JP3915483B2 - 流量計測装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波を利用して気体や液体などの流量を計測する流量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の超音波流量計としては、例えば、特開2000−292232公報に記載されているものがあった。図13は、前記公報に記載された従来の超音波流量計の構成を示すブロック図である。
【0003】
図13において、流体流路1の途中に超音波を発信する第1振動子2と受信する第2振動子3が流れ方向に配置されている。4は第1振動子2への送信回路、5は第2振動子3で受信した超音波を信号処理する受信回路である。6は受信回路5で超音波を検知した後第1振動子2からの送信と第2振動子3での受信を複数回繰り返す繰返し手段である。9は受信回路で超音波を検出した後、再度第1振動子2から超音波を送信するまでの遅延時間を発生させる遅延時間発生手段であり、10は遅延時間発生手段9により発生した遅延時間を計測する遅延時間計測手段、11は遅延時間発生手段9の計測値を基に、遅延時間を制御する遅延時間制御手段、12は繰返し手段により行われる複数回の超音波伝達の所要時間を計測する累積時間計測手段、8は遅延時間計測手段12および累積時間計測手段12の計測値から流量を求める流量演算手段である。送信回路5より送出されたバースト信号により第1振動子2から発信された超音波信号は、流れの中を伝搬し、第2振動子3で受信され受信回路6で検知され、遅延時間発生手段9で発生した遅延時間を置いた後、再び送信回路5よりバースト信号が送出される。送信回路5からのバースト信号は、予め定められた回数だけ繰り返され、この繰返しに要した時間を累積時間計測手段12で、また、遅延時間を遅延時間計測手段10により計測する。
【0004】
更に、流量演算手段8では、累積時間計測手段12で求めた値から遅延時間計測手段10で求めた遅延時間を差し引くことにより、超音波の伝達のみの所要時間Tを求める。
【0005】
次に、遅延時間の計測方法について説明する。計測開始時には、遅延時間制御手段11により計測繰返し中の遅延時間の設定値の指示が遅延時間発生手段9に与えられる。更に、繰返し手段6により遅延時間発生手段9にトリガ信号が送出される。この時、累積時間計測手段12により、超音波伝達時間の計測が開始されると共に、遅延時間計測手段11で1回目の遅延時間の計測を開始する。次に、所定の遅延時間が完了すると、遅延時間計測11は計測動作を終了し、この時求めた遅延時間t1を流量演算手段8へ記憶させる。その後、繰返し手段6により、遅延→送受信→遅延→送受信→・・・・の如く規定の回数だけ動作を繰り返す。受信回路5でn回目の受信信号を検知されると、最後にもう一度、遅延時間発生手段9により遅延時間と同等の時間が発生し、遅延時間計測手段10が計測を開始する。所定の遅延時間が終了した後は、実施例1と同様に、累積時間計測手段12ではn回分の超音波伝達時間とn+1回の遅延時間の合計値Ta、遅延時間計測手段11では、n+1回目の遅延時間t(n+1)が得られる。
【0006】
遅延時間発生手段9で生成される時間が変化するものと考えれば、n回の送受信の前後の遅延時間を計測すれば、繰返し動作の間の遅延時間の変化を推定できる。すなわち、直線的に変化していると仮定すれば、t1とt(n+1)の平均値を遅延時間の代表値と考えることが可能であるし、何らかの曲線変化を示すのであれば、荷重平均値を代表値と考えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の超音波流量計における、遅延時間の演算のように繰返しの最初と最後だけの時間を参考にしていては、繰返し回数や伝搬時間の違いにより遅延時間の精度が期待したほど高まらない場合がある。
【0008】
例えば繰り返し動作の途中で回路電流による発熱などが影響し遅延発生手段の動作の特性が変化する場合があり、遅延時間が一定にならないことがある。また、これを解消するために繰り返し回数を増加して平均するなどの対策があるが、時間が長くなると周囲温度の状態や電源電圧の変化、さらに動作時間により遅延時間の精度に影響がでてくる。
【0009】
遅延時間の精度は流量の測定精度にそのまま影響を与えるので、高精度の遅延時間をもつ遅延回路の実現が課題であった。例えば、音速を340m/sは0.34mm/μsとなり、数nsの時間のずれが測定精度に大きな影響を与える。
