JP3923063B2 - 半導体デバイス用パッケージおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
半導体素子を載置するための載置部を有するベース層と、前記載置部を囲むように前記ベース層上に設けられ、内表面によって前記載置部を底面とする第1の凹部を形成すると共に、外表面には第2の凹部が形成されている側壁部と、を備える基部と、
前記側壁部外表面において、前記第2の凹部に接して形成されたリード端子取り付けパッドと、
前記リード端子取り付けパッド上に取り付けられた外部リード端子と、
前記第1の凹部表面の前記載置部近傍に形成される一端と、前記第2の凹部表面であって該第2の凹部と前記リード端子取り付けパッドとが接する位置から鉛直方向に離れた位置に形成される他端と、を有し、前記基部において前記一端から前記側壁部内部を介して前記他端まで連続して形成される内部配線と、
前記第2の凹部表面における略鉛直部を含む前記第2の凹部表面の一部を覆って形成され、前記内部配線の前記他端と前記リード端子取り付けパッドとを電気的に接続する接続導体部と
を備えることを要旨とする。
半導体素子を載置するための載置部を有するベース層と、前記載置部を囲むように前記ベース層上に設けられ、内表面によって前記載置部を底面とする凹部を形成する側壁部と、を備える基部と、
前記側壁部外表面に形成されたリード端子取り付けパッドと、
前記リード端子取り付けパッド上に取り付けられた外部リード端子と、
前記凹部表面の前記載置部近傍に形成される一端と、前記側壁部外表面であって前記リード端子取り付けパッドから鉛直方向に離れた位置に形成される他端と、を有し、前記基部において前記一端から前記側壁部内部を介して前記他端まで連続して形成される内部配線と、
前記側壁部外表面と同一面を形成すると共に、前記内部配線の前記他端と前記リード端子取り付けパッドとを電気的に接続する接続導体部と
を備えることを要旨とする
(a)複数のセラミックグリーンシートを用意する工程と、
(b)前記(a)工程で用意した複数のセラミックグリーンシートの一部のそれぞれにおいて、第1の穴部を形成する工程と、
(c)前記複数のセラミックグリーンシートの他の一部のそれぞれにおいて、前記第1の穴部と共に、該第1の穴部よりも小さい第2の穴部を形成する工程と、
(d)前記(b)工程および前記(c)工程で穴部を形成した前記複数のセラミックグリーンシートの一部に対して、所定の配線パターンを表面に印刷する工程であって、前記(b)工程で穴部を形成した前記グリーンシートの一部に対しては、前記第2の穴部に対応する大きさの第1の配線部を印刷する工程と、前記(c)工程で穴部を形成した前記他の一部のセラミックグリーンシートの内の少なくとも一部に対しては、端部が前記第2の穴部に達する第2の配線部を印刷する工程と、を含む工程と、
(e)前記(c)工程で形成した前記第2の穴部の内壁面に、第1のメタライズ層を形成する工程と、
(f)前記第1の配線部上で前記第2の穴部が重なって前記第1の配線部と前記第1のメタライズ層とが接続すると共に、前記第2の配線部を印刷したグリーンシートの面が前記第2の穴部および前記第1の配線部が形成されていないグリーンシートと接するように、前記複数のセラミックグリーンシートを所定の順序で積層して、前記第1の穴部同士が重なって形成される前記第1の凹部と、前記(d)工程で形成された前記配線パターンを含んで全体として連続して形成される内部配線と、を備えるセラミックグリーンシート積層体を形成する工程であって、前記内部配線が、前記第1の凹部の底面近傍に形成される一端と、前記第2の配線部と前記第1のメタライズ層との接続部である他端と、を有するように前記セラミックグリーンシートを積層する工程と、
(g)前記セラミックグリーンシート積層体を、前記第2の穴部を通過する位置で切断することによって分割し、前記第1の凹部を有すると共に、切断面において前記第1のメタライズ層および前記第1の配線部を表面の一部とする第2の凹部を有する分割積層体を形成する工程と、
