JP3919571B2 - 洗車具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄水を放水する放水ノズルに可撓性カバーを取り付けた洗車具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車の洗浄においては、所有者が個々に自動車を洗車できるように、手に持って取り扱うことができる様々な洗車具が提案されている。近年では、水流を利用して回転する回転ブラシを用い、洗浄力を向上させた洗車具も見られる。この場合、放水ノズルから放水が回転ブラシにより飛散することを防止するため、回転ブラシを覆う金属板又はプラスチック板等の非通気性部材からなる可撓性カバーを付設している(例えば特開平09-132121号「洗車具」等)。その他洗浄具も、放水の飛散を防止するための工夫がなされているものが多い。特開平07-328556号「洗浄具」又は特開平07-328557号「洗浄具」は、建物やトンネルの内壁を洗浄する用具であるが、それぞれ類似の可撓性カバーを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
洗浄具に関する上記各先行技術は、基本的に放水して被洗浄面を洗浄するものであり、洗浄液は別途被洗浄面にかけたり、放水に混入させて使用する。このため、放水ノズルに取り付ける可撓性カバーは放水による飛散を防止する働きが主であり、それ以上の働きを有さない。また、洗浄効果を高めるには、水と洗浄液とを混合して生成される洗浄泡が多い程望ましいが、従来は洗浄具の利用者自らがブラシ等で泡立てる必要があり、洗浄泡は不十分であった。そこで、可撓性カバーに飛散防止以上の働きを付加して洗浄効果を高めると共に、積極的に洗浄泡を生成する洗車具を開発するため、検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
検討の結果開発したものが、洗浄水を放水する放水ノズルに可撓性カバーを取り付けた洗車具において、放水ノズルは水及び洗浄液を供給する放出部と、この放出部から供給された水、洗浄液及び空気を撹拌して得られる洗浄泡を噴射する混合部とからなり、この可撓性カバーは下方に向けて拡開する錐台状の傘部と、この傘部の下周縁部から半径外向きに延設した外周フランジと、このフランジ下面に装着した環状の接面緩衝部とからなり、放水ノズルから噴射した洗浄泡を可撓性カバー内に充満させることにより、接面緩衝部を被洗浄面から浮かせてこの接面緩衝部及び被洗浄面の隙間から洗浄泡を排出するようにした洗車具である。
【0005】
本発明の洗車具は、放水ノズルに発泡機能、特に水、洗浄液及び空気を撹拌して洗浄泡を生成し、この洗浄泡を放水と共に噴射する機能を付加して積極的に洗浄泡の生成を図り、この洗浄泡を可撓性カバー内に充満させることで、無駄のない洗浄泡の利用を可能にする。これにより、外観的には、可撓性カバーにより保持される洗浄泡の集合体で被洗浄面(車体外面)を洗浄する恰好となる。具体的には、可撓性カバー内に充満させる洗浄泡の圧力によって接面緩衝部が被洗浄面に対して若干浮き上がり、接面緩衝部及び被洗浄面の隙間を通じて排出される洗浄泡を、接面緩衝部で被洗浄面に押し付けるように洗浄する。洗浄泡は必ず前記接面緩衝部及び被洗浄面の隙間を通じて排出されるので、無駄のない洗浄泡の利用が可能なのである。
【0006】
