JP3923874B2 - 画像処理装置、画像入力装置、画像形成装置および複写装置 - Google Patents
画像処理装置、画像入力装置、画像形成装置および複写装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像入力装置、画像形成装置および複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カラー複写機においては、従来より、原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを自動判別する自動カラー選択処理を行ない、白黒画像である場合には黒単色でのプリントを実行し、カラー画像である場合はカラープリントを実行するようにした技術が知られている。このような自動カラー選択処理を行なうことにより、コピー時間を短縮し、経費の削減を図ることができる。
【0003】
自動カラー選択処理には、原稿画像における有彩画素のカウント数がある一定以上であるか否かを判断することにより、読み取った原稿画像が白黒画像であるかカラー画像であるかを判別するようにしたものがある。このような自動カラー選択処理では、読み取った原稿画像における有彩画素のカウント数がある一定以上である場合、該原稿画像がカラー画像であると判断し、一定数以下であれば該原稿画像が白黒原稿である判断する。
【0004】
ところで、複数色のカラーセンサを用いてカラー画像を読み取るようにした画像処理装置では、カラーセンサの位置ずれによって読み取った原稿画像上での画素位置のずれが生じてしまうことがある。このような場合、有彩画素のカウント数が本来の有彩画素のカウント数よりも多くなり、カラー画像であると誤判定されてしまうことがある。
【0005】
また、着色された紙面に黒文字が印刷された原稿を読み取る場合、印刷されているのは黒文字一色であるにも拘わらず、カラー原稿であると誤判定されてしまうことがある。
【0006】
このため、自動カラー選択における従来の手法としては、例えば、画像入力用のカラーセンサの読み取り位置のずれ等に起因して有彩色と誤判定されることを改善するようにした技術が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
また、地肌が一様な色味を帯びている場合にカラー画像と誤判定されることを改善するようにした技術が用いられている(例えば、特許文献2参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−165685公報
【特許文献2】
特許第3101304号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、原稿の両面に画像が形成された両面原稿を読み取る場合、表面の画像に裏面の画像が裏写りしたいわゆる裏写り画像となってしまうことがある。
【0010】
この裏写り画像が、一方の面に白黒画像が形成され他方の面にカラー画像が形成された両面原稿の白黒画像を読み取る場合に発生すると、裏写りしたカラー画像部分の画素が有彩画素と誤認識され、有彩画素のカウント数が本来の有彩画素のカウント数よりも多くなって、カラー画像と誤判定されてしまうことがある。
【0011】
このように、原稿の裏写りの影響によって自動カラー選択を誤判定してしまう不具合は、上述した技術においてもまったく考慮されていない。
【0012】
本発明の目的は、両面原稿の読み取りに際しての裏写り画像に起因するカラー選択の誤判定を防止し、カラー選択の精度を向上させることである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、デジタル画像データに基づいて読取画像中の裏写り位置を特定する裏写り位置特定手段と、前記裏写り位置特定手段が特定した裏写り位置以外のデジタル画像データ中の有彩画素数に基づいて該デジタル画像データに基づく画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるかのカラー選択を行なうカラー選択手段と、を具備する。
【0024】
したがって、裏写り位置以外のデジタル画像データ中の有彩画素数に基づいてカラー選択が行われるため、両面原稿の読み取りに際しての裏写りに起因するカラー選択の誤判定を防止することができる。
【0025】
本発明の画像処理装置において、前記裏写り位置特定手段は、デジタル画像データに対して、エッジ強度検出処理およびカラー閾値処理を行なうことにより裏写り位置を特定する。
【0026】
したがって、エッジ強度検出処理およびカラー閾値処理によって裏写り位置が特定されるため、実用上、裏写り成分を確実に特定することができる。
【0027】
本発明の画像入力装置は、原稿画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置が読み取った原稿画像のデジタル画像データに基づいてカラー選択を行なう本発明の画像処理装置と、を具備する。
【0028】
