JP3932515B2 - 金コロイド粒子を用いるdnaの配列検知方法、ターゲットdnaの末端一塩基変異検出方法、遺伝子検査方法 - Google Patents
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Description
Chemistry Lett., 1999, 1041-1042 J.Am.Chem.Soc., 1998, 120, 1959-1964
[請求項1]表面に1本鎖DNAを固定した金コロイド粒子とターゲットDNAとを溶液中でハイブリダイズさせて、金コロイド粒子に固定された1本鎖DNAの金コロイド粒子に固定されていない側においていずれのDNA鎖も突出していない末端を有する2本鎖DNAを形成し、ハイブリダイズ後の金コロイド粒子の凝集体の形成の有無により、ターゲットDNAの末端一塩基の情報を得る方法であって、
前記ハイブリダイズを0〜30℃の範囲の温度で行い、かつ
前記凝集体が形成された場合には、少なくとも、金コロイド粒子に固定された1本鎖DNAの金コロイド粒子に固定されていない側の末端の一塩基と、この前記一塩基と対向する前記ターゲットDNAの末端の一塩基が、相補的であると判定する、前記方法。
[請求項2]前記金コロイド粒子の凝集体の形成の有無を、溶液の色の変化を測定することによって観察する、請求項1に記載の方法。
[請求項3]前記溶液の色の変化の測定を、色が赤から青に変化するのを目視で識別するか、または吸収スペクトルを測定し、最大吸収の長波長側へのシフトを観測することにより行う、請求項2に記載の方法。
[請求項4]前記溶液に基板を共存させ、前記凝集体を該基板上に堆積させ、堆積した凝集体について凝集体の形成の有無を検出する、請求項1に記載の方法。
[請求項5]前記金コロイド粒子の凝集体の形成の有無を、顕微鏡、粒子からの散乱光の検知、電気化学的検出、表面プラズモン共鳴、または電気化学水晶振動子マイクロバランス(EQCM)によって観察する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
[請求項6]前記ハイブリダイズを、室温で温度制御なしで行う、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
[請求項7]前記ハイブリダイズを氷冷下で行う、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
[請求項8]前記ハイブリダイズを金属陽イオンの存在下で行う請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
[請求項9]前記金属陽イオンがナトリウムイオンまたはマグネシウムイオンである請求項8に記載の方法。
[請求項10]請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法を含む、ターゲットDNAの末端一塩基変異検出方法。
[請求項11]DNAを増幅する工程および/またはプライマー一塩基伸長反応の後に、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法を行うことを特徴とする、遺伝子検査方法。
なお、本発明において、「配列を検知する」とは、末端の一塩基を含んでプローブとハイブリダイズするターゲット配列が検出対象物に含まれているか否かを知ることを意味し、例えば、少なくとも一部の塩基配列が未知であるターゲットDNAに対して、その未知配列に関する情報を得ることが含まれる。更に、本発明において、「配列を検知する」という語には、ある病原体に特徴的な核酸配列からプローブ核酸を作製して病原体の有無を確認する場合のように、既知ターゲット配列が、検出対象物に含まれるか否かを確認することも含まれる。具体的には、例えば、ターゲットDNAの大部分の配列が既知であり、3'末端のみA、T、G、Cの4通りの可能性が残されている状態から、それが「Aでない」ことを新たに知ることや、ターゲットDNAが何種類かの配列をもったDNAの混合物であるとき、その中に、ある病原体に特有の配列が存在するかどうかを新たに知ることが含まれる。
図1に、3’末端にCを有する1本鎖DNAを固定した金コロイド粒子と、5’末端にGを有するターゲットDNAを用いた例を示す。図1に示すように、少なくとも、金コロイド粒子表面に固定した1本鎖DNAの、金コロイドに固定されていない側(以下、「自由末端側」ともいう)の末端の一塩基(3’末端のC)と、この塩基に対向するターゲットDNAの末端の一塩基(5’末端のG)とが相補的であり、これら末端の一塩基を含んで、上記1本鎖DNAとターゲットDNAとがハイブリダイズすると、金コロイド粒子同士が凝集し、凝集体が形成される。一方、ターゲットDNAの末端の一塩基が金コロイド粒子固定化DNAの自由末端側の末端塩基と相補的でない場合、凝集体は形成されない。こうして、本発明の方法によれば、金コロイド粒子の凝集体の形成の有無により、ターゲットDNAの配列を検知することができ、特に、ターゲットDNAの末端一塩基変異を検出することができる。
