JP3927447B2 - 移動体通信システムおよび送信機、受信機 - Google Patents

移動体通信システムおよび送信機、受信機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信チャネルが直接拡散される送信機、受信機および移動体通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信システムにおいて、移動局のセルサーチ、着信制御、発信制御、ハンドオーバ等に必要な制御情報のやり取りは共通制御チャネルを用いて行われている。すなわち、移動体通信システムにおいて基地局と移動局間の通信制御を行うためには、移動局において在圏セルの共通制御チャネルを検出し、その受信信号を読み出す必要がある。IMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)における移動体通信システムに採用されている直接拡散符号分割多重方式(DS−CDMA)は、拡散符号により送信信号をスペクトル拡散するとともに、互いに直交する異なる拡散コードをチャネル毎に用いることによりチャネルの多重化を行っている。また、DS−CDMA方式では、共通制御チャネルと通信チャネルは、基地局ごとに異なるロングコードとチャネルごとに異なるショートコードとを用いて同一の広帯域の周波数帯に拡散されたチャネル構成をとっている。すなわち、共通制御チャネルCCと通信チャネルCHは、図12に示すように同一の広周波数帯域を占めるようにスペクトル拡散される。
【0003】
また、共通制御チャネルCCと通信チャネルCHとは、それぞれ互いに異なるショートコードにより拡散されており、ショートコード(CODE)−周波数(Freq.)−時間(t)の3次元空間で示すと、図13に示すようになる。ただし、図13においてはショートコードC11〜C14を共通制御チャネルCCに割り当て、ショートコードC15〜C18を通信チャネルCHに割り当てている例が示されている。さらに、ロングコードを各基地局に割り当てる一例を図14に示す。ロングコードは、例えば図14に示すように、基地局BS1にはロングコードC1が割り当てられ、基地局BS2にはロングコードC2が割り当てられ、基地局BS3にはロングコードC3が割り当てられ、基地局BS4にはロングコードC4が割り当てられる。各基地局に割り当てるロングコードは、少なくとも隣接する基地局と異なるロングコードを割り当てるようにする。なお、図14におけるf(C1)の表記は通信チャネルの周波数帯域を示しており、その際に通信チャネルで使用されるロングコードがC1であることを示している。f(C2)〜f(C4)の表記も同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
DS−CDMA方式では、通信制御の基本となる共通制御チャネルの検出に際しては、在圏セルの基地局に割り当てられたロングコードを特定する必要があり、基地局ごとに異なるロングコードで拡散されている受信信号を逆拡散して、タイミングの検出および受信電力の測定を行う必要がある。このような受信処理を全ての基地局に対するロングコードに対して行い、測定された受信電力を比較した結果、最大受信電力となるロングコードを在圏セルの基地局に割り当てられたロングコードとして判定している。一般にDS−CDMA方式では予め移動局においてテーブル化されている複数の共通制御チャネルのロングコードの中から、受信信号が拡散されているロングコードを探索することで、共通制御チャネルの検出を行うようにしている。また、W−CDMA(Wideband CDMA)方式では、処理時間を短縮する方法として、3段階セルサーチ法(3GPP RAN 3G TS 25.211 V3.2.0, March.2000)が標準化されている。また、ロングコードが同定された後、待ち受け時の共通制御チャネルの読み出し処理は、通信チャネルに比べ少ない情報伝送レートにもかかわらず、共通制御チャネルが通信チャネルと同一の周波数帯に拡散されたチャネル構成になっているため、通信チャネルと同様に広帯域信号の復調を行う必要があった。
【0005】
このように、DS−CDMA方式では移動局にテーブル化されているロングコードから在圏セルのロングコードを探索し、共通制御チャネルの検出を行うようにしている。しかし、ロングコード探索における信号処理は複雑であると共に、その処理量も膨大となるため、テーブル化されているロングコードの数の増加に伴い、その処理量が増大することになる。また、3段階セルサーチ法はロングコードの探索は効率化されているが、その処理手順が複雑であった。さらに、ロングコードの同定後、待ち受け時のように常時または一定時間間隔(バッテリセーブモードのときなど)で共通制御チャネル信号の受信を行う場合、通信チャネルに対しわずかな情報量しか送信されていないにもかかわらず、同一周波数帯に拡散されて広帯域信号となっているため、受信信号の復調に必要な信号処理効率がきわめて低くなってしまっていた。
