JP3929981B2 - グリッドシステムにおける決済情報算出方法、グリッド仲介装置、グリッド仲介プログラム - Google Patents

グリッドシステムにおける決済情報算出方法、グリッド仲介装置、グリッド仲介プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の計算機で構成する計算機群及び複数のデータで構成するデータ群を目的に合わせて動的に統合して仮想計算機として目的の計算処理を行うグリッドシステムに関する。
従来より、複数の計算機を統合して仮想的な一つの計算機として構成するグリッドにおいて、計算機の性能を参照してジョブの実行を行う方法は、例えば下記非特許文献1などで知られている。また、仲介者が介入せずにジョブの実行を行う方法については、下記の特許文献1〜2などに示されている。これらの、従来の方法では、配布するデータの属性とリソース提供者の計算機(以下「リソース計算機」という。)との性能を比較して適切な計算機にデータを配布するため仲介者というものは存在せず、配布するデータ個々に配布先を決定している。
中田秀基、他1名、"Globus:あなたの知りたいこと教えます"、P21、[online]、[平成15年12月15日検索]、インターネット<URL:http://www.jpgrid.org/tech-info/jpgrid-globus-tutorial.ppt> 特許第2875284号公報 特許第2951175号公報
上述のように、従来のグリッドシステムにおいては、リソース計算機にデータを配布する際にはデータの属性やリソース計算機の処理性能などを考慮せずに配布先を決定していたため、多数の計算を実施する場合、性能が低い計算機に引きずられて全体の処理時間が増大する問題があった。また、リソースやコンテンツの利用状況を計測していないので、利用状況に応じたリソース提供に対する報酬等を算出できなかった。このため、リソース提供者やコンテンツ提供者に対するグリッドシステム参画への訴求力が弱く、したがってグリッドシステムを構成するリソース計算機等の参加台数が伸び悩み、ひいてはリソース計算機等の増加によるグリッドシステム全体の計算能力の向上を図りづらいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的とするところは、グリッドシステムの利用手数料やリソース提供報酬などの各種決済情報を利用状況に応じて算出することが可能なグリッドシステムを提供するところにある。
上記目的を達成するために、本願では、余剰リソースを提供する複数のリソース計算機と、ネットワークを介して各リソース計算機に接続されたグリッド仲介装置とを備え、該グリッド仲介装置が一部又は全部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成するジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成し、グリッド仲介装置がコンテンツ提供者端末から受信した参照データをリソース計算機に配布するとともに、サービス利用者端末からの調査依頼の際に取得した調査対象データをリソース計算機に配布し、リソース計算機が参照データ及び調査データを用いた計算処理を行うとともに計算結果をグリッド仲介装置に送信し、グリッド仲介装置がリソース計算機から受信した調査結果をサービス利用者端末に送信するグリッドシステムにおける決済情報の算出方法であって、グリッド仲介装置が、各リソース計算機から該リソース計算機の処理能力情報を予め収集して所定の記憶手段に蓄積・管理するステップと、コンテンツ提供者端末からの配布依頼に係る参照データについて前記処理能力情報に変換可能な属性情報及び参照データの内容の種別を表す種別情報を取得して記憶手段に蓄積・管理するステップと、取得した参照データの属性情報から処理能力情報を算出するとともに前記記憶手段から該処理能力情報を有するリソース計算機を参照データ配布先として選定するステップと、選定したリソース計算機に対して参照データを配布して該リソース計算機に保有させるステップと、各リソース計算機において保有している参照データの種別情報を含む保有状況情報を記憶手段に蓄積・管理するステップと、サービス利用者端末からの調査依頼に係る調査対象データの種別情報を取得するステップと、取得した調査対象データの種別情報と同じ種別情報の参照データを保有しているリソース計算機を記憶手段に記憶されている保有状況情報から選定するステップと、選定したリソース計算機に対して調査対象データを配布するステップと、調査データを配布したリソース計算機に計算処理の実行を依頼し、該リソース計算機から計算結果を取得するステップと、取得した計算結果を依頼元のサービス利用者端末に調査依頼の結果として送信するステップと、リソース計算機において参照データが保有されたことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