したがって、画像読取装置で読み取られた原稿画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるかが正しく判定される。
【0029】
本発明の画像形成装置は、本発明の画像処理装置と、前記画像処理装置でのカラー選択結果に応じて、デジタル画像データに基づくカラー画像またはモノクロ画像を記録媒体に選択的に形成する画像形成機構と、を具備する。
【0030】
したがって、画像処理装置でのカラー選択結果に応じて、デジタル画像データに基づくカラー画像またはモノクロ画像が記録媒体に選択的に形成される。
【0031】
本発明の複写装置は、本発明の画像入力装置と、デジタル画像データに基づく画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に対して、前記画像入力装置でのカラー選択結果に応じてカラー画像またはモノクロ画像を選択的に形成させる画像形成制御手段と、を具備する。
【0032】
したがって、画像読取装置が読み取った原稿画像の複写(コピー)に際して、該原稿画像がカラー画像である場合にはカラーコピーが行われモノクロ画像である場合にはモノクロコピーが行われるので、不必要なカラーコピーを防止してランニングコストを抑えるとともに、コピー時間の短縮を図ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の実施の形態を、図1ないし図10を参照して説明する。本実施の形態は、複写装置としてデジタル複写機への適用例である。
【0034】
図1は、本実施の実施の形態のデジタル複写機の概略構成を示す縦断正面図である。デジタル複写機1は、原稿の画像を読み取る画像読取装置としての画像読取ユニット2と、画像読取ユニット2で読み取った原稿の画像データに基づいた画像形成を電子写真方式で行なう画像形成装置および画像形成機構としての画像形成ユニット3とを備えている。
【0035】
まず、画像読取ユニット2について説明する。画像読取ユニット2は、シート状の原稿がセットされる原稿台4と、画像読み取り後の原稿が排紙される原稿排紙台5と、原稿台4と原稿排紙台5とを連通する原稿案内路6とを有するADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送装置)7を備えている。
【0036】
ADF7の原稿案内路6には、原稿台4にセットされた原稿を原稿案内路6に一枚ずつ給紙し、原稿排紙台5へ向けて搬送する給紙搬送機構が設けられている。給紙搬送機構としては、例えば、給紙ローラ8や、給紙ローラ8を回転駆動させる搬送モータ9(図2参照)等が挙げられる。
【0037】
原稿案内路6には、給紙搬送機構によって原稿案内路6中を搬送される原稿のうち、原稿台4にセットされた原稿の上向きの面(表面)の画像を読み取るスキャナ10が設けられている。詳細は後述するが、スキャナ10は、原稿案内路6中を搬送される原稿を露光する光源や、原稿からの反射を受光することにより原稿の画像を光学的に読み取るカラーCCD11(図3参照)等によって構成されている。カラーCCD11は、原稿画像の露光走査に際して結像される原稿からの反射光をR,G,Bの各色の光の強度に応じた電圧値を持つR,G,B各色のアナログ画像データに変換する。変換されたアナログ画像データは、以降の画像処理に供される。カラーCCD11は、原稿画像の露光走査に際して、R,G,Bの各色の光が結像される複数のセンサチップが副走査方向にライン状に配列されて構成されている。
【0038】
また、原稿台4には、原稿台4上での原稿のセットの有無に応じて出力が変化する原稿セット検知センサ12(図2参照)が設けられている。
【0039】
次に、画像形成ユニット3について説明する。画像形成ユニット3内には、給紙部13から、縦搬送部14、プリンタエンジン15、定着部16等を経由して排紙トレイ13’へ至る用紙案内路17が形成されている。本実施の形態のプリンタエンジン15は、複数のローラ100aに巻回された中間ベルト100に対して、Y,M,C,Kの各色のカラー画像を形成するタンデム方式のプリンタエンジンである。
【0040】
給紙部13は、用紙を積層保持する第1,第2および第3給紙トレイ18,19,20と、各給紙トレイ18,19,20に設けられて積層された用紙を一枚ずつに分離して縦搬送部に給送する第1,第2および第3給紙機構21,22,23とを備えている。第1,第2および第3給紙機構21,22,23は、それぞれピックアップローラ24やリバースローラ25等によって構成されており、第1,第2および第3給紙トレイ18,19,20に積層保持された用紙を一枚ずつに分離して用紙案内路17へ送り出す。ピックアップローラ24やリバースローラ25は、第1,第2および第3クラッチ26,27,28(図2参照)を介してメインモータ29(図2参照)の駆動力が伝達されて回転駆動される。
【0041】
縦搬送部14には、給紙部13の第1,第2または第3給紙トレイ18,19,20から給紙された用紙を、それぞれプリンタエンジン15へ搬送するための複数の搬送ローラ30が設けられている。
