JP3926098B2 - 混合装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転ドラムを回転・揺動させることにより、前記回転ドラム内に投入した複数種類の粉体原料を、迅速・良好に攪拌・混合することを可能とした混合装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数種類の粉体原料を攪拌・混合する混合装置として、例えば、基台に立設した一対の支柱に揺動・反転可能に支承される矩形状の揺動台と、前記揺動台をシーソーの如く揺動させたり、所定の角度範囲(例えば、90°の範囲)で反転させたりする揺動・反転機構と、前記揺動台上に取付けられて回転ドラムを回転可能に載置する回転車輪と、前記回転車輪の駆動手段(電動機)等を具備して概略構成した混合装置が種々開発されている(特開平10−192675号公報等)。
【0003】
前記揺動台をシーソーの如く揺動させたり、所定の角度範囲で反転させたりする揺動・反転機構は、例えば、一対の支柱に揺動・反転可能に支承された揺動台の一方の支軸に止着したスプロケットと、基台上に設置した電動機と、同じく基台上に設置されて、前記電動機の回転を所定の速度に減速した状態で揺動台(スプロケット)に伝達する減速装置とを具備して概略構成され、前記電動機と減速装置の入力側とは、電動機の高速な回転を減速装置に伝達する関係上、ベルトを介して駆動可能に連結されており、また、減速装置の出力側と揺動台(スプロケット)とは、前記減速装置から揺動台に低速で、かつ、大きな駆動力を伝達する関係上、ベルトに代えて機械的強度に優れたチェーンを介して駆動可能に連結されている。
【0004】
そして、前記構成の混合装置を使用して、複数種類の粉体原料を攪拌・混合する場合は、回転ドラムを回転車輪によって回転させると同時に、揺動・反転機構の電動機の回転方向を一定時間毎に切換えて前記回転ドラムをシーソーの如く揺動させることにより、前記回転ドラム内の粉体原料を、周方向への掻上げ運動と軸方向への往復運動とによって攪拌・混合する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、前記構成の混合装置においては、ベルトを介して減速装置と駆動可能に連結した電動機の回転方向を一定時間毎に切換えることにより、揺動台をシーソーの如く揺動させるようにしている関係上、例えば、前記ベルトを巻掛けるために電動機及び減速装置にそれぞれ取付けたプーリーが、ベルトの中心線と同一線上の位置に並んで配置されていないと(各プーリーの間に位置ずれが生じていると)、前記ベルトは回転力の伝達中にプーリーの鍔部に繰り返し乗り上げることとなり、この結果、前記ベルトが経年の間に損傷し、場合によっては破断に至るおそれがあった。
【0006】
前記ベルトが破断に至った場合、揺動台に乗載した回転ドラムは、前記回転ドラム内に投入した粉体原料の重量により、前記揺動台と駆動可能に連結した減速装置をその出力側から回動させて、時計方向または反時計方向に揺動(回動)し、基台に立設した支柱同士を橋絡する補強用の鋼材や、回転ドラムを混合装置の位置まで搬送するための搬送装置等と衝突して、混合装置や搬送装置、回転ドラムを損傷させるという問題があった。
【0007】
前記の問題を解決するために、例えば、揺動台の一方の支軸に止着したスプロケットと、前記揺動台を支承する支柱との間に、前記揺動台が予め設定した揺動・反転角度を超えて回動するのを阻止するストッパー機構を設けることが考えられるが、この場合、前記ストッパー機構には、揺動台,回転ドラム,前記回転ドラム内に投入した粉体原料等の荷重(重量)が全て掛かることになる関係上、前記ストッパー機構は、該ストッパー機構に掛かる荷重に対応して機械的強度を強化しなければならず、この結果、ストッパー機構が大形化することはもとより、混合装置自体の大形化にもつながるという問題があった。
【0008】
