JP3930520B2 - セキュリティゲート - Google Patents

セキュリティゲート Download PDF

Info

Publication number
JP3930520B2
JP3930520B2 JP2005221062A JP2005221062A JP3930520B2 JP 3930520 B2 JP3930520 B2 JP 3930520B2 JP 2005221062 A JP2005221062 A JP 2005221062A JP 2005221062 A JP2005221062 A JP 2005221062A JP 3930520 B2 JP3930520 B2 JP 3930520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
security gate
passage
support mechanism
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005221062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005337009A (ja
Inventor
武 秦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinkei System Corp
Original Assignee
Kinkei System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinkei System Corp filed Critical Kinkei System Corp
Priority to JP2005221062A priority Critical patent/JP3930520B2/ja
Publication of JP2005337009A publication Critical patent/JP2005337009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3930520B2 publication Critical patent/JP3930520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

この発明は、例えば、カードや証券の印刷工場、空港あるいは電力やガス会社の管理区域、研究所や資料室、あるいは、コンピュータ室、などの機密保持が要求される設備での人の出入り管理、あるいは、一般のビルや会社玄関、あるいは、ATMなどでの人の出入り管理、などに利用することのできるセキュリティゲートに関する。
従来、この種のセキュリティゲートとしては、照合手段によって認証されると解錠作動する電気錠を扉に備えたものが多く利用されている(特許文献1参照)。
また、重要な施設においては、通路の前後に2台の自動扉を配置して、いずれか一方の扉しか開放されないように制御することで、通路が完全に開放されないようにし、もって、不特定の人物が通過してしまわないようにしたものも利用されている(特許文献2参照)。
特開平10−188068号公報 特開平6−348974号公報
電気錠を利用したセキュリティゲートにおいては、認証システムによる照合に基づいて解錠動作して扉を開けるが、扉が施錠動作するまでの間に認証されていない人物も同時に通行することができ、厳正な出入り管理が困難である。
また、2台の自動扉を配置した仕様のセキュリティゲートにおいては、通過に数十秒かかるために、多くの人が、あるいは頻繁な通行が行われる出入り口には停滞が生じることが予想され、好適に利用できる箇所に制約があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、認証された一人の人物のみの通過を許容して不正な通行を防止できるとともに、速やかな動作によって停滞なく通過移動させることができる実用性および汎用性に優れたセキュリティゲートを提供することを主たる目的とするものである。
この発明は、上記目的を達成するために次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に係る発明のセキュリティゲートは、開閉回動自在、かつ、前後移動可能な扉を備え、扉の開放作動に連動して扉を通行物の背後に回り込み移動させて、再び扉を自動閉じ作動させるよう構成し、かつ、水平面内で二次元作動する扉支持機構に前記扉を開閉回動自在に支持し、前記扉支持機構の二次元作動によって扉を前後及び左右移動させるよう構成してあることを特徴とするものである。
