JP3930011B2 - 墓石の免震設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、地震などで墓石が倒れない耐震及び免震墓石に関する。
従来、墓石等において風雨等で倒れることはないが、大きな地震が発生すると倒れることもある。墓石等の固定構造における耐震性に対する要求が高まってきている。
特開平11−93460号公報
特許文献1では、墓石ブロック接着部分の外縁に狭着された弾性緩衝材と、その内側に充填された軟質接着材とを備えた耐震墓石が提案されているが、大きな地震等が発生した場合には、その振動を吸収することは困難である。
また、納骨室等が配置された場所、例えば基礎部においては、墓石ブロックを積み上げる際に接着面が狭くなるため、軟質接着材及び弾性緩衝材の面積も小さくなってしまい、使用することができない状況であった。
本発明は、上記した背景をもとになされたもので、大きな地震が発生した場合にも、その振動を吸収し墓石が倒れたりズレたりせず、また納骨室等が配置された場所にも使用することができる墓石設置構造および免震ユニットを提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記のような課題を解決するために、本発明の墓石設置構造は、
1以上の石材により構成される墓石と、その墓石を支持するための基礎部と、その基礎部と前記墓石とに跨がる空洞として形成された納骨部と、前記基礎部と墓石との間に介在するように配置された免震ユニットと、を備え、
その免震ユニットは、前記納骨部の空洞の外側を取り囲むように配置された2以上の枠部材と、それら枠部材の相互の間に配置されて相互の枠部材を弾性的に連結する弾性部材とが一体的なユニットとして構成され、その免震ユニットが基礎部上に設置され、その免震ユニット上にさらに前記墓石が支持された墓石設置構造であって、
前記墓石の下台と免震ユニットとの間には、貫通穴を形成すると共に外形が下台よりも大きな一枚の板状の芝台石が配置され、
前記弾性部材は1もしくは複数のゴムによって形成され、前記枠部材と弾性部材とはそのゴムの加硫接着によって一体化され、2以上の前記枠部材が弾性部材を介在した状態で可搬式のユニットを構成しており、
前記枠部材と基礎部、及び、前記枠部材と芝台石との間にゴムシートが配置され、前記基礎部と免震ユニットと芝台石は、そのゴムシートの加硫接着によって一体化され、基礎部に免震された芝台石を含む墓石が設置されると共に、
前記免震ユニットを構成する上下面の枠部材は、その下側の枠部材が上側の枠部材よりも大きく形成されており、その下側の枠部材には上側の枠部材が嵌る嵌合穴を形成し、その嵌合穴には前記弾性部材を形成するゴム板が配置されていることを特徴とする。
このように、上記本発明の墓石設置構造は、免震ユニットを墓石と基礎部との間に配置することにより、地震等が発生した場合でも、その振動で墓石が倒れたり移動(ズレ)することを防止することができる。また、地震等による基礎部から墓石への振動伝達が免震ユニットの弾性部材で吸収されるため、墓石の傷みや損傷が防止できる。
また、本発明の墓石設置構造は、前記免震ユニットは、矩形状の前記枠部材の2個が前記弾性部材により弾性的に連結されて一体的かつ可搬式のユニットを構成することができる。このようにすることで、墓地などの現場に免震ユニットを運搬する際に、一体的であるため運搬しやすく施工効率もよくなる。また、墓石と基礎部との間に介在して設置するだけという、簡単な構造にも拘らず、優れた効果を有する。
さらに、前記基礎部には、前記免震ユニットの設置位置を位置決めする基礎部側の位置決め部が形成され、その位置決め部に前記免震ユニットの下側の枠部材が収まって免震ユニットが基礎部上で位置決めされるようにすることができる。このようにすることで、免震ユニットを基礎部に設置する際に、容易に設置することができる。また、位置決め部により、誰が施工しても同じ位置に免震ユニットを設置することができる。
また、前記墓石の前記免震ユニットの上側の枠部材に対向する底面には、その枠部材と墓石との位置決めをなす墓石側の位置決め部が形成され、その位置決め部に前記免震ユニットの上側の枠部材が収まって免震ユニットに対し墓石が位置決めされるようにすることができる。このようにすることで、墓石を免震ユニットを介して基礎部に設置する際に、容易に設置することができる。また、位置決め部により、誰が施工しても同じ位置に墓石を設置することができる。