本発明は、前記種々の問題点に鑑み、電動機と減速装置とを駆動可能に連結するベルトが、経年の間に破断に至った場合に、揺動台が回転ドラム内に投入した粉体原料の重量により、予め設定した揺動・反転角度を超えて揺動(回動)するのを防ぐことを可能とした混合装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、鋼材を枠組みして形成した基台に揺動・反転可能に支承される矩形状の揺動台と、前記揺動台をシーソーの如く揺動させたり、所定の角度範囲で反転させたりする揺動・反転機構と、前記揺動台上に取付けられて回転ドラムを回転可能に載置する回転車輪と、前記回転車輪の駆動手段とを具備した混合装置において、前記揺動・反転機構には、基台上に設置した電動機と、前記電動機の回転を所定の速度に減速した状態で揺動台に伝達する減速装置と、前記電動機と減速装置とを駆動可能に連結するベルトが破断した場合に、前記減速装置の駆動を阻止する非常停止手段とを具備するとともに、前記非常停止手段は、基台上に固定した取付座と、基端側を前記取付座に回動可能に取付け、かつ、先端側にベルトに一定のテンションを付与するためのローラ部材を具備したテンションレバーと、前記テンションレバーを常時ベルト側に付勢するためのばね部材と、前記テンションレバーの上方において取付座に固定したシリンダと、前記シリンダの挿通孔に上下動可能に挿通され、かつ、下端部を前記テンションレバーに設けた押圧板の上端面に対し常時直交する状態で当接させた円柱状のストッパーピンと、減速装置の入力側に前記ストッパーピンと対向する状態で取付けられ、かつ、前記ストッパーピンと対向する外周面に、該外周面を所定の角度範囲にわたって凹設することにより、前記ストッパーピンが当接する段差部を形成したカム部材とを備えて構成し、前記ベルトの破断時に、ばね部材の付勢力によるテンションレバーの上動に伴ってストッパーピンをシリンダから上方へ突出させ、かつ、前記ストッパーピンをカム部材の段差部に当接させることにより減速装置の駆動を阻止するように構成したことを特徴とする。
【0014】
本発明は、回転車輪を介して回転ドラムを乗載した揺動台を、シーソーの如く揺動させたり、所定の角度範囲で反転させたりする揺動・反転機構に、非常停止手段を設けたので、前記揺動・反転機構を構成する電動機と減速装置とを駆動可能に連結するベルト等の伝達手段が、経年の使用の間に破断に至った場合でも、前記非常停止手段によって減速装置の駆動を阻止することが可能となり、この結果、揺動台が回転ドラム内に投入した粉体原料の重量により、予め設定した揺動・反転角度を超えて揺動(回動)するという問題を確実に解決することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図1ないし図10により説明する。図1ないし図3において、1は本発明の混合装置である。2は前記混合装置1の基台であり、山形鋼,みぞ形鋼等の鋼材を枠組みして形成したベースフレーム2aと、前記ベースフレーム2a上に形成した左右一対の支持枠体2b,2cと、前記左右一対の支持枠体2b,2cを連結・保持する補強枠体2dとによって構成されている。
【0016】
3は山形鋼,みぞ形鋼等の鋼材を矩形状に枠組みして形成した揺動台であり、その左右両端(図1の左右方向)の中央には、一対の支軸4a,4bが互いに相反する方向に向けて突設されている。5a,5bは前記基台2を構成する左右一対の支持枠体2b,2c上に取付けた軸受部材であり、前記揺動台3に突設した一対の支軸4a,4bを、前記軸受部材5a,5bに挿通することにより、前記揺動台3は、基台2に対して揺動・反転可能に取付けられる。
【0017】
6は支持枠体2c上に取付けた軸受部材5bから突出する支軸4bの先端部(図1の右端)に止着したスプロケットである。7は前記支持枠体2c側のベースフレーム2a上に設置した制動装置付の電動機、8は同じく支持枠体2c側のベースプレート2a上に設置され、前記電動機7の回転を所定の速度に減速した状態で揺動台3(スプロケット6)に伝達する減速装置である。
【0018】
なお、前記揺動台3の一方の支軸4bに止着したスプロケット6は、減速装置8の出力側に取付けたスプロケット8bに、チェーン9を介して駆動可能に連結されており、また、前記電動機7は、その出力軸に止着したプーリー7aと減速装置8の入力側に取付けたプーリー8aとの間に巻掛けたベルト10を介して、前記減速装置8と駆動可能に連結されている。
【0019】
そして、前記電動機7を起動すると、その回転はベルト10を介して減速装置8の入力側に伝達されるとともに、減速装置8において所定の速度に減速された状態で、前記減速装置8の出力側からチェーン9を介してスプロケット6に伝達され(本実施例において、電動機7の回転速度は、例えば、約1/600に減速された状態でスプロケット6(揺動台3)に伝達されるものとする)、前記スプロケット6を止着した支軸4bを突設した揺動台3を、所定の角度範囲(例えば、90°の範囲)で反転させたり、所定の角度範囲(例えば、図2で示す水平な状態から時計方向及び反時計方向にそれぞれ20°の範囲)でシーソーの如く揺動させたりすることが可能となる。
