JP3917692B2 - ディジタル映像信号符号化装置及びその方法 - Google Patents

ディジタル映像信号符号化装置及びその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタル映像信号符号化装置及び方法に関し、特に、改善された特徴点に基づく動き推定を用いてディジタル映像信号を符号化/復号化することによって、良好な画質を維持しつつ伝送レートを効果的に低下し得るディジタル映像信号符号化装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、テレビ電話、電子会議及び高精細度テレビジョンシステムのようなディジタルビデオシステムでは、ビデオフレーム信号のビデオライン信号は「画素値」と呼ばれる一連のディジタルデータからなるため、各ビデオフレーム信号を表すのに相当量のディジタルデータが必要である。
【0003】
しかし、通常の伝送チャネルの使用可能な周波数帯域幅は制限されているため、特に、テレビ電話のような低ビットレートの映像信号符号化/復号化システムにおいては、多様なデータ圧縮技法を通じて相当量のデータを減らすまたは圧縮する必要がある。
【0004】
このような多様な圧縮技法のうち、確率的符号化技法と時間的、空間的圧縮技法を組み合わせた、いわゆる、ハイブリッド符号化技法が最も効率的なものとして知られている。
【0005】
ほとんどのハイブリッド符号化技法は、動き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、VLC(可変長符号化)方法を用いている。動き補償DPCMは、現フレームと基準フレーム(前フレームまたは将来フレーム(future frame))との間の物体(オブジェクト)の動きを推定して、物体の動きに従って現フレームを予測し、現フレームとその予測値と間の差を表す差分信号を生成する方法である。この方法は、例えば、Staffan Ericssonによる“「Fixed and Adaptive Predictors for Hybrid Predictive/Transform Coding」,IEEE Transactions on Communications,COM-33,NO.12(1985年12月)”またはNinomiya及びOhtsukaによる“「A Motion-Compensated Interframe Coding Scheme for Television Pictures」,IEEE Transactions on Communications,COM-30,NO.1(1982年1月)”に開示されている。
【0006】
2次元DCTは、映像データ間の空間的冗長性を活用または除去し、ディジタル映像データのブロック(例えば、8×8画素のブロック)をDCT変換係数データの組に変換する。この技法は、Chen及びPrattによる“「Scene Adaptive Coder」,IEEE Transactions on Communications,COM-32,NO.3(1984年3月)”に開示されている。このようなDCT変換係数データを、量子化器、ジグザグ走査、VLCなどを通じて処理することによって、伝送すべきデータの量を効果的に圧縮することができる。
【0007】
詳述すると、動き補償DPCMにおいては、現フレームと基準フレームとの間の動き推定に基づいて、現フレームデータは対応する基準フレームから予測される。この推定された動きは基準フレームと現フレームとの間の画素の変位を表す2次元動きベクトルとして表すことができる。
【0008】
物体の画素の変位を推定するには2つの基本的方法がある。その一方は、ブロック単位の動き推定法であり、他方は画素単位の動き推定法である。
【0009】
ブロック単位の動き推定においては、現フレームのブロックを基準フレームのブロックと比較して、最適整合ブロックを決定する。これから、伝送すべき現フレームに対して、全ブロックに対するフレーム間変位ベクトル(フレーム間で画素のブロックがどの位移動するかを表す)が推定される。
【0010】
このようなブロック整合技法はフレーム(画像)シーケンスに含まれるP(予測)フレーム及びB(双方向予測)フレームの予測に用いられる。このような技術は、“ITU Telecommunication Standardization Sector Study Group 15,Working Party 15/1 Expert's Group on Very Low Bit Rate Visual Telephony”における“「Video Codec Test Model,TMN4 Revl」,(1994年10月25日)”に開示されている。ここで、Pフレームまたはフレーム間順方向予測符号化画像は前フレームを基準フレームとして予測される画面であり、Bフレームまたは双方向予測符号化画像は、前フレーム及び将来フレームを基準フレームとして予測される画面である。Bフレームの符号化の際には、順方向変位ベクトル及び逆方向変位ベクトルを得るために、双方向動き推定法が用いられる。ここで、順方向変位ベクトルは基本フレームとして前フレーム(イントラ(I)フレーム(フレーム内符号化画像)またはPフレーム)を用いて物体の動きを推定することによって得られ、逆方向変位ベクトルは将来フレーム(IフレームまたはPフレーム)を基準フレームとして動き推定することによって得られる。
【0011】
しかし、ブロック単位の動き推定では、動き補償過程においてブロックの境界でブロッキング効果が発生する恐れがあり、ブロック内の全ての画素が同一方向へ移動しない場合、良好な推定がなされず全体的な画質が低下する。
【0012】