(1)リソース提供者に対する、参照データの保有に対する報酬である環境提供報酬を算出し、(2)コンテンツ提供者に対する、参照データの配布等に対する手数料である環境手数料を前記環境提供報酬から算出するとともに、前記環境提供報酬をリソース計算機に通知し、前記環境手数料をコンテンツ提供者端末に通知するステップと、リソース計算機において調査依頼に係る計算処理が終了したことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(3)リソース提供者に対する、計算リソースの提供に対する報酬であるリソース提供報酬を算出し、(4)サービス利用者に対する、計算リソースの利用に対する手数料である計算手数料を前記リソース提供報酬から算出し、(5)コンテンツ提供者に対する、参照データの提供に対する報酬であるコンテンツ提供報酬を算出し、(6)サービス利用者に対する、参照データの利用に対する手数料であるコンテンツ手数料を前記コンテンツ提供報酬から算出するとともに、前記リソース提供報酬をリソース計算機に通知し、前記計算手数料をサービス利用者端末に通知し、前記コンテンツ提供報酬をコンテンツ提供者端末に通知し、前記コンテンツ手数料をサービス利用者端末に通知するステップとを行うことを特徴とするものを提案する。
本発明によれば、グリッド仲介装置において、参照データの提供者、リソース計算機における参照データの保有状況、どのリソース計算機でどの計算処理が行われたかなどの情報が記憶・管理されているので、該情報に基づいて上記各種決済情報を算出できる。
以上説明したように本発明によれば、グリッドシステムにおける各種決済情報を算出できるので、該決済情報を対象者に通知したり決済情報に基づく決済処理を行うことができる。特に、リソース提供者やコンテンツ提供者に対する報酬を算出可能であるため、該報酬により提供者に対する訴求力が高いグリッドシステムとなる。これにより、グリッドシステムへのリソース提供者やコンテンツ提供者の増大に伴うグリッドシステムの活性化・処理性能向上などが期待できる。
本発明の一実施の形態について図面を参照して詳述する。図1は、グリッドシステムの構成図である。このグリッドシステムは、図1に示すように、IPネットワーク1と、IPネットワーク1に接続される計算機等で構成される仲介者のサーバ(以下「グリッド仲介装置」と言う。)2と、PC(Personal Computer)等で構成されるサービス利用者の端末(以下「利用者端末」と言う。)3と、コンテンツ提供者の端末(以下「提供者端末」と言う。)4と、リソース提供者の複数(図1は3台)の計算機(以下「リソース計算機」と言う。)5とを備えている。
図2は、図1のシステムの機能概要を説明する図である。このグリッドシステムでは、図1に示すように、コンテンツ提供者が提供者端末4からグリッド仲介装置2にデータ(以下、コンテンツ提供者の提供するデータを他と区別するために「参照データ」と言う。)の配布を依頼すると、グリッド仲介装置2がリソース計算機5に該参照データを配布するものである。そして、サービス利用者が利用者端末3からグリッド仲介装置2にデータ(以下、サービス利用者が送信してくるデータを他と区別するために「調査データ」と言う。)と参照データとの類似性や相関関係の調査を依頼すると、該仲介装置2から調査結果を受け取るシステムである。
グリッド仲介装置2は、予めリソース計算機5から取得している各リソース計算機5の性能(例えばCPUクロック数、メモリ容量、HD容量等)と、提供者端末4か送信された参照データの属性値(例えば、容量、重要度、利用頻度等)とを比較して、適切なリソース計算機5に参照データを配布する(図2の囲みの(1)参照)。ここで行う参照データの属性値とリソース計算機5の性能を比較し適切なリソース計算機5を選定する方法については後述する。
また、グリッド仲介装置2は、提供者端末4から送られてきている参照データの種別を記憶管理し、該参照データの種別と利用者端末3から送信された調査データの種別とを比較し、合致する参照データを保有するリソース計算機5に計算処理の実行を依頼する(図2の囲みの(2)参照)。また、グリッド仲介装置2から計算処理の実行を依頼されたリソース計算機5は、計算処理を実行し、計算結果を返却する。グリッド仲介装置2は、リソース計算機5から受信した計算結果をとりまとめ解析結果として利用者端末3に送信する(図2の囲みの(3)参照)。なお、参照データや調査データの種別とは、例えば、これらのデータがDNA配列データであった場合、人・猿・豚・ウイルス等といったデータの内容そのもの種別のことを表す。


