JP3912232B2 - 給湯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の給湯装置は、圧縮機、放熱器、膨張弁及び蒸発器等によって構成されたヒートポンプを有する冷媒回路と、水回路と、湯を貯える貯湯タンクとを備えている(例えば、特許文献1参照)。そして、ヒートポンプの放熱器において、放熱された冷媒が、水回路を流通する水に放熱する。それにより、水は加熱され、加熱された水が貯湯タンクに導入される。
【0003】
ところで、水を効率良く加熱するには、放熱器において放出させる熱量を増大させること、すなわち、ヒートポンプの加熱能力を向上させることが好ましい。また、ヒートポンプの加熱能力を向上させるには、冷媒の凝縮温度と水の温度との差が大きいこと、あるいは、冷媒の循環量が大きいことが望ましい。したがって、水を効率良く加熱するには、冷媒の凝縮温度を高くすること、あるいは、冷媒の循環量を増加させることが好ましい。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−111018号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、冷媒の凝縮温度を高くすると、ヒートポンプの圧縮機が行う仕事量が大きくなるため、ヒートポンプのCOPが低下する。また、冷媒の循環量を増加させた場合においても、ヒートポンプのCOPが低下する。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ヒートポンプを有する給湯装置において、ヒートポンプの加熱能力を向上させながら、ヒートポンプのCOPの向上を図る技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、潜熱蓄熱材が封入された第1の蓄熱ユニットと、該第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材より融点が低い潜熱蓄熱材が封入された第2の蓄熱ユニットと、熱媒体を圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段により圧縮された熱媒体を上記第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段と、該放熱手段により放熱された熱媒体を上記第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて過冷却させる過冷却放熱手段と、該過冷却放熱手段により過冷却された熱媒体を減圧させる減圧手段と、該減圧手段により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段とを有する第1の熱媒体回路と、熱媒体を圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段により圧縮された熱媒体を上記第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段と、該放熱手段により放熱された熱媒体を減圧させる減圧手段と、該減圧手段により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段とを有する第2の熱媒体回路と、水を上記第1及び第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて加熱する熱交換手段を有する水回路と、を備えている給湯装置である。
【0008】
これにより、過冷却放熱手段が、第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換して放熱された熱媒体を、第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させるため、上記熱媒体は第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材により熱を奪われ過冷却される。よって、第1熱媒体回路から放出される熱量が大きくなる。また、このとき、第1熱媒体回路の圧縮手段の仕事量は増加しない。したがって、本発明によれば、第1熱媒体回路の加熱能力を向上させながら、第1熱媒体回路のCOPの向上を図ることができる。
【0009】
請求項2の発明は、潜熱蓄熱材が封入された第1の蓄熱ユニットと、該第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材より融点が低い潜熱蓄熱材が封入された第2の蓄熱ユニットと、水を上記第1及び第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて加熱する熱交換手段を有する水回路と、熱媒体を圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段により圧縮された熱媒体を上記第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段と、該放熱手段により放熱された熱媒体を