JP3919098B2 - 濾過装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水等の液体を濾過する濾過装置に関し、特に内部に濾過材洗浄機構が取り付けられる濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、浄水場など大規模な浄水施設においては、微細な浮遊物を濾過砂等の濾過材の層を通して取り除き、濾過して得られた水を塩素で消毒することにより、浄水処理を行っている。この濾過材を洗浄する場合、ノズルから噴射される水流で砂層表面を叩くように洗浄する表面洗浄や、下部圧力室から浄水を濾過池内に圧入して砂を浮上させ、砂と砂とをもみ合わせて汚れを落とす逆流洗浄を定期的に行っていた。
【0003】
しかし、逆流洗浄を長年繰り返しているとその水圧により、本来水平に敷き詰められているべき砂利層が部分的に厚くなったり薄くなる不陸が生じることがある。また、表面洗浄、逆流洗浄のみでは除去能力が弱く、長期間の運用で徐々に濾過材に濁質が付着してくる。この場合、濾過材を搬出し、洗浄した後、濾過材を敷き直すという更生工事により対処する必要があった。しかし、この更生工事には莫大なコストを要し、また工事の期間中は濾過池の運転を停止する必要があり、更生工事にかかる期間はそのまま浄水効率の低下につながっていた。
【0004】
そこで本願出願人は、汚濁した濾過材を従来よりも短時間で洗浄でき、かつ大幅に洗浄度を高めた砂洗浄装置(特開平10-109051号、同11-057526号)を開発・提案している。この砂洗浄装置は、上部に、濾過池から搬出した濾過材が投入される砂受入口、下部に砂取出口を有して砂及び洗浄水を貯留する洗浄槽と、この洗浄槽内に立設して上端及び下端に開口部を設ける攪拌槽(本発明では洗浄槽と称する)と、この攪拌槽内で回転するスクリューコンベアとを備えたものであり、スクリューコンベアにより攪拌槽内を洗浄水とともに上昇される砂が、上昇しながら繰り返し相互に揉み合い、擦れ合うことにより、砂の表面に付着又は被覆した汚れを十分効果的に取り除くことができるものである。
【0005】
ところで、上述したような大規模な浄水場とは異なり、小規模な簡易水道や工場に設置されている濾過タンク等の濾過装置においては、上述した本願出願人による砂洗浄装置(特開平10−109051号、同11−057526号)を用いた場合、濾過装置の使用規模が小規模であるため、この少量の濾過材を洗浄・更生する度にわざわざ、上記砂洗浄装置を設置するためのスペースを確保したり、また当該砂洗浄装置の設置・撤収作業にコストを掛けるのは、濾過池の場合と比べて効率が悪く実用的でない。
【0006】
このような観点から考えられた、濾過槽内に濾過材洗浄機構を設けた濾過装置、例えば、特許第31491号および実開昭63―98704号に開示された濾過器が知られている。前者の濾過器においては、濾過室(濾過槽)内に下方に開放する中央管(洗浄槽)が筺(支持部)によって上方から吊り下げられ、この中央管の内部上方にプロペラ状の推進機が配置されている。推進機のさらに上には、中央管の上端の僅かに上の部分に側方に向けた、推進機と連動して回転し遠心力により洗浄液を高速度で放出する噴出口を有する管が配置されている。通常の濾過時には、上方から濁質を含む原水が供給されて有孔偽底(濾床)上に載置された濾過砂を経て濾過されるようになっている。洗浄時には、推進機が回転すると、中央管の下部に開放した開口から濾過砂が吸引され、上昇した濾過砂が噴出口から放出される洗浄液により側方に放出され、その時に濾過砂から濁質が剥離して洗浄されるようになっている。
【0007】
また、後者の濾過器においては、槽体内に上方から垂下した揚送管(洗浄槽)が配置され、この揚送管内にらせん揚水機が回転可能に配置されている。この濾過器は、通常の濾過においては、濾過砂中にある原水分散筒により原水が濾過砂中に放出され、濾過砂を下方から上方に通過して濾過された処理水が濾過砂の上方で排出されるようになっている。また、濾過砂の洗浄時には、らせん揚水機が回転し、濁質を捕捉した濾過砂をらせん揚水機の下部から上昇させて、遠心分離作用により濁質を濾過砂から剥離させて洗浄しながら揚送管の上部の濾過砂排出口から排出するように構成されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−109051号公報(第3頁、図1)
【0009】
【特許文献2】
特開平11−057526号公報(第3、4頁、図1)
【0010】
【特許文献3】
特許第31491号公報(大正6年)(第3〜5頁、第2図)
【0011】
【特許文献4】
実開昭63―98704号公報(第3〜4頁、図1)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前述の推進機や中央管、およびらせん揚水機や揚送管は、濾過材との相対的運動により長期間使用したときに摩耗することが避けられない。従って、これらの部品の交換頻度は非常に高い。
【0013】
前者の濾過器においては、濾過材の洗浄のための中央管(洗浄槽)とプロペラ状の推進機を取り付けた筐は、濾過槽の上部に配設された導管から垂下されているが、中央管は、筐より直径がはるかに大きく、導管から濾過槽の外部に取り出すことはできない。従って、推進機或いは中央管が、濾過材により摩耗したときに濾過槽を分解して、推進機と洗浄槽を取り出すことになる。また、プロペラの攪拌により濾過材が破砕されていき、濾過を継続できなくなる。(濾過砂の仕様が変わる)
また、後者の場合は、洗浄水を排出する排出樋と一体化した揚送管にらせん揚水機が配置されているが、この揚送管は、槽体(濾過槽)の外部に取出ができる構造になっていない。また、らせん揚水機は、上下が小さな開口により軸支された構造であり、槽体の外部に引き出すことができない構造になっている。このため、揚送管や、らせん揚水機を交換することは非常に困難である。
【0014】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、洗浄槽やスクリューコンベアを容易に交換することができる、維持管理の容易な濾過装置を提供することを目的とする。
【0015】
