JP3934484B2 - 防犯用監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願は、敷地内や家屋内或いは建造物等に、不審者が潜入するなどの異常事態が生じた際に、その異常を感知すると共に、侵入者の行動などその異常状態の変化を記録し、かつ、警報を発する防犯用監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、敷地内や家屋内或いは建造物内に、不審者が潜入するなどの異常状態が生じた際に、その異常を感知すると共に、潜入者の行動などその異常状態の変化を記録し、かつ、警報を発する防犯用監視装置は公知である。
【0003】
ところで、従来の防犯用監視装置は、監視領域における異常状態を感知して感知信号を出力する感知手段と、常時作動しまたは感知信号により一定時間作動して監視領域を撮像する撮像手段と、撮像領域が夜間など暗い場合に、感知信号により一定時間監視領域を照明する照明手段と、必要に応じ感知信号により一定時間作動する警報手段とを備えて成る監視部分、および前記撮像手段により得られた画像を記録する画像記録装置と、前記撮像手段、照明手段および警報手段の作動をそれぞれ制御する作動制御装置と、前記画像を表示する表示装置とを備えて成る記録部分とから構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の防犯用監視装置によれば、監視部分を構成する感知手段、撮像手段および照明手段は、それぞれ単独構成となっており、これらを監視領域の周辺位置にそれぞれ設置し、また、監視部分と記録部分とは、離間した位置に設置される。
【0005】
そのため、監視部分を構成する感知手段と、撮像手段と、照明手段の設置作業およびこれ等と記録部分とを相互に接続する配線作業が面倒であると共に、配線が長尺となり、そのため断線などの恐れも有し、また設置場所の変更も容易にできないという不都合を有する。
【0006】
また、記録画像を表示する表示装置は、記録部分に備えているので、表示装置により、撮像手段の不具合が知得できたとしても、記録部分から離間した場所に監視部分が設置される関係上、撮像手段の調整、変更が容易にできないという不都合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本願は、上記した従来のものの不都合を解消するために、監視部と、接地可能に構成された記録部と、これらを一体に連結する支柱とから構成され、前記監視部は、前面が開口した筐体内に、感知センサと、照明ランプと、前面開口方向に指向する監視カメラとを備えて成り、前記記録部は、接地可能に構成された密閉状のボックス内に、前記感知センサからの感知信号により照明ランプと監視カメラと後述の画像記録装置とを一定時間作動する作動制御装置と、前記監視カメラから得られた画像を記録する画像記録装置と、電源装置とを備えて成り、前記支柱は、中空状のパイプから成り、該支柱を、その下端開口部が記録部を構成するボックス内で開口するように、ボックスに立設し、かつ支柱の上部に前記監視部を取付けて、その上端開口部をキャップにより閉じると共に、支柱とキャップとの間に、支柱内と外気とを連通する連通手段を設け、かつ、ボックスの底部に、ボックスの接地状態で開口する通気手段を設けたことを特徴とするものである。
0008
上記において、好ましくは、記録部が、監視カメラから得られた画像に表示する画像表示装置を備えて成る。
【0009】
また、上記において、支柱の上部に前記監視部を、上下方向における向きおよび円周方向における位置の調整を可能に構成した取付手段を介して取付けられる。
0010
さらに、本願は、監視部を支柱に対して上下方向における向きおよび円周方向における位置を調整可能に取付ける取付け手段が、支柱の外周に巻回され、かつ両端部に設けた取付片を締付けることにより、支柱の外周に緊締されるバンド部材と、下部に監視部を保持して上方に伸びる支持片の上部を取付片に対し、直接または連結片を介して回動可能に緊締する緊締具とから成る。
0011
