JP3933478B2 - 電気サーボ式板金加工機械の制御装置及びその制御方法 - Google Patents

電気サーボ式板金加工機械の制御装置及びその制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気サーボモータでラムやテーブルの直線運動を駆動するプレスブレーキ又はプレス等の電気サーボ式板金加工機械の制御装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気サーボ式板金加工機械は、電気サーボモータの回転力をボールスクリュー、偏心機構(クランク又はエキセン等)、又はリンク機構等を介して直線運動に変換して、ラム又はテーブルと称する被駆動体を駆動し、パンチ又は上金型と、ダイ又は下金型との協働によりワークを板金加工するようにしたものである。
【0003】
図8は、ラムの駆動源としてACサーボモータを用いたプレスブレーキ装置の制御ブロック図を示している。
作業者が起動装置としてのフートスイッチ11を操作することにより、ラム起動信号がNC装置10に入力される。NC装置10は、このラム起動信号を入力すると、曲げデータ等の各種データに基づき、速度指令(ACサーボモータ12の回転を指令する電圧指令)及びサーボON指令(ACサーボモータ12の制御を有効にする指令)をサーボアンプ20に出力する。そして、サーボアンプ20は、AC200V等の動力供給電源21から供給される電力を、前記速度指令に応じた駆動電力信号に変換してACサーボモータ12に出力する。また、サーボアンプ20は、ACサーボモータ12に内蔵されたエンコーダ15からのパルス信号をフィードバックしており、このパルス信号から算出されるモータ回転速度と、前記速度指令との偏差が小さくなるようにACサーボモータ12を制御する。
一方、ラム位置を検出するリニアスケール等の位置センサ(以後、リニアスケールと呼ぶ)18からのフィードバック信号は、NC装置10に入力され、NC装置10は、このフィードバック信号に基づき、ラムを曲げデータから算出される目標位置に位置決めする。
【0004】
非常停止回路32は、非常停止ボタン(図示せず)からの停止信号、NC装置10の異常検出信号、サーボアンプ20の異常検出信号等の信号を入力しており、これらの異常検出信号が全て「異常無し」の状態の場合に、開閉器33のコイルに通電して開閉器33の常開接点33a1,33a2を閉じる。接点33a1は、前記動力供給電源21からサーボアンプ20にサーボモータ用動力を供給する回路に介在された接点であり、また接点33a2は、動力供給電源21から機械式ブレーキ14(無励磁式)に動力を供給する回路に介在された接点である。
【0005】
上記構成によれば、非常停止ボタンを押圧操作する等の非常停止時には、動力供給電源21からサーボアンプ20へのサーボモータ用動力を断ち、ACサーボモータ12に内蔵されている機械式ブレーキ14とACサーボモータ12の発電制動機能とを併用して、ACサーボモータ12を規定の時間内に停止させる。停止後は機械式ブレーキ14によってACサーボモータ12を保持するので、ラムが動くことはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術においては、以下に述べるような問題点がある。
すなわち、ラムが停止している状態は、上記非常停止の状態の他に、非常停止ではない状態(フートスイッチ11等からのラム起動信号はOFFのままで接点33a1,33a2が閉じた状態)がある。この状態の場合は、
▲1▼機械式ブレーキ14への励磁動力が供給され、保持力又は制動力が働かないブレーキ開放状態
▲2▼NC装置10から速度指令として0V(停止指令)出力をサーボアンプ20に出力して、モータを現在位置に保持させている制御状態
▲3▼ラム位置が変動するとリニアスケール18からのフィードバック信号により、ラム位置を元の位置に戻すフィードバック制御状態
という、サーボONが維持されラムが停止した状態(以後、「サーボON停止状態」と呼ぶ)となっている。このサーボON停止状態において、NC装置10又はサーボアンプ20に故障(例えば、各装置内蔵のコンピュータが誤作動した状態のCPU暴走等)が発生した場合、誤ってモータ駆動指令を出力してしまい、ACサーボモータ12が回転するおそれがある。これにより、作業者が意図しないラムの駆動が発生し、このラムの暴走により金型やワークを損傷する恐れがある。
【0007】
この課題を解決するために、制御装置を図9に示すように構成することが考えられる。
