JP3935634B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、据付板の係合爪に室内機の係合穴を容易に係合させることができるようにした空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、一般家庭においてエアコンと称される空気調和機が広く普及し、その中でも室外に配設される室外機と室内に配設される室内機とに分離された分離型空気調和機が一般的である。
【0003】
図6はかかる室内機110の断面図で、室内機110は、冷媒と室内空気とを熱交換させる室内熱交換器111、室内空気を室内熱交換器111を介して循環させる図示しないモータを備えたクロスフローファン112、モータ等に電力を供給すると共にこれらを制御する図示しない制御部等を有している。
【0004】
なお、モータや制御部等は、室内機110の左右どちらかの端部にまとめて配設されて、効率的に室内機110内の空間が利用できるように形成されると共に当該室内機110の小型化等を図っている。
【0005】
そして、室内機110の背面には係合穴113が設けられて、この係合穴113を室内の壁116に取付けられた据付板114の係合爪115に係合することにより当該室内機110を室内の壁116に据付けられるようになっている。
【0006】
図7は、室内機110を据付板114に据付ける際の位置関係を示した図で、図中点線は室内機110を示している。同図からわかるように据付板114は室内の壁116であって、天井及び横壁に近接して取付けられている。
【0007】
このような構成で、室内空気は、クロスフローファン112により吸気口117から室内機110内に吸気され、室内熱交換器111を経ることにより空気調和された後、吐出口118から再度室内に吹出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、モータや制御部が室内機110の端部にまとめて配設され(室内機110の中心位置と重心位置とがずれている)、また据付板114の横幅が、部材コストの削減等の理由から室内機110より狭く形成されているため、室内機110の係合穴113を据付板114の係合爪115に挿入することが困難になる問題があった。
【0009】
即ち、据付板114の横幅は室内機110より狭いので、室内機110を据付板114に据付る際は、係合穴113と係合爪115との位置関係を確認することができない。
【0010】
従って、係合穴113を係合爪115に挿入する際には、据付板114が見えない状態で、室内機110を略天井に接するまで水平に持上げなければならない。
【0011】
このとき室内機110が不用意に前後に傾いたりしないようにするため当該室内機110の下端コーナ2カ所を両手でしっかりと把持し、また水平を保つため左右の持上力を調整して水平バランスを保つ必要がある。
【0012】
室内機110の横幅は、略1mあるので、室内機110の下端コーナを両手で把持すると、作業者は両手を左右に広げた状態となり、作業者の身体と室内機110の中心位置とが略一致した状態になる。
【0013】
このような状態で室内機110を据付ける際は、室内機110の水平バランスを維持することに神経が集中しがちになるため、係合穴113を係合爪115に位置合わせして挿入することが困難になる。
【0014】
無論、係合穴113の位置を室内機110の上端コーナー近傍に設けることも可能であるが、この場合には据付板114も大きくならざるを得ないので部材コストが高ついてしまうと共に、コーナー近傍には強度補強用のリブ等が設けられていないのでかかる場所に係合穴113を設けることは筐体の強度の観点から好ましくない。
【0015】
また、係合穴113の位置を室内機110の上端コーナーに設けると、横から係合穴113等が見えて意匠的にも好ましくない。
【0016】
そこで、本発明は、据付板を大きくすることなく、強度的に強い位置であって意匠的にも好ましい位置に係合穴を設け、かつ、容易に室内機を据付板に据付けることができるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、内部が、冷媒と室内空気とを熱交換させる室内熱交換器及び該室内熱交換器を介して室内空気を循環させるクロスフローファンが収納される作用室と、該クロスフローファンのモータ及び該モータを駆動制御する制御部が収納される駆動室とに略区画され、かつ、室内の壁に取付けられた据付板の係合爪と係合して据付けられる室内機を有した空気調和機において、室内機の背面に形成されると共に、少なくとも1つが作用室と駆動室との境界領域の作用室側に形成されて、室内機の筐体強度を補強するリブと、該リブの上端部に形成されて、据付板の係合爪と係合する係合穴とを有し、室内機が、室内熱交換器からの配管が挿通される挿通部と、該室内機の上面パネルに形成されて挿通部の蓋をなし、該蓋を横切るようにして配管が挿通部に差込まれる蓋部とからなる配管挿通部を有し、かつ、該配管挿通部が作用室と駆動室との境界領域に設けられると共に、リブが蓋部の作用室側端部位置に設けられて、室内機の据付け作業時に係合穴の位置がわかるようにして、据付板を大きくすることなく、強度的に強い位置であって意匠的にも好ましい位置に係合穴を設け、かつ、容易に室内機を据付板に据付けることができるようにしたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は室内機10の正面図を示し、図2はその断面図を示している。
【0020】
室内機10は、冷媒と室内空気とを熱交換させる室内熱交換器である冷却用熱交換器11a、温水と室内空気とを熱交換させる加熱用熱交換器11b、室内空気を冷却用熱交換器11aや加熱用熱交換器11bを介して循環させるクロスフローファン12、該クロスフローファン12の図示しないモータや圧縮機等を駆動制御する制御部等により構成されている。
【0021】
なお、冷却用熱交換器11aには冷媒配管13が、また加熱用熱交換器11bには温水配管14が予め接続されて(図4参照)、これらの配管13,14が配管挿通部15から室内機10の背面に取出されて(図3参照)、図示しない室外機や熱源器からの冷媒配管13及び温水配管14と接続されるようになっている。
【0022】