(h)前記分割積層体の切断面であって、前記第1の配線部が形成されたセラミックグリーンシートを含む連続して積層されたセラミックグリーンシートの側面において、前記第2の凹部と前記分割積層体の積層方向に隣接する位置に、前記第1の配線部と接続する第2のメタライズ層を形成する工程と、
(i)前記(h)工程の後に前記分割積層体を焼成する工程と
を備えることを要旨とする。
(a)複数のセラミックグリーンシートを用意する工程と、
(b)前記(a)工程で用意した複数のセラミックグリーンシートの一部のそれぞれにおいて、第1の穴部を形成する工程と、
(c)前記複数のセラミックグリーンシートの他の一部のそれぞれにおいて、前記第1の穴部と共に、該第1の穴部よりも小さい第2の穴部を形成し、該第2の穴部内に導電性材料を充填する工程と、
(d)前記(b)工程及び前記(c)工程で穴部を形成した前記複数のセラミックグリーンシートの一部に対して、所定の配線パターンを表面に印刷する工程であって、前記(c)工程で穴部を形成した前記他の一部のセラミックグリーンシートの内の少なくとも一部に対しては、前記導電性材料を充填した前記第2の穴部へと端部が達する配線部を印刷する工程と、
(e)前記配線部を印刷したセラミックグリーンシートの面が前記第2の穴部を設けていないセラミックグリーンシートと接するように、前記複数のセラミックグリーンシートを所定の順序で積層して、前記第1の穴部同士が重なって形成される前記凹部と、前記(d)工程で形成された前記配線パターンを含んで全体として連続して形成される内部配線と、を備えるセラミックグリーンシート積層体を形成する工程であって、前記内部配線が、前記凹部の底面近傍に形成される一端と、前記導電性材料を充填した前記第2の穴部との接続部である他端と、を有するように前記セラミックグリーンシートを積層する工程と、
(f)前記セラミックグリーンシート積層体を、前記導電性材料を充填した前記第2の穴部を通過する位置で切断することによって分割し、前記凹部を有すると共に、切断面において前記第2の穴部に充填された前記導電性材料から成る接続導体部を有する分割積層体を形成する工程と、
(g)前記分割積層体の切断面であって、前記接続導体部が形成されたセラミックグリーンシートに接するセラミックグリーンシートのうち、前記配線部が形成されたセラミックグリーンシート表面と接するセラミックグリーンシートとは異なるセラミックグリーンシートを含む連続して積層されたセラミックグリーンシート側面において、前記接続導体部と前記分割積層体の積層方向に所定の長さで重なる位置に、メタライズ層を形成する工程と、
(h)前記(g)工程の後に前記分割積層体を焼成する工程と
を備えることを要旨とする。
A.パッケージの構成:
B.製造工程:
C.第1実施例の変形例:
D.第2実施例:
E.変形例:
図1は、本発明の第1実施例の半導体デバイス用パッケージ10(以下、パッケージ10と表わす)の構成を表わす断面模式図であり、図2は、パッケージ10の構成を表わす斜視図である。図1は、図2における1−1断面を表わす。本実施例のパッケージ10は、図1に示すように、4層のアルミナセラミック層(セラミック層21〜24)により形成される基部20を備えている。基部20には、底面が半導体素子70を載置するための載置部となっている第1の凹部25が形成されている。すなわち、基部20は、セラミック層21によって構成されて上記載置部を有するベース層と、載置部を囲む形状の穴部が形成されたセラミック層22〜24をベース層上に鉛直方向に順次積層することによって形成された側壁部と、を備え、側壁部の内表面によって第1の凹部25が形成されている。なお、以下の説明では、図1に示す矢印Aの方向を鉛直方向と呼び、矢印Bの方向を水平方向と呼ぶ。ここで、矢印Bの方向は、各セラミック層21〜24面に平行な方向であり、矢印Aの方向は、この面方向に垂直な方向(セラミック層の積層方向)である。
図4は、本実施例のパッケージ10の製造工程を表わす説明図である。まず最初に、基部20を構成する各セラミック層21〜24を形成するためのグリーンシートを用意し(ステップS100)、その後、各グリーンシートに対して所定のパターン形成を施す(ステップS110)。パターン形成とは、具体的には、グリーンシート表面のメタライズと、打ち抜き加工による所定箇所への穴開けと、形成した穴部の内壁面のメタライズ(スルーホール印刷)と、を含む。