すなわち、フートスイッチ11からのラム起動信号は、非常停止回路22にも入力される。非常停止回路22は、非常停止ボタン(図示せず)からの停止信号、NC装置10の異常検出信号、サーボアンプ20の異常検出信号等の信号を入力しており、これらの異常検出信号が全て「異常無し」の状態の場合に、フートスイッチ11からのラム起動信号により開閉器23,24のコイルに通電して開閉器23,24の接点を切り換える。
開閉器23の常開接点23aは、NC装置10からサーボアンプ20に速度指令を出力する回路に介在されている。また、開閉器24の常開接点24a1は、サーボアンプ20からACサーボモータ12に駆動電力信号を出力する回路に介在されている。また、この接点24a1に連動する常開接点24a2が、動力供給電源21から機械式ブレーキ14に動力を供給する回路に介在されている。
【0008】
これによると、フートスイッチ操作という作業者の有意思の起動操作を行ったときのみ、上記信号回路や電源回路を閉じてラムを駆動することが可能となる。このため、通常のラム停止時、フートスイッチ11を操作していないので、上記信号回路や電源回路は「断」となり、NC装置10又はサーボアンプ20に故障(CPU暴走等)が発生しても、ACサーボモータ12が作動することはない。これにより、作業者が意図しないラムの暴走は確実に防止され、ラムの暴走により金型やワークを損傷するようなことはない。また、駆動電力信号を出力する回路が「断」となることによりACサーボモータ12がサーボフリー状態となるが、機械式ブレーキ14への励磁動力が供給されずACサーボモータ12を保持するので、ラムの停止状態は保持される。
【0009】
しかしながら、上記構成においては、以下で説明するように、ACサーボモータ12に内蔵された機械式ブレーキ14以外に外付けの機械式ブレーキを追設しなければならないというスペース上及びコスト上の問題が生じることが考えられる。
ラムの下降中等に、ラムを急停止させる場合(例えば、非常停止ボタンの操作時又は、NC装置10やサーボアンプ20等の制御機器からの異常検出信号出力時)、ACサーボモータ12に内蔵される機械式ブレーキ14とACサーボモータ12の発電制動機能とを併用して規定の時間内に停止させるのが一般的である。発電制動(以後、ダイナミックブレーキと呼ぶ)は、モータの電機子両端を電気的抵抗により接続し、ブレーキ仕事を行う電気制動である。この電気制動力はモータ軸回転速度に比例しており、高回転であればあるほど制動力は大きい。
ところが、市販されているサーボアンプ20にダイナミックブレーキ回路(以降、DB回路と呼ぶ)が内蔵されているため、駆動電力信号を出力する回路が「断」になると、ACサーボモータ12の電機子両端を電気的抵抗で接続することは不能となる。このため、ACサーボモータ12のダイナミックブレーキ機能を使用できず、機械式ブレーキ14のみでは急停止に必要なブレーキ力が不足となり、ACサーボモータ12の出力軸端部に機械式ブレーキ19(ACサーボモータ12に内蔵される機械式ブレーキ14と区別するために、外部ブレーキ19と呼ぶ)を新たに装着する必要が考えられる。したがって、外部ブレーキ19という装置及びこれをプレスブレーキ本体に固定するためのブラケットが必要となり、組立て調整に工数も要するので、コスト高となる。
【0010】
また、前記課題を解決するために、制御装置を図10に示すように構成することが考えられる。
すなわち、図9に示す制御装置の外部ブレーキ19の代わりに、ダイナミックブレーキ回路25が、サーボアンプ20からACサーボモータ12に駆動電力信号を出力する回路の接点24a1よりACサーボモータ12側に接続され、この接続回路に接点24a1に連動する常閉接点24bが介在されている。
【0011】
これによると、図9に示す制御装置と同様に、作業者が意図しないラムの暴走は確実に防止され、ラムの暴走により金型やワークを損傷するようなことはない。また、ラムの下降中等に、ラムを急停止させる場合、DB回路25が「続」となることにより、ACサーボモータ12のダイナミックブレーキ機能とACサーボモータ12に内蔵される機械式ブレーキ14とを併用して規定の時間内に停止できるので、図9に示す制御装置のような外部ブレーキ19は不要となり、低コストの制御装置を得られる。
【0012】
しかしながら、図10に示した構成においては、以下で説明するように、市販のサーボアンプにDB回路が存在しているのにもかかわらず、外付けのDB回路を追設しなければならないというコスト上の問題が生じることが考えられる。
