JP3938972B2 - 現フレーム予測装置 - Google Patents

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    • H04N19/527Global motion vector estimation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号符号化装置に関し、特に、現フレーム信号をより正確に予測して、伝送すべきデータの量をより一層減らし得る現フレーム予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知のように、ディジタル映像信号の伝送はアナログ信号よりも高画質の映像を得ることができる。一連のイメージ「フレーム」からなる映像信号が、ディジタル形態に表現される場合、とりわけ、高精細度テレビジョンシステムの場合に、その伝送の際に大量のデータが必要となる。しかしながら、従来の伝送チャネル上の利用可能な周波数帯域幅は制限されているので、その制限されたチャネルを通じて大量のディジタルデータを伝送するためには、伝送すべきデータの量を圧縮するか減らす必要がある。このために、多様な映像圧縮技法のうち、統計的符号化技法と、時間的、空間的技法とを組み合わせた技法、いわゆるハイブリッド符号化技法が最も効率的なものとして知られている。
【0003】
ほとんどのハイブリッド符号化技法は、動き補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT(離散的コサイン変換)、DCT係数の量子化、VLC(可変長符号化)などを用いる。動き補償DPCMは、現フレームとその前フレームまたは未来フレーム(即ち、基準フレーム)との間の物体の動きを推定し、物体の動きに応じて現フレームを予測して、現フレームとその予測値との間の差を表す差分信号を生成する方法である。この方法は、例えば、Staffan Ericssonによる、“Fixed and Adaptive Predictors for Hybrid Predictive/TransformCoding, IEEE Transactions on Communications,COM−33, No.12(1985年12月)”またはNinomiya及びOhtsukaの論文“A Motion Compensated Interframe Coding Scheme for Television Pictured, IEEE Transactions on Communications,COM−30, No.1(1982年1月)”に開示されている。
【0004】
映像データ間の空間的冗長性を減らすか、または、それを利用する2次元DCTでは、ディジタル映像データよりなるブロック(例えば、8×8画素ブロック)を変換係数データの組に変換する。この技法はChen及びPrattの論文“Scene Adaptive Coder, IEEE Transactions on Communications,COM−32, No.3(1984年3月)”に開示されている。そのような変換係数データを量子化器、ジグザグ走査及び可変長符号化で処理することによって、伝送すべきデータの量をより一層効果的に圧縮することができる。
【0005】
詳述すると、動き補償DPCMでは、現フレーム信号が、現フレームと基準フレームとの間の動き推定に基づいて対応する基準フレームから予測される。そのように推定された動きは、基準フレームと現フレームとの間の画素の変位を表す2次元動きベクトルによって定義され得る。
【0006】
物体の画素の変位を推定するための2つの基本的な方法がある。その1つはブロック単位の推定方法であり、他の1つは画素単位の推定方法である。
【0007】
ブロック単位の動き推定方法において、現フレーム内のブロックは最適整合が検出されるまで、その基準フレーム内の各ブロックと比較される。これによって、全ブロックに対するフレーム間変位ベクトル(これは、各フレーム間で各画素のブロックがどのくらい移動したかを表す)が伝送される現フレームに対して推定され得る。
【0008】