【0020】
次に、11は前記電動機7と減速装置8とを駆動可能に連結するベルト10が、経年の使用の間に摩耗・損傷して破断に至った場合に、前記減速装置8の駆動を阻止するための非常停止手段であり、前記ベルト10に対して常時テンションを付与する機能を兼備している。以下、その詳細構造を図4ないし図6を参照しながら説明する。
【0021】
図4ないし図6において、12は減速装置8の入力側に取付けたプーリー8aの端部に、後述するストッパーピン17の先端部と対向させた状態で締着・固定したカム部材であり、そのストッパーピン17と対向する外周面には、図6で示すように、前記外周面を所定の角度範囲(例えば、270°の範囲)で凹設することにより、ストッパーピン17が当接する段差部12a,12aが形成されている。
【0022】
13は基台2のベースフレーム2a上に減速装置8と近接した状態で固定した取付座であり、前記取付座13は、偏平な底板13aと、所定の間隔を保った状態で前記底板13aの幅方向端面に立設した側面視形状が台形状の一対の側壁13bとを具備して形成されている。14はベルト10に対して一定のテンションを付与するためのテンションレバーであり、その基端側は図5で示すように、取付座13の一対の側壁13b,13b間に嵌挿した状態で、枢軸14aを介して前記取付座13に回動可能に取付けられ、また、先端側には前記ベルト10と回転可能に摺接するローラ部材14bが取付けられている。
【0023】
15は前記取付座13の底板13aとテンションレバー14の基端側に形成した押圧板14cとの間に介挿した圧縮ばねからなるばね部材であり、図6で示すように、前記テンションレバー14を常時ベルト10側(反時計方向)に付勢する。なお、13cは取付座13の底板13a上端面に突設した支持突起、14dはテンションレバー14の押圧板14c下端面に突設した支持突起であり、前記支持突起13c,14dを、それぞれ図6で示す如くばね部材15に嵌挿することにより、前記ばね部材15を底板13aと押圧板14cとの間に離脱不能に保持させる。
【0024】
なお、通常時(ベルト10が破断していない時)には、テンションレバー14は、ばね部材15の付勢力に抗してやや下方に押圧された状態で、ローラ部材14bをベルト10に摺接しており、前記ばね部材15の反発力によって前記ベルト10にテンションを付与している。
【0025】
16は前記テンションレバー14の上方(図6の上側)において、取付座13の一対の側壁13b,13b間に締着・固定された直方体状のシリンダであり、前記シリンダ16の中央部には、該シリンダ16を上下に貫通する挿通孔16aが穿孔されている。17は前記シリンダ16の挿通孔16aに上下動可能に挿通した円柱状のストッパーピンであり、その円弧状の下端部は、図6で示すように、テンションレバー14の押圧板14c上端面と常時当接しており、また、平坦状の上端部(先端部)は、図6で示すように、通常時(ベルト10が破断していない時)には減速装置8の駆動に支障を来さない(減速装置8の入力側のプーリー8aに固定したカム部材12と接触しない)範囲で前記シリンダ16から突出している。
【0026】
なお、本発明の非常停止手段11は、前記カム部材12,取付座13,テンションレバー14,ばね部材15,シリンダ16,ストッパーピン17によって構成されている。
【0027】
そして、揺動台3の揺動動作中、または、反転動作中にベルト10が破断に至った場合、テンションレバー14は、そのローラ部材14bが摺接するベルト10が存在しなくなることにより、図6で示す状態から図7で示すように、ばね部材15の付勢力によって上方(反時計方向)に回動し、これに伴って前記テンションレバー14の押圧板14cと当接しているストッパーピン17がシリンダ16から突出する。前記シリンダ16から突出したストッパーピン17は、図7で示すように、減速装置8の入力側のプーリー8aに固定したカム部材12の段差部12aと当接することにより、前記減速装置8の駆動を阻止する。
【0028】
