JP3935654B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降可能な吸込グリルを備えた複数台の室内機を有する空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和装置には、天井開口部に取り付けられる室内機の化粧パネルに吸込グリルを設け、この吸込グリルにフィルタを設けた天井埋込型空気調和装置が知られている。この吸込グリルに設けられたフィルタを外して掃除することにより、空気調和装置の性能を十分に発揮させることができる。
【0003】
更に、室内機の化粧パネルに収納された吸込グリルを天井から作業場所に下降させるために、吸込グリルを昇降させる昇降装置を化粧パネルに設置した天井埋込型空気調和装置も知られている。この昇降装置は、ドラムを正転又は逆転駆動する昇降用モータが化粧パネルに設置され、一端が吸込グリルに取り付けられた吊紐が上記ドラムに巻き回され、このドラムの回転により吸込グリルを昇降させるものである。
【0004】
ところで、空気調和システムにおいては、一又は複数台の室外機と複数台の室内機とを有する一又は複数台の空気調和装置が、一台の集中制御装置により制御され、更に、複数台の室内機が一台のリモートコントローラにより一斉に同様に運転制御(グループ制御)可能に構成されたものがある。
【0005】
このような空気調和システムにおいて、室内機のフィルタの清掃等を容易化するために、室内機の吸込グリルを上述の如く昇降可能としたものがある。この場合、吸込グリルの昇降が可能な室内機には、上記グループ制御用の上記リモートコントローラとは別の、吸込グリル昇降専用のリモートコントローラが各室内機毎に設置され、このリモートコントローラを用いて、吸込グリルの昇降が室内機毎個別に実施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような空気調和システムでは、複数台の室内機を一斉に同様に運転制御するグループ制御用のリモートコントローラの他に、吸込グリルの昇降のみを実施させる吸込グリル昇降専用のリモートコントローラが、各室内機毎に必要となることから、吸込グリルの昇降作業が煩雑化し、更にリモートコントローラの個数も増大してしまう。
【0007】
このため、リモートコントローラの送信波出力を落とし、室内機の受光部の感度(検知角度もしくは範囲)をにぶくして、室内機のほぼ真下でリモートコントローラを操作しなければ、室内機がリモートコントローラからの信号を受け付けないようにして、リモートコントローラを各室内機に対し共通に使用できるようにしたものもある。しかしながら、リモートコントローラの送信波出力を落とし、受光部の感度をにぶくしているため、その操作性が劣ることは否めなかった。
【0008】
本発明は、上述の事情を考慮してなされたものであり、複数台の室内機における吸込グリルの昇降動作を容易に実施できる空気調和システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数台の室内機を実質的に一台のリモートコントローラを用いて一斉に運転制御するグループ制御を実施可能とし、上記各室内機が昇降可能な吸込グリルを備えた空気調和システムにおいて、実質的に一台の上記リモートコントローラの操作により、上記各室内機の上記吸込グリルが、一斉にまたは個別に昇降可能に構成され、同一のグループ制御がなされる全室内機は、同一のグループに属する少なくとも一台の上記室内機の吸込グリルが昇降動作されるときには、上記吸込グリルの昇降動作以外の運転が停止されるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、同一のグループ制御がなされる上記室内機は、当該グループ制御に属する少なくとも一台の上記室内機の吸込グリルが昇降動作されるときには、複数台の上記室内機の運転を集中制御する集中制御装置から運転指令が送信された場合にも、上記吸込グリルの昇降動作以外の運転が停止されるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、同一のグループ制御に属する室内機に対し同一機能を実行させる親リモートコントローラと子リモートコントローラのいずれか一方の操作により、当該グループ制御に属する少なくとも一台の上記室内機の吸込グリルが昇降動作されるときには、上記親リモートコントローラと上記子リモートコントローラのいずれか他方により運転指令が送信されないように構成されて、当該グループ制御に属する上記室内機は、上記吸込グリルの昇降動作以外の運転が停止されるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、上記リモートコントローラは、室内機の吸込グリルの昇降動作中に、いずれか一の操作ボタンが操作されることによって、上記吸込グリルの昇降動作を直ちに停止させるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、上記リモートコントローラは、室内機の吸込グリルの昇降動作中に、特定の操作ボタンが操作されることにより、当該室内機の上記吸込グリルの昇降動作を停止させるとともに、当該室内機における上記吸込グリルの昇降動作以外の運転を実行させ得るよう構成されたことを特徴とするものである。