そのようなブロックマッチング技法は、“ITU Telecommunication Standardization Sector Study Group 15, Working Party 15/1 Expert‘sGroup on Very Low Bit Rate Visual Telephony, Video Codec Test Model, TMN4 Revl(1994年10月25日)”に開示されたように、フレームシーケンス内のPフレーム及びBフレームを推定するのに用いられ得る。ここで、Pフレーム(または、予測フレーム)は、(基準フレームとしての)その前フレームから予測されるフレームを表し、Bフレーム(または、両方向予測フレーム)は、(基準フレームとしての)その前フレーム及び後続フレームから予測される。Bフレームを符号化する際には、特に、両方向動き推定技法を用いて順方向及び逆方向の変位ベクトルを求める。ここで、順方向の変位ベクトルは、Bフレームと基準フレームとしてのその前のイントラフレーム(Iフレーム)または予測フレーム(Pフレーム)との間の物体動きを推定して得られ、逆方向変位ベクトルは、Bフレームと、基準フレームとしてのその後続IフレームまたはPフレームとに基づいて求められる。
【0009】
ブロックマッチング技法では、現フレーム内の各探索ブロックに対する動きベクトルを求めるため、現フレーム内の探索ブロックと、基準フレーム内の一般により大きい探索領域に含まれており、各々が同一な大きさを有する複数の候補ブロックの各々との間の類似度の計算が行われる。平均絶対エラーや平均二乗エラーのようなエラー関数が、現フレーム内の探索ブロックと探索領域内の候補ブロックのうち何れか1つとの間の類似度の計算が行うのに用いられる。また、動きベクトルは、探索ブロックと最小のエラー、つまり差分をもたらす候補ブロックとの間の変位として定義される。各動きベクトルは符号化された後、動き補償符号化方法を用いて伝送器の伝送チャネルを通じて受話器に送られる。受信器では、伝送された動きベクトルを用いて現フレームを再構成する。
【0010】
動き補償DPCMにおいて、ほとんどの周囲画面または背景画面は動かずにフレームシーケンスの動きが物体上で局所的または微細に生じるか、または、例えばカメラパニングの場合のような単純な並進運動のみを行うことがあり得る。その場合、フレームシーケンスの実際値と予測値との間には差が発生し得る。従って、同一な変位を有する複数の動きベクトルが発生することになる。しかし、動き補償符号化方法においては、同一な変位を有する全ての動きベクトルを伝送する前に符号化されるので、データ圧縮システムの効率の低下がもたらされるという不都合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主な目的は、現フレーム信号を効果的に予測して、ディジタル映像信号圧縮システムのデータ圧縮効率を向上させ得る現フレーム予測装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、映像信号符号化システムに用いられ、一連のフレームよりなる映像信号に含まれる現フレームと基準フレームとに基づいて予測現フレーム信号を求める現フレーム予測装置であって、
前記現フレームと前記基準フレームとの間の空間的変位を表すパニングベクトル(panning vector)を検出するパニングベクトル検出手段と、
前記パニングベクトル及び前記基準フレームに基づいて、前記基準フレームから選択された画素値を有する代替可能な領域と画素値を全く有しない代替不可能な領域とを有する予測フレームを決定する予測フレーム決定手段と、
前記パニングベクトルの大きさと基準値とを比較して、選択情報を発生する選択情報発生手段と、
前記予測フレーム内の前記代替可能な領域な領域に属する画素値を前記代替不可能な領域に移動させて、第1の予測現フレーム信号を生成する第1予測現フレーム信号生成手段と、
前記パニングベクトル、前記現フレーム信号及び前記基準フレーム信号に基づき、前記代替不可能な領域に対してブロックマッチング技法を用いて、第2予測現フレーム信号を生成する第2予測現フレーム信号生成手段と、
前記選択情報に応じて、前記第1の予測現フレーム信号または前記第2予測現フレーム信号の何れかを前記予測現フレーム信号として選択する予測現フレーム信号選択手段とを含むことを特徴とする現フレーム予測装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施例について図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0014】