ところで、前記ストッパーピン17が、図6で示す如くカム部材12の段差部12aと合致していないときにシリンダ16から突出した場合、前記カム部材12は、その段差部12aがストッパーピン17と当接する位置(図7参照)まで回動を続けるが、本実施例においては、電動機7の回転が約1/600に減速された状態で揺動台3(スプロケット6)に伝達される関係上、カム部材12が例えば、1回転する間に、揺動台3は約1/600回転、角度でいえば360/600=約0.6°回動(揺動)するだけなので、前記揺動台3が、予め設定した揺動・反転角度を超えて揺動(回動)することは全くない。
【0029】
なお、前記スプロケット6,電動機7,減速装置8,チェーン9,ベルト10,非常停止手段11によって、本発明の混合装置1における揺動台3の揺動・反転機構を構成する。
【0030】
つづいて、図1ないし図3において、18は揺動台3の前後両端(図2の左右方向)の位置において、左右方向(図1の左右方向)に所定の間隔を設けた状態で取付けた軸受部材であり、前記軸受部材18には、一対の回転軸19,19が、揺動台3に突設した支軸4a,4bと直交する状態で、回転自在に挿通されている。前記一対の回転軸19,19の前後両端部(図2の左右方向)には、それぞれ回転ドラム20を回転自在に乗載するための回転車輪21,21が取付けられているとともに、前記一対の回転軸19,19の前方寄り(図2の左方向)の位置には、揺動台3の下面に取付けた電動機22とチェーン23を介して駆動可能に連結されたスプロケット24が止着されている。
【0031】
そして、前記電動機22を起動すると、その回転はチェーン23→スプロケット24→回転軸19を介して回転車輪21,21に伝達され、前記回転車輪21,21に乗載した回転ドラム20を回転させることが可能となる。
【0032】
次に、図1ないし図3において、25は揺動台3の左右両端(図1の左右方向)に立設した一対のアーム固定台であり、その上部後方側(図2の右方向)の位置には、先端部に回転ドラム20の外周面と回転自在に当接する回転輪26aを備え、かつ、シリンダ装置26bの起動により枢軸26cを中心として回転ドラム20側に傾倒して前記回転ドラム20を回転輪26aと回転車輪21との間で抱持する抱持アーム26が固定されている。
【0033】
また、前記アーム固定台25の中央部には、上端側に回転ドラム20の外周に所定の間隔を保って周設した一対の係止突起20a,20a間に係合されて、前記係止突起20a,20aの側面と回転可能に摺接する係止ローラ27aを取付けたローラ支柱27が固定されている。そして、前記抱持アーム26,26と係止ローラ27aとにより、回転ドラム20がその反転時や揺動・回転時に回転車輪21から脱落するのを防いでいる。
【0034】
なお、図3において、28は複数種類の粉体原料を内部に投入した回転ドラム20を、垂直な状態で混合装置1の位置まで搬送するためのローラーコンベア等の搬送装置である。
【0035】
次に、本発明の混合装置1の動作について説明する。はじめに、複数種類の粉体原料の攪拌・混合を行うに当たり、前記複数種類の粉体原料を内部に投入した回転ドラム20を、前記混合装置1に乗載する場合について説明する。図3で示すように、複数種類の粉体原料を内部に投入した回転ドラム20を、垂直な状態で搬送装置28により混合装置1の位置まで搬送したら、シリンダ装置26bを起動して、抱持アーム26,26を回転ドラム20側に傾倒し、前記回転ドラム20を回転輪26aと回転車輪21との間で抱持する。
【0036】
つづいて、揺動台3の揺動・反転機構を構成する電動機7を起動し、その回転を減速装置8において所定の速度に減速した状態で揺動台3に伝達することにより、前記揺動台3に回転車輪21を介して乗載した回転ドラム20を、図3で示す垂直な状態から図2で示す水平な状態となるように90°反転させる。
【0037】
前記回転ドラム20の反転動作は、図示しない角度検出手段(例えば、揺動台3に突設した支軸4a,4bのうちの一方と複数の歯車を介して連結したロータリーエンコーダ等)によって監視されており、前記角度検出手段が、回転ドラム20が90°反転したこと(即ち、図2で示す如く水平な状態となったこと)を検出すると、前記電動機7は一旦停止する。
【0038】