【0042】
プリンタエンジン15には、Y,M,C,Kの色毎に設けられた感光体101(101Y,101M,101C,101K)、各感光体101を帯電させる帯電器102(102Y,102M,102C,102K)、所定の色画像データに基づいて対応する感光体101をそれぞれ露光走査する露光走査器103(103Y,103M,103C,103K)、露光走査されることにより感光体101に形成された静電潜像に所定色のトナーをそれぞれ付着させる現像器104(104Y,104M,104C,104K)、各感光体101表面に形成された各色のトナー像を中間ベルト100にそれぞれ転写させる中間転写器105(105Y,105M,105C,105K)、中間ベルト100上に形成された単色ないし複数色のトナー像を用紙案内路17中を搬送される用紙に転写させる転写器35、および、感光体101に残存するトナーを除去するクリーナー106(106Y,106M,106C,106K)等を有している。
【0043】
定着部16は、トナー像が転写された用紙がプリンタエンジン15を通過する際に、この用紙に対して加圧および加熱してトナーを定着させる。
【0044】
加えて、デジタル複写機1は、ユーザとの間でのインターフェイスとして機能する操作部38を備えている(図2参照)。操作部38は、ユーザによる操作を受け付ける各種操作キー39や、操作ガイダンス等が表示される表示部40を備えている。特に図示しないが、操作キー39としては、コピースタートキー、テンキー、モード設定キー等が挙げられる。モード設定キーの操作により設定されるモードとしては、後述する自動カラー選択処理を実行させる自動カラー選択モード等がある。
【0045】
なお、表示部40の表示面側にタッチパネル(図示せず)を積層し、このタッチパネル上に操作キーとしての機能を割り当ててもよい。
【0046】
次に、デジタル複写機1の制御系の電気的な接続について図2を参照して作用的に説明する。図2は、デジタル複写機1の制御系の電気的な接続を示すブロック図である。デジタル複写機1は、各部を集中的に制御するメインコントローラ41を備えている。メインコントローラ41は、感光体101等を駆動するメインモータ29、図示しないスキャナ駆動モータ、メインモータ29の駆動力を第1,第2および第3給紙機構21,22,23におけるピックアップローラ24やリバースローラ25へする第1,第2および第3クラッチ26,27,28、および、メインモータ29の駆動力を縦搬送部14における搬送ローラ30に伝達する中間クラッチ42を駆動制御する。メインコントローラ41には、操作部38、ADF7、画像処理ユニット(IPU)43等の各種分散制御装置が接続されている。ADF7は、メインコントローラ41との間でのデータ通信によって、搬送モータ9を駆動して給紙ローラ8等を駆動制御したり、原稿セット検知センサ12によって原稿台4上に原稿がセットされたことによる出力変化をメインコントローラ41に伝達したりする。特に図示しないが、メインコントローラ41は、スキャナ10における光源のON/OFFの駆動制御も行なう。
【0047】
また、メインコントローラ41には、デジタル複写機1を別のデジタル複写機(図示せず)やプリンタ等の複数の画像形成処理装置(図示せず)に接続して使用する際に、装置の構成や機能情報、動作制御に関する情報等の送受信を行なうための連結I/F44が接続されている。公知の技術であるため説明を省略するが、メインコントローラ41は、連結I/F44を介して、接続された画像形成処理装置からの要求を獲得し、動作を自動設定することにより連結動作の制御を行なったり、あるいは、接続された他の画像形成処理装置からの要求を獲得して自機の動作制御を行なったりする。
【0048】
次に、図3を参照して、IPU43についてさらに詳細に説明する。IPU43は、IPU43の各部を集中的に駆動制御するCPU45に、制御プログラム等の固定的なデータを格納するROM46と、可変的なデータを書き換え自在に記憶してCPUのワークエリアとして機能するRAM47とをバスライン接続することにより構成されており、CPU45によってIPU43が備える各部を駆動制御することにより画像読取ユニット2で読み取った画像データの処理を行なう。特に図示しないが、RAM47には、例えば、後述する裏写り除去処理に際して、各種フラグを立てるフラグエリアや、各種カウンタバッファ等が確保されている。また、RAM47には、操作キーの操作により設定された原稿の種類に応じて、後述する自動カラー選択処理において実行される裏写り除去条件が設定される裏写り除去条件設定エリアが確保されている。
【0049】
画像読取ユニット2においてカラーCCD11により光学的に読み取った原稿の画像のアナログ信号の画像データは、A/Dコンバータ48に入力される。
【0050】
A/Dコンバータ48は、入力されたアナログ信号の画像データをデジタル画像データに変換し、シェーディング補正部49に出力する。
【0051】