図1は、本発明による映像信号符号化システムを示すブロック図で、入力映像信号はフレーム再配列ブロック100に供給される。図7に例示的に示したように、入力映像信号は1つのイントラフレーム(Iフレーム)、3つの両方向予測フレーム(Bフレーム)B1、B2、B3及び3つの予測フレーム(Pフレーム)P1、P2、P3からなるフレームシーケンスから構成される。かくして、フレームシーケンスはI1、B1、P1、B2、P2、B3、P3からなり、フレーム再配列ブロック100に供給される。このフレーム再配列ブロック100では、Bフレームに対する両方向予測フレーム信号を生成するため、フレームシーケンスは例えば、I1、B1、P1、B2、P2、B3、P3の再配列映像信号に再び配列される。その後、再配列映像信号はフレーム格納ブロック900にフレーム単位で供給される。
【0015】
フレーム格納ブロック900は受け取った各フレーム信号を格納し、格納していたフレーム信号をラインL10を介して、現フレーム信号として動き補償ブロック200に供給すると共に、現フレーム信号をブロック単位で第1スイッチ750へ供給する。ここで、現フレーム信号は、N×M個の画素値を有する複数のブロックに分けられN及びMは各々正の整数である。
【0016】
図1に示したように、映像信号符号化システムは、フレーム符号化モードに従って切替えられる第1〜第3スイッチ750、770、850を備えている。第1及び第2スイッチ750、770は、2つの符号化モード、即ち、イントラフレーム符号化モード及びインタフレーム符号化モードを選択的に行うため、従来のシステム制御器(例えは マイクロプロセッサ(図示せず))からの第1フレームモード制御信号SC1によって駆動される。詳述すると、第1スイッチ750はイントラフレーム符号化モードの際はラインL70に接続されインタフレーム符号化モードの際にはラインL80に接続される。また、第2スイッチ770は、第1フレームモード制御信号SC1に応動してイントラフレーム符号化モードの際はオフにされ、インタフレーム符号化モードの際にはオンにされる。一方、第3スイッチ850は、第2フレームモード制御信号SC2に応じて、現フレームがPフレームまたはIフレームである場合には、オンにされ、現フレームがBフレ-ムである場合にはオフにされる。これらのスイッチ750、770、850は、上述のように動作するものであり、以下、これに関する説明は省略する。
【0017】
イントラフレーム符号化モードでは、フレーム格納ブロック900から取り出されたイントラフレーム信号(例えば、I1フレーム信号)は、現フレーム信号としてラインL70を介して映像信号符号化器400に直接に送られる。
【0018】
この映像信号符号化器400において、現フレーム信号は、例えば、離散的コサイン変換(DCT)及び公知の量子化方法のうちの何れか1つを用いて量子化変換係数の組に符号化される。その後、量子化変換係数はエントロピー符号化器600及び映像信号符号化器500に供給される。
【0019】
エントロピー符号化器600において、映像信号符号化器400からの量子化変換係数は、例えば、可変長符号化技法を用いて符号化された後、符号化映像信号として伝送器(図示せず)を通じて伝送される。
【0020】
一方、映像信号符号化器500は、映像信号符号化器400からの量子化変換係数を、逆量子化及び逆離散的コサイン変換を用いて再構成イントラフレーム信号に再び変換する。映像信号符号化器500からの再構成イントラフレーム信号は格納ブロック300に基準フレーム信号として格納される。この格納ブロック300は、各々ラインL20及びL30を介して動き補償ブロック200に接続された2つのフレームメモリ310及び320を備えている。
【0021】
インタフレーム符号化モードでは、即ち、現フレームが予測フレームである場合は、現フレーム信号は、ラインL10を介してフレーム単位で動き補償ブロック200に供給され、第1スイッチ750を通じてブロック単位で減算器700に供給される。
【0022】