前記免震ユニットの下側の枠部材と前記基礎部との一方に凹部が、他方に凸部が形成されて、それら凹部と凸部が係合することにより、前記免震ユニットが前記基礎部に対して位置決めされるようにすることができる。このようにすることで、免震ユニットを基礎部に設置する際に、容易に設置することができる。また、位置決め部により、誰が施工しても同じ位置に免震ユニットを設置することができる。また、免震ユニットを基礎部に、より確実に固定することができ、墓石がぐらつかず、安定性を向上させることができる。
さらに、前記免震ユニットの上側の枠部材と前記墓石の該上側の枠部材に対向する底面との一方に凹部が、他方に凸部が形成されて、それら凹部と凸部が係合することにより、前記墓石の底面が免震ユニットに対して位置決めされるようにすることができる。このようにすることで、墓石を免震ユニットを介して基礎部に設置する際に、容易に設置することができる。また、位置決め部により、誰が施工しても同じ位置に墓石を設置することができる。また、墓石が免震ユニットに、より確実に固定することができ、墓石がぐらつかず、安定性を向上させることができる。
本発明の墓石設置構造における免震ユニットは、1以上の石材により構成される墓石と、墓石を支持するための基礎部と、前記墓石と前記基礎部に跨がる空洞として形成された納骨部とを備える墓石設置構造において、それら墓石と基礎部との間に介在するように配置される免震ユニットであって、
前記納骨部の空洞の外側を取り囲むように配置された2以上の枠部材と、それら枠部材相互の間に配置されて相互の枠部材を弾性的に連結する弾性部材とが一体的なユニットとして構成され、
その免震ユニットが基礎部上に設置され、その免震ユニット上にさらに前記墓石が支持されることを特徴とする。
このように、上記本発明の墓石設置構造における免震ユニットは、墓石と基礎部との間に配置することにより、地震等が発生した場合でも、その振動で墓石が倒れたり移動(ズレ)することを防止することができる。また、地震等による基礎部から墓石への振動伝達が免震ユニットの弾性部材で吸収されるため、墓石の傷みや損傷が防止できる。さらに、免震ユニットは、一体化されているため墓石と基礎部との間に配置する場合にも容易に取り付けすることができる構造となっている。
また、免震ユニットの枠部材は、納骨部の空洞の外側を取り囲むように配置されているため、骨壷等を納骨する際に、その作業の妨げとならず、免震及び耐震の点においてその効果を有する。
前記免震ユニットは、矩形状の前記枠部材の2個が前記弾性部材により弾性的に連結されて一体的かつ可搬式のユニットを構成することができる。このようにすることで、免震ユニットを墓地などの現場に運搬する際に、一体的であるため運搬しやすく施工効率もよくなる。また、墓石と基礎部との間に介在して設置するだけという、簡単な構造にも拘らず、優れた効果を有する。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示す実施例を参照して説明する。
図1は、本発明のお墓の全体図における斜視図を示している。本実施例における墓石1は、竿石11、上台12、中台13、下台14、及び芝台石15で構成され、水鉢16、花立17及び香炉18を備えている。通常墓石1は、天然の石が所定の形状に切断され、その表面を綺麗に仕上げて製作される。あるいは、石材に限定されず、コンクリート、セラミック、木材、金属、樹脂、その他、等の、地域的、宗教的墓形態に合わせて種々の材質とできる。
また、本実施例におけるお墓は、墓石1とともに、墓誌21、墓誌台石22、外柵羽目石23、外柵根石24、親柱25及び階段26で構成されている。そして、墓石1の下に基礎部4として基礎コンクリート等が敷石されている。
図2、図3および図4は、本発明における墓石1の正面図(a)、側面図(b)の概略図を示している。また、図2においては、正面図(a)におけるA−A断面図(c)も示している。竿石11は、一般的に石碑、仏石と呼ばれ、角柱状に形成されており、通常では家名、個人名、戒名等が刻設されている。
また、竿石11は、上台12上に載置されており、固定方法として、例えば薄いシート状のゴムを竿石11と上台12の間に入れセメントにて目地仕上により接着固定することができる。