【0006】
そこで、本発明は、DS−CDMA方式の移動体通信システムにおいて制御チャネル信号処理量を低減することのできる送信機、受信機および移動体通信システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の移動体通信システムは、直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムであって、移動体通信システムを構成している基地局は、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない制御チャネルキャリアを用いて拡散することなく制御情報を送信すると共に、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない基地局毎に固有の通信チャネル用拡散コードを用いて送信情報を直接拡散して送信するようにしている。
【0008】
また、上記目的を達成することのできる他の移動体通信システムは、直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、各基地局に割り当てられる制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムであって、移動体通信システムを構成している移動局は、前記制御チャネルキャリアにより拡散されることなく各基地局から送信されている制御チャネルを各々受信して、受信された複数の制御チャネルの内の、受信電力が最大とされている制御チャネルを検出することにより在圏する基地局を検出し、検出された当該基地局から制御チャネルにより送信されている制御情報を受信することにより、当該基地局に割り当てられている通信チャネル用拡散コード情報を取得し、受信した通信チャネルにおいて取得した前記通信チャネル用拡散コード情報に基づいて逆拡散することにより、受信データを得るようにしている。
【0009】
さらに、上記目的を達成することのできるさらに他の移動体通信システムは、直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムであって、移動体通信システムを構成している基地局は、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない制御チャネルキャリアを用いて拡散することなく制御情報を送信すると共に、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない基地局毎に固有の通信チャネル用拡散コードを用いて送信情報を直接拡散して送信しており、移動体通信システムを構成している移動局は、前記基地局から各々送信されている制御チャネルをそれぞれ受信して、受信された複数の制御チャネルの内の、受信電力が最大とされている制御チャネルを検出することにより在圏する基地局を検出し、検出された当該基地局から送信されている前記制御情報を受信することにより当該基地局に割り当てられている通信チャネル用拡散コード情報を取得し、受信した通信チャネルにおいて前記通信チャネル用拡散コード情報に基づいて逆拡散することにより、受信データを得るようにしている。
【0010】
さらにまた、上記目的を達成することのできる送信機は、直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムにおける送信機であって、複数の前記制御チャネルキャリアの内の割り当てられた制御チャネルキャリアを設定すると共に、複数の通信チャネル用拡散コードの内の割り当てられた通信チャネル用拡散コードを設定する制御部と、該制御部により設定された前記制御チャネルキャリアを用いて拡散することなく制御情報を送信する狭帯域制御チャネル部と、前記制御部により設定された通信チャネル用拡散コードにより通信チャネルの送信データを直接拡散して送信する広帯域通信チャネル部とを備えている。
【0011】
さらにまた、上記目的を達成することのできる受信機は、直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、各基地局に割り当てられる制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムにおける受信機であって、前記制御チャネルキャリアにより拡散されることなく各基地局から送信されている制御チャネルをそれぞれ受信することのできる狭帯域制御チャネル部と、該狭帯域制御チャネル部により受信された複数の制御チャネルの内の、受信電力が最大とされている制御チャネルを検出することにより在圏する基地局を検出し、検出された当該基地局から制御チャネルにより送信されている制御情報を受信することにより、当該基地局に割り当てられている通信チャネル用拡散コード情報を取得する制御部と、前記制御部が取得した前記通信チャネル用拡散コード情報に基づいて、受信した通信チャネルにおいて逆拡散することにより、受信データを得る広帯域通信チャネル部とを備えている。