さらに、洗浄機構を濾過槽の中に組み込んだものは、濾過装置の価格が高価になることに鑑み、安価な濾過装置を提供することを他の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の濾過装置は、濾過材を収容する濾過槽と、濾過槽内の濾過材を洗浄するための中空の洗浄槽および濾過材から剥離した汚濁物質を濾過槽の外部に排出する汚濁排出手段を有する濾過材洗浄機構とを備え、上記濾過槽に導入され濾過材により濾過された液体を濾過槽の外部に排出する濾過装置において、洗浄槽が、濾過槽内に濾過槽の上部から垂下された筒状体であり、濾過槽に収容される濾過材の上面よりも低い位置に下部開口を有するとともに、少なくとも濾過槽に収容される濾過材の上面よりも高い位置に上部開口を有し、洗浄槽内には、下部開口を通じて濾過槽から洗浄槽内に流入する濾過材および液体を、洗浄槽の下部開口から上部開口まで、洗浄槽内をもみ洗いしつつ上昇させるスクリューコンベアが配置され、濾過槽の上部には、洗浄槽の上部を着脱自在に装着する取付口が設けられ、洗浄槽、スクリューコンベアおよびスクリューコンベアの駆動部からなる洗浄部が、取付口に濾過槽の外部から挿抜可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0017】
上記スクリューコンベアの下端部は、洗浄槽の下部開口から下方に突出していることが好ましい。
【0018】
上記洗浄部は、スクリューコンベアの軸線方向に分離するよう分割可能に結合された複数の部分から構成されていることが好ましい。
【0019】
また、洗浄槽の下部には、少なくとも一部が濾過材の上面より下に位置し、濾過材が通過可能なスロットを形成してもよい。
【0020】
さらに、スクリューコンベアの、濾過材を押し上げるスクリューの羽根部の内側に、スクリューコンベアの軸の外周に沿う複数の間隙を形成してもよい。
【0021】
また、濾過槽は、液面が洗浄槽の少なくとも上部開口に至るまで濾過される液体が満たされるようにしてもよい。
【0022】
また、本発明の濾過装置は、濾過材を収容する濾過槽を備え、この濾過槽に導入され、濾過材により濾過された液体を濾過槽の外部に排出する濾過装置において、濾過槽が、濾過材の上方に濾過材を臨む取付口を有し、取付口には通常取付口を覆う蓋が着脱可能に設けられており、濾過材の洗浄時にのみ蓋を外して、中空の洗浄槽、濾過材を洗浄槽内でもみ洗いしつつ液体とともに上昇させるスクリューコンベアおよびスクリューコンベアを駆動する駆動部からなる洗浄手段を、外部から取付口に挿入固定して、濾過材の洗浄を行なうよう構成されていることを特徴とする。
【0023】
【発明の効果】
本発明の濾過装置は、濾過槽と、濾過槽内の濾過材を洗浄するための中空の洗浄槽および濾過材洗浄機構とを備えている。この洗浄槽は、濾過槽内に濾過槽の上部から垂下された筒状体であり、洗浄槽内には、濾過材および液体を、洗浄槽の下部開口から上部開口まで、洗浄槽内をもみ洗いしつつ上昇させるスクリューコンベアが配置されている。この濾過槽の上部には、洗浄槽の上部を着脱自在に装着する取付口が設けられ、洗浄槽、スクリューコンベアおよびその駆動部からなる洗浄部が、取付口に濾過槽の外部から挿抜可能に取り付けられているので、次の効果を奏する。
【0024】
即ち、洗浄槽やスクリューコンベアが濾過材との相対運動により摩耗しても、洗浄槽の上部から取り出し、これらを交換後、再度洗浄槽の上部から挿入して取り付けることができる。従って、濾過装置の維持管理が非常に簡単になる。
【0025】
また、上記スクリューコンベアの下端部が、洗浄槽の下部開口から下方に突出している場合には、洗浄時にスクリューコンベアの下端部で濾過材を洗浄槽内に容易に押し上げることができるので、洗浄効率を高めることができる。
【0026】
さらに、洗浄部が、スクリューコンベアの軸線方向に分離するよう分割可能に結合された複数の部分から構成されている場合には、濾過装置が天井の高さの低い屋内に設置されている場合でも、洗浄部を分離することによってスクリューコンベアを容易に取り出すことができる。従って、濾過装置の設置場所に制約されないで、洗浄部および濾過装置内部のメンテナンスやスクリューコンベア等の交換を行うことができる。
【0027】
また、洗浄槽の下部に、少なくとも一部が濾過材の上面より下に位置し、濾過材が通過可能なスロットを形成した場合には、濾過材がこのスロットから容易に洗浄槽内に流入するので、洗浄槽内にも濾過材が容易に収容されて、洗浄槽内での濾過機能が増大する。
【0028】
さらに、スクリューコンベアの、濾過材を押し上げるスクリューの羽根部の内側に、スクリューコンベアの軸の外周に沿う複数の間隙を形成した場合には、次の効果を奏する。即ち、洗浄槽とスクリューコンベアの挿抜の際に逆流洗浄を行うことで、濾過材を浮遊させて洗浄槽およびスクリューコンベアの挿抜時の抵抗を減らすことができるが、その時、液体がこれらの間隙を通過して洗浄槽内に進入し、濾過材を効果的に浮遊させることができるので、挿抜が一層容易になる。また、洗浄時に、モータを駆動する前に逆流洗浄をすることができるが、その時に同様に濾過材を浮遊させて、モータを低抵抗で起動させることができる。
【0029】
また、濾過槽は、液面が洗浄槽の少なくとも上部開口に至るまで濾過される液体が満たされるようにした場合は、洗浄槽内に液体が容易に進入し、洗浄槽内で積極的に濾過を行うことができる。
【0030】
また、本発明の濾過装置は、濾過槽が、濾過材の上方に濾過材を臨む取付口を有し、取付口には通常取付口を覆う蓋が着脱可能に設けられている。そして、濾過材の洗浄時にのみ蓋を外して、中空の洗浄槽、スクリューコンベアおよびスクリューコンベアを駆動する駆動部からなる洗浄手段を、外部から取付口に挿入固定して、濾過材の洗浄を行なうよう構成されているので、次の効果を奏する。
【0031】
即ち、通常の濾過においては、洗浄手段は必要ないので、濾過装置を安価なものとすることができ、初期投資を少なくすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の濾過装置について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、第1の実施形態の濾過装置の要部断面図、図2は、図1の濾過装置に使用されているスクリューコンベアの正面図、図3は図2のスクリューコンベアの3−3線に沿う断面図、図4は第2の実施形態の濾過装置の、図1と同様の要部断面図である。