一方、画素単位の動き推定を用いる場合、変位は各画素に対して求められる。このような方法では画素値の推定がより正確になされ、スケール変化(例えば、映像面に対し垂直方向の動き(ズーミング))も容易に扱い得る。しかし、画素単位法においては、動きベクトルが各画素に対して個別に決定されるため、全ての動きベクトルを受信機へ伝送することは実質的に不可能である。
【0013】
画素単位動き推定方法で生じる過剰な伝送データ量を減らすために、特徴点に基づいた動き推定法が提案されている。
【0014】
この特徴点に基づいた動き推定法においては、選択された1組の画素(即ち、特徴点)に対する動きベクトルが受信側へ伝送される。ここで、各特徴点は近接した画素を代表し得る画素であって、非特徴点に対する動きベクトルは、受信機側で特徴点に対する動きベクトルから復元または近似することができる。特徴点に基づいた動き推定を行う符号化器は、本特許出願と出願人を同じくする係属中のPCT国際特許出願番号PCT/KR95/00050号明細書に「Method and Apparatus for Encoding a Video Signal Using Feature Point Based Motion Estimation」との名称で開示されている。この符号化器においては、まず、複数の特徴点が前フレームに含まれる全ての画素から選択される。しかる後、選択された特徴点に対する動きベクトルが決定される。各動きベクトルは前フレームの1つの特徴点と現フレームの対応する整合点(最も類似した画素)との間の変位を表す。詳述すれば、各特徴点に対する整合点は、公知のブロック整合アルゴリズムを用いて現フレーム内の探索領域内でサーチされる。ここで、特徴点ブロックは選択された特徴点を取り囲むブロックとして定義され、探索領域は対応する特徴点を取り囲む予め定められたエリアとして定義される。
【0015】
前述した特徴点に基づいた動き推定技法を用いて伝送すべきデータの量を大幅に減らすことができるが、このような方法においてグリッド技法または/及びエッジ技法を用いる場合、動いている物体だけでなく動きのない固定した物体に対しても特徴点が選定されるため、選択される特徴点の数は依然として多い。従って、多数の特徴点を取り扱うために複雑な回路が必要であり、且つ動きベクトルを推定するために相当量の計算が必要である。従って、例えば64kb/s伝送チャネル幅を有する低ビットレートのコデックシステムを実用化するためには、伝送すべきデータの量をより減らす必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主な目的は、映像信号符号化装置に用いられ、特徴点に基づいた動き推定技法を用いてディジタル映像信号の双方向予測符号化を効果的に行うことによって高画質を維持しつつ映像信号の伝送レートを減らし得る映像信号符号化装置及びその方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、ディジタル映像信号内の双方向予測フレーム(Bフレーム)の符号化を、そのBフレームに隣接する2つの再構成済みのフレームに基づいて特徴点に基づいた動き推定法を用いて行うディジタル映像信号符号化方法であって、第1の再構成済みの隣接フレームを基準フレームとして割り当てる第1過程と、前記再構成済みの2つの隣接フレーム間の差異に基づいて、前記ディジタル映像信号内の動いている物体の動きを表す処理領域を検出して、検出された処理領域を表す領域情報を発生する第2過程と、前記領域情報に基づいて、前記基準フレームの前記検出された処理領域内に含まれる複数の画素の中から一組の特徴点を選択する第3過程と、各特徴点の前記現フレームと前記前フレームとの間の動きを表す一組の動きベクトルを決定する第4過程と、前記一組の動きベクトルを第1組の動きベクトルとして割り当てると共に、第2の再構成済みの隣接フレームを前記基準フレームとして割り当てる第5過程と、前記第3過程及び第4過程を繰り返して、前記第4過程から得られる動きベクトルを第2組の動きベクトルとして割り当てる第6過程と、前記第1及び第2組の動きベクトルから前記特徴点の組に対する動きベクトルの組を選択することによって、選択された動きベクトルの組とそれを表す選択情報を符号化済みのBフレームとして発生する第7過程とを含むことを特徴とするディジタル映像信号符号化方法が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施例について図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0019】
図1を参照すれば、本発明による映像信号符号化装置のブロック図が示されている。この映像信号符号化装置はフレーム再配列ブロック10、動き補償ー離散的コサイン変換(MC−DCT)符号化器20、動き推定(ME)符号化器30、エントロピー符号化器40を備えている。
【0020】
図2に示すように、入力されるディジタル映像信号は入力フレーム(または画面)シーケンスからなり、このフレームシーケンスは、1つのイントラ(I)フレームI1と、N個の双方向予測フレーム(B1、B2、B3、...、BN)と、N−1個の予測(P)フレーム(P1、P2、P3、...、PN−1)とを含む。従って、入力フレームシーケンス(I1、B1、P1、B2、P2、B3、P3、...)がフレーム再配列ブロック10へ入力される。このフレーム再配列ブロック10で、入力フレームシーケンスは、Bフレームの符号化のため再配列されたフレームシーケンス(I1、P1、B1、P2、B2、P3、B3、...)に再配列される。その後、再配列されたフレームシーケンスはMC−DCT符号化器20及びME符号化器30に供給される。即ち、Iフレーム及びPフレームはMC−DCT符号化器20へ、BフレームはME符号化器30へ各々供給される。
【0021】