可撓性カバーが洗浄泡を保持するために、本発明では錐台状を採用しているが、およそ放水ノズルから被洗浄面にかけて覆うカバーであればよい。この場合、剛性のある錐台状カバーであると外周フランジが変形できず、従って被洗浄面への接面緩衝部の接触が確保できなくなって洗浄泡の流出が著しくなる。そこで、本発明では可撓性カバーとして、被洗浄面に合わせて錐台状の傘部及び外周フランジを変形可能にしている。ここで、可撓性カバーを合成樹脂製とすると必要な可撓性を得ることができる。また、錐台状の傘部は、円錐台状(円錐、楕円錐台又は楕円錐も含む)を基本としながら、側縁(角部)が滑らかで連続した曲面となっている角錐台状又は角錐状でもよい。いずれにしても、変形の偏りをなくし、どの方向に対しても一定の変形を示し、被洗浄面への追従性を高めることができる断面形状であればよい。
【0007】
放水ノズルは、水、洗浄液及び空気を撹拌して洗浄泡を生成できるものであれば構造は問わないが、外部動力を用いることなく、放水により発生する吸引力を利用して洗浄液及び空気を引き込むには、水を放出する水放出口と、混合部に発生する負圧により吸引される洗浄液を放出する洗浄液吸引口とを混合部へ向けて設けた放出部と、前記放出部と、水を衝突させて撹乱する周壁面と、噴射口とに囲まれた混合空間を形成し、前記噴射口を水及び気泡が通過する網目状又は多孔性面材から構成した混合部とからなり、放出部又は混合部に空気取込口を設けた放水ノズルを用いるとよい。
【0008】
上記放水ノズルは、放出部から供給した水を混合部において撹乱し、気泡(水及び空気を撹拌して生成される泡)又は洗浄泡(水、洗浄液及び空気を撹拌して生成される泡)で混合空間を満たし、この混合空間から放水に従って排出される気泡又は洗浄泡の移動により発生する負圧を利用して、洗浄液吸引口から洗浄液を、空気取込口から空気を混合空間へと吸引する。このように、前記放水ノズルは、洗浄液及び空気の取込に必要な動力として放水に伴って発生する負圧を利用することで、別途洗浄液や空気の供給動力の必要をなくすると共に、負圧発生に必要な気泡又は洗浄泡の移動から、積極的に洗浄泡を噴射する働きを兼ね備えることができる。
【0009】
接面緩衝部は、フランジ下面に装着した環状の発泡樹脂成形体(いわゆるスポンジ)のほか、毛皮成形体(動物の毛からなるブラシ、ムートン等)や、ブラシ成形体(可撓性のある合成樹脂針からなるたわし状ブラシ等)でもよい。いずれの接面緩衝部も、可撓性カバーによる洗浄泡の保持を補助するために外周フランジ及び被洗浄面の間を通気又は通水状態で埋めながら、適宜洗浄泡を排出できると共に、被洗浄面を磨く作用を有する。このような接面緩衝部は、可撓性カバーの変形可能なことと相俟って、被洗浄面の形状に追随して接面状態を変形し、洗浄泡の排出が可能な程度の接面緩衝部及び被洗浄面の隙間を形成する働きや、外周フランジがどのような状況下でも被洗浄面に触れないようにして、被洗浄面が傷つくことを防止する働きもある。
【0010】
本発明の洗車具では、基本的に水は水道等より供給するが、洗浄液は前記水の供給を利用して吸引する(上記放水ノズル)か、自然流水又は滴下による供給となる。この場合、洗浄液タンクが放水ノズルより離れていると、洗浄液の十分な供給が図れないので、放水ノズルに対して洗浄液タンクを付設する構成が好ましい。しかし、放水ノズルに対して洗浄液タンクを付設すると、洗車の際の放水ノズルの動きに応じて洗浄液が移動して、固定された洗浄液供給経路の開口端から洗浄液がなくなる虞れがある。そこで、本発明の放水ノズルは、放出部へと洗浄液を送り出す洗浄液タンクをこの放出口に付設してなり、この洗浄液タンクは底面中心に旋回軸を有し、先部及び中心部に連通する洗浄液供給経路を設けた旋回腕を内蔵してなり、傾倒した洗浄液タンクの傾斜に追随し、鉛直方向に向けて旋回腕が自律的に旋回することで、常に洗浄液タンクの最下層に溜まる洗浄液を先部から取り込み、洗浄液供給経路を通じて中心部から放出部へと洗浄液を送り出すようにした。