図3は、図2で説明したグリッドシステムにおいて発生する料金等の流れを説明する図である。このグリッドシステムでは、図3に示すように、サービス利用者は、仲介者に対して、調査依頼に対する手数料である計算手数料と、該調査依頼時に参照する参照データの利用料であるコンテンツ利用料とを支払う。コンテンツ提供者は、仲介者から参照データの提供に対する報酬であるコンテンツ提供報酬を受け取る一方、参照データ配布等に対する手数料である環境手数料を仲介者に対して支払う。リソース提供者は、仲介者から、参照データの保有に対する報酬である環境提供報酬と、計算リソースの提供に対する報酬であるリソース提供報酬を受け取る。ここで、計算手数料はリソース提供報酬に所定の仲介手数料を付加することにより算出する。具体的には、リソース提供報酬に(1+仲介手数料係数(例えば0.2))を乗じることにより計算手数料を算出する。また、環境手数料は、環境提供報酬に所定の仲介手数料を付加することにより算出する。具体的には、環境提供報酬に(1+仲介手数料係数(例えば0.2))を乗じることにより環境手数料を算出する。本実施の形態に係るグリッドシステムでは、このような各種料金等の決済を円滑に処理できるよう、仲介装置が各手数料や報酬金額をリソース計算機等の各装置に通知する。
次に、グリッド仲介装置2において参照データを配布するリソース計算機5の選定方法について説明する。グリッド仲介装置2は、前述したように、リソース計算機5に配布する参照データの属性値から、該属性値に対応するリソース計算機5の計算機性能を算出し、該計算機性能に対応するリソース計算機5を選定する。
図4に参照データの属性値と計算機性能との関係図を示す。図4はデータの属性値と計算機性能とが比例関係にあることを示している。以下に詳述する。
図4(1)は、データの属性値の一例を示しており、属性値として前述した容量、重要度、利用頻度の3段階に分けて表現してある。同図においては、データXは上位の段階の属性値、データYは中位の段階の属性値、データZは下位の段階の属性値を持つデータであることを例示している。また、図4(1)は、属性値と計算機性能との対応付けの考え方も表している。例えば、上位の段階の属性値を持つデータXは、計算機性能の高いリソース計算機に配布され、また逆に下位の段階の属性値を持つデータZは、計算機性能の低いリソース計算機に配布されることを表している。すなわち属性値の大きさ(段階)と計算機性能の高低とを比例関係に対応づける考え方であり、これを計算機性能変換の欄に記述してある。計算機性能変換の欄の区分は、データの属性値の段階数と同じ3段階にしてあるが、同じにする必要はない。
図4(2)は、計算機性能の一例を示している。計算機性能は前述したCPUクロック数、メモリ容量、HD容量の3項目を挙げており、各リソース計算機5の性能を各項目について算出したものである。同図においては、計算機性能を3段階に分けた例を示している。更に上記の計算機性能変換の欄との対応をとりやすくするために、計算機性能変換欄の段階数に合わせて3段階になるように全項目を見渡しリソース計算機5の性能を区分けした例を計算機性能区分の欄に示している。例えば、CPUクロック数が高速で、メモリ容量、HD容量も十分ある計算機5aは計算機性能区分が高になることを示している。これにより、例えば、データの属性値から性能の高いリソース計算機5にデータを配布したいという要望があったとき、リソース計算機5の候補が簡単に分かり選択しやすくなる。
図5は、図2のグリッドシステムの各装置の機能構成例を示す図である。図5に示すように、このグリッドシステムは、IPネットワーク1(本図では図示省略)を介してグリッド仲介装置2と、利用者端末3と、提供者端末4と、リソース計算機5とが接続して構成されている。
グリッド仲介装置2は、リソース提供者毎の各リソース計算機5の計算機性能を記述した計算機性能管理リスト(図4(2)に相当)、リソース提供者毎の保有データの種別を記述した保有データ管理リストなどを管理するDB部21と、データの属性値を計算機性能に変換するなどの処理を行う処理部22とを備えた計算機である。また、グリッド仲介装置2は、各リソース計算機5から自身の計算機性能及び保有するデータ種別の受信を行いDB部21に渡す計算機性能等受信部212と、提供者端末4から送信される参照データ及び参照データ属性値並びに種別を含む配布依頼を受信する配布依頼受信部223と、参照データ及び参照データの種別をリソース計算機5に送信する参照データ送信部224とを備えている。さらに、グリッド仲介装置2は、利用者端末3から送信される調査データ及び調査データの属性値並びに種別を含むデータ調査依頼を受信する調査依頼受信部225aと、計算処理した調査結果を利用者端末3に送信する処理結果送信部225bと、調査データをリソース計算機5に送信する調査データ送信部226aと、調査データを送信したリソース計算機5に計算処理の実行の依頼情報を送信するとともに該リソース計算機5から送信される計算結果を受信する処理依頼送信部221bとを備えている。
