JP3938074B2 - ボール真球度検査装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、めっき用の非鉄金属ボール(銅球、スズ球、亜鉛球)、大径ベアリングその他の工業用金属ボールや、テニスボール、ボウリングの球、野球ボールその他のスポーツ・娯楽用ボールなど各種のボールの真球度を検査する際に適用するに好適なボール真球度検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気めっき法においては、大小さまざまなサイズ(例えば、直径55mm、11mmなど)の非鉄金属ボールが多数めっき槽に投入されて用いられる。このとき、電流の伝わり方をうまく制御するため、非鉄金属ボールは互いに点接触するのが好ましい。したがって、とりわけ大径の非鉄金属ボールについては、その表面の曲率が小さいことから、点接触を確保するため高い真球度が求められる。
【0003】
従来、この非鉄金属ボールの真球度を検査する際には、水平面から少し傾けてレールを設置し、このレール上に非鉄金属ボールを搭載して転動させ、このときの転がり具合を目視でチェックし、そこから非鉄金属ボールの真球度に関する良否判定を行う検査方法(以下、レール転動検査方法という。)が主に採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このレール転動検査方法では次のような不都合があった。
【0005】
第1に、検査者が非鉄金属ボールの転がり具合に基づいて真球度の良否判定を行なわなければならないので、真球度検査を適正に行なうためには熟練を要するばかりか、熟練者といえどもその判定結果に個人差があり、必ずしも判定結果の信頼性が高いとは言えない。第2に、レールとの接触によって非鉄金属ボールに微細な傷が付き、品質が低下する恐れがある。
【0006】
この辺の事情は、めっき用の非鉄金属ボール以外のボール(工業用金属ボール、スポーツ・娯楽用ボールなど)についても同様である。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑み、熟練者でなくてもボールの真球度検査を適正かつ簡便に行えるとともに、人的な判定誤差を排除して判定結果の信頼性を高めることができ、さらにボールの損傷による品質低下を回避することが可能なボール真球度検査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
まず、請求項1に記載の本発明は、ボール(40)の表面に沿うように形成された吸着面(22b)と、この吸着面の中央部に開口する形で形成された供給口(22c)とを備え、前記供給口から前記吸着面と前記ボールとの間隙に流体を供給して負圧を生じさせることにより、前記ボールを前記吸着面に非接触吸着しうるボール非接触吸着装置(22)を有し、このボール非接触吸着装置で前記ボールを非接触吸着したときの当該ボールの振動を検出する振動検出手段(35)を設け、この振動検出手段が検出した振動に基づいて前記ボールの真球度に関する良否を判定する判定部などの判定手段(36)を設けて構成される。
【0009】
また、請求項2に記載の本発明は、前記判定手段(36)として、前記振動検出手段(35)が検出した振動を所定の基準値との大小関係によって2値化するものを採用して構成される。さらに、請求項3に記載の本発明は、前記振動検出手段(35)として、前記ボール非接触吸着装置(22)の吸着面(22b)と前記ボール(40)との間隙の圧力変動で当該ボールの振動を検出するもの(圧力測定装置など)を採用して構成される。
【0010】
これらの構成を採用することにより、ボールの真球度は、このボールがボール非接触吸着装置によって非接触吸着された状態でその振動(圧力変動)を検出し、この検出結果から良否を判定することが可能となる。
【0011】
また、請求項4に記載の本発明は、前記振動検出手段(35)として、非接触型センサで前記ボール(40)の振動を検出するものを採用して構成される。かかる構成により、非接触型センサを用いるため、ボールの振動に悪影響を与えることなく振動(圧力変動)の検出を行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は本発明に係るボール真球度検査装置の一実施形態が組み込まれたボール選別機を示す図であって、(a)はその平面図、(b)は(a)のB−B線による断面図、(c)は(b)のC−C線による断面図、
図2は図1に示すボール選別機の制御装置を示す制御ブロック図である。
【0014】
このボール選別機1は、図1に示すように、平板状の基板2を有しており、基板2上には4本の支柱3を介して投入レール5が、水平面に対して所定の傾斜角度(例えば、3°)だけ傾いて設置されている。投入レール5の先端部近傍には、第1ストッパ6が第1エスケープシリンダ8によって昇降自在に設けられているとともに、この第1ストッパ6から前方にボール40の直径ほど離れた位置に第2ストッパ7が第2エスケープシリンダ9によって昇降自在に設けられている。