動き補償ブロック200では、現フレーム信号(即ち、予測フレーム)が格納ブロック300に格納された基準フレーム信号に基づいて予測され、予測現フレーム信号が出力される。このような予測過程においては、前述したようにPフレームはその前フレームから予測される一方、Bフレームはその両側に位置する2つのフレームから予測される。例えば、現フレームがP1フレームである場合、その前フレーム(即ち、再配列された映像信号におけるI1フレーム)が基準フレームとして用いられる。一方、現フレームがB1フレームである場合には、両側フレーム(即ち、I1フレーム及びP1フレーム)がその基準フレームとして用いられる。
【0023】
図2には、本発明による動き補償ブロック200の詳細なブロック図が示されている。この動き補償ブロック200は、パニングベクトル(panning vector)決定部220、フレーム決定部230、選択制御部240、ブロック形成部250、ブロック整合部260、第1フレーム発生部270、第2フレーム発生部280及び選択部290からなる。以下、動き補償ブロック200を構成している各部について説明する。
【0024】
最初、ラインL10を介してフレーム格納ブロック900から取り出された現フレーム信号は、パニングベクトル決定部220及びブロック形成部250に供給される。また、ラインL20及び/またはラインL80を介して格納ブロック300から取り出された基準フレーム信号はパニングベクトル決定部220、予測フレーム決定部230及びブロック整合部260に各々入力される。
【0025】
パニングベクトル決定部220では、現フレームと最適に整合する基準フレームが求められるまで、基準フレームを現フレームに沿ってシフトさせることによって、最適の整合位置にある基準フレームと現フレームとの間の空間的変位を表すパニングベクトルを決定する。このように最適整合となるようにシフトされる基準フレームと現フレームとの間の空間的変位は、2つのフレームの重複領域に属する対応する各画素値間の最小エラー即ち差分をもたらし、これが現フレームのパニングベクトルとして決定される。上記エラーは、基準フレームと現フレームとの間の類似度を測定するため用いられる平均絶対エラーまたは平均二乗エラーとして定義される。
【0026】
例えば、図3に示したように、上記過程で、現フレームCFがPフレームである場合、現フレームCFと前フレームPFとの間の空間的変位FMV1が現フレームCFのパニングベクトルとして決定される。一方、Bフレームが現フレームとして与えられる場合には、逆方向変位ベクトルBMV1と順方向変位ベクトルFMV1とのうち、より小さいエラー値を有するフレームに対応する動きベクトルが現フレームCFのパニングベクトルとして決定される。ここで、BMV1は現フレームCFとその後続フレームSFとの間の空間的変位を表し、FMV1は現フレームCFとその前フレームPFとの間の空間的変位を表す。以下、説明の便宜上、FMV1が現フレームCFのパニングベクトルであると仮定する。
【0027】
パニングベクトル決定部220から生成されたパニングベクトルFMV1はラインL50に、予測フレーム決定部230、ブロック形成部250、ブロック整合部260及び選択制御部240に各々供給される。
【0028】
図4に示したように、予測フレーム決定部230は基準フレーム(即ち、前フレームPF)をパニングベクトルFMV1の分だけシフトさせることによって、「代替可能な領域」と「代替不可能な領域」とを有する予測フレームを生成する。図中で参照番号10と示されている「代替可能な領域」は基準フレームによってカバーされる現フレームの一部分に対応する領域を表す。一方、図中で符号20を付して示した「代替不可能な領域」は、現フレームの残り部分に対応する領域を表す。代替可能な領域10は前フレームPFから取り出された画素値を有し代替不可能な領域20は画素値を全く有していない。また、代替可能な領域10と代替不可能な領域20との間には境界B0が存在する。予測フレーム決定部280から取り出された予測フレームは、選択制御部240、第1フレーム発生部270及び第2フレーム発生部280に送られる。
【0029】
選択制御部240は図2に示したように、分散計算器241、第1コンパレータ242、第2コンパレータ243及び選択信号発生器244を備えている。まず、この予測フレーム決定部230からの予測フレームは、初めに選択制御部240内の分散計算器241に供給される。
【0030】