(作用・効果) 請求項1の発明の構成によると、適宜認証システムで照合されて認証された通行物が扉に接近すると扉が開放回動され、通行物が通路を前進移動するにつれて開放姿勢の扉は素早く通行物の背後に回り込んで閉じられる。つまり、開放回動した扉は通行物が扉作動軌跡から外れるのを待って閉じ作動するのではなく、通行物の後方に回り込んですばやく閉じ作動させることができるので、認証されていない通行物が認証された通行物の後に続いて通行しようとしても、先の通行物の背後で素早く閉じられようとする扉によって威嚇妨害されて、追随移動が牽制阻止される。
その結果、認証された一つの通行物のみの通過を許容して不正な通行を防止できるとともに、速やかな動作によって停滞なく通過移動させることができる実用性および汎用性に優れたセキュリティゲートを提供することが可能となる。
また、扉を通路壁側に後退移動させながら開放回動させて通路を大きく開く。その後、扉を後方に移動させるとともに、通路側へ復帰横移動させて通行物の背後に回り込みながら閉じ回動させ、元の位置で通路を閉塞することができる。その結果、後続の通行物に対する通行妨害機能を高めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のセキュリティゲートにおいて、
通路の前後に所定間隔をもって前記扉を2組配備してあるものである。
(作用・効果) 請求項2の発明の構成によると、適宜認証システムで照合されて認証された通行物が手前の扉に接近すると、上記のように扉が開放されるとともに通行物の背後において閉じ、通行物が奥の扉に接近すると、この扉も上記のように作動して認証された通行物の通過を許容する。
また、認証されない通行物が手前の扉を不正に通過しても、奥の扉が開放作動しないために、不正な通行物は前後の扉の間に閉じ込められることになる。
したがって、安全性の高い扉を前後2組配備することで、一層信頼性が高まり、出入り管理一層厳重に行いたい重要な施設などの出入り口に有効に活用できるとともに、万一、認証されない通行物が手前の扉を不正に通過しても、奥側の扉での牽制作動によって不正通行物を前後の扉間に閉じ込めて拘束することができ、防犯効果が一層高いものとなる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載のセキュリティゲートにおいて、
2枚の前記扉を左右に並べて通路を閉塞するよう構成し、左右の扉を作動させるよう構成したものである。
(作用・効果) 請求項3の発明の構成によると、通路を左右の扉で閉塞することで、1枚の扉を幅の狭いものにすることができ、例えば、通路の前幅を1枚の扉で閉塞して同様の作動を行わせる場合に比較して、開放作動が速やかになるとともに、開放作動に連動して通行物の背後に回り込ませる際の扉移動量も少なくすることができ、通行物背後への扉の回り込み作動を迅速に実行させることができる。その結果、一つの通行物のみの通過させる機能が更に高いものとなる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティゲートにおいて、前記扉支持機構を水平面内で作動する多関節アームで構成し、この多関節アームの遊端部に前記扉を開閉回動自在に支持してあるものである。
(作用・効果) 請求項4の発明の構成によると、多関節アームを前方に屈曲させることで、開放回動する扉を通路壁側へ後退移動させて通路を大きく開き、その後、多関節アームを後方へ屈曲させ扉を後方に移動させた後、多関節アームを元の姿勢に伸長させることで、開放された扉を通行物の背後に回り込ませながら閉じ回動させ、元の位置で通路を閉塞することができる。
したがって、多関節アームにおける各関節での回動のみによって扉位置を二次元移動させることができるので、こじりなどのない円滑な作動を期待することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティゲートにおいて、前記扉支持機構を、前後方向に直線作動する前後動部材と、左右方向に直線作動可能に前記前後動部材に支持された左右動部材とで構成し、この左右動部材に前記扉を開閉回動自在に支持してあるものである。
(作用・効果) 請求項5の発明の構成によると、左右動部材の通路壁側への後退横移動、および、前後動部材の前方移動を行いながら扉を開放回動させて通路を大きく開き、その後、前後動部材の後方移動および左右動部材の通路側への復帰横移動を行って通行物の背後に回り込みながら扉を閉じ回動させ、元の位置で通路を閉塞することができる。
つまり、直交2軸制御によって扉位置を二次元移動させることができるので、開放した扉を通行物の後方に回り込ませる際の通路脇に後退させて通路を広く開けた状態での後方直線移動を好適に行わせることができる。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティゲートにおいて、前記扉支持機構を、通路側に凸曲した略半月形のループを描くレールと、このレールに沿って循環走行する可動部材とで構成し、この可動部材に前記扉を開閉回動自在に支持してあるものである。