上台12は、中台13上に載置されており、中台13よりもさらに一回り小さく形成されている。上台12は、中台13上に載置されており、固定方法として、例えば薄いシート状のゴムを上台12と中台13の間に入れセメントにて目地仕上により接着固定されている。
中台13は、下台14上に載置されており、下台14よりも一回り小さく形成されている。中台13は、下台14上に載置されており、固定方法として、例えば薄いシート状のゴムを中台13と下台14の間に入れセメントにて目地仕上により接着固定されている。
下台14は、四ツ石14a、14b、14c、14d(以下、14’で代表されることもある)で構成されており、図2(c)に示すように配置されている。また、下台14は、芝台石15上に載置されており、四ツ石14a、14b、14c、14dで構成された外形は芝台石15よりもさらに一回り小さく形成されている。四ツ石14’は、内部を空洞とする4枚の側壁となるよう連結され、貫通穴51を有する下台14として構成される。これにより、四ツ石14’によって囲まれ、四ツ石14’の内壁を側壁の一部として有する空洞状の空間が形成され、その空洞部分は、墓石1における骨壷等を収納する納骨部である納骨室5として形成される。また連結された四ツ石14’の側壁により形成された納骨室5は、平面視略矩形状の空間を形成している。納骨室5の形状は、四ツ石14’の種々形状、大きさ、配置等に対応して調整できるようになっている。また、下台14は、四ツ石14a、14b、14c、14dで構成することなく、内部を貫通させ空洞を形成した1つの石材により下台14を構成しても良い。
図2、図3および図4に示すように、芝台石15は、免震ユニット3を介在して基礎部4に設置固定されている。図2では、免震ユニット3は基礎部4上面に載置され、その上に芝台石15が固定されている。この時、免震ユニット3と芝台石15は、略同形状であるのが好ましい。免震ユニット3が芝台石15より小さく形成されると、芝台石15と基礎部4の間に隙間が生じ、ゴミや塵がたまりやすく、美観的にも良くない。また、免震ユニット3が芝台石15より大きく形成されると、免震ユニット3の外縁部が芝台石15より食み出てしまい、美観的にも良くないからである。
また、図3では、基礎部4上面の所定の位置に、免震ユニット3を設置する際の、位置決め部として、位置決め穴41を形成することができる。位置決め穴41は、基礎部4上面の所定位置に形成され、平面視において免震ユニット3と略同形状を成し、上面より所定の深さ凹んだ状態で形成されている。その深さは、免震ユニット3の厚み幅によって設定することができる。
さらに、基礎部4に設けられた位置決め穴41は、免震ユニット3の下側枠部材31aが収まる程度の深さがあればよく、その位置決め穴41の内周面42と、下側枠部材31aの側壁の外周面が当接することにより、位置決め穴41の内周面42がストッパーとなり免震ユニット3が基礎部4に位置決めすることができる。
図3では、位置決め穴41は、免震ユニット3全体が収まる深さで形成されており、墓石1の外観上では免震ユニット3は芝台石15により隠蔽され美観的にもよい。内部においては免震ユニット3が基礎部4と芝台石15の間に介在しているため、耐震性および免震性の点で優れた効果を有する。
また、図4では、免震ユニット3は芝台石15より小さく形成され、芝台石15の底面の所定の位置に、免震ユニット3上に設置する際の位置決め部である位置決め穴151が形成されている。位置決め穴151は、芝台石15底面の中心に位置することが好ましい。また、位置決め穴151は、平面視において免震ユニット3と略同形状を成し、底面より所定の深さ凹んだ状態で形成されている。その深さは、免震ユニット3の厚み幅によって設定することができる。基礎部4上面に設けられた位置決め穴41の深さと、芝台石15底面に設けられた位置決め穴151の深さとの二つの深さ幅が、免震ユニット3の厚み幅に対応して形成することができる。
芝台石15の底面に設けられた位置決め穴151は、免震ユニット3の上側枠部材31bが収まる程度の深さがあればよく、その位置決め穴151の内周面152と、上側枠部材31bの側壁の外周面が当接することにより、位置決め穴151の内周面152がストッパーとなり免震ユニット3が芝台石15を位置決めすることができる。
