JP3925622B2 - シート方向切換装置及びこれを用いたシート排出装置、シート処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置を含むシート処理装置で用いられるシート方向切換装置に係り、特に、少なくとも3方向の切換えを可能とする排出シートの収容可能枚数を容易に変更することを企図したシート排出装置及びこれを用いたシート処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機やプリンタなどの画像形成装置を含むシート処理装置は、シート搬送路に複数に分岐した分岐搬送路を設け、分岐点にシート方向切換装置を設置し、このシート方向切換装置にて複数の分岐搬送路にシートを切換搬送するようにしている。
この種のシート方向切換装置は、通常シートの搬送方向を2方向に切換える方式(2方向切換方式)が採用されている(例えば特開平10−305955号公報参照)。
例えばシート処理装置としての画像形成装置に組み付けられるシート排出装置にあっては、画像面を下にしてシートを排出するフェースダウン排出とフェース画像面を上にしてシートを排出するフェースアップ排出との切換えや、通常の排出トレイへのフェースダウン排出と他のオプション排出ユニットへの排出との切換え、更には、通常のフェースダウン排出と両面記録用ユニットへの搬送との切換え等、2方向切換は通常行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のシート方向切換装置は2方向を超える複数方向の切換えを行うことができない。
このため、例えばシートの搬送方向を3方向へ切換えるには、シート搬送路の2箇所で2方向切換方式を採用することにより、順次分岐する形式を採用することになるが、その分、分岐のためのシート搬送路長が嵩むという自体を生じ、例えば分岐のためのシート搬送路長を確保することが困難な場合には、3方向に分岐させることはできないという技術的課題が生ずる。
【0004】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、省スペースで、少なくとも3方向の切換を可能とするシート方向切換装置及びこれを用いたシート排出装置並びにシート処理装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、図1に示すように、処理装置本体1内のシート搬送路2の途中に設けられてシートの搬送方向を3方向に切換えるシート方向切換装置3であって、シート搬送路2の分岐部位4に3つに分岐する分岐搬送路5(具体的には5a〜5c)を設けると共に、3つの分岐搬送路5のいずれか一方側に位置する分岐搬送路5には前記分岐部位4を挟んで反対側に連通する逆方向分岐搬送路を設け、前記分岐部位4には2つのゲート部材6(具体的には6a,6b)を配設し、この2つのゲート部材6を共働させて前記3つの分岐搬送路5のいずれかが切換選択可能になるように3つの状態のいずれかを設定すると共に、前記逆方向分岐搬送路に連通する分岐搬送路5が切換選択された2つのゲート部材6の状態と同じ状態にて当該分岐搬送路5に搬送されたシートを逆方向分岐搬送路に向けて逆搬送可能としたことを特徴とするものである。
【0006】
このような技術的手段において、本発明は、主としてシートの搬送方向を3方向に切換える態様を対象とする。
但し、4方向以上の切換についても本件を適用することは可能であり、この場合には、処理装置本体1内のシート搬送路2の途中に設けられてシートの搬送方向を3方向以上に切換えるシート方向切換装置3であって、シート搬送路2の分岐部位4に3つ以上に分岐する分岐搬送路5(5a,5b,5c…)を設けると共に、3つ以上の分岐搬送路5のいずれか一方側に位置する分岐搬送路5には前記分岐部位4を挟んで反対側に連通する逆方向分岐搬送路を設け、前記分岐部位4には分岐搬送路5数よりも少ない2つ以上のゲート部材6(6a,6b…)を配設し、この2つ以上のゲート部材6(6a,6b…)を共働させて前記3つ以上の分岐搬送路5のいずれかが切換選択可能になるように3つ以上の状態のいずれかを設定すると共に、前記逆方向分岐搬送路に連通する分岐搬送路5が切換選択された2つ以上のゲート部材6の状態と同じ状態にて当該分岐搬送路5に搬送されたシートを逆方向分岐搬送路に向けて逆搬送可能とすればよい。
ここで、分岐搬送路5数よりも少ない2つ以上のゲート部材6を配設するとは、分岐搬送路5に個々的にゲート部材6を配設した態様を除外するものである。
【0007】
また、本件において、シート方向切換装置3はシート搬送路2の任意の箇所に設けられるものを対象とする。