【0015】
請求項1乃至3に記載の発明には、次の作用がある。
【0016】
グループ制御を実施可能とする実質的に一台のリモートコントローラの操作により、各室内機の吸込グリルが、一斉にまたは個別に昇降可能に構成されたことから、吸込グリルに装着されたフィルタを交換する必要がある室内機の吸込グリルを昇降させる場合にも、上述の実質的に一台のリモートコントローラを用いれば足り、他のリモートコントローラを必要としないので、複数台の室内機における吸込グリルの昇降動作を容易に実施できる。
【0017】
しかも、吸込グリルを昇降させるためだけのリモートコントローラを各室内機毎に設置する必要がないので、リモートコントローラの個数を低減できる。
【0019】
さらに同一のグループ制御がなされる全室内機は、同一のグループに属する少なくとも一台の上記室内機の吸込グリルが昇降動作されるときには、同一のグループに属する全ての室内機において上記吸込グリルの昇降動作以外の運転が停止されるされるよう構成されたことから、吸込グリルの昇降時に、同一のグループに属する全ての室内機において使用者の手などが室内機内部に巻き込まれる等の危険を確実に防止することができる。
【0020】
請求項4に記載の発明には、次の作用がある。
【0021】
リモートコントローラは、室内機の吸込グリルの昇降動作中に、いずれか一の操作ボタンが操作されることによって、上記吸込グリルの昇降動作を直ちに停止させるよう構成されたことから、吸込グリルの昇降動作の停止を特定の操作ボタンの操作ではなく、いずれか一の操作ボタンの操作によって実行できるので、吸込グリルの昇降動作に伴う不具合の発生を迅速に回避できる。
【0022】
請求項5に記載の発明には、次の作用がある。
【0023】
リモートコントローラは、室内機の吸込グリルの昇降動作中に、特定の操作ボタンが操作されることにより、当該室内機の上記吸込グリルの昇降動作を停止させるとともに、当該室内機における上記吸込グリルの昇降動作以外の運転を実行させ得るよう構成されたことから、空気調和システムの試運転時やメンテナンス時に、吸込グリルを下降させた状態で室内機を運転させることにより、当該室内機の運転状況を的確に判定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0025】
図1は、本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。
【0026】
この図1に示す空気調和システム60は、複数台、例えば三台の第1空気調和装置61、第2空気調和装置62及び第3空気調和装置63を集中制御装置64により集中制御すると共に、第1空気調和装置61の複数台(例えば三台)の室内機66と第2空気調和装置62の複数台(例えば三台)の室内機68とを、リモートコントローラ71A又は71Bによりグループ制御可能とし、更に、第3空気調和装置63の複数台(例えば三台)の室内機70を、リモートコントローラ72によりグループ制御可能とするよう構成されたものである。
【0027】
ここで、上記グループ制御とは、実質的に一台のリモートコントローラ(つまり、一台のリモートコントローラ、又は後述の親リモートコントローラ及び子リモートコントローラの組み合わせにより構成されたリモートコントローラ)によって、複数台の室内機が一斉に同様に運転(起動又は停止を含む)制御される制御形態を言う。
【0028】
上記第1空気調和装置61は、一又は複数台(例えば一台)の室外機65と三台の上記室内機66とが、冷媒配管73によって接続されて構成される。また、上記第2空気調和装置62は、一又は複数台(例えば三台)の室外機67と三台の上記室内機68とが、冷媒配管74によって接続されて構成される。更に、上記第3空気調和装置63は、室外機69と三台の上記室内機70とが、冷媒配管75によって接続されて構成される。
【0029】
前記集中制御装置64は、2線方式の通信線76を用いて、室外機69、67、65、それぞれ三台の室内機66、68及び70に順次接続され、同一のグループ制御に属する室内機毎に、上記室外機65、67、69、室内機66、68及び70を集中制御する。つまり、集中制御装置64は、同一のグループ制御が実施される第1空気調和装置61の室外機65及び室内機66、並びに第2空気調和装置62の室外機67及び室外機65の運転を一斉に同様に集中制御し、また、他の同一のグループ制御がなされる第3空気調和装置63の室外機69及び70の運転を一斉に同様に集中制御する。