また、芝台石15は、四ツ石14’により形成された納骨室5の4側壁を下方に延出する状態で、略矩形状の貫通穴52が形成されている。
芝石台15は、外形が平面的に略矩形状となるように石を加工したもので、免震ユニット3を介在して、基礎部4に接着固定され墓石1における他の台石を載せる台となっている。
図5は、図2における上方を省略したB−B断面図(a)、C−C断面図(b)を示している。納骨室5の4側壁は、下台14の貫通穴51、芝台石15の貫通穴52、免震ユニット3の貫通穴53、そして基礎部4に設けられ芝台石15の貫通穴52を下方向に延出した状態で形成される延出穴54で構成している。
また、図6(a)に示すように枠石55を上記構成をした納骨室5に嵌合することもできる。これにより、図6(b)に示すように枠石55に棚石56等を配設することで骨壷57の収納をしやすくすることも可能である。また、枠石55を配設することにより、墓石1に横方向の力が生じた場合でも、枠石55の外周面が、下台14の貫通穴51、芝台石15の貫通穴52、免震ユニット3の貫通穴53、そして基礎部4に設けられた穴54の内周面が当接することにより、墓石1のズレ等が生じにくくなり、より頑丈な納骨室5となり、収納した骨壷57などの保護が確実となる。
次に、中台13は、下台14の納骨室5の上面を閉塞するように接着固定されている。また、中台13には納骨室5と外部との連絡口13aが形成されている。骨壷57等を納骨する際に、連絡口13aから収納することができるようになっている。
図2(a)および、図5(b)に示すように、連絡口13aは、正面における開口部は略矩形状を成し、中台13の底面に沿って水平方向に所定の深さまで形成されている。また、図2(b)および、図5(a)に示すように、連絡口13aを側面から見た場合には、連絡口13aの天部が、略四半楕円状となるように形成されている。連絡口13aは、墓石1の種々形状、大きさ等に対応して調整できるようになっている。
通常、中台13に形成された連絡口13aは、図1に示すように、中台13の前に花立17、香炉18が固定配置されており、その背後に隠れた状態となる。そして、納骨時に花立17及び香炉18を移動させ、連絡口13aより骨壷57等の収納が行えるようになっている。また、上台12の前には水鉢16を固定配置している。
次に、本発明の免震ユニット3について説明する。図7から図11は、本発明の免震ユニット3の各実施の形態における斜視図である。免震ユニット3は、2枚以上の枠部材31と、これら枠部材31の相互の間に配置され、相互の枠部材31を弾性的に連結する弾性部材とが一体的に構成されている。ここで、枠部材31は、例えば、ステンレス鋼やプラスチック製の略矩形状を成す板材で形成されている。下側の枠部材31a、上側の枠部材31b(以下、単に31と代表されることもある)は、納骨室5の空洞の外側を取り囲む貫通穴53a、53bを備え、免震ユニット3の貫通穴53を構成している。
図7は、免震ユニット3の第1の実施の形態における斜視図である。このものは、弾性部材として、一枚のシート状のゴム枠35が、2枚の枠部材31の間に挟み込まれている。枠部材31は、このゴムの粘着力(例えば加硫接着)により相互に連結されて一体的な構造となっている。また、このシート状のゴム枠35は、免震ユニット3の上に墓石1が載置されたとき、その墓石1の重さで弾性部材を圧縮するため、枠部材31よりも小さく形成されているが、墓石1が載置されたときに枠部材31と略同形状となる。さらに、納骨室5の空洞を形成するため略矩形状の貫通穴53cが設けられている。
また、枠部材31の厚みとしては、3mm以上8mm以下が好ましい。
上記弾性部材35の厚みとしては、50mm以上100mm以下が好ましい。50mm未満では、十分な衝撃吸収性能を得られず、100mmを超えると、厚すぎて墓石1がぐらつき、かえって安定性が悪くなるからである。
図8は、免震ユニット3の第2の実施の形態における斜視図である。このものは、弾性部材として、ブロック状のゴムブロック35が枠部材31の4隅に配置され、2枚の枠部材31の間に挟み込まれている。これら枠部材31は、このゴムブロック35の粘着力(例えば加硫接着)により相互に連結されて一体的な構造となっている。また、ゴムブロック35は、4隅、又はプラス中間に1以上等間隔で追加することもできる。これにより、2枚の枠部材31をより確実に連結することができ、衝撃吸収性能に優れ、耐震性及び免震性が向上する。
