JP3929072B2 - ビール充填ガラス瓶中のガラス粒子を検知する方法並びに装置 - Google Patents
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Description
透明容器内につめられた液体中の異物粒子を検知するための各種方法が既に提案されている。たとえば、米国特許第3777169号明細書に開示されているような重要な範疇のかかる方法は容器ならびにその内容物からの映像を得るために少なくとも1つのカメラを使用し、液体中に異物(即ち望ましからざる物体)粒子が存在するか否かを決定するのに、カメラで得た映像を処理するため像処理技術を使用する方法である。この像処理装置で容器から得られる像と液体中の粒子から得られる像を区別しうるようになすため、特殊なスピン/ストップ法が提案された。そこでは容器が先ず、その軸線の回りにある回転速度で、容器内の液体が容器と共に回転するに十分な時間、回転せしめられる(以下スピンと称す)。次に容器の回転が急激に停止されるが、液体は回転し続ける。次に容器とその内容物の2つの像が得られ、これら2つの像の相互減刹が行われる。容器の回転は停止されているので、容器からの像細部はどちらの像も同じであり、差引により無くなる。他方液体からの像細部、あるいは液体中の異物からの像の細部は両者の像で互いに位置移動し、差引をおこなた後も可視的に残存する。
容器ならびにその内容物の像を得るため各種の装置が提案されている。
たとえば、国際公開第92/14142号パンフレットに開示されているようなこれらのあるものは「トランスミッション モード」といわれ、ここでは光源からの光が検査する容器を通過し、カメラが光源の反対側におかれ、このカメラ軸は光源の軸に対して180°の角度となるように設けられる。別の「リフレクション バック モード」と呼ばれるものでは、光源からの光が容器ならびにその内容物からカメラの方に反射され、カメラは光源軸に対して小さな角度、通常0〜30°の範囲の角度になるように設けられる。
後者の1改変法に「リフレクション サイドウエイ モード」と称せられるものがあり、ここでは光源からの光が容器ならびにその内容物から、光源軸に対し実質的に90°の角度にカメラ軸がなるように設置されたカメラへと反射されるものである。そのような装置は、米国特許第3777169号明細書または米国特許第4172524号明細書にも開示されている。
上述の各種方法は多数の分野例えば医薬品工業でそれぞれの成功度をもって利用されてきている。本発明は瓶詰めの飲料、就中ビール充填瓶の分野に係る。以下本発明をビールの場合について説明するが、同じ問題ならびに同じ解決法が他の飲料にも適用され、従って本発明範囲はかかる飲料にまで及ぶことに留意されたい。
ビール充填瓶を製造する際の品質管理上の重要項目はガラス粒子の存在の検知である。人間の消費する飲料中にガラス粒子があることは許容されず、かかる異物片を含む瓶は不合格品とせられる。品質制御はこの分野では常に心掛けられねばならぬが、上述のいずれの方法もビール中の小さなガラス粒子の検知では十分な成果があげられないことが認められている。特に0.2mmといった極小さな粒子の場合その検知は極めて困難であり、従来公知の方法および装置、特に米国特許第3777169号明細書および国際公開第92/14142号パンフレットに開示されている方法および装置では十分な信頼度でもってこのような粒子の検知はなし得ない。
今日利用可能な方法ならびに装置で目的を達成しえない原因は特にビール瓶の場合、多数の問題点が含まれていることによるものである。
かかる問題点の第1は瓶の形である。ビール瓶の底は瓶の内側からみると、医薬品分野でのアンプルにみられるような平坦あるいは凹んだ形ではなく、凸形をなしている。換言すると、瓶を立ててみると、その底面は瓶内に中心がある丘状形をなしている。この形のため、ガラス片は底の端、即ち前記丘の麓と瓶の側壁の間で規定される隅に集まる傾向がある。この位置ではガラス片は、瓶のこの部分の光学特性に鑑み極めて検知が困難である。他方ガラスはこの区域で比較的鋭角に曲がっている。また外側底部には周囲付近に特殊な輪郭「ナーリング」が設けられており、また瓶は外側壁の下部にすり減りマークが付き像形成が妨げられる程度に不透明になることがある。さらに瓶製造工程で型マークが付き像形成妨害を助長する。
第2の問題点は瓶中の液体の性質である。ビールの如き飲料は或る程度の量の溶解ガス、通常CO2を含み、液体がかき混ぜられるとき泡が発生する。こういった泡が光学検知法を妨げる傾向を示す。検知法は望ましからざるガラス粒子とCO2泡を見分け得るべきで、さもないと非常に多くの正常な瓶が、完全に無害な物、例えばCO2泡あるいは他の溶解ガスのため、不合格とされてしまうことは明らかである。
本発明の主目的の一つは上記の如き問題点が克服され、ビールの如き飲料の充填された瓶中のガラス粒子を有効且つ信頼性をもって検知しうる改善された検知方法ならびに装置を提供するにある。
さらに詳しくは、0.2mm程度の微小ガラス粒子を検知するに適した上記検知方法ならびに装置を提供するにある。好ましくはこの方法ならびに装置は0.2mm〜10mm(あるいはそれ以上)のガラス粒子を検知し得るべきである。瓶中に存在すると予測されるガラス粒子のサイズの上限は瓶の口の直径により決まることが判る。
さらに別の目的は上記要件を満たすことが出来、製造速度をおとさずに、製造工場で充填瓶を製造する生産ラインでの実施あるいは設置に適した検知方法ならびに装置を提供するにある。
さらにはコスト効率的に上記要件を満たす検知方法ならびに装置の提供も本発明目的である。
上記諸目的を達成するために、本発明は、飲料を充填した瓶であって、底(4)にその中央に内方に向かう凸部(6)を有するとともに長手軸線(13)を有する瓶(1)中でのガラス粒子の存在を検知する方法において、
a)瓶(1)を直立位置で、長手軸線(13)まわりに回転させることによって、瓶(1)中の飲料(10)を瓶(1)に対して回転させ、
b)次に、瓶(1)を直立位置でカメラ(40)に対し静止させ、飲料(10)は回転させた状熊で保持し、