MC−DCT符号化器20は、2つの符号化モード(即ち、イントラ符号化モード及びインター符号化(フレーム間符号化)モード)を用いてIフレーム及びPフレーム信号を各々符号化して、イントラ符号化済みのIフレーム信号及びインター符号化済みのPフレーム信号を発生する。その後、これらの信号はスイッチSW1を介してエントロピー符号化器40へ伝送される。また、MC−DCT符号化器20は、再構成されたIフレーム信号及びPフレーム信号を生成してME符号化器30へ送る。
【0022】
しかる後、Bフレーム信号はME符号化器30に入力される。このME符号化器30は、再構成されたIフレーム信号及びPフレーム信号を用いて入力されたBフレーム信号を符号化して動き推定符号化済みのBフレーム信号を発生する。その後、動き推定符号化済みのBフレーム信号はスイッチSW1を介してエントロピー符号化器40へ送られる。スイッチSW1は、システムコントローラ(図示せず)からの制御信号CS1により駆動される。
【0023】
エントロピー符号化器40において、イントラ符号化済みのIフレーム信号、インター符号化済みのPフレーム信号及び動き推定符号化済みのBフレーム信号は、例えば、公知の可変長符号化技法を用いて各々符号化され、符号化済みの映像信号として伝送器(図示せず)へ送られる。
【0024】
図2を参照すれば、前述した入力フレームシーケンスを示す例示的な図が示されている。示されているように、現フレームがPフレームP1である場合、MC−DCT符号化器20において、1組の動きベクトルSMV1が、再構成されたIフレームI1を基準フレームとして用いてブロック単位の動き推定により得られる。同様な方法で、現フレームがP2及びP3の場合に対しても1組のSMV2及びSMV3が基準フレームとしてP1及びP2を用いて各々得られる。
【0025】
現フレームがB1の場合、ME符号化器30において、第1基準フレームとしてMC−DCT符号化器20からの再構成されたI1フレームを用いて、改善された特徴点に基づいた動き推定によって1組の順方向動きベクトルFMV1が求められる。同様な方法にて、現フレームB1に対する1組の逆方向動きベクトルBMV1が、MC−DCT符号化器20からの再構成されたPフレームP1を第2基準フレームとして用いて求められる。その後、1組の順方向動きベクトルFMV1及び1組の逆方向動きベクトルBMV1を用いて、ME符号化器30は現フレームB1に対する1組の動きベクトルを動き推定されたBフレームとして発生する。
【0026】
従って、本発明の好適実施例によると、PフレームP1、P2、P3、...はブロック単位動き推定を用いたDCTに基づいた予測符号化法を用いて符号化され、内挿フレーム(即ち、BフレームB1、B2、B3、...)は、特徴点に基づく動き推定符号化法を用いて符号化される。
【0027】
図3を参照すれば、映像信号符号器105、映像信号復号化器113、現フレーム予測ブロック150及び2つの前フレームメモリ(即ち、第1前フレームメモリ124及び第2前フレームメモリ125)を含むMC−DCT符号化器20のブロック図が示されている。
【0028】
MC−DCT符号化器20はスイッチSW2及びスイッチSW3も備えており、各スイッチは2つのフレーム符号化モード、即ち、イントラ符号化モード及びインター符号化モードを選択的に行うために用いられる。公知のように、スイッチSW2、SW3は、システムコントローラからの符号化モード制御信号CS2により同時に駆動される。
【0029】
イントラ符号化モードにおいては、現フレーム信号としてIフレームI1が映像信号符号化器105に供給される。ここで、現フレーム信号は、例えば離散コサイン変換DCT及び周知の量子化法を用いることによって、1組の量子化変換係数に符号化される。この量子化変換係数はインター符号化済みのIフレーム信号として映像信号復号化器113及び図1に示したエントロピー符号化器40へ伝送される。エントロピー符号化器40では映像信号符号化器105からの量子化変換係数は、例えば、可変長符号化技法を用いて符号化され、伝送器(図示せず)へ伝送される。
【0030】
映像信号復号化ブロック113は映像信号復号化器105からの量子化変換係数を逆量子化及び逆離散コサイン変換を用いて、復元(または再構成)されたIフレーム信号に再変換する。その後、復元されたIフレーム信号は映像信号復号化ブロック113から第1前フレームメモリブロック124へと送られ前フレームとして格納される。
【0031】
PフレームP1は、インター符号化モードにおいて、現フレーム信号として減算器102と現フレーム予測ブロック150へ供給される。
【0032】
現フレーム予測ブロック150は、通常のブロック単位動き補償技法を用いて現フレーム信号及び復元されたIフレーム信号(基準信号)を処理して現フレームを予測し、予測された現フレーム及び1組の動きベクトルを発生する。
【0033】
予測された現フレーム信号は、減算器102にて現フレーム信号から減算され、その結果、即ち差分画素値を表すエラー(誤差)信号が映像信号符号化器105へ供給される。ここで、エラー信号は、例えば、DCT及び公知の量子化技法を用いて1組の量子化変換係数に符号化される。即ち、現フレームから予測された現フレームを引き算することによって得られたエラー信号は、DCT符号化される。
【0034】
その後、量子化変換係数は1組の動きベクトルとともにインター符号化済みのPフレーム信号として、映像信号復号化器113へ供給されるとともに、スイッチSW1を通じてエントロピー符号化器40へ伝送される。エントロピー符号化器40では、映像信号符号化器105からのインター符号化済みのPフレーム信号及び現フレーム予測フレーム150からの動きベクトルは、例えば可変長符号化技法を用いて符号化され、伝送器(図示せず)へ送られる。
【0035】