末端への塩基の挿入とは、ターゲットDNAの末端(金コロイド粒子固定化DNAの自由末端側)に、例えば、1塩基以上の塩基が追加された場合を意味し、金コロイド粒子固定化DNAの固定化末端側から15塩基までは完全相補性であることを意味する。
また、末端での塩基の欠損とは、ターゲットDNAの末端(金コロイド粒子固定化DNAの自由末端側)の1塩基以上の塩基が欠失している場合を意味し、例えば、図6のBのターゲットDNAにおいて、塩基数は14で、5’末端のAが欠失しており、金コロイド粒子固定化DNAの固定化末端側から14塩基までは完全相補性である場合である。
(1)所定の形状に形成されたマイクロチャネルと、前記マイクロチャネル内に液体を導入するために外部に開口する複数のポートとを有し、前記マイクロチャネルの全体または一部を高分子材料により形成し、前記高分子材料を脱気したことを特徴とするマイクロ流体制御機構を有するマイクロチップ;
(2)所定の形状に形成されたマイクロチャネルと、前記マイクロチャネルの複数の端部のうちの所定の端部側に連接され、前記マイクロチャネルの内部とのみ連通し外部に対して遮蔽された内部空間を有する減圧室と、前記マイクロチャネルの複数の端部のうちの前記減圧室が連接された端部を除いた残余の端部それぞれに形成され、前記マイクロチャネル内に液体を導入するために外部に開口する複数のポートとを有し、前記マイクロチャネルまたは前記減圧室のそれぞれの全体または一部のうちの少なくともいずれかを高分子材料により形成し、前記高分子材料を脱気したことを特徴とするマイクロ流体制御機構を有するマイクロチップ;
(3)一方の端部に複数の導入用流路が連接され、他方の端部が減圧室に連接された混合用流路と、前記複数の導入用流路それぞれの前記混合用流路と連通する側の端部とは異なる端部側に形成され、前記導入用流路内に液体を導入するために外部に開口する複数のポートと、前記減圧室の内部空間を、前記混合用流路の内部とのみ連通させ外部に対して遮蔽する封止手段とを有し、前記封止手段、前記減圧室または前記混合用流路のそれぞれの全体または一部のうちの少なくともいずれかを高分子材料により形成し、前記高分子材料を脱気したことを特徴とするマイクロ流体制御機構を有するマイクロチップ。
まず、図2には、マイクロ流体制御機構を有するマイクロチップの概略構成上面説明図を示す。図3(a)には、図2に示すマイクロチップのA−A線による断面図(概略構成縦断面図)が示されており、図3(b)には、図2に示すマイクロチップのB−B線による断面図(概略構成縦断面図)が示されている。
ここで、マイクロチップ10は、第1の板状部材12と、第2の板状部材14と、第1の板状部材12に配置された封止手段としての被覆部材16とを有して構成されている。
そして、第1の板状部材12には、マイクロチャネルとして、上面から見てY字型状の一連の流路を構成するマイクロチャネル20が形成されている。このマイクロチャネル20は、上面から見て直線状に延長するマイクロ流路たる混合用流路22と、混合用流路22の一方の端部22aが二股に分岐されて形成されたマイクロ流路たる第1導入用流路24ならびに第2導入用流路26とを有するものである。ここで、混合用流路22、第1導入用流路24ならびに第2導入用流路26は、第1の板状部材12の下面12b側が開口した溝状に形成されており、その下面12b側の開口面は、第2の板状部材14により遮蔽されている。
また、第1導入用流路24の一方の端部24a、即ち、混合用流路22の端部22a側とは異なる側の端部は、第1の板状部材12の上面12aに形成された試料や試薬などの液体を導入するために外部に開口している開口部たる第1サンプル用ポート30と連通している。一方、第2導入用流路26の一方の端部26a、即ち、混合用流路22の端部22a側とは異なる側の端部は、第1の板状部材12の上面12a側に形成された試料や試薬などの液体を導入するために外部に開口している開口部たる第2サンプル用ポート32と連通している。
従って、第1導入用流路24の端部24aならびに第2導入用流路26の端部26aは、大気に開放されていることになる。一方、第1導入用流路24の他方の端部24bと第2導入用流路26の端部26bとは、混合用流路22の一方の端部22aと連通している。
そして、混合用流路22の他方の端部22b、即ち、第1導入用流路24ならびに第2導入用流路26と連通する側とは異なる側の端部は、減圧室40の側方開口部40aと連通している、即ち、混合用流路22の一方の端部22aには、第1導入用流路24ならびに第2導入用流路26の複数の導入用流路が連接されており、他方の端部22bには、減圧室40が連接されている。この減圧室40は、第1の板状部材12の上面12aにおいて、略円形形状の上方開口部40bで開口するとともに、下面12b側において略円形形状の開口部で開口する円筒状に形成されており、その下面12b側の開口部は第2の板状部材14により遮蔽されている。