すなわち、通常、前述したACサーボモータ12のダイナミックブレーキを機能させるDB回路は、市販されているサーボアンプ20に内蔵されているが、ラムを急停止させる場合、サーボアンプ20からACサーボモータ12に駆動電力信号を出力する回路が「断」となるため、この内蔵されたDB回路を有効に使用できず、代わりに外部に別置きのDB回路25を設けているため、コスト高となる。
【0013】
本発明は、上記の問題に着目してなされたものであり、作業者が意図しないラム又はテーブルの暴走を低コストで確実に防止できる電気サーボ式板金加工機械の制御装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1の発明は、電気サーボ式板金加工機械の制御装置において、その回転力が所定の変換機構を介して直線運動に変換されてラム又はテーブルを駆動する電気サーボモータと、ラム又はテーブルの位置を検出する位置検出器と、前記電気サーボモータによるラム又はテーブルの起動を指示する信号を発する起動装置と、該起動装置及び前記位置検出器からのそれぞれの信号を入力し、電気サーボモータの最適駆動に応じた指令信号を出力するNC装置と、動力供給電源と前記指令信号とを入力し、この指令信号に従った駆動電力信号を前記電気サーボモータへ出力すると共に、この指令信号がオフのときに前記電気サーボモータの制動により発生する電気エネルギを熱エネルギとして消費する発電制動回路を有するサーボアンプと、前記サーボアンプと前記電気サーボモータとの間の駆動電力信号回路に介在された第1開閉器と、前記起動装置と前記第1開閉器との間の開閉信号回路に介在され、前記起動装置からのオン信号はそのまま前記第1開閉器へ出力し、オフ信号のみを所定時間遅延して前記第1開閉器へ出力するオフディレイタイマと、前記NC装置と前記サーボアンプとの間の指令信号回路に介在され、この回路を前記起動装置からの信号により開閉してサーボ制御の有効/無効を切り換える第2開閉器とを備えたことを特徴としている。
【0015】
上記構成によれば、作業者が起動装置を操作して起動信号を発したときのみ、電気サーボモータに駆動電力を供給可能であり、起動装置が操作されないときには、NC装置からサーボアンプへの指令信号を第2開閉器により開放して、電気サーボモータを制御無効状態(サーボフリー状態)とすると共に、サーボアンプ内蔵の発電制動回路によって発電制動を機能させる。このため、NC装置やサーボアンプ等の制御機器に故障が生じても、作業者の有意思の起動操作が行われなければ、ラム又はテーブルが作動することはない。このとき、電気サーボモータへの駆動電力信号回路を所定時間tだけ遅らせて第1開閉器によって開くので、所定時間tが経過するまではサーボアンプ内蔵の発電制動回路による発電制動が可能となり、最終的に、確実に電気サーボモータへの駆動出力を遮断できる。このため、外部ブレーキ等のコスト高な装置の代わりに、サーボアンプが通常内蔵する発電制動回路という安価な回路を有効的に利用してラムの急停止が可能となる。これにより、作業者の意図に反するラム又はテーブルの暴走を低コストで確実に防止でき、暴走により金型同士が干渉して損傷することも防止できる。
【0016】
本発明においては、さらに、励磁の有無によりブレーキの開放/保持を切り換え前記電気サーボモータを機械的に制動可能とする機械式ブレーキと、前記機械式ブレーキの開放/保持の信号回路上に介在され、この回路を前記起動装置からの信号により開閉する第3開閉器とを備えるのが好ましい。
こうすることにより、サーボモータの駆動電力信号回路が開となったときに、サーボモータがサーボフリー状態となるが、第3開閉器によって機械式ブレーキが励磁されず保持状態となる。これにより、ラム又はテーブルが作動中であれば機械ブレーキにより制動が働きラム又はテーブルを停止でき、また、ラム又はテーブルが停止中であれば機械ブレーキによりラム又はテーブルの停止状態を確実に保持できる。
【0017】
第1の発明の方法発明である第2の発明は、電気サーボ式板金加工機械の制御方法において、起動装置からの起動信号がオフしたとき、NC装置からサーボアンプへ、電気サーボモータがラム又はテーブルを最適駆動するように指令信号を出力する回路に介在させた第2開閉器を開放して、電気サーボモータを制御無効状態とすると共に、サーボアンプに内蔵され、かつ電気サーボモータの制動により発生する電気エネルギを熱エネルギとして消費する発電制動回路を作動させ、サーボアンプから電気サーボモータへ出力される駆動電力信号の回路を所定時間後に第1開閉器で開くようにしたことを特徴としている。