次に、回転ドラム20内に投入した複数種類の粉体原料を攪拌・混合する場合は、回転車輪21の駆動手段である電動機22を起動して、その回転をチェーン23→スプロケット24を介して前記回転車輪21を取付けた回転軸19に伝達することにより、回転車輪21に乗載した回転ドラム20を所定方向に回転させる。
【0039】
また、これと同時に、揺動台3の揺動・反転機構を構成する電動機7を再度起動し、その回転を減速装置8において所定の速度に減速した状態で揺動台3に伝達することにより、前記揺動台3に回転車輪21を介して乗載した回転ドラム20を、図2で示す水平な状態から、例えば、時計方向に20°(上向きに20°),反時計方向に20°(下向きに20°)の範囲でそれぞれ揺動させる。
【0040】
前記回転ドラム20の揺動動作は、反転動作と同様、図示しない角度検出手段によって検出されており、例えば、回転ドラム20が図2で示す水平な状態から反時計方向に(下向きに)20°傾斜(揺動)したことを角度検出手段が検出すると、電動機7の回転方向を切換えて、前記回転ドラム20を今度は時計方向に揺動させる。
【0041】
つづいて、回転ドラム20が反時計方向に(下向きに)20°傾斜(揺動)した状態から、時計方向に(上向きに)20°傾斜(揺動)したことを角度検出手段が検出すると、再度電動機7の回転方向を切換えて、前記回転ドラム20を再度反時計方向に揺動させる。前記の動作を繰り返すことにより、回転ドラム20は、図2に示す水平な状態から時計方向及び反時計方向にそれぞれ20°の範囲でシーソーの如く揺動させることができる。
【0042】
前記のように、回転ドラム20は、回転車輪21による回転運動と、電動機7の回転方向を切換えて揺動台3を所定の角度交互に傾斜させることによる揺動運動とを繰り返し、前記回転ドラム20内に投入した複数種類の粉体原料を、その周方向に順次掻き上げるとともに、軸方向(図2の左右方向)に沿って往復運動させることにより、良好に攪拌・混合する。
【0043】
なお、前記回転ドラム20は、抱持アーム26の回転輪26aと回転車輪21との間で抱持されるとともに、係止突起20a,20a間に係合した係止ローラ27aによって係止・保持されているので、揺動台3を揺動・反転させても、前記揺動台3から脱落することなく、安全に粉体原料の攪拌・混合を行うことができる。
【0044】
次に、予め設定した混合時間が経過したら、電動機22を停止させるとともに、電動機7を図2で示すように、回転ドラム20が水平な状態となったことを図示しない角度検出手段が検出した時点で停止させ、粉体原料の攪拌・混合作業を終了する。なお、電動機7の停止時においては、前記電動機7に具備した制動装置(図示せず)による制動力が電動機7自体に働いているため、前記回転ドラム20が、その内部に投入した粉体原料の偏りによって時計方向、あるいは、反時計方向に揺動(回動)することは全くない。
【0045】
つづいて、電動機7を再度起動し、その回転を減速装置8において所定の速度に減速した状態で揺動台3に伝達することにより、前記揺動台3に回転車輪21を介して乗載した回転ドラム20を、図2で示す水平な状態から図3で示す垂直な状態となるよう90°反転させる。そして、前記回転ドラム20が垂直な状態になったことを図示しない角度検出手段が検出すると、前記電動機7は停止し、反転作業を終了する。
【0046】
この後、シリンダ装置26bを起動して、抱持アーム26,26を回転ドラム20の外周面から遠ざかる方向に回動させ、前記抱持アーム26,26による回転ドラム20の抱持を解除する。抱持を解除された回転ドラム20は、搬送装置28により次工程に搬送される。以後、複数種類の粉体原料の攪拌・混合作業を行う場合は、前記の操作を繰り返し行えばよい。
【0047】
なお、前記のように、回転ドラム20の揺動動作中、または、反転動作中にベルト10が破断に至った場合、図6で示す如く前記ベルト10にテンションを付与しているテンションレバー14が、ばね部材15の付勢力によって上方(反時計方向)に回動し(図7参照)、これに伴って前記テンションレバー14の押圧板14cに当接しているストッパーピン17が上方に押し上げられてシリンダ16から突出して、減速装置8の入力側のプーリー8aに締着・固定したカム部材12の段差部12aと当接することにより(図7参照)、前記減速装置8の駆動を入力側において阻止する。
【0048】