一方、減圧室40の上方開口部40bには、封止手段たる被覆部材16が配設されており、被覆部材16によって上方開口部40bは封止されている。これにより、減圧室40の内部空間40cは、混合用流路22の内部とのみ連通し、外部に対しては遮蔽されている。即ち、混合用流路22の他方の端部22bは、減圧室40の内部空間40cには開放されているが、大気には開放されていない。
例えば、高分子材料の1つであるゴムは、固体のミクロ構造がかなり疎であり、かつ固体分子の運動自由度が相当に大であるので、気体が固体中に入り込み易く、非常に多くの気体が溶解する固体材料である。このように非常に多くの気体が溶解可能な固体材料であるゴムなどの高分子材料によって、第1の板状部材12、第2の板状部材14、および被覆部材16を形成するとよい。
なお、この実施の形態において、マイクロチップ10を構成する第1の板状部材12、第2の板状部材14、および被覆材料16の材料として、ゴム、具体的にはポリジメチルシロキサン(以下、「PDMS」ともいう)などのシリコーンゴムを用いることができる。
C:固体中の気体濃度(cm3(STP)/cm3)
(1cm3の固体に溶けている気体の量を、標準状態での体積に換算したもの)
P:固体に接触する気体の圧力(atm)
S:溶解度係数(cm3(STP)/(cm3atm))
とするヘンリーの法則
C=SP
により、PDMSの空気に対する溶解度係数を算出することができる。温度35℃、空気を窒素80%、酸素20%とすると、PDMSの空気に対する溶解度は、S=0.11cm3(STP)/(cm3atm)となる。ただし、このPDMSの空気に対する溶解度係数Sは、PDMSの重合度などに依存するものである。
実施例1
直径15nmの金粒子を含むコロイド溶液を購入した。粒子濃度は1.4×1012 mL-1(=2.3 nM)であった。この金粒子は、非特許文献2の方法に少し修正を加えた以下の方法によって一本鎖DNAで修飾した。すなわち、3 nmolのチオール化DNA HS-(CH2)6-5'-TAC GCC ACC AGC TCC-3' を、1 mLの金コロイド粒子溶液と50℃で16時間インキュベートした。この溶液に必要な塩類を添加して、0.1MのNaCl、10mMのリン酸塩緩衝液(pH 7)に変え、50℃で40時間反応させた。未反応のチオール化DNAを除去するために、溶液を14000rpmで25分間遠心分離し、上清を上記組成の緩衝液1 mLで置換した。同じ条件で再度遠心分離を行い、沈殿を上記組成の緩衝液0.5 mLに再分散した。
下記実験はすべて、室温(約25℃)で実施された。DNAを固定化していない金コロイド粒子は、0.1M のNaClで直ちに凝集し、溶液は紫色に変化した。対照的に、DNAを固定化した金コロイド粒子は、2.5MまでのNaCl濃度範囲内で、色変化は示さなかった(図6A)。粒子表面に固定化されたDNAが、金コロイド粒子の分散を安定化したことが分かる。次に、固定化DNAに相補的な配列を有するターゲットDNAを、双方のDNA量が等しくなるように加えた(図6B)。NaCl濃度が0.5M以上の場合、粒子凝集を意味する紫色への明確な変化が直ちに観察された(10分以内)。この非架橋系での凝集プロセスは、数十分から数時間を要する架橋系での凝集プロセスよりはるかに迅速である。この違いは、凝集メカニズムが異なることに起因していると考えられる。この非架橋系では、金コロイド粒子の表面上にDNAの二本鎖が形成されたとき、この二本鎖が溶液中のナトリウムイオンを強く引き付けることにより、金コロイド粒子周辺の電荷が中和されるために凝集が起きると考えられる。凝集の駆動力はロンドン−ファン・デル・ワールス引力であり、この力はある程度離れた距離からでも作用し、迅速な凝集へと導く。他方、架橋系では、凝集の速度論は、比較的遅いブラウン運動をする金コロイド粒子のランダムな衝突に支配される。図6のAおよびBに対応する可視スペクトルを図7にA及びBとして示す。0.5MのNaClの存在下で、吸光ピークは、相補的なターゲットDNAの添加後10分間で525nmから560nmへ移動した。
NaCl濃度を1Mとして、実施例1と同様の方法で、様々な配列を有するプローブDNAおよびターゲットDNAを用いて実験を行った。結果を表1に示す。
ターゲットa2のように、固定末端側に変異があっても、完全相補鎖と同じように凝集が観察された。一方、ターゲットa4のようなランダム配列では、粒子表面で二本鎖形成が起こらないため、金コロイド粒子の凝集は観察されなかった。ターゲットa5〜a9のように、自由末端に挿入、欠損、置換などの変異を有するサンプルでも、凝集は起こらなかった。この挙動は、置換の結果生じたミスマッチの種類には関係しなかった(a7〜a9参照)。これらに完全相補する、別のプローブDNA(B〜D)を用いた場合は、金コロイド粒子が凝集することも確認した。さらに30塩基までの様々な長さ、配列を持ったプローブDNA(E〜K)を用いて実験したところ、完全相補ターゲットを加えたときには金コロイド粒子は凝集し、末端置換ターゲットを加えたときは凝集せず、例外はなかった。また、プローブの向きを逆転させて3'末端を金コロイド粒子に固定化した場合(M)も同様であった。