更に、分岐部位4は基本的に3つの分岐搬送路5を具備した部位を示すが、分岐点が1つである態様には限定しない。
ここで、分岐部位に3つの分岐搬送路5を具備しているという要件は、2つの分岐路で順次分岐する態様を除外する。
更に、3つの分岐搬送路5を設けた態様に限定しているが、3つの分岐搬送路5に連通する他の搬送路があっても、差し支えなく、3つの分岐搬送路5を設けていることに何等変わりはない。
【0008】
また、2つのゲート部材6(6a,6b)は、3つの分岐搬送路5(5a〜5c)を切換選択する上で必要であり、3つの分岐搬送路を3つのゲート部材で切換選択する態様は除外される。
更に、2つのゲート部材6を共働させるとは、2つのゲート部材6を夫々働かせることを意味する。
但し、例えば固定状態のゲート部材を形式的に付加したような態様(形式的に3つのゲート部材)に対しては、そもそも固定状態のゲート部材は本件のゲート部材ではないことから、このような態様は実質的に2つのゲート部材に相当するものである。
【0009】
また、本件発明の代表的態様としては、1つの分岐点に3つの分岐搬送路を備えた態様、あるいは、2つの分岐点に対して3つの分岐搬送路を備えた態様が上げられる。
ここで、前者の態様は、例えば図2(A)に示すように、3つの分岐搬送路5(5a〜5c)が1つの分岐点Pを中心として三又に分岐しており、真ん中の分岐搬送路5bを挟んで2つのゲート部材6(6a,6b)を対向配置したものであり、図2(A)に示すように、2つのゲート部材(6a,6b)を実線位置と仮想線位置とで切換作動することにより、夫々の分岐搬送路5(5a〜5c)を切換搬送するものである。
【0010】
一方、後者の態様は、図2(B)に示すように、3つの分岐搬送路5(5a〜5c)がシート搬送方向で前後する2つの分岐点P1,P2を備え、2つの分岐点P1,P2にゲート部材6(6a,6b)を配置したものであり、図2(B)に示すように、2つのゲート部材(6a,6b)を実線位置と仮想線位置とで切換作動することにより、夫々の分岐搬送路5(5a〜5c)を切換搬送するものである。
【0011】
また、シート方向切換装置3の代表的適用対象としては、図1に示すように、シート排出装置7が挙げられる。
この場合、処理装置本体1内のシート搬送路2の出口付近に配設されたシート排出装置7において、このシート排出装置7に上述したシート方向切換装置3を具備させるようにすればよい。
このシート排出装置7は、処理装置本体1に対して固定的に設けられていても、着脱自在に設けられていても差し支えない。
【0012】
更に、シート排出装置7の好ましい機能としては、処理装置本体1のシート搬送路2のシート排出装置3上流側に定着装置8を具備したシート排出装置7において、図2(A)(B)に示すように、分岐搬送路5の少なくとも1つが定着装置8通過時に生ずるシートのカールが矯正可能な方向に延びる排出路(本例では5bが相当)であることがよい。
本態様によれば、特にカール矯正デバイスを設けなくても、シートのカール矯正を行うことができる点で好ましい。
【0013】
また、シート排出装置の代表的機能としては、分岐搬送路5には、画像を下に向けて排出するフェースダウン排出路(例えば5a)と、画像を上に向けて排出するフェースアップ排出路(例えば5b)とを備え、フェースアップ、フェースダウン排出を可能とする態様が好ましい。
更に、3つの分岐搬送路5(5a〜5c)に逆方向分岐搬送路を備えても差し支えない。
この場合、3つの分岐搬送路5(5a)の少なくとも1つには反対側に連通する逆方向分岐搬送路を備え、前記1つの分岐搬送路5(5a)に切換選択された条件下で当該分岐搬送路5(5a)に搬送されたシートを逆方向分岐搬送路に向けて逆搬送可能とすればよい。
本態様の代表例としては、実施の形態で詳述するが、例えば両面記録用ユニットを具備したシート処理装置において、両面記録ユニットにシートを戻す場合などが挙げられる。
【0014】
また、シート搬送方向を3方向に切換え排出する態様としては、シート排出装置7にオプションユニット13を付加する態様が挙げられる。
この場合、付加されたオプションユニット13を用いることにより、大容量のシート排出やジョブ毎のオフセットシート排出が可能になる。
この態様においては、シート排出装置7において、オプションユニット13を着脱自在に保持可能とすることが好ましい。
【0015】
更に、本件は、シート方向切換装置3、シート排出装置7に限られるものではなく、シート方向切換装置3を備えたシート処理装置、あるいは、シート排出装置7を備えたシート処理装置をも対象とする。