c)瓶(1)をその底から、瓶(1)の底(4)に衝突する光束(31)で照射し、光束(31)の方向は瓶(1)の長手軸線(13)と実質的に平行であり、
d)カメラ(40)を、カメラ(40)の光学軸(41)が光束(31)の方向(32)と120°〜150°の角度αとなり、瓶の底の中央部(6)の頂部の上方に少し間隔をあけた点で瓶の中心軸に交差するように指向させ、該カメラは該点で実質的に焦点が合い、光学軸(41)と光束(31)の方向(32)とが同じとき角度αは0°であり、
e)存在しているガラス粒子が前記瓶内で、第1の位置かつ第1の方位にある時点t1に、カメラ(40)で得られる第1像を表す第1の像シグナルを得、
f)カメラ(40)で得られる第2像を表す第2の像シグナルを得、該第2像は時点t1の瞬間に続く時点t2の瞬間に得られ、前記ガラス粒子は前記瓶内で第2の位置かつ第2の方位にあり、
g)第1および第2の像シグナルを比較して第1の比較シグナルを得、
h)時点t2の瞬間に続く時点t3の瞬間に、カメラ(40)で得られる第3像を表す第3の像シグナルを得、前記ガラス粒子は前記瓶内で第3の位置かつ第3の方位にあり、
i)時点t3の瞬間に続く時点t4の瞬間に、カメラ(40)で得られる第4像を表す第4の像シグナルを得、前記ガラス粒子は前記瓶内で第4の位置かつ第4の方位にあり、
j)第3および第4の像シグナルを比較して第2の比較シグナルを得、
k)工程(g)または(j)で得られる比較シグナルの少なくとも1つが、ガラス粒子による光シグナルの移動を示す場合、瓶を排除するシグナルを発する、各工程からなる、飲料を充填した瓶中でのガラス粒子の存在を検知する方法を提供する。
同様に、上記諸目的を達成するために、本発明は、瓶(1)に飲料を充填する生産ライン(200)であって、各瓶が長手軸線(13)とともに中央に内側に向いた凸部(6)を有する底(4)を有する、生産ライン(200)において、
検知装置と、飲料を充填した瓶(1)を検知装置(100)の方に移送するための第1の移送手段(201)と、検査済の瓶(1)を検知装置(100)から遠く移送するための第2の移送手段(202)を含み、
前記検知装置(100)は、
瓶(1)を直立位置で、長手軸線(13)まわりに回転させることによって、瓶(1)中の飲料(10)を瓶(1)に対して回転させる手段と、
固定台に対して回転可能に設けられているカルーゼル(103)と、
前記カルーゼル(103)に固定されている複数の検査ステーション(20)とを含み、各検査ステーション(20)は、
サブフレーム(21)と、
前記サブフレーム(21)に対して静止的に瓶(1)を直立位置に受取り保持する保持手段(22)と、
可視光束(31)を発生する照射手段(30)であって、瓶(1)の底からの光束(31)が前記保持手段(22)によって保持された瓶(1)の前記長手軸線(13)に実質的に平行に指向される、照射手段(30)と、
前記サブフレーム(21)に固定されたカメラ手段(40)であって、該カメラ(40)の光学軸(41)が光束(31)の方向に対して120°〜150°の範囲の角度αをなし、瓶の底の中央部(6)の頂部の上方に少し間隔をあけた点(S)で瓶(1)の長手軸線(13)に交差するように指向されており、光学軸(41)と光束(31)の方向(32)とが同じとき角度αは0°であり、該カメラ(40)が時点t1、時点t 1 の瞬間に続く時点t2、時点t 2 の瞬間に続く時点t3および時点t 3 の瞬間に続く時点t4で得られる第1、第2、第3および第4像を表す第1、第2、第3および第4の像シグナルをそれぞれ得るように構成される、カメラ(40)とを有し、
前記検知装置(100)は、
少なくとも1つの像処理ユニット(50)と、中央処理ユニット(130)と、前記第2の移送手段(202)と関連した排出装置(120)とをさらに含み、各像処理ユニット(50)はカメラ(40)から第1、第2、第3および第4の像シグナルを受けて、第1および第2の像シグナルを比較して、第1の比較シグナルを与え、第3および第4の像シグナルを比較して、第2の比較シグナルを与え、第1および第2の比較シグナルを前記中央処理ユニット(130)に通信するように構成され、前記中央処理ユニット(130)は、前記比較シグナルの少なくとも1つが、ガラス粒子による光シグナルの移動を示す場合、前記排出装置(120)に瓶を排除するシグナルを発し、瓶を前記第2の移送手段(202)から除去するように前記排出装置(120)を制御するように構成されることを特徴とする生産ライン(200)を提供する。
本発明の上述ならびに他の特徴、ならびに利点は添付図を参照した好ましい具体例の下記記載から明らかとなろう。添付図の
図1は本発明に従い、ビール瓶中のガラス粒子を検知する装置を略図的に示す。
図2は本発明方法での各作業の時間的流れ図である。
図3は生産ラインに組み込まれる検知装置の略図的な上面図である。
図4はカルーゼルの側面図で、データ転送法を略図的に示す。
図5はカルーゼルの側面図で、データ転送の好ましい方法を示し;図6A、6Bはコスト的に有利な像処理システムの具体例を示す。
図1は中心胴部軸13、ネック部2、実質的に円筒形の側壁3、及び底4を有するビール瓶1を示す。側壁3の下部5は通常使いへりマークを有し、これがこの部分でのガラスの光学特性を低減し、この下部5はまた「スカフ部」とも称せられる。底4の中心部6は瓶1の内側に凹んでおり、即ちそれは小さな丘の形をなし、従ってこの中心部6はまた「丘部」とも称せられる。底4はリム7を有し、その下側には輪郭あるいは「ナーリング」8が設けられている。このリム7で、前記の瓶1の丘部6が瓶1のスカフ部5と出会つてコーナー9を規定している。瓶1にはCO2泡11を含むビール10が充填せられる。
図1はガラス片12の存在に関し瓶1を検査するため、ビール瓶1が検査ステーション20にある状態を示す。この検査ステーション20は機械サブフレーム21を有する。瓶1は一般的に22で示される保持手段、これは瓶1のネック部2とかみ合う、によりサブフレーム21にしっかりと静止保持せられる。この保持手段22の構造は本発明において要件ではなく、当業者には本発明を理解する上で必要がないものと思われるのでこれ以上の説明は省略する。