さらに、本願は、監視部を支柱に対して上下方向における向きおよび円周方向における位 置を調整可能に取付ける取付手段が、支柱の外周に巻回され、かつ両端部に設けた取付片を締付けることにより支柱の外周に緊締されるバンド部材と、該バンド部材に固着されて側方向に伸びる連結扞と、該連結扞に対し監視部を取付けるボールジョイントから成る継手部材とから構成する。
【0012】
上記において、また、本願は、通気手段が、ボックスの底部を貫通する通気孔と、非接地状態で自重により下動して、前記通気孔を閉止し、接地状態で上動して前記通気孔を開口する浮栓とから成る。
0013
また、本願は、支柱の軸方向に、複数の監視部とそれぞれ取付手段を介して並設して成る。
0014
また、本願は、支柱の上部に、バンド記載の幅に相当する間隔をおいて外周に膨出する節を設けて成る。
0015
また、本願は、監視部に、感知信号により一定時間作動する警報装置を備え、また、記録部が、画像記録装置に記録される画像に、日時情報を付加する日時情報装置を備えて成る。
0016
【発明の実施の形態】
以下図面について、本願の発明の実施の形態を詳述する。図1は、記録部の内部を透視した状態の本願装置の総体斜視図を、また図2は、記録部の縦断側面図をそれぞれ示しており、監視部1と、これを取付ける支柱2と、この支柱2を立設する記録部3とから構成されている。
0017
前記監視部1は、図2で示すように、前面が開口状態にある有底筒状の筐体11内に、ビデオカメラやCCDカメラなどから成る監視カメラ12と、赤外線感知センサーや温度変化により作動する熱感知センサーから成る感知センサ13と、照明ランプ14と、ブザーなどの警報装置15とが、それぞれ筐体11の前面開口部に指向するように配置してあり、好ましくは、筐体11の前面上部には庇11´が設けてあり、また監視カメラ12、感知センサー13、照明ランプ14および警報装置15を記録部3に接続するためのケーブル16が弾性材から成る止具17を介して筐体11の背面位置から導出してある。
0018
前記記録部3は、図6、図9から明らかなように、前面左右位置に、開閉扉31によって閉じられた開口部32を有し、全体として立方体状に形成された密閉状のボックス33内に、前記感知センサー13からの感知信号fにより、前記照明ランプ14と警報装置15および後述する画像記録装置35を一定時間(1〜3分程度)作動する作動制御装置34と、前記監視カメラ12により撮像した画像を記録する画像記録装置35と、この画像を表示する表示装置36と、前記画像に日時情報を付加する常時作動の日時情報装置37と、充電可能な蓄電池から成る電源装置38とが備えられている。
0019
さらにまた、前記支柱2は、中空状のパイプ21から成り、その上端にキャップ22が嵌合してあり、これが、前記記録部3のボックス33の頂面中央位置に立設してある。
0020
前記キャップ22は、図3のA、Bで示すように、その周壁の内面に、複数の縦溝23が設けてあり、従って監視部1と記録部3とを電気接続するケーブル16は、縦溝23を介して支柱2の内に導入される。
0021
前記支柱2には、その上部に前記監視部1が取付けられる。この取付手段4は、図4で示すように、監視部1の筐体11の胴部に設けた溝18に巻回され、両端部に支持片41を設けたバンド部材42と、支柱2の外周に巻回され、両端に取付片43を設けたバンド部材44と、一端が前記支持片41により挟持され、他端が前記取付片43により挟持され、かつその各挟持部をそれぞれボルトナットの緊締具45、46により止着して両バンド部材42、44を連結する連結扞47とから構成されている。
0022
しかして、一方の緊締具45を緩めることによって、連結扞47に対し支持片41が回動可能となるので、監視部1を上向き、下向きにその角度を調整することができ、また他方の緊締具46を緩めるときは、支柱2に対しバンド部材44が回動可能となるので、監視部1を、支柱2の周りに沿った水平方向の向きを調整することができる。
0023
図5は、監視部1を構成する監視カメラ12、感知センサー13、照明ランプ14、および警報装置15と、記録部3を構成する作動制御装置34、画像記録装置35、表示装置36、日時情報装置37および電源装置38との接続関係を示す図であって、図中Aは、監視領域を示している。
0024