【0033】
本発明の第1の実施形態の濾過装置1は、図1に示すように、上下が閉鎖された略円筒形の濾過槽2と、この濾過槽2の内側の下部に水平に配置された、多数の微細孔(図示せず)を有する濾床4と、濾過槽2の湾曲した上壁20に取り付けられた濾過材洗浄機構6とを有する。濾過槽2には複数の支持脚8(図では1本のみ示す)が取り付けられており、これによって、濾過槽2が床面10上に設置される。濾床4には、微細孔を有するセラミック製の、多数の短円柱状のフィルター12が設置されている。このフィルター12は、濾床4上に堆積する濾過材14や水(液体)16に抗する強度を保持しつつ、浄化された水16のみを、濾床4の下方に効率よく浸透させる作用をなす。
【0034】
濾床4の中央部分には、放射状に配置された凹み18が形成され、この凹み18内に前述のフィルター12が配置され、中央部分のフィルタ12の高さを低くしている。このように凹み18を設けた理由については、後述する。
【0035】
濾過槽2の上壁20の中央部には、円形の取付口22が形成されており、この取付口22に濾過材洗浄機構6が取り付けられている。取付口22の周縁は、取付用のリム24に形成されている。リム24上には、モータ26および減速機構部27を取り付けた台座28が取り付けられる。この台座28には軸受け30を3カ所に有する保持部36が形成されており、この3カ所の軸受け30によりスクリューコンベア32の軸34を、ぶれなく回転自在に支持するように構成されている。
【0036】
次に濾過材洗浄機構6について、図2および図3も合わせて参照して、以下に詳細に説明する。洗浄槽38は、円筒形即ち筒状体であり上部に円板状の隔壁29を有する。隔壁29の外周のフランジ31がリム24に取り付けられ、台座28とともにリム24にボルトにより取り付けられている。従って、取付口22は、洗浄槽38が通過できるサイズに設定されていることが必要である。このようにして、洗浄槽38の上部がリム24に取り付けられ、洗浄槽38の略全体が上壁20から垂下している。フランジ31の中央には保持部36に密嵌される孔33が形成されている。これにより、濾過時に濾過槽2内を密閉した状態に維持することができる。
【0037】
洗浄槽38の下部は開放した円形の下部開口40となっており、上部には所定間隔で形成された複数の上下方向に延びた上部開口42が形成されている。下部開口40は濾過材14の中に位置するように、濾過材14との位置関係が決められる。この洗浄槽38の内側には、スクリューコンベア32が配置されている。スクリューコンベア32は、図1および図2に示すように、軸受け30により支持される比較的小径の縮径部34aと、直径の大きい大直径部34bから構成されている。また、軸34の上端には、モータ26との連結部46が形成されている。軸34に強度を持たせるための大直径部34bは、中空のパイプ状になっており、他端44は閉鎖されている。この大直径部34bに螺旋形のスクリューの羽根部43が形成されている。羽根部43は軸34の下端44に至るまで形成されている。
【0038】
羽根部43の内周には、図3に示すように、軸34の外周に沿って間隙48が形成されている。本実施形態では、間隙48は軸34の外周に沿って連続的に形成されており、羽根部43と軸34との間には、図3に示されるように羽根部43と軸34を溶接等により連結する連結片(支持部材)50が所定間隔で取り付けられている。なお間隙48および連結片50については、図1および図2では省略している。本実施形態では間隙48は連続的に設けられているが、軸34の外周に沿って複数個設けても勿論よい。この場合、軸34との連結は、別体の連結片50によらずに、羽根部43と一体に成形した支持部材によりなされてもよい。
【0039】
前述の軸34の外周と羽根部43との間の間隙(リボン空間)48は、羽根部43の投影面積の約1%以上98%以内に設定され、好ましくは30%以上60%以内である。この間隙48がなければ、後述する逆流洗浄の際、濾過材14が洗浄槽38内に十分充填されない。しかし、間隙48が大きすぎても、洗浄時に洗浄槽38上部へ濾過材14が搬出されにくくなるので、羽根部43と間隙48との適切な割合は上述の如く限定される。
【0040】
このスクリューコンベア32の上端の連結部46は、モータ26の減速機構部27に継ぎ手52を介して連結される。このようにして、スクリューコンベア32の羽根部43が洗浄槽38内に配置されると、図1に示すように羽根部43の上端は上部開口42の下縁42a近傍に位置する。また、スクリューコンベア32の下端部35(図1)は、洗浄槽38の下部開口40から下方に突出し、軸34の下端44は、濾床4の近傍に位置する。これは、濾過材14の洗浄時に、できるだけ濾床4近傍の濾過材14も効率よく洗浄できるようにするためである。羽根部43の外周縁54(図3)は洗浄槽38の内周面と僅かにギャップを形成して配置されているが、このギャップの寸法は、濾過材14の粒径の約2倍から3倍とされる。また、それ以上大きくてもよいが最大でも30mm程度である。このギャップにより、羽根部43と洗浄槽38との間に濾過材14が挟まっても、濾過材14が破砕する虞が少なくなる。換言すると、ギャップ(クリアランス)が上記寸法より少ないと、濾過材14が羽根部43の外周縁54と洗浄槽38の内周面との間に挟まれ、破砕されて濾過時に所望の濾過能力を得ることができなくなる。また、ギャップが上記寸法より大きいと、濾過材14の洗浄時に濾過材14がこのギャップから下部に落ち込み、洗浄槽38の上部開口42から排出されにくくなる。即ちジェット水流などの外力を加えなければ、同一の濾過材14のみが洗浄され、洗浄槽38より外側の濾過材14が殆ど洗浄されないことになる。洗浄の態様については後述する。
【0041】