検査ステーション20は任意の適当な固定手段23によりサブフレーム21に固定された照射装置30を含む。この照射装置30は可視光31の束を発生しこの光束31を、瓶1の中心軸13と実質的に直線をなす方向32に瓶1の底4に指向させるに適している。光束31の巾は丘部6を照射するに十分で、好ましくは底4を完全に照射するに十分なものとする。この照射装置30の特性並びに構造は本発明において必須要件ではなく、当業者が本発明を理解する上で必要ではないのでこの照射装置30の詳細な説明は省略する。この照射装置30はレーザーあるいはハロゲンランプの如きブライト光源33、レンズ34と鏡35の如き光束31を形づくりまた指向せしめるための光学手段34と35を含むといえば十分であろう。
検査ステーション20にはさらに、カメラ手段40、好ましくはCCD−カメラを含む。このカメラ40はサブフレーム21に任意の適当な固定手段24により固定せられる。本発明での重要な特徴点は、瓶1がカメラ40に対してしっかりと静止保持せられる点にある。カメラ40は光学軸41を有し、この軸が光束31の方向32に対して、1200°〜150°の範囲内の角度αをなすことが必要である。好ましくはこの角度αは図1に示される如く実質的に135°となされる。カメラ40の光学軸41は瓶1の中心軸13を、丘部6の頂部付近に位置する点Sで横切る。実際にはこの交差点Sは図示せる通り、丘部6の頂部からすこし上に位置する。好ましくはカメラ40は焦点あるいは焦平面が前記の交差点Sと実質的に一致するように設置せられる。レンズは映像捕獲装置の光学軸の方向に視野が比較的深くなるように選択され、ここで前記視野は瓶1の寸法により選択せられる。
カメラ40自体は種々の場所におよび/または種々の角度におくことができ、またカメラの光学軸は鏡の如き光学手段により図示せる如く瓶1の方に指向せられる。しかしながら、機器のぶれの影響をできるだけ少なくするため、かかる光屈折手段は好ましくなく、カメラ40がなんら中間的な光屈折手段を用いることなく、瓶1からの光を直接受光することが好ましい。
また機械のぶれの影響で瓶1がゆれることを出来るだけ防止するため、瓶1の下側、例えばスカフ部5を適当な支持手段、但しこれは図1には示されていない、によりサブフレーム21に固定保持することができる。
上述機構の検査ステーション20は、もしガラス粒子12が存在すればそれがカメラ40により容易に選択検知せられるとの重要且つ有利な特徴を与える。これは次の如く理解されよう。通常、光31は瓶1の底4をなんら妨害されることなく通過する。即ち、α方向、すなわちカメラ40の方には光は全くあるいは極く僅かしか屈折しない。また壁3がカメラ40の光学軸41と交差する位置では極く僅かな光しか壁3に衝突せず、従って壁3自体は光をカメラの方に全く送らない。事実、カメラ40は、カメラ40の「のぞき」部位から丘部6の頂部を「監視」しており、カメラ40の光学軸41がスカフ部5より遙か上の点で壁3を横切っているのでスカフマークにより妨げられることがなく、またビール10中に泡11があっても上方に移行するのでビール泡により妨げられる事もない。従って通常の状態では、事実上光は全くカメラ40に届かず、カメラはダーク像を与える。最悪でもカメラ40は瓶1から発する極めて弱い光しか受光しない。
他方、ガラス粒子の如き固体粒子は比重の関係で底4近くに集まる傾向がある。ガラス粒子は光を屈折させることができる。即ちガラス粒子は光を通過させることはできるが、また光線がビール/ガラス界面を通るときまた続いてガラス/ビール界面を通るとき屈折によりその方向を変える。この屈折する性質のため、ガラス粒子に入る光は幾分、元の方向から45°以上逸れ、カメラ40の方向に進み、この場合カメラ40は強い光シグナルを受けることとなる。換言すれば、本発明はガラス粒子の光学特性即ち屈折性を利用し、実質的にガラス粒子からの光シグナルのみがカメラ40に到達するようにするものである。その結果、ガラス粒子12は瓶部分よりもより強いシグナルをカメラ40に与える。この技術は「光屈折モード」と見なしうる。
上記の通り、瓶1はカメラ40に対し静止して保持される。これに反し、瓶1中のビール10は後で詳細に述べる如く瓶1の中で回転せしめられる。瓶1の中でのこのビール10の回転のため、ガラス粒子12がもし中に存在すると瓶1の中で回転するようになる。重要な点は、かかる粒子がカメラ40に対して位置移動することである。従って、カメラ40で得られる2つの連続写真像でかかる粒子は位置が違っている。かかる2つの像は例えば減刹法で処理せられ、静止瓶に由来する静止像部分を消去し、移動粒子に由来する像部分をきわだたせることができる。
かかる技術自体は公知である。しかしながら、この方法の正確度が本発明により改善せられる。検知はカメラの配向角度で特徴ずけられる如く屈折モードで実施される事実に鑑み、瓶から由来する像寄与部分は原則的にガラス粒子に由来する像寄与部分より弱い。またカメラ40は主として底4の丘部分6の頂部付近をねらい、瓶壁3のスカフ部5をさけているので、瓶に由来する多数の像寄与部分は比較的小さく、またCO2泡11は上方に移行する傾向がありカメラの視界から消えるので像寄与部は実質的にない。そのため、瓶1がカメラ40に対してしっかりと固定されている事実とで、ガラス粒子に由来しない像寄与部分は減刹法で従来法よりも遙に大なる程度に像から消去せられる。またこのことは本発明の検知法では従来法によるよりも小さな粒子(0.2mm程度あるいはそれ以下の粒子)に対しより感度が大であることを意味する。
上述の如く、瓶1はステーション20で静止保持され、瓶1中のビール10はこの瓶1がステーション20内にある時瓶1に対して回転運動せしめられる。ビール10はそれ自体衆知のスピン/ストップ法により回転せしめられる。瓶1が回転装置により先ず回転され、次に瓶1の回転が停止せられる。この回転装置は瓶1をネック部2でつかみ、あるいはこの回転装置は瓶の側壁3上に作用するベルトを備えたベルトシステムからなる。しかしながら回転装置の構造は本発明の主題ではなく、本発明を理解する上で必要ではない。またかかる回転装置はそれ自体は公知である。従って、回転装置の構造の詳細は省略し、また図面にも簡明を期するため示されていない。