シェーディング補正部49は、デジタル画像データに対してシェーディング補正を行ない、MTF補正・γ補正部50に出力する。なお、公知の技術であるため、シェーディング補正については説明を省略する。
【0052】
MTF補正・γ補正部50は、シェーディング補正後の画像データに対して、MTF補正、γ補正等を行ない変倍処理部51に出力する。なお、公知の技術であるため、MTF補正、γ補正については説明を省略する。
【0053】
変倍処理部51は、入力されたデジタル画像データに対して所定の変倍率に合せた拡大縮小を行ない、該デジタル画像データをセレクタ52へ出力する。
【0054】
セレクタ52は、入力されたデジタル画像データを書き込みγ補正部53またはメモリコントローラ54のいずれか一方に出力するように、画像データの出力先を切替える。
【0055】
書き込みγ補正部53は、入力されたデジタル画像データに設定された作像条件に応じて、該画像データの書き込みγを補正し、補正後の画像データを露光走査器103に出力する。露光走査器103は、書き込みγ補正部53からの画像データに基づいて、光源のON/OFFを駆動制御するとともに、図示しないポリゴンモータを回転させることで感光体101に対して潜像を書き込む。
【0056】
メモリコントローラ54は、セレクタ52との間でのデジタル画像データの入出力が自在な構成とされており、セレクタ52を介して入力されたデジタル画像データを図示しない画像圧縮装置によって圧縮した後、該画像データを画像メモリ55に書き込む。
【0057】
ここで、最大画像サイズ分の256階調のデジタル画像データをそのまま画像メモリ55に書き込むことも可能であるが、この場合原稿画像一枚分のデジタル画像データでも画像メモリ55における容量を大変多く使用する。このため、本実施の形態のように、デジタル画像データを圧縮することにより、限られた画像メモリ55を有効に利用することができる。
【0058】
画像メモリ55は、多くのデジタル画像データを収納するため、ハードディスクによって実現するようにしてもよい。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)を画像読取ユニット2で読み込んで保持するためには、画像メモリ55としてハードディスクを用いることが一般的であり、ハードディスクを画像メモリ55として用いることにより、外部電源を不要とし、画像メモリ55内にデジタル画像データを永久的に保持することができる。
【0059】
画像メモリ55に書き込まれたデジタル画像データは、CPU45からアクセスすることが可能である。これによって、例えば、画像の間引き処理、画像の切り出し処理等、画像メモリ55に書き込まれたデジタル画像データを加工することが可能となる。加工に際しては、メモリコントローラ54が有する図示しないレジスタにデジタル画像データを書き込むことで、該画像メモリ55に書き込まれたデジタル画像データに対する加工処理を行なうことができる。なお、加工されたデジタル画像データは、再度画像メモリ55に保持される。
【0060】
上述した連結I/F44は、メモリコントローラ54に接続されており、メモリコントローラ54は、連結動作等に際して、この連結I/F44を介して受信したデジタル画像データを画像メモリ55に書き込む。連結I/F44は、画像メモリに書き込まれたデジタル画像データの転送に際して、デジタル複写機1と別の画像形成装置との間でのデータ転送速度に応じて、画像メモリ55から順次デジタル画像データを読み出し転送する。
【0061】
加えて、IPU43には、CPU45によって読み出されて画像メモリ55に書き込まれたデジタル画像データを、操作部38に転送するI/Oポート56が設けられている。
【0062】
次に、デジタル複写機1で実行される手段について図4および図5を参照して模式的に説明する。図4は、制御プログラムによって実行される手段を模式的に示す機能ブロック図である。また、図5は、この機能ブロック図に含まれる各種の手段の実行手順を示すフローチャートである。
【0063】
本実施の形態において自動カラー選択処理を実行する制御プログラムは、図5のフローチャートに示すように、画像読取ユニット2によってカラー画像が入力されると(ステップS1)、入力画像(原画像)を縮小して縮小画像を生成する(ステップS2)。このように、縮小画像を生成し、以降の処理を該縮小画像に対して行なうことにより、処理の高速化を図り、画像メモリ55の使用量を低減することができる。
【0064】
次に、生成した縮小画像のカラー座標系を変換する(ステップS3)。ここで、R,G,B空間は成分間の独立性が低く、エッジ検出の精度やノイズへの頑健性が上がらないことがある。これに対し、ステップS2に示すように、座標系を適当なものに変換することにより、エッジ検出の精度とノイズへの頑健性を向上させることができる。
【0065】
続いて、エッジ強度計算を行なう(ステップS4)。エッジ強度検出を用いることにより、結果的にテキストや線画などのカラー文書の前景部分や、裏写り部分よりも輝度が高い(色が薄い)背景部分を保持することができる。
【0066】