次に図1を参照して、濾過槽2の外部に付属する部品について説明する。濾過槽2の湾曲した底壁58の中央には、下方に延びる浄水排出管60が取り付けられており、濾過材14、濾床4およびフィルタ12を通過した浄化された水が、この浄水排出管60を通って送出される。また、図1において、濾過槽2の右側に位置するのは、濾過時に濾過槽2内に原水即ち濾過前の水16を注入する原水注入口(濁質排出手段)62と、その下方に位置する水位調整口64である。水位調整口64は、濾過材14を洗浄するうえで最適の水位を調整するために、水16を排出する排出口ともなる。洗浄時に、水16は、少なくとも洗浄槽38の上端開口42において濾過材14の流動化が実現できる程度の量が必要であるが、水16が多すぎると、スクリューコンベア32上における濾過材14の粒子の密度が低下して粒子同士の擦れ合う機会が減少するため、洗浄の効率が低下する。本実施形態の場合、洗浄時の濾過材14と水16の割合は、約2:1のときに最も効率よく洗浄できる。
【0042】
次に、68で示すのは点検口であり、ここから濾過槽2内部の状況を確認するのに使用される。濾過槽2の上壁20の左に位置するのは空気抜弁70である。この空気抜弁70は、濾過時に原水が注入されるときに、濾過槽2内の空気が外部に排出されて原水が容易に注入できるようにし、洗浄時には原水の量を減らすので、そのとき外部から空気を濾過槽2内に流入させて、負圧を生じさせずに円滑に原水を減らすためのものである。また、72は、濾過材投入口である。
【0043】
次に、この濾過槽2内で濾過がどのように行われるかについて説明する。まず、原水が、原水注入口62から図示しないポンプにより圧入される。水位74が上昇するにつれ、空気抜弁70から濾過槽2内の空気が排出される。水位74は、本実施形態の場合、原水注入口62を越えて濾過槽2の上部まで達するように、即ち濾過槽2の略全体が水(原水)16で満たされるように設定される。図1に示す水位74は、満水になる前の途中の位置を示す。水16は濾過材14に浸透するとともに、上部開口42からも洗浄槽38内に進入して洗浄槽38内の濾過材14に浸透し、洗浄槽38内においても濾過ができるようになっている。濾過材14を浸透し、濾過された水は、濾過槽2の下部の浄水排出管60から外部に送出され、使用に供される。
【0044】
次に、長期間使用して濾過材14に目詰まりが生じたときの、濾過材14の洗浄方法について説明する。スクリューコンベア32を回転させるためのモータ26を起動する前に、浄水排出管60から浄水を逆流させ、濾過材14を浮遊させる。これにより、モータ26起動時のモータ26への負荷が低減される。モータ26が駆動されて、スクリューコンベア32が回転すると、スクリューコンベア32の羽根部43、特に洗浄槽38の下方に露出した部分の羽根部43により、濾過材14が上方の洗浄槽38内に押し上げられる。スクリューコンベア32の回転の初期の段階では、前述の浄水の逆流が継続される。この理由は、スクリューコンベア32を逆流洗浄状態で回転させることによって、洗浄槽38の外側の濾過材14と、洗浄槽38の内側の濾過材14が、スクリュー32の遠心力により容易に混ざり合い、且つ移動することで全体の濾過材14が満遍なく洗浄されるからである。浄水の逆流は、その後停止されるが、停止された後もスクリューコンベア32は洗浄のために回転を続ける。押し上げられた濾過材14の粒子同士は、羽根部43の回転により互いにこすれあってもみ洗いされつつ上昇し、上部開口42から濾過槽2に排出される。濾過材14が水16の水面上に落下したときの衝撃で、濁質が濾過材14から剥離することが促進される。落下した濾過材14は、再び羽根部43により洗浄槽38内に押し上げられてもみ洗いされる。このようにして、濾過材14は洗浄槽38内で洗浄が繰り返されて汚濁物質が剥離される。図1に示すようにスクリューコンベア32の下端44が、濾床4の近傍に位置しているので、濾床4に近い濾過材14も押し上げられて、全ての濾過材14が満遍なく洗浄されるようになっている。
【0045】
洗浄が完了すると、スクリューコンベア32の回転が停止される前に、浄水排出管60から再度浄水を逆流させ、スクリューコンベア32の停止後も、引き続き逆流洗浄がおこなわれる。この逆流により濾過材14から剥離した汚濁物質は浮遊して原水注入口62から外部へ濁質を含んだ水とともに排出される。逆流洗浄時に、水16は、羽根部43の前述の間隙48を通過して洗浄槽38内にも効果的に逆流するので、洗浄槽38内の濁質も排出される。以上の逆流洗浄を必要な時間続行することにより、濾過槽2内に残留する濁質は全て除去される。
【0046】
次に、洗浄槽38と、スクリューコンベア32が摩耗したときに交換する場合について説明する。洗浄槽38とスクリューコンベア32は、台座28とリム24を固定している図示しないボルトを外して、台座28をリム24から取り外すことにより、濾過槽2の外部に引き抜くことができる。このとき、スクリューコンベア32の羽根部43は、濾過材14に食い込んだ状態になっているため、浄水排出管60から浄水を逆流させ、濾過材14を浮遊させて抜き取り時の抵抗を少なくする。これにより、スクリューコンベア32、および洗浄槽38を容易に引き抜くことができる。メンテナンスの必要に応じ、スクリューコンベア32のみを引き抜いて交換してもよい。そして、スクリューコンベア32と洗浄槽38を取り付けるときにも、浄水排出管60から再度逆流させ、濾過材14を浮遊させて挿入時の濾過材14の抵抗を減少させることで容易に挿入することができる。
【0047】
次に本発明の第2の実施形態の濾過装置100について図4を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同じ部品については、同一番号を使用して説明する。第1の実施形態と大きく異なる点は、洗浄槽138が洗浄槽38より下方に長く延びており、且つ洗浄槽138の下端部に上下方向に延びるスロット176が、洗浄槽138の円周方向に沿って複数個設けられていることである。洗浄槽138が長くなり、その内部に収容される羽根部43の上下方向に沿う長さを長くすることができる。即ち、濾過材14をもみ洗いすることができる距離を長くすることができるので、洗浄能力を向上させることができる。
【0048】