このとき、シート処理装置として、画像形成装置を用いる場合には、作像エンジン11やシート供給装置12を組み込むことが必要である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図3は本発明が適用されたシート処理装置(本例では画像形成装置)の実施の形態1の全体構成を示す説明図である。
同図において、画像形成装置は、本体ハウジング20内に作像エンジン21を搭載し、この作像エンジン21の下方側に所定数(本例では三段構成の)のシート供給装置22〜24(本例では、最下段のシート供給装置24は外付け設置した態様)を配設すると共に、本体ハウジング20の上部には排出シートが収容される排出トレイ25を配設し、各シート供給装置22〜24から排出トレイ25に向かって略鉛直方向に延びるシート搬送路26を設けたものである。
【0017】
本実施の形態において、作像エンジン21は、例えば電子写真方式のものが採用されており、感光体ドラム31と、この感光体ドラム31を帯電する帯電装置(例えば帯電ロール)32と、この感光体ドラム31上に光ビームにて潜像を書き込む光学ユニット(例えばレーザ走査装置)33と、感光体ドラム31上の潜像を現像剤としてのトナーにて可視像化する現像装置34と、感光体ドラム31上の可視像(トナー像)をシートに転写する転写装置(例えば転写ロール)35と、感光体ドラム31上の残留トナーを清掃するクリーニング装置(例えばブレードクリーニング装置)36とを備えている。
そして、本形態では、感光体ドラム31、帯電装置32、現像装置34及びクリーニング装置36が一つのプロセスカートリッジとして一体化されており、本体ハウジング20に対して着脱自在に構成されている。尚、本例では、現像装置34は着脱自在なトナーカートリッジ34aを備えている。
【0018】
更に、本実施の形態において、各シート供給装置22〜24は、シートを取り出し搬送するピックアップロール41と、取り出されたシートを一枚ずつ捌く捌きロール(例えばフィードロールとリタードロールとの組合せ)42とを備えている。
更にまた、シート搬送路26には適宜数の搬送ロール43が設けられており、感光体ドラム31の転写部位の上流側直前にはシートを位置決めするレジストロール44が配設される一方、感光体ドラム31の転写部位の下流側には定着装置50が配設されている。
【0019】
また、本実施の形態において、シート搬送路26の出口部分にはシート排出装置60が配設されており、このシート排出装置60は、本体ハウジング20に対して着脱自在なシート排出ユニット61を備えている。
本実施の形態において、このシート排出ユニット61は、図3及び図4に示すように、ユニット本体70内に三方向に分岐する分岐排出路71〜73を有しており、第1の分岐排出路71を本体ハウジング20上部の排出トレイ25側に向けて延ばし、また、第2の分岐排出路72を前記第1の分岐排出路71と反対側に向けて延ばし、第3の分岐搬送路73を第1、第2の分岐搬送路71,72の中間で略上方に向かって延ばすものであり、第2の分岐排出路72の出口外側にはフェースアップトレイ62を配設する一方、第3の分岐排出路73の上部には別のオプション排出ユニット63を配設したものである。
尚、本例において、オプション排出ユニット63としては、例えばシートをオフセット排出するオフセットキャッチトレイ(OCT:Offset Catch Trayの略)が用いられており、このオプションユニット63にはシート排出路64,搬送ロール65、排出ロール66及びトレイ部材67が設けられている。
【0020】
また、本体ハウジング20には両面記録用ユニット80が付設されており、この両面記録用ユニット80は、シートの両面に画像記録を行う両面モード選択時に、片面記録済みのシートをシート排出装置60側から内部に取り込み、適宜数の搬送ロール82にて内部のシート戻し搬送路81に沿ってシートを搬送し、再度レジストロール44側へと供給するものである。
【0021】
更に、本実施の形態では、シート搬送路26、シート戻し搬送路82及びシート排出路76にはシート位置を検出するためのセンサ91〜93,95が設けられている。
本例では、センサ91はシート搬送路26のレジストロール44の上流側直前でシート戻し搬送路81との合流部に配設されるレジストセンサ、センサ92はシート搬送路26のシート排出ユニット61の上流側直前に配設されてシートの排出制御に供される排出センサ、センサ93はシート戻し搬送路82中に設けられてシートの両面記録搬送制御に供される位置センサ、また、95はシート排出路64に設けられてシートの排出制御に供される排出センサである。
【0022】