また、グリッド仲介装置2は、各種決済情報の算出及び通知を行うための手段として、リソース計算機に保有されている参照データの種別をリソース提供者毎に管理するとともに、環境提供報酬を算出してリソース計算機5へ通知し、環境手数料を算出して提供者端末4に通知する保有データ種別管理部213と、提供者端末4からの配布依頼のあった参照データの種別をコンテンツ提供者毎に管理する提供データ種別管理部214と、リソース計算機5における計算終了を検知する毎に、リソース提供報酬を算出してリソース計算機5へ通知し、計算手数料を算出して利用者端末3へ通知し、コンテンツ提供報酬を算出して提供者端末4へ通知し、コンテンツ手数料を利用者端末3へ通知する計算回数管理部215を備えている。保有データ種別管理部213で管理されているデータの一例を図6に、提供データ種別管理部214で管理されているデータの一例を図7に示す。保有データ種別管理部213で管理される参照データ種別情報は、前述の計算機性能等受信部212から通知される。提供データ種別管理部213で管理される参照データ種別情報は、前述の配布依頼受信部223から通知される。
利用者端末3は、調査データ及び調査データの属性値並びに属性を含むデータ調査依頼をグリッド仲介装置2に送信する調査依頼送信部31aと、グリッド仲介装置2から送信される計算処理した調査結果を受信する処理結果受信部31bを含むPC等の端末装置である。また、利用者端末3は、グリッド仲介装置2から決済情報の通知を受信する手段として、コンテンツ手数料の通知を受信するコンテンツ手数料通知受信部32と、計算手数料の通知を受信する計算手数料通知受信部33とを備えている。
提供者端末4は、グリッド仲介装置2に参照データ及び参照データの属性値並びに種別を含む配布依頼を送信する配布依頼送信部41を含むPC等の端末装置である。また、提供者端末4は、グリッド仲介装置2から決済情報の通知を受信する手段として、環境手数料の通知を受信する環境手数料通知受信部42と、コンテンツ提供報酬の通知を受信するコンテンツ提供報酬通知受信部43とを備えている。
リソース提供者の計算機5は、計算機性能が更新される都度、及び、保有する最新の参照データの種別をグリッド仲介装置2に送信する計算機性能等送信部53と、グリッド仲介装置2から送信されてくる参照データ及び参照データの種別を受信する参照データ受信部54と、参照データ受信部54で受信した参照データ及び種別を記憶管理する参照データ保有部55とを備えている。また、リソース計算機5は、グリッド仲介装置2から送信される調査データを受信する調査データ受信部56aと、グリッド仲介装置2から送信される計算処理の実行の依頼情報を受信するとともに計算結果を送信する処理依頼受信部56bと、調査データ受信部56aで受信した調査データ及び参照データ保有部55に記憶されている参照データを用いて処理依頼に係る計算処理を行う計算処理部56cとを備えている。
さらに、リソース計算機5は、グリッド仲介装置2から決済情報の通知を受信する手段として、環境提供報酬の通知を受信する環境提供報酬通知受信部57と、リソース提供報酬の通知を受信するリソース提供報酬通知受信部58とを備えている。
次に、このグリッドシステムの動作について図8のシーケンスチャートを参照して説明する。同図は、利用者端末3と、提供者端末4と、グリッド仲介装置2と、リソース計算機5a〜5cとの間のシーケンスについて示したものである。なお、参照データの配布依頼に対する処理及び調査依頼に対する処理について説明し、これらの処理に伴う決済情報の算出・通知の処理については後述する。
各リソース計算機5a〜5cは、予め、各々の計算機性能(例えばCPUクロック数、メモリ容量、HD容量等)が更新される都度、計算機性能等送信部53により該計算機性能をグリッド仲介装置2へ送信する(ステップS1〜S3)。グリッド仲介装置2では、該計算機性能を計算機性能等受信部212により受信し、DB部21において計算機性能管理リストを作成更新し管理する(ステップS4)。
コンテンツ提供者が参照データの配布依頼を行うと、提供者端末4の配布依頼送信部41が参照データ及び参照データの属性値並びに種別を含む配布依頼をグリッド仲介装置2に送信する(ステップS5)。グリッド仲介装置2は、配布依頼受信部223で該配布依頼を受信し、処理部22において参照データの属性値を計算機性能に変換する処理を行う(ステップS6)。また、参照データの種別情報は配布依頼受信部232から提供データ種別管理部214に通知される。次に、処理部22は、該変換処理で得られた計算機性能を持つリソース計算機5の検索をDB部21に要求する(ステップS7)。DB部21は、該要求に応じて該当するリソース計算機5を選定し(ステップS8)、処理部22に選定結果を戻す(ステップS9)。次に、その選定結果(図8の例では計算機5bが選定されている)に基づき、参照データ送信部224が参照データ及び参照データの種別をリソース計算機5bに送信する(ステップS10)。該参照データは、リソース計算機5bの参照データ受信部54により受信される。リソース計算機5bは、参照データを参照データ保有部55に保有し(ステップS11)、保有が完了すると保有データの種別設定を計算機性能等送信部53によりグリッド仲介装置2に送信する(ステップS12)。グリッド仲介装置2は、計算機性能等受信部212により該保有データ種別設定を受信すると、DB部21においてリソース提供者毎の保有データ種別管理リストを作成更新し管理する(ステップS13)。また、保有データ種別情報は計算機性能等受信部212から保有データ種別管理部213に通知される。