図3は室内機10の筐体正面図、図4はかかる室内機10の背面図、図5は室内機と据付板30との位置関係を示す背面図である。なお、図3では、冷却用熱交換器11a、クロスフローファン12、制御部等の収納物は全て取除いて示している。
【0023】
これらの図からわかるように、筐体16内はクロスフローファン12や冷却用熱交換器11a等が配設される作用室20と、モータや制御部が配設される駆動室21とに概略区分けすることができ、この作用室20と駆動室21との境界領域に配管挿通部15が形成されている。
【0024】
配管挿通部15は、筐体16の上面パネル17の一部を蓋にした蓋部18と配管13,14が挿通される挿通部19により形成されている。
【0025】
上述したように冷却用熱交換器11aには冷媒配管13が、加熱用熱交換器11bには温水配管14が予め接続されて、これらは適度にフレキシブルな部材により形成されているが、これらの配管13,14を捻ったり過度に曲げたりすることはできない。
【0026】
このとき、例えば配管挿通部15が挿通部19のみにより形成されている場合に冷媒配管13等を配管する際には、冷媒配管13等を挿通部19に差込むようにして配管することになり、冷媒配管13等に捻れや過度の曲りが発生するときがある。
【0027】
そこで本発明では、かかる冷媒配管13等の捻れや過度の曲りを防止し、かつ、容易に配管できるようにするために蓋部18を設けている。
【0028】
そして、蓋部18を取外した状態で、該蓋部18があった所を横切るようにして冷媒配管13等を挿通部19に差込み、その後蓋部18を取付けるようになっている。
【0029】
なお、挿通部19を設けたことにより筐体16の強度補強のためのリブを設ける場所が問題となる。
【0030】
即ち、駆動室21にはモータや制御部等の重量物が配設されているので、リブの形成位置は作用室20側と駆動室21側とにそれぞれ1箇所設ける場合が好ましいように考えられる。
【0031】
しかし、図3からもわかるように駆動室21の幅は作用室20に比べ狭く、かつ、右側には筐体16の側壁22があり、また左側には挿通部19の側壁23があるため強度不足になることはない。
【0032】
寧ろ、作用室20の横幅は長く、かつ、両端部が図示しないベアリング等により支持されたクロスフローファン12が設けられているので、筐体16が多少でも撓むとクロスフローファン12の回転が影響を受ける恐れがあるので、作用室20の上方にリブを設けることが好ましい。
【0033】
また、室内機10を据付る際には室内機10の係合穴24が見えない状態であるが、据付作業を容易にするためには、この係合穴24の位置が作業者にわかることが好ましい。
【0034】
このような観点から本発明では、図4に示すように作用室20の背面上方にリブ25(25a,25b)を設け、かつ、挿通部19側のリブ25bの端部が蓋部18の端部と略一致するように設けると共に当該部分に係合穴24を設けている。
【0035】
これによりリブ25が効率的に機能すると共に、蓋部18の端部位置が係合穴24の位置となるので室内機10の据付けが容易になる。
【0036】
室内機10の据付けは以下のようにして行う。ま、室内の壁に据付板30を取付ける。そして、室内機10の左右下端コーナー部を両手で把持して持上げる。
【0037】
このとき、室内機10により据付板30が見えなくなる直前に、据付板30の係合爪の位置を確認すると共に、蓋部18の位置を確認する。蓋部18の位置は、係合穴24の位置を示している。
【0038】
従って、室内機10の水平バランスを保持しながら係合穴24の位置が確認できるようになり、係合穴24と据付板30の係合爪との位置合せが容易にできるようになる。
【0039】
このような構成で、室内空気はクロスフローファン12により吸気口27から室内機10に吸気され、冷却用熱交換器11aや加熱用熱交換器11bを経ることにより空気調和された後、吐出口28から再度室内に吹出される。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1にかかる発明によれば、作用室と駆動室との境界領域の作用室側であって室内機の背面に室内機の筐体強度を補強するリブの1つを設け、このリブの上端部に据付板の係合爪と係合する係合穴を設けると共に、リブを蓋部の作用室側端部位置に設けたので、容易に室内機を据付板に据付けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の説明に適用される室内機の正面図である。
【図2】 室内機の断面図である。
【図3】 室内機の筐体正面図である。
【図4】 室内機の背面図である。
【図5】 室内機と据付板との位置関係を示す図である。
【図6】 従来の技術の説明に適用される室内機の断面図である。
【図7】 室内機と据付板との位置関係を示す図である。
【符号の説明】
10 室内機
11a 冷却用熱交換器
11b 加熱用熱交換器
12 クロスフローファン
13 冷媒配管
14 温水配管
15 配管挿通部
16 筐体
17 上面パネル
18 蓋部
19 挿通部
20 作用室
21 駆動室
24 係合穴
25(25a,25b) リブ

Claims (1)

  1. 内部が、冷媒と室内空気とを熱交換させる室内熱交換器及び該室内熱交換器を介して室内空気を循環させるクロスフローファンが収納される作用室と、該クロスフローファンのモータ及び該モータを駆動制御する制御部が収納される駆動室とに略区画され、かつ、室内の壁に取付けられた据付板の係合爪と係合して据付けられる室内機を有した空気調和機において、
    前記室内機の背面に形成されると共に、少なくとも1つが前記作用室と駆動室との境界領域の作用室側に形成されて、前記室内機の筐体強度を補強するリブと、
    該リブの上端部に形成されて、前記据付板の係合爪と係合する係合穴とを有し、
    前記室内機が、前記室内熱交換器からの配管が挿通される挿通部と、該室内機の上面パネルに形成されて前記挿通部の蓋をなし、該蓋を横切るようにして前記配管が前記挿通部に差込まれる蓋部とからなる配管挿通部を有し、かつ、該配管挿通部が前記作用室と駆動室との境界領域に設けられると共に、前記リブが前記蓋部の前記作用室側端部位置に設けられていることを特徴とする空気調和機。
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