JP3937868B2 - 筆記具 - Google Patents

筆記具 Download PDF

Info

Publication number
JP3937868B2
JP3937868B2 JP2002049133A JP2002049133A JP3937868B2 JP 3937868 B2 JP3937868 B2 JP 3937868B2 JP 2002049133 A JP2002049133 A JP 2002049133A JP 2002049133 A JP2002049133 A JP 2002049133A JP 3937868 B2 JP3937868 B2 JP 3937868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter portion
writing instrument
writing
finger
experiment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002049133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003080881A (ja
Inventor
伸生 横内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP2002049133A priority Critical patent/JP3937868B2/ja
Publication of JP2003080881A publication Critical patent/JP2003080881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3937868B2 publication Critical patent/JP3937868B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pens And Brushes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具の軸筒に関し、特に、筆記具を弱い力で把持できる軸筒の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の筆記具において、把持部に関わる指の疲労の低減や、滑り止め性を考慮した製品、並びに、発明は数多く知られている。例えば、特開平5−177979号公報である。その公報の特許請求の範囲の請求項1には、「筆記具1と組合せて使用する、次記各要素を含む筆記具用保持補助具:前記筆記具1に密に嵌合可能な内径と、筆記具1の横断面より大きな外周形状とを有し筆記具1の任意の位置で固定可能な第一の環2、前記筆記具1に遊嵌可能で、前記第一の環2の外径より稍々小さな内径の環状部4と、及びこの環状部4と関連して手掌により把握可能な部材6、10とを有し、前記第一の環2より上の位置で筆記具1に遊嵌される保持体3。」と記載されている。即ち、指以外にも支持部を設けることによって、手、腕、および肩に対する疲労を軽減しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、拇指(親指)、示指(人差し指)、中指の3点による筆記具の支持だけでは、把持部が滑らないようにする為にある程度の把持力(軸心方向への力)が必要となり、無意識のうちに力が入り過ぎて指への負担を低減させるには不充分であった。
また、軸筒に掌で保持できるような支持体を取り付けることは、筆記具の携帯性、取り扱い性に問題があった。つまり、ポケットや筆入れなどに収納することは困難であり、また、把持する際には、軸筒を持つ方向性が強制的に定められてしまうのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、筆記具の軸筒において、軸筒の長手方向の略中央部に大径部を形成し、その大径部よりも前方部に把持部を設けると共に、後方部には指間当接部を設け、その指間当接部を小径にし、また、前記大径部を軸筒の長手方向に対して移動可能に配置するが、任意の位置で固定可能にすると共に、その固定手段を前記大径部に形成した凸部と、その凸部が係脱する前記軸筒に形成した凹部とより構成したことを要旨とする。
【0005】
【実施例】
図1乃至図6に第1例を示し説明する。軸筒1の内部には、シャープペンシルの芯繰り出し機構や、ボールペンのリフィルなどが収納・配置されている。本例における軸筒1の内部には、ボールペンのリフィル2が内蔵されており、また、軸筒1は、回転子3や摺動子4、カム溝5、ノック6、スプリング7を備えている。つまり、出没式のボールペンである。(以下、図中上方を後方と言い、下方を前方と言う。)
【0006】