【0012】
このような本発明によれば、制御チャネルキャリアにより拡散することなく狭帯域の制御情報を送信するようにしている。このため、セルサーチや待ち受け時の処理において、ロングコードの同定処理等の重い信号処理を行う必要がないことから、信号処理量を大幅に低減することができる。したがって、消費電力を削減することができ移動局の電池動作時間を長時間にすることができると共に処理遅延を極力なくすことができるようになる。
また、通信チャネルの受信データを逆拡散して復号する際に、拡散されていない制御情報はレベルの小さい広帯域のノイズと見なせることから、制御チャネルの通信チャネルに対する干渉量を極力低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムにおける下りのスペクトラム構成を図1に示す。
図1に示すように通信チャネルCHはスペクトラム拡散されて広い周波数帯域を占めている。この通信チャネルCHが占める周波数帯域は、複数の通信チャネルが共通に使用する周波数帯域とされ、通信チャネル毎に固有のショートコードおよび基地局に割り当てられている固有のロングコードにより拡散されている。また、共通制御チャネルCCの複数のキャリアf1〜fnは、通信チャネルCHが占める周波数帯域に設定されており、キャリアf1〜fnは移動体通信システムを構成している基地局にそれぞれ割り当てられている。各基地局は、割り当てられたキャリアを用いてスペクトラム拡散することなく狭帯域の共通制御チャネルを送信している。
【0014】
ここで、本発明の移動体通信システムにおける基地局毎に割り当てられている共通制御チャネルCCのキャリアとロングコードの配置の一例を図2に示す。
図2には多数の基地局の内の8つの基地局が示されており、基地局BS1には共通制御チャネルCCのキャリアf1とロングコードC1が割り当てられ、基地局BS2には共通制御チャネルCCのキャリアf2とロングコードC2が割り当てられ、基地局BS3には共通制御チャネルCCのキャリアf3とロングコードC3が割り当てられ、基地局BS4には共通制御チャネルCCのキャリアf4とロングコードC4が割り当てられている。基地局BS5ないし基地局BS8にも同様に共通制御チャネルCCのキャリアとロングコードとが割り当てられている。このように各基地局に共通制御チャネルCCのキャリアとロングコードとが割り当てられると、スペクトラム拡散されている通信チャネルCHが占める広周波数帯域は共通とされるが、狭帯域の共通制御チャネルCCのキャリアの周波数は基地局毎に異なるようになる。この場合、各基地局に割り当てられる共通制御チャネルCCのキャリアとロングコードとは、少なくとも隣接する基地局と異なる共通制御チャネルCCのキャリアとロングコードとが割り当てられている。なお、図2におけるf(C1)の表記は通信チャネルの周波数帯域を示しており、その際に通信チャネルで使用されるロングコードがC1であることを示している。f(C2)〜f(C8)の表記も同様である。
【0015】
図2に示すように共通制御チャネルCCのキャリアが割り当てられている各基地局では、割り当てられている共通制御チャネルCCのキャリアを用いて、拡散することなく狭帯域の共通制御チャネルにより制御情報を送信している。このため、移動局がセルサーチ等を行う場合には各基地局が送信している共通制御チャネルCCのキャリアを受信して、その受信信号の信号処理を行えばよいことになる。例えば、共通制御チャネルCCのキャリアf1〜f8が8繰り返しで各基地局に割り当てられている場合は、キャリアf1〜f8に対応する共通制御チャネルCCを受信してその受信信号の信号処理を行えばよい。そして、例えば受信電力の一番大きい共通制御チャネルCCに対応する基地局に在圏するものと判断して、当該基地局から送信されている共通制御チャネルCCを受信することにより在圏する基地局のロングコード情報を検出する。次いで、検出されたロングコード情報および通信チャネル固有のショートコードにより、受信された通信チャネルCHの信号を逆拡散して、通信チャネルCHの復調を行うことにより、各通信チャネルCHから受信データを得るようにする。この受信信号処理では、通信チャネルCHの拡散に用いているロングコードの同定処理を行うことなく、通信チャネルCHの復調を行うことができるため、信号処理量を大幅に低減することができる。
