成された補助開口部で過剰な接着剤を収容できることから、接着剤シートから中空部への接着剤の流出を抑制することができることとなり、接着剤の流出のない中空部とすることが可能となる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板では、前記接着剤シートの側にそれぞれ形成された前記第1配線基材の導体パターンに対応する導体層および前記第2配線基材の導体パターンに対応する導体層の少なくともいずれか一方は、前記補助開口部に対応する位置で除去してあることを特徴とする。
この構成により、補助開口部に対応する位置で導体層の厚さ分に対応する過剰な接着剤を収容することができることから、接着剤シートから中空部への接着剤の流出を抑制することができることとなり、接着剤の流出のない中空部とすることが可能となる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法は、絶縁層および導体パターンを有する第1配線基材と、該第1配線基材の一面を被覆する第1被覆フィルム層と、絶縁層および導体パターンを有する第2配線基材と、該第2配線基材の一面を被覆する第2被覆フィルム層と、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層を対向させて前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する接着剤シートとを積層して仮止めする仮止め工程と、仮止め後の熱圧着により前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する圧着工程とを備えて複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板の製造方法において、前記仮止め工程の前に、前記第1配線基材と前記第2配線基材との間に前記複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部を形成するために前記複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応させて前記接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、前記開口部に沿わせて前記フレキシブル配線板の間に補助開口部を形成する補助開口部形成工程とを備えることを特徴とする。
この構成により、多連フレキシブル配線板と同様の作用を得られる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法では、前記補助開口部は、前記接着剤シートに形成することを特徴とする。
この構成により、多連フレキシブル配線板と同様の作用を得られる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法では、前記補助開口部は、前記第1被覆フィルム層および第2被覆フィルム層の少なくともいずれか一方に形成することを特徴とする。
この構成により、多連フレキシブル配線板と同様の作用を得られる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法では、前記接着剤シートの側にそれぞれ形成された前記第1配線基材の導体パターンに対応する導体層および前記第2配線基材の導体パターンに対応する導体層の少なくともいずれか一方は、前記補助開口部に対応する位置で除去することを特徴とする。
この構成により、多連フレキシブル配線板と同様の作用を得られる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法は、絶縁層および導体パターンを有する第1配線基材と、該第1配線基材の一面を被覆する第1被覆フィルム層と、絶縁層および導体パターンを有する第2配線基材と、該第2配線基材の一面を被覆する第2被覆フィルム層と、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層を対向させて前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する接着剤シートとを積層して仮止めする仮止め工程と、仮止め後の熱圧着により前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する圧着工程とを備えて複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板の製造方法において、前記仮止め工程の前に、前記第1配線基材と前記第2配線基材との間に前記複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部を形成するために前記複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応させて前記接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、前記開口部にスペーサを埋め込むスペーサ埋め込み工程とを備えることを特徴とする。
この構成により、開口部を予めスペーサで埋め込んでおくことから、接着剤シートから開口部(中空部)への接着剤の流出を抑制して、接着剤の流出のない中空部を備えるフレキシブル配線板とすることが可能となる。
本発明に係るフレキシブル配線板の製造方法は、本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法により連結して形成した複数のフレキシブル配線板を所定形状に切断整形して分離する分離工程を備えることを特徴とする。