次に、サービス利用者がデータの調査依頼を行うと、利用者端末3の調査依頼送信部31aが調査データ及び調査データの種別を含む調査依頼をグリッド仲介装置2に送信する(ステップS14)。グリッド仲介装置2は、調査依頼受信部225aが受信し、処理部22において該調査データの種別から同じ種別の参照データを保有するリソース計算機5の検索をDB部21に要求する(ステップS15)。DB部21は、該要求に応じて該当するリソース計算機5を選定し(ステップS16)、処理部22に選定結果を戻す(ステップS17)。次に、処理部22は、その選定結果(図8の例では計算機5bが選定されている)に基づき、調査データ送信部226aが調査データをリソース計算機5bに送信する(ステップS18)。該調査データは、リソース計算機5bの調査データ受信部56aで受信される。また、グリッド仲介装置2は、調査データを送信したリソース計算機5bに対して処理依頼送信部226bにより計算処理の実行の依頼情報を送信する(同ステップS18)。リソース計算機5bは、処理依頼受信部56bで該計算処理を受信すると、計算処理部56cで計算処理を実行し(ステップS19)、計算結果を処理依頼受信56bからグリッド仲介装置2に送信する(ステップS20)。グリッド仲介装置2は、処理依頼送信部226bで該計算結果を受信し、処理部22が計算処理したデータの調査結果を処理結果送信部225bにより利用者端末3に送信する(ステップS21)。また、処理依頼送信部226bはデータの調査結果を受信すると計算が終了した旨を計算回数管理部215に通知する。この通知には、当該調査依頼についてのサービス利用者・リソース提供者・使用参照データの種別情報を含む。最後に、利用者端末3は、処理結果受信部31bによりグリッド仲介装置2からの調査結果を受信する。
次に、決済情報の算出及び通知の処理について図9及び図10を参照して説明する。図9は保有データ種別管理部213の動作を説明するフローチャート、図10は計算回数管理部215の動作を説明するフローチャートである。
計算機性能等受信部212は、前述したように、計算機性能及び保有データ種別をリソース計算機5から受信すると、これらのデータをDB部21に渡すとともに、これと並行して保有データ種別を保有データ種別管理部213に送信する。保有データ種別管理部213は、計算機性能等受信部212から保有データ種別情報を受信すると(ステップS31)、該保有データ種別情報をリソース提供者毎に記憶管理する(ステップS32)。次に、この参照データの保有に対する環境提供報酬を算出し(ステップS33)、該参照データを保有したリソース計算機5に環境提供報酬を通知する(ステップS34)。次に、この環境提供報酬から環境手数料を算出し(ステップS35)、当該参照データの提供者を提供データ種別管理部214に問い合わせ(ステップS36)、該問い合わせで得られたコンテンツ提供者の提供者端末4に環境手数料を通知する(ステップS37)。以上の処理が終了すると、再び保有データ種別情報の受信待ち状態になる(ステップS38)。
処理依頼送信部226bは、前述したように、リソース計算機5に依頼した計算処理の処理結果を該リソース計算機5から受信すると(ステップS41)、このデータを処理部22に渡すとともに、これと並行して計算終了通知を計算回数管理部215に通知する。計算回数管理部215は、当該計算処理を行ったリソース計算機5に対するリソース提供報酬を算出し(ステップS42)、このリソース提供報酬を当該リソース計算機5に通知する(ステップS43)。次に、このリソース提供報酬から計算手数料を算出し(ステップS44)、当該計算処理を依頼した利用者の利用者端末3に計算手数料を通知する(ステップS45)。次に、該計算処理で用いられた参照データの利用報酬であるコンテンツ提供報酬を算出し(ステップS46)、当該参照データの提供者を提供データ種別管理部214に問い合わせ(ステップS47)、該問い合わせで得られたコンテンツ提供者の提供者端末4にコンテンツ提供報酬を通知する(ステップS48)。次に、コンテンツ提供報酬からコンテンツ手数料を算出し(ステップS49)、当該計算処理を依頼した利用者の利用者端末3にコンテンツ手数料を通知する(ステップS50)。以上の処理が終了すると、再び計算終了通知の受信待ち状態になる(ステップS51)。
以上のように、本実施の形態に係るグリッドシステムによれば、参照データと調査データとの類似性あるいは相関関係の調査にあたって参照データの属性値とリソース提供者の計算機性能とを関連付けることで適切なリソース提供者の計算機5を選定するので、各リソース計算機5の処理能力に応じた適切なデータを配布することができる。