【0016】
本発明にかかる移動体通信システムにおいて、通信チャネルCHを拡散しているショートコード(CODE)−周波数(Freq.)−時間(t)の関係を3次元空間で示すと、図3に示すようになる。本発明にかかる移動体通信システムにおいては、図3に示すように8つのショートコードC11〜C18が設定されている場合は、共通制御チャネルCCはスペクトラム拡散しないことからその全てのショートコードC11〜C18が通信チャネルCHに割り当てられる。この場合は、各基地局において最大8チャネルの通信チャネルを設定することができる。
【0017】
ところで前述したように、共通制御チャネルCCのキャリアf1〜fnを各基地局に割り当てる一例が図2に示されているが、複数の基地局(セル)から構成されるエリアにおいては、共通制御チャネルCCのキャリアf1〜fnを各基地局に割り当てる際に、図4に示すように各エリア毎に制御チャネルのキャリアf1〜fnがn繰り返しで各基地局に割り当てられる。すなわち、図4にはエリアa、エリアb、エリアcの3つのエリアが示されており、エリアa〜エリアcには図1に示す共通制御チャネルCCのキャリアf1〜fnが、エリア内の基地局にn繰り返しで順次同様のキャリア配置で割り当てられている。例えば、エリアaの基地局BS1aにはキャリアf1が、エリアbの基地局BS1bにはキャリアf1が、エリアc基地局BS1cにはキャリアf1が割り当てられ、キャリアf2〜fnも同様に割り当てられる。このように、共通制御チャネルCCのキャリアf1〜fnはn繰り返しで割り当てられるが、各基地局に割り当てられるロングコードはキャリアf1〜fnのn繰り返しとは独立して割り当てることができる。例えば、ロングコードがmコード用意されている場合は、ロングコードはm繰り返しで各基地局に割り当てられる。なお、各通信チャネル毎に異なるショートコードは各基地局で共通して使用することができる。また、移動局は共通制御チャネルCCのキャリア配置テーブルを保持しており、在圏するエリアおよび近傍のエリアにおけるセル(基地局)に割り当てられている共通制御チャネルCCのキャリア周波数は、移動局においては既知とされている。
【0018】
次に、本発明にかかる移動体通信システムに適用される送信機の実施の形態の概略構成を図5に、その詳細構成を示すブロック図を図6に示す。この送信機は、例えば基地局に備えられる送信機とされている。
これらの図に示すように、送信機1は共通制御チャネルCCによりスペクトラム拡散することなく制御情報を送信する狭帯域送信部11と、通信チャネルCHによりスペクトラム拡散された送信データを送信するW−CDMA(広帯域CDMA:Wideband Code Division Multiple Access)送信部12と、狭帯域送信部11とW−CDMA送信部12を制御するコントローラ10を備えている。また、狭帯域送信部11とW−CDMA送信部12とから送出される送信信号は、合成器13により合成されてアンテナ14から送信される。
【0019】
狭帯域送信部11は、図6に示すように入力された制御情報によりBPSKやQPSK等の変調が行われる変調器21と、変調器21から出力される変調シンボルが、割り当てられた共通制御チャネルCCのキャリア周波数fkになるようアップコンバートする混合器(ミキサ)22と、キャリア周波数fkを発生して混合器22に供給するシンセサイザ23とから構成されている。シンセサイザ23は、割り当てられているキャリア周波数fkを発生するようにコントローラ10により制御されている。このように、制御情報により狭帯域の変調がされているキャリアfkは、共通制御チャネルCCの送信信号として合成器13に供給される。
【0020】
また、W−CDMA送信部12は送信データによりBPSKやQPSK等の変調が行われる変調器31と、変調器31から出力される変調シンボルに通信チャネル毎に異なるショートコードおよび割り当てられているロングコードを乗算してスペクトラム拡散する乗算器32と、ショートコードおよびロングコードを発生して乗算器32に供給する拡散符号発生器33と、乗算器32から出力されるスペクトラム拡散された拡散シンボルが、あらかじめ定められた通信チャネル用のキャリア周波数fになるようアップコンバートする混合器(ミキサ)34と、キャリア周波数fを発生して混合器34に供給するシンセサイザ35から構成されている。拡散符号発生器33は、通信チャネルに対応するショートコードおよび割り当てられたロングコードを発生するようにコントローラ10により制御されている。このように、送信データにより変調されてショートコードおよびロングコードによりスペクトラム拡散されている広帯域の信号は、通信チャネルCHの送信信号として合成器13に供給される。
【0021】