減圧させる減圧手段と、該減圧手段により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段とを有する第1の熱媒体回路と、熱媒体を圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段により圧縮された熱媒体を上記第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段と、該放熱手段により放熱された熱媒体を上記水回路の熱交換手段に流入する前の水と熱交換させて過冷却させる過冷却熱交換手段と、該過冷却熱交換手段により過冷却された熱媒体を減圧させる減圧手段と、該減圧手段により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段とを有する第2の熱媒体回路と、を備える給湯装置である。
【0010】
これにより、蓄熱運転及び利用運転が同時に行われる場合、過冷却熱交換手段が、第2熱媒体回路の放熱手段により第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換して放熱された熱媒体を、水回路の熱交換手段に流入する前の水と熱交換させるため、上記熱媒体は上記水により熱を奪われ過冷却される。よって、第2熱媒体回路から放出される熱量が大きくなる。また、このとき、第2熱媒体回路の圧縮手段の仕事量は増加しない。したがって、本発明によれば、第2熱媒体回路の加熱能力を向上させながら、第2熱媒体回路のCOPの向上を図ることができる。
【0011】
請求項3の発明は、潜熱蓄熱材が封入された第1の蓄熱ユニットと、該第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材より融点が低い潜熱蓄熱材が封入された第2の蓄熱ユニットと、水を上記第1及び第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて加熱する熱交換手段を有する水回路と、熱媒体を圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段により圧縮された熱媒体を上記第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段と、該放熱手段により放熱された熱媒体を上記水回路の熱交換手段に流入する前の水と熱交換させて過冷却させる過冷却熱交換手段と、該過冷却熱交換手段により過冷却された熱媒体を減圧させる減圧手段と、該減圧手段により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段とを有する第1の熱媒体回路と、熱媒体を圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段により圧縮された熱媒体を上記第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段と、該放熱手段により放熱された熱媒体を減圧させる減圧手段と、該減圧手段により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段とを有する第2の熱媒体回路と、を備える給湯装置である。
【0012】
これにより、蓄熱運転及び利用運転が同時に行われる場合、過冷却熱交換手段が、第1熱媒体回路の放熱手段により第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換して放熱された熱媒体を、水回路の熱交換手段に流入する前の水と熱交換させるため、上記熱媒体は上記水により熱を奪われ過冷却される。よって、第1熱媒体回路から放出される熱量が大きくなる。また、このとき、第1熱媒体回路の圧縮手段の仕事量は増加しない。したがって、本発明によれば、第1熱媒体回路の加熱能力を向上させながら、第1熱媒体回路のCOPの向上を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1に示すように、本実施形態のヒートポンプ給湯機(1)は、第1及び第2熱源機(3,5)、蓄熱装置(7)、第1及び第2蓄熱用回路(9,11)、給湯用回路(13)、及び追焚き用回路(15)を備えている。なお、本発明でいうところの第1熱媒体回路は第1蓄熱用回路(9)に対応し、水回路は給湯用回路(13)に対応する。
【0015】
第1及び第2熱源機(3,5)は、蒸気圧縮冷凍サイクルを行うヒートポンプであって、冷媒回路(17)を備えている。この冷媒回路(17)には、レシーバ(19)、フィルタ(21)、キャピラリチューブ(23)、膨張弁(25)、室外熱交換器(27)、アキュムレータ(29)、圧縮機(31)、除霜用電磁弁(33)及び除霜用キャピラリチューブ(35)が設けられている。
【0016】
また、冷媒回路(17)には、HFC系又はHC系の冷媒が充填されている。
【0017】
レシーバ(19)は、放熱した冷媒を一時貯めておくものである。フィルタ(21)は、冷媒からその中に含まれている固形物等を除去するものである。キャピラリチューブ(23)は、主に冷媒回路(17)の冷媒の流量を調整するものである。