スロット176は、濾過材14の粒子が通過できる大きさとされる。これらのスロット176により、濾過材14がスロット176を経て洗浄槽138内に進入し易くなる。洗浄槽138内に配置された濾過材14によって、洗浄槽138内での濾過も行われるので、濾過能力が向上する。このスロット176は、横長、或いは他の任意の形状であってもよい。また、スロット176の上端176aは、濾過材14の上面66より上になるようにスロット176と濾過材14との位置関係を設定することにより、濾過材14が容易に洗浄槽138内に進入するようにできる。
【0049】
次に、本発明の第3の実施形態の濾過装置について、図5を参照して説明する。図5は、本発明の第3の実施形態の濾過装置200の要部断面図を示す。図5に示す濾過装置200が、前述の2つの実施形態と異なる点は、スクリューコンベアが分割できるようになっている点である。これにより、高さ方向の寸法が小さい空間内で、濾過装置200の組立および分解を可能にしている。なお、説明にあたり、前述の実施形態と同じ部品については、同じ参照番号を使用して説明する。
【0050】
図5に示すように、濾過装置200は、支持脚208で支持された、前述の2つの実施形態より高さ方向の寸法の大きい濾過槽202を有する。この濾過槽202内には、前述の実施形態と同様な濾床204が、濾過槽202の下部に配置されている。濾床204上には、前述の実施形態と同様に複数のフィルタ12が配置されている。濾過槽202の上壁220のリム224上には、モータ226および減速機構部227を取り付けた台座228が取り付けられている。この台座228は、前述の2つの実施形態と同様なものであり、上下方向に離隔してスクリューコンベア232を保持する保持部236(236a、236b)を有する。この台座228および保持部236の詳細については後述する。
【0051】
リム224によって形成される取付口222には、円筒形の洗浄槽238とスクリューコンベア232が配置されている。この洗浄槽238は、前述の第2の実施形態よりさらに長く、また、スクリューコンベア232は、この長い洗浄槽238の下部開口240から下方に突出している。
【0052】
次に、このスクリューコンベア232、洗浄槽238および台座228について、図6を合わせて参照し、さらに詳細に説明する。図6は、取付口222近傍の部分拡大断面図である。濾過槽202の上端には、環状のリム224が溶接により濾過槽202に取り付けられて取付口222が形成されている。リム224は、内周に上向きの段部278を有する。他方、円筒形の洗浄槽238の上端部外周には、フランジ237が溶接されている。
【0053】
フランジ237は、外周に、前述のリム224の段部278と相補的な下向きの環状の段部280が形成されている。洗浄槽238を取付口222に上方から挿入したときに、段部280が段部278上に着座するように構成されている。これらの段部278、280は円周方向に沿って配置された複数のボルト282によってねじ止めされている。これによって、洗浄槽238は濾過槽202に、着脱可能に固定される。なお、図中、ボルト、ねじについては一部のみを示して説明する。図5から判るように洗浄槽238の下部開口240は、濾床204の上方に位置している。即ち、下部開口240と濾床204との間には空間があり、スクリューコンベア232は、その下端部235が下部開口240から突出して、この空間に位置している。なお、スクリューコンベア232についての詳細は後述する。
【0054】
次に、台座228について、図5および図6を参照して説明する。台座228は、上部台座228aと、下部台座228bを有する(図6)。上部台座228aは、円筒状部材284aとその上端および下端に夫々溶接された円環状部材286a、286bを有する。上下の円環状部材286a、286bおよび円筒状部材284aには、円環状部材286a、286bの円周方向に沿って複数箇所に垂直に配置された補強リブ288aが溶接されて補強されている。下部台座228bは、円筒状部材284aより高さ方向の寸法の短い円筒状部材284bと、その上端および下端にそれぞれ溶接された円環状部材286c、286d(隔壁)を有する。そして、円筒状部材284bと円環状部材286c、286dには、それらの円周方向に沿って複数箇所に垂直に配置された補強リブ288bが溶接されて補強されている。
【0055】
上部台座228aと下部台座228bは、それぞれの円環状部材286b、286cが、その円周に沿って複数組配置されたボルト290とナット291によって連結されて一体化され、台座228が構成される。この台座228は、リム224の円周方向に沿って配置された複数のボルト292によって、円環状部材286dがリム224に固定されて濾過槽202に取り付けられる。即ち円環状部材286dが、円筒状部材284bの外周から突出したフランジの部分でボルト292によって濾過槽202に取り付けられている。なお、円環状部材286d内に、円筒状部材284bの内外を連通するように設けられた通路287は、円筒状部材286d内に進入した水を排出するドレンである。
【0056】
再び図5を参照して、このようにして濾過槽202に取り付けられた台座228には、モータ226とこのモータ226に一体となった減速機構部227が図示しないボルトによって取り付けられる。そして、減速機構部227の回転軸293と、スクリューコンベア232の軸234は、継ぎ手252を介して連結されている。
【0057】
次に、スクリューコンベア232と、この支持構造について説明する。スクリューコンベア232は、図5に示すように、保持部236により支持される上部軸234aと、この上部軸234aに分割可能に連結されている下部軸234bから構成されている。上部軸234aと下部軸234bが分割部294で分割可能に連結されている点が前述の2つの実施形態と大きく異なる点である。分割部294は、上部軸234aと下部軸234bのそれぞれの下端、上端に形成されたフランジ294a、294bがボルト295によって連結されることにより分割可能に結合されている。この分割の理由については後述する。螺旋形のスクリューコンベア232の羽根部243が、軸234の下端244に至るまで形成されている点は、前述の実施形態と同様である。できるだけ長い羽根部243の寸法を確保しつつ分割後の軸234寸法の短縮を有効なものとするため、この分割部294は、羽根部243の上端近傍の羽根部243のない軸234の部分に設けられている。また、その結果、洗浄槽238の上部開口242の上端近傍に位置している。