上記第1実施例のパッケージ10の基部20は、4層のセラミック層により形成しているが、より多くのセラミック層を積層して基部20を形成しても良い。あるいは、第1実施例のパッケージ10では、内部配線30は、積層されたセラミック層の中の1層であるセラミック層23上だけに形成されることとしたが、複数のセラミック層にわたって3次元的に内部配線30が形成されることとしても良い。この場合には、ステップS110における表面メタライズの工程において、セラミック層23となるグリーンシート上だけでなく、他の所定のグリーンシート表面に対しても、内部配線30を形成するための表面メタライズを行なえば良い。さらに、この場合には、ステップS110のパターン形成の工程において、上記複数のグリーンシート表面に形成された配線パターンを3次元的に接続する(層間にわたって接続する)ビアを形成するために、所定のグリーンシートの所定の位置に、穴開け処理によってビアホールを形成すれば良い。なお、この穴開け処理を施すべきグリーンシートが、既述した穴部23bを形成すべきグリーンシートである場合には、これらの穴開け処理を同時に行なうことができる。また、内部配線30を3次元的に形成する場合には、ステップS110のパターン形成において、さらに、上記ビアホールに対して導電性材料を充填(穴埋印刷)して、ビアを形成する工程を行なえば良い。ここで、ビアを形成するためには、表面メタライズの工程や穴部のメタライズの工程と同様に、タングステンのようにアルミナセラミックの焼成温度よりも高い融点を示す金属を含有するペーストを用いればよい。
図8は、第2実施例の半導体デバイス用パッケージ110(以下、パッケージ110と表わす)の構成を表わす断面模式図であり、図9は、パッケージ110の構成を表わす斜視図である。図8は、図9における8−8断面を表わす。パッケージ110は、第2の凹部60および接続導体部62に代えて接続導体部162を有する以外は、第1実施例のパッケージ10と同様の構造を有しているため、共通する部分には同じ参照番号を付して詳しい説明を省略する。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
実施例の半導体デバイス用パッケージは、種々の形状に変形することが可能である。例えば、上記第1あるいは第2実施例では、側面メタライズ(ステップS140あるいはS240)の工程の後に焼成(ステップS150あるいはS250)の工程を1度行なっているが、焼成の回数をさらに増やしても良い。例えば、セラミックグリーンシートの切断を行なって分割積層体を作製する工程(ステップS130あるいはS230)の後に、1度目の焼成を行ない、この1度目の焼成の後に、側面メタライズ(ステップS140あるいはS240)を行ない、その後さらに2度目の焼成を行なうこととしても良い。この場合には、1度目の焼成の工程は、グリーンシートを充分に焼成できる温度(1500〜1700℃)で行なえば良い。そして、2度目の焼成の工程は、側面メタライズに用いた導電性材料を焼成するために充分であって1度目の焼成工程よりも低い温度(例えば1300℃)で行なえば良い。
パッケージ10あるいはパッケージ110を用いて形成する半導体デバイスを、リード端子50が鉛直方向上方に突出して設けられるフェースダウンタイプとすることも可能である。この場合には、第1実施例においては、基部20の側壁部外表面においてリード取り付けパッド40と接する第2の凹部60は、リード取り付けパッド40の取り付け位置に対して鉛直方向下側に形成すればよい。また、第2実施例においては、接続導体部162は、リード端子取り付けパッド40と重なりつつ、基部20の側壁部外表面において、鉛直方向のより下方に形成すればよい。
基部20は、アルミナセラミック以外のセラミックスによって形成しても良い。例えば、ガラスセラミックによって形成することができる。この場合には、ガラスセラミックの焼成温度よりも高い融点を有する金属を用いて表面メタライズおよび側面メタライズを行なえばよい。ガラスセラミックの焼成温度は、一般に、アルミナセラミックよりも低い800〜900℃であるため、例えば、CuあるいはAgを用いてメタライズを行なうことができる。