【0018】
上記構成によれば、作業者が起動装置を操作して起動信号を発したときのみ、電気サーボモータに駆動電力を供給可能であり、起動装置が操作されないときには、NC装置からサーボアンプへの指令信号を第2開閉器により開放して、電気サーボモータを制御無効状態(サーボフリー状態)とすると共に、サーボアンプ内蔵の発電制動回路によって発電制動を機能させる。このため、NC装置やサーボアンプ等の制御機器に故障が生じても、作業者の有意思の起動操作が行われなければ、ラム又はテーブルが作動することはない。このとき、電気サーボモータへの駆動電力信号回路を所定時間tだけ遅らせて第1開閉器によって開くので、所定時間tが経過するまではサーボアンプ内蔵の発電制動回路による発電制動が可能となり、最終的に、確実に電気サーボモータへの駆動出力を遮断できる。このため、外部ブレーキ等のコスト高な装置の代わりに、サーボアンプが通常内蔵する発電制動回路という安価な回路を有効的に利用してラムの急停止が可能となる。これにより、作業者の意図に反するラム又はテーブルの暴走を低コストで確実に防止でき、暴走により金型同士が干渉して損傷することも防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電気サーボ式プレスブレーキの正面図であり、図2は同プレスブレーキの側面図である。
【0020】
左右に立設する1対のサイドフレーム1,1の下部を連結するようにテーブル2が一体に設けられ、各サイドフレーム1,1の上端部を連結するように設けられた上部フレーム1aにはラム駆動装置3が装着されている。テーブル2の上面にはダイ保持装置4を介してV字状の型溝を有するダイ(下金型)5が保持され、ラム駆動装置3の下端部にはテーブル2に対向してラム6が連結されており、ラム6の下部にはパンチ保持装置7を介してパンチ(上金型)8が保持されている。ラム駆動装置3の作動によりラム6が昇降駆動され、これによりパンチ8とダイ5との間に介挿されるワークWに曲げ加工が施される。
【0021】
サイドフレーム1の側部には、後述するサーボアンプ等の制御機器を内蔵する制御盤9が取着されている。また、サイドフレーム1の上部前寄りには、曲げデータ等の入出力用の入出力装置10a及び各種データを表示する表示装置10bを備え、かつこれらデータに基づく演算を行うNC装置10が取着されている。さらに、本体装置の下部側方には、作業者が足踏み操作する起動装置としてのフートスイッチ11が配置されている。
【0022】
図3は、ラム駆動装置3の構成を説明する模式図である。ラム駆動装置3は,ACサーボモータ12とボールねじ伝動装置13とを備えている。
図示しないブラケットにより上部フレーム1aに支持されたACサーボモータ12は、モータの保持/開放が切換え自在な機械式ブレーキ14と、モータ軸の位置を検出するエンコーダ15とを内蔵している。機械式ブレーキ14は、無励磁式であり、無通電においてモータ軸を保持又は制動する。ACサーボモータ12の出力軸にはプーリ16aが取着されている。
【0023】
ボールねじ伝動装置13は、図示しないベアリングにより前記上部フレーム1aに回転自在に支持されるナット13aと、このナット13aと鋼球を介して螺合するねじ軸13bとを備えている。ナット13aの上部にはプーリ16bが取着され、ねじ軸13bの下端部にはラム6が連結されている。
両プーリ16a,16b間にはタイミングベルト17が巻装されている。ACサーボモータ12の回転駆動力は、プーリ16a,タイミングベルト17及びプーリ16bを介してボールねじ伝動装置13に伝えられ、このボールねじ伝動装置13により上下方向の駆動力に変換され,ワークWに対する加圧力として作用する。なお、ラム6の近傍には、ラム6の上下方向の位置を検出するリニアスケール18が設けられている。
【0024】
図4は、本発明に係る電気サーボ式プレスブレーキの制御ブロック図である。作業者がフートスイッチ11を操作することにより、ラム起動信号がNC装置10に入力される。NC装置10は、このラム起動信号を入力すると、曲げデータ等の各種データに基づき、速度指令(ACサーボモータ12の回転を指令する電圧指令)及びサーボON指令(ACサーボモータ12の制御を有効にする指令)をサーボアンプ20に出力する。サーボアンプ20は、AC200V等の動力供給電源21から供給される電力を、前記速度指令に応じた駆動電力信号に変換してACサーボモータ12に出力する。また、サーボアンプ20は、ACサーボモータ12に内蔵されたエンコーダ15からのパルス信号をフィードバックしており、このパルス信号から算出されるモータ回転速度と、前記速度指令との偏差が小さくなるようにACサーボモータ12を制御する。