【0015】
また、基板2上には、図1に示すように、本発明に係るボール真球度検査装置20が投入レール5の前方(図1(b)左方)に設置されており、ボール真球度検査装置20は支持プレート21、ボール非接触吸着装置22、ボール搭載台23および昇降シリンダ24から構成されている。すなわち、基板2上には支持プレート21が立設されており、支持プレート21にはボール非接触吸着装置22が固着されている。このボール非接触吸着装置22は、図2に示すように、直方体状の本体22aを有しており、本体22aの下部には吸着面22bがボール40の表面に沿うように所定の半径(ボール40の半径より僅かに大きい半径)の半球面状に凹設されている。また、本体22aには、供給口22cが吸着面22bの中央部、すなわち軸心部(この実施形態では頂部)に開口する形で形成されているとともに、圧力測定口22dが吸着面22bの中央部と周縁部との間に開口する形で形成されている。さらに、支持プレート21にはボール搭載台23が昇降シリンダ24によって昇降自在に設けられており、通常このボール搭載台23はボール非接触吸着装置22の下方で投入レール5の前方(図1(b)左方)に位置決めされている。
【0016】
また、基板2上には、図1に示すように、4本の支柱12を介して良品排出レール15が、水平面に対して所定の傾斜角度(例えば、3°)だけ傾く形でボール真球度検査装置20の右方に設置されているとともに、4本の支柱13を介して不良品排出レール16が、水平面に対して所定の傾斜角度(例えば、3°)だけ傾く形でボール真球度検査装置20の左方に設置されている。さらに、基板2上には分別シュート17がその両端部を2本の仕分けシリンダ18、19で支持された形でボール非接触吸着装置22の下方で良品排出レール15と不良品排出レール16との間に設置されており、一方の仕分けシリンダ18を突出させれば、図1(c)に想像線で示すように、分別シュート17が不良品排出レール16側に傾斜し、他方の仕分けシリンダ19を突出させれば、分別シュート17が良品排出レール15側に傾斜する。なお、ボール非接触吸着装置22の下方にはボール搭載台23および分別シュート17が設置されているが、両者は互いに干渉することなくそれぞれの動作(昇降動作、傾斜動作)を円滑に行うことができる。
【0017】
さらに、ボール選別機1には、図2に示すように、制御装置30が組み込まれており、制御装置30は主制御部31を有している。主制御部31には給気制御部32が接続されており、給気制御部32にはコンプレッサなどの給気装置33が接続されている。そして、給気装置33はボール非接触吸着装置22の供給口22cに接続されている。また、主制御部31には演算部34が接続されており、演算部34には圧力測定装置35が接続されている。そして、圧力測定装置35はボール非接触吸着装置22の圧力測定口22dに接続されている。また、主制御部31には判定手段として判定部36が接続されている。さらに、主制御部31にはシリンダ制御部37が接続されており、シリンダ制御部37は第1エスケープシリンダ8、第2エスケープシリンダ9、昇降シリンダ24および仕分けシリンダ18、19に接続されている。
【0018】
ボール選別機1は以上のような構成を有するので、このボール選別機1を用いてボール40をその真球度の良否で選別する際には、第1ストッパ6および第2ストッパ7が上昇した状態で、投入レール5上に複数個(図1では5個)のボール40を搭載する。すると、これらのボール40は投入レール5上を前進し、第1ストッパ6に当接して停止する。この状態で、制御装置30の主制御部31に対してボール40の選別作業を指令する。これを受けて主制御部31は、以下に述べるとおり、各ボール40を順次その真球度の良否に基づいて選別していく。なお、ここでは1個のボール40についてのみ説明するが、残りのボール40についても同様である。
【0019】
すなわち、まず主制御部31はシリンダ制御部37に対して第1ストッパ6の一時的下降を指令する。これを受けてシリンダ制御部37は、第1エスケープシリンダ8を駆動して第1ストッパ6を下降させ、1番目(最前)のボール40が第2ストッパ7まで前進して停止したところで、第1エスケープシリンダ8を駆動して第1ストッパ6を元どおり上昇させる。このとき、2番目のボール40は第1ストッパ6に当接して停止した状態となる。
【0020】
次に、主制御部31はシリンダ制御部37に対して第2ストッパ7の一時的下降を指令する。これを受けてシリンダ制御部37は、第2エスケープシリンダ9を駆動して第2ストッパ7を下降させ、図2に一点鎖線で示すように、1番目のボール40がボール搭載台23に供給されたところで、第2エスケープシリンダ9を駆動して第2ストッパ7を元どおり上昇させる。このとき、2番目以降のボール40は第1ストッパ6に引っ掛かって投入レール5上に停止したままである。