(作用・効果) 請求項6の発明の構成によると、略半月形ループ状に形成されたレールの通路側に可動部材の原点位置とするとともに、この位置で扉を閉じておくように設定しておくと、通行物の接近によって可動部材をレールに沿って前方に移動させることで、可動部材をレールの凸曲径路部分に沿って通路壁側に後退移動させることができ、通路を大きく開放することができる。その後、扉を開放姿勢に維持しながら通路壁側に後退した可動部材をレールの前後方向径路部分に沿って後方に移動させた後、再びレールの凸曲径路部分に沿って通路が側復帰移動させて通行物の背後に回り込み、扉を閉じ回動させて元の位置で通路を閉塞することができる。つまり、カムの形状とこれに沿って循環走行する可動部材の位置によって扉の前後および左右方向での位置が一義的に決定されるので、制御対象となる要素が少なくなって、制御の簡素化に有効となる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、開放回動した扉は通行物が扉作動軌跡から外れるのを待って閉じ作動するのではなく、通行物の後方に回り込んですばやく閉じ作動させることができるので、後続の通行物の通過を確実に牽制阻止することができ、その結果、認証された一つの通行物のみの通過を許容して不正な通行を防止できるとともに、速やかな動作によって停滞なく通過移動させることができる実用性および汎用性に優れたセキュリティゲートを提供することが可能となる。また、扉の作動を単純な一連の運動として実行させることができる。
以下、本発明の実施例のいくつかを例示する。
〔第1実施例〕
図1に、本発明にかかるセキュリティゲートの第1例の側面図が、図2にその平面図が、また、図3にその正面図がそれぞれ示されている。このセキュリティゲートGは、通路Tが左右一対の扉1によって閉塞されている。各扉1は、図4に示すように、通路上方に配備された扉支持機構としての多関節アーム2の遊端部に縦軸心a周りに回動可能に装着されており、減速機付きのモータ等からなる扉駆動機構3によって開閉回動されるようになっている。
また、図4、図5に示すように、多関節アーム2は、固定ステー4に縦軸心b周りに回動可能に装着された第1アーム2aと、その遊端部に縦軸心c周りに回動可能に連結された第2アーム2bとから構成されており、各アーム2a,2bの回動によって扉1が二次元移動できるようになっている。また、各アーム2a,2bもそれぞれ減速機付きのモータ等からなる第1アーム駆動機構5aおよび第2アーム駆動機構5bによって正逆に回動されるようになっている。
図6に示すように、扉駆動機構3、第1アーム駆動機構5aおよび第2アーム駆動機構5bは、制御装置6によって作動制御されるとともに、制御装置6には照合装置7からの情報に基づいて制御作動するよう構成されている。なお、扉1、第1アーム2a、および、第2アーム2bの回動角度が検出されて制御装置6にフィードバックされ、各駆動機構3,5a,5bが予め設定されているプログラムに基づいて作動制御されるようになっている。
なお、前記照合装置7は、周知となっている各種の認証システムを利用することができ、例えば、磁気カード、ICカード、などのデータ記憶媒体を利用するものや、顔、網膜、指紋などの画像データ、あるいは、体重、その他の測定データを照合用データとして利用するもの等を適宜選択することになる。
次に、このセキュリティゲートの基本的な作動を、図7の行程図および図8のフロー図に基づいて説明する。
図7(a)において、通行者などの通行物MがゲートGを左から右に通過するには、先ず、ゲートGに備えられた照合装置7で所定の照合手続きを行うことになり、その照合結果が制御装置6に送信される。
制御装置6では、照合装置7からの照合結果が受信されたか否かが判断され(♯01)、照合結果の受信がなければ受信を待ち、受信があればその照合結果が適正なものであるか、不適正なものであるかが判別される(♯02)。
照合結果が不適正(NG)であった場合には、扉開放作動は実行されることがなく、ゲートは閉塞状態に維持される。
照合結果が適正(OK)であった場合には、先ず、図7(b),(c)に示すように、扉1が通物Mの前進移動方向に開放回動されるとともに、多関節アーム2が前方に伸展回動し、扉1は通路を高速で前方に開放する(♯03)。
次に、図7(d)示すように、扉1が開放された状態を維持しながら多関節アーム2が後方に屈折回動し、扉1は通行物Mの邪魔になることなく通路壁に沿って後方へ高速で移動する(♯04)。その後、多関節アーム2が伸展回動するとともに、扉1が復帰回動することで、扉1はすばやく通行物Mの背後に回り込んで通路を閉じる(♯05)。
以上のように、この例のセキュリティゲートでは、所定の認証システムに基づいて照合されて認証された通行物Mが扉1に接近すると、扉1が前方に開放回動され、通行物Mが通路を前進移動するにつれて開放姿勢の扉は素早く通行物Mの背後に回り込んで閉じられることになり、もしも、認証されていない通行物が認証された通行物Mの後に続いて通行移動しようとしても、先の通行物Mの背後で素早く閉じられようとする扉1によって威嚇妨害されて、追随移動が牽制されることになるのである。