一方、映像信号復号化器113は、映像信号符号化器105からの1組の量子化変換係数を逆量子化及び逆離散コサイン変換を用いて復元されたエラー信号に再変換する。
【0036】
映像信号復号化器113からの復元されたエラー信号及び現フレーム予測ブロック150からスイッチSW3を介して供給される予測された現フレーム信号は、加算器115にて加え合わされた後、復元されたPフレーム信号として第1前フレームメモリ124に格納される。このとき、第1前フレームメモリ124に予め格納されていた復元されたIフレーム信号は、第2前フレームメモリ125へ送られる。このようなプロセスは、映像信号符号化処理が行われている間繰り返される。
【0037】
図4には、図1のMC符号化器30の詳細ブロック図が示されている。図3に示すように、ME符号化器30は処理領域検出ブロック310、エッジ検出ブロック312、グリッド点発生ブロック314、特徴点選択ブロック315、動きベクトル推定ブロック316及び動きベクトル決定ブロック318を含む。
【0038】
図1の再配列ブロック10からのBフレームB1が現フレーム信号F(t)としてME符号化器30へ供給されるとき、第1及び第2前フレームメモリ124、125から復元されたIフレーム及び復元されたPフレームが、第1及び第2基準フレーム信号F(t+1)及びF(tー1)として処理領域検出ブロック310へ送られる。
【0039】
処理領域検出ブロック310においては、2つの基準フレーム信号F(t+1)及びF(tー1)間の差分を用いて、入力ディジタル映像信号の動いている物体の動きを表す処理領域が検出される。即ち、第1基準フレームF(t+1)の各画素値が第2基準フレーム信号F(tー1)の対応する各画素値から引き算される。その結果、複数の画素差分値を含むフレーム差分信号が得られる。
【0040】
続いて、各画素差分値は予め定められた閾値と比較される。それにより、予め定められた閾値以上の値を有する画素差分値からなる領域が決定される。この予め定められた閾値値は、ディジタル映像信号内に含まれ得るノイズ及びカメラペニングベクトル(camera penning vectors)を考慮して決定される。その後、処理領域検出ブロック310は、検出された処理領域を表す処理領域情報を発生する。この処理領域情報は、特徴点選択ブロック315及び動きベクトル決定ブロック318へ送られる。
【0041】
また、ME符号化器30はスイッチSW4を有している。このスイッチSW4は、順方向動き推定モード及び逆方向動き推定モードを順次行うのに用いられる。スイッチSW4は、システムコントローラからのモード制御信号CS4によって順次切り換えられる。
【0042】
順方向動き推定モードにおいては、復元されたIフレームは第1基準フレーム信号F(t+1)としてエッジ検出ブロック312、動きベクトル推定ブロック316及び動きベクトル決定ブロック318に入力される。
【0043】
エッジ検出ブロック312においては、動いている物体のエッジが、例えば公知のソベルエッジ検出器(Sobel edge detector)を用いて、第1基準フレーム信号F(t+1)内において検出される。検出されたエッジを表すエッジ情報は特徴点選択ブロック315へ送られる。グリッド点発生ブロック314は、予め定められたグリッド(例えば、複数の交点を有する方形のグリッド)を表すグリッド情報を発生する働きをする。予め定められたグリッド情報も特徴点選択ブロック315へ送られる。
【0044】
特徴点選択ブロック315においては、複数の特徴点が、処理領域情報、エッジ情報及び予め定められたグリッド情報を用いて、第1基準フレーム信号F(t+1)の処理領域内の画素から選択される。即ち、図5に示すように、各グリッド点(例えば、G4)に対して非重複サーチ範囲(例えば、SR4)が設定される。ここで、参照符号PRは選択された処理領域を表す。サーチ範囲(例えばSR4)内に位置するエッジ点(例えば、E1)は、その値が最大となる場合、そのグリッド点(例えば、G4)に対する特徴点となる。また、グリッドとエッジELとの交点E2も特徴点として選択される。一方、サーチ範囲内にエッジ点を有しないグリッドのノードG1、G2及びG3は、特徴点として選択されない。このように、特徴点の組はグリッド及びエッジ技法を用いて選択されるので、選択された特徴点はディジタル映像信号の物体の動きを表し得る画素となる。
【0045】
動きベクトル推定ブロック316においては、選択された特徴点に対する第1組の動きベクトルが第1基準フレーム信号F(t+1)及び現フレーム信号に基づいて検出される。第1組の動きベクトルの各々は、第1基準フレーム信号の特徴点の一つと現フレーム内でそれに最も類似する画素との間の空間的変位を表す。動きベクトルを画素単位で検出するための処理アルゴリズムとしては様々なものが知られている。
【0046】
図6に示すように、本発明の好適実施例によれば、ブロック整合アルゴリズムが用いられる。このアルゴリズムでは、平均絶対エラーMAEまたは平均2乗エラーMSEのようなエラー関数を用いて、その中心に特徴点F1を含む特徴点ブロックK1と、特徴点ブロックK1より一般に大きい現フレームのP×Q画素(例えば、10×10画素)の大きさを有するサーチ領域K2内に含まれる複数の同一の大きさの候補ブロックとの間の類似度を計算することにより、類似度が最大となる(最小エラー関数値をもたらす)候補ブロックK3を求め、特徴点ブロックに対する動きベクトルMV1を求める。ここで、サーチ領域K2は処理領域内に含まれるよう選択されており、動きベクトルMV1は特徴点ブロックK1と候補ブロックK3との間の変位を表す。決定された動きベクトルMV1は特徴点F1の動きベクトルとして設定され、その後、全ての特徴点に対する第1組の動きベクトルが得られる。この第1組の動きベクトルは動きベクトル決定ブロック318へ送られる。