次に、2値化処理を行ってエッジを検出し(ステップS5)、エッジ以外の領域に対して、カラー閾値処理を実行する(ステップS6)。カラー閾値処理を行なうことにより、表面の画像と裏写り部分とを分別できるとともに、色を具体的に推定することができる。
【0067】
そして、カラー閾値処理により推定した背景色画像をもとに、裏写り除去画像を合成する(ステップS7)。
【0068】
合成した裏写り除去画像のエッジ強度を計算し(ステップS8)、原画像と裏写り除去画像についてエッジ差分画像を生成する(ステップS9)。処理結果として作られる画像と原画像を比較して、不適切な処理により画像が劣化している個所を簡単な操作により検出できる。その個所の周囲で処理を再度実行することにより、画像の劣化を防ぎ、処理結果を向上させることができる。
【0069】
生成したエッジ強度差分を2値化処理し(ステップS10)、処理スケール(ウィンドウサイズ)を縮小して、ステップS6と同様にカラー閾値処理して背景色画像を推定し(ステップS11)、裏写り除去画像を合成する(ステップS12)。ここで、小さいウィンドウサイズを用いた修正カラー閾値処理に関し、除去するべき裏写り部分の大きさは、表面の画像の局所的性質(複雑さなど)に依存するが、複雑な部分ではウィンドウのサイズによって決まる、除去する裏写り部分の大きさを小さくすることにより、表面の画像の劣化を防止することが可能である。
【0070】
続いて、裏写り除去画像と縮小原画像の差分計算により裏写り部分を推定(特定)した後(ステップS13)、元の解像度の原画像での裏写り部分を除去する(ステップS14)。ここに、裏写り除去手段としての機能が実現される。
【0071】
図4中の裏写り成分除去処理手段60は、ステップS1からS14までの処理を実行する。なお、裏写り成分除去処理手段60が実行する処理は公知の技術であり、例えば、特開2001−169080公報等に記載されているため説明を省略する。
【0072】
次に、裏写り成分除去処理手段60によって裏写り成分が除去された画像に基づいて、自動カラー選択処理手段61により自動カラー選択処理を行ない、読み取った原稿画像がカラー画像であるか白黒(モノクロ)画像であるかを判断する(S15)。ここに、カラー選択手段としての機能が実行される。また、ステップS2からステップS15までの処理によって、画像処理装置としての機能が実行される。さらに、ステップS1からステップS15までの処理によって画像入力装置としての機能が実現される。
【0073】
ステップS15で実行する自動カラー選択処理では、有彩画素のカウント数に基づいてカウント数が一定数よりも多い場合に、該画像がカラー原稿によるものであるか否かを判断する。なお、ステップS15で実行する自動カラー選択処理は、特開平9−160444号公報等に開示された技術(公報中:自動カラー選択)と同様の技術を用いており、公知の技術であるため説明を省略する。
【0074】
本実施の形態によれば、裏写り成分が除去されたデジタル画像データ中の有彩画素数に基づいてカラー選択を行なうことにより、裏写り成分が有彩画素と誤判定されることによって、白黒原稿がカラー原稿と誤判定されてしまう等、両面原稿の読み取りに際しての裏写り画像に起因するカラー選択の誤判定を防止することができ、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0075】
そして、ステップS15での選択結果に基づき、カラー原稿であると判断した場合にはカラープリントを行ない、白黒原稿であると判断した場合には白黒画像をプリント出力する(ステップS16)。ここに、画像形成制御手段としての機能が実行される。
【0076】
これによって、両面原稿のコピーに際しては、ユーザが「自動カラー選択モード」を設定しておくだけで、外原稿がカラー画像であるかモノクロ画像であるかをユーザが判別してコピーモードを設定することなく、該原稿がカラー画像である場合にはカラーコピーが行なわれ、モノクロ画像である場合にはモノクロコピーが自動的に行なわれるので、不必要なカラーコピーを防止してランニングコストを抑えるとともに、コピー時間の短縮を図ることができる。
【0077】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。以下、同様とする。
【0078】
特に図示しないが、本実施の形態のデジタル複写機1は、操作することによって、後述する自動カラー選択処理に際して裏写り除去手段が実行する裏写り除去処理の処理条件(裏写り除去条件)の設定が可能な操作キーを備えている。
【0079】
本実施の形態では、裏写り除去条件として、例えば、読み取り対象となる原稿の種類や、裏写り除去処理の実行の要否等を設定することができる。ここで、原稿の種類とは、紙厚(厚い/薄い)や紙の種類等によって区別されるものである。
【0080】
操作キー39の操作によって設定された裏写り除去条件は、RAM47等に確保された操作キー39の操作によって設定された条件設定エリア(図示せず)に記憶される。
【0081】