瓶1を回転させると、回転瓶1がビール10に作用しビールに回転流を与える。ここで注目すべき2つの効果が生じる。先ず、流動ビールはガラス粒子12が存在するとき該粒子の運動をもたらす。第2に、かき混ぜられたビール10中にCO2泡11が発生する。
瓶1中のガラス粒子12の移動路は比較的に複雑である。というのは各粒子は3つの力にさらされることになる。即ち
回転ビールによる推進力がガラス粒子を軸13の回りの回転路に押しやる。
遠心力がガラス粒子を瓶1の側壁3の方に押す。
重力がガラス粒子を底4の方に下方へ押す。
その結果として、ガラス粒子は隅9に集まる。但し少なくとも微小粒子(約0.2mm)は目では見えない。こういった微小粒子をもカメラ40で捕らえうるようにするためには、それらを底4の中心部の方に押しやらねばならない。即ちそれらを丘部6に「登らせる」必要がある。かかる動きにあずかる力はビールの回転運動がスローダウンされる時に生じ、また液体の水準従って液体圧力が高い壁3近くの液体と、液体の水準従って液体圧力が低い軸13付近の液体との間における圧力差で生じるビールの流れにより発生する。この流れは小さなガラス粒子を丘の上に押しやるに十分な強さでなければならず、またガラス粒子が軸13に達したとき上方に押しやられCO2泡と混ざる程強くてはならない。好ましくはガラス粒子は丘部6の中心にむかい比較的穏やかに移動し、同時にCO2泡は上方に浮き上がることが出来、カメラの視野から消えることである。一般的に言って、大きな粒子は必ずしも丘の上まで、少なくとも完全には、上がる必要はない。というのはそれらはたとえ隅9にあっても十分に見える比較的強いシグナルを発するからである。
CO2泡の発生に関して、本発明では出来るだけCO2泡の発生が少ないようにスピン/ストップ技法が実施せられるよう追求がなされる。
以下に上記目的を達成する本発明の好ましい具体例での改善されたスピン/ストップ法を図2を参照し説明する。同図において横座標は時間(t)を、また縦座標は回転速度(ω)を表す。
スピン/ストップ法は下記の如く実施せられる。
1)t=toにおいて、瓶1は実質的に一定の加速度で毎分1000回転の回転速度まで加速され、この加速に約0.1秒かかる。この段階を「加速フェースA」として示す。
2)t=t1において加速が停止され、回転速度は1000rpmに一定に約0.7秒間保たれる。この段階を「一定フェースC」と称す。
3)t=t2で始まり、約0.1秒で実質的に一定の減速度で瓶を停止せしめる。この段階を「減速フェースD」と称す。
4)瓶が停止した時(t3),計測に先立ちガラス粒子をある時間(tw)丘部分6へと上方に移行させ、またCO2泡をある時間上方に浮き上がらせる。この段階を「待ちフェースW」と称す。適当な待ち時間twは約0.2秒である。
上述の如く、カメラ40で少なくとも2つの像を得る。これら2つの像を互いに比較する。例えばこれらを互いに減刹する。カメラはTV−カメラでありうるが、好ましくはCCDカメラである。カメラ40で得られた像をさらに処理するため、カメラ40の出力を像処理装置50と組み合わせ、この装置は標準的な像処理装置あるいは適当にプログラムされたコンピューターである。像処理装置50の性質ならびに構造は本発明の主題ではなく、そのことは当業者が本発明を理解する上で必要ではなく、またかかる像処理装置は公知であるので、その点については詳細には述べない。かかる像処理装置50で次の像と比べることにより移動目的物を認識しうることが当業者には明らかであろう。目的物はこれらの像の一方のみに、あるいは位置移動した2つの像で見ることができ、いずれの場合にも像の減刹で強い目的物シグナルが得られる。しかしながら、経験によると微細ガラス粒子は例えカメラの視野にそれらが存在するとしても、必ずしも出光がカメラの方に向かうように入射光を屈折するとは限らないことが判明している。換言すれば微細ガラス粒子は常に可視的ではないようである。
本発明に従えば、これは下記の如く理解される。
出光の方向はガラス粒子の形状ならびに入射光に対するガラス粒子の向きによる。というのはガラス粒子の動きにより前記の向きは変化し、従って出光の方向も変化するからである。かかる移動ガラス粒子から発する光束が空間中を「通過」し、次いでカメラを「ヒット」する。もしこのような移動ガラス粒子から発する光束が全くカメラをヒットしない時に、像処理装置に提供せられる像が得られるなら、粒子は検知されない。同じような現象が従来技術ではある役割をはたし、従来技術で微小ガラス粒子、特に0.2mm−1mmの範囲の粒子の検知が出来ないことの少なくとも1部の原因をなすものと信じられている。
上述の如き洞察に基づいて、本発明に係るガラス粒子の検知方法では、2つの像をえて、これら2つの像を比較するサイクルが1回以上実施されるので、改善された検知信頼度が得られる。これは図2に示されている。同図において、像I1,I2,I3等が与えられる時のモーメントがそれぞれti1,ti2,ti3等として示されている。このフェースが「繰り返し測定フェースRM」として示される。
優れた検知信頼度と実用的な測定時間双方が達成せられることの判明している、好ましい具体例において、前記サイクルは約20回実施せられる。各検知サイクルで、前記の2つの像の比較で、カメラの視野に移動物体が存在することを示す比較シグナルが得られる。もし前記の検知サイクルの少なくとも1つで、該比較シグナルが少なくとも1つの移動物体を示すと、その瓶は取り除かれる。
前記検知サイクルの繰り返しのため、粒子が全ての像でカメラに感知されないチャンスは実質的に減少する。
検知サイクル繰り返しのため、1瓶あたりの検査時間は比較的長くなり、約1秒程度となる。上述の如くこの測定時間内では検査中の瓶はカメラに対して完全に静止して保持されねばならない。
他方、この検知方法はかかる生産ラインの生産キャパシティを減じないように実施せられることが好ましい。一見したところかかる要件は互いに相反するものである。しかしながら、本発明は前記要件の全てを満たす検知方法を実施するための装置を提供する。