【0047】
逆方向動き推定モードでは、復元されたPフレームが、スイッチSW4を介して第2基準フレーム信号F(t−1)としてエッジ検出ブロック312、動きベクトル推定ブロック316及び動きベクトル決定ブロック318の各々に入力される。第2組の動きベクトルは、特徴点の組が第2基準フレームF(t−1)から選択されること、及び第2組の動きベクトルは第2基準フレームF(t−1)と現フレームとを用いて得られることを除いては、前述した順方向動き推定モードと同様の方法で決定される。その後、第2組の動きベクトルは動きベクトル決定ブロック318へ送られる。
【0048】
動きベクトル決定ブロック318では、動き推定符号化済みのBフレーム信号として、1組の動きベクトルが第1及び第2組の動きベクトルを用いて選択される。この選択される動きベクトルの組は、信号対ノイズ比(PSNR)を最小とするより類似した予測された現フレームを発生させるものである。そのために、2つの予測された現フレーム(即ち、順方向及び逆方向予測された現フレーム)が、第1及び第2組の動きベクトルを用いて最初に決定される。
【0049】
まず、順方向予測された現フレームが、第1組の動きベクトル、現フレーム及び第1基準フレームF(t+1)を用いて決定される。順方向予測現フレームを得るために、現フレーム内に含まれる全画素に対する動きベクトル(第1グループの動きベクトル)が第1組の順方向動きベクトルと領域情報を用いて決定される。第1グループの動きベクトルは、2つのサブグループの動きベクトル(例えば、準特徴点に対する第1サブグループ動きベクトル及び非準特徴点に対する第2サブグループ動きベクトル)を含む。ここで、準特徴点とは、前フレームの処理領域内に含まれる特徴点から第1組の動きベクトルだけシフトされた現フレームの画素である。また、非準特徴点とは、現フレームの処理領域内に含まらる残りの画素である。準特徴点が第1組の動きベクトルを用いて決定されると、これらの動きベクトルは、求められた準特徴点に対する第1サブグループ動きベクトルに変換される。その後、現フレームの処理領域内に含まられる非準特徴点に対する第2サブグループ動きベクトルが、第1サブグループ動きベクトルに基づいて検出される。
【0050】
図7に示すように、各非準特徴点(例えば、PM)に対する各動きベクトルを決定するために、サーチ範囲(例えば、QS)が設定される。動きサーチ範囲QS内に位置する準特徴点QF1及びQF2に対する動きベクトルQMV1、QMV2が、非準特徴点PMに対する動きベクトルを計算するのに用いられる。このように、動きサーチ範囲内に含まられる幾つかの準特徴点が、影響する準特徴点として選択されると、非準特徴点PMに対する動きベクトルQMVPMは次式のように計算される。
【0051】
【数1】
Figure 0003917692
【0052】
ここで、QMVi:i番目の準特徴点に対する動きベクトル
M:現フレーム内の準特徴点の数
i:i番目の準特徴点と非準特徴点PMとの間の距離
i:i番目の準特徴点に対する重みファクターである。
【0053】
i番目の準特徴点が影響のある準特徴点として動きサーチ範囲QS内に含まれる場合、重みファクターは1となり、そうでない場合はゼロとなる。同様にして、全ての非準特徴点に対する第2サブグループの動きベクトルが決定される。
【0054】
準特徴点に対する第1サブグループ動きベクトル及び非準特徴点に対する第2サブグループ動きベクトルは、現フレーム内に含まれる全画素に対する第1グループの動きベクトルとして設定される。ここで、現フレームにおける処理領域の外側に位置する画素に対する動きベクトルはゼロに設定される。
【0055】
その後、現フレーム内の全画素に対する第1グループの動きベクトルは、現フレームの順方向予測に用いられる。即ち、予測された現フレームに含まれるべき各画素の値が、第1グループに含まられる各動きベクトルを用いて第1基準フレームから取り出され、順方向予測された現フレーム信号が発生される。
【0056】
同様にして、逆方向予測された現フレームが、第2基準フレーム及び現フレームに基づく第2組の動きベクトルから得られる第2グループ動きベクトルを用いて求められる。
【0057】
その後、順方向及び逆方向に予測されたフレームに基づいて、特徴点に対する動きベクトルの1組が、第1及び第2組の動きベクトルから選択される。即ち、選択される動きベクトルの組は、最小のPSNRをもたらすより類似した予測された現フレームを発生するように求められる。その後、選択された動きベクトル及び動きベクトル決定ブロック318からの該動きベクトルを表す選択情報は、動き推定符号化済みのBフレーム信号として、スイッチSW1を介してエントロピー符号化器40ヘ送られる。
【0058】
図8を参照すれば、図1に示された映像符号化装置に対応する映像復号化装置のブロック図が示されている。この映像復号化装置は、エントロピー復号化器810、MC−DCT復号化器820、ME復号化器830及びフレーム再配列ブロック840を有し、イントラ符号化済みのIフレーム信号、インター符号化済みのPフレーム信号及び動き推定符号化済みのBフレーム信号からなる符号化済みの映像信号を復号化する働きをする。
【0059】
イントラ符号化済みのIフレーム信号、インター符号化済みのPフレーム信号及び動き推定符号化済みのBフレーム信号からなる符号化済みの映像信号は、伝送チャンネルを介して映像信号復号化装置へ送られる。イントラ符号化済みのIフレーム信号及びインター符号化済みのPフレーム信号は、エントロピー復号化器810及びスイッチSW5を介してMC−DCT復号化器820へ入力される。このMC−DCT復号化器820は、入力された信号を復元されたIフレーム信号及び復元されたPフレーム信号に各々変換する。これらの復元されたI及びPフレーム信号は、フレーム再配列ブロック840に送られる。