【0010】
また、繰り返し回数を増加すれば電力も増大するなどの付随的な問題も発生してくる。
【0011】
本発明は上記の課題を解決するもので、繰返しの最初と最後に計測した遅延時間の時間差を基に演算上の遅延時間を調整する遅延制御手段を用いることで、時間計測の誤差を小さくし、精度の良い流量計測を実現することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の流量計測装置は、被測定流体の流れる流路に配置され超音波を送受信する一対の振動子と、前記振動子からの信号発信の遅延時間を発生する遅延手段と、前記遅延手段の遅延時間を計測する遅延時間計測手段と、前記振動子間相互の超音波伝達を複数回行う繰返し手段と、前記遅延時間計測手段の計測値を基に前記遅延手段を動作させる遅延時間制御手段と、前記繰返し手段による超音波伝達の累積時間を計測する計時手段と、前記計時手段の計測時間と前記遅延時間制御手段の遅延時間とから流量を算出する流量演算手段を備え、前記遅延時間制御手段は、前記遅延時間計測手段を超音波伝達時間計測開始時および計測終了時に動作し、前記遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差が予め定めた値より大きい場合に前記繰り返し手段による超音波伝達開始時の直前に所定時間だけ前記遅延手段を動作させることにより、精度良く演算上の遅延時間を求めることができ、その結果高精度の流量計測実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、遅延時間制御手段が遅延時間計測手段を繰返し手段による超音波伝達開始時および終了時に動作し、遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差が超音波伝達時間計測前後で予め定めた値より大きい場合に前記繰り返し手段による超音波伝達開始時の直前に所定時間だけ遅延手段を動作させることにより、遅延時間の差が大きいのを放置せず極力その差を考慮する動作を行うことで遅延手段は安定した動作を行うため精度のよい測定を実現することができるようになる。
【0014】
請求項に記載の発明は、特に、請求項に記載の遅延時間制御手段が遅延時間計測手段を繰返し手段による超音波伝達開始時および終了時に動作し、前記遅延時間計測手段で求めた遅延時間の計測差に応じて前記繰り返し手段による超音波伝達開始時の直前に所定時間だけ遅延手段を動作させることにより、遅延手段は繰返し動作の前後における時間差を十分考慮し安定した動作を行うため精度のよい測定を実現することができる。
【0015】
請求項に記載の発明は、特に、請求項に記載の遅延時間制御手段が遅延時間計測手段を繰返し手段による超音波伝達開始時および終了時に動作し、前記遅延時間計測手段で求めた遅延時間の計測差が予め定めた値以内になるよう前記繰り返し手段による超音波伝達開始時の直前に所定時間だけ遅延手段を初期動作させることにより、遅延手段は時間差を十分考慮し安定した動作を行い、かつ必要以上の遅延時間精度を得るための電力を使用しないため省電力で精度のよい測定を実現することができる。
【0016】
請求項に記載の発明は、特に、請求項に記載の遅延時間制御手段が繰返し手段による超音波伝達開始時および終了時に動作し、前記遅延時間計測手段で求めた遅延時間の計測差が予め定めた値未満の場合は前記繰り返し手段による超音波伝達開始時の直前における遅延手段の動作を停止することにより、遅延手段が放熱や蓄熱などの初期動作特性が小さく安定であると判断した場合は初期動作を省略することで、計測時間を短くでき省電力動作ができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、特に、請求項1から請求項のいずれか1項記載の遅延時間制御手段を繰返し手段による超音波伝達開始時および終了時に動作し、前記遅延時間計測手段で求めた遅延時間の計測差が予め定めた値より大きい場合は繰返し手段の繰返し回数を変更することにより、遅延手段の初期動作特性の差を小さくでき流量演算における遅延時間の精度を向上することができ、その結果流量演算の精度のよい測定を実現することができる。
【0018】
請求項に記載の発明は、特に、請求項1から請求項のいずれか1項記載の遅延時間制御手段を繰返し手段による超音波伝達開始時および終了時に動作し、前記遅延時間計測手段で求めた遅延時間の計測差が予め定めた値以内になるよう繰返し手段の繰返し回数を調節することにより、遅延手段の初期安定化を変化することで最適な状態にもっていくことで、流量演算における遅延時間の精度を向上することができ、その結果流量演算の精度のよい測定を実現することができる。