次に、本発明にかかる移動体通信システムにおける受信機の実施の形態の概略構成を図7に、その詳細構成を示すブロック図を図8に示す。この受信機は、例えば移動局に備えられる受信機であり、電源投入時や待ち受け時の所定タイミング毎にセルサーチを行っている。
これらの図に示すように、受信機2は信号を受信するアンテナ51と、アンテナ51により受信された受信信号を増幅する増幅部52と、増幅部52により増幅された受信信号の内のスペクトラム拡散されていない共通制御チャネルCCの信号を復調する狭帯域受信部53と、増幅部52により増幅された受信信号の内のスペクトラム拡散されている広帯域の通信チャネルCHの信号を復調するW−CDMA受信部55と、狭帯域受信部53により復調された制御情報に基づいてW−CDMA受信部55に拡散コード情報を与えるよう制御するコントローラ54を備えている。なお、アンテナ51を送信用のアンテナ(送受兼用アンテナ)として動作させるようにしてもよい。
【0022】
狭帯域受信部53は、図8に示すように増幅部52により増幅された受信信号から狭帯域の共通制御チャネルCCを抽出するように、混合器61において周波数変換している。この混合器61には、シンセサイザ62により発生可能なキャリアf1〜fnの内のいずれかのキャリアが供給されている。そして、混合器61により周波数変換された信号を、共通制御チャネルCCを通過させる狭帯域の帯域フィルタ63を通過させることにより、帯域フィルタ63の出力にはシンセサイザ62により発生されたキャリアf1〜fnの内のいずれかのキャリアに対応する共通制御チャネルCCの信号が出現するようになる。そこで、帯域フィルタ63の出力を復調器64により復調することにより、キャリアf1〜fnに対応するBPSKやQPSK変調等が施された共通制御チャネルCCが復調され、その制御情報が得られるようになる。この制御情報には、例えば、その制御情報を送信した基地局に割り当てられているロングコード情報が含まれており、シンセサイザ62により発生されたキャリアf1〜fnの内のいずれかのキャリアに対応させて復調された制御情報が図示しない記憶手段に格納される。
【0023】
なお、セルサーチ時にはシンセサイザ62によりキャリアf1〜fnが順次切り換えられて混合器61に供給される。すると、セルサーチ時には帯域フィルタ63の出力にキャリアf1〜fnに対応する共通制御チャネルCCの信号が順次出現するようになる。そこで、帯域フィルタ63の出力を復調器64により復調された受信信号の受信電力を、コントローラ54における受信電力測定器65により検出する。次いで、復調した受信信号の内の最大の受信電力の共通制御チャネルCCを、コントローラ54における受信電力判定器66により検出して、検出された共通制御チャネルCCを送信した基地局に在圏しているものと判断する。在圏している基地局に割り当てられているロングコード情報は、その共通制御チャネルCCの受信信号に含まれていることから、受信電力判定器66により受信電力が最大と判定された共通制御チャネルCCで送信された制御情報が記憶手段から読み出されて、そのロングコード情報がW−CDMA受信部55に供給される。この場合、受信電力の内の最大の受信電力の共通制御チャネルCCが判定された際に、その共通制御チャネルCCにおける復調されている制御情報をW−CDMA受信部55に供給して、そのロングコード情報をW−CDMA受信部55におけるレジスタ等に格納するようにしてもよい。
【0024】
W−CDMA受信部55は、図8に示すように増幅部52により増幅された受信信号から通信チャネルCHを抽出するように、混合器70において周波数変換している。この混合器70にはシンセサイザ71により発生されたキャリアfが供給されている。そして、混合器70により周波数変換された信号を、通信チャネルCHを通過させる広帯域の帯域フィルタ72を通過させる。この場合、キャリアf1〜fnは通信チャネルCHの広周波数帯域内とされているため、共通制御チャネルCCの信号も帯域フィルタ72を通過するようになる。帯域フィルタ72の出力は乗算器73において、ロングコードおよびショートコードが乗算されて逆拡散される。乗算器73には、拡散符号発生器74から発生されたロングコードおよびショートコードが供給されているが、ロングコードはコントローラ54から供給された拡散コード情報に基づいて発生されている。これにより、受信電力が最大となる在圏する基地局に割り当てられているロングコードにより逆拡散されることになる。また、ショートコードは受信する特定の通信チャネルCHに応じたショートコードを発生するようコントローラ54が拡散コード情報により制御する。逆拡散された特定の通信チャネルCHの信号は狭帯域信号となり、復調器75によりBPSKやQPSK変調等が施された通信チャネルCHが復調されて、その受信データが得られるようになる。なお、スペクトラム拡散されていない共通制御チャネルCCの信号は、乗算器73において逆拡散されることによりスペクトラム拡散されて広帯域のレベルの小さいノイズになるため、通信チャネルCHに影響を与えることはない。