【0030】
前記リモートコントローラ71A又は71Bは、通信線77を用いて、それぞれ三台の室内機66及び68に接続された所謂ワイヤードリモコンである。通信線77の両側に、リモートコントローラ71Aと71Bとがそれぞれ接続される。合計六台の室内機66及び68は、リモートコントローラ71A又は71Bによりグループ制御される。つまり、リモートコントローラ71Aと71Bのいずれか一方の操作により、合計六台の全ての室内機66及び68は、後述の吸込グリル8の昇降動作以外の通常の運転(起動及び停止を含む)が、一斉に同様に実施されるよう制御される。
【0031】
これらのリモートコントローラ71Aと71Bは、一方が親リモートコントローラであり、他方が子リモートコントローラである。子リモートコントローラは、合計六台の室内機66及び68の運転制御に関し、親リモートコントローラと実質的に同一の機能を果たすものである。
【0032】
前記リモートコントローラ72は、通信線78を用いて三台の室内機70に接続された所謂ワイヤードリモコンである。三台の室内機70は、このリモートコントローラ72によりグループ制御される。つまり、このリモートコントローラ72の操作により、三台の全ての室内機70は、後述の吸込グリル8の昇降動作以外の通常の運転(起動及び停止を含む)が、一斉に同様に実施されるよう制御される。
【0033】
これらのリモートコントローラ71A、71B及び72は、図6に示すように、表示部79と各種の操作ボタンを備える。例えば、リモートコントローラ71A又は71Bの運転・停止ボタン80の操作により、全ての第1空気調和装置61及び第2空気調和装置62が一斉に起動又は停止される。また、リモートコントローラ71A又は71Bの運転切換ボタン81の操作により、第1空気調和装置61及び第2空気調和装置62の冷房、暖房等の運転モードが一斉に切り換えられる。また、リモートコントローラ71A又は71Bの設定温度上昇ボタン82、設定温度下降ボタン83のそれぞれの操作により、室内機66及び68の設定温度が一斉に上昇又は下降される。更に、リモートコントローラ71A又は71Bのユニット選択ボタン84の操作により、室内機66、68がアドレスコード、つまりユニットナンバー(No)を用いて選択され、このリモートコントローラ71A又は71Bのスイング風向ボタン85の操作により、上述のように選択された室内機66、68のフラップ(不図示)角度が調整されて風向きが制御される。
【0034】
一方、リモートコントローラ72の運転・停止ボタン80、運転切換ボタン81、設定温度上昇ボタン82、設定温度下降ボタン83、ユニット選択ボタン84、スイング風向ボタン85の操作によっても、リモートコントローラ71A又は71Bの場合と同様に、各操作ボタンが有する機能が全て第3空気調和装置63について実施される。
【0035】
上記アドレスコードは、室内機66のアドレスコードが図1の左側から順次「1−1」、「1−2」、「1−3」であり、室内機68のアドレスコードが図1の左側から順次「2−1」、「2−2」、「2−3」であり、室内機70のアドレスコードが図1の左側から順次「3−1」、「3−2」、「3−3」である。
【0036】
また、リモートコントローラ71A又は71Bの表示部79に、第1空気調和装置61及び第2空気調和装置62の運転状態等が表示される。また、リモートコントローラ72の表示部79に、第3空気調和装置63の運転状態等が表示される。
【0037】
ところで、上述の室内機66、68及び70は、図2に示すように構成され、図3に示すように昇降可能な吸込グリル8を備える。
【0038】
つまり、室内機66、68及び70は、図2に示すように、天井内部に収納される板金製のユニット本体2と、中央に空気吸込口3を、外周部の四辺に空気吹出口4を有し、天井穴5を塞ぐように天井面6に設けられる化粧パネル7と、この化粧パネル7の空気吸込口3を覆うように装着される吸込グリル8とにより構成されている。
【0039】
上記ユニット本体2には、送風機11、ノズル口15、熱交換器21及びドレンパン16等が収納されている。
【0040】
送風機11は、天板13に取り付けられたファン用モータ14とターボファン12とからなる。ノズル口15は、空気吸込口3からの室内空気をダーボファン12に案内する。ドレンパン16は、内側立上がり部17と外側立上がり部18とを有し、角張った環形状に発泡スチロールで形成される。熱交換器21は、ターボファン12の吐出側に、このファンを取り囲むように環状に配置されたプレートフィン型熱交換器である。
【0041】
尚、図1の符号22は、ユニット本体2の周面に巻付けられた断熱材であり、符号23は、前記熱交換器で熱交換された空気を空気吹出口4へ導く導風部であり、符号24は、ユニット本体2を吊具で天井梁に吊下げるための吊下げボルトである。