前記作動制御装置34は、感知センサー13からの感知信号fによって一定時間(1〜3分程度)作動するタイマー回路34aと、このタイマー回路34aによって監視カメラ12の作動を制御するカメラ制御回路34bと、前記タイマー回路34aによって照明ランプ14とブザー15との作動を制御するランプ・ブザー制御回路34cと、前記タイマー回路34aによって画像記録装置35の作動を制御する画像記録制御回路34dとから構成される。
0025
しかして、使用に際し、記録部3を例えば木立の影などに、監視部1が監視領域Aを指向するように、監視部1の高さ位置や向きを調整して設置し、次いで、電源装置38をONして、本願装置を待機状態に設定する。
0026
この状態において、監視領域A内に不審者が潜入すると、感知センサ13がその潜入を感知して感知信号fを発生し、この感知信号fにより、タイマー回路34aを介して監視カメラ12と、照明ランプ14と、ブザー15および画像記録装置35が一定時間(1〜3分程度)作動すると共に、監視カメラ12によって得られた画像は、日時情報と共に、画像記録装置35に記録される。
0027
また、表示装置36には、前記画像記録装置35に記録される画像を表示することができる。そして記録された潜入者の動きを確認することもできる。
0028
また、画像表示によって、監視カメラの写り具合や故障或いは監視領域の状況などの確認ができるので、万一、監視カメラに不具合が生じたり、監視領域に変化が生じた場合などでも、その場で、それ等の調整や交換が容易にできる。
0029
図6は、記録部3を構成するボックス33の一部裁断して示した側面図で、該ボックス33は、その底部外面の4隅位置に、接地脚33aを有し、また底部内面には支片33bを介して内底板33cが底部と所要の間隔をもって水平状に配置してあり、この内底板33c上には、ボックス33内に収納される装置類が載置される。
図中32aは、開口部21の周辺に沿って設けた気密性を保持するためのパッキンを示している。
0030
また、ボックス33の底部には、通気手段39が設けてある。この通気手段39は、ボックス33の底部に設けられ、下面で開口した台形状の窪み部39aと、この窪み部39a内で、上下動可能であって、上動時に窪み部39aを密封し、下動時に窪み部39aを通気状態に開口する台形状の浮栓39bと、この浮栓39bから上方に延びて、窪み部39aと前記内底板32cとに設けた通気孔を貫通する軸扞39cと、この軸扞39cの上端に設けたストッパー39dとから構成されている。
0031
しかして、この通気手段39は、常態では浮栓39bが軸扞39cと共にその自重により、下動して窪み部39aが開口状態にあり、この状態において、ボックス33内に収納された装置類から生じる熱によりボックス33内にこもった空気は、前記支柱2内を通ってその上端に至り、さらに縦溝23およびパイプ21の上端とキャップ22の頂部内面との間に生じた間隙を介して外部に放出され、このとき、通気手段39は通気機能を発揮すると共に、支柱2は煙突効果を発揮する。
0032
また、ボックス33を屋外に設置した状態で、降雨などにより設置地面が冠水したときは、前記浮栓39bが浮力により上動して、窪み部39aを密閉して雨水がボックス33に浸入する惧れを防止する。
0033
図7は、支柱2に監視部1を取付ける取付手段5の他の実施例を示す斜視図であり、この取付手段5は、両端に取付片51を、長手方向の中央位置に支持部52をそれぞれ設け、前記取付片51を、緊締具53で緊締することにより支柱2の外周に取付けられるバンド部材54と、一端に止着片55を設け、この止着片55を前記支持部52に止具56により止着することにより、支柱2から水平に延びる連結扞57と、監視部1の筐体11の下面を前記連結扞57に取付けるボールジョイントから成る継手部材58とから構成されている。
0034
前記継手部材58は、図8で示すように、監視部1の下面に設けられ、内周面にネジ58aを施した外筒58bと、これを周心円状に設けられ、下面に孤面58cを形成した内筒58dと、外周面に前記ネジ58aと螺合するネジ58eを、底部に開口部58fをそれぞれ有した有底筒状の挟持部片58gと、中間に鍔58hを有したネジ軸58iを下方に空設し、かつ前記内筒58dの孤面58cと前記挟持部片58gの底部との間に介入する球体58jと、前記ネジ軸58iに螺合するナット58kとから構成されている。