【0019】
請求項に記載の発明は、特に、請求項1から請求項のいずれか1項記載の流量計測装置において、遅延時間制御手段の動作を確実にするためのコンピュータを機能させるためのプログラムを有する構成としたもので、これにより遅延時間制御手段の動作をソフトで行うことにより判定などの条件設定、変更が容易にでき、また経年変化などにも柔軟に対応できるためよりフレキシブルに遅延時間の精度向上を行うことができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0021】
(実施例1)
施例1に関する本発明の流量計測装置について説明する。図1は本実施例の構成を示す流量計測装置のブロック図である。図1おいて、本発明の超音波流量計は被測定流体の流れる流路1と、前記流路1に配置された超音波を送受信する第1の振動子2、第2の振動子3と、前記第1の振動子2を駆動する駆動手段13と、前記駆動手段13を動作する計測スタート信号を出力する制御手段14と、前記第2の振動子3の受信信号を受け受信タイミングを決定するタイミング検知手段15と、タイミング検知手段15の出力を所定の遅延時間遅れて前記駆動手段13のトリガ信号として出力する遅延手段16と、前記遅延手段16の動作時間すなわち遅延時間を計測する遅延時間計測手段17と、超音波の送受信そして遅延手段16で遅延時間の後に再度超音波の送受信を繰り返すという動作回数を計測し所定の回数で動作を停止する繰返し手段18と、少なくとも駆動手段13による第1の振動子2の駆動開始から前記繰返し手段18の動作停止までの超音波の伝搬時間を測定する計時手段19と、前記計時手段19の値から前記一対の振動子間の流速を演算し、それから流量を求める流量演算手段20と、前記遅延時間計測手段17の計測値を基に遅延時間を制御する遅延時間制御手段21と、前記遅延時間制御手段21で計測差から遅延時間を調節する遅延時間補正手段22を有するものである。さらに駆動手段13と第1の振動子2、および第2の振動子3とタイミング検知手段15の間に切換手段23を設け、超音波の送受信を第1の振動子2と第2の振動子3の間で交互に行うようにしている。
【0022】
通常の動作を説明する。制御手段14からスタート信号を受けた駆動手段13が第1の振動子2を一定時間パルス駆動を行うと同時に計時手段20は制御手段14からの信号によってに時間計測始める。パルス駆動された第1の振動子2からは超音波が送信される。第1の振動子2から送信した超音波は被測定流体中を伝搬し第2の振動子3で受信される。第2の振動子3の受信出力は、タイミング検知手段15で信号を増幅された後、予め定められている受信タイミングの信号レベルで超音波の受信を決定する。繰返し動作を行わない場合はこの超音波の受信を決定した時点で計時手段21の動作を停止し、その時間情報tから(式1)によって流速を求める。
【0023】
(計時手段20から得た測定時間をt、超音波振動子間の流れ方向の有効距離をL、超音波の伝搬方向と流体の流れる方向とのなす角度θ、音速をc、被測定流体の流速をvとする。)
v=(1/cosθ)((L/t)−c・・・(式1)
タイミング検知手段15は通常コンパレータによって基準電圧と受信信号を比較するようになっていることが多い。
【0024】
繰返し手段18を用いる今回の動作はタイミング検知手段15の判定結果を遅延手段16で一定時間遅延させた後に駆動手段13に返し、再度送信を行う。繰返し動作を決められた回数行い、その時間を計時手段20で測定し、計時手段20の測定時間を元に(式2)の計算によって流速を求める。
【0025】
(遅延手段の遅延時間をTd、繰返しの回数をn、測定時間をts、超音波振動子間の流れ方向の有効距離をL、超音波の伝搬方向と流体の流れる方向とのなす角度θ音速をc、被測定流体の流速をvとする。)
v=(1/cosθ)(L/(ts/n−Td)−c・・・(式2)
この方法によれば(式1)の方法に比べ精度よく測定することができる。
【0026】
また、第1の超音波振動子2と第2の超音波振動子3とを切り替え、被測定流体の上流から下流と下流から上流へのそれぞれの伝搬時間を測定し、(式3)より速度vを求める方法もある(上流から下流への測定時間時間をt1、下流から上流への測定時間時間をt2とする)。