本発明に従えば、検知装置100は多数の検査ステーション20からなる。これら検査ステーション20の各々は上述の如きカメラ40を有し、入り口位置101で瓶1を受け取ることができ、検査のために瓶1を保持し、検査済の瓶1を出口位置102に送りだす。図3に示された好ましい具体例に於いて、ステーション20のサブフレーム21は回転的に設けられている第2のサブフレーム103上に設けられている。この第2サブフレーム103はディスクあるいはウイールの形をしており、本発明では以下「カルーゼル」と称す。カルーゼル103およびサブフレーム21は単一ユニットとして一体に構成せしめうる。このカルーゼル103は図示されていないが回転駆動手段により回転せられる。
図3は瓶1にビールを充填する生産ライン200の一部を略図的に示すものである。充填瓶1は移送手段201によりスピン/ストップステーション110に送られ、そこで瓶1は既に述べた如く回転され次いで回転停止せられる。スピン/ストップステーション110の後、瓶1はカルーゼル103の入り口位置101に供給され、そこで移送手段210により各測定ステーション20に導かれる。入り口位置101から、瓶1と共にステーション20はカルーゼル103の回転軸104を巡る軌道路に従い、出口位置102に達し、そこで第2の移送手段220により瓶1はステーション20から除かれ、事後の取扱のため運送手段202へと送られる。拒絶ステーション120が設けられ、これは制御ユニット130により制御せられる。この制御ユニット130は像処理ユニット50からの情報受け、像処理ユニット50から得られる情報に基づいて瓶1を拒絶あるいは通過せしめるため拒絶ユニット120を制御する。
上記配列となっているため、すべての瓶はカルーゼル103に止まっている間に特定時間内に検査され、単位時間あたりカルーゼル103を通過する瓶の数は単位時間あたり生産ライン200で作られる瓶の数と同一である。換言すれば、生産ライン200のキャパシティは影響されない。
好ましい位置具体例において、カルーゼル当たりのステーション20の数は24である。測定時間が0.7秒で、瓶挿入ならびに取り出し移送時間を含め非測定時間を0.7秒とした場合、カルーゼル103は毎分約43回転の回転速度となる。そうすると本発明の装置100で毎時60,000本以上の瓶を検査できる。これはカルーゼル直径約85cmで達成され、従来の生産ラインに組み入れ可能である。
装置100のキャパシティを増大させるため、カルーゼル当たりのカメラ数を増やすことができ、こうするためにはカルーゼルの直径も大となる。
あるいは又、カルーゼルの数を増やすことも可能である。
これに関し、上述の状況下で回転速度は約1000rpmである。しかしながら、挿入移送時間をもっと短くあるいは長くする必要がある場合には、回転速度を調整して検査時の瓶中の液体/粒子の流れ特性を最適ならしめることが出来る。
カルーゼル103は多数のカメラ40と多数の像処理ユニット50からなり、各像処理ユニット50は1つのカメラ40に委ねられ、接続せられる。電力が周知の滑り接触で回転カルーゼル103台上のこれら装置に供給せられる。中央処理ユニット130を静止設置し、これを取り出しユニト120と接続させる。シグナル伝達に像処理ユニット50を直接この中央制御ユニト130に接続させることは出来ないことが明らかで、滑り接触によるカップリングは好ましくない。本発明に従えば、像処理ユニット50と中央制御ユニット130の間の連絡は無線で行われる。
一具体例では、図4に示される如く、像処理ユニット50はラジオシグナル、これはそれ自体公知であるがたとえば周波数を変えることが出来るが、によりCPU130と交信させる。検査中の瓶1に関するCPU50の「判断」を表す適当にコードされたシグナルを送信するため、各像処理ユニット50には送信機51が組み合わされている。またカルーゼル103の上には、CPU130の入力端に接続されるレシーバー(アンテナ)131が配置されている。CPU130はこの瓶1が取り出しステーション120に到達した時を「感知」し、必要なら瓶1を拒絶するため拒否ステーション120に適当な拒絶シグナルを送る。CPUは例えば各CPUの送信機51が各自別々のキャリヤー周波数を使用しているので、別々のIPU群50の識別をなす。またIPUを順番にデータを送るようにし、いかなる瞬間にも只1つのIPU50が送信するようになすことも出来る。
図5に示した好ましい具体例では、像処理ユニット50は光シグナルでCPU130と交信する。カルーゼル103には光波長ガイド132がカルーゼル103の中心に、またカルーゼル103の回転軸と共軸的に設けられている。この光波長ガイド132は固定台上に固定静止されていてもよく、カルーゼル103に固定静止されていてもよい。通常光波長ガイド132の入り口側が上端になっている。各像処理ユニット50には光シグナルを光波長ガイド132中に送るため光学送信機53が設けられている。この光波長ガイド132の反対側には光学レシーバー133が静止配置され、該レシーバー133はCPU130に接続されている。
この場合にもIPU群50はデータを時間的に別々に送るようになっている。またIPU群50がそれらのデータを平行的通路を介して同時に1つの光波長ガイド132中に、あるいは平行した波長ガイド中に送るようにすることも可能である。平行波長ガイドでの送信は例えばリング型の検出器133を共軸的に設けて行うことが出来る。
波長ガイド媒体は例えばガラスあるいは空気である。本発明は上記の具体的に述べた信号送信法に限定されるものではなく、他の当業者周知の送信法も本発明で用いることが出来る。
すでに述べた如く、各瓶1はカメラ40により観察され、各カメラ40は像処理ユニット50と組み合わされている。上述の具体例に於いて、各カメラ40にはそれ自身のためのIPU50GA組み合わされている。べつの具体例では2以上のカメラ40に1つの像処理ユニット50を共有させることにより検知装置のコストを低減せしめることが珂能である。例えば24台のカメラを含む具体例で、2あるいは4のカメラ40を1つの同じIPU50に接続すると、カルーゼル103でのIPUの数は12あるいは6が必要となるだけである。以下、この点についてのコスト低減のいくつかの例を説明する。