【0042】
また、吸込グリル8には、多数の桟により吸気口9が形成されるとともに、フィルタ25が着脱自在に載置して装着されている。
【0043】
天井面6に設けられる化粧パネル7の内側の対向する2辺には、図3〜図5に示すように、それぞれパネルガイド26及び27と、28及び29が取り付けられている。これらパネルガイドと、吸込グリル8の2辺に設けられたガイド(以下、後述の如くグリルプーリという)31、32、33、34には、それぞれ吊紐35、36、37、38が掛け渡され、これら4本の吊紐35、36、37、38によって吸込グリル8は化粧パネル7に支持される。これら4本の吊紐35、36、37、38は、樹脂ワイヤあるいは金属ワイヤの外周にビニールコーティングを施したもの等が使用される。
【0044】
図4に示すように、吊紐35、36、37、38を介して吸込グリル8を昇降させるための駆動系56は、ユニット本体2の開口部57内に延在する支持板58上にまとめて配置されている。この駆動系は56は、昇降用モータ53、ギヤ54、55、シャフト40、クラッチ46などから成る。
【0045】
図5において、シャフト40には、第1ドラム41、第2ドラム42及び第3ドラム43が固定され、また第4ドラム44が回転自在に配設され、更に固定部45が固定して設けられている。このような第1ドラム41と第2ドラム42とを一対とした一組と、第3ドラム43と第4ドラム44とを一対とした他の一組とが、シャフト40のそれぞれの端部に設けられている。この固定部45と第4ドラム44との間に、コイルスプリング46とクラッチ板47よりなるクラッチ48が介装されている。クラッチ48は、第4ドラム44の側面にコイルスプリング46のばね力にてクラッチ板47を押しつけて、クラッチ板47と第4ドラム44の側面との摩擦力により、シャフト40の回転力を第4ドラム44に伝達する。ドラム41、42、43、44には、それぞれ吊紐35、36、37、38の端部が固定され、シャフト40の回転とともに、吊紐35、36、37、38が繰り出されまたは巻き取られる。
【0046】
第1ドラム41、第2ドラム42に一端が固定された吊紐35、36は、それぞれパネルガイド26、27を経てグリルプーリ31、32に掛け渡される。これらの吊紐35、36の他端は金具49を介して連結されている。また、第3ドラム43、第4ドラム44に一端が固定された吊紐37、38は、それぞれパネルガイド28、29を経てグリルプーリ33、34に掛け渡され、それらの他端がそれぞれ金具50を介して連結されている。
【0047】
駆動系56の昇降用モータ53が正転すると、シャフト40と共に、ドラム41、42、43、44が吊紐35、36、37、38を繰り出す方向に回転し、これにより吸込グリル8が下降する。下降した吸込グリル8は、昇降用モータ53の逆転により、シャフト40と共に、ドラム41、42、43、44が吊紐35、36、37、38を巻き取る方向に回転することによって上昇する。また、各グリルプーリ31、32、33、34と各吊紐34、35、36、37の間には、吸込グリル8が不用意に傾いたりしないように若干の抵抗がついている。吸込グリル8が下降状態で停止したときに、この吸込グリル8からフィルタ25が取り外されて、洗浄済み又は新しいフィルタ25と交換可能とされる。
【0048】
さて、前記リモートコントローラ71A又は71Bは、合計六台の室内機66及び68の吸込グリル8を一斉に、または合計六台の室内機66及び68のうち、選択された室内機の吸込グリル8を個別に昇降可能とするよう構成される。また、前記リモートコントローラ72は、合計三台の室内機70の吸込グリル8を一斉に、または、合計三台の室内機70のうち選択された室内機の吸込グリル8を個別に昇降可能とするよう構成される。
【0049】
同一のグループ制御がなされる全ての室内機66及び68は、当該室内機66、68の吸込グリル8が、リモートコントローラ71A又は71Bの操作により一斉又は個別に昇降動作されるときには、吸込グリル8の昇降動作以外の通常の運転(起動及び停止を含む)が強制的に停止されるよう構成される。
【0050】
同様に、他の同一のグループ制御がなされる全ての室内機70は、当該室内機70の吸込グリル8が、リモートコントローラ72の操作により一斉に又は個別に昇降動作されるときには、吸込グリル8の昇降動作以外の通常の運転(起動及び停止を含む)が強制的に停止されるよう構成される。
【0051】
また、同一のグループ制御がなされる全ての室内機66及び68は、当該室内機66、68の吸込グリル8が、リモートコントローラ71A又は71Bの操作により一斉に又は個別に昇降動作されるときには、集中制御装置64からの運転指令の送信により誤って運転(起動)された場合であっても、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転(起動及び停止を含む)が強制的に停止されるよう構成される。