特に、本実施の形態では、シート排出ユニット61は、図4ないし図6に示すように、本体ハウジング20の上部にユニット受部100を有し、このユニット受部100に対し着脱自在に取り付けられる。
この場合、シート排出ユニット61の取付構造は、例えば図6に示すように、ユニット本体70側に被係合部としての位置決めピン111、係止突起112及びネジ受凹部113を設ける一方、ユニット受部100には前記被係合部と係合可能な係合部としての位置決め孔101、係止孔102、ネジ止め片103を設け、係合部101〜103に被係合部111〜113を係合させ、位置決め係止した状態でネジ(図示せず)止め固定するようにしたものである。
尚、本実施の形態において、ユニット本体70の一部70aは本体ハウジング20の開閉ドア105に着脱自在に取り付けられている。また、図中115はシート排出ユニット60の外装カバーを示す。
【0023】
ここで、本実施の形態において、シート排出ユニット61は、図4及び図5に示すように、ユニット本体70内で分岐する三つの分岐排出路71〜73の分岐点P上流側には定着装置50側下方に延びるシート搬入路74を有すると共に、第1の分岐排出路71に対し分岐点Pを挟んで反対側に略直線的に延びる両面記録用搬送路75を設け、両面記録用ユニット80のシート戻し搬送路81の入口部分に連通接続させるようになっている。
また、第1、第2の分岐排出路71,72の出口付近には対構成の排出ロール121,122が配設されており、更に、分岐搬送路71〜73の分岐点付近には2つの切換ゲート131,132が第3の分岐排出路73を挟んで対向配置されている。
【0024】
本実施の形態において、排出ロール121,122は、いずれも駆動排出ロール123と従動排出ロール124とを接触転動させるものとして構成されている。
また、第1の切換ゲート131は略三角形状のゲート部材からなり、このゲート部材の分岐点P側に延びるゲート部材両辺部を案内面133,134として構成されており、実線で示す位置(第3の分岐排出路73を第2の切換ゲート132との間で塞ぎ、案内面133に沿って第1の分岐排出路71へシートを案内する位置)と、仮想線で示す位置(第1の分岐搬送路71を塞ぎ、第2の切換ゲート132との間で案内面134に沿って第3の分岐排出路73へシートを案内する位置)との間で揺動自在に切換作動するようになっている。
【0025】
一方、第2の切換ゲート132は同じく略三角形状のゲート部材からなり、このゲート部材の分岐点P側に延びるゲート部材両辺部を案内面135,136として構成されており、実線で示す位置(第2の分岐排出路72を塞ぎ、第1の切換ゲート131との間で案内面136に沿って第3の分岐排出路71へシートを案内する位置)と、仮想線で示す位置(第3の分岐搬送路73を第1の切換ゲート131との間で塞ぎ、案内面135に沿って第2の分岐排出路72へシートを案内する位置)との間で揺動自在に切換作動するようになっている。
【0026】
更に、本実施の形態で用いられるシート排出装置の駆動伝達系を図7に示す。同図において、駆動伝達系140は、正逆回転可能な駆動モータ141からの駆動力を伝達ギア142を介して第1の排出ロール121の駆動排出ロール123と同軸に設けられた被駆動ギア144に駆動伝達すると共に、伝達ギア143を介して第2の排出ロール122の駆動排出ロール123と同軸に設けられた被駆動ギア145にも駆動伝達するようになっている。
【0027】
また、本実施の形態では、定着装置50は、加熱源が内蔵される加熱定着ロール51と、この加熱定着ロール51に所定のニップ圧で接触転動する加圧定着ロール52とを備えており、この定着装置50は別の駆動伝達系53にて駆動回転するようになっている。
すなわち、本実施の形態では、駆動伝達系53は、駆動モータ54からの駆動力を所定の減速比形成用のギア列56を介して加熱定着ロール51と同軸に設けられた被駆動ギア57を噛合させ、駆動モータ54からの駆動力を加熱定着ロール51に駆動伝達するものである。
【0028】
更に、駆動伝達系140は、電磁ソレノイド147,148を介して前記切換ゲート131,132の切換作動を行うようになっている。
そして、これらの駆動伝達系140の駆動モータ141、電磁ソレノイド147,148は、制御装置149からの作像制御プログラム(シート排出制御プログラムを含む)に従った制御信号に応じて駆動制御されるようになっている。尚、制御装置149には、センサ91〜93,95などの検知信号が入力され、前記制御信号の生成に用いられている。
【0029】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