【0018】
膨張弁(25)は、主に冷媒回路(17)の冷媒を減圧し、体積増加させるものである。また、膨張弁(25)は、冷媒回路(17)の冷媒の流量を調整する機能も有する。なお、本発明でいうところの減圧手段は膨張弁(25)に対応する。
【0019】
室外熱交換器(27)は、いわゆるクロスフィン型のフィン・アンド・チューブ熱交換器で構成されている。この室外熱交換器(27)は、冷媒回路(17)の冷媒を室外空気と熱交換させる。なお、本発明でいうところの蒸発手段は室外熱交換器(27)に対応する。
【0020】
アキュムレータ(29)は、冷媒回路(17)の冷媒を一時貯めておくものである。
【0021】
圧縮機(31)は、冷媒回路(17)の冷媒を圧縮するものである。なお、本発明でいうところの圧縮手段は圧縮機(31)に対応する。
【0022】
また、この冷媒回路(17)では、冷媒の循環方向において、レシーバ(19)と、フィルタ(21)と、キャピラリチューブ(23)と、膨張弁(25)と、室外熱交換器(27)と、アキュムレータ(29)と、圧縮機(31)とが順に配置されている。
【0023】
蓄熱装置(7)は、第1蓄熱ユニット(37)及び第2蓄熱ユニット(39)を備えている。
【0024】
第1蓄熱ユニット(37)には第1蓄熱材が充填されるとともに、第1蓄熱用伝熱管(41a)と第1出湯用伝熱管(43)と追焚き用伝熱管(45)とが設けられている。一方、第2蓄熱ユニット(39)には第2蓄熱材が充填されるとともに、第1蓄熱用伝熱管(41b)と第2蓄熱用伝熱管(47)と第2出湯用伝熱管(49)とが設けられている。なお、本発明でいうところの過冷却放熱手段は、第2蓄熱ユニット(39)に設けられた第1蓄熱用伝熱管(41b)に対応する。
【0025】
第1及び第2蓄熱材は潜熱蓄熱用の蓄熱物質である。具体的には、第1蓄熱材は、融点55℃の酢酸ナトリウム3水和物(CH3COONa・3H2O)によって形成されている。この第1蓄熱材としては、融点が50℃以上90℃以下の物質を用いるのが望ましい。一方、第2蓄熱材は、融点31℃の硫酸ナトリウム10水和物(Na2SO4・10H2O)によって形成されている。この第2蓄熱材としては、融点が20℃以上40℃以下の物質を用いるのが望ましい。
【0026】
第1及び第2蓄熱用伝熱管(41,47)は銅で形成されている。第1蓄熱用伝熱管(41)には第1冷媒が流通し、第2蓄熱用伝熱管(47)には第2冷媒が流通する。そして、第1蓄熱材と第1蓄熱用伝熱管(41a)を流通する第1冷媒とが熱交換を行うとともに、第2蓄熱材と第1蓄熱用伝熱管(41b)を流通する第1冷媒及び第2蓄熱用伝熱管(47)を流通する第2冷媒とが熱交換を行うように、第1及び第2蓄熱ユニット(37,39)は構成されている。
【0027】
第1及び第2出湯用伝熱管(43,49)は銅で形成され、それぞれの一端が接続されている。第1及び第2出湯用伝熱管(43,49)には水道水が流通する。そして、第1蓄熱材と第1出湯用伝熱管(43)を流通する水道水とが熱交換を行うとともに、第2蓄熱材と第2出湯用伝熱管(49)を流通する水道水とが熱交換を行うように、第1及び第2蓄熱ユニット(37,39)は構成されている。
【0028】
追焚き用伝熱管(45)は銅で形成されている。追焚き用伝熱管(45)には浴槽(65)からの温水が流通する。そして、第1蓄熱材と追焚き用伝熱管(45)を流通する温水とが熱交換を行うように、第1蓄熱ユニット(37)は構成されている。
【0029】
第1蓄熱用回路(9)は、第1熱源機(3)の冷媒回路(17)と第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱用伝熱管(41a)と第2蓄熱ユニット(39)の第1蓄熱用伝熱管(41b)とを接続して構成された閉回路である。この第1蓄熱用回路(9)では第1冷媒が循環する。そして、第1蓄熱用回路(9)では、第1冷媒の循環方向において、第1熱源機(3)の冷媒回路(17)と第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱用伝熱管(41a)と第2蓄熱ユニット(39)の第1蓄熱用伝熱管(41b)とが順に配置されている。
【0030】
第2蓄熱用回路(11)は、第2熱源機(5)の冷媒回路(17)と第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱用伝熱管(47)とを接続して構成された閉回路である。この第2蓄熱用回路(11)では第2冷媒が循環する。
【0031】
また、第2蓄熱用回路(11)には、熱交換器(51)が設けられている。この熱交換器(51)内には、第2蓄熱用回路(11)の一部と給湯用回路(13)の一部とが並行に延びている。そして、熱交換器(51)は、第2蓄熱用伝熱管(47)を流出した第2冷媒と第2出湯用伝熱管(49)に流入する前の水道水とを熱交換させる。なお、本発明でいうところの過冷却熱交換手段は熱交換器(51)に対応する。
【0032】