このとき、前記減速装置8の出力側には、回転ドラム20内に投入した複数種類の粉体原料の重量によって、揺動台3を時計方向、または、反時計方向に回動(揺動)させようとする力が加わるものの、入力側において減速装置8の駆動が阻止されるため、前記回転ドラム20を乗載した揺動台3は、ベルト10の破断時とほとんど変わらない位置で回動(揺動)を阻止される。
【0049】
これは、電動機7の回転が本実施例では、減速装置8自体及びその出力側のスプロケット8bと揺動台3側のスプロケット6との間において、約1/600に減速される構成となっている関係上、例えカム部材12の段差部12aがストッパーピン17と合致しない位置にある場合でも、前記カム部材12の段差部12aがストッパーピン17と当接する位置まで回動する間に、揺動台3側のスプロケット6はほとんど回動しないためである(即ち、プーリー8aが1回転する間にスプロケット6は約1/600回転、角度でいえば360/600=約0.6°回転するだけである)。
【0050】
従って、回転ドラム20の揺動動作中、または、反転動作中にベルト10が破断に至った場合でも、前記回転ドラム20がその内部に投入した複数種類の粉体原料の重量によって回動(揺動)するのを確実に阻止し、前記回転ドラム20が基台2を構成する補強枠体2dや、回転ドラム20を混合装置1の位置まで搬送するための搬送装置28と衝突することにより、混合装置1や搬送装置28、回転ドラム20自体が損傷するのを未然に防ぐことができる。
【0051】
次に、本発明における非常停止手段の第2実施例について、図8ないし図10を参照しながら説明する。なお、第2実施例において、第1実施例と同一部材は同一符号により説明する。
【0052】
図8,9において、33は基台2のベースフレーム2a上に、減速装置8と近接した状態で取付けた取付座であり、前記取付座33は、図8で示すように、偏平な底板33aと、所定の間隔を保った状態で前記底板33aの左右両端部(図8の左右方向)に立設した一対の側壁33b,33bとを具備して形成されている。
【0053】
34は前記取付座33の上方端側において、一対の側壁33b,33bの間に締着・固定した直方体状のシリンダであり、前記シリンダ34の中央部には、該シリンダ34を上下に貫通する挿通孔34aが穿孔されている。35は前記シリンダ34の下側において、一方(図8の右側)の側壁33bにスペーサ35aを介して締着・固定したソレノイド装置であり、そのプランジャ35bは、前記シリンダ34の挿通孔34a内に出入可能に臨ませてある。
【0054】
36は前記シリンダ34の挿通孔34aに上下動可能に挿通したストッパーピンであり、その下端部は、シリンダ34の下側に締着・固定したソレノイド装置35のプランジャ35bの先端部と常時当接しており、また、上端部は図9で示すように、通常時(ベルト10が破断していない時)には減速装置8の駆動に支障を来さない(減速装置8の入力側のプーリー8aに固定したカム部材12と接触しない)範囲でシリンダ34から突出している。
【0055】
37は電動機7と減速装置8とのほぼ中間の位置において、ベルト10と近接・対向させた状態で設置した検出手段(例えば、光電反射式センサ,超音波センサ等)であり、前記検出手段37は、支持座38を介して基台2のベースフレーム2a上に取付けられている。なお、前記検出手段37は、該検出手段37と近接する側(図9の下側)に存在するベルト10のみを検出できるように、その検出範囲を設定する。
【0056】
なお、本発明における第2実施例の非常停止手段32は、前記取付座33,シリンダ34,ソレノイド装置35,ストッパーピン36,検出手段37,支持座38、並びに、減速装置8の入力側に取付けたプーリー8aに、前記ストッパーピン36の先端部と対向させた状態で締着・固定したカム部材12によって構成される。
【0057】
そして、回転ドラム20の揺動動作中、あるいは、反転動作中にベルト10が破断に至った場合、前記検出手段37がベルト10の破断を検出するとともに、前記破断検出に伴って図示しない制御装置からソレノイド装置35に対して駆動指令が出力され、前記ソレノイド装置35を作動させる。ソレノイド装置35の作動により、そのプランジャ35bと常時当接するストッパーピン36は、上方に押し上げられてシリンダ34から突出し、図10で示すように、減速装置8の入力側のプーリー8aに締着・固定したカム部材12の段差部12aと当接することにより、前記減速装置8の駆動を阻止する。
【0058】