【0021】
その後、主制御部31はシリンダ制御部37に対してボール搭載台23の上昇を指令する。これを受けてシリンダ制御部37は、昇降シリンダ24を駆動してボール搭載台23をボール40とともに上昇させて、図2に二点鎖線で示すように、ボール40をボール非接触吸着装置22の吸着面22bに至近距離まで近づける。
【0022】
次いで、主制御部31は給気制御部32に対して給気を指令する。これを受けて給気制御部32は、給気装置33を用いてボール非接触吸着装置22の供給口22cから空気を高速で流出させる。すると、この空気はボール非接触吸着装置22の吸着面22bとボール40との間隙に高速で供給されて負圧が生じるため、図2に実線で示すように、ボール40は吸着面22b側に吸引されてボール搭載台23から浮いた状態となる。ただし、ボール40が吸着面22bに近づき過ぎると、両者の間隙が狭くなって流路抵抗が増すので、空気の圧力が大きくなる。したがって、ボール40は吸着面22bに対して所定の間隔をおいて非接触で安定して吸着されることになる。
【0023】
この状態で、主制御部31は演算部34に対して圧力変動の測定を指令する。これを受けて演算部34は、圧力測定装置35を用いて吸着面22bとボール40との間隙の圧力変動を圧力測定口22dを介して測定し、その結果を主制御部31に出力する。
【0024】
その後、主制御部31は給気制御部32に対して給気の停止を指令し、給気制御部32は空気の供給を停止する。すると、それまでボール非接触吸着装置22の吸着面22bに非接触吸着されていたボール40が自重で落下し、図2に二点鎖線で示すように、ボール搭載台23上に搭載された状態に戻る。また、主制御部31はシリンダ制御部37に対してボール搭載台23の下降を指令し、シリンダ制御部37は昇降シリンダ24を駆動してボール搭載台23をボール40とともに下降させる。
【0025】
次に、主制御部31は判定部36に対して真球度の判定を指令する。これを受けて判定部36は、吸着面22bとボール40との間隙の圧力変動を所定の基準値(しきい値)と比較して2値化する。すなわち、ボール40の真球度が良好であれば、供給口22cから流出した空気はボール40の表面に沿って対称的に流れ落ちるため、ボール40が微小な振幅で振動して圧力変動が小さくなり、ボール40の真球度が良好でなければ、供給口22cから流出した空気が乱れて非対称的な流れが生じるため、ボール40が大きい振幅で振動して圧力変動が大きくなるとの考えに立脚し、圧力変動が基準値以下の場合は、ボール40の真球度が良好であると判定し、主制御部31に2値化信号として「1」を出力し、逆に圧力変動が基準値を超える場合は、ボール40の真球度が良好でないと判定し、主制御部31に2値化信号として「0」を出力する。
【0026】
最後に、主制御部31は、判定部36が出力した2値化信号に基づき、ボール40をその真球度の良否で振り分ける。すなわち、この2値化信号が「1」である場合には、ボール40の真球度が良好であるため、仕分けシリンダ19を突出させて分別シュート17を良品排出レール15側に傾斜させる。すると、ボール搭載台23上のボール40は、分別シュート17上を転動して良品排出レール15に供給される。他方、この2値化信号が「0」である場合には、ボール40の真球度が良好でないため、仕分けシリンダ18を突出させて分別シュート17を不良品排出レール16側に傾斜させる。すると、ボール搭載台23上のボール40は、分別シュート17上を転動して不良品排出レール16に供給される。ここで、ボール選別機1によるボール40の選別作業が終了する。
【0027】
このように、ボール40の真球度は、ボール非接触吸着装置22によってボール40が非接触吸着された状態で圧力変動を検出し、この検出結果に基づいて良否が判定されるので、熟練者でなくてもボール40の真球度検査を適正かつ簡便に行うことができる。しかも、従来のレール転動検査方法と異なり、人的な判定誤差が発生する危険性はないため、判定結果の信頼性は高く、真球度検査に伴ってボール40に微細な傷が付いて品質低下を招く恐れもない。また、ボール非接触吸着装置22によって非接触吸着されたボール40は、その状態のまま少しずつ自転するので、ボール40の全表面にわたってその真球度を検査することができる。
【0028】
なお、上述の実施形態においては、ボール40の振動を圧力変動で間接的に検出する場合について説明したが、この振動の検出方法は他にも種々考えられる。例えば、変位計やレーザなど各種の非接触センサを用いてボール40の振動を直接的に検出することもできる。この場合、非接触型センサであるが故に、ボール40の振動に悪影響を与えることなく圧力変動の検出を行うことができるので、この検出ひいてはボール40の真球度の良否判定を一層正確に行うことが可能となる。