また、本実施の形態に係るグリッドシステムによれば、該グリッドシステムにおける各種決済情報、具体的には、環境提供報酬・環境手数料・リソース提供報酬・計算手数料・コンテンツ提供報酬・コンテンツ手数料を算出可能なので、該グリッドシステムを用いたビジネスを円滑に運用できるようになる。特に、リソース提供者やコンテンツ提供者に対する報酬を算出できるので、該報酬の決済を実施することにより、リソース提供者及びコンテンツ提供者への訴求力が向上し、ひいてはリソース提供者及びコンテンツ提供者の増大に伴うグリッドシステム全体の処理能力向上が期待できる。
以上、本発明の一実施の形態について図1〜図9を参照して詳述したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、グリッド仲介装置2で算出した各種決済情報を、リソース提供者・利用者・コンテンツ提供者の端末等に通知するのみであったが、決済処理業務を行う所定の決済処理用サーバに該決済情報を通知することにより、オンラインで決済処理まで完了するようにしてもよい。
また例えば、上記実施の形態では、保有データ種別管理部213及び提供データ種別管理部214の管理データは、DB部21での管理データと重複しているので、これらの情報をDB部21で一元管理するようにしてもよい。
また例えば、計算機性能の送信は意味情報ネットワーク(SIONet:特開2002−94561号公報に記載されている)を用い性能値をフィルタに設定することで行う方法も考えられる。また、上記実施形態では、各装置をIPネットワーク1を介して接続していたが、他のネットワークであっても本発明を実施できる。
グリッドシステムの構成図 グリッドシステムの機能概要を説明する図 グリッドシステムにおける料金等の流れを説明する図 データの属性値と計算機性能との比例関係を説明する図 グリッドシステムにおける各装置の機能構成図 保有データ種別保持部におけるデータ構造の一例を説明する図 保有データ種別保持部におけるデータ構造の一例を説明する図 グリッドシステムにおけるシーケンスチャート 保有データ種別保持部の動作を説明するフローチャート 提供データ種別保持部の動作を説明するフローチャート
符号の説明
1…IPネットワーク、2…グリッド仲介装置、21…DB部、212…計算機性能等受信部、22…処理部、223…配布依頼受信部、224…参照データ送信部、225a…調査依頼受信部、225b…処理結果送信部、226a…調査データ送信部、226b…処理依頼送信部、3…利用者端末、31a…調査依頼送信部、31b…処理結果受信部、32…コンテンツ手数料通知受信部、33…計算手数料通知受信部、4…提供者端末、41…配布依頼送信部、42…環境手数料通知受信部、43…コンテンツ提供報酬通知受信部、5…リソース計算機、53…計算機性能等送信部、54…参照データ受信部、55…参照データ保有部、56a…調査データ受信部、56b…処理依頼受信部、56c…計算処理部、57…環境提供報酬通知受信部、58…リソース提供報酬通知受信部

Claims (3)

  1. 余剰リソースを提供する複数のリソース計算機と、ネットワークを介して各リソース計算機に接続されたグリッド仲介装置とを備え、該グリッド仲介装置が一部又は全部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成するジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成し、グリッド仲介装置がコンテンツ提供者端末から受信した参照データをリソース計算機に配布するとともに、サービス利用者端末からの調査依頼の際に取得した調査対象データをリソース計算機に配布し、リソース計算機が参照データ及び調査データを用いた計算処理を行うとともに計算結果をグリッド仲介装置に送信し、グリッド仲介装置がリソース計算機から受信した調査結果をサービス利用者端末に送信するグリッドシステムにおける決済情報の算出方法であって、
    グリッド仲介装置が、
    各リソース計算機から該リソース計算機の処理能力情報を予め収集して所定の記憶手段に蓄積・管理するステップと、
    コンテンツ提供者端末からの配布依頼に係る参照データについて前記処理能力情報に変換可能な属性情報及び参照データの内容の種別を表す種別情報を取得して記憶手段に蓄積・管理するステップと、
    取得した参照データの属性情報から処理能力情報を算出するとともに前記記憶手段から該処理能力情報を有するリソース計算機を参照データ配布先として選定するステップと、
    選定したリソース計算機に対して参照データを配布して該リソース計算機に保有させるステップと、
    各リソース計算機において保有している参照データの種別情報を含む保有状況情報を記憶手段に蓄積・管理するステップと、
    サービス利用者端末からの調査依頼に係る調査対象データの種別情報を取得するステップと、