【0025】
次に、本発明にかかる移動体通信システムにおける移動局において電源が投入された際に行われる電源投入処理のフローチャートを図9に示す。この電源投入処理は在圏するセルをサーチするセルサーチの処理とされている。
図9に示す電源投入処理のフローチャートにおいて、移動局の電源が投入されると、ステップS10にて移動局が取得している共通制御チャネルCCのチャネル番号テーブルを参照して、各基地局から送信されている共通制御チャネルCCの受信電力E(fi)が測定される。この場合、図8に示すシンセサイザ62が発生するキャリア周波数が、チャネル番号テーブルに基づいてf1〜fnまで順次変更されて、各基地局から送信されている共通制御チャネルCCの受信電力E(fi)がそれぞれ測定される。
【0026】
次いで、ステップS11にて測定された受信電力E(fi)の内の最大の受信電力が検出されて受信電力E(fk)とされ、この受信電力E(fk)があらかじめ定められている所要の受信レベルを超えているか否かが判断される。この所要の受信レベルは、移動局が基地局と安定した通信を行えるレベルとされている。ここで、受信電力E(fk)が所要の受信レベルを超えていると判断された場合は、ステップS12へ進み受信電力E(fk)が検出されたキャリアfkが割り当てられている基地局Bkが在圏する基地局として決定される。そして、ステップS14にて基地局Bkが送信している共通制御チャネルCCを復調して制御情報を取得する。この制御情報には、報知信号、ロングコード、周辺基地局の共通制御チャネル番号等の情報が含まれている。次いで、基地局Bkで待ち受けるよう設定されて電源投入処理は終了する。また、ステップS11にて受信電力E(fk)が所要の受信レベルを超えていないと判断された場合は、ステップS13に分岐して圏外に位置していると判断してその旨の表示を移動機の表示手段に表示する。
【0027】
次に、図9に示すステップS15にて待ち受けが設定された際に実行される待ち受け処理のフローチャートを図10に示す。
待ち受け処理が開始されると、ステップS20にて基地局Bkで待ち受ける。この際に、基地局Bkから着信通知が受信された場合は、図示しない着信処理が起動されて実行されるようになる。また、ステップS21にて時間タイマーの値があらかじめ定められている時間閾値を超えたか否かが判断される。ここで、超えていると判断された場合はステップS22に進んで、各基地局から送信されている共通制御チャネルの受信電力E(fi)が測定される。この場合、図8に示すシンセサイザ62が発生するキャリア周波数が、チャネル番号テーブルに基づいてf1〜fnまで順次変更されて、各基地局から送信されている共通制御チャネルの受信電力E(fi)がそれぞれ測定される。また、ステップS21にて時間タイマーの値が時間閾値を超えていないと判断された場合は、超えるまで待機される。また、時間閾値の値は小さいほど頻繁に在圏情報を取得することができるが、そのための信号処理が頻繁に実行されることから移動しても支障のない時間間隔で在圏情報を取得できる値とされていればよい。
【0028】
次いで、ステップS23にて測定された受信電力E(fi)の内の最大の受信電力が検出されてその受信電力が受信電力E(fk)とされる。そして、この受信電力E(fk)があらかじめ定められている前述した所要の受信レベルを超えているか否かが判断される。ここで、受信電力E(fk)が所要の受信レベルを超えていると判断された場合は、ステップS24へ進み受信電力E(fk)が検出されたキャリアfkが割り当てられている基地局Bkが送信している共通制御チャネルを復調して報知信号、ロングコード、周辺基地局の共通制御チャネル番号等の制御情報を取得する。次いで、ステップS20に戻りステップS20ないしステップS24の処理が繰り返し行われる。また、ステップS23にて受信電力E(fk)が所要の受信レベルを超えていないと判断された場合は、ステップS25に分岐して圏外に位置していると判断してその旨の表示を移動機の表示手段に表示する。
【0029】
このような待ち受け処理が繰り返し行われることにより、ハンドオーバ時にはハンドオーバにより移行する基地局の制御情報を自動的に取得することができるようになる。例えば、図11に示すように基地局B1に在圏していた移動局MSが矢印で示す方向に移動する場合は、基地局B1が送信する共通制御チャネルCCの受信電力E(f1)が、基地局B2からの受信電力E(f2)、基地局B3からの受信電力E(f3)に比して大きかったものが、移動するに伴い基地局B3からの受信電力E(f3)が大きくなってくる。そして、基地局B3からの受信電力E(f3)が最大と判断された際に、基地局B3からの制御情報が取得されるようになる。これにより、ハンドオーバ時にロングコードの同定処理を行うことなくハンドオーバ処理を行うことができるようになる。なお、共通制御チャネルCCはスペクトラム拡散されていないことから待ち受け処理においては、ロングコードの同定処理を行う必要がなく、その信号処理を軽い処理とすることができる。