図3に示すように、作像エンジン21では、感光体ドラム31上に所定のトナー像が形成され、一方、シート供給装置22〜24のいずれかからはシートがシート搬送路26へと供給され、感光体ドラム31上のトナー像が転写装置35にてシート上に転写され、しかる後、転写後のシートは、定着装置50にて定着処理を受けた後、シート排出装置60を経て所定の排出部位へと排出される。
尚、感光体ドラム31上の残留トナーはクリーニング装置36に清掃され、次の作像サイクルに備える。
【0030】
このような作像プロセスにおいて、シート排出装置60に着目すると、例えば以下に示すような各種のシート排出モードに応じてシートが排出制御される。
・フェースダウン排出モード
これは、排出トレイ25側にシートSをその画像面を下にして排出するモードである。
このとき、2つの切換ゲート131,132は、図8(a)に示すように切換作動し、第2、第3の分岐排出路72,73を塞ぎ、第1の分岐排出路71を開放し、第1の切換ゲート131の案内面133に沿ってシートSを案内搬送し、第1の排出ロール121が正転駆動してシートSをニップ搬送する(図5参照)。
【0031】
・フェースアップ排出モード
これは、フェースアップトレイ62側にシートSをその画像面を上にして排出するモードである。
このとき、2つの切換ゲート131,132は、図8(b)に示すように切換作動し、第1、第3の分岐排出路71,73を塞ぎ、第2の分岐排出路72を開放し、第2の切換ゲート132の案内面135に沿ってシートSを案内搬送し、第2の排出ロール122が正転駆動してシートSをニップ搬送する(図5参照)。
特に、フェースアップ排出モードを実行した際には、定着装置50通過時にシートSには所定方向にカールが形成されるが、第2の分岐排出路72は、シートSのカールを矯正する方向に延びているため、特に、カール矯正用デバイスを別途設けなくても、シートSのカールは自然に矯正される。
【0032】
・OCT排出モード
これは、オプション排出ユニット63であるOCT側にシートSを排出するモードである。
このとき、2つの切換ゲート131,132は、図8(c)に示すように切換作動し、第1、第2の分岐排出路71,72を塞ぎ、第3の分岐排出路73を開放し、第1、第2の切換ゲート131,132の案内面134,136に沿ってシートS案内搬送する(図5参照)。
【0033】
・両面記録モード時のシート反転制御
これは、両面記録モード時に片面記録済みのシートSを両面記録用ユニット80に戻す際のシート搬送制御である。
このとき、2つの切換ゲート131,132は、図8(d)に示すように切換作動し、片面記録済みのシートSを第1の分岐排出路71側に向けて案内搬送し、第1の排出ロール121が正転駆動してシートSを所定量ニップ搬送した後、当該シートSが分岐点Pを超えた時点で第1の排出ロール121の正転駆動が逆転駆動に切換えられ、第1の排出ロール121にニップ保持されているシートSは、第1の分岐排出路71を逆方向に搬送されていき、この第1の分岐排出路71に略直線的に連通する両面記録用搬送路75側へと案内搬送され、両面記録用ユニット80へ搬送される(図5参照)。
尚、両排出ロール121,122及び両切換ゲート131,132の作動タイミングは、排出センサ92の検知信号に基づいて制御される。
【0034】
また、本実施の形態において、2つの切換ゲート131,132の対向面を櫛歯状に形成して相互に嵌合し合う関係にすれば、例えばフェースダウン排出モードからフェースアップ排出モードに切換える際、第1の切換ゲート131をそのままの位置(図8(a)の実線位置)に保持したまま第2の切換ゲート132のみを図8(b)に示すように仮想線位置から実線位置へと切換えるようにすれば済む。
このような態様によれば、切換ゲート131,132の切換制御をより簡単に行うことができる。
【0035】
○シート排出ユニットの交換
また、本実施の形態では、シート排出ユニット61は、本体ハウジング20のユニット受部100に対して着脱自在であるから、本実施の形態で用いたシート排出ユニット61はシートを3方向に排出可能な構成を備えているが、2方向に排出可能な構成、あるいは、一方向のみに排出可能な構成、あるいは、排出シートの収容可能枚数に応じてシートの排出位置を可変にする等、各種仕様のシート排出ユニット150と交換可能である。
例えば図9及び図10に示すように、シートを一方向のみに排出するためのシート排出ユニット150が用いられる。
【0036】
このシート排出ユニット150は、例えばユニット本体151に所定方向に延びる排出路155を設け、この排出路155の一部には駆動排出ロール153及び従動排出ロール154からなる排出ロール152を配設したものである。