そして、自動カラー選択処理に際しては、条件設定エリアを参照し、操作キーの操作によって設定された裏写り除去条件にしたがって処理を行なう。
【0082】
このため、本実施の形態では、裏写り除去処理の処理条件(裏写り除去条件)の設定が可能な操作キーの操作によって除去条件設定手段としての機能が実現される。
【0083】
ここで、例えば、着色紙に黒単色で画像形成された原稿を読み取り対象とする場合、下地が着色されているために、カラー画像であると誤判定してしまうことが懸念される。このような場合、操作キーの操作によりモノクロ画像である旨を予め設定しておくことにより、例えば、原稿の用紙厚が薄く光透過性が高い場合や下地が着色されている等、モノクロ画像であってもカラー画像であると誤判定されることが懸念される原稿では、該原稿に応じた除去条件を設定することにより、原稿に適したカラー選択が行なわれ、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0084】
また、逆に、原稿の用紙厚が厚く光透過性が低いモノクロ原稿である場合、不必要な裏写り除去処理を行なうことにより、カラー選択の精度が却って低下してしまうことが懸念されるが、操作キーの操作により裏写り成分の除去を行なわない設定にすることにより、裏写り成分の除去を不必要に行なうことなく、原稿に適したカラー選択を行なうことができる。これによって、裏写り成分の除去が不要なデジタル画像に対して裏写り成分を除去する処理を施すことによってカラー選択の誤判定を抑制することができる。
【0085】
このように、例えば、原稿の厚さによる光透過性や下地が着色されている等、原稿の種類に応じて裏写り成分の除去条件を設定して、原稿に適したカラー選択を行なうことにより、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0086】
次に、本発明の第3の実施の形態について図6および図7を参照して説明する。
【0087】
図6は、本実施の実施の形態のデジタル複写機1’の概略構成を示す縦断正面図である。本実施の形態のデジタル複写機1’は、一端がスキャナ10より原稿搬送方向下流側で原稿案内路6に連通され、他端がスキャナ10より原稿搬送方向上流側で原稿案内路6に連通される原稿反転通路65が設けられた画像読取ユニット2’を備えている。原稿反転通路65には、原稿反転通路65に先端から導入した原稿を後端から排出する原稿反転機構部66が設けられている。公知の技術であるため詳細な説明を省略するが、原稿反転機構部66は、例えば、原稿反転通路65に設けられた正逆回転自在なローラと、このローラを正逆回転駆動するモータ等によって構成されている。
【0088】
画像読取ユニット2’では、ADF7によって原稿を順次搬送する過程で、該原稿がスキャナ10を通過する際に、この原稿の表面を露光することによって、原稿の表面の画像を光学的に読み取る。その後、原稿反転機構部66の動作によってこの原稿を先端から原稿反転通路65に導入し、原稿の後端まで原稿反転通路65に導入された時点で、原稿反転機構部66の動作によって原稿の後端を原稿案内路6のスキャナ10より原稿搬送方向上流側に向けて搬送する。これにより、スキャナ10に対して原稿の表裏が反転され、原稿案内路6に搬送された原稿は、再びスキャナ10を通過し、今度は裏面が露光されるので、原稿の裏面の画像が光学的に読み取られる。両面読み取りが終了した原稿は、原稿排紙台5に排出される。これにより、単一のスキャナ10で原稿の両面の画像を読み取ることができる。
【0089】
特に図示しないが、本実施の形態の操作部38の操作キー39には、原稿の片面の画像をコピーする片面モードか、原稿の両面の画像をコピーする両面モードかを設定するモード設定キーが設けられている。
【0090】
次に、デジタル複写機1’で実行される手段について図7を参照して模式的に説明する。図7は、制御プログラムによって実行される手段を模式的に示す機能ブロック図である。
【0091】
本実施の形態のデジタル複写機1’は、原稿の表面の画像を読み取る表面読取手段70と、原稿の裏面の画像を読み取る裏面読取手段71とを備えている。表面読取手段70は、スキャナ10により読み取った原稿の表面のデジタル画像データに対して裏写り除去を行なう裏写り除去処理手段72と、この裏写り除去処理手段72が裏写り成分を除去したデジタル画像データに基づいて自動カラー選択を行なう自動カラー選択処理手段73とを備えている。裏面読取手段71は、スキャナ10により読み取った原稿の裏面のデジタル画像データに対して裏写り除去を行なう裏写り除去処理手段74と、この裏写り除去処理手段74が裏写り成分を除去したデジタル画像データに基づいて自動カラー選択を行なう自動カラー選択処理手段75とを備えている。表面読取手段70が備える裏写り除去処理手段72、および、裏面読取手段71が備える裏写り除去処理手段74は、ともに、図5中ステップS1からステップS13までの処理と同様の処理を行なうことにより裏写り成分を特定するが、裏面読取手段71が備える裏写り除去処理手段74は、表面読取手段70の自動カラー選択処理手段73による選択結果に応じて除去条件を設定し、設定した除去条件にしたがって裏写り除去処理を行なう。例えば、表面の画像がカラー画像であると選択した場合にはカラー画像に応じた裏写り除去処理を行なうように設定し、表面の画像がモノクロ画像であると選択した場合にはモノクロ画像に応じた裏写り除去処理を行なうように設定する。