【0027】
v=L/2cosθ)((1/t1)−(1/t2))・・・(式3)
この方法によれば音速の変化の影響を受けずに流度を測定することが出来るので、流速・流量・距離などの測定に広く利用されている。
【0028】
流速vが求まると、それに流路1の断面積を乗ずることにより流量を導くことができる。
【0029】
通常の動作は図3に示すタイミング図のようになる。すなわち、制御手段14による時刻t0における開始信号から計測を開始し、時刻t1で駆動手段13を介して第1の超音波振動子2を駆動する。そこで発生した超音波信号は流路内を伝搬し時刻t2で第2の超音波振動子3に到達し、タイミング検知手段15で受信点を検知すると時刻t3から遅延手段16が動作し、予め定めた時間だけ動作した後時刻t4で繰返し手段18に信号を送る。繰返し手段18はこの信号を入力すると駆動手段13に信号を送出し、再び第1の超音波振動子2を駆動する。以下、この繰返しを行っている。
【0030】
このように繰返し手段18で決められた回数動作する場合に1回目と最終回目では遅延手段16の動作が異なることがある。通常、遅延手段16としてはLC分布定数回路等が用いられているが、これらの素子には抵抗成分も含まれている。遅延手段16に抵抗分があると電流を流していけば繰返し1回目では問題無いが、回数を重ねていくにつれ電流による発熱が発生し、その結果遅延時間が変化してくる。しかし、この発熱も平衡点があるためある一定回数以上の繰返し回数では遅延時間が一定とみて良い。図2(a)に繰返し回数と遅延手段16の1回当たりの遅延時間の概念図を示す。これより繰返し回数が少ないと遅延時間の差が大きいことがわかる。遅延時間の差が大きいと流量演算手段で計時手段20が測定した時間から遅延時間の繰返し回数分を差し引き超音波伝搬時間分のみから流量を求める際、遅延時間の合計に誤差が生じてくる。この問題を回避する方法を以下に説明する。
【0031】
図2(a)に示しているように遅延手段16の1回当たりの遅延手段は異なっている。具体的には図3のD0、D1とD2の時間が等しくないということである。ここでD0は制御手段14から最初遅延手段16に信号を送出して作成しても良いし、制御手段14自身で作成しても良い。
【0032】
流量を算出する場合は時刻t0から時刻t5までの時間から実際超音波の伝搬した時間だけを用いるためD0,D1,D2の時間を差し引かなければならない。この時間を正確に求めるため、図4に示すように時刻t0の前の時刻taで制御手段14から遅延時間制御手段21に信号が入力される。この信号により遅延時間制御手段21は遅延手段16を動作する。そして動作時間は遅延時間計測手段17でTd1として計測される。また時刻t5で一連の繰返し動作が終了すると時刻bにおいて時刻taの場合と同様に遅延時間制御手段21が遅延手段16を動作し、その動作時間を遅延時間計測手段17でTd2として測定する。そして時刻taと時刻tbで計測された遅延時間Td1,Td2を基に遅延時間補正手段22は繰返し動作中の遅延手段の動作時間を推定する。例えばこれは時刻taと時刻tbの時に測定した遅延時間Td1,Td2の単純平均に繰返し回数に関するある係数を乗じた時間等である。
【0033】
この遅延時間補正手段22が求めた遅延時間を流量演算手段21に送出すると、計時手段19からの時間信号から正確な遅延時間を差し引くことができる。遅延時間補正手段22による補正としては図2(a),(b)および(c)に示しているような超音波の送受信そして遅延手段16での遅延時間の後に再度超音波の送受信を繰り返すという繰返し動作の繰返し回数による要因、繰返し時間による要因、1回の繰返し動作にかかる時間による要因など色々な要因を考慮して求めることが必要になる。このため計測の前後で求めた遅延時間と実際の遅延時間の関係を実験等で求めて記憶手段などに保管しておき、その情報を基に補正したり、経年変化を考えると記憶手段に遅延時間の状態を動作中に一定期間ごと刻々と記録し、その変移を参考に遅延時間の補正を行うことが可能である。さらにこの記憶手段の情報は外部から書き換えることが可能にしておくと実測した値を入力するなど利用範囲が広がる。
【0034】
このように繰返し動作の前後で遅延時間を計測し、その値を基に演算上の遅延時間を調整しているため精度良く遅延時間を求めることができ、その結果高精度の流量計測が可能になる。
【0035】