【0058】
次に保持部236について図5および図6を参照して説明する。上側の保持部236aは筒状の本体298を有すると共に、上下の端部に円錐ころ軸受296を有する。この円錐ころ軸受296により軸234の上部軸234aを回転可能に垂直に保持している。円錐ころ軸受296は、本体298の上下の端部に形成された凹所298aに配置されている。円錐ころ軸受296の抜け止めとして、本体298の両端部に環状の円板300が、ねじ302により本体298に固定されている。本体298には、本体298の外周に沿って、上下方向に伸びる複数個のリブ304が溶接により固定されている。各リブ304は、リブ304の下端に水平方向に伸びる固定片306を有する。この固定片306は円環状部材286cにボルト308により固定され、それにより、上側の保持部236aは、下部台座228bに固定される。
【0059】
次に、下側の保持部236bについて説明する。円環状部材286dには保持部236bを収容する円形の孔333が形成されている。保持部236bは、保持部236aの軸線方向に沿って貫通する円筒形の本体312を有する。本体312は孔333に配置されて溶接により固定されると共に、リブ314がさらに本体312と円環状部材286dに溶接されて、本体312と円環状部材286dの結合が強化されている。本体312の上部には、本体312と軸234の間にパッキン316が配置されている。パッキン316は、抜止部材320の筒状の止部318により保持されている。抜止部材320は、止部318から突出するフランジ319に保持されたねじ322により円環状部材286dに固定されている。また、本体312の下部の空間324には、軸受326が配置され、さらに、軸受326の下部に、オイルシール328が配置されている。このオイルシール328の下部には、オイルシールの抜止用として開口330が形成された円板332が配置されている。この開口330には軸234が貫通し、円盤332は、ねじ334により本体312にねじ止めされる。
【0060】
このように構成された濾過装置200は、例えば、屋内に設置して使用される場合がある。このような使用状態にある濾過装置200を所定期間使用後、摩耗したスクリューコンベア232等のメンテナンス、交換等を行う必要が生じる。次に、このようなメンテナンスの場合の、濾過装置200の分解の作業手順について、図7から図10を参照して説明する。図7は、濾過装置200からモータ226を取り外す工程を示す濾過装置200の要部断面図、図8は、さらに台座228を取り外す工程を示す濾過装置200の要部断面図、図9は、軸234の下部軸234bを取り外す工程を示す濾過装置200の要部断面図、図10は、洗浄槽238を取り外す工程を示す濾過装置200の要部断面図を夫々示す。
【0061】
まず最初に、図7を参照して説明する。モータ226は、モータ226を固定している図示しないボルトを取り外して、矢印Aで示すように台座228から取り外す。その際、継ぎ手252は、予め図示しないボルトを取り外して、分離できるようにしておく。
【0062】
次に、図8に示すように、台座228を固定しているボルト292(図6)が外される。そして、建物の天井336のレール338に取り付けられた運搬装置(ギヤードトロリー)340により、アイボルト342に渡されたロープ或いはワイヤ344にフック346が引っ掛けられて吊り上げられる。このとき、保持部236により保持されたスクリューコンベア232も上方に引き上げられるが、スクリューコンベア232の長さが長いため、天井336の高さとの関係でスクリューコンベア232を完全に抜き上げることができない。そこで、ある程度の高さまで持ち上げた後、仮受台座348がリム224に取り付けられる。この仮受台座348に一時的にスクリューコンベア232が載置される。仮受台座348には、軸234の分割部294のフランジ294bが載置される。
【0063】
この仮受台座348は、図8において軸234と直交方向に分割可能に構成されている。そして、互いに合体後、上部に軸234を受容する開口350を形成するよう構成されている。前述のフランジ294bは、この開口350の周縁に載置される。仮受台座348は円筒状の部材であることが好ましい。この円筒状の仮受台座348は、例えば2分割され、軸234の両側からリム224上に配置される。また、仮受台座348の形状は、円筒形の部材だけでなくリム224に当接する脚を有する複数の部材から構成されてもよい。
【0064】
仮受台座348上に台座228を載置した後、分割部294を連結しているボルト295を外し、軸234の上部軸234aを下部軸234bから分離する。これにより、台座228と上部軸234aをそれ以上持ち上げることなく、矢印Bで示すように、横方向に移動させることができる。このとき下部軸234bは、仮受台座348によって支持された状態で残される。
【0065】
次に、図9に示すように、後仮受台座348がリム224から取り除かれるとともに、軸234の下部軸234bが、前述の運搬装置340等により上方に持ち上げられて洗浄槽238から取り去られる。
【0066】
そして、次に図10に示すように、洗浄槽238をリム224に固定しているボルト282が外されて、洗浄槽238が取付口222から上方に引き抜かれて取り出される。
【0067】
このようにして、メンテナンスを行う際には、各部品を濾過槽202の取付口222から順次外部に取り出すことが可能になり、きわめて効率的に作業を行うことができる。特に、スクリューコンベア232が分割式であるので、比較的天井の低い屋内においても容易に作業を行うことができる。なお、濾過および濾過材の洗浄の態様については、前述の2つの実施形態と同様である。
【0068】
以上の如く、第3の実施形態においては、軸234が分割型でありメンテナンス性がよいので、上下方向に長く濾過効率がよい洗浄槽202を、天井が低い屋内でも使用できるという利点がある。
【0069】