【0092】
なお、表面読取手段70が備える自動カラー選択処理手段73および裏面読取手段71が備える自動カラー選択処理手段75は、図4中61で示す自動カラー選択処理手段と同様に、各裏写り成分除去処理手段72,74による裏写り除去後のデジタル画像データに基づいて、自動カラー選択処理を行なう。
【0093】
このように、表面の画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるかに応じて、裏面の自動カラー選択処理の除去条件を設定することにより、両面原稿の両面の画像を読み取る場合に各面に適したカラー選択を行なうことができる。
【0094】
なお、本実施の形態では、単一のスキャナを備え、原稿反転通路65および原稿反転機構部66を備える画像読取ユニット2’を備えるデジタル複写機1’について説明したが、これに限るものではなく、例えば、図8に示すように、給紙搬送機構によって原稿案内路中を搬送される原稿のうち、図8中、原稿台にセットされた原稿の上向きの面(表面)の画像を読み取るスキャナ10に加えて、原稿台にセットされた原稿の下向きの面(裏面)の画像を読み取るスキャナ10’を備え、原稿案内路6中を原稿が一回搬送される間に該原稿の両面の画像を読み取る画像読取ユニット2''を備えるデジタル複写機1''に適用してもよい。この場合のスキャナ10’は、スキャナ10と同様に、原稿案内路6中を搬送される原稿を露光する光源や、原稿からの反射を受光することにより原稿の画像を光学的に読み取る読取センサ等によって構成されている。
【0095】
次に、本発明の第4の実施の形態について図9を参照して説明する。
【0096】
図9は、本実施の形態のデジタル複写機1において制御プログラムによって実行される手段を模式的に示す機能ブロック図である。本実施の形態のデジタル複写機1は、原稿の表面の画像を読み取る裏写り位置特定処理手段80と、自動カラー選択手段81とを備えている。
【0097】
本実施の形態のデジタル複写機1は、裏写り位置特定処理手段80によって図5のステップS1からステップS13までの処理を実行することによって裏写り成分の位置を特定し、その後、特定した裏写り位置以外のデジタル画像データ中の有彩画素数に基づいて自動カラー選択手段81によってカラー選択を行なう。ここに、裏写り位置特定手段としての機能が実現される。なお、自動カラー選択手段81が行なう自動カラー選択処理は、上述した実施の形態で説明した自動カラー選択処理と同様の処理を行なう。
【0098】
これにより、裏写り成分が除外されたデジタル画像データに基づいて自動カラー選択が行われ、裏写り除去画像を生成する必要がないので、カラー選択処理における負担を軽減し、両面原稿の読み取りに際しての裏写りに起因するカラー選択の誤判定を容易に防止することができ、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0099】
【発明の効果】
本発明の参考発明の画像処理装置によれば、画像入力装置によって入力されて裏写り成分が除去されたデジタル画像データ中の有彩画素数に基づいてカラー選択を行なうことにより、両面原稿の読み取りに際しての裏写り画像に起因するカラー選択の誤判定を防止することができ、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0100】
本発明の参考発明の画像処理装置において、エッジ強度検出処理およびカラー閾値処理によって裏写り成分を除去することにより、実用上、裏写り成分を確実に除去して、両面原稿の読み取りに際しての裏写り画像に起因するカラー選択の誤判定を効果的に防止することができ、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0101】
本発明の参考発明の画像処理装置において、読み取り対象となる原稿に適したカラー選択を行なうことにより、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0102】
本発明の参考発明の画像処理装置において、例えば、画像入力装置によって入力されたデジタル画像データが両面に画像が形成された両面原稿の読み取りによって得られたものである場合には原稿の厚さによる光透過性の違いに応じて、また、画像入力装置によって入力されたデジタル画像データが下地に着色されている原稿の読み取りによって得られたものである場合には下地の濃淡の違いに応じて、等のように、原稿の種類に応じて裏写り成分の除去条件を設定することにより、原稿に適したカラー選択を行なうことで、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0103】
