JP3920838B2 - 電動液圧アクチュエータ装置および建設機械 - Google Patents

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本発明は、電動機で液圧ポンプを駆動し、この液圧ポンプからの作動液で油圧シリンダ等の液圧アクチュエータを駆動する電動液圧アクチュエータ装置および建設機械に関するものである。
現状の一般的な建設機械は、油圧アクチュエータを例に取り説明すると、エンジンで油圧ポンプを駆動し、その油圧ポンプからの作動油の流量および方向を方向制御弁で制御して油圧シリンダ、油圧モータ等の油圧アクチュエータに供給している。
一方、地球温暖化防止のためにCO排出量削減を目的とした省エネルギー技術が建設機械にも採用されつつあり、その一つとして油圧動力と電動機動力とを併用したハイブリッド建機が開発されている。
このハイブリッド建機は、エンジンで発電機を駆動してその電力を蓄電装置に蓄え、発電電力と蓄電電力で電動機を駆動し、電動機で油圧ポンプを駆動することにより電動機電力を油圧動力に変換している。この変換された油圧動力で液圧アクチュエータを駆動するのは上記油圧駆動式の建設機械と同様である(例えば、特許文献1参照)。
この種のハイブリッド建機によれば、オペレータのレバー操作量に応じてコントローラが電動機の回転速度を制御し、油圧ポンプから油圧アクチュエータの必要流量を吐出することによって同アクチュエータの速度制御を行うようにしている。したがって、エンジンを定速回転させて油圧ポンプから常に一定量の作動油を吐出する上記油圧駆動式の建設機械のように、制御弁で作動油を絞り捨てる必要が無くなり、結果として省エネルギーが達成できる。
特開2001−12275号公報
しかしながら、この種のハイブリッド建機では油圧ポンプから吐出される作動油と、方向制御弁で制御されて送り出される作動油との間で供給状態に時間的なずれが発生し、油圧アクチュエータの制御に不都合が生じる場合がある。
詳しくは、オペレータがレバー操作を行うと、コントローラから電磁比例減圧弁アンプに対して指令電圧が入力され、この比例弁アンプから指令電圧に応じた電流が出力される。比例弁のソレノイドに電流が流れて吸引力が発生すると、比例弁スプールに作用して比例弁出力である二次圧が発生する。この二次圧をパイロット圧として方向制御弁のスプールが移動する。このスプールが移動することによって油圧回路が切り換えられるとともに、スプール開口面積の絞り機能によって作動油流量が制限される。
この場合、図10(a)に示すように、指令電圧Vに対してソレノイド電流Iはほとんど無駄時間無しに立ち上がるが、パイロット圧Pは作動油の圧縮性のため立ち上がりが遅れる。図中S1はソレノイド電流Iの無駄時間、S2はパイロット圧Pの応答遅れを示している。その結果、指令電圧Vの立ち上がり、立ち下がりにおいて方向制御弁の切換動作が遅れ(図10(a)および(b)参照)、油圧アクチュエータへの作動油の供給或いは戻り油の制御に遅れが発生する。なお、パイロット圧Pと方向制御弁のスプールストロークは一対一に対応する。
一方、電動機はスイッチング素子による電圧・電流制御により速度とトルクが自由に制御でき応答性も非常に速いため、入力信号が指令されて速度が立ち上がるまでの無駄時間は極めて小さい。
このように電動機と方向制御弁との間で応答のずれが生じると、例えば、油圧シリンダを減速して停止させるような場合に、電動機が減速して停止した後に方向制御弁の開口が遅れて閉じるため、油圧シリンダはポンプ吐出量の減少に見合った速度で動作しなくなる。その結果、油圧シリンダの駆動回路の作動油が不足してキャビテーション状態となり、油圧シリンダが停止したときに確実に保持されず、ふらつきが生じてしまう。
本発明は以上のような従来の課題を考慮してなされたものであり、電動機駆動の液圧ポンプで液圧アクチュエータを駆動する電動液圧アクチュエータ装置において、電動機と方向制御弁の作動応答性をマッチさせることにより液圧アクチュエータの加速時や減速停止時に良好な操作性が得られる電動液圧アクチュエータ装置および建設機械を提供するものである。
本発明は、電動機に液圧ポンプが接続され、この液圧ポンプから吐出される作動液が方向制御弁を介して液圧アクチュエータに供給され、上記電動機と上記方向制御弁がコントローラによって制御され、このコントローラは操作手段から速度指令が入力された場合に、上記電動機の回転速度指令値を演算して出力するとともに上記方向制御弁の切換方向および切換量を演算して指令値として出力するように構成されている電動液圧アクチュエータ装置において、上記コントローラに、上記方向制御弁の動特性に応じ上記回転速度指令値の立ち上がりおよび立ち下がりの少なくともいずれか一方に遅れを持たせる指令値補正部が設けられ、上記指令値補正部は、上記コントローラからの指令とそのコントローラによって制御される上記電動機の動作開始タイミングとの間に無駄時間を設けることによって得られる遅れに、上記回転速度指令値の変化の割合を所定値以下に制限するレートリミッタによる遅れを付加するように構成されていることを特徴とする電動液圧アクチュエータ装置である。