軸筒1の長手方向の略中央部には、大径部(コマ部)8が設けられている。その大径部8より前方には、把持部9が設けられており、後方には指間当接部10が設けられている。これら把持部9及び指間当接部10は、各々大径部8から連続した前方縮径部11及び後方縮径部12によって縮径された状態で、軸筒1に別部材として形成されているが、一体的に形成しても良い。この形状の物において、前記把持部9を拇指(親指)と示指(人差し指)、中指の3点で包囲するように握ると(図3参照)、指間当接部10は、拇指と示指の間に当接し、その結果、指間当接部10の前方に位置する後方縮径部12を拇指と示指の付け根で支えることになる(図4参照)。この支持力が筆記荷重の補助となり、把持部9の指への負担を軽減させることになる。また、前記把持部材9や指間当接部10は、滑り止め効果を得る為に熱可塑性エラストマーやシリコン、NBRなどの弾性部材13、14から形成されているが、滑り止め効果が得られる塗料などを塗布し、硬化させても良い。
【0007】
また、把持部9を示指、中指の2点で支持し、指間当接部10を拇指と示指の付け根で支持するように握ると(図5参照)、指間当接部10が安定して支持されるとともに、後方縮径部12への筆記荷重が確実に行えるようになる。この場合においても、強い把持力を必要とせずに筆記することができ、もって、筆記作業による疲れを軽減させることができる。この様な筆記具の持ち方は比較的少人数ではあるが、増える傾向にある。(ちなみに、出願人による調査では、18歳前後の若者42名中、7人、即ち、16%がこのような持ち方をしている。)
【0008】
更に、異なる持ち方を図6に示し説明する。軸筒1の中央を鷲掴みした例である。このような例においても、大径部8とその大径部8を境に形成されている前方縮径部11や後方縮径部12の形状が、掌の各部に対して確実に当接する為、筆記具の把持が安定し、かつ十分な筆記荷重が得られることになる。本例は比較的握力の弱い方にも対応できる例である。
【0009】
次に、前記大径部8が、軸筒1の長手方向に対して移動可能な例を図7〜図9に示し説明する。前記軸筒1には、大径部8を境として、前方には弾性部材13が固定されて把持部9を形成しており、後方には後方縮径部12及び指間当接部10を有する弾性部材14を取り付けた移動部材15が摺動可能に配置されている。その移動部材15の内側には、軸筒1の軸心方向に突出し付勢された弾性を有する凸部16が設けられており、一方、軸筒1には、前記凸部16の突出量よりも浅い溝部17が長手方向に渡って直線上に設けられている。そして、移動部材15の凸部16が、溝部17上を摺動し得るようになっている。また、前記溝部17には、一定間隔(例えば、2mm〜4mm間隔)に、前記凸部16の突出量と同等の深さの凹部18が設けられており、前記凸部16がその凹部18に係合することによって、移動部材15の位置が固定される。これらの機構によって、使用者の手の大きさに対応して、使用者が軸筒1を把持したときの大径部8、後方縮径部12及び指間当接部10の位置が調節できるのである。ちなみに、図7に示す例は、比較的手の小さい使用者が把持する場合であって、図8に示す例は、比較的手の大きい使用者が把持する場合である。
【0010】
次に図10、図11に変形例を示し説明する。前記後方縮径部12及び指間当接部10を有する移動部材15は同様であるが、前記軸筒1の溝部17が、軸筒1に対して螺旋状に設けられている例である。溝部17には、一定間隔で凹部18が設けられている。移動部材15の位置を調整するときに、同じ調整距離であるならば、前例のように軸線方向に直線的に作動するよりも回転させて作動する方が、作動させる距離が長くなる。これにより、使用者が移動部材15を摺動させて調節するとき、勢い余って好みの位置を通り過ぎてしまうことを極力防止できる。
【0011】
図12、図13に、更に別の変形例を示し説明する。前例と同じく、移動部材15及び凸部16は同様であるが、前記軸筒1の溝部17は、一定間隔傾斜した状態で回転して螺旋の一部を形成したものを右回り、左回りと交互に繰り返して設けた例である。所謂、スイッチバック形状の溝部17が設けられている。そして、前記凹部18は、溝部17の回転方向が反転するところ、つまり、スイッチバック形状の折り返し点にそれぞれ設けられている。これにより、使用者が移動部材を摺動させて調節するとき、勢い余って好みの位置を通り過ぎてしまうことはなく、確実に一定区間を摺動させることが可能であり、更に、操作性が向上するものである。
【0012】
このような構成によって得られる筆記具を用いて、以下の実験を行った。
【0013】
実験1として、筆記具の軸の形状に関して実験計画法による検討を行い、直交配列表L(2)を用いて、図14に示す4因子(図中、A、B、C、D)・2水準(一部3水準)のモデル8本を作製した。図15に本実験で用いた全てのモデルを示す。実験は主観評価の「持ち易さ」と「疲れにくさ」について、それぞれ5段階で一対比較を行った。被験者は10名(成人男女各5名、全員右利き)であった。結果として、「持ち易さ」並びに、「疲れにくさ」ともにモデル3の評価が高く、モデル7やモデル8は「疲れにくさ」のみ評価が高かった(図16参照)。また分散分析の結果、「疲れにくさ」に関して要因A、B、Cの主効果が有意であることがわかった。
【0014】
次に実験2として、筋電図(以下、EMGと称す。)及び筆記圧を測定した。EMGは右手の短拇指屈筋(以下、FPBと称す。)と第一背側骨間筋(以下、IODと称す。)から導出した(帯域5〜100Hz、サンプリング周波数250Hz)。筆記圧測定には独自の測定器(定格筆記圧600gf、精度±3%FS)を使用した。被験者は10名(成人男性4名、女性6名、全員右利き)。実験に使用したモデルは、実験1の8本に、モデル3の大径部(コマ部)位置調節部を固定したモデル9を加え、9条件であった。分散分析の結果、筆記圧に関しては全ての要因で有意な主効果は得られなかった。一方、EMGの平均振幅では、FPB,IODともに大径部8の主効果が有意であり、水準間検定の結果、大径部8が大きいほど筋負担が小さいことが判明した(図17参照)。