0035
このように構成された継手部材58は、ネジ軸58iを連結扞57の先端部に設けた取付孔(図示せず)に挿通すると共に、ナット58kをネジ軸57iに螺合して、鍔58hとナット58kとの間で連結扞57を緊締し、さらに、ネジ58aと58eとを螺合して、挟持部材58gを回動操作することにより、球体58jを、内筒58dの下面の孤面58cと挟持部片58gの底部との間で挟持して、監視部1を連結扞57に対し固定する。
0036
また、上記において、挟持部片58gを緩めると、開口部58fがネジ軸58iに当接する範囲内で、球体58jに対し、内筒58dが傾動できるので、監視部1の上下方向および水平方向の向きを自在に調整することができる。
0037
図9および図10は、支柱2に、2個の監視部1Aと1Bとを向きが異なるように、取付手段4により取付けて成る他の実施例における総体斜視図および監視部1A、1Bと記録部3との接続関係を示す図であって、図10において、図5と相違するところは、支柱2に2個の監視部1A、1Bを取付けたことに伴い、作動制御装置34が、監視部1A、1Bにそれぞれ対応して、タイマー回路34aと、カメラ制御回路34bと、ランプ・ブザー制御回路34cと画像記録制御回路34dをそれぞれ備えるほか、2個の監視カメラ12より撮像した画像を選択して、表示装置36に1つの画像を表示するための画像表示選択回路34eを備えて成る点および2個の監視カメラ12、12によって撮像した画像をそれぞれ個別に記録する2個の画像記録装置35A、35Bを備えて成る点にあり、その作用は、基本的に図5で示す実施例の場合と相違するところはない。
0038
なお上記において、2個の監視部1A、1Bを支柱2に取付ける場合、2個の監視カメラ12による撮像領域が、一部重複するように監視部1Aと1Bの向きを設定するときは、撮像領域の重複部分においては、一方の監視カメラ12が何等の原因で撮像が困難となった場合でも、他方の監視カメラ12の撮像によって、それを補足することができる。
0039
図11は、支柱2に対し、4個の監視部1A乃至1Dを、4方向に指向するように取付けて、360°の範囲を撮像することができるように構成した場合のさらに他の実施例を示す本装置の総体斜視図、図12は、該実施例における監視部1A乃至1Dと、記録部3との接続関係を示す図である。
0040
この実施例における作動制御回路34は、各監視部1A乃至1Dにそれぞれ対応して、タイマー回路34aとカメラ制御回路34bとランプ・ブザー制御回路34cとを備えると共に、前記各タイマー回路34aによって作動する共通の画像記録制御回路34dと、各監視部1A乃至1Dの各監視カメラ12からの画像を合成する画像合成回路34fと、各監視カメラ12から得られた画像および前記画像合成回路34fの合成画像を適宜選択してその1つを表示装置36に表示するための画像選択回路34eとを備えて成る。
0041
前記画像合成回路34fは、4個の撮像カメラ12からそれぞれ出力される4系統の画像情報を合成して、その合成画像情報を生成する4分割アダプタを有し、各監視カメラ12からの4系統の画像情報を、4分割アダプタにより、1つのフレーム画像信号に合成する。
すなわち、図12で示すように、1つのフレームHにおいて割り当てられた各区分D1、乃至D4に対し、各監視カメラ12により得られた画像がそれぞれ記録される。
0042
しかして、この構成において、例えば第1の監視部1Aの感知センサ13が作動すると、すでに述べたように、感知信号fにより第1のタイマー回路34aが作動し、これにより第1のカメラ制御回路34bを介して第1の監視カメラ12が、また第1のランプ・ブザー制御回路34cを介して第1の照明ランプ14とブザー15とがそれぞれ一定時間作動すると共に、画像記録制御回路34dを介して画像記録装置35も一定時間作動し、これによって監視カメラ12によって撮像した画像は、4分割アダプタを備えた画像合成回路35fを介して1フレームにおける4分割された1の区分例えばD1に画像信号として記録される。