本発明は、上記液圧ポンプとして油圧ポンプを、液圧アクチュエータとして油圧アクチュエータを有し、上記構成を有する電動液圧アクチュエータ装置を備えたことを特徴とする建設機械である。
本発明の電動液圧アクチュエータ装置によれば、電動機と方向制御弁の作動応答性をマッチさせることができるため、液圧アクチュエータの加速時や減速停止時に良好な操作性が得られるという長所を有する。また、方向制御弁の動特性に合わせて遅れを持たせているため、液圧ポンプの吐出圧が過度に高圧になることがなく、液圧回路を安定動作させることができる。
本発明の建設機械によれば、操作手段からの指令通りに油圧アクチュエータが動作するため、油圧動力と電動機動力を併用したハイブリッド建機において操作性を向上させることができる。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動液圧アクチュエータ装置が適用される油圧ショベルを示したものである。
同図において油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体1上にキャビン2を備えた上部旋回体3が搭載され、この上部旋回体3に作業アタッチメント4が装備されている。
作業アタッチメント4は、起伏自在なブーム5の先端にアーム6、このアーム6の先端にバケット7がそれぞれ水平軸まわりに回動可能に取り付けられている。
これらブーム5,アーム6,バケット7は、ブームシリンダ8,アームシリンダ9,バケットシリンダ10によってそれぞれ駆動されるようになっている。
図2は液圧アクチュエータとしてアームシリンダ9を例に取り、その駆動回路を示したものである。
同図において、11は電動機12によって駆動される油圧ポンプであり、この油圧ポンプ11から吐出される作動油の流量および方向が比例電磁式のコントロールバルブ13によって制御される。上記電動機12は永久磁石式の高効率のものであり、電圧・電流の制御によって速度とトルクが自由に制御できる例えばSPM電動機,IPM電動機から構成される。
制御された作動油は、アームシリンダ9のヘッド側油室9aまたはロッド側油室9bに供給され、それにより、アームシリンダ9が伸長または縮小動作するようになっている。
コントロールバルブ(方向制御弁)13と上記ヘッド側油室9aはヘッド側油路14によって接続され、コントロールバルブ13とロッド側油室9bはロッド側油路15によって接続されている。なお、図中、16はタンク、17はリリーフ弁である。
電動機12はインバータ18を介してコントローラ19に接続されており、操作体20に備えられているレバー20aの操作量に基き、コントローラ19から出力される指令信号によってその運転(回転/停止、回転方向と回転速度)が制御されるようになっている。
コントロールバルブ13は、中立位置イと、図右側のシリンダ伸長位置ロと、図左側のシリンダ縮小位置ハとを有し、レバー操作に基くコントローラ19からの信号により、これらの各位置間で切り換わり、アームシリンダ9の作動(伸長/縮小/停止)を制御するようになっている。
また、コントローラ19からの切換信号はコントロールバルブ13の左側または右側の比例電磁弁13aまたは13bに与えられ、切換信号に応じたパイロット圧信号を発生させてコントロールバルブ13のスプールを切り換えるようになっている。
上記コントローラ19は応答性補正部19aを備えており、この応答性補正部19aは応答性の速い電動機12と応答遅れを発生するコントロールバルブ13との間で応答性を一致させるようになっている。
図3のフローチャートは、上記応答性補正部19aの第一の形態として(a)レートリミッタを使用した場合の制御動作を示したものである。
同図において、レバー20aを操作すると(ステップS1)、レバー操作量に応じた信号がコントローラ19に与えられ、コントローラ19はアームシリンダ9の目標速度vを設定し(ステップS2)、次いでその目標速度vに見合う電動機12の目標回転速度Vmrを設定する(ステップS3)。
応答性補正部19aは、レバー操作に基く目標回転速度Vmrから1サンプリング前の回転速度Vm(n−1)を減じた絶対値が設定値Xを上回るかどうか下記式(1)によって判断し(ステップS4)、Yesの場合は速度の増減を判断する(ステップS5)。