【0015】
上記、実験1及び2により、書字負担軽減に関する大径部8の効果は主観的・客観的確証を得た。
また、実験3では大径部8を因子とし、その最適値を明らかにすることを目的とした。水準(大径部の直径)は18mm、20mm、22mm、24mm、コントロール(比較例)として大径部8のない一般筆記具の計5条件であった。実験1、実験2と同様にモデルは大径部8の軸方向位置の調節機構を備えており、被験者が任意に調節した。測定項目は、FPBのEMGと筆記圧(実験2と同様)、主観評価として「書き易さ」および「握り易さ」であった。被験者は学生10名(男女各5名、全員右利き)であった。一元配置分散分析および水準間検定の結果(図18参照)では、コントロールと比較して18mmおよび24mmのモデルで筋活動量が有意に小さかった。つまり、大径部8の有効性が支持され、さらに小さい大径部径18mmのモデルの効果も立証された。また18mmと20mmのモデルには差が見られなかった。一方主観評価に関しては、「書き易さ」、「握り易さ」の双方で24mmのモデルが最も低い結果であった。「握り易さ」に関して20mmのモデルの評価が高い傾向にあるが、18mmと20mmのモデルにおいては、差は見られなかった。また、「書き易さ」に関して最も評価が高いのは20mmのモデルであり、ついで18mm、22mmのモデルの順であった(図19参照)。以上からEMGおよび主観評価を総合的に判断すると、大径部8の直径として、18mm〜20mm程度が、疲労の点からも書き易さ、握り易さの点からも最適であると言える。
また、本実験では、成人男性・女性(学生含む)を被験者として行ったが、被験者が小学生などの場合には大径部が前記の例よりも小さい物が好適と推測され、その推測に基づいて試験を行ったところ、15mm程度まで良好であるとの結果が得られた、また、比較的大柄な成人を被験者とした場合には大径部が前記の例よりも大きな物が好適と推測され、同様に試験を行ったところ、25mm程度まで良好であるとの結果が得られた。
【0016】
ここで、さらに、前記大径部8の長手方向への移動手段を種々挙げ説明する。軸筒1は、大径部8を境として、前方の先金や把持部9、並びに、縮径部11からなる前軸部と、後方の縮径部12や指間当接部10、並びに、後軸からなる後軸部との2部材から構成されている。そして、それら前軸部と後軸部とは、調節ねじ部19によって螺合され、一体化されている。また、その調節ねじ部19には、調節固定ナット20が取り付けられており、大径部8の位置調節後は固定できるようになっている。これらの機構によって、使用者の手の大きさに対応して、使用者が軸筒1を把持したときの指間当接部10の位置が調節できるのである。ちなみに、図20に示す例は、比較的手の小さい使用者が把持する場合であって、図21に示す例は、比較的手の大きい使用者が把持する場合である。
本例においては、図22、図23に示す変形例も考えられる。即ち、前記後方縮径部12を有する大径部8は、前記軸筒1とは別部材で構成されており、軸筒1に対して移動可能な移動部材21となっている。そして、その移動部材21は、軸筒1の中間部、具体的には指間当接部10の前方に形成されたねじ部22に螺合している。また、そのねじ部22には、移動部材21が不用意に移動しないように調節固定ナット20も螺合している。つまり、図20に示す例は、後軸を移動させる例であって、図22に示す例は、大径部を移動させる例である。
【0017】
次に、前記把持部9について詳述する。本例は、シャープペンシルの把持部に適用させた例である。図24〜図29に1例を示し説明する。前例と同様な構成は、その説明を省略する。軸筒1の内部には、芯タンク25が摺動自在に配置されており、その芯タンク25の前方には継ぎ手部材26を介して、芯の把持・解放を行うチャック体27が取り付けられている。
そのチャック体27の前方には、チャック体27を拡開・閉鎖するチャックリング28が囲繞している。また、前記軸筒1の前端に位置する先部材29の内部には、芯を案内するガイド部材30が固定されており、その前方には、金属材質からなる芯保護管31が圧入されているが、前記先部材と一体成形するなどしても良い。そして、その芯保護管31の内側には、ゴム状部材からなり、芯の回転を阻止する芯戻り止め部材32が挿着されている。この様に構成されたシャープペンシルの把持部9には、前例と同様な弾性部材13が装着されている。
【0018】
次に、その把持部9である弾性部材13について詳述する。その弾性部材13は、上部と下部に大径部33、34を有しているが、上部大径部33の方が下部大径部34に比し若干大きなものとなっている。また中央部近傍は小径部35となっている。それら、具体的な直径は、上部大径部33が18mm、小径部35が12mm、下部大径部34が14mmとなっているが、この数値に限定されるものではない。さらに、弾性部材13の表面には波状突起36が形成されており、その波状突起36の振幅Sは、前記上部大径部33、小径部35、下部大径部34に対応して異なっている。即ち、上部大径部33における振幅Saは15mm、小径部35における振幅Sbは11mm、下部大径部34における振幅Scは12mmとなっている。また、波状突起36の谷部から山部までのピッチPも前記上部大径部33、小径部35、下部大径部34に対応して異なっている。即ち、上部大径部33におけるピッチPaは4mm、縮径部35におけるピッチPbは3mm、下部大径部34におけるピッチPcは3.5mmとなっている。