〔第2実施例〕
図9および図10に、本発明にかかるセキュリティゲートの第2実施例が示されている。このセキュリティゲートGは、重要な施設などでより厳重な出入り管理を行えるように構成されたものであり、上記第1実施例と同様に構成された左右一対の扉1が通路Tの前後に所定の間隔をもって2組配備されており、その基本的な作動を、図11,12の行程図および図13のフロー図に基づいて説明する。
図11(a)において、通行物Mがゲートを左から右に通過するには、先ず、ゲートG備えられた照合装置7で所定の照合手続きを行うことになり、その照合結果が制御装置6に送信される。
制御装置6では、照合装置7からの照合結果が受信されたか否かが判断され(♯11)、照合結果の受信がなければ受信を待ち、受信があればその照合結果が適正なものであるか、不適正なものであるかが判別される(♯12)。
照合結果が適正(OK)であった場合には、先ず、図11(b)に示すように、手前(図では左側)の扉1における多関節アーム2が伸展作動するとともに、扉1通路壁側に後退移動されながら開放回動し、通路Tが高速で開放される。
次に、通行物Mの前方移動に伴って、扉1が開放された状態を維持しながら多関節アーム2が後方に屈折回動し、扉1は通行物Mの邪魔になることなく通路壁に沿って後方へ高速で移動される。その後、図11(c)に示すように、多関節アーム2が伸展回動するとともに扉1が復帰回動することで、扉1はすばやく通行物Mの背後に回り込み、図12(d)に示すように、通路を閉じる(♯13)。
次に、前後の扉1の間に居る通行物Mが単一であるか否かが後述する適宜検出手段によって判別され(♯14)、通行物Mが単一であることが判別されると、図12(e)に示すように、手前の扉1の場合と同様に奥側の扉1が開放作動して、通行者Mの通過を許容する(♯15)。
ステップ♯14において、通行物Mが単一でないことが判別された場合には、奥側の扉1の開放作動は実行されることがなく、通行物は前後の扉1の間に閉じ込められ、このことが管理センターなどに通達されることになる。従って、認証システムで認証された通行物Mにくっついて追随して移動することで手前の扉1を通過できたとしても、複数の通行物は前後の扉1の間に拘束されることになり、複数物の同時通過は不能となる。
また、ステップ♯12において、照合結果が不適正(NG)であることが判断された場合には、ステップ♯13と同じ作動が実行されて手前の扉1が開放され(♯16)、通行物Mの進入を許容する。しかし、この場合は、奥側の扉1の開放作動は実行されることはなく、その結果、照合結果が不適正であった通行物Mも前後の扉1の間に拘束されることになり、このことが管理センターなどに通達され、適当な措置が講じられる。
なお、ステップ♯14において通行物Mが単一であるか否かの判別に利用される検出手段としては、通行物Mが人物とすると、次のようなものが考えられる。
1.CCDカメラなどで撮影した画像データから得られた面積データにより判定する。
2.撮影した画像データを画像認識技術で解析し、人物の頭、胴体、腕、足部、などを判別し、その数、長さ、面積、体積、形状などから判定する。
3.検出範囲を調整した複数の赤外線センサによる位置情報から判定する。
4.通路に敷いたシート状のタッチセンサによる足の数や面積により判定する。
5.通路の上部もしくは下部、あるいは左右に複数設置された赤外線発光部と受光部とにより、物体の数、面積、体積などを割り出して判定する。
6.通路に設置した圧力センサから得られた重量により判定する。
上記した各実施例では、扉1を開閉回動するとともに扉自体を前後左右に二次元的に移動させる扉支持機構として多関節アーム2を利用しているが、この扉支持機構を以下のように構成することで、扉1を前方に向けて大きく開放作動させた後、通路壁に沿って前後に移動させ、通行物の背後にすばやく回り込ませて閉じ作動させる所期の開閉作動を実行させることができる。
〔第3実施例〕
図14に、本発明にかかるセキュリティゲートの第2実施例が示されている。このセキュリティゲートGは、通路脇の上部に、モータなどの駆動機構11で正逆転駆動されるネジ軸12を前後水平に配備するとともに、このネジ軸12によって前後方向に直線的に往復ネジ送り移動される前後動部材13を装備し、さらに、この前後動部材13に、モータなどの駆動機構14で正逆転駆動されるネジ軸15を左右水平に装着するとともに、このネジ軸15によって左右方向に直線的かつ背反的に往復ネジ送り移動され左右一対の左右動部材16を装着し、各左右動部材16に、扉駆動機構3で開閉回動される扉1を装着する。
〔第4実施例〕