第2蓄熱用回路(11)では、第2冷媒の循環方向において、第2熱源機(5)の冷媒回路(17)と第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱用伝熱管(47)と熱交換器(51)とが順に配置されている。
【0033】
給湯用回路(13)は、その始端が上水道に接続され、終端が給水栓(53)に接続されている。この給湯用回路(13)では、水道水が流通する。給湯用回路(13)には、第1蓄熱ユニット(37)の第1出湯用伝熱管(43)と第2蓄熱ユニット(39)の第2出湯用伝熱管(49)とが接続されている。また、給湯用回路(13)には、前出の熱交換器(51)と出湯サーミスタ(55)と流量センサ(57)とが設けられている。そして、給湯用回路(13)では、水の流通方向において、熱交換器(51)と第2蓄熱ユニット(39)の第2出湯用伝熱管(49)と第1蓄熱ユニット(37)の第1出湯用伝熱管(43)と出湯サーミスタ(55)と流量センサ(57)とが順に配置されている。
【0034】
また、給湯用回路(13)には、バイパス管(59)が設けられている。このバイパス管(59)は、その一端が熱交換器(51)の上流に接続され、その他端が第1蓄熱ユニット(37)の第1出湯用伝熱管(43)の下流に混合弁(61)を介して接続されている。そして、この混合弁(61)を操作することにより、第1蓄熱ユニット(37)からの温水とバイパス管(59)からの水道水との混合割合が変化する。
【0035】
さらに、給湯用回路(13)には、風呂注湯管(63)が接続されている。風呂注湯管(63)は、その始端が給湯用回路(13)における出湯サーミスタ(55)と流量センサ(57)との間に接続され、その終端が追焚き用回路(15)を介して浴槽(65)に接続されている。この風呂注湯管(63)には、風呂注湯弁(67)が設けられている。
【0036】
追焚き用回路(15)は、その両端が浴槽(65)に接続されている。また、この追焚き用回路(15)には、第1蓄熱ユニット(37)の追焚き用伝熱管(45)と追焚き用ポンプ(69)と風呂サーミスタ(71)とが設けられている。そして、この追焚き用回路(15)では、浴槽(65)から送り出された温水が流通する。
【0037】
−ヒートポンプ給湯機の運転動作−
本実施形態のヒートポンプ給湯機(1)では、蓄熱装置(7)に温熱を蓄える蓄熱運転と、蓄熱装置(7)に蓄えた温熱を利用して給湯等を行う利用運転とが行われる。ここでは、ヒートポンプ給湯機(1)の運転動作について、図1及び第1蓄熱用回路のPi線図(モリエル線図)を示す図2を参照しながら説明する。
【0038】
《蓄熱運転》
蓄熱運転時には、第1及び第2熱源機(3,5)が運転され、除霜用電磁弁(33)が閉じられる。
【0039】
第1及び第2熱源機(3,5)ではそれぞれ圧縮機(31)が運転され、第1及び第2蓄熱用回路(9,11)においてそれぞれ第1及び第2冷媒が循環して冷凍サイクルが行われる。
【0040】
具体的には、第1熱源機(3)の圧縮機(31)から吐出された第1冷媒は、第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱用伝熱管(41a)へ導入され、第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱材に対して放熱し凝縮する。第1蓄熱材は、第1冷媒から吸熱して融解し、第1冷媒から付与された温熱を蓄える。
【0041】
第1蓄熱材へ放熱した第1冷媒は、第2蓄熱ユニット(39)の第1蓄熱用伝熱管(41b)へ導入され、第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱材に対して放熱し過冷却される。第2蓄熱材は、第1冷媒から吸熱して融解し、第1冷媒から付与された温熱を蓄える。
【0042】
第2蓄熱ユニット(39)で過冷却された第1冷媒は、第1熱源機(3)のレシーバ(19)へ導入される。
【0043】
レシーバ(19)から流出した第1冷媒は、キャピラリチューブ(23)及び膨張弁(25)を通過する際に減圧され、その後に室外熱交換器(27)へ導入される。室外熱交換器(27)では、第1冷媒が室外空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(27)で蒸発した第1冷媒は、その後に圧縮機(31)へ導入される。圧縮機(31)では、吸入した第1冷媒を圧縮して吐出する。
【0044】
一方、第2熱源機(5)の圧縮機(31)から吐出された第2冷媒は、第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱用伝熱管(47)へ導入され、第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱材に対して放熱し凝縮する。第2蓄熱材は、第2冷媒から吸熱して融解し、第2冷媒から付与された温熱を蓄える。
【0045】
第2蓄熱材に放熱した第2冷媒は、第2熱源機(5)のレシーバ(19)へ導入される。
【0046】
レシーバ(19)から流出した第2冷媒は、キャピラリチューブ(23)及び膨張弁(25)を通過する際に減圧され、その後に室外熱交換器(27)へ導入される。室外熱交換器(27)では、第2冷媒が室外空気から吸熱して蒸発する。室外熱交換器(27)で蒸発した冷媒は、その後に圧縮機(31)へ導入される。圧縮機(31)では、吸入した第2冷媒を圧縮して吐出する。