また、波状突起36を形成することによって形成される突起間の溝部37は、その断面形状が円弧状をなしているが、これに限ることなく、例えば三角形状や四角形状としても良い。また、前記波状突起36の幅Waは、溝部37の幅Wbよりも大きなものとなっている。具体的には、波状突起36の幅Waが1.0mmとなっており、溝部37の幅Wbが0.3mmとなっている。
尚、前記波状突起36の高さHは、0.3mmとなっているが、前記振幅SやピッチP、幅Wの数値も含め本実施例に限定されるものではない。
【0019】
上記の構成によって得られた筆記具を用いて、以下の実験を行った。実験は、筋肉負担を調べるために筋電図(以下、EMGと称す。)で測定した。EMGは右手の短拇指屈筋(以下、FPBと称す。)と第一背側骨間筋(以下、IODと称す。)から導出した(帯域5〜100Hz、サンプリング周波数250Hz)。被験者は8名(成人男性4名、女性4名、全員右利き)。実験に使用したモデルは、本実施例の他に、同様な硬度のグリップを有し、そのグリップの表面が平坦状な製品(A、B、C)を対象とした。水準間検定の結果、本実施例の筋負担が小さいことが判明した(図29参照)
尚、本例における弾性部材は、その装着する部分よりも若干、長手方向に長く形成されている。即ち、軸筒への挿着状態においては、圧縮された状態で取り付けられている。これによって、各部品間の寸法的なバラツキ、並びに、経時的劣化による隙間の発生や、衝撃による先部材などの緩みが防止されている。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、筆記具の軸筒において、軸筒の長手方向の略中央部に大径部を形成し、その大径部よりも前方部に把持部を設けると共に、後方部には指間当接部を設け、その指間当接部を小径にし、また、前記大径部を軸筒の長手方向に対して移動可能に配置するが、任意の位置で固定可能にすると共に、その固定手段を前記大径部に形成した凸部と、その凸部が係脱する前記軸筒に形成した凹部とより構成したので、使用者の握り方や握力に左右されることなく、安定して筆記具を支えることができ、それ故に、筆記荷重も十分に得られ、また、携帯性、取り扱い性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1例を示す正面外観図。
【図2】 図1の縦断面図。
【図3】 握った状態を示す正面外観図。
【図4】 図3の側面外観図。
【図5】 別の握り方を示す側面外観図。
【図6】 更に別な握り方を示す側面外観図。
【図7】 第2例を示す正面外観図。
【図8】 第2例の作動例を示す正面外観図。
【図9】 第2例の部分詳細図。
【図10】 第3例を示す正面外観図。
【図11】 第3例の作動例を示す正面外観図。
【図12】 第4例を示す正面外観図。
【図13】 第4例の作動例を示す正面外観図。
【図14】 実験1の因子を示す外観図。
【図15】 実験1のモデルを示す外観図。
【図16】 実験1の主観評価の結果を示す図。
【図17】 実験2のEMGの結果を示す図。
【図18】 実験3のEMGの結果を示す図。
【図19】 実験3の主観評価の結果を示す図。
【図20】 第5例を示す正面図。
【図21】 第5例の作動例を示す正面外観図。
【図22】 第6例を示す正面図。
【図23】 第6例の作動例を示す正面外観図。
【図24】 把持部の側面図。
【図25】 図29の正面図。
【図26】 図29の縦半断面図。
【図27】 把持部の拡大図。
【図28】 図32の要部拡大図。
【図29】 把持部の実験結果を示す図。
【符号の説明】
1 軸筒
2 リフィル
3 回転子
4 摺動子
5 カム溝
6 ノック
7 スプリング
8 大径部(コマ部)
9 把持部
10 指間当接部
11 前方縮径部
12 後方縮径部
13 弾性部材
14 弾性部材
15 移動部材
16 凸部
17 溝部
18 凹部
19 調節ねじ部
20 調節固定ナット
21 移動部材
22 ねじ部
23 調節リング
24 異形部
25 芯タンク
26 継ぎ手部材
27 チャック体
28 チャックリング
29 先部材
30 ガイド部材
31 芯保護管
32 芯戻り止め部材
33 上部大径部
34 下部大径部
35 小径部
36 波状突起
37 溝部

Claims (1)

  1. 筆記具の軸筒において、軸筒の長手方向の略中央部に大径部を形成し、その大径部よりも前方部に把持部を設けると共に、後方部には指間当接部を設け、その指間当接部を小径にし、また、前記大径部を軸筒の長手方向に対して移動可能に配置するが、任意の位置で固定可能にすると共に、その固定手段を前記大径部に形成した凸部と、その凸部が係脱する前記軸筒に形成した凹部とより構成したことを特徴とする筆記具。