0043
このようにして、第2乃至第4の監視部1B乃至1Dにおける各監視カメラ12により撮像された画像は、1フレームにおける他の割り当てられた区分D2乃至D4にそれぞれ記録される。
【0044】
上記において、第1の監視部1Aの画像記録制御回路34dの作動中に、第2の監視部1Bにおける感知センサ13が作動すると、第1の監視部1Aにおけるタイマ回路34aと第2の監視部1Bにおけるタイマ回路34aとの作動時間差に相当して画像記録制御回路34dの作動は延長され、これによって画像記録装置35の作動は継続される。
0045
従って、第2の監視部1Bにおける監視カメラ12の撮像画像は、4分割アダプタを備えた画像合成回路35fを介して1フレームの4分割における割り当てられた他の1つの区分D2内に画像信号として記録され、この場合、1つの区分D1に対し第1の監視部1Aの監視カメラ12の画像が記録されている過程で、第2の監視部1Aの監視カメラ12の画像が第2の区分D2に記録されることになる。
0046
しかして、画像合成回路34fによる合成画像を、画像表示選択回路34eにより選択して、表示装置36に表示するときは、表示される画像は、区分D1乃至D4において一望できるので、監視カメラ12A乃至12Dから得られる画像の移り変わりを知得することができるので、監視カメラの向きなどの調整が容易にできる。
0047
図13は、支柱2に、取付手段4乃至5により監視部1を取付けた際に、バンド部材44乃至54が、外部振動などにより或いは監視部1の向きを調整するために、バンド部材44乃至54を緩めたとき、監視部1の重量によって、該バンド部材が不用意に下方にずれる惧れを防止するために、支柱2の外周に、バンド部材44乃至54の幅に相当する間隔をもって凸状の節25を隔設した状態を示す。支柱2の半裁した部分図であって、好ましくは、節25の内面を断面凹状に形成してあり、この凹状溝26の形成によって、パイプ21の内面で結露した水滴は、凹状溝26に受け止められて、記録部3内に落滴する惧れを防止できる。
0048
【発明の効果】
以上詳記したように、本願によれば、監視機能を有する監視部分と記録機能を有する記録部とを、支柱を介して一体に構成し、かつ記録部を接地可能な構成したので、取扱いおよび設置場所の位置変更などが容易であると共に、照明ランプを備えているので、昼夜および明暗の場所の如何に不拘使用することができ、さらに、監視部と記録部とを接続するケーブルが短尺ですむので、それ丈`断線などの惧れを回避することができる。
【0049】
特に、本願発明によれば、監視部と記録部とを接続するケーブルを、支柱内に隠蔽できるので、ケーブルを有効に保護することができるという利点を有する。
【0050】
また、本願発明によれば、支柱が煙突効果を発揮するので、記録部の内部が高温となって装置の機能低下などをきたしたり、或いは、発熱による障害の惧れを防止することができる。
【0051】
また、請求項2記載の発明によれば、監視カメラと表示装置とが近接した位置にあるので、監視カメラの画像の写り具合や監視領域の調整などが容易に、かつ、適確に行うことができる。
0052
さらにまた、請求項記載の発明によれば、監視部の上下方向における向きおよび円周方向における位置の調整を自在に調整することができて、取扱いに便利である。
0053
また、請求項記載の発明によれば、風圧などによる振動或いは、取付手段が監視部の重量により、支柱に沿って徐々に下方にずれる惧れを防止して、監視部の固定化をはかることができる。
0054
また、請求項記載の発明によれば、警報を発して、監視領域における異常を知らしめることができ、また請求項10記載の発明によれば、画像記録装置に記録された画像の記録日時を知ることができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 記録部の内部を透視した状態の本願装置の総体斜視図
【図2】 監視部の内部構造を示す断面図
【図3】 支柱上端部の横断面図(A)、縦断面図(B)
【図4】 監視部の取付状態を示す斜視図
【図5】 監視部と記録部との接続関係を示す図
【図6】 ボックスの一部裁断した側面図
【図7】 図4に対応する他の実施例を示す図