そして、このシート排出ユニット150は、例えば独自の駆動源を具備しておらず、定着装置50の駆動伝達系53の一部に伝達ギア58を噛合させ、この伝達ギア58には駆動排出ロール153に同軸に設けられた被駆動ギア59を噛合させ、駆動力を伝達するようになっている。
また、シート排出ユニット150は、ユニット受部100側の係合部101〜103に係脱する被係合部156〜158を有しており、シート排出ユニット61に代えて別仕様のシート排出ユニット150を簡単に交換することができる。
【0037】
このようにシート排出ユニット61,150を交換したとしても、排出センサ92は本体ハウジング20側に設けられているため、別仕様のシート排出ユニット150を組み付けたとしても、排出センサ92の位置は変わらないため、シート排出制御については、交換前の状態と略同様な制御方式が採られる。
【0038】
◎実施の形態2
図11は本発明が適用される画像形成装置の実施の形態2の要部を示す。
同図において、画像形成装置の基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、両面記録用ユニット80の構成及びシート排出ユニット60の構成が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様な構成要素については、実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
本実施の形態において、両面記録用ユニット80はシート排出ユニット60の側部に面して配設されており、シート排出ユニット61の第2の分岐排出路72の下流側に位置する両面記録用ユニット80のシート戻し搬送路81には切換ゲート83を介して分岐排出路84が設けられ、この分岐排出路84の出口部分に排出ロール85が設けられ、この分岐排出路84がフェースアップトレイ62側に通じるようになっている。
【0039】
また、シート排出ユニット61は、図11及び図12に示すように、実施の形態1と略同様に、ユニット本体70内で分岐する三つの分岐排出路71〜73を有しているが、実施の形態1と異なり、第1の分岐点P1にて第2の分岐排出路72とそれ以外とに分岐させ、第2の分岐点P2にて第1、第3の分岐排出路71,73を分岐させ、第1の分岐点P1の上流側には定着装置50側下方に延びるシート搬入路74を有すると共に、第1の分岐排出路71と第2の分岐排出路72とを連通搬送路76にて略直線的に連通接続させるようになっている。
また、第1、第2の分岐排出路71,72の出口付近には対構成の排出ロール161,162が配設されており、更に、各分岐点P1,P2付近に夫々切換ゲート171,172が設けられている。
【0040】
本実施の形態において、排出ロール161,162は、いずれも駆動排出ロール163と従動排出ロール164とを接触転動させるものとして構成されており、実施の形態1と略同様に駆動制御されるが、実施の形態1と異なり、第1の排出ロール161が逆転駆動している際に、第2の排出ロール162が正転駆動するようになっている。
また、第1の切換ゲート171は略三角形状のゲート部材からなり、このゲート部材の分岐点P1側に延びるゲート部材両辺部を案内面173,174とし、更に、他の辺を第3の案内面177として構成されており、実線で示す位置(第2の分岐排出路72を塞ぎ、案内面173に沿って第1、第3の分岐排出路71,73の合流路側へシートを案内する位置)と、仮想線で示す位置(第1、第3の分岐排出路71,73に通じる合流路を塞ぎ、第1の切換ゲート171の案内面174に沿って第2の分岐排出路72へシートを案内する位置)との間で揺動自在に切換作動するようになっている。
【0041】
一方、第2の切換ゲート172は同じく略三角形状のゲート部材からなり、このゲート部材の分岐点P2側に延びるゲート部材両辺部を案内面175,176として構成されており、実線で示す位置(第3の分岐排出路73を塞ぎ、第2の切換ゲート172の案内面175に沿って第1の分岐排出路71へシートを案内する位置)と、仮想線で示す位置(第1の分岐搬送路71を塞ぎ、第2の切換ゲート172の案内面176に沿って第3の分岐排出路73へシートを案内する位置)との間で揺動自在に切換作動するようになっている。
【0042】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
本実施の形態において、作像プロセスについては実施の形態1と略同様に行われる。
このような作像プロセスにおいて、シート排出装置60に着目すると、例えば以下に示すような各種のシート排出モードに応じてシートが排出制御される。