カメラ40の視角のため、像の高さの比較的小さな部分瓶1の下半分がカメラ40により捕らえられているに過ぎない。従って図6Aに示す通り、かかる情景の2つを上下に1つの像で投影することが可能である。このようにするため、カメラ401、402の出力シグナルをマルチプレクサー60に供給し、これで2つのシグナルを複合像61を表す複合シグナルに変え、複合像61の上半分が台1カメラ401の像で、下半分が第2カメラ402の像になるようにすることが出来る。
マルチプレクサー60からの複合シグナルを1つの像処理ユニット50に供給し、そこでシグナルを上記の如く処理する。ガラス粒子を表すシグナルが検知されると、IPU50が像61の上半分中のものかした半分中のものかをチェックし、換言すればどのカメラにまたどの瓶にこのシグナルが関係するかをチェックし、適切な情報をCPU130に送る。同じ様な技術で2つの映写シーンを1つの像として左右に投影することも出来る。上記の如き技術を合わせて、4つのシーンを1つの像に投影することも出来、こうすることによりIPU群50についての費用を4倍低減することが出来る。こうするとIPU群50とCPU130間の交信が簡単になる。というのは交信に要するシグナルの数も同様に減るからである。
マルチプレクサー自体は当業者周知の如く、例えば多数の像(多数のカメラで提供せられる)を1つのモニター上にデイスプレーするため閉回路テレビジョンシステムに使用され、公知である。またケーブルテレビジョンシステムでは、多数チャンネルの像を1つのスクリーンにディスプレー(モザイクチャンネル)するのに公知である。従ってマルチプレクサーの詳細は省略する。
また図3に示される如く、各カメラ40がカルーゼル103の回転サイクルの半分(あるいはそれ以下)の間にだけ瓶1を検査するよう作動するように設置せられる時別のコスト軽減が可能である。この場合、作動カメラ40Aに対し半径逆方向のカメラ40Bは非作動である。本発明に従えばこれら2つの向き合ったカメラ40A、40Bは1つの像処理ユニット50を共用することが出来る。図6Bに示される如く、2つの対向するカメラ40A、40Bのシグナルはセレクタ70に供給され、このセレクタはカルーゼル103の位置に関する情報を受領するために組み入れられる位置入力71を有している。比較的簡単な具体例に於いて、各カメラ40A、40Bにはスイッチ72A、72Bが設けられ、これらがカルーゼル103に入り口位置101近くに隣接して固定されている照合アクチュエータ73(機械的、光学的、電磁的等)と協力する。セレクタ70がその位置入力71A、71Bでのシグナルを受ける度毎に、対応するカメラ40A、40Bのシグナルを選択し、このシグナルを像処理ユニット50に送り、反対側のカメラ40B、40Aのシグナルは無視される。
上記の技術を組み合わせることにより、24台のカメラを有するカルーゼルに3つの像処理ユニットがあればよい。
本発明はまた、後述の如く、像処理ユニットがカメラ群からのシグナルを処理しうるに要するメモリーサイズを低減せしめうる。
当業者周知の如く、TVカメラは走査線で飛び越し的に像を表すシグナルを発生する。
像は多数の水平ラインで表され、これらラインは上から下へと1、2、3、4等と数えられる。しかしながらこれらのラインはこの順番に走査されない。欧州のカメラでは第1ハーフ像(奇数ハーフ像)が奇数ライン1、3、5、7等を順次走査することにより作られ、これに約20msを要す。次に第2ハーフ像(偶数ハーフ像)が偶数ライン2、4、6、8等を順次走査して作られる。従って完全像情報を走査するのに約40msを要す。その後で上述の処理が繰り返される。
以下の記述に於いて、像でのライン数はLで示され、各ラインでの画素の数(ピクセル)はPで示す。通常、後続像間の比較を行う場合、像プロセサは少なくともLxPメモリ素子のメモリーを必要とする。このメモリーは先ず第1像の走査情報、即ち第1像の奇数ハーフ像および偶数ハーフ像双方の情報、で満たされる。次に第1ラインの第1ピクセルが再び走査され、この情報が対応するメモリー素子に貯えられる直前に、既に中に在る情報と対比せられる。この処理が第1ラインのすべてのピクセルについて繰り返され、次に第3ラインの全てのピクセルについて、といった具合に繰り返される。40ms後に新しい像がメモリーに貯蔵され、前の像との比較が完了する。この比較法では40msを要する(あるいは瓶は25Hzの調査周期で調査される)ことが容易に理解されよう。
本発明に従えば、下記の如く交錯比較を実施することにより必要なメモリーを1/2xLxPに、また比較プロセスを20msに低減可能である。先ず第1像の奇数ハーフ像がメモリーに貯えられ、それに20msを要す。次に第2ラインの第1ピクセルが走査され、メモリー素子の予め第1ラインの第1ピクセルが貯えられている場所に貯蔵せられる。しかしながら、貯蔵直前に第2ラインの第1ピクセルが第1ラインの第1ピクセルと第3ラインの第1ピクセルの平均値と比較される。このプロセスが第2ラインの全てのピクセルについて繰り返され、つぎに第4ラインの全てのピクセルについて繰り返される。
20ms後に第2ハーフ像がメモリーに貯蔵され、まえのハーフ像との比較が完了する。このように比較プロセスが20msかかることが容易に理解されよう。また1本の瓶の検査プロセスが1秒間に50回実施可能であることが容易に理解されよう。
換言すればピクセル−バイ−ピクセルベースで、1つの新規像が実際にまえの像と比較されるのではなく、ハーフ像がまえのハーフ像に基づいた見積値と対比せられるのである。しかしながら、この比較法は静止アイテムから発する光が通常は1以上のピクセルを照射する事実のため信頼すべき結果を与える。
当業技術者に明らかな如く、上記具体例の各種改変ならびに変更が本発明概念を離れることなく、あるいは請求範囲から可能であろう。
例えば図6Bに示した具体例でカルーゼル103の回転サイクルの第3、あるいは第4パートでの瓶を検査するのにだけカメラが作動する場合には、第3あるいは第4カメラからのシグナルを続いて1つの像処理ユニットに供給することが可能である。
Claims (23)
- 飲料を充填した瓶であって、底(4)にその中央に内方に向かう凸部(6)を有するとともに長手軸線(13)を有する瓶(1)中でのガラス粒子の存在を検知する方法において、
a)瓶(1)を直立位置で、長手軸線(13)まわりに回転させることによって、瓶(1)中の飲料(10)を瓶(1)に対して回転させ、