洗浄液及び旋回腕の先部は、放水ノズルの傾斜に従って同一方向へ動き、常に旋回腕の先部から洗浄液が取り込めるようになる。洗浄タンクは円筒形状とし、洗浄腕は前記円筒の底面半径の大きさにしておくとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明に基づく洗車具1の一例を表す斜視図、図2は放水ノズル2及び可撓性カバー3付近を抜粋した断面図、図3は放水ノズル2を特に抜粋した拡大断面図、図4は洗浄泡4を噴射して被洗浄面5を洗浄している状態を表した図2相当垂直断面図である。記述したように、本発明においては様々な接面緩衝部を使用することができるが、その働きは共通であるため、本例では毛皮成形体、いわゆるバフ6を用いた場合として説明する。
【0012】
本例の洗車具1は、図1に見られるように、外観的には従来より見られる他の洗浄具と類似であるが、バフ6を回転等、駆動させなくても高い洗浄効果を得ることができるため、洗浄に寄与する放水ノズル2及び可撓性カバー3全体を比較的簡素及び軽量に作り上げることができる。水は、使用者が手に持つ長尺の柄7後端に設けたホース接続部8に接続したホース9より供給する。このほか、柄の途中にホース接続部を設けたり、放水ノズルに直接ホース接続部を設けてもよい。本発明の洗車具1では、放水に伴って自動的に洗浄液を吸引するため、水の供給の有無自体が作動スイッチとなる。そこで、例えばホース接続部8に続くグリップ10で給水の有無及び程度を調節できるようにすると、洗浄具1から洗浄泡を噴射する、しないを制御できる。給水の有無及び程度を調節する前記グリップ相当の操作部位は、放水ノズルに設けてもよい。
【0013】
放水ノズル2は、柄7先端に取り付けており、この放水ノズル2上部に洗浄液タンク11を一体に設け、放水ノズル2下部に着脱自在な可撓性カバー3を取り付けている。洗浄液タンク11は、図1及び図2に見られるように、着脱自在なキャップ12を取り外した状態で洗浄液を補給できる。洗浄泡の生成に必要な洗浄液の量は微量であるため、それほど大量の洗浄液は必要なく、洗浄液タンク11は小型なもので十分であり、洗浄具1の操作性を阻害することはない。
【0014】
可撓性カバー3は、図2に見られるように、柄7先端に設けた放水ノズル2下部に上周縁部13を取り付けた円錐台状の傘部14と、この傘部14の下周縁部15から半径外向きに延設した外周フランジ16とからなる樹脂一体成形品で、本例では外周フランジ16下面に接面緩衝部となる環状のバフ6を固着している。ここで、傘部14を透明にしておくと、可撓性カバー3内に充満させる洗浄泡の状態を視認できる。傘部14は、図4に見られるように、上周縁部13を放水ノズル2下面の円錐台内面17に当接した状態でボルト18により締着する押えブロック19で挟持し、放水ノズル2下部に取り付ける。
【0015】
本例の放水ノズル2は、図2及び図3に見られるように、水及び洗浄液を供給する放出部20と、前記水及び洗浄液を混合して得られる洗浄泡を噴射する混合部21とからなる。放出部20は、断面錐台の方向規制部22を中心として、水放出口23を内周側に、洗浄液吸引口24を外周側に、それぞれ混合部21に向けて開口している。水は柄7内部を通して放水ノズル2へ至る水供給路25から、洗浄液は洗浄液タンク11より延びる洗浄液供給路26からそれぞれ供給される。混合部21は、放出部20、周壁面27、及び放出部20対面位置に設けた噴射口28に囲まれた領域を形成している。噴射口28は、水及び気泡が通過する網目状面材である金属メッシュから構成し、放水及び洗浄泡を排出(噴射)する。
【0016】