実施例1で使用したものと同様のDNA修飾金コロイド粒子を28nM、NaClを1.0M、Tween 20を0.01%含む水溶液を調製し,金コロイド溶液とした。
実施例1で使用した2種類のターゲットDNAの凍結乾燥物を、脱イオン水に溶解した後、NaClおよびTween 20を添加し、6.0μM DNA、1.0M NaCl、0.01% Tween 20の最終濃度に調整し、ターゲットDNA溶液とした。以下、金コロイド粒子表面に固定された1本鎖DNAと完全相補性の配列を有するターゲットDNAをT1、末端一塩基変異を有するターゲットDNAをT2という。
ヒト培養細胞株遺伝子の検定
PCR: 大腸がん培養細胞株HCT-15、WiDr、Sw480、DLD-1、COLO205を東北大学加齢医学研究所医用細胞資源センターより供給を受けた。キアゲンQIAamp DNA Mini Kitを用いて、各細胞からDNAを抽出、精製した。がん遺伝子K-rasのコドン12を含む配列をPCRにより増幅した。プライマーの配列は、5'-GAC TGA ATA TAA ACT TGT GG-3' および 5'-CTA TTG TTG GAT CAT ATT CG-3'であった。 100 μlのスケールでPCRを行った。反応液の組成は、50 ngのゲノムDNA、各プライマー(最終濃度1 μM)、 2.5 U ピロベストDNAポリメラーゼ(Pyrobest DNA polymerase) (タカラ(TaKaRa))、ピロベスト反応バッファー(Pyrobest reaction buffer)、dNTP(最終濃度200 μM)であった。 94℃ 30秒、55℃ 30 秒、72℃ 1分の条件で30サイクル反応を行った。PCR反応生成物に対し、東洋紡(TOYOBO)製のMaExtractorを用いて脱塩とプライマー除去を行った。
Claims (11)
- 表面に1本鎖DNAを固定した金コロイド粒子とターゲットDNAとを溶液中でハイブリダイズさせて、金コロイド粒子に固定された1本鎖DNAの金コロイド粒子に固定されていない側においていずれのDNA鎖も突出していない末端を有する2本鎖DNAを形成し、ハイブリダイズ後の金コロイド粒子の凝集体の形成の有無により、ターゲットDNAの末端一塩基の情報を得る方法であって、
前記ハイブリダイズを0〜30℃の範囲の温度で行い、かつ
前記凝集体が形成された場合には、少なくとも、金コロイド粒子に固定された1本鎖DNAの金コロイド粒子に固定されていない側の末端の一塩基と、この前記一塩基と対向する前記ターゲットDNAの末端の一塩基が、相補的であると判定する、前記方法。 - 前記金コロイド粒子の凝集体の形成の有無を、溶液の色の変化を測定することによって観察する、請求項1に記載の方法。
- 前記溶液の色の変化の測定を、色が赤から青に変化するのを目視で識別するか、または吸収スペクトルを測定し、最大吸収の長波長側へのシフトを観測することにより行う、請求項2に記載の方法。
- 前記溶液に基板を共存させ、前記凝集体を該基板上に堆積させ、堆積した凝集体について凝集体の形成の有無を検出する、請求項1に記載の方法。
- 前記金コロイド粒子の凝集体の形成の有無を、顕微鏡、粒子からの散乱光の検知、電気化学的検出、表面プラズモン共鳴、または電気化学水晶振動子マイクロバランス(EQCM)によって観察する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ハイブリダイズを、室温で温度制御なしで行う、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ハイブリダイズを氷冷下で行う、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ハイブリダイズを金属陽イオンの存在下で行う請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記金属陽イオンがナトリウムイオンまたはマグネシウムイオンである請求項8に記載の方法。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法を含む、ターゲットDNAの末端一塩基変異検出方法。
- DNAを増幅する工程および/またはプライマー一塩基伸長反応の後に、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法を行うことを特徴とする、遺伝子検査方法。
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