図9は、免震ユニット3の第3の実施の形態における斜視図である。このものは、弾性部材として、ばね材35が枠部材31の4隅に配置され、2枚の枠部材31の間に挟み込まれている。ばね材としては、コイルばねが好ましく、これら枠部材31は、このばね材35を介して、相互に連結されて一体的な構造となっている。また、ばね材35は、4隅、又はプラス中間に1以上等間隔で追加することもできる。これにより、2枚の枠部材31をより確実に連結することができ、衝撃吸収性能に優れ、耐震性及び免震性が向上する。
図10は、免震ユニット3の第4の実施の形態における斜視図である。このものは、第2および第3の実施の形態で用いた、ゴムブロック35とばね材35とを組み合わせたものである。図10に示すように、4隅にばね材35を配置し、その中間に1以上のゴムブロック35を配置してある。配置位置は特別限定するものでなく、4隅にゴムブロック35を配置し、その中間にばね材35を配置することもできる。
図11は、免震ユニット3の第5の実施の形態における斜視図である。このものは、枠部材31a、31bの間にもう1枚枠部材31cを重ね合わせたものである。つまり、3枚の枠部材31と弾性部材であるシート状のゴム枠35とが交互に積層されて構成されている。これにより、弾性部材であるゴム枠35の層が増加した分だけ、衝撃吸収性能に優れ、耐震性が向上する。この第5の実施の形態におけるゴム枠35の厚みは、第1の実施の形態で使用するゴム枠よりも、薄くなることが好ましい。それは、ゴム枠35が厚すぎると、免震ユニット3全体の幅も厚くなるため、墓石1がぐらつき、かえって安定性が悪くなるからである。尚、枠部材31は、3枚でもよいし、3枚以上用いてもよい。また、枠部材31を3枚以上とした場合に、各層の弾性部材を異なるものとしてもよい。
また、図7ないし図11の各免震ユニット3の実施の形態において、弾性部材35は、それぞれの枠部材31を連結する際に、相互の枠部材31が平行となるように配置され連結してる。
次に、本発明の免震ユニット3の墓石1と基礎部4との間への設置構造について説明する。図12は、免震ユニット3の設置構造の第1の実施の形態である。このものは、免震ユニット3の下側枠部材31aと基礎部4との間、および免震ユニット3の上側枠部材31bと墓石1の底面との間に、それぞれゴムシート36が配設され、免震ユニット3が基礎部4および墓石1とがゴムシート36の粘着力(例えば加硫接着など)によって固定されるようになっている。このゴムシート36は、弾性部材として用いたゴム枠、およびゴムブロックと同じ物質のゴムシート36により形成されている。そうすることにより、基礎部4に免震ユニット3を載置し、その上に墓石1を載置するだけでよいため、施工が極めて簡単になる。また、ゴムシート36も弾性部材として効果を有することにより、衝撃吸収性能に優れ、耐震性及び免震性が向上する。
図13は、免震ユニット3の設置構造の第2の実施の形態である。このものは、枠部材31に、図16に示すような、枠部材31の4隅にボルト挿通孔32が形成している。このボルト挿通孔32は、4隅又はプラス中間に1以上等間隔でボルト挿通孔32を追加することもできる。免震ユニット3は、各ボルト挿通孔32にボルト34aが挿通され、下側枠部材31aは基礎部4に、上側枠部材31bは墓石1の底面に雌ねじ部33が形成されボルト止めにより固定されている。これにより、免震ユニット3を介して、墓石1は基礎部4に固定される。
また、基礎部4上面、及び墓石1の底面の免震ユニット3の枠部材31に形成されるボルト挿通孔32に対応する位置にボルト34aを突設する。そのボルト34aをボルト挿通孔32に挿通させ、雌ねじ部が形成されたナットにより締結する。これにより、免震ユニット3を介して、墓石1は基礎部4に固定することができる。基礎部4より突設するボルト34aは、基礎部4を組む際に埋設するアンカーボルトを利用することができる。これにより、施工効率もよくなり安定した墓石1とすることができる。
さらに、このボルト34a、ボルト挿通孔32及び基礎部4上面、墓石1底面に形成した雌ねじ部33等の凹凸部により免震ユニット3を設置する際に位置決めすることができる。