・フェースダウン排出モード
これは、排出トレイ25側にシートSをその画像面を下にして排出するモードである。
このとき、2つのゲート171,172は、図13(a)に示すように切換作動し、第1の切換ゲート171で第2の分岐排出路72を塞ぎ、第2の切換ゲート172で第3の分岐排出路73を塞ぐと共に、第1の分岐排出路71を開放し、第2の切換ゲート172の案内面175に沿ってシートSを案内搬送し、第1の排出ロール161が正転駆動してシートSをニップ搬送する(図12参照)。
【0043】
・フェースアップ排出モード
これは、フェースアップトレイ62側にシートSをその画像面を上にして排出するモードである。
このとき、2つの切換ゲート171,172は、図13(b)に示すように切換作動し、第1の切換ゲート171が第2、第3の分岐排出路72,73を塞ぎ、第2の分岐排出路72を開放し、第1の切換ゲート171の案内面174に沿ってシートSを案内搬送し、第2の排出ロール162が正転駆動してシートSをニップ搬送する(図12参照)。
このとき、第2の切換ゲート172の状態は実線位置、仮想線位置を問わず、任意に設定されていて差し支えない。
第2の分岐排出路72から排出されたシートSは、図11に示すように、シート戻し搬送路81に至り、分岐排出路84を経て排出ロール85を通じてフェースアップトレイ62に排出される。
【0044】
・OCT排出モード
これは、オプション排出ユニット63であるOCT側にシートSを排出するモードである。
このとき、2つの切換ゲート171,172は、図13(c)に示すように切換作動し、第1の切換ゲート171にて第2の分岐排出路72を塞ぎ、第2の切換ゲート172にて第1の分岐排出路71を塞ぐと共に、第3の分岐排出路73を開放し、第1の切換ゲート171の案内面173、第2の切換ゲート172の案内面176に沿ってシートS案内搬送する(図12参照)。
【0045】
・両面記録モード時のシート反転制御
これは、両面記録モード時に片面記録済みのシートSを両面記録用ユニット80に戻す際のシート搬送制御である。
このとき、2つの切換ゲート171,172は、図13(d)に示すように切換作動し、片面記録済みのシートSを第1の分岐排出路71側に向けて案内搬送し、第1の排出ロール161が正転駆動してシートSを所定量ニップ搬送した後、当該シートSが第2の分岐点P2を超えた時点で第1の排出ロール161の正転駆動が逆転駆動に切換えられ、第1の排出ロール161にニップ保持されているシートSは、第1の分岐排出路71を逆方向に搬送されていき、第2の切換ゲート172の案内面174及び第1の切換ゲート171の第3の案内面177に沿って、第1の分岐排出路71に略直線的に連通する連通搬送路76側へと案内搬送され、第2の排出ロール162の正転駆動により両面記録用ユニット80へ搬送される(図12参照)。
この後、第2の分岐排出路72から排出されたシートSは、図11に示すように、シート戻し搬送路81を経て両面記録用ユニット80にて反転された状態で再度レジストロール44に至り、作像エンジン21による作像プロセスに供される。
【0046】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、分岐部位に少なくとも3つに分岐する分岐搬送路を設け、この分岐部位に2つのゲート部材を配設すると共に、いずれかの分岐搬送路を切換選択するようにしたので、省スペースで、少なくとも3方向の切換を可能とすることができる。
特に、本発明によれば、3つ以上の分岐搬送路のいずれか一方側に位置する分岐搬送路には前記分岐部位を挟んで反対側に連通する逆方向分岐搬送路を設け、この逆方向分岐搬送路に連通する分岐搬送路が切換選択された2つ以上のゲート部材の状態と同じ状態にて当該分岐搬送路に搬送されたシートを逆方向分岐搬送路に向けて逆搬送可能としたので、2つ以上のゲート部材にて3つ以上の分岐搬送路の切換選択を可能にすると共に、2つ以上のゲート部材の動作状態を増やすことなく、分岐部位を挟んで反対側に連通する逆方向分岐搬送路への切換選択を可能にすることができる。
また、このようなシート方向切換装置を用いたシート排出装置やシート処理装置にあっては、省スペースで少なくとも3方向のシートの切換並びに分岐部位を挟んで反対側に連通する逆方向分岐搬送路への切換を可能とするため、シートの切換排出動作や、シートの切換搬送動作をより効率的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシート方向切換装置及びこれを用いたシート排出装置並びにシート処理装置の概要を示す説明図である。