一方、リニアスケール18からのラム位置のフィードバック信号は、NC装置10に入力され、NC装置10は、このフィードバック信号に基づき、ラム6を曲げデータから算出される目標位置に位置決めする。
【0025】
フートスイッチ11からのラム起動信号は、非常停止回路22にも入力される。非常停止回路22は、非常停止ボタン(図示せず)からの停止信号、NC装置10の異常検出信号、サーボアンプ20の異常検出信号等の信号を入力しており、これらの異常検出信号が全て「異常無し」の状態の場合に、フートスイッチ11からのラム起動信号により開閉器23,24,27のコイルに通電して開閉器23,24,27の接点を切り換える。
非常停止回路22と開閉器24との間の回路には、オフ信号のみを所定時間t遅延して開閉器24へ出力するオフディレイタイマが設けられている。このため、図5に示すように、開閉器23,27はフートスイッチ11のオン/オフ信号に連動してオン/オフするが、開閉器24はフートスイッチ11のオフ信号に対して、所定時間t遅延してオフとなる。なお、遅延する時間tは0.1〜0.3秒程度が好ましい。
開閉器23の常開接点23aは、NC装置10からサーボアンプ20に速度指令及びサーボON指令を出力する回路に介在されている。また、開閉器24の常開接点24aは、サーボアンプ20からACサーボモータ12に駆動電力信号を出力する回路に介在されている。また、開閉器27の常開接点27aは、動力供給電源21から機械式ブレーキ14に動力を供給する回路に介在されている。
【0026】
サーボアンプ20は、DB回路20aを内蔵している。DB回路20aは、図6に示すように、NC装置10からのサーボON指令により開閉する常閉接点20a1と、ACサーボモータ12の各相端子間を前記接点20a1を介して接続するための複数の抵抗20a2とを備え、制動時にACサーボモータ12の被駆動体(ラム6)が有する運動エネルギーをACサーボモータ12の発電機動作によって電気エネルギーに変換し、前記抵抗20a2により熱エネルギーの形で消費してACサーボモータ12の制動を行う発電制動回路である。NC装置10からサーボアンプ20にサーボON指令のオン信号が入力されることにより、接点20a1を開いてDB回路20aの発電制動を機能させないようにすると共に、サーボアンプ20の動力回路部20bの接点(通常、半導体スイッチよりなる)20b1を閉じて、ACサーボモータ12に所定の駆動電力信号が出力される。一方、サーボON指令がオフとなった場合、又は、非常停止検出時に開閉器23が開となった場合、サーボアンプ20の動力回路部20bの接点20b1を開いて、ACサーボモータ12への駆動電力の供給を停止すると共に、接点20a1を閉じてDB回路20aによる発電制動を行う。
【0027】
上記構成によると、非常停止ボタンが押圧操作されず、NC装置10及びサーボアンプ20からの異常検出信号が出力されていない場合には、作業者によるフートスイッチ11の操作によるオン信号により開閉器23,24,27の接点23a,24a,27aは閉となる(オフディレイタイマ26はオン信号に対しては遅延しないので、接点24aは他の接点23a,27aと略同時に開となる)。したがって、NC装置10からサーボアンプ20に速度指令等を出力する回路、サーボアンプ20からACサーボモータ12に駆動電力信号を出力する回路及び動力供給電源21から機械式ブレーキ14に動力を供給する回路はいずれも「続」状態となり、また、フートスイッチ11からのラム起動信号に応じてサーボON指令がオンとなると、DB回路20aは「断」状態となるため、機械式ブレーキ14及びダイナミックブレーキはいずれも開放され、NC装置10からの速度指令に従ってACサーボモータ12が制御され、ラム6を駆動してワークWの加工が行われる。
【0028】
非常停止ボタンが押圧操作されず、NC装置10及びサーボアンプ20からの異常検出信号が出力されておらず、かつ、作業者によりフートスイッチ11が操作されていない場合には、開閉器23,24,27の接点23a,24a,27aは開のままであり、NC装置10からサーボアンプ20に信号を出力する回路、サーボアンプ20からACサーボモータ12に動力を供給する回路及び動力供給電源21から機械式ブレーキ14に動力を供給する回路はいずれも「断」状態で、機械式ブレーキ14の保持作動によりACサーボモータ12は停止状態が保持される。