この構成により、中空部への接着剤の流出がない(個別の)フレキシブル配線板を複数同時に形成することが可能となる。
本発明に係るフレキシブル配線板は、本発明に係るフレキシブル配線板の製造方法により製造されたことを特徴とする。
この構成により、中空部への接着剤の流出が存在しないフレキシブル配線板とすることができる。
本発明に係る多連フレキシブル配線板およびフレキシブル配線板によれば、複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応して接着剤シートに形成された開口部により第1配線基材と第2配線基材との間に形成された複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部と、開口部に沿わせてフレキシブル配線板の間に形成された補助開口部とを備える構成とすることから、溶融した過剰な接着剤が開口部に流出することを防止して、接着剤流出部が存在しない中空部を有する多連フレキシブル配線板およびフレキシブル配線板を提供することができるので、部品点数を増やすことなく耐屈曲性に優れた信頼性の高い耐屈曲性フレキシブル配線板を実現できるという効果を奏する。
本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板の製造方法によれば、第1配線基材と第2配線基材との間にフレキシブル配線板の中空部を形成するためにフレキシブル配線板に対応させて接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、開口部に沿わせてフレキシブル配線板の間に補助開口部を形成する補助開口部形成工程とを備える構成とすることから、熱圧着時に溶融した過剰な接着剤が開口部に流出することを防止して、接着剤流出部が存在しない中空部を有する多連フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板の製造方法を提供することができるので、部品点数を増やすことなく耐屈曲性に優れた信頼性の高い耐屈曲性フレキシブル配線板を実現できるという効果を奏する。
本発明に係る多連フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板の製造方法によれば、第1配線基材と第2配線基材との間にフレキシブル配線板の中空部を形成するためにフレキシブル配線板に対応させて接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、開口部にスペーサを埋め込むスペーサ埋め込み工程とを備える構成とすることから、熱圧着時に溶融した過剰な接着剤が開口部に流出することを防止して、接着剤流出部が存在しない中空部を有する多連フレキシブル配線板の製造方法およびフレキシブル配線板の製造方法を提供することができるので、部品点数を増やすことなく耐屈曲性に優れた信頼性の高い耐屈曲性フレキシブル配線板を実現できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1ないし図3に基づいて、本発明の実施の形態1に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図1ないし図3に基づいて、本発明の実施の形態1に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る多連フレキシブル配線板の分解斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る多連フレキシブル配線板の平面図である。図3は、図2の矢符Eでの破断面を示す断面図であり、(A)は熱圧着前の仮止め工程での積層状態を示し、(B)は圧着工程で熱圧着した後の積層状態を示す。
多連フレキシブル配線板1は、第1配線基材12と、第1配線基材12の一面を被覆する第1被覆フィルム層13と、第1被覆フィルム層13および第2被覆フィルム層17を対向させて第1配線基材12および第2配線基材16を積層して接着する接着剤シート20と、第2配線基材16の一面を被覆する第2被覆フィルム層17と、第2配線基材16とをこの配置で積層して複数のフレキシブル配線板11を構成する。
第1配線基材12、第1被覆フィルム層13、接着剤シート20、第2被覆フィルム層17、第2配線基材16を位置合わせして積層した状態で仮止めし(仮止め工程)、第1配線基材12および第2配線基材16の両面から加熱加圧する熱圧着により接着剤シート20を介挿して第1配線基材12および第2配線基材16を接着する(圧着工程)。
第1配線基材12および第2配線基材16は、それぞれ絶縁層および導体パターン(不図示)を有しており、個別のフレキシブル配線板11に対応する領域としてフレキシブル配線板対応部12dおよびフレキシブル配線板対応部16dを有する。なお、第1配線基材12および第2配線基材16の絶縁層は、可撓性を有しており、また、導体パターンは絶縁層の片面または両面に適宜形成することができる。
フレキシブル配線板対応部12dおよびフレキシブル配線板対応部16dは、多連フレキシブル配線板1上に複数形成配置してあり、一度の処理工程で多数のフレキシブル配線板11を形成することができる。ここでは、フレキシブル配線板対応部12d(およびフレキシブル配線板対応部16d)を対称的に対向して2つを平面配置することにより面積利用率を向上させたものをさらに4列配置し、合計8個のフレキシブル配線板11を一括して形成する状態を示している。