図4を再び参照すれは、分散計算器241は代替可能な領域10内の境界領域10′に含まれた画素値の分散を計算する。この境界領域10′は代替可能な領域10と、境界B0を代替可能な領域10へL個(Lは正の整数)の画素だけ水平垂直方向にシフトして形成された領域との間のギャップを表す。この分散は、f(1)+f(2)+…+f(n)=Σ[k=1,n]f(k)のように表すものとすると、次式
σD 2=−1/KΣ[i=1,K]( Di − DM2
で定義される。ここで、
σD 2:画素値の分散
i:前記境界領域に含まれた各画素値(iは正の整数)
M:前記境界領域に含まれた前記各画素値の平均値
K:前記境界領域内の画素数
である。
【0031】
コンパレータ242は、このように求められた分散を、予め定められた閾値TH1と比較して、第1または第2比較信号を第2コンパレータ243に供給する。分散が予め定められた閾値TH1以上である場合には、第1比較信号COM1が生成され、そうでない場合には、第2比較信号COM2が出力される。そのような分散によって、両比較信号COM1またはCOM2が境界領域10′内の画素値の分布の複雑さを求めるのに測定値として用いられ得る。つまり、第1比較信号COM1が生成される場合、境界領域10′内の画素値の分布の複雑さは第2比較信号COM2の場合に比べて高いということに注目されたい。
【0032】
第2コンパレータ243は、現フレームのフレーム形態(FT)、即ち、PフレームまたはBフレームの何れであるかに基づいて生成された第2フレームモード制御信号SC2に応じて、第1または第2比較信号に基づき、表1に例示されているような基準値を決定する。
【0033】
【表1】
Figure 0003938972
【0034】
上記表1に示すように、Pフレームの基準値がBフレームの基準値より大きく、基準値は分散値が減少することにつれて増加する。即ち、第2比較信号COM2の基準値が第1比較信号COM2より大きい。従って、前述したように、現フレームがPフレームである場合、表1の2番目の行に位置する値が選択され、基準値は両比較信号COM1またはCOM2によって決定される。
【0035】
その後、表1に従って選択された基準値は選択信号発生器244に供給され、パニングベクトル決定部220から出力されたパニングベクトルFMV1の大きさと比較され、第1比較信号SS1または第2比較信号SS2を選択部290へ供給する。パニングベクトルの大きさが基準値以上である場合、第1選択信号SS1が発生され、そうでない場合には第2選択信号SS2が発生される。
【0036】
一方、本発明の好適実施例によれば、第1フレーム発生部270は予測フレーム決定部230からの予測フレーム信号に基づいて、第1の予測現フレーム信号を生成する。図5を参照すれは、パディング領域20A、20B、20C及び代替可能な領域10から構成される第1の予測現フレームが示されている。ここで、第1パディング領域20Aは、垂直境界B1に沿って位置する各画素値を図4内の代替不可能な領域20に水平に移動即ちパディングすることによって定めされ、第2パディング領域20Bは、水平境界B2に沿って位置する各画素値を垂直にパディングすることにより定められる。一方、第3パディング領域20Cは第1パディング領域20Aの下側にある画素値と第2パディング領域20Bの左側にある画素値とを平均して求められた画素値によって満たされる。この第1の予測現フレーム信号は選択部290に供給される。
【0037】
上記の過程において、ブロック形成部250はパニングベクトル決定部220からのパニングベクトルFMV1及びラインL10を介して供給された現フレーム信号に基づいて、整合プロセスの際に用いられる探索ブロックを検出する。
【0038】
ブロック整合部260は格納ブロック300からの基準フレーム信号に基づいて、該探索ブロックに対応する動きベクトル及び図4の予測フレーム内の代替不可能な領域20を満たす画素値を検出する。
【0039】
図6を参照すれば、図4に示した予測フレーム内の代替不可能な領域20に対する動きベクトル検出過程を説明するための模式図が示されている。
【0040】
本発明の実施例によれば、代替不可能な領域20は各々が異なる大きさを有し得る複数の領域、例えば、図6Aに示したように、3つの領域A、B、Cに分けられる。各領域A、B、Cに対応する探索ブロックは現フレームから選択され各分割領域及びそれに対応する探索ブロックは1つのフレーム内で、それぞれ同一の位置に存在する。各領域A、B、Cに対する探索ブロックはブロック整合部260に順に供給される。