|Vmr−Vm(n−1)|>X (1)
ただし、nはサンプリング数。
上記速度の増減を判断することによって操作レバー20aが加速操作されているか、または減速操作されているかを把握することができる。
減速操作されていれば、
Vmr=Vm(n−1)−X (2)
より、目標回転速度Vmrを求める(ステップS6)。
加速操作されていれば、
Vmr=Vm(n−1)+X (3)
より、目標回転速度Vmrを求める(ステップS7)。
また、ステップS4においてNo、すなわち設定値Xを超えていなければ目標回転速度Vmrをそのまま採用する(ステップS8)。
上記各ステップS6〜S8のいずれかから目標回転速度Vmrが求められると、その求められた目標回転速度Vmrをインバータ18に出力する(ステップS9)。
このように、コントロールバルブ13の動特性に応じて設定値Xを設定し、電動機12の回転指令値における立ち上がり(加速操作)および立ち下がり(減速操作)においてその設定値Xを超えないように制御を行えば、電動機12の応答性に遅れを持たせることができる。
次に、図4に示すフローチャートは、応答性補正部19aの別の形態による制御動作の要部を示したものであり、(b)上記レートリミッタによる遅れに無駄時間(入力が与えられてから出力されるまでに設けられた応答しない時間)を付加している。
同図において、上記ステップS3に引き続き、目標回転速度Vmrから1サンプリング前の回転速度Vm(n−1)を減じた絶対値が設定値Xを上回るかどうかを判断し(ステップS4)、Yesであれば補正処理中でないことを示すフラグが立っているかどうかを判断し(ステップS10)、さらにYesであれば、レバー操作量に応じた無駄時間を設定するとともに、上記フラグをリセットする(ステップS11)。
レバー操作量に応じた無駄時間とは、例えばレバー操作量が大きくなるにつれて無駄時間を長い値に設定しておく。それにより、レバー20aを急峻に操作した場合でも無駄時間が長く設定されていることにより、アームシリンダ9の応答遅れに見合った速度で電動機12を制御することができるようになる。
次いで、上記設定した無駄時間をカウントダウンし(ステップS12)、無駄時間がゼロになると(ステップS13)、
減速操作であれば上記(2)式 Vmr=Vm(n−1)−Xより、目標回転速度Vmrを求める(ステップS14→S15)。
加速操作であれば上記(3)式 Vmr=Vm(n−1)+Xより目標回転速度Vmrを求める(ステップS14→S16)。
また、ステップS13において、Noであれば、下記式(4)によって目標回転速度Vmrを求める(ステップS15)。
Vmr=Vm(n−1) (4)
上記Vmrを求める式(2)〜(4)が無駄時間を付加する処理を示している。
なお、ステップS4においてNoであれば、カウントダウンせずフラグを立て(ステップS18)、目標回転速度Vmrをそのままとする(ステップS19)。この処理は、例えばレバー20aを減速から加速操作に切り換えるような補正を必要としない場合に実行される。
上記各ステップS15〜S17およびS19のいずれかから目標回転速度Vmrが求められると、その求められた目標回転速度Vmrをインバータ18に出力する(ステップS20)。
また、応答性補正部19aのさらに別の形態として(c)無駄時間のみ付加することもできる。
この場合、無駄時間を付加する前の回転速度Vmを無駄時間分、時間軸方向に平行移動させ遅れを持たせることによって応答性を補正することができる。
図5〜図7は、上述した(a)〜(c)の各補正によって出力される波形を比較したものであり、横軸は時間[sec]、縦軸は回転速度[rad/sec]を示している。
図5は上述した(a)レートリミッタのみによって応答性を補正した場合の出力波形である。
この場合、コントロールバルブ13の動特性に応じて目標回転速度Vmrの変化量を10(設定値X)以下に制限しており、それにより、補正前の出力波形Wに対し補正後の出力波形Wに遅れを持たせることができる。
図6は(b)レートリミッタによる遅れに無駄時間を付加した場合の出力波形である。
この場合、無駄時間S3を経過した後、レートリミッタによる遅れを持たせるように構成しているため、補正後の出力波形Wは、レートリミッタのみによって遅れを持たせる場合に比べ遅れ効果を増加することができる。
図7は(c)無駄時間のみ付加する場合の出力波形である。
この場合、方向制御弁13の動特性に応じ回転速度の出力波形を無駄時間S4分、時間軸方向に平行移動させることにより、補正前の出力波形Wに対し補正後の出力波形Wに遅れを持たせることができる。
次に、本実施形態による補正効果を図8および図9を参照しながら説明する。図8は比較例として示した応答性の補正を行わない従来例であり、図9は応答性を補正した本実施形態を示している。