【0030】
なお、図1に示す通信チャネルCHが占める周波数帯域に設定することのできる共通制御チャネルCCのキャリア数nは任意の数とすることができる。このとき、各々の共通制御チャネルCCの周波数帯域は通信チャネルCHの周波数チャネルに比べ十分狭いため、隣接する共通制御チャネルCCに十分な広さのガードバンドを設けることが可能となる。また、ショートコード数は各基地局が有している通信チャネル数と同数のショートコード数とすればよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、各基地局から送信されている共通制御チャネルでは、割り当てられたキャリアにより拡散することなく狭帯域の制御情報を送信するようにしている。このため、セルサーチや待ち受け処理において、ロングコードの同定処理等の重い信号処理を行う必要がないことから、信号処理量を大幅に低減することができる。したがって、消費電力を削減することができ移動局の電池動作時間を長時間にすることができると共に処理遅延を極力なくすことができるようになる。
また、通信チャネルの受信データを逆拡散して復号する際に、拡散されていない制御情報はレベルの小さい広帯域のノイズと見なせることから、共通制御チャネルの通信チャネルに対する干渉量を極力低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムにおける下りのスペクトラム構成を示す図である。
【図2】本発明の移動体通信システムにおける基地局毎に割り当てられている共通制御チャネルのキャリアとロングコードの配置の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムにおけるショートコード、周波数、時間の相互の関係を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムにおけるエリアにおいて共通制御チャネルCCのキャリアを各基地局に割り当てる割当態様を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムに適用される送信機の概略構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムに適用される送信機の詳細構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムに適用される受信機の概略構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムに適用される受信機の詳細構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムにおける移動局において電源が投入された際に行われる電源投入処理のフローチャートを示す図である。
【図10】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムにおける移動局において行われる待ち受け処理のフローチャートを示す図である。
【図11】本発明の実施の形態にかかる移動体通信システムにおける移動局がハンドオーバする際の待ち受け処理を説明するための図である。
【図12】従来のDS−CDMAにおける共通制御チャネルCCと通信チャネルCHが占める周波数帯域を示す図である。
【図13】従来のDS−CDMAにおけるショートコード、周波数、時間の相互の関係を示す図である。
【図14】従来のDS−CDMAにおけるロングコードを各基地局に割り当てる一例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信機、2 受信機、10 コントローラ、11 狭帯域送信部、12 W−CDMA送信部、13 合成器、14 アンテナ、21 変調器、22 混合器、23 シンセサイザ、31 変調器、32 乗算器、33 拡散符号発生器、34 混合器、35 シンセサイザ、51 アンテナ、52 増幅部、53 狭帯域受信部、54 コントローラ、55 W−CDMA受信部、61 混合器、62 シンセサイザ、63 帯域フィルタ、64 復調器、65 受信電力測定器、66 受信電力判定器、70 混合器、71 シンセサイザ、72 帯域フィルタ、73 乗算器、74 拡散符号発生器、75 復調器、CC 共通制御チャネル、CH 通信チャネル、MS 移動局