以上、本発明の好適な実施の形態について、詳細に説明したが、本発明は、上記の構成に限定されるものではない。たとえば、スクリューコンベア32、232の下端44、244は、自由端になっているが、この下端44、244を支える構造としてもよい。より具体的には、下端44、244を、例えば、円錐形とし、濾床4、204にこの円錐形の先端を単に受ける凹みを有する部材を設けてもよい。これにより、スクリューコンベア32、232の横ぶれを一層低減することができる。また、このように構成しても、スクリューコンベア32、232および洗浄槽38、138、238の交換を支障なく行うことができる。
【0070】
また、スクリューコンベア32、232は、洗浄槽38、138、238から必ずしも突出していなくとも濾過材14を押し上げることができるが、その場合、スクリューコンベア32、232の下端44、244は濾床4、204の上方に離れていた方が、濾過材14が比較的少ない抵抗で洗浄槽38、138、238内に押し上げられて進入することができる。
【0071】
上部開口42の位置は、洗浄槽38、138、238内を長い距離に亘って、濾過材14がもみ洗いできるように、あまり低くない位置であることが好ましい。また、洗浄槽38、238と取付口との取付形状は、この実施形態に限定されるものではなく、容易に脱着できる種々の構造が考えられる。
【0072】
なお、上記実施形態においては、水を濾過する場合について述べたが、水の他にも油などを濾過するのに使用してもよい。
【0073】
また、洗浄部は、洗浄槽38、238と、スクリューコンベア32、232と、スクリューコンベア32、232の駆動部を含むが、モータ26、226は必ずしも含まれない。モータ26、226を含まない場合は、モータ26、226は、例えば濾過槽2、202の上に直接配置され、モータの回転は連結部を介してスクリューコンベアに伝達される。そして、駆動部とモータ26、226を分解するときは、この連結部で分解するようにしてもよい。
【0074】
次に、本発明の変形例について、図11を参照して説明する。図11は、本発明の濾過装置の変形例を示す要部断面図であり、洗浄部と濾過槽を分離して示す。濾過装置400は、濾過槽2と類似の濾過槽402を有する。濾過槽402には、原水注入口462、上下に離隔した2つの濾床404、407、下部の濾床404に設けられたストレーナ412、濾過された濾水を排出する浄水排出管460および空気抜弁470が設けられている。この濾過装置400の場合、濾床は2重になっており、上部の濾床407の上には濾過材414が収容されており、下部の濾床404と上部の濾床407の間には濾過材454が収容されている。
【0075】
濾過槽402の上壁420の中央部には、円形の取付口422が形成されており、この取付口422に濾過槽402から分離して、濾過槽402の右に離隔して示す洗浄部(洗浄手段)403が取り付けられている。取付口422の周縁は、取付用のリム424に形成されている。リム424には円板状の蓋405が、リム424に沿って所定の間隔で配設された複数のボルト492により固定されている。このように、取付口422は、通常の濾過時においては、蓋405により閉鎖されている。従って、この濾過装置400は、通常の濾過時においては洗浄部403を有さない。
【0076】
この濾過装置400を水(液体)416を濾過するために使用するときには、前述の実施形態と同様に、原水注入口462から水416が注入され、濾過材414、454を通過して浄水排出管460から濾過された濾水が排出されるようになっている。
【0077】
次に洗浄部403について説明する。洗浄部403は、図1、図4および図7に示す濾過装置1、100、200の洗浄部と類似の形状および構成を有しており、モータ(駆動部)426、このモータ426の回転を減速する減速機構部(駆動部)427およびモータ426と減速機構部427を支持する台座428を有する。この台座428には、円筒形の洗浄槽438が取り付けられており、また、洗浄槽438内には、減速機構部427に継ぎ手452を介して連結されて、モータ426により回転されるスクリューコンベア432が配置されている。洗浄部403の台座428は、リム424に取り付けるためのフランジ409を有している。このフランジ409には、蓋405と同じ間隔でボルト締めのための孔(図示せず)が形成されている。
【0078】
次に、所定の期間使用されて濁質が捕捉された濾過材414、454を洗浄する場合について説明する。まず、蓋405が取り外され、取付口422が露出される。そして、洗浄部403の洗浄槽438が取付口422から挿入されて、洗浄部403のフランジ409がリム424に載置される。載置されたフランジ409は、リム424にボルト締めされて、洗浄部403が濾過槽402に固定される。その後、洗浄部403は、前述の各実施形態の如く作動されて濾過材414が洗浄される。なお、図中、471で示すのは、濾過材454の濁質を超音波振動によって剥離するための超音波発生装置である。
【0079】
この洗浄部403の洗浄の態様については、前述の各実施形態の洗浄部と同様であり、概略説明すると以下の通りである。まず、最初に、スクリューコンベア432を回転させるためのモータ426を起動する前に、浄水排出管460から浄水を逆流させ、濾過材414を浮遊させる。これにより、モータ426起動時のモータ426への負荷が低減される。モータ426が駆動されて、スクリューコンベア432が回転すると、スクリューコンベア432の羽根部443、特に洗浄槽438の下方に露出した部分の羽根部443により、濾過材414が上方の洗浄槽438内に押し上げられる。
【0080】
スクリューコンベア432の回転の初期の段階では、前述の浄水の逆流が継続される。この理由は、スクリューコンベア432を逆流洗浄状態で回転させることによって、洗浄槽438の外側の濾過材414と、洗浄槽438の内側の濾過材414が、スクリュー432の遠心力により容易に混ざり合い、且つ移動することで全体の濾過材414が満遍なくもみ洗い洗浄されるからである。浄水の逆流は、その後停止されるが、停止された後もスクリューコンベア432は洗浄のために短時間回転を続ける。
【0081】