【0052】
同様に、他の同一のグループ制御がなされる全ての室内機70は、当該室内機70の吸込グリル8が、リモートコントローラ72の操作により一斉に又は個別に昇降動作されるときには、集中制御装置64からの運転指令の送信により誤って運転(起動)された場合であっても、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転(起動及び停止を含む)が強制的に停止されるよう構成される。
【0053】
更に、リモートコントローラ71A又は71Bのいずれか一方、例えばリモートコントローラ71Aの操作により、当該室内機66、68の吸込グリル8が一斉に又は個別に昇降動作されるときには、例えばリモートコントローラ71Bの操作によっても、室内機66、68へ運転指令が送信されないよう構成される。従って、同一のグループ制御がなされる全ての室内機66及び68は、リモートコントローラ71A又は71Bのいずれか一方の操作により、当該室内機66、68の吸込グリル8が一斉に又は個別に昇降動作されるときには、例えば、リモートコントローラ71A、71Bの他方の操作による、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転(起動及び停止を含む)が実施されないよう構成される。
【0054】
次に、リモートコントローラ71A、71B、72を用いて実施される室内機66、68、70における吸込グリル8の昇降動作制御を、図7を用いて説明する。
【0055】
▲1▼リモートコントローラ71Aまたは71Bは、フィルタ昇降ボタン86が操作されると、表示部79に「フィルタ昇降」を点滅させ、室内機66及び68に対し、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転を停止させる信号を送信する。
【0056】
室内機66及び68に昇降可能な吸込グリル8が存在しないときには、リモートコントローラ71A、71Bは、フィルタ昇降ボタン86が操作された時に、表示部79に「この機能はありません」を表示する。
【0057】
同様に、リモートコントローラ72は、フィルタ昇降ボタン86が操作されると、表示部79に「フィルタ昇降」を点滅させ、室内機70に対し、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転を停止させる信号を送信する。
【0058】
室内機70に昇降可能な吸込グリル8が存在しないときには、リモートコントローラ72は、フィルタ昇降ボタン86が操作された時に、表示部79に「この機能はありません」を表示する。
【0059】
▲2▼次に、リモートコントローラ71Aまたは71Bは、ユニット選択ボタン84が操作された時、その操作によって選択された室内機66、68のアドレスコードを表示部79に表示する。このアドレスコードは、ユニット選択ボタン84が押圧操作されるたびに「1−1」、「1−2」、「1−3」、「2−1」、「2−2」、「2−3」、「ALL」の如く順次表示される。
【0060】
リモートコントローラ71A、71Bは、この表示部79に表示されたアドレスコードを有する室内機66、68を吸込グリル8の昇降制御の制御対象として確定する。アドレスコード「ALL」が表示部79に表示された時には、リモートコントローラ71A、71Bは、アドレスコード「1−1」〜「2−3」までの全ての室内機66及び68を、吸込グリル8の昇降制御の制御対象として確定する。
【0061】
同様に、リモートコントローラ72は、ユニット選択ボタン84が操作された時、その操作によって選択された室内機70のアドレスコードを表示部79に表示する。このアドレスコードは、ユニット選択ボタン84が押圧操作される毎に「3−1」、「3−2」、「3−3」、「ALL」の如く順次表示される。リモートコントローラ72は、この表示部79に表示されたアドレスコードを有する室内機70を、吸込グリル8の昇降制御の制御対象として確定する。アドレスコード「ALL」が表示部79に表示された時には、リモートコントローラ72は、アドレスコード「3−1」〜「3−3」までの全ての室内機70を、吸込グリル8の昇降制御の制御対象として確定する。
【0062】
▲3▼次に、リモートコントローラ71Aまたは71Bは、設定温度下降ボタン83が操作されると、アドレスコードにより選択された室内機66、68又は全ての室内機66及び68へ、当該室内機の吸込グリル8を下降させる信号を送信する。これにより、当該室内機の吸込グリル8が設定位置まで下降する。
【0063】
同様に、リモートコントローラ72は、設定温度下降ボタン83が選択されると、アドレスコードにより選択された室内機70又は全ての室内機70へ、当該室内機の吸込グリル8を下降させる信号を送信する。これにより、当該室内機の吸込グリル8が設定位置まで下降する。