【0060】
一方、動き推定されたBフレーム信号は、エントロピー復号化器810及びスイッチSW5を介してME復号化器830へ送られる。このME復号化器830は、入力された信号を復元されたBフレーム信号に変換する。復元されたBフレームは、フレーム再配列ブロック840に送られる。
【0061】
フレーム再配列ブロック840では、MC−DCT復号化器820及びME復号化器830からの、復元されたフレームシーケンス(I1、P1、B1、P2、B2、P3、B3、...)を、再配列された復元されたフレームシーケンス(I1、B1、P1、B2、P2、B3、P3...)に変換する。その後、再配列された復元されたフレームシーケンスは表示スクリーン(図示せず)に送られ、表示される。
【0062】
図9を参照すれば、図8に示したMC−DCT復号化器820のブロック図が示されている。
【0063】
イントラ符号化済みのIフレーム信号が、符号化装置のときと同様ににして、情報分割器910を介して映像信号復号化器113′に入力されると、この映像信号復号化器113′はイントラ符号化済みのIフレーム信号の量子化変換係数を逆量子化及び逆離散的コサイン変換を用いて復元されたIフレーム信号に変換する。映像信号復号化器113′によって復元されたIフレーム信号は、第3前フレームメモリ918に格納される。
【0064】
インター符号化済みのPフレーム信号が情報分割器910に入力されると、情報分割器910はインター符号化済みのPフレーム信号を量子化変換係数と1組の動きベクトルとに分けてこれらを映像信号復号化器113′と現フレーム予測ブロック916に供給する。現フレーム予測ブロック916では、1組の動きベクトルを用いて現フレームが予測される。一方、映像信号復号化器113′では、量子化変換係数が逆量子化及び逆離散的コサイン変換を用いて復元されたエラー信号に再構成される。
【0065】
その後、復元されたエラー信号及び予測された現フレーム信号は加算器917にて加え合わされ、復元されたPフレーム信号が発生され、第3前フレームメモリ918に格納される。このとき、第3前フレームメモリ918に予め格納されていた復元されたIフレーム信号は第4前フレームメモリ920に送られる。このようなプロセスは、映像信号の復号化処理が行われる間繰り返される。
【0066】
図10を参照すれば、図8に示したME復号化器830のブロック図が示されている。
【0067】
図9のように、図4及び図10で同一な部分は同一な符号を使って表す。動き推定符号化済みのBフレーム信号がME復号化器830に入力されるとき、第3及び第4前フレームメモリ918、920からの復元されたIフレーム及び復元されたPフレームが、第1及び第2基準フレーム信号F(t+1)、F(t−1)として処理領域検出ブロック310′に送られる。この処理領域検出ブロック310′においては、ME符号化器と同様に、動いている物体の動きをを表す処理領域が2つの基準フレーム信号F(t+1)、F(t−1)間の差分を用いて検出される。
【0068】
一方、基準フレーム信号が、動き推定符号化済みのBフレームの選択情報によって駆動されるスイッチSW6により選択される。選択された基準フレーム信号はエッジ検出ブロック312′及び動き補償ブロック930に送られる。しかる後、ME符号化器で説明したのと同様に、1組の特徴点が処理領域情報及び選択された基準フレームに基づいて、エッジ検出ブロック312′、グリッド点発生ブロック314′及び特徴点検出ブロック315′によって選択される。
【0069】
動き補償ブロック930は、動き推定符号化済みのBフレーム信号の1組の動きベクトルを受け取り、図4に示した動きベクトル決定ブロック318に用いられた現フレーム予測プロセスに基づいて、復元されたBフレーム信号を発生する。
【0070】
上記において、本発明の特定の実施例について説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、上述したことから分かるように、双方向予測されたフレームを符号化に特徴点単位の動き推定方法を用いるため、画質の低下なしに伝送すべきデータの量を大幅に減らすことができる。また、本発明の特徴点単位の動き推定符号化方法においては、処理領域から選択された限られた数の特徴点しか動き推定に用いられないため、計算量や伝送すべき動きベクトルの量を一層減らすことができ、それによって符号化効率を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による特徴点に基づいた動き推定符号化器を有する映像信号符号化装置のブロック図である。
【図2】ディジタル映像のフレームシーケンスを説明する模式図である。
【図3】図1に示された動き補償−離散的コサイン変換(MC−DCT)符号化器の詳細ブロック図である。
【図4】図1の動き推定符号化器のME符号化器の詳細ブロック図である。
【図5】特徴点選択方法を説明するための例示的な模式図である。
【図6】選択された特徴点に対する動きベクトル推定法を説明するための例示的な図である。
【図7】特徴点以外の画素に対する動きベクトル推定を説明するための説明図である。
【図8】図1の映像信号符号化装置と共に利用可能な映像信号復号化装置の概略的なブロック図である。
【図9】図9の動き推定補償−離散コサイン変換(MC−DCT)復号化器の詳細ブロック図である。
【図10】図9の動き推定(ME)復号化器の詳細ブロック図である。
【符号の説明】
10 フレーム再配列ブロック
20 MC−DCT符号化器
30 ME符号化器
40 エントロピー符号化器
102 減算器
105 映像信号符号化器
113、113′ 映像信号復号化器
115、917 加算器