    取得した調査対象データの種別情報と同じ種別情報の参照データを保有しているリソース計算機を記憶手段に記憶されている保有状況情報から選定するステップと、
    選定したリソース計算機に対して調査対象データを配布するステップと、
    調査データを配布したリソース計算機に計算処理の実行を依頼し、該リソース計算機から計算結果を取得するステップと、
    取得した計算結果を依頼元のサービス利用者端末に調査依頼の結果として送信するステップと、
    リソース計算機において参照データが保有されたことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(1)リソース提供者に対する、参照データの保有に対する報酬である環境提供報酬を算出し、(2)コンテンツ提供者に対する、参照データの配布等に対する手数料である環境手数料を前記環境提供報酬から算出するとともに、前記環境提供報酬をリソース計算機に通知し、前記環境手数料をコンテンツ提供者端末に通知するステップと、
    リソース計算機において調査依頼に係る計算処理が終了したことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(3)リソース提供者に対する、計算リソースの提供に対する報酬であるリソース提供報酬を算出し、(4)サービス利用者に対する、計算リソースの利用に対する手数料である計算手数料を前記リソース提供報酬から算出し、(5)コンテンツ提供者に対する、参照データの提供に対する報酬であるコンテンツ提供報酬を算出し、(6)サービス利用者に対する、参照データの利用に対する手数料であるコンテンツ手数料を前記コンテンツ提供報酬から算出するとともに、前記リソース提供報酬をリソース計算機に通知し、前記計算手数料をサービス利用者端末に通知し、前記コンテンツ提供報酬をコンテンツ提供者端末に通知し、前記コンテンツ手数料をサービス利用者端末に通知するステップとを行う
    ことを特徴とするグリッドシステムにおける決済情報算出方法。
  2. 余剰リソースを提供する複数のリソース計算機と、ネットワークを介して各リソース計算機に接続されたグリッド仲介装置とを備え、該グリッド仲介装置が一部又は全部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成するジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成し、グリッド仲介装置がコンテンツ提供者端末から受信した参照データをリソース計算機に配布するとともに、サービス利用者端末からの調査依頼の際に取得した調査対象データをリソース計算機に配布し、リソース計算機が参照データ及び調査データを用いた計算処理を行うとともに計算結果をグリッド仲介装置に送信し、グリッド仲介装置がリソース計算機から受信した調査結果をサービス利用者端末に送信するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置であって、
    各リソース計算機から該リソース計算機の処理能力情報を予め収集して所定の記憶手段に蓄積・管理する手段と、
    コンテンツ提供者端末からの配布依頼に係る参照データについて前記処理能力情報に変換可能な属性情報及び参照データの内容の種別を表す種別情報を取得して記憶手段に蓄積・管理する手段と、
    取得した参照データの属性情報から処理能力情報を算出するとともに前記記憶手段から該処理能力情報を有するリソース計算機を参照データ配布先として選定する手段と、
    選定したリソース計算機に対して参照データを配布して該リソース計算機に保有させる手段と、
    各リソース計算機において保有している参照データの種別情報を含む保有状況情報を記憶手段に蓄積・管理する手段と、
    サービス利用者端末からの調査依頼に係る調査対象データの種別情報を取得する手段と、
    取得した調査対象データの種別情報と同じ種別情報の参照データを保有しているリソース計算機を記憶手段に記憶されている保有状況情報から選定する手段と、
    選定したリソース計算機に対して調査対象データを配布する手段と、
    調査データを配布したリソース計算機に計算処理の実行を依頼し、該リソース計算機から計算結果を取得する手段と、
    取得した計算結果を依頼元のサービス利用者端末に調査依頼の結果として送信する手段と、
    リソース計算機において参照データが保有されたことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(1)リソース提供者に対する、参照データの保有に対する報酬である環境提供報酬を算出し、(2)コンテンツ提供者に対する、参照データの配布等に対する手数料である環境手数料を前記環境提供報酬から算出するとともに、前記環境提供報酬をリソース計算機に通知し、前記環境手数料をコンテンツ提供者端末に通知する手段と、