図15〜図17に、本発明にかかるセキュリティゲートの第4実施例が示されている。通路の上部の左右に、通路側に向けて凸曲した略半月形のループを描くレール21を平面的に配備するとともに、このレール21に一対のローラ22を介して2点案内状態で走行される可動部材23を設け、この可動部材23に、前記扉駆動機構3で開閉回動される扉1を装着する。この構成によれば、可動部材23を適当な駆動機構を用いてレール21に沿って巡回走行駆動させることによって、図17に示すように、扉1を前方に向けて大きく開放作動させた後、通路脇に沿って後方に移動させ、通行者の背後に回り込ませて閉じ作動させる所期の作動を単純な一連の運動として実行させることができる。
上記した各実施例において、ゲートGが出入り口の場合には、上記と逆方向(図では右方から左方)へ通行する通行物に対しても同等に開放作動が実行されることになる。
また、上記した各実施例において、扉1の回動支点には、外力によって若干は開放方向に弾性的に後退回動可能、あるいは、適度のトルクを維持して後退回動可能な融通が備えられており、閉じ状態の扉1に通行物が衝突した場合に緩衝機能が発揮されるようになっている。
なお、上記各例では、通路を左右一対の扉1で閉塞し、左右の扉1を左右対称に開閉作動させる場合を例示したが、1枚の扉1を開閉回動させる形態で実施することもできる。
本発明に係るセキュリティゲートの第1例を示す側面図である。 第1例の平面図である。 第1例の正面図である。 扉と扉支持機構を示す斜視図である。 扉と扉支持機構を示す正面図である。 制御ブロック図である。 ゲート通過作動の手順を示す概略平面図である。 ゲート通過作動のフロー図である。 本発明に係るセキュリティゲートの第2例を示す側面図である。 第2例の平面図である。 第2例によるゲート通過作動の手順を示す概略平面図である。 第2例によるゲート通過作動の手順を示す概略平面図である。 第2例によるゲート通過作動のフロー図である。 扉支持機構の他の実施例を示す斜視図と平面図である。 扉支持機構の更に別の実施例を示す斜視図である。 扉支持機構の要部を示す平面図である。 扉開放作動の手順を示す概略平面図である。
符号の説明
1 … 扉
2 … 多関節アーム
3 … 扉駆動機構
13 … 前後動部材
16 … 左右動部材
21 … レール
23 … 可動部材

Claims (6)

  1. 開閉回動自在、かつ、前後移動可能な扉を備え、
    扉の開放作動に連動して扉を通行物の背後に回り込み移動させて、再び扉を自動閉じ作動させるよう構成し、
    かつ、水平面内で二次元作動する扉支持機構に前記扉を開閉回動自在に支持し、
    前記扉支持機構の二次元作動によって扉を前後及び左右移動させるよう構成してあることを特徴とするセキュリティゲート。
  2. 請求項1記載のセキュリティゲートにおいて、
    通路の前後に所定間隔をもって前記扉を2組配備してあることを特徴とするセキュリティゲート。
  3. 請求項1または請求項2記載のセキュリティゲートにおいて、
    2枚の前記扉を左右に並べて通路を閉塞するよう構成し、左右の扉を作動させるよう構成してあることを特徴とするセキュリティゲート。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティゲートにおいて、
    前記扉支持機構を水平面内で作動する多関節アームで構成し、この多関節アームの遊端部に前記扉を開閉回動自在に支持してあることを特徴とするセキュリティゲート。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティゲートにおいて、
    前記扉支持機構を、前後方向に直線作動する前後動部材と、左右方向に直線作動可能に前記前後動部材に支持された左右動部材とで構成し、この左右動部材に前記扉を開閉回動自在に支持してあることを特徴とするセキュリティゲート。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のセキュリティゲートにおいて、
    前記扉支持機構を、通路側に凸曲した略半月形のループを描くレールと、このレールに沿って循環走行する可動部材とで構成し、この可動部材に前記扉を開閉回動自在に支持してあることを特徴とするセキュリティゲート。
JP2005221062A 2005-07-29 2005-07-29 セキュリティゲート Expired - Fee Related JP3930520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221062A JP3930520B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 セキュリティゲート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221062A JP3930520B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 セキュリティゲート