【0029】
ラム6がサーボ制御中であって、非常停止ボタンが押圧操作された場合、NC装置10又はサーボアンプ20からの異常検出信号が出力された場合、又は、非常停止ボタンが押圧操作されず、NC装置10及びサーボアンプ20からの異常検出信号が出力されておらず、かつ、作業者がフートスイッチ11をオフ操作した場合には、非常停止回路22から開閉器23,24,27へオフ信号が出力され、接点23a,27aは開となり、接点24aは所定時間t遅れて開となる。接点23aが開となることにより、サーボON指令がオフとなり、速度指令がオフしACサーボモータ12に駆動電力が出力されなくなると共に、所定時間tが経過するまでは接点24aは閉じているのでDB回路20aによる発電制動が働く(図6参照)。また、接点27aが開となることにより、動力供給電源21から機械式ブレーキ14への動力供給が停止され、機械式ブレーキ14が制動作動する。このため、所定時間tが経過するまでは、機械式ブレーキ14及びDB回路20aの制動作動により、ACサーボモータ12は急停止する。そして、所定時間tが経過した後は、ACサーボモータ12を機械式ブレーキ14が制動し、ACサーボモータ12の停止後は機械式ブレーキ14で保持する。
【0030】
このように、フートスイッチ操作という作業者の有意思の起動操作を行ったときのみ、上記信号回路や電源回路を閉じ、かつダイナミックブレーキを開放してラム6を駆動することが可能となる。このため、通常のラム停止時、フートスイッチ11を操作していないので、上記信号回路や電源回路は「断」となり、NC装置10又はサーボアンプ20に故障(CPU暴走等)が発生しても、ACサーボモータ12が作動することはない。これにより、作業者が意図しないラム6の暴走は確実に防止され、ラム6の暴走により金型やワークを損傷するようなことはない。また、非常停止ボタン操作等によりラム6を急停止させる場合には、ACサーボモータ12への駆動電力信号回路を所定時間tだけ遅らせて「断」とするので、所定時間tが経過するまではサーボアンプ20が通常内蔵するDB回路20aの発電制動が可能となる。このため、このDB回路20aの発電制動が機械式ブレーキ14では不足するブレーキ力を補うことができる。これにより、外部ブレーキ等のコスト高な装置、又は、別置きのDB回路ユニットを設ける必要はなく、構成がシンプルであり信頼性が高く安価となる。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定するものではなく、本発明の範囲内において変更や修正を加えることができるのは言うまでもない。
例えば、DB回路の開閉器として電磁開閉器を用いた例で示したが、大出力トランジスタ、サイリスタ等の半導体スイッチを用いてもよい。
また、板金加工機械としてプレスブレーキを例に挙げて説明したが、図7に示すように、テーブル(ボルスタ)2に対向して設けたラム(スライド)6を、ACサーボモータ12によりボールねじ伝動装置13を介して昇降駆動する電気サーボ式プレス機械に適用しても構わない。
また、起動装置としてフートスイッチを例にして説明したが、図7に示すように、押釦11aにより起動させてもよい。
【0032】
また、電気サーボモータとしてACサーボモータの適用例を示したが、DCサーボモータを用いても構わない。
なお、電気サーボモータでプーリ及びタイミングベルトを介してボールねじ伝動装置等の被駆動体を駆動する例にて説明したが、ギアやリンク等の他の伝動機構を介して、又は直結して被駆動体を駆動するようにしてもよい。
さらに、ラムを昇降駆動する例にて説明したが、テーブル側を昇降駆動する板金加工機械に適用しても全く同様の効果が得られる。
さらにまた、ラム駆動装置が一つである単軸型のプレスブレーキに適用した例を説明したが、本発明は、2軸以上の多軸型の板金加工機械に対しても適用可能である。
【0033】
以上説明したように、本発明によれば、作業者がフートスイッチ等の起動装置を操作したときのみ、電気サーボモータに駆動電力を供給可能となるので、制御機器に故障が発生しても、起動装置がオフであれば電気サーボモータは作動することはない。これにより、作業者の意図に反するラム又はテーブルの駆動を確実に防止でき、金型やワークの損傷を防止できる。また、ラムを急停止させる場合には、電気サーボモータへの駆動電力信号回路を所定時間だけ遅らせて開くので、所定時間が経過するまではサーボアンプが通常内蔵するDB回路の発電制動を利用して機械式ブレーキでは不足するブレーキ力を補いラムの急停止が可能となり、外部ブレーキ又は別置きの発電制動回路ユニット等のコスト高な装置を設ける必要がなく、構成がシンプルであり信頼性が高く安価な制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電気サーボ式プレスブレーキの正面図である。