まず、図8の従来例について説明する。なお、同図(a)はレバー指令に対するシリンダ速度等を示し、同図(b)はアームシリンダ9の圧力波形を示している。
同図ではレバー指令でアームシリンダ9を停止させる場合を示している。レバー指令Rによって停止操作をすると、電動機速度Mはレバー指令Rに追従してほとんど遅れなしに減速する。
なお、a点ではレバー指令Rが残っているにもかかわらず電動機速度Mがゼロになっているが、これはレバー操作量と電動機速度との間に不感帯(所謂遊び)が設けられているからである。したがって、電動機12はレバー操作通りに駆動していることになる。
これに対して、コントロールバルブ13のスプールは、開口特性Cに示すように、遊び時間S5遅れて閉じ動作を開始する。
アームシリンダ9のシリンダ速度は上記コントロールバルブ13の閉じ動作によって支配され同バルブ13が閉じ切った時に停止するため、シリンダ速度Sは電動機12の停止時間aより遅れて時間bでゼロになる。また、停止するまでの期間、アームシリンダ9は負荷によって引張り力が作用しているためヘッド圧は下がり、ロッド圧は高くなる(図8(b)参照)。このとき、ヘッド圧の不足によってキャビテーションが発生する。
なお、コントロールバルブ13が閉じ切っても慣性によってシリンダ速度Sは若干、マイナス側にオーバーし、ロッド圧で反発されてプラス側に反転する(図中c参照)。その結果、ふらつきが発生する。
次に、本実施形態による応答性補正を行った場合について説明する。
図9(a)において、上記と同様に、レバー指令Rによって停止操作をすると、コントローラ19の応答性補正部19で補正処理が行われ、その結果、電動機速度M′は従来の電動機速度Mよりも緩やかな勾配で減速する。
コントロールバルブ13が閉じ切るまでは電動機12が回転しており、その間、ポンプ11からアームシリンダ9のヘッド側油室9aに供給される圧油が増加し(図9(b)のポンプ圧P′参照)、ヘッド圧不足によるキャビテーションの発生が防止される。また、シリンダ停止時のふらつきも解消される。
本発明に係る電動液圧アクチュエータ装置が適用される油圧ショベルの外観図である。 電動液圧アクチュエータ装置の油圧回路図である。 図2に示す応答性補正部の制御動作を示すフローチャートである。 図2に示す応答性補正部の別の制御動作を示すフローチャートである。 応答性補正部の制御による出力波形図である。 応答性補正部の別の制御による出力波形図である。 応答性補正部のさらに別の制御による出力波形図である。 (a)は従来の制御による電動機速度と開口特性を示す説明図、(b)はポンプ圧特性図である。 本実施形態の制御による図8相当図である。 (a)は起動時、(b)は停止時の指令電圧と電動機駆動電流とパイロット圧の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 下部走行体
2 キャビン
3 上部旋回体
4 作業アタッチメント
5 ブーム
6 アーム
7 バケット
8 ブームシリンダ
9 アームシリンダ
10 バケットシリンダ
11 油圧ポンプ
12 電動機
13 コントロールバルブ
18 インバータ
19 コントローラ
19a 応答性補正部
20 操作体
20a レバー

Claims (2)

  1. 電動機に液圧ポンプが接続され、この液圧ポンプから吐出される作動液が方向制御弁を介して液圧アクチュエータに供給され、上記電動機と上記方向制御弁がコントローラによって制御され、このコントローラは操作手段から速度指令が入力された場合に、上記電動機の回転速度指令値を演算して出力するとともに上記方向制御弁の切換方向および切換量を演算して指令値として出力するように構成されている電動液圧アクチュエータ装置において、
    上記コントローラに、上記方向制御弁の動特性に応じ上記回転速度指令値の立ち上がりおよび立ち下がりの少なくともいずれか一方に遅れを持たせる指令値補正部が設けられ、上記指令値補正部は、上記コントローラからの指令とそのコントローラによって制御される上記電動機の動作開始タイミングとの間に無駄時間を設けることによって得られる遅れに、上記回転速度指令値の変化の割合を所定値以下に制限するレートリミッタによる遅れを付加するように構成されていることを特徴とする電動液圧アクチュエータ装置。
  2. 上記液圧ポンプとして油圧ポンプを、上記液圧アクチュエータとして油圧アクチュエータを有し、請求項1に記載の電動液圧アクチュエータ装置を備えたことを特徴とする建設機械。
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