本発明の半導体デバイス用パッケージに実装する半導体素子は、電気信号のみを伝送する半導体素子に限らず、光信号を伝送する光半導体素子としても良い。いずれの場合にも、半導体デバイス内で高周波信号を伝送するならば、スタブ回路形成を抑えることによる既述した効果が得られる。
20,120…基部
21〜24…セラミック層
22a,23a,23b,24a…穴部
22b…第1の配線部
23c…メタライズ層
23d…第2の配線部
23e…導体形成部
25…第1の凹部
30,130…内部配線
40,140…リード端子取り付けパッド
50,150…リード端子
60…第2の凹部凹部
62…接続導体部
70,170…半導体素子
75,175…ボンディングワイヤ
125…凹部
162…接続導体部
190…窪み
Claims (5)
- 半導体デバイス用パッケージであって、
半導体素子を載置するための載置部を有するベース層と、前記載置部を囲むように前記ベース層上に設けられ、内表面によって前記載置部を底面とする第1の凹部を形成すると共に、外表面には第2の凹部が形成されている側壁部と、を備える基部と、
前記側壁部外表面において、前記第2の凹部に接して形成されたリード端子取り付けパッドと、
前記リード端子取り付けパッド上に取り付けられた外部リード端子と、
前記第1の凹部表面の前記載置部近傍に形成される一端と、前記第2の凹部表面であって該第2の凹部と前記リード端子取り付けパッドとが接する位置から鉛直方向に離れた位置に形成される他端と、を有し、前記基部において前記一端から前記側壁部内部を介して前記他端まで連続して形成される内部配線と、
前記第2の凹部表面における略鉛直部を含む前記第2の凹部表面の一部を覆って形成され、前記内部配線の前記他端と前記リード端子取り付けパッドとを電気的に接続する接続導体部と
を備える半導体デバイス用パッケージ。 - 半導体デバイス用パッケージであって、
半導体素子を載置するための載置部を有するベース層と、前記載置部を囲むように前記ベース層上に設けられ、内表面によって前記載置部を底面とする凹部を形成する側壁部と、を備える基部と、
前記側壁部外表面に形成されたリード端子取り付けパッドと、
前記リード端子取り付けパッド上に取り付けられた外部リード端子と、
前記凹部表面の前記載置部近傍に形成される一端と、前記側壁部外表面であって前記リード端子取り付けパッドから鉛直方向に離れた位置に形成される他端と、を有し、前記基部において前記一端から前記側壁部内部を介して前記他端まで連続して形成される内部配線と、
前記側壁部外表面と同一面を形成すると共に、前記内部配線の前記他端と前記リード端子取り付けパッドとを電気的に接続する接続導体部と
を備える半導体デバイス用パッケージ。 - 請求項1または2記載の半導体デバイス用パッケージであって、
前記基部は、セラミック積層体によって形成される
半導体デバイス用パッケージ。 - 半導体素子を載置するための載置部を底面に有する第1の凹部が設けられたセラミック積層体によって形成された半導体デバイス用パッケージの製造方法であって、
(a)複数のセラミックグリーンシートを用意する工程と、
(b)前記(a)工程で用意した複数のセラミックグリーンシートの一部のそれぞれにおいて、第1の穴部を形成する工程と、
(c)前記複数のセラミックグリーンシートの他の一部のそれぞれにおいて、前記第1の穴部と共に、該第1の穴部よりも小さい第2の穴部を形成する工程と、
(d)前記(b)工程および前記(c)工程で穴部を形成した前記複数のセラミックグリーンシートの一部に対して、所定の配線パターンを表面に印刷する工程であって、前記(b)工程で穴部を形成した前記グリーンシートの一部に対しては、前記第2の穴部に対応する大きさの第1の配線部を印刷する工程と、前記(c)工程で穴部を形成した前記他の一部のセラミックグリーンシートの内の少なくとも一部に対しては、端部が前記第2の穴部に達する第2の配線部を印刷する工程と、を含む工程と、
(e)前記(c)工程で形成した前記第2の穴部の内壁面に、第1のメタライズ層を形成する工程と、
(f)前記第1の配線部上で前記第2の穴部が重なって前記第1の配線部と前記第1のメタライズ層とが接続すると共に、前記第2の配線部を印刷したグリーンシートの面が前記第2の穴部および前記第1の配線部が形成されていないグリーンシートと接するように、前記複数のセラミックグリーンシートを所定の順序で積層して、前記第1の穴部同士が重なって形成される前記第1の凹部と、前記(d)工程で形成された前記配線パターンを含んで全体として連続して形成される内部配線と、を備えるセラミックグリーンシート積層体を形成する工程であって、前記内部配線が、前記第1の凹部の底面近傍に形成される一端と、前記第2の配線部と前記第1のメタライズ層との接続部である他端と、を有するように前記セラミックグリーンシートを積層する工程と、
(g)前記セラミックグリーンシート積層体を、前記第2の穴部を通過する位置で切断することによって分割し、前記第1の凹部を有すると共に、切断面において前記第1のメタライズ層および前記第1の配線部を表面の一部とする第2の凹部を有する分割積層体を形成する工程と、
(h)前記分割積層体の切断面であって、前記第1の配線部が形成されたセラミックグリーンシートを含む連続して積層されたセラミックグリーンシートの側面において、前記第2の凹部と前記分割積層体の積層方向に隣接する位置に、前記第1の配線部と接続する第2のメタライズ層を形成する工程と、
(i)前記(h)工程の後に前記分割積層体を焼成する工程と
を備える半導体デバイス用パッケージの製造方法。 - 半導体素子を載置するための載置部を底面に有する凹部が設けられたセラミック積層体によって形成された半導体デバイス用パッケージの製造方法であって、
(a)複数のセラミックグリーンシートを用意する工程と、
(b)前記(a)工程で用意した複数のセラミックグリーンシートの一部のそれぞれにおいて、第1の穴部を形成する工程と、
(c)前記複数のセラミックグリーンシートの他の一部のそれぞれにおいて、前記第1の穴部と共に、該第1の穴部よりも小さい第2の穴部を形成し、該第2の穴部内に導電性材料を充填する工程と、
(d)前記(b)工程及び前記(c)工程で穴部を形成した前記複数のセラミックグリーンシートの一部に対して、所定の配線パターンを表面に印刷する工程であって、前記(c)工程で穴部を形成した前記他の一部のセラミックグリーンシートの内の少なくとも一部に対しては、前記導電性材料を充填した前記第2の穴部へと端部が達する配線部を印刷する工程と、
(e)前記配線部を印刷したセラミックグリーンシートの面が前記第2の穴部を設けていないセラミックグリーンシートと接するように、前記複数のセラミックグリーンシートを所定の順序で積層して、前記第1の穴部同士が重なって形成される前記凹部と、前記(d)工程で形成された前記配線パターンを含んで全体として連続して形成される内部配線と、を備えるセラミックグリーンシート積層体を形成する工程であって、前記内部配線が、前記凹部の底面近傍に形成される一端と、前記導電性材料を充填した前記第2の穴部との接続部である他端と、を有するように前記セラミックグリーンシートを積層する工程と、
(f)前記セラミックグリーンシート積層体を、前記導電性材料を充填した前記第2の穴部を通過する位置で切断することによって分割し、前記凹部を有すると共に、切断面において前記第2の穴部に充填された前記導電性材料から成る接続導体部を有する分割積層体を形成する工程と、
(g)前記分割積層体の切断面であって、前記接続導体部が形成されたセラミックグリーンシートに接するセラミックグリーンシートのうち、前記配線部が形成されたセラミックグリーンシート表面と接するセラミックグリーンシートとは異なるセラミックグリーンシートを含む連続して積層されたセラミックグリーンシート側面において、前記接続導体部と前記分割積層体の積層方向に所定の長さで重なる位置に、メタライズ層を形成する工程と、
(h)前記(g)工程の後に前記分割積層体を焼成する工程と
を備える半導体デバイス用パッケージの製造方法。
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