【図2】実施形態に係る電気サーボ式プレスブレーキの側面図である。
【図3】実施形態に係るラム駆動装置の構成を説明する模式図である。
【図4】実施形態に係る制御ブロック図である。
【図5】開閉器の開閉タイミングチャートである。
【図6】ダイナミックブレーキ回路図である。
【図7】別態様に係る電気サーボ式プレス機械の要部側面図である。
【図8】従来技術の制御ブロック図である。
【図9】制御ブロック図である。
【図10】制御ブロック図である。
【符号の説明】
2…テーブル、3…ラム駆動装置、5…ダイ(下金型)、6…ラム、8…パンチ(上金型)、10…NC装置、11…フートスイッチ、12…ACサーボモータ、13…ボールねじ伝動装置、14…機械式ブレーキ、15…エンコーダ、18…リニアスケール、20…サーボアンプ、20a…ダイナミックブレーキ回路(発電制動回路)、21…動力供給電源、22…非常停止回路、23,24,27…開閉器、23a,24a,27a…接点、26…オフディレイタイマ、W…ワーク。

Claims (3)

  1. 電気サーボ式板金加工機械の制御装置において、
    その回転力が所定の変換機構を介して直線運動に変換されてラム(6)又はテーブルを駆動する電気サーボモータ(12)と、
    ラム(6)又はテーブルの位置を検出する位置検出器(18)と、
    前記電気サーボモータ(12)によるラム(6)又はテーブルの起動を指示する信号を発する起動装置(11)と、
    該起動装置(11)及び前記位置検出器(18)からのそれぞれの信号を入力し、電気サーボモータ(12)の最適駆動に応じた指令信号を出力するNC装置(10)と、
    動力供給電源と前記指令信号とを入力し、この指令信号に従った駆動電力信号を前記電気サーボモータ(12)へ出力すると共に、この指令信号がオフのときに前記電気サーボモータ(12)の制動により発生する電気エネルギを熱エネルギとして消費する発電制動回路(20a)を有するサーボアンプ(20)と、
    前記サーボアンプ(20)と前記電気サーボモータ(12)との間の駆動電力信号回路に介在された第1開閉器(24)と、
    前記起動装置(11)と前記第1開閉器(24)との間の開閉信号回路に介在され、前記起動装置(11)からのオン信号はそのまま前記第1開閉器(24)へ出力し、オフ信号のみを所定時間遅延して前記第1開閉器(24)へ出力するオフディレイタイマ(26)と、
    前記NC装置(10)と前記サーボアンプ(20)との間の指令信号回路に介在され、この回路を前記起動装置(11)からの信号により開閉してサーボ制御の有効/無効を切り換える第2開閉器(23)と、
    を備えたことを特徴とする電気サーボ式板金加工機械の制御装置。
  2. さらに、励磁の有無によりブレーキの開放/保持を切り換え前記電気サーボモータ(12)を機械的に制動可能とする機械式ブレーキ(14)と、
    前記機械式ブレーキ(14)の開放/保持の信号回路上に介在され、この回路を前記起動装置(11)からの信号により開閉する第3開閉器(27)と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気サーボ式板金加工機械の制御装置。
  3. 電気サーボ式板金加工機械の制御方法において、
    起動装置(11)からの起動信号がオフしたとき、
    ▲1▼NC装置(10)からサーボアンプ(20)へ、電気サーボモータ(12)がラム(6)又はテーブルを最適駆動するように指令信号を出力する回路に介在させた第2開閉器(23)を開放して、電気サーボモータ(12)を制御無効状態とすると共に、サーボアンプ(20)に内蔵され、かつ電気サーボモータ(12)の制動により発生する電気エネルギを熱エネルギとして消費する発電制動回路(20a)を作動させ、
    ▲2▼サーボアンプ(20)から電気サーボモータ(12)へ出力される駆動電力信号の回路を所定時間後に第1開閉器(24)で開く
    ようにしたことを特徴とする電気サーボ式板金加工機械の制御方法。
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