図14は、免震ユニット3の設置構造の第3の実施の形態である。このものは、図14(a)に示すように、基礎部4から免震ユニット3及び墓石1に跨って形成されるほぞ部34bにより免震ユニット3がほぞ接合され、基礎部4と墓石1の間に設置固定することができる。
ほぞ部34bは、図14(b)に示すように、基礎部4に突設することができる。枠部材31に設けられたボルト挿通孔32がほぞ穴としてこのほぞ部34bとほぞ接合される。この時、ほぞ部34bの周面には、接着剤などを塗布し、より強固に接合できる。そして、そのほぞ部34bに対応した位置の墓石1の底面に、ほぞ穴33を形成しほぞ部34bとほぞ接合する。
また、ほぞ部34bは、図14(c)に示すように、免震ユニット3に突設することができる。免震ユニット3に形成したほぞ部34bは、枠部材31のボルト挿通孔32を挿通し形成している。この下側より突設したほぞ部34bが基礎部4に設けられたほぞ穴33とほぞ接合される。そして、その上側より突設したほぞ部34bに対応した1の墓石1の底面に、ほぞ穴33を形成しほぞ部34bとほぞ接合する。この時、ほぞ部34bの周面には、接着剤などを塗布し、より強固に接合できる。また、ほぞ部34bをそれぞれ上側、下側の枠部材31より所定の位置より上下方向に突設させ、枠部材31のパーツとして形成することもできる。
さらに、図15に示すように、図14(c)の形態のように形成されたほぞ部34bを心棒として弾性部材であるコイル状のばね材35を配置することができる。これにより、ばね材35は横方向の力を受けてもほぞ部34bの外周とばね材35の内周が当接することにより、ズレが起こらなくなる。
上記免震ユニット3によれば、弾性部材においてゴム材を使用した場合は、墓石1の荷重によってそのゴムの粘着力で枠部材31同士が強固に連結し、墓石1を基礎部4に強固に固定することができる。また、ゴムの粘着力のみでなく、その接着面に接着剤などを塗布し、より強固に接着固定してもよい。それにより、地震等の振動が加わっても、墓石1が倒れたり移動したりすることが防止できる。さらに、地震等による基礎部4の振動が弾性部材で吸収されて墓石1への振動伝達が極めて少なくなるため、墓石1の傷みや損傷が防止される
次に本発明の別の実施の形態につき、図面に示す実施例を参照して説明する。図17は、免震ユニット3の別の実施の形態における斜視図である。この例では、免震ユニット3は、2枚の枠部材131a、131b(以下、単に131と代表されることもある)において、下側の枠部材131aが上側の枠部材131bより大きく形成されている。そして、下側枠部材131aには、上側枠部材131bが嵌る形状の嵌合穴132が形成し、その底部には、内側に張り出すフランジ133が形成されている。また、下側の枠部材131a、上側の枠部材131bは、納骨室5の空洞の外側を取り囲む貫通穴53a、53bを備え、免震ユニット3の貫通穴53を構成している。
図18から図21は、免震ユニット3の別の実施形態における説明図である。図18は、免震ユニット3の別の実施形態における第1の形態である。図18に示すように、弾性部材であるゴム枠35が、下側の枠部材131aのフランジ133と、上側の枠部材131bとの間に挟み込まれている。枠部材131は、このゴム枠35の粘着力により、相互に連結されて一体的な構造となっている。また、このゴム枠35は、免震ユニット3の上に墓石1が載置されたとき、その墓石1の重さでゴム枠35を圧縮するため、上側の枠部材131bが下側枠部材131bの嵌合穴132に嵌る位置で保持されている。このものは、上側の枠部材131bが下側の枠部材131bに嵌り込むため、ゴム枠35が枠部材131の内部に収まるため、ゴム枠35が外部に剥き出しにならず、ゴム枠35の劣化を防ぐとともに、ホコリや水等が侵入することを防止することもでき、納骨室5に収納した骨壷等57を保護することができる。
また、図18では、弾性部材としてゴム枠35を使用したが、前述した実施例の、ゴム枠、ゴムブロック、又はばね材若しくはこれらの組み合わせで枠部材131を連結することができる。
図19は、免震ユニット3の別の実施形態における第2の形態である。図19に示すように、免震ユニット3の下側枠部材131aの底面に外側に張り出すフランジ134が形成されている。この外側に張り出すフランジにはボルト挿通孔134aが形成されている。このボルト挿通孔134aは、外側に張り出すフランジに形成されているため、容易にボルトで固定でき施工効率もよくなる。設置構造においては、前述した実施例の免震ユニット3の設置構造の第2の実施の形態と同様であるので、重複する説明は割愛する。