また、図2(a)に示すように繰返し回数により遅延時間の変化することがわかっているため、制御手段14は遅延時間制御手段に信号を送出し、計測の最初、電源を投入した時や一定時間毎に繰返し回数を変化して、その前後に図4のような遅延時間の差を調べてみる。例えば図2(a)のP,Q,Rのように繰返し回数を変化しその動作の前後で遅延時間を調べることで繰返し回数による遅延時間の変化tP,tQ,tRを遅延時間計測手段17で実測することができる。これにより遅延時間補正手段22はこの時間変化を基に遅延時間の平均値を精度よく求めることが可能になる。
【0036】
例えば繰り返し回数がPしかない時の遅延時間とRまで繰り返す時の遅延時間は流量演算に用いる場合大きく異なってくる。式2を変形すると式2’となる。
【0037】
v=(1/cosθ)(L/(ts−ΣTd)/n−c・・・(式2’)
ここでΣTdとは遅延手段16の遅延時間の繰り返し回数分における合計値である。この値を直接求めることができれば精度良く演算ができるが実際には推定値や演算値を用いている。遅延時間の合計値と考えると繰り返し回数PとRでは大きく異なることが図2より容易に理解できる。そこですべての繰り返し回数を調べることまでしなくてもある特定の繰り返し回数において遅延時間を調べることは十分可能である。そこで実際に繰り返し回数を変化してその繰り返し回数後の遅延時間を実測することで流量演算に用いる遅延時間の平均値を精度良く求めることが可能になる。
【0038】
このように繰返し回数を変化した場合の遅延時間の変動を調べることにより、実際の繰返し回数で計測している場合の繰返し途中における遅延時間の変移を把握しているため遅延時間の精度が良くなるため、流量演算における精度を向上することが可能になる。
【0039】
(実施例2)
施例2に関する本発明の流量計測装置について説明する。図1、図5、図6、図7、図8および図9を用いて動作を説明する。実施例1と異なるところは、超音波伝送前後の遅延時間の計測差によって遅延手段16の初期動作を変更することである。まず図1、図5および図6を用いて説明する。
【0040】
図5内の時刻t0から時刻t5までの動作は図4と同じのため詳細な説明を省略する。図5において時刻t0の前の時刻taで制御手段14から遅延時間制御手段21に信号が入力され、遅延時間制御手段21は遅延手段16を動作する。そして図6の100で遅延手段16の動作時間Td1は遅延時間計測手段17で計測される。また時刻t5で一連の繰返し動作が終了すると時刻bにおいて時刻taの場合と同様に遅延時間制御手段21が遅延手段16を動作し、101でその動作時間Td2を遅延時間計測手段17で測定する。そして102でTd1とTd2の差dを求め、103においてdが予め定めた値Txより大きいと繰返し動作中の遅延時間の変動も大きいと推測できるため、極力この差を小さくするように104で時刻ta1から時刻t01の間にTdの時間だけ遅延時間制御手段21は遅延手段16を動作する。なお、時刻ta1、t01は次の繰返し動作の前の時間を示し、それぞれta、t0に相当する。
【0041】
繰り返し手段18による超音波伝達開始の前に初期動作として遅延手段16を動作することで遅延手段内部の動作が例えば回路電流が流れることにより発熱作用による安定領域にすることができる。
【0042】
このように、超音波伝達開始時および終了時に遅延時間を計測し、その差が予め定めた値より大きい場合に測定の直前に所定時間だけ遅延手段16の動作初期の不安定な特性を考慮した初期動作を行うことにより、遅延手段は安定した動作を行うため精度のよい測定を実現することが可能になる。
【0043】
遅延手段16を動作させる所定の時間は予め定めた一定時間でも良いし、周囲温度や供給電圧に対応し、それらの値を用いて演算した時間を用いても良い。
【0044】
また、図5と図7を用いて他の動作を説明する。周囲温度や繰返し回数などにより繰返し動作内の遅延時間の推移は変動する。したがって、時刻t0の前の時刻taにおいて110で遅延手段16の動作時間Td1を計測する。そして、時刻t5で一連の繰返し動作が終了すると時刻bにおいて111で遅延手段16の動作時間Td2を測定する。そして112でTd1とTd2の差dを求め、113においてdが予め定めた値Txより大きいが判定する。大きい場合は114で差dに関する関数とした時間tdlを求め、115で時刻ta1からt01の間にこの時間tdlだけ遅延時間制御手段21は遅延手段16を動作する。114の関数f(d)は単純なdに比例した演算でも良いし、遅延手段16の非線形動作現象に対応できるような関数を選定しても良い。
【0045】