124 第1前フレームメモリ
125 第2前フレームメモリ
150 現フレーム予測ブロック
310、310′ 処理領域検出ブロック
312、312′ エッジ検出ブロック
314、314′ グリッド点発生ブロック
315、315′ 特徴点選択ブロック
316 動きベクトル推定ブロック
318 動きベクトル決定ブロック
810 エントロピー復号化器
820 MC−DCT復号化器
830 ME復号化器
840 フレーム再配列ブロック
910 情報分割器
916 現フレーム予測ブロック
918 第3前フレームメモリ
920 第4前フレームメモリ
930 動き補償ブロック
SW1〜SW6 スイッチ

Claims (14)

  1. ディジタル映像信号内の双方向予測フレーム(Bフレーム)の符号化を、そのBフレームに隣接する2つの再構成済みのフレームに基づいて特徴点に基づいた動き推定法を用いて行うディジタル映像信号符号化方法であって、
    第1の再構成済みの隣接フレームを基準フレームとして割り当てる第1過程と、
    前記再構成済みの2つの隣接フレーム間の差異に基づいて、前記ディジタル映像信号内の動いている物体の動きを表す処理領域を検出して、検出された処理領域を表す領域情報を発生する第2過程と、
    前記領域情報に基づいて、前記基準フレームの前記検出された処理領域内に含まれる複数の画素の中から一組の特徴点を選択する第3過程と、
    各特徴点の現フレームと前記基準フレームとの間の動きを表す一組の動きベクトルを決定する第4過程と、
    前記一組の動きベクトルを第1組の動きベクトルとして割り当てると共に、第2の再構成済みの隣接フレームを前記基準フレームとして割り当てる第5過程と、
    前記第3過程及び第4過程を繰り返して、前記第4過程から得られる動きベクトルを第2組の動きベクトルとして割り当てる第6過程と、
    前記第1及び第2組の動きベクトルから前記特徴点の組に対する動きベクトルの組を選択することによって、選択された動きベクトルの組とそれを表す選択情報を符号化済みのBフレームとして発生する第7過程とを含み、
    前記第2過程が、
    前記第1の再構成済みの隣接フレームの各画素の値を前記第2の再構成済みの隣接フレームの対応する各画素の値から引き算することによって、複数の画素差分値を含むフレーム差分信号を発生する第2−1過程と、
    前記画素差分値の各々と予め決められた閾値とを比較して、前記予め決められた閾値以上の画素差分値を含む領域を前記処理領域として検出し、前記処理領域情報を発生する第2−2過程とを含むことを特徴とするディジタル映像信号符号化方法。
  2. 前記第7過程が、
    前記第1組の動きベクトルに基づいて、前記Bフレームの処理領域内に含まれる全画素に対する第1グループの動きベクトルを決定する第7−1過程と、
    前記第2組の動きベクトルに基づいて、前記Bフレームの処理領域内に含まれる全画素に対する第2グループの動きベクトルを決定する第7−2過程と、
    前記第1及び第2グループの動きベクトルを用いて、それぞれ第1の予測済みのBフレームと第2の予測済みのBフレームとを発生する第7−3過程と、
    前記第1組及び第2組の動きベクトルから、前記特徴点の組に対して、前記Bフレームに最も類似した予測済みのBフレームを発生する前記動きベクトルの組を選択する第7−4過程とを含むことを特徴とする請求項に記載のディジタル映像信号符号化方法。
  3. 前記第7−1過程が、
    前記第1組の動きベクトルを、前記第1隣接フレームの特徴点画素から前記第1組の動きベクトルだけシフトされた前記Bフレームに含まれる画素を表す準特徴点画素に対する第1サブグループの動きベクトルに変換する第7−1−1過程と、
    前記第1サブグループの動きベクトルを用いて、前記Bフレームの処理領域に含まれる残りの画素に対する第2サブグループの動きベクトルを求めることによって、前記第1グループの動きベクトルを前記第1及び第2サブグループの動きベクトルを含むものとして発生する第7−1−2過程とを含むことを特徴とする請求項に記載のディジタル映像信号符号化方法。
  4. 前記第7−2過程が、
    前記第2組の動きベクトルを、前記第2基準フレームの特徴点画素から前記第2組の動きベクトルだけシフトされた前記Bフレームに含まれる画素を表す準特徴点画素に対する第1サブグループの動きベクトルに変換する第7−2−1過程と、
    前記第1サブグループの動きベクトルを用いて、前記Bフレームの処理領域に含まれる残りの画素に対する第2サブグループの動きベクトルを求めることによって、前記第2グループの動きベクトルを前記第1及び第2サブグループの動きベクトルを含むものとして発生する第7−2−2過程とを含むことを特徴とする請求項に記載のディジタル映像信号符号化方法。
  5. 前記第7−1−2過程及び第7−2−2過程が、前記現フレームの残りの画素の各々を目標画素として割り当てる過程と、
    前記目標画素を取り囲む予め定められた領域内に含まれる1以上の準特徴点画素を選択する過程と、
    前記選択された準特徴点画素に対する動きベクトルを用いて、前記目標画素に対する動きベクトル計算することによって、前記残りの全ての画素に対する前記第2サブグループの動きベクトルを発生する過程とを含むことを特徴とする請求項に記載のディジタル映像信号符号化方法。
  6. 前記第3過程が、エッジ上に位置する画素を前記特徴点画素として選択するグリッド及びエッジ検出方法を用いて前記基準フレームから前記特徴点画素の組を選択する過程を有し、ここで前記選択される画素の各々は前記グリッドの対応するノードを取り囲む予め定められたサーチ範囲内に位置し、且つ前記予め定められたサーチ範囲内に含まられる画素値の中で最大値を有するものであることを特徴とする請求項に記載のディジタル映像符号化方法。