【0041】
一方、本発明の他の好適実施例によれば、代替不可能な領域20は図6Bに示したように、代替不可能な領域20をカバーする複数の同一の大きさの探索ブロックによって表される。ここで、各探索ブロックはH×V個の画素値(H及びVは正の整数)を有する。同一の大きさの各探索ブロックは図6Aに用いられたような方法にて、現フレームから検出される。この同一の大きさの各探索ブロックはブロック単位でブロック整合部260に供給される。
【0042】
ブロック整合260は、ブロック形成部250からの探索ブロック及び格納ブロック300からの基準フレーム信号を用いて、公知の各ブロック整合技法を用いてブロック整合プロセスを実行することによって、各探索ブロックに対応する複数の動きベクトルを検出する。動きベクトルが検出されると、ブロック整合部260は基準フレーム信号に基づき、動きベクトルによって決定された各画素値によってカバーされた、補償された代替不可能な領域を生成する。ブロック整合プロセスがBフレームに対して行われる場合に、パニングベクトルがBフレームの前フレームによって求められる場合には、Bフレームに対応する基準フレームが前フレーム及び後続フレームを含んでいるため、ブロック整合プロセスは、Bフレームの後続フレームに基づいて実行される。かくして、検出された動きベクトルはラインL50上に、補償された代替不可能な領域は第2フレーム発生部280に各々出力される。
【0043】
第2フレーム発生部280においては、予測フレーム決定部230からの予測フレーム信号と補償された代替不可能な領域とが組み合わせられて、第2の予測現フレーム信号として選択部290に供給される。この際、予測フレーム内の代替可能な領域と補償された代替不可能な領域との間に重複エリアがある場合、重複エリアにおいて補償された代替不可能な領域に属する画素値は捨てられる。
【0044】
選択部290は、選択信号発生器244からの選択信号に応じて第1の予測現フレーム信号または第2の予測現フレーム信号を選択し、選択されたフレーム信号を予測現フレームとしてラインL60に供給する。第1選択信号SS1が選択部290に入力された場合には第2予測現フレーム信号が、第2選択信号SS2が入力された場合には第1予測現フレーム信号が、予測現フレーム信号として選択される。
【0045】
図1を再度参照すれば、減算器700にて、予測現フレーム信号はラインL80上の現フレーム信号から減算され、その結果データ、即ち、差分画素値を表すエラー信号は映像信号符号化器400に供給される。ここで、エラー信号は、例えば、DCT及び周知の量子化方法のうちの何れか1つを用いて量子化変換係数の組に符号化される。しかる後、量子化変換係数の組はエントロピー符号化器600及び映像信号復号化器500に各々伝送される。
【0046】
エントロピー符号化器600において、量子化変換係数の組はラインL50を介して動き補償ブロック200から供給されたパニングベクトル及び動きベクトルと共に符号化された後、符号化映像信号として伝送器(図示せず)を通じて伝送される。
【0047】
一方、映像信号復号化器500は、逆量子化及び逆離散的コサイン変換を用いて、量子化変換係数を再構成エラー信号に変換する。映像信号復号化器500からの再構成エラー信号と動き補償ブロック200から第2スイッチ770を介した予測現フレーム信号とは加算器800にて組み合わせられて、再構成フレーム信号を供給する。上述したように、再構成フレーム信号は、現フレームがIフレームまたはPフレームである場合のみ第3スイッチ850を通じて格納ブロック300に供給されて、その内に基準フレーム信号として格納される。即ち、現フレームがBフレームである場合には、再構成フレーム信号は捨てられる。
【0048】