このように、超音波伝達開始時および終了時に遅延時間を計測し、その差に応じて測定の直前に所定時間だけ遅延手段の特性を考慮した初期動作を行うことにより、遅延手段は時間差を十分考慮し安定した動作を行うため精度のよい測定を実現することが可能になる。
【0046】
また、図5と図8を用いて他の動作を説明する。周囲温度や繰返し回数などにより繰返し動作内の遅延時間の推移は時間とともに変動する。したがって、時刻t0の前の時刻taにおいて120で遅延手段16の動作時間Td1を計測する。そして、時刻t5で一連の繰返し動作が終了すると時刻bにおいて121で遅延手段16の動作時間Td2を測定する。そして122でTd1とTd2の差dを求め、123においてdが予め定めた値Txより大きいが判定する。大きい場合は124で動作時間tdlを前回の値よりαだけ長くする。反対にdが予め定めた値Txより小さい場合は125でtdlを前回の値よりαだけ短くする。そして126で時刻ta1からt01の間にこの時間tdlだけ遅延時間制御手段21は遅延手段16を動作する。tdlの長さは時間であるため0より大きく、また上限も常識程度の時間までしか長くしないのは言うまでもない。
【0047】
図8中に記述している遅延時間の変化幅αの値は予め定めた値Txより小さいことは言うまでもない。具体的な値としては流路の構成にもよるが数10nsから数μsの時間幅で設定するのが実用上便利である。そしてこの動作は繰り返し手段18による繰り返し動作が終了するたびにαずつ遅延時間を微調整し続けることができる。これにより種々の外乱などが発生しても常に遅延時間を調整することで流量演算精度を一定値以内に保つことが可能になる。
【0048】
遅延手段16の初期動作を行うことにより計測前後の遅延時間の差が一定時間より短くなるように説明したが、123で上限と下限を設けてその間に入るようにすれば収束はより早くなり、電力で動作する回路においては省電力効果が大きくなる。
【0049】
このように超音波伝達開始時および終了時に遅延時間を計測し、その差が予め定めた値以内になるよう測定の直前に所定時間だけ遅延手段を初期動作することで、遅延手段は時間差を十分考慮し安定した動作を行い、かつ必要以上の遅延時間精度を得るための電力を使用しないため省電力で精度のよい測定を実現することが可能になる。
【0050】
また、図5と図9を用いて他の動作を説明する。連続動作を行ったり、周囲温度が安定している場合は遅延時間の差が安定してくる場合がる。したがって、時刻t0の前の時刻taにおいて130で遅延手段16の動作時間Td1を計測する。そして、時刻t5で一連の繰返し動作が終了すると時刻bにおいて131で遅延手段16の動作時間Td2を測定する。そして132でTd1とTd2の差dを求め、133においてdが予め定めた値Txより大きいが判定する。大きい場合は134で時刻ta1から時刻t01の間に時間tdlだけ遅延時間制御手段21は遅延手段16を動作する。反対にdが予め定めた値Txより小さい場合は135でtdlを0とし、遅延手段16の初期動作を行わない。さらに図5に示しているTdの分だけ時間を削除し、次の繰返し動作をtyまで早めることも可能である。このように動作を早くすると省電力の点でも有利である。
【0051】
このように、超音波伝達開始時および終了時に遅延時間を計測し、その差が予め定めた値未満の場合は、遅延手段が放熱や蓄熱などの初期動作特性が小さいく安定であると判断し、初期動作を省略することで、計測時間を短くでき省電力動作が可能になる。
【0052】
(実施例3)
施例3に関する本発明の流量計測装置について説明する。図4、図10および図11を用いて動作を説明する。実施例1と異なるところは、超音波伝送前後の遅延時間の計測差によって繰返し回数を変更することである。
【0053】
まず図4、図10を用いて動作を説明する。図4内の時刻t0から時刻t5までの動作は実施例1と同じのため詳細な説明を省略する。図4において時刻t0の前の時刻taで制御手段14から遅延時間制御手段21に信号が入力され、遅延時間制御手段21は遅延手段16を動作する。そして図10の140で動作時間Td1は遅延時間計測手段17で計測される。また時刻t5で一連の繰返し動作が終了すると時刻tbにおいて時刻taの場合と同様に遅延時間制御手段21が遅延手段16を動作し、141でその動作時間Td2を遅延時間計測手段17で測定する。そして142でTd1とTd2の差dを求め、143においてdが予め定めた値Txより大きいか判定する。Txより大きい場合は繰返し動作中の遅延時間の変動が差を小さくするように144で繰返し回数を変更する。繰返し回数を増加するか、減少するかは遅延手段16の特性を考慮して予め実験などで検討し決めておく。またdがTxより小さい場合は最初の繰返し回数に戻して計測を続ける。
【0054】
これにより、超音波伝達開始時および終了時に遅延時間を計測し、その差が予め定めた値より大きい場合に繰返し回数を変更することで、遅延手段の初期動作特性の差を小さくでき流量演算における遅延時間の精度を向上することができ、その結果流量演算の精度のよい測定を実現することが可能になる。
【0055】
また、図4と図11を用いて他の動作を説明する。経年変化や、周囲温度の状況により遅延時間の差があまり安定しない場合もでてくる可能性がある。したがって、時刻t0の前の時刻taにおいて150で遅延手段16の動作時間Td1を計測する。そして、時刻t5で一連の繰返し動作が終了すると時刻bにおいて151で遅延手段16の動作時間Td2を測定する。そして152でTd1とTd2の差dを求め、153においてdが予め定めた値Txより大きいが判定する。大きい場合は154で繰返し回数を1回増加して計測動作を行う。反対にdが予め定めた値Txより小さい場合は155で繰返し回数を1回減少して計測動作を行う。このようにして遅延時間の差が予め定めた値Tx以内になるように繰返し回数を調整していく。この繰返し回数の増減は遅延手段16の特性により逆にしても良い。この動作は繰り返し手段18による繰り返し動作が終了するたびに繰り返し回数を微調整し続けることができる。これにより流量演算精度を一定値以内に保つことが可能になる。また図11では繰り返し回数の変化幅を1回としているが、この値は限定するものではないことは明らかである。
【0056】
このように超音波伝達開始時および終了時に遅延時間を計測し、その差が予め定めた値以内になるように繰返し回数を増減することで、遅延手段の初期安定化を変化することで最適な状態にもっていくことで、流量演算における遅延時間の精度を向上することができ、その結果流量演算の精度のよい測定を実現することが可能になる。また、繰返し回数を減少することは省電力の点でも有利である。
【0057】
(実施例4)
施例4に関する本発明の流量計測装置について説明する。実施例1と異なるところは、流量計測装置において、遅延時間制御手段の動作を確実にするためのコンピュータを機能させるためのプログラムを有する記憶媒体24を用いていることである。図12を用いて動作を説明する。実施例1から実施例3で示した遅延時間制御手段21や遅延時間補正手段22の動作を行うには、予め実験等により流量と繰返し回数、繰返し時間、超音波の伝搬時間などの相関を求め、例えばファジィ制御のメンバーシップ関数のように適合度というような形で判断する判定ソフトをプログラムとして記憶媒体24に格納しておく。通常マイクロコンピュータのメモリやフラッシュメモリ等電気的に書き込み可能なものにしておくと利用が便利である。
【0058】
このように遅延時間制御手段21の動作をプログラムで行うことができるようになると遅延時間の補正などの条件設定、変更が容易でできるためよりフレキシブルに流量演算の精度向上を行うことができる。また経年変化などにも柔軟に対応できるためよりフレキシブルに遅延時間の精度向上を行うことができる。なお本実施例において遅延時間制御手段21以外の動作もマイコン等によりプログラムで行ってもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上の説明から明らかのように本発明の流量計測装置によれば、繰り返し動作の前後で遅延時間を計測し、その差を基に繰り返し動作の直前に所定時間だけ遅延手段の特性を考慮した初期動作を行うことにより、遅延手段は安定した動作を行うため精度のよい測定を実現することが可能になる。さらに、繰り返し動作の前後で遅延時間を計測し、その差を基に繰返し回数を変更することで、遅延手段の初期動作特性の差を小さくでき流量演算における遅延時間の精度を向上することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における流量計測装置の全体のブロック図
【図2】 (a)同流量計測装置における繰返し回数と遅延時間の関係を示す図
(b)同流量計測装置における繰返し時間と遅延時間の関係を示す図
(c)同流量計測装置における1回の繰返し時間と遅延時間の関係を示す図
【図3】 (a)同流量計測装置における制御手段の動作を示すタイミング図
(b)同流量計測装置における送信波の動作を示すタイミング図
(c)同流量計測装置における受信波の動作を示すタイミング図
(d)同流量計測装置における遅延手段の動作を示すタイミング図
【図4】 (a)同流量計測装置における制御手段の動作を示すタイミング図
(b)同流量計測装置における送信波の動作を示すタイミング図
(c)同流量計測装置における受信波の動作を示すタイミング図
(d)同流量計測装置における遅延手段の動作を示すタイミング図
【図5】 (a)本発明の第2の実施例の流量計測装置における制御手段の動作を示すタイミング図
(b)同流量計測装置における送信波の動作を示すタイミング図
(c)同流量計測装置における受信波の動作を示すタイミング図
(d)同流量計測装置における遅延手段の動作を示すタイミング図
【図6】 同流量計測装置における遅延時間制御手段の動作を示すフローチャート
【図7】 同流量計測装置における遅延時間制御手段の動作を示すフローチャート
【図8】 同流量計測装置における遅延時間制御手段の動作を示すフローチャート
【図9】 同流量計測装置2における遅延時間制御手段の動作を示すフローチャート
【図10】 本発明の実施例3における流量計測装置の遅延時間制御手段の動作を示すフローチャート
【図11】 同流量計測装置の遅延時間制御手段の動作を示すフローチャート
【図12】 本発明の実施例4における流量計測装置の全体のブロック図
【図13】 従来の流量計測装置の全体のブロック図
【符号の説明】
1 流路
2 第1の振動子
3 第2の振動子
16 遅延手段
17 遅延時間計測手段
18 繰返し手段
19 計時手段
20 流量演算手段
21 遅延時間制御手段
22 遅延時間補正手段
24 記憶媒体

Claims (7)

  1. 被測定流体の流れる流路に配置され超音波を送受信する一対の振動子と、前記振動子からの信号発信の遅延時間を発生する遅延手段と、前記遅延手段の遅延時間を計測する遅延時間計測手段と、前記振動子間相互の超音波伝達を複数回行う繰返し手段と、前記遅延時間計測手段の計測値を基に前記遅延手段を動作させる遅延時間制御手段と、前記繰返し手段による超音波伝達の累積時間を計測する計時手段と、前記計時手段の計測時間と前記遅延時間制御手段の遅延時間とから流量を算出する流量演算手段を備え、前記遅延時間制御手段は、前記遅延時間計測手段を超音波伝達時間計測開始時および計測終了時に動作し、前記遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差が予め定めた値より大きい場合に前記繰り返し手段による超音波伝達開始時の直前に所定時間だけ前記遅延手段を動作させる流量計測装置。
  2. 遅延時間制御手段は、遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差に応じて超音波伝達時間計測開始時の直前に所定時間だけ遅延手段を動作させる請求項記載の流量計測装置。
  3. 遅延時間制御手段は、遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差が予め定めた値以内になるよう超音波伝達時間計測開始時の直前に所定時間だけ遅延手段を動作させる請求項記載の流量計測装置。
  4. 遅延時間制御手段は、遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差が予め定めた値未満の場合は超音波伝達時間計測開始時の直前における遅延手段の動作を停止する請求項記載の流量計測装置。
  5. 遅延時間制御手段は、遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差が予め定めた値より大きい場合は繰返し手段の繰返し回数を変更する請求項1から請求項いずれか1項記載の流量計測装置。
  6. 遅延時間制御手段は、遅延時間計測手段で求めた超音波伝達時間計測開始時の遅延時間と計測終了時の遅延時間との計測差が予め定めた値以内になるよう繰返し手段の繰返し回数を調節する請求項1から請求項いずれか1項記載の流量計測装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項記載の流量計測装置の少なくとも一つの手段をコンピュータを機能させるためのプログラム。
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