接着剤シート20には、積層後の中空部11sを形成するための開口部21(説明の都合上、熱圧着前の開口部を開口部21aとして示し、熱圧着後の開口部を開口部21bとして示すことがある。)が予め形成してある(開口部形成工程)。接着剤シート20の過剰な接着剤は、熱圧着工程による加熱加圧により溶融して開口部21に流出し、接着剤流出部20fを形成する。したがって、開口部21bは、接着剤流出部20fによる影響を受けることとなるので開口部21aより小さくなる。
しかし、本実施の形態では、接着剤シート20に補助開口部22(説明の都合上、熱圧着前の補助開口部22を補助開口部22aとして示し、熱圧着後の補助開口部22を補助開口部22bとして示すことがある。)が開口部21に沿わせて隣接するフレキシブル配線板11の間(第1配線基材12での2つのフレキシブル配線板対応部12dの間、第2配線基材16での2つのフレキシブル配線板対応部16dの間)に対応する位置に形成してある(補助開口部形成工程)ことから過剰な接着剤が補助開口部22によって分散(収容)されることとなり、接着剤シート20から開口部21への接着剤の流出により形成される接着剤流出部20fを抑制(制御)することができるので、フレキシブル配線板11の中空部11sに対応する領域への接着剤の流出は生じない。
つまり、本実施の形態では、仮止め工程の前(積層する前)に、第1配線基材12(フレキシブル配線板対応部12d)と第2配線基材16(フレキシブル配線板対応部16d)との間に複数のフレキシブル配線板11それぞれの中空部11sを形成するために複数のフレキシブル配線板11のそれぞれに対応させて接着剤シート20に複数の開口部21を形成する開口部形成工程と、開口部21に沿わせて隣接するフレキシブル配線板11の間に補助開口部22を形成する補助開口部形成工程とを備える。
なお、本実施の形態では、補助開口部22は、接着剤シート20に形成してあるので、開口部形成工程と補助開口部形成工程とは同一工程として、開口部21と補助開口部22とを同時に形成することができる。
熱圧着後の多連フレキシブル配線板1を、フレキシブル配線板11に対応する所定形状の金型でプレス(切断整形)して分離する(分離工程)ことにより、個別のフレキシブル配線板11(図13参照)を複数同時に形成する。
個別のフレキシブル配線板11は、中空部11sに接着剤が存在しないことから、完全な中空状態となっており、第1配線基材12および第2配線基材16による可撓性を確実に保持することができるので、耐屈曲性に優れた信頼性の高いフレキシブル配線板11となる(図13参照)。
<実施の形態2>
図4ないし図6に基づいて、本発明の実施の形態2に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図4ないし図6に基づいて、本発明の実施の形態2に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図4は、本発明の実施の形態2に係る多連フレキシブル配線板の分解斜視図である。図5は、本発明の実施の形態2に係る多連フレキシブル配線板の平面図である。図6は、図5の矢符Eでの破断面を示す断面図であり、(A)は熱圧着前の仮止め工程での積層状態を示し、(B)は圧着工程で熱圧着した後の積層状態を示す。
本実施の形態は、基本的に実施の形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、第1被覆フィルム層13に補助開口部14(説明の都合上、熱圧着前の補助開口部14を補助開口部14aとして示し、熱圧着後の補助開口部14を補助開口部14bとして示すことがある。)が形成してある(補助開口部形成工程)。また、同様に第2被覆フィルム層17に、補助開口部18(説明の都合上、熱圧着前の補助開口部18を補助開口部18aとして示し、熱圧着後の補助開口部18を補助開口部18bとして示すことがある。)が形成してある(補助開口部形成工程)。
補助開口部14および補助開口部18は、開口部21に沿わせて隣接するフレキシブル配線板11の間(第1配線基材12での2つのフレキシブル配線板対応部12dの間、第2配線基材16での2つのフレキシブル配線板対応部16dの間)に対応する位置に形成してあることから過剰な接着剤が補助開口部14(14b)および補助開口部18(18b)によって分散(収容)されることとなり、接着剤シート20から開口部21への接着剤の流出により形成される接着剤流出部20fを抑制することができるので、フレキシブル配線板11の中空部11sに対応する領域への接着剤の流出は生じない。
つまり、本実施の形態では、補助開口部形成工程で、開口部21に沿わせて隣接するフレキシブル配線板11の間に、第1被覆フィルム層13に補助開口部14を、第2被覆フィルム層17に補助開口部18をそれぞれ形成してある。なお、補助開口部14(14a)および補助開口部18(18a)は、過剰な接着剤を収容できる程度の容積であれば良く、接着剤の流動性が低い場合には、少なくともいずれか一方に形成してあれば効果を奏する。
したがって、本実施の形態によれば実施の形態1と同様の作用効果を奏することが可能となる。
<実施の形態3>