図20は、免震ユニット3の別の実施形態における第3の形態である。図20に示すように、免震ユニット3の上側枠部材131bは、下側枠部材131aより厚み幅が厚く形成され、なおかつ、下側枠部材131bの嵌合穴132より小さく形成されている。そして、ゴムブロック35が下側枠部材131aのフランジ133と上側枠部材131b底面の間に挟み込まれ、ゴムブロック35’が下側枠部材131aの嵌合穴132の内周面と、上側枠部材131bの外周面の間に等間隔位置で挟み込まれ、二つの枠部材131を連結している。
枠部材131は、ゴムブロック35、35’により、水平方向および垂直方向において弾性支持され連結しているため、縦、横および斜め方向の振動にも強い免震ユニット3となり、如いては耐震性、免震性に優れた墓石設置構造となる。
図21は、免震ユニット3の別の実施形態における第4の形態である。図21に示すように、図20の形態に、さらに芝台石15の底面の所定の位置に、上側枠部材131bより大きい嵌合穴153が形成している。
そして、ゴムブロック35が上側枠部材131b上面と芝台石15の嵌合穴153の天部154との間に挟み込まれ、ゴムブロック35’が芝台石15の嵌合穴153の内周面と、上側枠部材131bの外周面の間に等間隔位置で挟み込まれ、墓石1を設置固定している。芝台石15は、上側枠部材131bとの間に配置されたゴムブロック35、35’により、水平方向および垂直方向において弾性支持され設置固定されているため、縦、横および斜め方向の振動にも強い耐震性、免震性に優れた墓石設置構造となる。
また、その嵌合穴の深さは、上側枠部材131bの厚み幅によって設定することができる。下側枠部材131aに設けられた嵌合穴132の深さと、芝台石15の底面に設けられた嵌合穴153の深さとの2つの深さ幅が、上側枠部材131bの厚み幅に対応して形成されている。
図17から21は、別の実施例を示すものであり、この場合の、免震ユニット3に使用する弾性部材および、免震ユニット3の設置方法は、図1から16で説明した実施例と実質的に同様であるので、重複する説明は割愛する。
本発明のお墓の全体図における斜視図 本発明における第1の墓石の正面図(a)、側面図(b)の概略図 及び正面図(a)におけるA−A断面図(c) 本発明における第2の墓石の正面図(a)、側面図(b)の概略図 本発明における第3の墓石の正面図(a)、側面図(b)の概略図 図2における上方を省略したB−B断面図、C−C断面図 納骨室の構造を示す図 本発明の免震ユニットの第1の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの第2の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの第3の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの第4の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの第5の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの設置構造の第1の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの設置構造の第2の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの設置構造の第3の実施形態を示す図 本発明の免震ユニットの設置構造の第4の実施形態を示す図 挿通孔を設けた枠部材の斜視図 別の実施例の枠部材の斜視図 別の実施例の免震ユニットの第1の実施形態を示す図 別の実施例の免震ユニットの第2の実施形態を示す図 別の実施例の免震ユニットの第3の実施形態を示す図 別の実施例の免震ユニットの第4の実施形態を示す図
符号の説明
1 墓石
3 免震ユニット
4 基礎部
5 納骨室
11 竿石
12 上台
13 中台
13a 連絡口
14 下台(四ツ石)
15 芝台石
16 水鉢
17 花立
18 香炉
31 枠部材
32 ボルト挿通孔
35 弾性部材
34 ボルト
41、151 位置決め穴
132、153 嵌合穴