【図2】 (A)は本発明に係るシート方向切換装置の一態様を示す説明図、(B)は同シート方向切換装置の他の態様を示す説明図である。
【図3】 本発明が適用されたシート処理装置の実施の形態1を示す説明図である。
【図4】 図3の要部拡大図である。
【図5】 本実施の形態で用いられるシート排出装置の詳細を示す説明図である。
【図6】 本実施の形態で用いられるシート排出ユニットの要部斜視図である。
【図7】 本実施の形態に係るシート排出装置の駆動伝達系を示す説明図である。
【図8】 (a)〜(d)は本実施の形態に係るシート排出装置のシート方向切換状態を示す説明図である。
【図9】 本実施の形態において、別のシート排出ユニットを取り付けた状態を示す説明図である。
【図10】 図9のシート排出ユニットの詳細を示す要部斜視図である。
【図11】 本発明が適用されたシート処理装置の実施の形態2を示す要部説明図である。
【図12】 本実施の形態で用いられるシート排出装置の詳細を示す説明図である。
【図13】 (a)〜(d)は本実施の形態に係るシート排出装置のシート方向切換状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…処理装置本体,2…シート搬送路,3…ユニット受部,4(4a,4b)…シート排出ユニット,5…センサ,6…定着装置,11…作像エンジン,12…シート供給装置
Claims (10)
- 処理装置本体内のシート搬送路の途中に設けられてシートの搬送方向を3方向に切換えるシート方向切換装置であって、
シート搬送路の分岐部位に3つに分岐する分岐搬送路を設けると共に、3つの分岐搬送路のいずれか一方側に位置する分岐搬送路には前記分岐部位を挟んで反対側に連通する逆方向分岐搬送路を設け、
前記分岐部位には2つのゲート部材を配設し、
この2つのゲート部材を共働させて前記3つの分岐搬送路のいずれかが切換選択可能になるように3つの状態のいずれかを設定すると共に、前記逆方向分岐搬送路に連通する分岐搬送路が切換選択された2つのゲート部材の状態と同じ状態にて当該分岐搬送路に搬送されたシートを逆方向分岐搬送路に向けて逆搬送可能としたことを特徴とするシート方向切換装置。 - 請求項1記載のシート方向切換装置において、
3つの分岐搬送路は1つの分岐点を中心として三又に分岐しており、真ん中の分岐搬送路を挟んで2つのゲート部材を対向配置したことを特徴とするシート方向切換装置。 - 請求項1記載のシート方向切換装置において、
3つの分岐搬送路はシート搬送方向で前後する2つの分岐点を備え、2つの分岐点にゲート部材を配置することを特徴とするシート方向切換装置。 - 処理装置本体内のシート搬送路の出口付近に配設されたシート排出装置において、
このシート排出装置に請求項1ないし3いずれかに記載のシート方向切換装置を具備させたことを特徴とするシート排出装置。 - 処理装置本体のシート搬送路のシート排出装置上流側に定着装置を具備した請求項4記載のシート排出装置において、
分岐搬送路の少なくとも1つは、定着装置通過時に生ずるシートのカールが矯正可能な方向に延びる排出路であることを特徴とするシート排出装置。 - 請求項4記載のシート排出装置において、
分岐搬送路には、画像を下に向けて排出するフェースダウン排出路と、画像を上に向けて排出するフェースアップ排出路とを備えていることを特徴とするシート排出装置。 - 請求項4記載のシート排出装置において、
オプションユニットを着脱自在に保持可能としたことを特徴とするシート排出装置。 - 処理装置本体のシート搬送路の途中に請求項1ないし3いずれかに記載のシート方向切換装置を備えたことを特徴とするシート処理装置。
- 請求項4ないし7いずれかに記載のシート排出装置を備えたシート処理装置。
- 処理装置本体内のシート搬送路の途中に設けられてシートの搬送方向を3方向以上に切換えるシート方向切換装置であって、
シート搬送路の分岐部位に3つ以上に分岐する分岐搬送路を設けると共に、3つ以上の分岐搬送路のいずれか一方側に位置する分岐搬送路には前記分岐部位を挟んで反対側に連通する逆方向分岐搬送路を設け、
前記分岐部位には分岐搬送路数よりも少ない2つ以上のゲート部材を配設し、
この2つ以上のゲート部材を共働させて前記3つ以上の分岐搬送路のいずれかが切換選択可能になるように3つ以上の状態のいずれかを設定すると共に、前記逆方向分岐搬送路に連通する分岐搬送路が切換選択された2つ以上のゲート部材の状態と同じ状態にて当該分岐搬送路に搬送されたシートを逆方向分岐搬送路に向けて逆搬送可能としたことを特徴とするシート方向切換装置。
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