b)次に、瓶(1)を直立位置でカメラ(40)に対し静止させ、飲料(10)は回転させた状熊で保持し、
c)瓶(1)をその底から、瓶(1)の底(4)に衝突する光束(31)で照射し、光束(31)の方向は瓶(1)の長手軸線(13)と実質的に平行であり、
d)カメラ(40)を、カメラ(40)の光学軸(41)が光束(31)の方向(32)と120°〜150°の角度αとなり、瓶の底の中央部(6)の頂部の上方に少し間隔をあけた点で瓶の中心軸に交差するように指向させ、該カメラは該点で実質的に焦点が合い、光学軸(41)と光束(31)の方向(32)とが同じとき角度αは0°であり、
e)存在しているガラス粒子が前記瓶内で、第1の位置かつ第1の方位にある時点t1に、カメラ(40)で得られる第1像を表す第1の像シグナルを得、
f)カメラ(40)で得られる第2像を表す第2の像シグナルを得、該第2像は時点t1の瞬間に続く時点t2の瞬間に得られ、前記ガラス粒子は前記瓶内で第2の位置かつ第2の方位にあり、
g)第1および第2の像シグナルを比較して第1の比較シグナルを得、
h)時点t2の瞬間に続く時点t3の瞬間に、カメラ(40)で得られる第3像を表す第3の像シグナルを得、前記ガラス粒子は前記瓶内で第3の位置かつ第3の方位にあり、
i)時点t3の瞬間に続く時点t4の瞬間に、カメラ(40)で得られる第4像を表す第4の像シグナルを得、前記ガラス粒子は前記瓶内で第4の位置かつ第4の方位にあり、
j)第3および第4の像シグナルを比較して第2の比較シグナルを得、
k)工程(g)または(j)で得られる比較シグナルの少なくとも1つが、ガラス粒子による光シグナルの移動を示す場合、瓶を排除するシグナルを発する、各工程からなる、飲料を充填した瓶中でのガラス粒子の存在を検知する方法。 - 瓶にはCO2含有飲料が充填され、0.2mm〜10mmの範囲のガラス粒子(12)を少なくとも検知し得ることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 工程(a)が、
(a1)瓶(1)を毎分500〜2000回転の回転速度に達するように、0.05〜0.2秒間、実質的に一定の加速度で加速し、
(a2)回転速度を約0.5〜1.5秒間、前記値に一定に保ち、
(a3)瓶(1)を実質的に一定の減速度で、0.05〜0.2秒で停止するように減速する工程からなることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 瓶(1)が停止した後、工程(e)を開始するまでに、ガラス粒子を中央凸部(6)へと上方に移行させ、CO2泡を上方に浮き上がらせるのに必要な時間twを経過せしめることを特徴とする請求項3記載の方法。
- 工程(e)〜(g)が全部で10〜30回繰り返されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 工程(a)が、
(a1)瓶(1)を毎分500〜2000回転の回転速度に達するように、0.05〜0.2秒間、実質的に一定の加速度で加速し、
(a2)回転速度を約0.5〜1.5秒間、前記値に一定に保ち、
(a3)瓶(1)を実質的に一定の減速度で、0.05〜0.2秒で停止するように減速する工程からなることを特徴とする請求項2記載の方法。 - 瓶(1)が停止した後、工程(e)を開始するまでに、ガラス粒子を中央凸部(6)へと上方に移行させ、CO2泡を上方に浮き上がらせるのに必要な時間twを経過せしめることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 瓶(1)に飲料を充填する生産ライン(200)であって、各瓶が長手軸線(13)とともに中央に内側に向いた凸部(6)を有する底(4)を有する、生産ライン(200)において、
検知装置と、飲料を充填した瓶(1)を検知装置(100)の方に移送するための第1の移送手段(201)と、検査済の瓶(1)を検知装置(100)から遠く移送するための第2の移送手段(202)を含み、
前記検知装置(100)は、
瓶(1)を直立位置で、長手軸線(13)まわりに回転させることによって、瓶(1)中の飲料(10)を瓶(1)に対して回転させる手段と、
固定台に対して回転可能に設けられているカルーゼル(103)と、
前記カルーゼル(103)に固定されている複数の検査ステーション(20)とを含み、各検査ステーション(20)は、
サブフレーム(21)と、
前記サブフレーム(21)に対して静止的に瓶(1)を直立位置に受取り保持する保持手段(22)と、
可視光束(31)を発生する照射手段(30)であって、瓶(1)の底からの光束(31)が前記保持手段(22)によって保持された瓶(1)の前記長手軸線(13)に実質的に平行に指向される、照射手段(30)と、
前記サブフレーム(21)に固定されたカメラ手段(40)であって、該カメラ(40)の光学軸(41)が光束(31)の方向に対して120°〜150°の範囲の角度αをなし、瓶の底の中央部(6)の頂部の上方に少し間隔をあけた点(S)で瓶(1)の長手軸線(13)に交差するように指向されており、光学軸(41)と光束(31)の方向(32)とが同じとき角度αは0°であり、該カメラ(40)が時点t 1 、時点t 1 の瞬間に続く時点t 2 、時点t 2 の瞬間に続く時点t 3 および時点t 3 の瞬間に続く時点t 4 で得られる第1、第2、第3および第4像を表す第1、第2、第3および第4の像シグナルをそれぞれ得るように構成される、カメラ(40)とを有し、
前記検知装置(100)は、
少なくとも1つの像処理ユニット(50)と、中央処理ユニット(130)と、前記第2の移送手段(202)と関連した排出装置(120)とをさらに含み、各像処理ユニット(50)はカメラ(40)から第1、第2、第3および第4の像シグナルを受けて、第1および第2の像シグナルを比較して、第1の比較シグナルを与え、第3および第4の像シグナルを比較して、第2の比較シグナルを与え、第1および第2の比較シグナルを前記中央処理ユニット(130)に通信するように構成され、前記中央処理ユニット(130)は、前記比較シグナルの少なくとも1つが、ガラス粒子による光シグナルの移動を示す場合、前記排出装置(120)に瓶を排除するシグナルを発し、瓶を前記第2の移送手段(202)から除去するように前記排出装置(120)を制御するように構成されることを特徴とする生産ライン(200)。 - 前記検知装置(100)は、少なくとも毎時60000瓶を検査するように構成されることを特徴とする請求項8記載の生産ライン。