【図8】 他の実施例における取付手段の部分断面図
【図9】 図1に対応する他の実施例を示す図
【図10】 図5に対応する他の実施例を示す図
【図11】 図1に対応する他の実施例を示す図
【図12】 図5に対応する他の実施例を示す図
【図13】 支柱の部分半裁側面図
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D 監視部
2 支柱
3 記録部
4、5 取付手段
7 固定バンド
11 筐体
12 監視カメラ
13 感知センサ
14 照明ランプ
15 ブザー
16 ケーブル
21 パイプ
22 キャップ
23 縦溝
33 ボックス
34 作動制御装置
34a タイマ回路
34b カメラ制御回路
34c ランプ・ブザー制御回路
34d 画像記録制御回路
34e 画像選択回路
34f 画像合成回路
35 画像記録装置
36 表示装置
37 日時情報装置
39 通気手段
42、44 バンド部材
45、46、53 緊締具
47、57 連結扞
58 継手部材

Claims (10)

  1. 監視部と、接地可能に構成された記録部と、これらを一体に連結する支柱とから構成され、前記監視部は、前面が開口した筐体内に、感知センサと、照明ランプと、前面開口方向に指向する監視カメラとを備えて成り、前記記録部は、接地可能に構成された密閉状のボックス内に、前記感知センサからの感知信号により照明ランプと監視カメラと後述の画像記録装置とを一定時間作動する作動制御装置と、前記監視カメラから得られた画像を記録する画像記録装置と、電源装置とを備えて成り、前記支柱は、中空状のパイプから成り、その下端開口部が記録部を構成するボックス内で開口するように、ボックスに立設し、かつ支柱の上部に前記監視部を取付けて、その上端開口部をキャップにより閉じると共に、支柱とキャップとの間に、支柱内と外気とを連通する連通手段を設け、かつ、ボックスの底部に、ボックスの接地状態で開口する通気手段を設けたことを特徴とする防犯用監視装置。
  2. 記録部が、監視カメラから得られた画像に表示する画像表示装置を備えて成る請求項1記載の防犯用監視装置。
  3. 支柱の上部に前記監視部を、上下方向における向きおよび円周方向における位置の調整を可能に構成した取付手段を介して取付けて成る請求項1または2記載の防犯用監視装置。
  4. 監視部を支柱に対して上下方向における向きおよび円周方向における位置を調整可能に取付ける取付け手段が、支柱の外周に巻回され、かつ両端部に設けた取付片を締付けることにより、支柱の外周に緊締されるバンド部材と、下部に監視部を保持して上方に伸びる支持片の上部を取付片に対し、直接または連結片を介して回動可能に緊締する緊締具とから成る請求項1、2または3記載の防犯用監視装置。
  5. 監視部を支柱に対して上下方向における向きおよび円周方向における位置を調整可能に取付ける取付手段が、支柱の外周に巻回され、かつ両端部に設けた取付片を締付けることにより支柱の外周に緊締されるバンド部材と、該バンド部材に固着されて側方向に伸びる連結扞と、該連結扞に対し監視部を取付けるボールジョイントから成る継手部材とから構成した請求項1、2または3記載の防犯用監視装置。
  6. 通気手段が、ボックスの底部を貫通する通気孔と、非接地状態で自重により下動して、前記通気孔を閉止し、接地状態で上動して前記通気孔を開口する浮栓とから成る請求項1乃至5のいづれか1項記載の防犯用監視装置。
  7. 支柱の軸方向に、複数の監視部をそれぞれ取付手段を介して並設して成る請求項1乃至6のいづれか1項記載の防犯用監視装置。
  8. 支柱の上部に、バンド部材の幅に相当する間隔をおいて外周に膨出する節を設けて成る請求項4乃至7のいずれ1項記載の防犯用監視装置。
  9. 監視部に、感知信号により一定時間作動する警報装置を備えて成る請求項1乃至8のいづれか1記載の防犯用監視装置。
  10. 記録部が、画像記録装置に記録される画像に、日時情報を付加する日時情報装置を備えて成る請求項1乃至9のいづれか1記載の防犯用監視装置。
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