格納ブロック300は、例えば、図1に示したように、直列に接続された2つのフレームメモリ310及び320を有する。従って、加算器800からの再構成フレーム信号は、最初、例えば、第1フレームメモリ320に格納され、次いでラインL30を介して基準フレーム信号として動き補償ブロック200に供給され、また、次の再構成フレーム信号が加算器800から第1フレームメモリ320に入力されると、フレーム単位で第2フレームメモリ310に送られる。かくして、Pフレームに対するインタフレーム符号化モードの際に、フレームメモリ310に格納された再構成フレーム信号は基準フレーム信号としてラインL20を介して動き補償ブロック200に供給されBフレームに対しては第2フレームメモリ310に格納された再構成フレーム信号はラインL20を介して、第1フレームメモリ320に格納された再構成フレーム信号はラインL80を介して各々フレーム信号として動き補償ブロック200に供給される。
【0049】
上記のプロセスは、映像信号符号化の動作が行われる間順次繰り返される。
【0050】
上記において、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の請求の範囲を逸脱することなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0051】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、予測現フレーム信号がフレーム差分信号、探索ブロックに対するパニングベクトル及び動きベクトルによって再構成され得、動きベクトルが予測フレーム内の代替不可能な領域のみで検出されるので、伝送すべき動きベクトルのデータの量をより一層減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号符号化システムの概略的なブロック図である。
【図2】本発明による図1の動き補償ブロックの詳細なブロック図である。
【図3】異なる空間的変位による3つの連続フレームを示した模式図である。
【図4】基準値を求める過程を説明するための模式図である。
【図5】本発明に基づいて、境界パディングプロセスを説明するための模式図である。
【図6】図6A及び6Bよりなり、各々、予測フレーム内の代替不可能な領域に対する動きベクトル検出過程を説明するための模式図である。
【図7】フレームシーケンスを示した模式図である。
【符号の説明】
10 代替可能な領域
10′ 境界領域
20 代替不可能な領域
20A、20B、20C パディング領域
100 フレーム再配列ブロック
200 動き補償ブロック
220 パニングベクトル決定部
230 予測フレーム決定部
240 選択制御部
241 分散計算部
242 コンパレータ
243 第2コンパレータ
244 選択信号発生部
250 ブロック形成部
260ブロック整合部
270 第1フレーム発生部
280 第2フレーム発生部
290 選択部
300 格納ブロック
310 第2フレームメモリ
320 第1フレームメモリ
400 映像信号符号化器
500 映像信号復号化器
600 エントロピー符号化器
700 減算器
750、770、850 スイッチ
800 加算器
900 フレーム格納ブロック
SC1、SC2 フレームモード制御信号
CF 現フレーム
PF 前フレーム
SF 後続フレーム
BMV1 逆方向変位ベクトル
FMV1 順方向変位ベクトル
B0、B1、B2 境界

Claims (8)

  1. 映像信号符号化システムに用いられ、一連のフレームよりなる映像信号に含まれる現フレームと基準フレームとに基づいて予測現フレーム信号を求める現フレーム予測装置であって、
    前記現フレームと前記基準フレームとの間の空間的変位を表すパニングベクトル(panning vector)を検出するパニングベクトル検出手段と、
    前記パニングベクトル及び前記基準フレームに基づいて、前記基準フレームから選択された画素値を有する代替可能な領域と画素値を全く有しない代替不可能な領域とを有する予測フレームを決定する予測フレーム決定手段と、
    前記パニングベクトルの大きさと基準値とを比較して、前記パニングベクトルの大きさが前記基準値以上である場合には第1選択信号を発生し、前記パニングベクトルの大きさが前記基準値未満である場合に発生する第2選択信号を発生する選択信号発生手段と、
    前記予測フレーム内の前記代替可能な領域な領域に属する画素値を前記代替不可能な領域に移動させて、第1予測現フレーム信号を生成する第1予測現フレーム信号生成手段と、
    前記パニングベクトル、前記現フレーム信号及び前記基準フレーム信号に基づき、前記代替不可能な領域に対してブロックマッチング技法を用いて、第2予測現フレーム信号を生成する第2予測現フレーム信号生成手段と、