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003111770A Division JP3878921B2 (ja) 2003-04-16 2003-04-16 セキュリティゲート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005337009A JP2005337009A (ja) 2005-12-08
JP3930520B2 true JP3930520B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=35490869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005221062A Expired - Fee Related JP3930520B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 セキュリティゲート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3930520B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5324352B2 (ja) * 2009-07-31 2013-10-23 寺岡ファシリティーズ株式会社 風除け室ドアの開閉制御方法及び装置
CN105261131B (zh) * 2015-10-12 2018-07-31 小米科技有限责任公司 一种发送警报通知消息的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005337009A (ja) 2005-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200248498A1 (en) Multi-chamber passageway for secure entry and exit
US11199041B2 (en) Concealed electrical door operator
CA2749036C (en) Apparatus for a checkpoint
US9679425B2 (en) Control and monitoring system and method for access to a restricted area
ES2905403T3 (es) Aparato para leer e imprimir sobre una libreta
US7733043B2 (en) Revolving door control system
US10699501B2 (en) Gate device
US20190279446A1 (en) Gate device and gate device arrangement structure
US11326387B2 (en) Automatic access control devices and clusters thereof
JP3930520B2 (ja) セキュリティゲート
JP6988354B2 (ja) 車両用ドア装置
JP3878921B2 (ja) セキュリティゲート
GB2544362B (en) Turnstile allowing emergency exit
JP2016024498A (ja) セキュリティシステム
KR102387528B1 (ko) 턴게이트 제어장치 및 이를 포함하는 턴게이트 장치
GB2549782A (en) Monitoring passage through motorised gates
WO2007013255A1 (ja) 自動扉
KR101003757B1 (ko) 양방향 개폐가 가능한 플랩 개폐장치
CN109979064B (zh) 一种基于物联网的变电站施工现场用闸机系统和工作方法
EP0823103B1 (en) Apparatus for controlling access
KR101819194B1 (ko) 턴게이트 제어장치 및 이를 포함하는 턴게이트 장치
EP3179452B1 (en) System and method for controlling and monitoring access to restricted areas
KR101349317B1 (ko) 게이트 장치
JP2024057363A (ja) 空中浮遊画像表示スイッチ、自動ドア制御装置及び自動ドア制御システム
JP2011117181A (ja) 回転ドア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061215

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070308

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees