JP3922139B2 - 音色パラメータ生成装置、音色パラメータ生成方法およびプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、楽音信号を発生する場合に好適な音色パラメータ生成装置、音色パラメータ生成方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示される電子絵本のように、電子ペン410が指し示す位置により、本の内容に適合させた音声を発生するものがあった。その音声は、カートリッジ550に記録されたデータに基づいて放音されるものである。この電子絵本のハードウェアは共通であり、本自体およびカートリッジが取り替えられる。
一方、パソコン上で動作し、FM音源方式によって任意の音色データを生成させるソフトウェアアプリケーションが存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、電子絵本の場合には、カートリッジに記録され、予め定められた音色の再生しかすることが出来ない問題点があった。
一方、パーソナルコンピュータ上で動作するソフトウェアアプリケーションでは、パラメータの設定が煩雑・高度であり、趣味用途では操作が難しい問題点がある。また、ソフトウェアアプリケーションは音色を編集する機能を有するのみであり、音声の発生には高価なパーソナルコンピュータおよびサウンドカードを購入する必要がある。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、趣味用途でも音色パラメータの編集が容易な音色パラメータ生成装置、音色パラメータ生成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の音色パラメータ生成装置にあっては、ブロック(ブロック片)を嵌め込むための複数の凹部を有するブロック嵌め込み部(ブロックエリア)と、前記ブロック嵌め込み部の複数の凹部にそれぞれ対応して設置され、それぞれの凹部に前記ブロックが嵌め込まれているか否かを検出する第1の検出部(ブロックエリアセンサ)と、前記第1の検出部の検出結果に基づき音色パラメータを生成する第1の音色パラメータ生成部とを有することを特徴とする。
さらに、請求項2記載の音色パラメータ生成装置にあっては、複数のブロックおよびこれらのブロックを嵌め込むための複数の凹部を表示デバイス(液晶表示パネル)上に表示する第1の表示制御部と、ユーザの操作(ポインティングデバイスの操作)に連動して前記ブロックを前記複数の凹部のうちユーザが所望する凹部近辺に移動する第2の表示制御部と、前記複数のブロックのそれぞれが上記複数の凹部の内のいずれの近辺に表示されているかを検出する第1の検出過程と、前記第1の検出過程の検出結果に基づき音色パラメータを生成する第1の音色パラメータ生成部とを有することを特徴とする。
さらに、請求項3記載の音色パラメータ生成装置にあっては、前記第1の音色パラメータ生成部は、複数の波形発生源(オペレータ)から発生される複数の波形を用いて楽音を合成する音源方式(FM音源方式)における複数の波形発生源の接続アルゴリズムを生成することを特徴としてもよい。
さらに、請求項4記載の音色パラメータ生成装置にあっては、規格化された書籍状部材(絵本)を設置可能な設置部と、前記書籍状部材のいずれのページが開かれているかを検出する第2の検出部(ページ検出部)と、ユーザに操作される電子ペンの位置を検出する第3の検出部(位置検出部)と、前記規格化された書籍状部材に付随するプログラムに従い前記第2および第3の検出部での検出結果に対応した音声を発生する音声発生部とを有する書籍状部材設置部をさらに有することを特徴としてもよい。
さらに請求項5記載の音色パラメータ生成装置にあっては、前記書籍状部材設置部は、前記規格化された書籍状部材および付随するプログラムが所定の音色パラメータ生成用のものであるときに前記第2および第3の検出部における検出結果に対応した音色パラメータを生成する第2の音色パラメータ生成部をさらに有することを特徴とする。
さらに、請求項6記載の音色パラメータ生成装置にあっては、前記第2の音色パラメータ生成部は、複数の波形発生源(オペレータ)から発生される波形を用いて楽音を合成する音源方式における複数の波形発生源のそれぞれに供給すべきパラメータを生成することを特徴とする。
さらに請求項7記載の音色パラメータ生成装置にあっては、前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータを記憶する記憶部(メモリカード)をさらに有することを特徴とする。
さらに請求項8記載の音色パラメータ生成装置にあっては、前記記憶部は着脱自在であることを特徴とする。
さらに請求項9記載の音色パラメータ生成装置にあっては、前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータを外部へ出力すると共に、該外部から前記音色パラメータを入力する入出力インターフェース(携帯電話接続ケーブル)をさらに有することを特徴とする。
さらに請求項10記載の音色パラメータ生成装置にあっては、音高情報(ピッチ情報)を発生する音高情報発生部と、この音高情報発生部で発生された音高情報と前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータとに基づき楽音を合成する、複数の波形発生源から発生される波形を使って楽音を合成する方式の音源部をさらに有することを特徴とする。
さらに請求項11記載の音色パラメータ生成装置は、前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータを所望の効果音、イベント音、操作音に割り当てる割り当て手段をさらに有することを特徴とする。
さらに請求項12記載の音色パラメータ生成方法にあっては、複数のブロックおよびこれらのブロックを嵌め込むための複数の凹部を表示デバイス上に表示する第1の表示制御過程と、ユーザの操作に連動して前記ブロックを前記複数の凹部のうちユーザが所望する凹部近辺に移動する第2の表示制御過程と、前記複数のブロックのそれぞれが上記複数の凹部の内のいずれの近辺に表示されているかを検出する第1の検出過程と、前記第1の検出過程の検出結果に基づき音色パラメータを生成する第1の音色パラメータ生成過程とを有することを特徴とする。
さらに請求項13記載の音色パラメータ生成方法にあっては、前記第1の音色パラメータ生成過程は、複数の波形発生源から発生される複数の波形を使って楽音を合成する音源方式における複数の波形発生源の接続アルゴリズムを生成することを特徴としてもよい。
さらに請求項14記載のプログラムにあっては、請求項12記載の音色パラメータ生成方法を実行させることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
1. 実施形態の構成
(1)外観構成
本実施形態の音色パラメータ生成装置の外観構成を図2(a)の外観図を参照して説明する。
図において、100はブロックエリアであり、縦横各4個計16個の凹部10、12、14、16、20、22、…が形成されており、ブロック片15、25、35、45が任意の位置に嵌め込まれる(図2(b)参照)。各ブロック片はそれぞれFM音源機能を模擬的に表現している。80はスピーカの機能を表現する記号である。90は完了スイッチであり、ブロック編集の完了時に押下される。
【0006】
また、ブロック相互間の接続がブロックエリア内に予め記載されている。凹部10の出力端と凹部20の出力端と凹部30の出力端と凹部40の出力端とが混合されるように接続され、凹部12の入力端と凹部22の入力端と凹部32の入力端と凹部42の入力端とに接続されている。そして、凹部12の出力端と凹部14の入力端とが接続され、凹部22の出力端と凹部24の入力端とが接続され、凹部32の出力端と凹部34の入力端とが接続され、凹部42の出力端と凹部44の入力端とが接続されている。さらに、凹部14の出力端と凹部24の出力端と凹部34の出力端と凹部44の出力端とが混合されるように接続され、凹部16の入力端と凹部26の入力端と凹部36の入力端と凹部46の入力端とに接続されている。そして、凹部16の出力端と凹部26の出力端とが混合されるように接続されスピーカに接続される。
【0007】
200は、書籍状部材設置部(絵本設置部)であり、複数のページから構成される書籍状部材(絵本)および該書籍状部材を設置可能にする設置部から構成される。なお、書籍状部材設置部にはスピーカ等の音声発生部が含まれる。図3において、250、252、254、256は書籍状部材の各ページを表し、各ブロック片が機能するオペレータの各パラメータ等が設定される。240は発振の速さを定義するエリアであり、発振周波数を可変するパラメータ(音高情報)がここで設定される。245は、音源のエンベロープを定義するエリアであり、最大音量およびアタックタイム、ディケイタイム、サステインレベル、リリースタイムの各パラメータがここで決定される。265は完了スイッチであり、パラメータ編集の完了時に押下される。
【0008】
再び図2(a)において、300は鍵盤等の演奏操作子であり、ここに設けられた何れかの鍵が操作される毎にKEY_ON信号、KEY_OFF信号を発生する。500はメモリカードインターフェースであり、着脱自在のメモリカード3000が挿入される。メモリカード3000は生成された音源パラメータが記録され、他の音源機器とのデータの受け渡しを行う。2000は携帯電話機であり、専用ケーブルを介して接続される。そして、生成された音色パラメータが着信メロディとして使用される。
【0009】
(2)ハードウェア構成
本実施形態の楽音制御装置のハードウェア構成を図4を参照して説明する。
図において、演奏操作子300、メモリカードインターフェース500、メモリカード3000、携帯電話機2000は前述した通りである。
150はブロックエリアセンサであり、ブロックエリア100内の凹部12、14、16、…にそれぞれ設けられ、ブロック片15、25、…の挿入およびブロック片の種類を検出する。200は書籍状部材設置部であり、規格化された書籍状部材を設置可能とする設置部210と、該書籍状部材のいずれのページが開かれているかを検出するページ検出部220と、ユーザに操作される電子ペンの位置を検出する位置検出部230と、規格化された書籍状部材に付随するプログラムに従いページ検出部220および位置検出部230での検出結果に対応した音声を発生する音声発生部290とから構成される。音声発生部290は、D/A変換器260、増幅器270およびスピーカ280から構成されている。400は電子ペンであり、位置検出部230との接触によりペンの位置情報を検出する。
【0010】
600は音源部であり、複数の音源ユニット(オペレータ)650の機能を実現するDSPによって構成される。各オペレータは、図5に示されるように、変調データを生成するプログラマブルジェネレータ640、ピッチデータおよび変調データを混合する加算器620、正弦波データが記録されているSINテーブル610、エンベロープデータを生成するエンベロープジェネレータ630および掛算器625から構成され、デジタル的に音声信号を生成する。なお、オペレータのパラメータを記憶する複数のレジスタが音源部内に設けられている。
【0011】
800はインターフェース部であり、ブロックエリア100内に設けられた完了スイッチ90(図2(b)参照)および書籍状部材設置部200内に設けられた完了スイッチ265(図3参照)ならびに携帯電話機2000のインターフェースが設けられている。なお、完了スイッチ90、265には照光スイッチが用いられ、編集の完了時に点灯する。700はCPUであり、各部を制御する。710はROMであり、制御プログラムが記録されている。720はRAMであり、ワークメモリとして使用され、各種パラメータが一時記憶される。900はバスラインであり、各部を接続する。
【0012】
3. 実施形態の動作
(1) ブロック編集
FM音源とは、正弦波の波形が書き込まれている波形メモリ(SINテーブル)を読み出す速さを可変することにより発振周波数(ピッチ)を変え、読み出す順番を変えることによって位相を可変して、音声波形をデジタル的に発生させる。波形発生は音源ユニット(オペレータ)650をブロック的に直列/並列に接続して音源のアルゴリズムが形成される。
【0013】
たとえば、図8(a)において、ブロック図▲1▼はオペレータOP1の出力が入力に帰還され、さらに、該出力がオペレータOP2の変調データとして入力されるように直列接続された構成である。ブロック図▲2▼はオペレータOP1の出力が入力に帰還され、さらに、該出力信号と、オペレータOP2の出力信号とが混合されて出力されるように並列接続された構成である。ブロック図▲3▼はオペレータOP3の出力が入力に帰還され、さらに、該出力と、オペレータOP4の出力とが混合され、さらにその混合された出力がオペレータOP2の出力に混合され、さらに、オペレータOP1を帰還した信号に混合され、出力されるように並列接続された構成である。ブロック図▲4▼はオペレータOP2の出力信号がオペレータOP3に入力するように直列接続されている。さらに、該オペレータOP3の出力と、オペレータOP1の出力が入力に帰還された信号とが混合するように並列接続され、さらに、オペレータOP4に直列接続された構成である。
【0014】
ブロック図▲5▼はオペレータOP1の出力が入力に帰還され、さらに、該出力がオペレータOP2に入力するように直列接続され、さらに、オペレータOP2の出力がオペレータOP3に入力されるように直列接続され、さらに、該出力がオペレータOP4に入力されるように直列接続された構成である。ブロック図▲6▼はオペレータOP1の出力が入力に帰還され、該出力がオペレータOP2に入力されるように直列接続された出力信号と、オペレータOP3の出力が入力に帰還され、さらに、該出力がオペレータOP4に入力するように直列接続されたオペレータOP4の出力信号とを混合するように並列接続された構成である。
【0015】
ブロック図▲7▼はオペレータOP2の出力がオペレータOP3の入力に直列接続され、さらに、オペレータOP3の出力がオペレータOP4の入力に接続するように直列接続されている。そして、オペレータOP4の出力信号と、オペレータOP1の出力が入力に帰還された該出力信号とが混合するように並列接続された構成である。ブロック図▲8▼は、オペレータOP2の出力が、オペレータOP3に入力するように直列接続され、さらに、オペレータOP3の出力と、オペレータOP4の出力とが混合するように並列接続されている。さらに、該混合した出力信号と、オペレータOP1の出力が入力に帰還された該出力信号とが混合するようにさらに並列接続された構成である。
【0016】
本実施形態の音色パラメータ生成装置は、接続方法が予め記載されたブロックエリア100において凹部10、20、30、…に、ブロック片15、25、…を挿入することにより、ブロック編集が行われ、図8(b)のようにブロック片が配置される。なお、出力の入力への帰還は、各オペレータのパラメータ設定時に指定される。
【0017】
ブロック図▲1▼については、オペレータOP1とオペレータOP2とが直列接続されているので、たとえば凹部10にオペレータOP1のブロック片15が凹部12にオペレータOP2のブロック片25が嵌め込まれる。ブロック図▲2▼については、オペレータOP1とオペレータOP2とが並列接続され、出力同士が混合されているので、たとえばオペレータOP1のブロック片15が凹部10に、オペレータOP2のブロック片25が凹部20に嵌め込まれる。
【0018】
ブロック図▲3▼については、オペレータOP1とオペレータOP2とオペレータOP3とオペレータOP4とが並列接続され、出力同士が混合されているので、たとえば、オペレータOP1のブロック片15が凹部10に、オペレータOP2のブロック片25が凹部20に、オペレータOP3のブロック片35が凹部30に、オペレータOP4のブロック片45が凹部40に嵌め込まれる。
【0019】
ブロック図▲4▼については、オペレータOP2とオペレータOP3とが直列接続され、さらに該オペレータOP3とオペレータOP1とが混合され、該混合出力がオペレータOP4の入力に接続されているので、たとえば、オペレータOP1のブロック片15が凹部14に、オペレータOP2のブロック片25が凹部22に、オペレータOP3のブロック片35が凹部24に、オペレータOP4のブロック片45が凹部16に嵌め込まれる。
【0020】
ブロック図▲5▼については、オペレータOP1とオペレータOP2とオペレータOP3とオペレータOP4とが直列接続されているので、たとえば、オペレータOP1のブロック片15が凹部10に、オペレータOP2のブロック片25が凹部12に、オペレータOP3のブロック片35が凹部14に、オペレータOP4のブロック片45が凹部16に嵌め込まれる。
【0021】
ブロック図▲6▼については、オペレータOP1とオペレータOP2とが直列接続され、オペレータOP3とオペレータOP4とが直列接続され、オペレータOP2の出力とオペレータOP4の出力とが混合されているので、オペレータOP1のブロック片15が凹部12に、オペレータOP2のブロック片25が凹部14に、オペレータOP3のブロック片35が凹部22に、オペレータOP4のブロック片45が凹部24に嵌め込まれる。
【0022】
ブロック図▲7▼については、オペレータOP2とオペレータOP3とオペレータOP4とが直列接続され、オペレータOP4の出力とオペレータOP1の出力とが混合されているので、オペレータOP2のブロック片25が凹部22に、オペレータOP3のブロック片35が凹部24に、オペレータOP4のブロック片45が凹部26に、そして、オペレータOP1のブロック片15が凹部16に嵌め込まれる。
【0023】
ブロック図▲8▼については、オペレータOP2とオペレータOP3とが直列接続され、オペレータOP3の出力とオペレータOP4の出力とが混合され、該混合出力がオペレータOP1の出力に混合されているので、オペレータOP2のブロック片25が凹部22に、オペレータOP3のブロック片35が凹部24に、オペレータOP4のブロック片45が凹部34に、オペレータOP1のブロック片15が凹部14に嵌め込まれる。
【0024】
(2)パラメータ編集
パラメータ編集は、各オペレータのパラメータを設定する作業であり、各オペレータの帰還の有無も指定される。パラメータ編集は、電子ペン400が書籍状部材設置部200内の位置検出部230に接触したときの位置情報を検出することによって行われる。オペレータパラメータには、音のピッチ(音高情報)およびエンベロープの最大音量、アタックタイム、ディケイタイム、サステインレベル、リリースタイムの各パラメータがある。音のピッチおよび最大音量は、ボタン部212、214、…、228に電子ペンを接触させることにより設定される。アタックタイム、ディケイタイム、サステインレベル、リリースタイムはそれぞれ楕円状のエリアが設けられており、その位置を指定することにより設定される。ここで、アタックタイムとは、音が出始めてから最大音量に達するまでの時間であり、ディケイタイムとは、最大音量から持続音量に達するまでの時間であり、サステインレベルとは持続音の音量であり、リリースタイムとは、持続音の音量から減衰するまでの時間である。
【0025】
(3)音色パラメータ生成装置の動作
本実施形態の音色パラメータ生成装置の動作を図6および図7を参照して説明する。
▲1▼ オペレータ編集
電源投入と同時に図6に示されるオペレータ編集ルーチンが起動する。
ステップSP100においては、ブロックエリア100におけるブロック編集が完了したか否かが判定される。具体的には完了スイッチ90が押下されたか否かが判定される。ブロック編集が行われており、完了スイッチ90が押下されていなければ「NO」と判定され、判定が繰り返される。一方、ブロック編集が完了し完了スイッチ90が押下されると「YES」と判定され、処理はステップSP105に進む。
【0026】
ステップSP105においては、ブロックエリアから音源のアルゴリズムが検出される。具体的には、凹部12、14、16、…に個々に設けられたブロックエリアセンサ150によって、ブロック片の有無およびブロックの種類が判定される。そして、処理はステップSP110に進む。
【0027】
ステップSP110においては、アルゴリズムのチェックが行われる。具体的には、ブロック片とブロック片との間に空白が形成されているか否かが判定される。空白が形成されていれば、「NO」と判定され、ステップSP100に戻り、ブロック編集が繰り返される。一方、空白が形成されていなければ、「YES」と判定され、処理はステップSP115に進む。また同時に、完了スイッチ90が点灯し、ブロック編集の完了を使用者に了知する。
【0028】
ステップSP115においては、書籍状部材設置部200において、パラメータ編集が完了したか否かが判定される。具体的には完了スイッチ265が押下されたか否かが判定される。パラメータ編集が行われており、完了スイッチ265が押下されていなければ「NO」と判定され、判定が繰り返される。一方、パラメータ編集が完了し、完了スイッチ265が押下されると「YES」と判定され、処理はステップSP120に進む。ステップSP120においては、パラメータの更新が行われる。そして、処理はステップSP125に進む。
【0029】
ステップSP125においては、パラメータのチェックが行われる。具体的には、各オペレータのパラメータの指定に漏れがあるか否かが判定される。漏れがあれば、「NO」と判定され、ステップSP115に戻り、パラメータ編集が繰り返される。一方、漏れが無ければ、「YES」と判定され、処理はステップSP130に進む。また同時に、完了スイッチ265が点灯し、パラメータ編集の完了を使用者に了知する。ステップSP130においては、オペレータアルゴリズムおよびオペレータパラメータの音色パラメータRAM(メモリカード)への書き込みが行われ、本ルーチンが終了する。
【0030】
▲2▼ 発音処理
前述のオペレータ編集ルーチンが終了すると、図7に示される発音ルーチンが起動する。
ステップSP200においては、演奏操作子300の操作より、KEY_ON信号が送られたか否かが判定される。KEY_ON信号が送られなければ「NO」と判定され、処理はステップSP210に進む。一方、KEY_ON信号が送られると、「YES」と判定され、処理はステップSP205に進む。ステップSP205においては、音色パラメータレジスタおよびNOTE_ONレジスタへの書き込みが行われる。この処理により、編集されたアルゴリズムおよびパラメータにしたがって放音される。そして、処理はステップSP210に進む。
【0031】
ステップSP210においては、演奏操作子300の操作により、KEY_OFF信号が送られたか否かが判定される。KEY_OFF信号が送られなければ「NO」と判定されステップSP200の判定が繰り返される。一方、KEY_OFF信号が送られると、「YES」と判定され、処理はステップSP215に進む。ステップSP215においては、KEY_OFFレジスタへの書き込みが行われる。それにより、放音が終了し、ステップSP200の判定が繰り返される。
【0032】
このように、本実施形態によれば、アルゴリズムおよび音色パラメータを容易に編集することが出来、遊び感覚で音色編集を楽しむことが出来るので、子供の教育機器として使用することが出来る。
【0033】
4.応用例
▲1▼ページをめくるとき等に効果音を付与することが好ましい。このようなとき、作成した音色データを効果音あるいはパラメータ設定時のイベント音、操作音として割り付けることが可能である。
▲2▼ピアノ、ギター等の代表的な音色をサンプル音として発音出来るようにしておくことが好ましい。このような場合、各音色のパラメータをROM710に記憶しておくことも出来る。
▲3▼他の音源機器とのデータの受け渡しを可能にし、パソコン等で再生利用することが好ましい。このような場合、作成した音色データを着脱可能なメモリカード3000に保存することも可能である。
▲4▼携帯電話機の着信メロディの修正・編集が出来ることが好ましい。このような場合、携帯電話機2000の着信メロディをメモリカード3000(記憶部)あるいは専用ケーブル経由によって入力し、音色パラメータ部分の修正・編集に用いることが可能である。
▲5▼書籍状部材上で生成された楽音信号を着信メロディとして使用することが好ましい。このような場合、携帯電話機2000の専用ケーブル(入出力インターフェース)を介して伝送することが可能である。
【0034】
5. 変形例
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能であり、全て本発明の範疇に含まれる。
(1)上記実施形態は、ブロックエリア内の凹部にブロック片を嵌め込んでブロック編集を行ったが、ブロックエリアを液晶表示パネルを用いて構成し、凹部およびブロック片を画面上に表示し、電子ペンあるいはポインティングデバイスを用いて該ブロック片を移動する構成にしてもよい。
この場合の音色パラメータ生成方法(音色パラメータ生成装置)は、液晶表示パネル(表示デバイス)によって構成される画像表示制御過程(画像表示制御部)を有する。さらに、電子ペンあるいはポインティングデバイスを用いてブロック片を複数の凹部の内、ユーザが所望する凹部近辺に移動する移動表示制御過程(移動表示制御部)を有する。さらに、複数のブロック片のそれぞれが該複数の凹部のうちのいずれの近辺に表示されているかを検出する位置検出過程(位置検出部)と、位置検出部の検出結果に基づき音色パラメータを生成する音色パラメータ生成過程(音色パラメータ生成部)を有する。
(2)上記実施形態は、書籍状部材設置部200を用いて、オペレータのパラメータを設定したが、液晶表示パネルに設定画面を表示して、電子ペンあるいはポインティングデバイスを用いて設定してもよい。
(3)本実施形態はFM音源のアルゴリズム、パラメータ編集に用いたが、他の音源の編集に用いてもよい。
(4)上記実施形態においては、ROM710に記憶されたプログラムによって音色パラメータ生成方法を実行する機能を実現したが、例えばパーソナルコンピュータに書籍状部材設置部を付加して、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラムによっても同様の機能を実現することができる。このアプリケーションプログラムあるいは音色パラメータ生成方法を実行して得た音色パラメータをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記憶媒体に格納して頒布し、あるいは電気通信回線を通じて頒布してもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、複数の凹部にブロックを嵌め込むことにより第1の音色パラメータを生成するように構成されているので、第1の音色パラメータの編集が容易である。
さらに請求項2に係る発明によれば、複数の凹部のうちユーザが所望する凹部近辺にブロックを移動することにより第1の音色パラメータを生成するように構成されているので、第1の音色パラメータの編集が容易である。
さらに請求項12に係る発明によれば複数の凹部のうちユーザが所望する凹部近辺にブロックを移動することにより第1の音色パラメータを生成するように構成されているので、第1の音色パラメータの編集が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の電子絵本を示す図である。
【図2】 本発明の一実施形態の外観図およびブロックエリアを示す図である。
【図3】 書籍状部材設置部を示す図である。
【図4】 本発明の一実施形態の音色パラメータ生成装置のブロック図である。
【図5】 FMオペレータの構成図である。
【図6】 オペレータ編集ルーチンのフローチャートである。
【図7】 発音ルーチンのフローチャートである。
【図8】 オペレータアルゴリズムのブロック図およびブロック編集を示す図である。
【符号の説明】
10、12、14、16、20、22、24、26、30、32、34、36、40、42、44、46…凹部、15、25、35、45…ブロック片(ブロック)、80…スピーカの機能を表現する記号、90…完了スイッチ、100…ブロックエリア、150…ブロックエリアセンサ、200…書籍状部材設置部、212,214,216,218…発振の速さ(ピッチ)を指定するボタン部、222,22,226,228…音量を指定するボタン部、210…設置部、220…ページ検出部、230…位置検出部、240…発振の速さ(ピッチ)を指定するエリア(音高情報発生部)、245…エンベロープを指定するエリア、250,252,254,256…書籍状部材(絵本)のページ、260…D/A変換器、265…完了スイッチ、270…増幅器、280…スピーカ、290…音声発生部、300…演奏操作子、400、410…電子ペン、500…メモリカードインターフェース、550…カートリッジ、600…音源部、610…SINテーブル、620…加算器、625…掛算器、630…エンベロープジェネレータ、640…プログラマブルジェネレータ、650…オペレータ(波形発生源)、655…MIDI信号、700…CPU、710…ROM、720…RAM、725…パラメータRAM、750…状態記憶、755…ブロックエリアからのオペレータアルゴリズム(第1の音色パラメータ、接続アルゴリズム)、760…書籍状部材設置部からのパラメータ(第2の音色パラメータ)、765…KEY_ONレジスタ、770…音色パラメータレジスタ、800…I/F部、900…バスライン、2000…携帯電話機、3000…メモリカード(記憶部)
Claims (14)
- ブロックを嵌め込むための複数の凹部を有するブロック嵌め込み部と、
前記ブロック嵌め込み部の複数の凹部にそれぞれ対応して設置され、それぞれの凹部に前記ブロックが嵌め込まれているか否かを検出する第1の検出部と、
前記第1の検出部の検出結果に基づき音色パラメータを生成する第1の音色パラメータ生成部と
を有することを特徴とする音色パラメータ生成装置。 - 複数のブロックおよびこれらのブロックを嵌め込むための複数の凹部を表示デバイス上に表示する第1の表示制御部と、
ユーザの操作に連動して前記ブロックを前記複数の凹部のうちユーザが所望する凹部近辺に移動する第2の表示制御部と、
前記複数のブロックのそれぞれが上記複数の凹部の内のいずれの近辺に表示されているかを検出する第1の検出過程と、
前記第1の検出過程の検出結果に基づき音色パラメータを生成する第1の音色パラメータ生成部と
を有することを特徴とする音色パラメータ生成装置。 - 前記第1の音色パラメータ生成部は、
複数の波形発生源から発生される複数の波形を用いて楽音を合成する音源方式における複数の波形発生源の接続アルゴリズムを生成することを特徴とする請求項1ないし2の何れかに記載の音色パラメータ生成装置。 - 規格化された書籍状部材を設置可能な設置部と、
前記書籍状部材のいずれのページが開かれているかを検出する第2の検出部と、
ユーザに操作される電子ペンの位置を検出する第3の検出部と、
前記規格化された書籍状部材に付随するプログラムに従い前記第2および第3の検出部での検出結果に対応した音声を発生する音声発生部と
を有する書籍状部材設置部をさらに有することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の音色パラメータ生成装置。 - 前記書籍状部材設置部は、
前記規格化された書籍状部材および付随するプログラムが所定の音色パラメータ生成用のものであるときに前記第2および第3の検出部における検出結果に対応した音色パラメータを生成する第2の音色パラメータ生成部を
さらに有することを特徴とする請求項4記載の音色パラメータ生成装置。 - 前記第2の音色パラメータ生成部は、
複数の波形発生源から発生される波形を用いて楽音を合成する音源方式における複数の波形発生源のそれぞれに供給すべきパラメータを生成することを特徴とする請求項5記載の音色パラメータ生成装置。 - 前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータを記憶する記憶部
をさらに有することを特徴とする請求項6記載の音色パラメータ生成装置。 - 前記記憶部は着脱自在であることを特徴とする請求項7記載の音色パラメータ生成装置。
- 前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータを外部へ出力すると共に、該外部から前記音色パラメータを入力する入出力インターフェースをさらに有することを特徴とする請求項6記載の音色パラメータ生成装置。
- 音高情報を発生する音高情報発生部と、
この音高情報発生部で発生された音高情報と前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータとに基づき楽音を合成する、複数の波形発生源から発生される波形を使って楽音を合成する方式の音源部
をさらに有することを特徴とする請求項6記載の音色パラメータ生成装置。 - 前記第1および第2の音色パラメータ生成部で生成された音色パラメータを所望の効果音、イベント音、操作音に割り当てる割り当て手段
をさらに有することを特徴とする請求項4記載の音色パラメータ生成装置。 - 複数のブロックおよびこれらのブロックを嵌め込むための複数の凹部を表示デバイス上に表示する第1の表示制御過程と、
ユーザの操作に連動して前記ブロックを前記複数の凹部のうちユーザが所望する凹部近辺に移動する第2の表示制御過程と、
前記複数のブロックのそれぞれが上記複数の凹部の内のいずれの近辺に表示されているかを検出する第1の検出過程と、
前記第1の検出過程の検出結果に基づき音色パラメータを生成する第1の音色パラメータ生成過程と
を有することを特徴とする音色パラメータ生成方法。 - 前記第1の音色パラメータ生成過程は、
複数の波形発生源から発生される複数の波形を使って楽音を合成する音源方式における複数の波形発生源の接続アルゴリズムを生成することを特徴とする請求項12記載の音色パラメータ生成方法。 - 請求項12記載の音色パラメータ生成方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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