    前記選択信号発生手段で前記第1選択信号が発生された場合には前記第1の予測現フレーム信号を、前記第2選択信号が発生された場合には前記第2選択信号を前記予測現フレーム信号として選択する予測現フレーム信号選択手段とを含むことを特徴とする現フレーム予測装置。
  2. 前記現フレームが、予測フレーム(Pフレーム)である場合、前記現フレームはその前フレームから前記基準フレームとして予測されることを特徴とする請求項1に記載の現フレーム予測装置。
  3. 前記現フレームが、両方向予測フレーム(Bフレーム)である場合、前記現フレームはその前フレーム及びその後続フレームから前記基準フレームとして予測されることを特徴とし、
    前記パニングベクトル検出手段が、
    前記現フレームとその前フレームとの間の空間的変位を表す順方向変位ベクトルを検出する順方向変位ベクトル検出手段と、
    前記現フレームとその後続フレームとの間の空間的変位を表す逆方向変位ベクトルを検出する逆方向変位ベクトル検出手段と、
    最小のエラーを有するフレームに対応する前記変位ベクトルを前記パニングベクトルとして発生するパニングベクトル発生手段であって、前記前フレーム及び前記後続フレームに対するエラーは、前記現フレームと前記前フレームまたは前記後続フレームとの間の類似度の測定に用いられる平均絶対エラーまたは平均二乗エラーとして定義される、該パニングベクトル発生手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の現フレーム予測装置。
  4. 前記選択信号発生手段が、
    前記代替可能な領域内の境界領域にある各画素値の分散を計算する画素値分散計算手段であって、前記境界領域は、前記代替可能な領域と、前記代替可能な領域と前記代替不可能な領域との間の境界線を前記代替可能な領域へL個の画素(Lは正の整数)だけシフトさせることによって形成された領域との間のギャップを表す、前記画素値分散計算手段と、
    前記分散と予め定められた閾値とを比較して、前記分散が前記閾値以上である場合は第1比較信号を出力し、前記分散が前記閾値未満である場合には第2比較信号を発生する比較信号発生手段と、
    前記第1比較信号または第2比較信号に基づいて、前記基準値を決定する基準値決定手段と、
    前記パニングベクトルの大きさと前記基準値とを比較して、前記第1選択信号または前記第2選択信号を生成する選択信号生成手段とを備えることを特徴とする請求項2または3に記載の現フレーム予測装置。
  5. 前記分散が、
    σ を画素値の分散とし、
    を前記境界領域に含まれた各画素値とし(iは正の整数)、
    を前記境界領域に含まれた前記各画素値の平均値とし、
    Kを前記境界領域内の画素数とし、
    f(1)+f(2)+…+f(n)=Σ[k=1,n]f(k)のように表すものとすると、
    σ =−1/KΣ[i=1,K]( D − D
    なる式で求められることを特徴とする請求項4に記載の現フレーム予測装置。
  6. 前記第1比較信号に対する前記基準値が、前記第2比較信号による基準値未満になるように定められることを特徴とする請求項5に記載の現フレーム予測装置。
  7. 前記第2予測現フレーム信号発生手段が、
    前記代替不可能な領域をカバーする前記現フレームの一部分を検出する代替不可能な領域検出手段と、
    前記代替不可能な領域を、各々が複数の画素を有する複数の探索ブロックに分割するブロック分割手段と、
    前記基準フレームに基づいて、前記複数の探索ブロックに対して前記ブロックマッチング技法を施すことによって、前記探索ブロックに対応する画素値を検出する画素値検出手段と、
    前記代替可能な領域と前記代替不可能な領域に対応する前記探索ブロックに対する前記画素値とを組み合わせて、前記第2予測現フレーム信号を発生する予測現フレーム信号発生手段とを有することを特徴とする請求項6に記載の現フレーム予測装置。
  8. 前記各探索ブロックが、H×V個(H及びVは正の整数)の画素値を有する同一の大きさのブロックとして定義されることを特徴とする請求項7に記載の現フレーム予測装置。
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