【0064】
▲4▼次に、リモートコントローラ71Aまたは71Bは、設定温度上昇ボタン82が操作されると、アドレスコードにより選択された室内機66、68又は全ての室内機66及び68へ、当該室内機の吸込グリル8を上昇させる信号を送信する。これにより、当該室内機の吸込グリル8が化粧パネル7に確実に収納されるまで上昇する。
【0065】
同様に、リモートコントローラ72は、設定温度上昇ボタン82が操作されると、アドレスコードにより選択された室内機70又は全ての室内機70へ、当該室内機の吸込グリル8を上昇させる信号を送信する。これにより、当該室内機の吸込グリル8が化粧パネル7に確実に収納されるまで上昇する。
【0066】
▲5▼リモートコントローラ71Aまたは71Bは、吸込グリル8の上昇又は下降動作中に、フィルタ昇降ボタン86を除くいずれか一の操作ボタン(例えば運転・停止ボタン80)が操作されると、吸込グリル8の昇降動作を停止させる信号を、吸込グリル8が昇降動作途中にある室内機66、68へ送信する。これにより、吸込グリル8の昇降動作が直ちに停止される。
【0067】
同様に、リモートコントローラ72は、吸込グリル8の上昇又は下降動作中に、フィルタ昇降ボタン86を除くいずれか一の操作ボタン(例えば運転・停止ボタン80)が操作されると、吸込グリル8の昇降動作を停止させる信号を、吸込グリル8が昇降動作途中にある室内機70へ送信する。これにより、吸込グリル8の昇降動作が直ちに停止される。
【0068】
▲6▼上記手順▲4▼の後、フィルタ昇降ボタン86が操作されると、リモートコントローラ71A又は71Bは、吸込グリル8の昇降動作制御を解除し、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転を室内機66、68に実行させる制御モードに復帰する。
【0069】
同様に、上記手順▲4▼の後、フィルタ昇降ボタン86が操作されると、リモートコントローラ72は、吸込グリル8の昇降動作制御を解除し、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転を室内機70に実行させる制御モードに復帰する。
【0070】
▲7▼但し、リモートコントローラ71A又は71Bは、吸込グリル8の昇降動作中にフィルタ昇降ボタン86が操作された時には、吸込グリル8の昇降動作を直ちに停止させる他、吸込グリル8の昇降動作制御を解除して、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転を室内機66、68に実施させる制御モードに切り替わる。
【0071】
同様に、リモートコントローラ72は、吸込グリル8の昇降動作中にフィルタ昇降ボタン86が操作された時には、吸込グリル8の昇降動作を直ちに停止させる他、吸込グリル8の昇降動作制御を解除して、吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転を室内機70に実行させる制御モードに切り替わる。
【0072】
上述のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果(1)〜(5)を奏する。
【0073】
(1)グループ制御を実施可能とする実質的に一台のリモートコントローラ71A、71B、72の操作により、各室内機66、68、70の吸込グリル8が一斉に又は個別に昇降可能に構成されたことから、吸込グリル8に装着されたフィルタ(不図示)を交換する必要がある室内機66、68、70の吸込グリル8を昇降させる場合にも、上述の実質的に同一のリモートコントローラ71A、71B、72を用いれば足り、吸込グリル昇降専用の他のリモートコントローラを必要としないので、複数台の室内機66、68、70における吸込グリル8の昇降動作を容易に実施できる。
【0074】
(2)吸込グリル8を昇降させるためだけの吸込グリル昇降専用のリモートコントローラを各室内機66、68、70毎に設置する必要がないので、リモートコントローラの個数を削減できる。
【0075】
(3)同一のグループ制御がなされる室内機66、68、70は、当該グループ制御に属する少なくとも一台の室内機66、68、70の吸込グリル8が昇降動作されるときには、同一のグループに属する全ての室内機66、68、70において吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転が停止されるよう構成されたことから、吸込グリル8の昇降時に使用者の手等が室内機66、68、70の内部のターボファン12に巻き込まれる等の危険を確実に防止することができる。
【0076】