図7ないし図9に基づいて、本発明の実施の形態3に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図7ないし図9に基づいて、本発明の実施の形態3に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図7は、本発明の実施の形態3に係る多連フレキシブル配線板の分解斜視図である。図8は、本発明の実施の形態3に係る多連フレキシブル配線板の平面図である。図9は、図8の矢符Eでの破断面を示す断面図であり、(A)は熱圧着前の仮止め工程での積層状態を示し、(B)は圧着工程で熱圧着した後の積層状態を示し、(C)は分離工程で分離した後の個別のフレキシブル配線板を示す。
本実施の形態は、基本的に実施の形態1、実施の形態2と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、実施の形態1での補助開口部21、実施の形態2での補助開口部14、補助開口部18を形成する補助開口部形成工程の代わりに、開口部21にスペーサ30を埋め込む埋め込み工程を備える。開口部21がスペーサ30で埋め込まれていることから、接着剤シート20からの過剰な接着剤はスペーサ30で抑制されることとなり、接着剤流出部20fを抑制することができるので、フレキシブル配線板11の中空部11sに対応する領域への接着剤の流出は生じない。
スペーサ30は、熱圧着後の分離工程で切り離されたフレキシブル配線板11の側面から適宜除去することができる。図9(C)にスペーサ30を除去した後の状態を示す。
したがって、本実施の形態によれば実施の形態1と同様の作用効果を奏することが可能となる。
<実施の形態4>
図10ないし図12に基づいて、本発明の実施の形態4に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図10ないし図12に基づいて、本発明の実施の形態4に係る多連フレキシブル配線板、その製造方法およびフレキシブル配線板を説明する。
図10は、本発明の実施の形態4に係る多連フレキシブル配線板の分解斜視図である。図11は、本発明の実施の形態4に係る多連フレキシブル配線板の平面図である。図12は、図11の矢符Eでの破断面を示す断面図であり、(A)は熱圧着前の仮止め工程での積層状態を示し、(B)は圧着工程で熱圧着した後の積層状態を示す。
本実施の形態は、基本的に実施の形態2と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、第1配線基材12の第1被覆フィルム層13側(接着剤シート20側)に積層形成された導体パターン(不図示)に対応する導体層15を補助開口部(例えば補助開口部14)に対応する位置で除去して導体層除去部15rを形成してある。また、第2配線基材16の第2被覆フィルム層17側(接着剤シート20側)に積層形成された導体パターン(不図示)に対応する導体層19を補助開口部(例えば補助開口部18)に対応する位置で除去して導体層除去部19rを形成してある。なお、補助開口部14に対する導体層除去部15rの形状、補助開口部18に対する導体層除去部19rの形状は同一とする必要はないがより近似していることが好ましい。
導体層除去部15rおよび導体層除去部19rは、実施の形態2での補助開口部14、18と併用することにより、導体層の厚さ分に対応する過剰な接着剤を収容することができることから、接着剤シート20から接着剤が開口部21へ流出することをさらに確実に抑制することが可能となる。また、導体層除去部15rおよび導体層除去部19rは、過剰な接着剤を収容できる程度の容積であれば良く、接着剤の流動性が低い場合には、少なくともいずれか一方に形成してあれば効果を奏する。
<実施の形態5>
図13は、本発明の実施の形態5に係るフレキシブル配線板を説明する説明図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)は使用状態を示す側面図である。
図13は、本発明の実施の形態5に係るフレキシブル配線板を説明する説明図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)は使用状態を示す側面図である。
本実施の形態では、熱圧着後の多連フレキシブル配線板1(実施の形態1ないし実施の形態4参照)を、フレキシブル配線板11に対応する所定形状の金型でプレス(切断整形)して分離する(分離工程)ことにより、個別のフレキシブル配線板11を複数同時に形成する。
個別のフレキシブル配線板11は、中空部11sに接着剤が存在しないことから、完全な中空状態となっており、可撓性を確実に保持することができるので、耐屈曲性に優れた信頼性の高いフレキシブル配線板11となる(同図D)。
1 多連フレキシブル配線板
11 フレキシブル配線板
11s 中空部
12 第1配線基材
12d フレキシブル配線板対応部
13 第1被覆フィルム層
14、14a、14b 補助開口部
15 導体層
15r 導体層除去部
16 第2配線基材
16d フレキシブル配線板対応部
17 第2被覆フィルム層
18、18a、18b 補助開口部
19 導体層
19r 導体層除去部
20 接着剤シート
20f 接着剤流出部
21、21a、21b 開口部
22、22a、22b 補助開口部
30 スペーサ
11 フレキシブル配線板
11s 中空部
12 第1配線基材
12d フレキシブル配線板対応部
13 第1被覆フィルム層
14、14a、14b 補助開口部
15 導体層
15r 導体層除去部
16 第2配線基材
16d フレキシブル配線板対応部
17 第2被覆フィルム層
18、18a、18b 補助開口部
19 導体層
19r 導体層除去部
20 接着剤シート
20f 接着剤流出部
21、21a、21b 開口部
22、22a、22b 補助開口部
30 スペーサ