- カメラ(40)はその焦点あるいは焦平面が前記交差点Sと実質的に一致するように設置されることを特徴とする請求項8記載の生産ライン。
- 2つの反対側に設けられたカメラ(40 A ,40 B )の出力がセレクター(70)に供給され、このセレクターは作動中のカメラからのシグナルを選択し、選択されたシグナルを1つの像処理ユニット(50)に与えるように構成されることを特徴とする請求項10記載の生産ライン。
- 少なくとも2つのカメラ(40 1 ,40 2 )の出力がマルチプレクサー(60)に結合され、このマルチプレクサーはこれらのシグナルを合わせて複合像(61)を表す複合シグナルとなし、この複合シグナルを1つの像処理ユニット(50)に供給するように構成されることを特徴とする請求項10記載の生産ライン。
- 2つの反対側に設けられたカメラ(40A,40B)の出力がセレクター(70)に供給され、このセレクターは作動中のカメラからのシグナルを選択し、選択されたシグナルを1つの像処理ユニット(50)に与えるように構成されることを特徴とする請求項12記載の生産ライン。
- 各像処理ユニット(50)が前記カルーゼル(103)に固定され、中央処理ユニット(130)が静止して設けられていることを特徴とする請求項8記載の生産ライン。
- 各像処理ユニット(50)がラジオシグナルで前記中央処理ユニット(130)と通信することを特徴とする請求項14記載の生産ライン。
- 各像処理ユニット(50)が光シグナルで前記中央処理ユニット(130)と通信することを特徴とする請求項14記載の生産ライン。
- 各像処理ユニットがカルーゼル(103)の回転軸付近に配置された光送信機(53)に結合され、中央処理ユニット(130)がカルーゼル(103)の回転軸付近に配置された光受信機に結合されることを特徴とする請求項16記載の生産ライン。
- 少なくとも2つのカメラ(40 1 ,40 2 )の出力がマルチプレクサー(60)に結合され、このマルチプレクサーはこれらのシグナルを合わせて複合像(61)を表す複合シグナルとなし、この複合シグナルを1つの像処理ユニット(50)に供給するように構成されることを特徴とする請求項8記載の生産ライン。
- 2つの反対側に設けられたカメラ(40 A ,40 B )の出力がセレクター(70)に供給され、このセレクターは作動中のカメラからのシグナルを選択し、選択されたシグナルを1つの像処理ユニット(50)に与えるように構成されることを特徴とする請求項18記載の生産ライン。
- 2つの反対側に設けられたカメラ(40 A ,40 B )の出力がセレクター(70)に供給され、このセレクターは作動中のカメラからのシグナルを選択し、選択されたシグナルを1つの像処理ユニット(50)に与えるように構成されることを特徴とする請求項8記載の生産ライン。
- 前記カメラ(40)で得られる像は、多数の水平な奇数ラインおよび偶数ラインで表され、像の奇数ラインを走査することによって第1のハーフ像が得られ、像の偶数ラインを走査することによって第2のハーフ像が得られ、各像処理ユニット(50)は第2のハーフ像の像ラインのピクセルを、第1のハーフ像の像ラインのピクセルであって、第2のハーフ像の偶数ラインのピクセルの直上および直下の奇数ラインに位置するピクセルの平均値と比較するように構成されることを特徴とする請求項8記載の生産ライン。
- 底(4)にその中央に内方に向かう凸部(6)を有するとともに長手軸線(13)を有する、飲料を充填した瓶(1)を直立位置で、長手軸線(13)まわりに回転させることによって、瓶(1)中の飲料(10)を瓶(1)に対して回転させる手段と、
固定台に対して回転可能に設けられているカルーゼル(103)と、
前記カルーゼル(103)に固定されている複数の検査ステーション(20)とを含み、各検査ステーション(20)は、
サブフレーム(21)と、
前記サブフレーム(21)に対して静止的に、長手軸線(13)を有する瓶(1)を直立位置に受取り保持する保持手段(22)と、
可視光束(31)を発生する照射手段(30)であって、瓶(1)の底からの光束(31)が前記保持手段(22)によって保持された瓶(1)の前記長手軸線(13)に実質的に平行に指向される、照射手段(30)と、
前記サブフレーム(21)に固定されたカメラ手段(40)であって、該カメラ(40)の光学軸(41)が光束(31)の方向に対して120°〜150°の範囲の角度αをなし、光学軸(41)と光束(31)の方向(32)とが同じとき角度αは0°であり、瓶の底の中央部(6)の頂部の上方に少し間隔をあけた点(S)で瓶(1)の長手軸線(13)に交差するように指向されており、該カメラ(40)が時点t 1 、時点t 1 の瞬間に続く時点t 2 、時点t 2 の瞬間に続く時点t 3 および時点t 3 の瞬間に続く時点t 4 で得られる第1、第2、第3および第4像を表す第1、第2、第3および第4の像シグナルをそれぞれ得るように構成されるカメラと、
像処理ユニット(50)と、
中央処理ユニット(130)とを含み、
像処理ユニット(50)は、カメラ(40)から第1、第2、第3および第4の像シグナルを受けて、前記第1および第2の像シグナルを比較して、第1の比較シグナルを与え、前記第3および第4の像シグナルを比較して、第2の比較シグナルを与え、第1および第2の比較シグナルを中央処理ユニット(130)に通信するように構成され、中央処理ユニット(130)は、前記比較シグナルの少なくとも1つがガラス粒子による光シグナルの移動を示す場合、中央処理ユニット(130)が瓶排除シグナルを生成することを特徴とする検知装置。 - 像処理ユニット(50)が前記カルーゼル(103)に固定され、中央処理ユニット(130)が静止して設けられていることを特徴とする請求項22記載の検知装置。
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