水は、水放出口23から放出された後、方向規制部22の錐台表面に沿って進み、混合部21の周壁面27に衝突し、散乱し、空気取込口29から導かれる空気と混合され、気泡を形成する。この水の放出、散乱による気泡の生成は、水が放出される限り続けられるので、混合部21は気泡で満たされる。本例の場合、特に洗浄液による洗浄泡が生成され、この生成された洗浄泡の消滅時間が長いので、混合部21は主として洗浄泡で満たされることになる。こうして、混合空間を満たした洗浄泡は、洗浄液吸引口24及び空気取込口29に近接する。
【0017】
水は、周壁面27に衝突し、散乱するが、放出方向の流れを失わず、大部分を噴射口28から排出(噴射)する。このとき、水の残余は混合部21内の対流を形成して洗浄泡を循環させ、前記大部分の水の流れに洗浄泡を乗せ、噴射口28から洗浄泡を逐次排出する。こうして、混合部21を満たしていた洗浄泡の一部が排出されることで、排出された洗浄泡が占めていた空間に、周囲との相対的な関係で負圧が発生する。洗浄泡の排出が噴射口28付近でなされても、発生した負圧が周囲の気泡及び洗浄泡を引き込むことで、負圧は混合部21周辺に及ぶ。こうして、混合部21周辺にある洗浄液吸引口26及び空気取込口29に発生する負圧が洗浄液吸引口26から洗浄液を吸引し、また空気取込口29から空気を取り込むことになる。そして、水の散乱が洗浄液及び空気の混合をより促進し、効率のよい洗浄泡の生成を実現する。
【0018】
放水ノズル2から噴射された洗浄泡は、図4に見られるように、可撓性カバー3及び被洗浄面5に囲まれた範囲に充満し、可撓性カバー3内の圧力を高める結果、被洗浄面5に対して外周フランジ16、正確には外周フランジ16下面に取り付けたバフ6を浮かせ、バフ6及び被洗浄面5の隙間Sから洗浄泡4を排出する。これにより、バフ6を被洗浄面5に押し付けるように動かしても、抵抗が少なく、比較的軽い力で洗車具1を取り扱えるようになる。また、洗浄泡4が可撓性カバー3外に排出される際、必ずバフ6及び被洗浄面5の隙間を抜けていくため、洗浄泡4による被洗浄面5の洗浄が確実になる利点もある。
【0019】
図5は放水ノズル2直上に設けた洗浄液タンク11に旋回腕30を設けた放水ノズル2の図3相当拡大断面図であり、図6は同洗浄タンク11のみを表した水平断面図である。上記例示でも放水ノズル2直上に洗浄タンク11を付設していたが、この場合、洗車に際して放水ノズル2を動かすと、前記放水ノズル2の動きと同一に洗浄液タンク11も傾斜し、内部の洗浄液も動くことになる。とりわけ、洗浄液が少なくなってくると、洗浄液タンク11の傾斜具合によって洗浄液が偏ってしまい、洗浄液供給経路26に洗浄液が取り込めなくなる。そこで、本発明では、図5及び図6に見られるように、洗浄液タンク11の底面中心に旋回軸31を有する旋回腕30を設け、この旋回腕30の先部32から洗浄液を取り込むようにした。
【0020】
旋回腕30は、必ず旋回軸31と同軸となる中心部33と先部32との間に重心を有しており、洗浄液タンク11の傾斜に従って前記重心が最低位置となるように旋回腕30が旋回軸31を中心に旋回する。洗浄液も洗浄液タンク11の傾斜に従って最低位置へ移動するので、旋回腕30の先部32は必ず洗浄液に浸るようになり、洗浄液供給経路26を通じて中心部33から放出部20へと洗浄液を送り出すことができる。とりわけ、本例の放水ノズル2は洗浄液を吸引するようにしているので、旋回腕30の先部32が洗浄液に触れている限り、洗浄液タンク11の傾斜状態を問わず、確実に洗浄液を放出部20へ送り出せる(吸引できる)ようになる。このほか、本例では、放水ノズル2の混合部21の噴射口28から撹拌突起34を立設し、前記吸引した洗浄液や放水した水を混合部21内で散らすことにより、水、洗浄液及び空気の撹拌を助長し、洗浄泡を生成しやすくしている。