    リソース計算機において調査依頼に係る計算処理が終了したことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(3)リソース提供者に対する、計算リソースの提供に対する報酬であるリソース提供報酬を算出し、(4)サービス利用者に対する、計算リソースの利用に対する手数料である計算手数料を前記リソース提供報酬から算出し、(5)コンテンツ提供者に対する、参照データの提供に対する報酬であるコンテンツ提供報酬を算出し、(6)サービス利用者に対する、参照データの利用に対する手数料であるコンテンツ手数料を前記コンテンツ提供報酬から算出するとともに、前記リソース提供報酬をリソース計算機に通知し、前記計算手数料をサービス利用者端末に通知し、前記コンテンツ提供報酬をコンテンツ提供者端末に通知し、前記コンテンツ手数料をサービス利用者端末に通知する手段とを備えた
    ことを特徴とするグリッド仲介装置。
  3. 余剰リソースを提供する複数のリソース計算機と、ネットワークを介して各リソース計算機に接続されたグリッド仲介装置とを備え、該グリッド仲介装置が一部又は全部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成するジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成し、グリッド仲介装置がコンテンツ提供者端末から受信した参照データをリソース計算機に配布するとともに、サービス利用者端末からの調査依頼の際に取得した調査対象データをリソース計算機に配布し、リソース計算機が参照データ及び調査データを用いた計算処理を行うとともに計算結果をグリッド仲介装置に送信し、グリッド仲介装置がリソース計算機から受信した調査結果をサービス利用者端末に送信するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置を実現するプログラムであって、
    コンピュータを、
    各リソース計算機から該リソース計算機の処理能力情報を予め収集して所定の記憶手段に蓄積・管理する手段と、
    コンテンツ提供者端末からの配布依頼に係る参照データについて前記処理能力情報に変換可能な属性情報及び参照データの内容の種別を表す種別情報を取得して記憶手段に蓄積・管理する手段と、
    取得した参照データの属性情報から処理能力情報を算出するとともに前記記憶手段から該処理能力情報を有するリソース計算機を参照データ配布先として選定する手段と、
    選定したリソース計算機に対して参照データを配布して該リソース計算機に保有させる手段と、
    各リソース計算機において保有している参照データの種別情報を含む保有状況情報を記憶手段に蓄積・管理する手段と、
    サービス利用者端末からの調査依頼に係る調査対象データの種別情報を取得する手段と、
    取得した調査対象データの種別情報と同じ種別情報の参照データを保有しているリソース計算機を記憶手段に記憶されている保有状況情報から選定する手段と、
    選定したリソース計算機に対して調査対象データを配布する手段と、
    調査データを配布したリソース計算機に計算処理の実行を依頼し、該リソース計算機から計算結果を取得する手段と、
    取得した計算結果を依頼元のサービス利用者端末に調査依頼の結果として送信する手段と、
    リソース計算機において参照データが保有されたことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(1)リソース提供者に対する、参照データの保有に対する報酬である環境提供報酬を算出し、(2)コンテンツ提供者に対する、参照データの配布等に対する手数料である環境手数料を前記環境提供報酬から算出するとともに、前記環境提供報酬をリソース計算機に通知し、前記環境手数料をコンテンツ提供者端末に通知する手段と、
    リソース計算機において調査依頼に係る計算処理が終了したことを検出すると、前記記憶手段で管理されている各種データに基づき、決済情報である、(3)リソース提供者に対する、計算リソースの提供に対する報酬であるリソース提供報酬を算出し、(4)サービス利用者に対する、計算リソースの利用に対する手数料である計算手数料を前記リソース提供報酬から算出し、(5)コンテンツ提供者に対する、参照データの提供に対する報酬であるコンテンツ提供報酬を算出し、(6)サービス利用者に対する、参照データの利用に対する手数料であるコンテンツ手数料を前記コンテンツ提供報酬から算出するとともに、前記リソース提供報酬をリソース計算機に通知し、前記計算手数料をサービス利用者端末に通知し、前記コンテンツ提供報酬をコンテンツ提供者端末に通知し、前記コンテンツ手数料をサービス利用者端末に通知する手段として機能させる
    ことを特徴とするグリッド仲介プログラム。
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