133、134 フランジ

Claims (6)

  1. 1以上の石材により構成される墓石と、その墓石を支持するための基礎部と、その基礎部と前記墓石とに跨がる空洞として形成された納骨部と、前記基礎部と墓石との間に介在するように配置された免震ユニットと、を備え、
    その免震ユニットは、前記納骨部の空洞の外側を取り囲むように配置された2以上の枠部材と、それら枠部材の相互の間に配置されて相互の枠部材を弾性的に連結する弾性部材とが一体的なユニットとして構成され、その免震ユニットが基礎部上に設置され、その免震ユニット上にさらに前記墓石が支持された墓石設置構造であって、
    前記墓石の下台と免震ユニットとの間には、貫通穴を形成すると共に外形が下台よりも大きな一枚の板状の芝台石が配置され、
    前記枠部材と弾性部材からなる免震ユニットもしくは基礎部の何れかに、ほぞ部もしくはほぞ部に挿通するほぞ穴を形成し、また、墓石の下部の芝台石が免震ユニットと接する面にほぞ穴を形成し、
    前記免震ユニットと、前記基礎部もしくは前記墓石の芝台石とは、前記免震ユニットと基礎部と芝台石に形成したほぞ部もしくはほぞ穴が他のほぞ穴もしくはほぞ部に挿通して一体化され、前記基礎部に免震された芝台石を含む墓石が設置されることを特徴とする墓石の免震設置構造。
  2. 前記免震ユニットを構成する上下面の枠部材は、その下側の枠部材が上側の枠部材よりも大きく形成されており、その下側の枠部材には上側の枠部材が嵌る嵌合穴を形成し、その嵌合穴には前記弾性部材を形成するゴム板が配置されていることを特徴とする請求項に記載の墓石の免震設置構造。
  3. 1以上の石材により構成される墓石と、その墓石を支持するための基礎部と、その基礎部と前記墓石とに跨がる空洞として形成された納骨部と、前記基礎部と墓石との間に介在するように配置された免震ユニットと、を備え、
    その免震ユニットは、前記納骨部の空洞の外側を取り囲むように配置された2以上の枠部材と、それら枠部材の相互の間に配置されて相互の枠部材を弾性的に連結する弾性部材とが一体的なユニットとして構成され、その免震ユニットが基礎部上に設置され、その免震ユニット上にさらに前記墓石が支持された墓石設置構造であって、
    前記墓石の下台と免震ユニットとの間には、貫通穴を形成すると共に外形が下台よりも大きな一枚の板状の芝台石が配置され、
    前記弾性部材は1もしくは複数のゴムによって形成され、前記枠部材と弾性部材とはそのゴムの加硫接着によって一体化され、2以上の前記枠部材が弾性部材を介在した状態で可搬式のユニットを構成しており、
    前記枠部材と基礎部、及び、前記枠部材と芝台石との間にゴムシートが配置され、前記基礎部と免震ユニットと芝台石は、そのゴムシートの加硫接着によって一体化され、基礎部に免震された芝台石を含む墓石が設置されると共に、
    前記免震ユニットを構成する上下面の枠部材は、その下側の枠部材が上側の枠部材よりも大きく形成されており、その下側の枠部材には上側の枠部材が嵌る嵌合穴を形成し、その嵌合穴には前記弾性部材を形成するゴム板が配置されていることを特徴とする墓石の免震設置構造。
  4. 前記嵌合穴には前記弾性部材を形成するゴム板が上側の枠部材と一緒に嵌合しており、その上側の枠部材と嵌合穴の側壁との間にもゴムブロックが配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の墓石の免震設置構造。
  5. 前記免震ユニットは、上面部と下面部を構成する2枚の枠部材と、その2枚の枠部材の間に配置した弾性部材によって構成され、前記枠部材の厚みは3mm以上8mm以下に設定し、前記弾性部材の厚みは50mm以上100mm以下に設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の墓石の免震設置構造。
  6. 前記免震ユニットの弾性部材は複数個のゴムで構成し、その複数個のゴムの間にコイルバネを配置して、前記弾性部材はゴムとコイルバネの弾性力によって、前記枠部材を弾性保持していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の墓石の免震設置構造。
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