押し上げられた濾過材414の粒子同士は、羽根部443の回転により互いにこすれあってもみ洗いされつつ上昇し、洗浄槽438の上部開口442から濾過槽402に排出される。濾過材414が水416の水面上に落下したときの衝撃で、濁質が濾過材414から剥離することが促進される。落下した濾過材414は、再び羽根部443により洗浄槽438内に押し上げられてもみ洗いされる。このようにして、濾過材414は、洗浄槽438内で洗浄が繰り返されて汚濁物質が剥離される。このとき、超音波発生装置471を作動させることにより、濾過材454の濁質を超音波により発生する振動によって、より効果的に除去することができる。図1に示すようにスクリューコンベア432の下端444が、濾床407の近傍に位置しているので、濾床407に近い濾過材414も押し上げられて、全ての濾過材414が満遍なく洗浄されるのは前述の実施形態と同じである。
【0082】
洗浄が完了すると、スクリューコンベア432の回転が停止される前に、浄水排出管460から再度浄水を逆流させ、スクリューコンベア432の停止後も、引き続き逆流洗浄即ち濯ぎが行なわれる。この逆流により濾過材414から剥離した汚濁物質は浮遊して原水注入口462から外部へ濁質を含んだ水とともに排出される。以上の逆流洗浄を必要な時間続行することにより、濾過槽402内に残留する濁質は全て除去される。
【0083】
濾過材414、454の洗浄、濯ぎが完了すると、洗浄部403は、取り出され、再度蓋405がリム424に取り付けられて、取付口422が閉鎖される。このように、洗浄部403を有さない濾過装置400は、例えば、1年に1回だけメンテナンスの時のみ洗浄するというような使い方をする場合に適している。そして、当初の設置時に洗浄部403が不要となるため、濾過装置400を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の濾過装置の要部断面図
【図2】図1の濾過装置に使用されているスクリューコンベアの正面図
【図3】図2のスクリューコンベアの3−3線に沿う断面図
【図4】本発明の第2の実施形態の濾過装置の、図1と同様の要部断面図
【図5】本発明の第3の実施形態を示す濾過装置の要部断面図
【図6】取付口近傍の、図5に示す濾過装置の部分拡大断面図
【図7】濾過装置からモータを取り外す工程を示す、図5の濾過装置の要部断面図
【図8】台座を取り外す工程を示す、図5の濾過装置の要部断面図
【図9】下部軸を取り外す工程を示す、図5の濾過装置の要部断面図
【図10】洗浄槽を取り外す工程を示す、図5の濾過装置の要部断面図
【図11】本発明の濾過装置の変形例を示す要部断面図であり、洗浄部と濾過槽を分離して示す。
【符号の説明】
1、100、200、400 濾過装置
2、202、402 濾過槽
6、206 洗浄機構
14、414 濾過材
16、416 液体
22、222、422 取付口
32、232、432 スクリューコンベア
35 下端部
38、238、438 洗浄槽
40、240 下部開口
42、242 上部開口
43、243、443 羽根部
48 間隙
62、462 原水注入口(濁質排出手段)
64 水位調整口
66 上面
74 液面
176 スロット
403 洗浄部(洗浄手段)
405 蓋
426、427 駆動部

Claims (7)

  1. 濾過材を収容する濾過槽と、該濾過槽内の前記濾過材を洗浄するための中空の洗浄槽および前記濾過材から剥離した汚濁物質を前記濾過槽の外部に排出する濁質排出手段を有する濾過材洗浄機構とを備え、前記濾過槽に導入され、前記濾過材により濾過された液体を前記濾過槽の外部に排出する濾過装置において、
    前記洗浄槽が、前記濾過槽内に該濾過槽の上部から垂下された筒状体であり、前記濾過槽に収容される前記濾過材の上面よりも低い位置に下部開口を有するとともに、少なくとも前記濾過槽に収容される前記濾過材の上面よりも高い位置に上部開口を有し、前記洗浄槽内には、前記下部開口を通じて前記濾過槽から前記洗浄槽内に流入する前記濾過材および前記液体を、前記洗浄槽の前記下部開口から前記上部開口まで、前記洗浄槽内をもみ洗いしつつ上昇させるスクリューコンベアが配置され、
    前記濾過槽の上部には、前記洗浄槽の上部を着脱自在に装着する取付口が設けられ、前記洗浄槽、前記スクリューコンベアおよび前記スクリューコンベアの駆動部からなる洗浄部が、前記取付口に前記濾過槽の外部から挿抜可能に取り付けられていることを特徴とする濾過装置。
  2. 前記スクリューコンベアの下端部が前記洗浄槽の前記下部開口から下方に突出していることを特徴とする請求項1記載の濾過装置。
  3. 前記洗浄部が、前記スクリューコンベアの軸線方向に分離するよう分割可能に結合された複数の部分から構成されてなることを特徴とする請求項1または2いずれか1項記載の濾過装置。
  4. 前記洗浄槽の下部には、少なくとも一部が前記濾過材の上面より下に位置し、前記濾過材が通過可能なスロットが形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の濾過装置。
  5. 前記スクリューコンベアの、前記濾過材を押し上げるスクリューの羽根部の内側に、前記スクリューコンベアの軸の外周に沿う複数の間隙が形成されていることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の濾過装置。
  6. 前記濾過槽が、液面が前記洗浄槽の少なくとも前記上部開口に至るまで前記濾過される液体が満たされることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の濾過装置。
  7. 濾過材を収容する濾過槽を備え、該濾過槽に導入され、前記濾過材により濾過された液体を前記濾過槽の外部に排出する濾過装置において、前記濾過槽が、前記濾過材の上方に前記濾過材を臨む取付口を有し、該取付口には通常該取付口を覆う蓋が着脱可能に設けられており、
    前記濾過材の洗浄時にのみ前記蓋を外して、中空の洗浄槽、前記濾過材を前記洗浄槽内でもみ洗いしつつ前記液体とともに上昇させるスクリューコンベアおよび該スクリューコンベアを駆動する駆動部からなる洗浄手段を、外部から前記取付口に挿入固定して、前記濾過材の洗浄を行なうよう構成されてなることを特徴とする濾過装置。
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