本発明の参考発明の画像処理装置において、例えば、画像入力装置によって入力されたデジタル画像データが片面に画像が形成された両面原稿の読み取りによって得られたものである場合には裏写り成分の除去を行なわない設定にすることにより、裏写り成分の除去を不必要に行なうことなく、原稿に適したカラー選択を行なうことができ、裏写り成分の除去が不要なデジタル画像に対して裏写り成分を除去する処理を施すことによってカラー選択の誤判定を抑制することができる。
【0104】
本発明の画像処理装置によれば、画像入力装置によって入力されて裏写り位置以外のデジタル画像データ中の有彩画素数に基づいてカラー選択を行なうことにより、カラー選択の対象となるデジタル画像データからは裏写り成分が除外されているので、カラー選択処理における負担を軽減し、両面原稿の読み取りに際しての裏写りに起因するカラー選択の誤判定を容易に防止することができ、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0105】
本発明の画像処理装置において、エッジ強度検出処理およびカラー閾値処理によって裏写り位置を特定することにより、実用上、裏写り成分を確実に特定することができ、カラー選択の精度を向上させることができる。
【0106】
本発明の画像入力装置によれば、画像読取装置が読み取った原稿画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるかを正しく判定することができる。
【0107】
本発明の画像形成装置によれば、画像処理装置でのカラー選択結果に応じて、デジタル画像データに基づくカラー画像またはモノクロ画像を記録媒体に選択的に形成することにより、不用意にカラー画像を形成することを抑制し、ランニングコストを抑えるとともに、画像出力までの時間を必要最小限とすることができる。
【0108】
本発明の複写装置によれば、画像読取装置が読み取った原稿画像の複写(コピー)に際して、該原稿画像がカラー画像である場合にはカラーコピーが行われモノクロ画像である場合にはモノクロコピーが行われるので、不必要なカラーコピーを防止してランニングコストを抑えるとともに、コピー時間を必要最小限とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の実施の形態のデジタル複写機の概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】デジタル複写機の制御系の電気的な接続を示すブロック図である。
【図3】IPUが備える各部について説明するブロック図である。
【図4】制御プログラムによって実行される手段を模式的に示す機能ブロック図である。
【図5】この機能ブロック図に含まれる各種の手段の実行手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の実施の形態のデジタル複写機の概略構成を示す縦断正面図である。
【図7】制御プログラムによって実行される手段を模式的に示す機能ブロック図である。
【図8】別のデジタル複写機の概略構成を示す縦断正面図である。
【図9】本発明の第4実施の形態のデジタル複写機において制御プログラムによって実行される手段を模式的に示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 複写装置
2 画像読取装置
3 画像形成装置、画像形成機構
Claims (5)
- デジタル画像データに基づいて読取画像中の裏写り位置を特定する裏写り位置特定手段と、
前記裏写り位置特定手段が特定した裏写り位置以外のデジタル画像データ中の有彩画素数に基づいて該デジタル画像データに基づく画像がカラー画像であるかモノクロ画像であるかのカラー選択を行なうカラー選択手段と、
を具備する画像処理装置。 - 前記裏写り位置特定手段は、デジタル画像データに対して、エッジ強度検出処理およびカラー閾値処理を行なうことにより裏写り位置を特定する請求項1記載の画像処理装置。
- 原稿画像を読み取る画像読取装置と、
前記画像読取装置が読み取った原稿画像のデジタル画像データに基づいてカラー選択を行なう請求項1又は2に記載の画像処理装置と、
を具備する画像入力装置。 - 請求項1ないし3のいずれか一に記載の画像処理装置と、
前記画像処理装置でのカラー選択結果に応じて、デジタル画像データに基づくカラー画像またはモノクロ画像を記録媒体に選択的に形成する画像形成機構と、
を具備する画像形成装置。 - 請求項3記載の画像入力装置と、
デジタル画像データに基づく画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置に対して、前記画像入力装置でのカラー選択結果に応じてカラー画像またはモノクロ画像を選択的に形成させる画像形成制御手段と、
を具備する複写装置。
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