  7. 前記グリッドが、方形グリッドであることを特徴とする請求項に記載のディジタル映像信号符号化方法。
  8. ディジタル映像信号内の双方向予測フレーム(Bフレーム)の符号化を、そのBフレームに隣接する2つの再構成済みのフレームに基づいて特徴点に基づいた動き推定法を用いて行う、映像信号符号化システムに用いられるディジタル映像信号符号化装置であって、
    第1の再構成済みの隣接フレームを第1基準フレームとして割り当てると共に、第2の再構成済みの隣接フレームを第2基準フレームとして割り当てる基準フレーム割り当て手段と、
    前記第1及び第2の再構成済みの隣接フレーム間の差異に基づいて、前記ディジタル映像信号内の動いている物体の動きを表す処理領域を検出して、検出された処理領域を表す領域情報を発生する処理領域検出手段と、
    前記領域情報に基づいて、前記第1及び第2基準フレームの前記検出された処理領域内に含まれる画素の中から2グループの画素を第1及び第2組の特徴点として選択する第1選択手段と、
    前記現フレームと前記第1基準フレームとの間の前記第1組の各特徴点の動きを表す第1組の動きベクトルを決定すると共に、前記現フレームと前記第2基準フレームとの間の前記第2組の各特徴点の動きを表す第2組の動きベクトルを決定する動き推定手段と、
    前記第1組及び第2組の動きベクトルから前記特徴点に対する動きベクトルの組を選択し、前記選択された動きベクトルの組と前記選択された動きベクトル組を表す選択情報とを符号化されたBフレームとして発生する第2選択手段とを含み、
    前記処理領域検出手段が、
    前記第1の再構成済みの各画素の値を前記第2の再構成済みの隣接フレームの対応する各画素の値から引き算することによって、複数の画素差分値を含むフレーム差分信号を発生する減算手段と、
    前記画素差分値の各々と予め定められた閾値とを比較して、前記予め決められた閾値以上の画素差分値を含む領域を前記処理領域として検出し、前記処理領域情報を発生する手段とを含むことを特徴とするディジタル映像信号符号化装置。
  9. 前記第2選択手段が、
    前記第1組の動きベクトルに基づいて、前記Bフレームの処理領域内に含まれる全画素に対する第1グループの動きベクトルを決定する第1動きベクトル決定手段と、
    前記第2組の動きベクトルに基づいて、前記Bフレームの処理領域内に含まれる全画素に対する第2グループの動きベクトルを決定する第2動きベクトル決定手段と、
    前記第1及び第2グループの動きベクトルを用いて、それぞれ第1の予測済みのBフレームと第2の予測済みのBフレームとを求める予測済みBフレーム発生手段と、
    前記第1組及び第2組の動きベクトルから、前記特徴点の組に対して、前記Bフレームに最も類似した予測済みのBフレームを発生する前記動きベクトルの組を選択する動きベクトル選択手段とを含むことを特徴とする請求項に記載のディジタル映像信号符号化装置。
  10. 前記第1動きベクトル決定手段が、
    前記第1組のベクトルを、前記第1基準フレームの前記特徴点画素から前記第1組の動きベクトルだけシフトされた前記Bフレームに含まれる画素を表す準特徴点画素に対する第1サブグループの動きベクトルに変換する変換手段と、
    前記第1サブグループの動きベクトルを用いて、前記Bフレームの処理領域に含まれる残りの画素に対する第2サブグループの動きベクトルを取り出すことによって、前記第1グループの動きベクトルを前記第1及び第2サブグループの動きベクトルを含むものとして発生する動きベクトル取り出し手段とを含むことを特徴とする請求項に記載のディジタル映像信号符号化装置。
  11. 前記第2動きベクトル決定手段が、
    前記第2組のベクトルを、前記第2基準フレームの前記特徴点画素から前記第2組の動きベクトルだけシフトされた前記Bフレームに含まれる画素を表す準特徴点画素に対する第1サブグループの動きベクトルに変換する変換手段と、
    前記第1サブグループの動きベクトルを用いて、前記Bフレームの処理領域に含まれる残りの画素に対する第2サブグループの動きベクトルを取り出すことによって、前記第2グループの動きベクトルを前記第1及び第2サブグループの動きベクトルを含むものとして発生する動きベクトル取り出し手段とを含むことを特徴とする請求項10に記載のディジタル映像信号符号化装置。
  12. 記動きベクトル取り出し手段が、
    前記現フレームの残りの画素の各々を目標画素として割り当てる目標画素割当て手段と、
    前記目標画素を取り囲む予め定められた領域内に含まれる1以上の準特徴点画素を選択する選択手段と、
    前記選択された準特徴点画素に対する動きベクトルを用いて、前記目標画素に対する動きベクトル計算することによって、前記残りの全ての画素に対する前記第2サブグループの動きベクトルを計算する動きベクトル計算手段とを含むことを特徴とする請求項11に記載のディジタル映像信号符号化装置。
  13. 前記第1選択手段が、
    エッジ上に位置する画素を前記特徴点画素として選択するグリッド及びエッジ検出方法を用いて前記基準フレームから前記特徴点画素の組を選択する選択手段を含んでおり、ここで前記選択される画素の各々は前記グリッドの対応するノードを取り囲む予め定められたサーチ範囲内に位置し、且つ前記予め定められたサーチ範囲に含まられる画素値の中で最大値を有するものであることを特徴とする請求項12に記載のディジタル映像符号化装置。
  14. 前記グリッドが、方形グリッドであることを特徴とする請求項13に記載のディジタル映像信号符号化装置。
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