【0029】
また、上述の実施形態においては、ボール40の真球度検査に際して、ボール非接触吸着装置22を固定したままボール40を上昇させて検査する場合について説明したが、逆にボール40を固定したままボール非接触吸着装置22を下降させて検査することも勿論できる。
【0030】
また、上述の実施形態においては、良品排出レール15および不良品排出レール16を設置した場合について説明したが、不良品排出レール16を省いて良品排出レール15だけ設置しておき、真球度が良好なボール40は良品排出レール15に供給するとともに、真球度が良好でないボール40は適当な回収箱(図示せず)に落下させて回収するようにしてもよい。
【0031】
また、上述の実施形態においては、半球面状に凹設された吸着面22bを備えたボール非接触吸着装置22を有するボール真球度検査装置20について説明したが、ボール非接触吸着装置22の吸着面22bにボール40を非接触吸着させているのは、主としてボール40の頂点近傍と吸着面22bとの間隙で生じている負圧によるものであるので、この吸着面22bの形状は必ずしも半球面状とする必要はなく、例えば立体角で(1/2)πステラジアン程度の一部球面状に凹設された吸着面22bを採用することも可能である。
【0032】
さらに、上述の実施形態においては、ボール非接触吸着装置22の供給口22cから流出させる流体として空気を使用する場合について説明したが、ボール非接触吸着装置22の供給口22cから流出してボール40を吸着面22bに非接触吸着できるものである限り、空気以外の流体を代用しても構わない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3に記載の本発明によれば、ボールの真球度は、このボールがボール非接触吸着装置によって非接触吸着された状態でその振動(圧力変動)を検出し、この検出結果から良否を判定することが可能となることから、熟練者でなくてもボールの真球度検査を適正かつ簡便に行えるとともに、人的な判定誤差を排除して判定結果の信頼性を高めることができ、さらにボールの損傷による品質低下を回避することが可能なボール真球度検査装置を提供することができる。
【0034】
また、請求項4に記載の本発明によれば、非接触型センサを用いるため、ボールの振動に悪影響を与えることなく振動(圧力変動)の検出を行えることから、ボールの真球度の良否判定を一層正確に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボール真球度検査装置の一実施形態が組み込まれたボール選別機を示す図であって、(a)はその平面図、(b)は(a)のB−B線による断面図、(c)は(b)のC−C線による断面図である。
【図2】図1に示すボール選別機の制御装置を示す制御ブロック図である。
【符号の説明】
1……ボール選別機
20……ボール真球度検査装置
22……ボール非接触吸着装置
22b……吸着面
22c……供給口
35……圧力測定装置(振動検出手段)
36……判定部(判定手段)
40……ボール

Claims (4)

  1. ボール(40)の表面に沿うように形成された吸着面(22b)と、この吸着面の中央部に開口する形で形成された供給口(22c)とを備え、前記供給口から前記吸着面と前記ボールとの間隙に流体を供給して負圧を生じさせることにより、前記ボールを前記吸着面に非接触吸着しうるボール非接触吸着装置(22)を有し、
    このボール非接触吸着装置で前記ボールを非接触吸着したときの当該ボールの振動を検出する振動検出手段(35)を設け、
    この振動検出手段が検出した振動に基づいて前記ボールの真球度に関する良否を判定する判定手段(36)を設けたことを特徴とするボール真球度検査装置。
  2. 前記判定手段(36)として、前記振動検出手段(35)が検出した振動を所定の基準値との大小関係によって2値化するものを採用したことを特徴とする請求項1に記載のボール真球度検査装置。
  3. 前記振動検出手段(35)として、前記ボール非接触吸着装置(22)の吸着面(22b)と前記ボール(40)との間隙の圧力変動で当該ボールの振動を検出するものを採用したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボール真球度検査装置。
  4. 前記振動検出手段(35)として、非接触型センサで前記ボール(40)の振動を検出するものを採用したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボール真球度検査装置。
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