この結果、ベルト10が破断した場合でも、減速装置8が回転ドラム20内に投入した粉体原料の重量により出力側から回動させられるのを確実に阻止し、前記回転ドラム20が、基台2を構成する補強枠体2dや搬送装置28と衝突して、混合装置1や搬送装置28、回転ドラム20を破損・損傷させるのを防ぐことが可能となる。
【0059】
なお、本発明は、揺動台3を90°の角度範囲で反転させることにより、回転ドラム20を積み降ろし可能とした混合装置1に実施した例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、揺動台に予め水平な状態で乗載した回転ドラムを、シーソーの如く揺動させるだけの混合装置にも応用できることはいうまでもない。
【0060】
また、前記回転ドラム20の揺動動作と反転動作とは、電動機7を停止させることなく、連続して行うようにしてもよい。この場合、回転ドラム20の回転動作の開始・終了は、前記回転ドラム20が図2で示す水平な状態となったことを図示しない角度検出手段が検出した時点で行うようにすればよい。
【0061】
【発明の効果】
本発明は、揺動台をシーソーの如く揺動させたり、90°の角度範囲で反転させたりするための揺動・反転機構に、電動機と、前記電動機の回転を所定の速度に減速した状態で前記揺動台に伝達する減速装置と、前記電動機と減速装置とを駆動可能に連結するベルトが破断した場合に、前記減速装置の駆動を阻止する非常停止手段とを具備したので、万一前記ベルトが経年の間に破断に至った場合でも、前記非常停止手段によって減速装置の駆動が阻止される結果、揺動台に回転車輪を介して乗載した回転ドラムの重量によって、前記揺動台が減速装置を出力側から回動させて、時計方向、または、反時計方向に回動(揺動)することにより、前記回転ドラムが予め設定した揺動・反転角度以上回動して混合装置の構成部材や搬送装置等と衝突し、前記混合装置や搬送装置、回転ドラムが損傷するという問題を確実に解決することができる。
【0062】
また、本発明の第1実施例に示す非常停止手段は、基台上に固定した取付座に基端側を回動可能に取付け、かつ、先端側にベルト等の伝達手段に一定のテンションを付与するためのローラ部材を具備したテンションレバーと、前記テンションレバーを常時ベルト等の伝達手段側に付勢するためのばね部材と、前記テンションレバーの上方において取付座に固定したシリンダの挿通孔に上下動可能に挿通され、かつ、下端部を前記テンションレバーに設けた押圧板の上端面に対し常時直交する状態で当接させた円柱状のストッパーピンと、減速装置の入力側に前記ストッパーピンと対向する状態で取付けられ、かつ、前記ストッパーピンと対向する外周面に、該外周面を所定の角度範囲にわたって凹設することにより、前記ストッパーピンが当接する段差部を形成したカム部材とを備えて構成し、前記ベルト等の伝達手段の破断時に、ばね部材の付勢力によるテンションレバーの上動に伴ってストッパーピンをシリンダから上方へ突出させ、かつ、前記ストッパーピンをカム部材の段差部に当接させることにより減速装置の駆動を阻止するように構成したので、前記非常停止手段は、電力を必要とすることなく、ばね部材の付勢力のみを利用した機械的な動作機構によって減速装置の駆動を阻止することが可能となり、この結果、特別に電力消費量を増加させることなく混合装置を駆動することができるとともに、前記のように減速装置の駆動を阻止している状態で停電事故等が発生しても、確実に減速装置の駆動を阻止した状態を維持することができる。
【0063】
その上、前記非常停止手段は、ベルトにテンションを付与するテンション機能を兼備して構成されているので、非常停止手段とテンション装置とを別々に設置する必要がなく、この結果、部品点数を良好に低減することができ、しかも、設置スペースを削減することが可能となる。
【0064】
更に、前記カム部材は減速装置の入力側に、ストッパーピンと対向させた状態で取付けるようにしたので、前記ストッパーピンとカム部材とを当接させることにより、入力側において減速装置の駆動を阻止することが可能となり、この結果、揺動台の回動(揺動)を、ベルトが破断した時点とほとんど変わらない位置において阻止することができる。しかも、カム部材及び非常停止手段は、その機械的強度を特別に強化することなく、小形化して形成することができるため、混合装置自体の小形化にも貢献できる。
【0065】