Claims (5)

  1. 直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムであって、
    移動体通信システムを構成している基地局は、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない制御チャネルキャリアを用いて拡散することなく制御情報を送信すると共に、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない基地局毎に固有の通信チャネル用拡散コードを用いて送信情報を直接拡散して送信するようにしたことを特徴とする移動体通信システム。
  2. 直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、各基地局に割り当てられる制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムであって、
    移動体通信システムを構成している移動局は、前記制御チャネルキャリアにより拡散されることなく各基地局から送信されている制御チャネルを各々受信して、受信された複数の制御チャネルの内の、受信電力が最大とされている制御チャネルを検出することにより在圏する基地局を検出し、検出された当該基地局から制御チャネルにより送信されている制御情報を受信することにより、当該基地局に割り当てられている通信チャネル用拡散コード情報を取得し、受信した通信チャネルにおいて取得した前記通信チャネル用拡散コード情報に基づいて逆拡散することにより、受信データを得るようにしたことを特徴とする移動体通信システム。
  3. 直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムであって、
    移動体通信システムを構成している基地局は、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない制御チャネルキャリアを用いて拡散することなく制御情報を送信すると共に、少なくとも隣接する他の基地局に割り当てられていない基地局毎に固有の通信チャネル用拡散コードを用いて送信情報を直接拡散して送信しており、
    移動体通信システムを構成している移動局は、前記基地局から各々送信されている制御チャネルをそれぞれ受信して、受信された複数の制御チャネルの内の、受信電力が最大とされている制御チャネルを検出することにより在圏する基地局を検出し、検出された当該基地局から送信されている前記制御情報を受信することにより当該基地局に割り当てられている通信チャネル用拡散コード情報を取得し、受信した通信チャネルにおいて前記通信チャネル用拡散コード情報に基づいて逆拡散することにより、受信データを得るようにしたことを特徴とする移動体通信システム。
  4. 直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムにおける送信機であって、
    複数の前記制御チャネルキャリアの内の割り当てられた制御チャネルキャリアを設定すると共に、複数の通信チャネル用拡散コードの内の割り当てられた通信チャネル用拡散コードを設定する制御部と、
    該制御部により設定された前記制御チャネルキャリアを用いて拡散することなく制御情報を送信する狭帯域制御チャネル部と、
    前記制御部により設定された通信チャネル用拡散コードにより通信チャネルの送信データを直接拡散して送信する広帯域通信チャネル部と、
    を備えることを特徴とする送信機。
  5. 直接拡散されている通信チャネルが占めている所定の周波数帯域内に、各基地局に割り当てられる制御チャネル用の制御チャネルキャリアが設定されている移動体通信システムにおける受信機であって、
    前記制御チャネルキャリアにより拡散されることなく各基地局から送信されている制御チャネルをそれぞれ受信することのできる狭帯域制御チャネル部と、
    該狭帯域制御チャネル部により受信された複数の制御チャネルの内の、受信電力が最大とされている制御チャネルを検出することにより在圏する基地局を検出し、検出された当該基地局から制御チャネルにより送信されている制御情報を受信することにより、当該基地局に割り当てられている通信チャネル用拡散コード情報を取得する制御部と、
    前記制御部が取得した前記通信チャネル用拡散コード情報に基づいて、受信した通信チャネルにおいて逆拡散することにより、受信データを得る広帯域通信チャネル部と、
    を備えることを特徴とする受信機。
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