【0021】
【発明の効果】
本発明により、積極的に洗浄泡を生成し、かつこの洗浄泡を無駄なく利用して被洗浄面(車体外面)を洗浄できる洗車具の提供が可能となる。特に、本発明の放水ノズルを用いれば、洗浄泡を生成するのに必要な洗浄液の供給に別途供給動力を用意する必要もなく、放水の有無を作動スイッチとして利用しながら、適量な洗浄液を供給しながら、効率よく洗浄泡の生成が可能となる。また、こうして効率よく生成した洗浄泡を可撓性カバー内に充満させ、僅かに形成される接面緩衝部と被洗浄面との隙間から洗浄泡を排出することから、実際に被洗浄面を磨くことに貢献する接面緩衝部へ確実に洗浄泡を導くことができ、高い洗浄効果を発揮する。更に、放水ノズル直上に設けた洗浄液タンク内に、洗浄液供給経路を内蔵する旋回腕を設けると、洗浄液タンクの傾斜にかかわらず、安定した洗浄液の送り出しが可能となる。このように、本発明は積極的な洗浄泡の生成を実現し、この洗浄泡を無駄なく使用できることから高い洗浄効果を発揮する洗車具を提供する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく洗車具の一例を表す斜視図である。
【図2】放水ノズル及び可撓性カバー付近を抜粋した断面図である。
【図3】放水ノズルを特に抜粋した拡大断面図である。
【図4】洗浄泡を噴射して被洗浄面を洗浄している状態を表した図2相当垂直断面図である。
【図5】放水ノズル直上に設けた洗浄液タンクに旋回腕を設けた放水ノズルの図3相当拡大断面図である。
【図6】同洗浄タンクのみを表した水平断面図である。
【符号の説明】
1 洗車具
2 放水ノズル
3 可撓性カバー
4 洗浄泡
5 被洗浄面
6 バフ
14 傘部
15 下周縁部
16 外周フランジ
28 噴射口
S バフ及び被洗浄面の隙間

Claims (3)

  1. 洗浄水を放水する放水ノズルに可撓性カバーを取り付けた洗車具において、放水ノズルは水及び洗浄液を供給する放出部と、該放出部から供給された水、洗浄液及び空気を撹拌して得られる洗浄泡を噴射する混合部とからなり、該可撓性カバーは下方に向けて拡開する錐台状の傘部と、該傘部の下周縁部から半径外向きに延設した外周フランジと、該フランジ下面に装着した環状の接面緩衝部とからなり、放水ノズルから噴射した洗浄泡を可撓性カバー内に充満させることにより、接面緩衝部を被洗浄面から浮かせて該接面緩衝部及び被洗浄面の隙間から洗浄泡を排出するようにしたことを特徴とする洗車具。
  2. 放水ノズルは、水を放出する水放出口と、混合部に発生する負圧により吸引される洗浄液を放出する洗浄液吸引口とを混合部へ向けて設けた放出部と、前記放出部と、水を衝突させて撹乱する周壁面と、噴射口とに囲まれた混合空間を形成し、前記噴射口を水及び気泡が通過する網目状又は多孔性面材から構成した混合部とからなり、放出部又は混合部に空気取込口を設けた請求項1記載の洗車具。
  3. 放水ノズルは、放出部へと洗浄液を送り出す洗浄液タンクを該放出口に付設してなり、該洗浄液タンクは底面中心に旋回軸を有し、先部及び中心部に連通する洗浄液供給経路を設けた旋回腕を内蔵してなり、傾倒した洗浄タンクの傾斜に追随し、鉛直方向に向けて旋回腕が自律的に旋回することで、常に洗浄液タンクの最下層に溜まる洗浄液を先部から取り込み、洗浄液供給経路を通じて中心部から放出部へと洗浄液を送り出す請求項1記載の洗車具。
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