また、前記カム部材のストッパーピンと対向する外周面には、前記外周面を所定の角度範囲で凹設することにより、前記ストッパーピンと当接する段差部を形成するようにしたので、前記カム部材を減速装置の入力側に取付けるようにしたこととも相まって、前記ストッパーピンとカム部材の段差部とを当接させるという簡素な構成により、ベルトの破断時における揺動台の回動(揺動)を確実に阻止することが可能となる。
【0066】
更に、本発明の第2実施例に示す非常停止手段は、基台上に固定した取付座の上方端側に固定したシリンダと、前記シリンダの下側において取付座に固定され、かつ、そのプランジャを前記シリンダの挿通孔内に出入可能に臨ませたソレノイド装置と、前記シリンダの挿通孔に上下動可能に挿通され、かつ、下端部を前記ソレノイド装置のプランジャと常時当接させたストッパーピンと、ベルト等の伝達手段の状態を検出するための検出手段と、減速装置の入力側に前記ストッパーピンと対向する状態で取付けられ、かつ、前記ストッパーピンと対向する外周面に、該外周面を所定の角度範囲にわたって凹設することにより、前記ストッパーピンが当接する段差部を形成したカム部材とを備えて構成し、前記検出手段によってベルト等の伝達手段の破断が検出された時に、ソレノイド装置を作動させてストッパーピンをシリンダから上方へ突出させ、かつ、前記ストッパーピンをカム部材の段差部に当接させることにより減速装置の駆動を阻止するように構成したので、前記非常停止手段は、構造を簡素化することができるとともに、小形化して形成することが可能となり、しかも、製作コストが低減でき大変利便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混合装置を示す正面図である。
【図2】同じく、混合装置の側面図である。
【図3】回転ドラムを混合装置に乗載する前の状態を示す側面図である。
【図4】第1実施例の非常停止手段を示す分解斜視図である。
【図5】同じく、第1実施例の非常停止手段を示す平面図である。
【図6】第1実施例の非常停止手段の動作前の状態を示す側面図である。
【図7】第1実施例の非常停止手段の動作後の状態を示す側面図である。
【図8】非常停止手段の第2実施例を示す側面図である。
【図9】第2実施例の非常停止手段の動作前の状態を示す側面図である。
【図10】第2実施例の非常停止手段の動作後の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 混合装置
3 揺動台
6 スプロケット
7 電動機
8 減速装置
9 チェーン
10 ベルト
11,32 非常停止手段
Claims (1)
- 鋼材を枠組みして形成した基台に揺動・反転可能に支承される矩形状の揺動台と、前記揺動台をシーソーの如く揺動させたり、所定の角度範囲で反転させたりする揺動・反転機構と、前記揺動台上に取付けられて回転ドラムを回転可能に載置する回転車輪と、前記回転車輪の駆動手段とを具備した混合装置において、前記揺動・反転機構には、基台上に設置した電動機と、前記電動機の回転を所定の速度に減速した状態で揺動台に伝達する減速装置と、前記電動機と減速装置とを駆動可能に連結するベルトが破断した場合に、前記減速装置の駆動を阻止する非常停止手段とを具備するとともに、前記非常停止手段は、基台上に固定した取付座と、基端側を前記取付座に回動可能に取付け、かつ、先端側にベルトに一定のテンションを付与するためのローラ部材を具備したテンションレバーと、前記テンションレバーを常時ベルト側に付勢するためのばね部材と、前記テンションレバーの上方において取付座に固定したシリンダと、前記シリンダの挿通孔に上下動可能に挿通され、かつ、下端部を前記テンションレバーに設けた押圧板の上端面に対し常時直交する状態で当接させた円柱状のストッパーピンと、減速装置の入力側に前記ストッパーピンと対向する状態で取付けられ、かつ、前記ストッパーピンと対向する外周面に、該外周面を所定の角度範囲にわたって凹設することにより、前記ストッパーピンが当接する段差部を形成したカム部材とを備えて構成し、前記ベルトの破断時に、ばね部材の付勢力によるテンションレバーの上動に伴ってストッパーピンをシリンダから上方へ突出させ、かつ、前記ストッパーピンをカム部材の段差部に当接させることにより減速装置の駆動を阻止するように構成したことを特徴とする混合装置。
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