Claims (11)
- 絶縁層および導体パターンを有する第1配線基材と、該第1配線基材の一面を被覆する第1被覆フィルム層と、絶縁層および導体パターンを有する第2配線基材と、該第2配線基材の一面を被覆する第2被覆フィルム層と、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層を対向させて前記第1配線基材および前記第2配線基材を積層して接着する接着剤シートとにより複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板において、
前記複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応して前記接着剤シートに形成された開口部により前記第1配線基材と前記第2配線基材との間に形成された前記複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部と、
前記開口部に沿わせて前記フレキシブル配線板の間に形成された補助開口部と
を備えることを特徴とする多連フレキシブル配線板。 - 前記補助開口部は、前記接着剤シートに形成してあることを特徴とする請求項1に記載の多連フレキシブル配線板。
- 前記補助開口部は、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層の少なくともいずれか一方に形成してあることを特徴とする請求項1に記載の多連フレキシブル配線板。
- 前記接着剤シートの側にそれぞれ形成された前記第1配線基材の導体パターンに対応する導体層および前記第2配線基材の導体パターンに対応する導体層の少なくともいずれか一方は、前記補助開口部に対応する位置で除去してあることを特徴とする請求項3に記載の多連フレキシブル配線板。
- 絶縁層および導体パターンを有する第1配線基材と、該第1配線基材の一面を被覆する第1被覆フィルム層と、絶縁層および導体パターンを有する第2配線基材と、該第2配線基材の一面を被覆する第2被覆フィルム層と、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層を対向させて前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する接着剤シートとを積層して仮止めする仮止め工程と、仮止め後の熱圧着により前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する圧着工程とを備えて複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板の製造方法において、
前記仮止め工程の前に、
前記第1配線基材と前記第2配線基材との間に前記複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部を形成するために前記複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応させて前記接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、
前記開口部に沿わせて前記フレキシブル配線板の間に補助開口部を形成する補助開口部形成工程と
を備えることを特徴とする多連フレキシブル配線板の製造方法。 - 前記補助開口部は、前記接着剤シートに形成することを特徴とする請求項5に記載の多連フレキシブル配線板の製造方法。
- 前記補助開口部は、前記第1被覆フィルム層および第2被覆フィルム層の少なくともいずれか一方に形成することを特徴とする請求項5に記載の多連フレキシブル配線板の製造方法。
- 前記接着剤シートの側にそれぞれ形成された前記第1配線基材の導体パターンに対応する導体層および前記第2配線基材の導体パターンに対応する導体層の少なくともいずれか一方は、前記補助開口部に対応する位置で除去することを特徴とする請求項7に記載の多連フレキシブル配線板の製造方法。
- 絶縁層および導体パターンを有する第1配線基材と、該第1配線基材の一面を被覆する第1被覆フィルム層と、絶縁層および導体パターンを有する第2配線基材と、該第2配線基材の一面を被覆する第2被覆フィルム層と、前記第1被覆フィルム層および前記第2被覆フィルム層を対向させて前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する接着剤シートとを積層して仮止めする仮止め工程と、仮止め後の熱圧着により前記第1配線基材および前記第2配線基材を接着する圧着工程とを備えて複数のフレキシブル配線板を構成する多連フレキシブル配線板の製造方法において、
前記仮止め工程の前に、
前記第1配線基材と前記第2配線基材との間に前記複数のフレキシブル配線板それぞれの中空部を形成するために前記複数のフレキシブル配線板のそれぞれに対応させて前記接着剤シートに開口部を形成する開口部形成工程と、
前記開口部にスペーサを埋め込むスペーサ埋め込み工程と
を備えることを特徴とする多連フレキシブル配線板の製造方法。 - 請求項5ないし請求項9のいずれか一つに記載の多連フレキシブル配線板の製造方法により連結して形成した複数のフレキシブル配線板を所定形状に切断整形して分離する分離工程を備えることを特徴とするフレキシブル配線板の製造方法。
- 請求項10に記載のフレキシブル配線板の製造方法により製造されたことを特徴とするフレキシブル配線板。
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