JP2002049133A 2001-02-28 2002-02-26 筆記具 Expired - Lifetime JP3937868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002049133A JP3937868B2 (ja) 2001-02-28 2002-02-26 筆記具

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-53860 2001-02-28
JP2001053860 2001-02-28
JP2001-197498 2001-06-28
JP2001197498 2001-06-28
JP2002049133A JP3937868B2 (ja) 2001-02-28 2002-02-26 筆記具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003080881A JP2003080881A (ja) 2003-03-19
JP3937868B2 true JP3937868B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=27346120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002049133A Expired - Lifetime JP3937868B2 (ja) 2001-02-28 2002-02-26 筆記具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3937868B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006118075A1 (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Pentel Kabushiki Kaisha 保持補助具を備えた筆記具の軸筒
JP4851277B2 (ja) * 2006-09-14 2012-01-11 ゼブラ株式会社 筆記具
DE102014010308B4 (de) * 2014-07-02 2016-10-27 Staedtler Mars Gmbh & Co. Kg Schreib-, Zeichen-, Markier- und/oder Malgerät oder Kosmetikgerät oder Eingabegerät für berührungsempfindliche Oberflächen und Verfahren zu dessen Herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003080881A (ja) 2003-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6637962B1 (en) Ergonomic writing instrument
US7367735B2 (en) Hand-held instrument having variable contour grip
US6343885B1 (en) Writing instrument with hand grip
EP1292202B1 (en) Ergonomic writing instrument
JP2006523118A (ja) シェービング器具用人間工学的ハンドル
US20180193109A1 (en) Ergonomic Dental Hand Instrument System
JP3937868B2 (ja) 筆記具
WO2002068211A1 (fr) Instrument pour ecrire
KR20010006617A (ko) 필기구 몸체
CA2014738A1 (en) Pen
US6375373B2 (en) Writing stem for writing instruments
JP4894755B2 (ja) 保持補助具を備えた筆記具の軸筒
JPH08164692A (ja) 筆記具用グリップ
US7530753B2 (en) Writing implement
JPH0720752B2 (ja) 筆記具被覆体および被覆体の移動止め
JP2003154782A (ja) グリップ
JPH0648086A (ja) 筆記具の把持部可変装置
JP4042383B2 (ja) グリップ
US7765646B2 (en) Instrument for manual operation
JP3937824B2 (ja) グリップの軸への挿着構造
JP4824460B2 (ja) 筆記具
JP4055624B2 (ja) 筆記具又は塗布具
RU187783U1 (ru) Устройство для письма и рисования
JP3891117B2 (ja) 筆記具
KR200331400Y1 (ko) 피로예방용 필기구 손잡이

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061107

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3937868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term