(4)リモートコントローラ71A、71B、72は、室内機66、68、70の吸込グリル8の昇降動作中に、いずれか一の操作ボタン(例えば運転・停止ボタン80)が操作されることによって、吸込グリル8の昇降動作を直ちに停止させるよう構成されたことから、吸込グリル8の昇降動作の停止を特定の操作ボタンの操作ではなく、いずれか一の操作ボタンの操作によって実行できるので、吸込グリル8の昇降動作に伴う不具合の発生を迅速に回避できる。
【0077】
(5)リモートコントローラ71A、71B、72は、室内機66、68、70の吸込グリル8の昇降動作中に、フィルタ昇降ボタン86が操作されることにより、室内機66、68、70の吸込グリル8の昇降動作を停止させると共に、室内機66、68、70における吸込グリル8の昇降動作以外の通常運転を実行させ得るよう構成されたことから、空気調和システム60の試運転時やメンテナンス時に、吸込グリル8を下降させた状態で室内機66、68、70を通常運転させることにより、当該室内機66、68、70の運転状況を的確に判定することができる。
【0078】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0079】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和システムによれば、複数台の室内機をグループ制御可能とする実質的に一台のリモートコントローラの操作により、上記各室内機の吸込グリルが一斉に又は個別に昇降可能に構成されたことから、複数台の室内機における吸込グリルの昇降動作を容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1の室内機を示す縦断面図である。
【図3】図2の室内機において、吸込グリルが下降した状態を示す斜視図である。
【図4】図2の室内機において、吸込グリルを省略し下方から目視して示す図である。
【図5】図2の室内機の吸込グリルと駆動系を示す斜視図である。
【図6】図1のリモートコントローラを示す正面図である。
【図7】吸込グリルの下降動作を実施させているときの図6のリモートコントローラを示す正面図である。
【符号の説明】
8 吸込グリル
60 空気調和システム
64 集中制御装置
66 室内機
68 室内機
70 室内機
71A、71B リモートコントローラ
72 リモートコントローラ
80 運転・停止ボタン
86 フィルタ昇降ボタン(特定の操作ボタン)

Claims (5)

  1. 複数台の室内機を実質的に一台のリモートコントローラを用いて一斉に運転制御するグループ制御を実施可能とし、上記各室内機が昇降可能な吸込グリルを備えた空気調和システムにおいて、
    実質的に一台の上記リモートコントローラの操作により、上記各室内機の上記吸込グリルが、一斉にまたは個別に昇降可能に構成され、
    同一のグループ制御がなされる全室内機は、同一のグループに属する少なくとも一台の上記室内機の吸込グリルが昇降動作されるときには、上記吸込グリルの昇降動作以外の運転が停止されるよう構成された
    ことを特徴とする空気調和システム。
  2. 同一のグループ制御がなされる上記室内機は、当該グループ制御に属する少なくとも一台の上記室内機の吸込グリルが昇降動作されるときには、複数台の上記室内機の運転を集中制御する集中制御装置から運転指令が送信された場合にも、上記吸込グリルの昇降動作以外の運転が停止されるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 同一のグループ制御に属する室内機に対し同一機能を実行させる親リモートコントローラと子リモートコントローラのいずれか一方の操作により、当該グループ制御に属する少なくとも一台の上記室内機の吸込グリルが昇降動作されるときには、上記親リモートコントローラと上記子リモートコントローラのいずれか他方により運転指令が送信されないように構成されて、当該グループ制御に属する上記室内機は、上記吸込グリルの昇降動作以外の運転が停止されるよう構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和システム。
  4. 上記リモートコントローラは、室内機の吸込グリルの昇降動作中に、いずれか一の操作ボタンが操作されることによって、上記吸込グリルの昇降動作を直ちに停止させるよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和システム。
  5. 上記リモートコントローラは、室内機の吸込グリルの昇降動作中に、特定の操作ボタンが操作されることにより、当該室内機の上記吸込グリルの昇降動作を停止させるとともに、当該室内機における上記吸込グリルの昇降動作以外の運転を実行させ得るよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和システム。
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