【0047】
このように、蓄熱運転時の蓄熱装置(7)において、第1熱源機(3)で加熱された第1冷媒は、先に第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱用伝熱管(41a)へ導入されて第1蓄熱材へ放熱し、第2蓄熱ユニット(39)の第1蓄熱用伝熱管(41b)へ導入されて第2蓄熱材へ更に放熱する。一方、第2熱源機(5)で加熱された第2冷媒は、第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱用伝熱管(47)へ導入されて第2蓄熱材へ放熱する。
【0048】
《利用運転》
利用運転時において、第1及び第2熱源機(3,5)は停止され、除霜用電磁弁(33)は引き続き閉じられている。そして、給水栓(53)や風呂注湯弁(67)を開くと、上水道から圧送された水道水が給湯用回路(13)を流通する。
【0049】
具体的には、上水道から給湯用回路(13)へ流入した水道水は、第2蓄熱ユニット(39)の第2出湯用伝熱管(49)へ導入され、第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱材から吸熱する。第2蓄熱材は、第2出湯用伝熱管(49)の水道水へ放熱して凝固する。
【0050】
第2蓄熱材から吸熱した水道水は、第1蓄熱ユニット(37)の第1出湯用伝熱管(43)へ導入され、第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱材から吸熱する。第1蓄熱材は、第1出湯用伝熱管(43)の水道水へ放熱して凝固する。
【0051】
そして、第1蓄熱材と第2蓄熱材の両方から吸熱した水道水は、温水として給水栓(53)や浴槽(65)へ供給される。その際、混合弁(61)を操作することにより、バイパス管(59)を通じて混入される水道水の量が変化し、給水栓(53)や浴槽(65)へ送られる温水の温度が調節される。
【0052】
このように、利用運転時の蓄熱装置(7)において、上水道からの水道水は、先に第2蓄熱ユニット(39)の第2出湯用伝熱管(49)へ導入されて第2蓄熱材から吸熱し、その温度がやや上昇した後に第1蓄熱ユニット(37)の第1出湯用伝熱管(43)へ導入されて第1蓄熱材から更に吸熱する。そして、水道水は、低融点の第2蓄熱材に蓄えられた温熱によって暖められた後、高融点の第1蓄熱材に蓄えられた温熱によって更に暖められ、比較的高温の温水となって給水栓(53)や浴槽(65)へ供給される。
【0053】
また、利用運転時において、浴槽(65)の温水を再加熱する必要が生じると、追焚き用ポンプ(69)が運転される。追焚き用ポンプ(69)を運転すると、浴槽(65)から温水が追焚き用回路(15)へ取り込まれ、この温水が第1蓄熱ユニット(37)の追焚き用伝熱管(45)へ導入される。そして、この温水は、追焚き用伝熱管(45)を流れる間に第1蓄熱材から吸熱し、その温度が上昇した後に浴槽(65)へ送り返される。
【0054】
なお、水道水は第2蓄熱材及び第1蓄熱材から吸熱し、温水となって給水栓(53)や浴槽(65)へ供給されているが、第1及び第2蓄熱材に蓄えられた温熱が切れているときには、水道水が第1及び第2蓄熱用伝熱管(41,47)から直接吸熱することが可能なように、第1及び第2蓄熱ユニット(37,39)は構成されている。
【0055】
本実施形態では、第2蓄熱ユニット(39)の第1蓄熱用伝熱管(41b)において、第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱材に対して放熱し凝縮された第1冷媒が、第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱材に対して放熱するため、上記第1冷媒は第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱材により吸熱され過冷却される。よって、第1蓄熱用回路(9)の第1蓄熱用伝熱管(41)から放出される熱量が大きくなる。すなわち、第1蓄熱用回路(9)の第1蓄熱用伝熱管(41)の入口と出口とにおける第1冷媒のエンタルピー差が拡大する。また、このとき、第1熱源機(3)の圧縮機(31)の仕事量は増加しない。したがって、本実施形態によれば、第1蓄熱用回路(9)の加熱能力を向上させながら、第1蓄熱用回路(9)のCOPの向上を図ることができる。
【0056】
(実施形態2)
本実施形態のヒートポンプ給湯機(1)では、蓄熱装置(7)に温熱を蓄える蓄熱運転と、蓄熱装置(7)に蓄えた温熱を利用して給湯等を行う利用運転とが同時に行われる。つまり、第1蓄熱ユニット(37)の第1蓄熱材及び第2蓄熱ユニット(39)の第2蓄熱材に温熱を蓄えながら、水道水が第2蓄熱材及び第1蓄熱材から吸熱し、温水となって給水栓(53)や浴槽(65)へ供給される。ここでは、実施形態1と異なるヒートポンプ給湯機(1)の運転動作について、図1及び第2蓄熱用回路のPi線図(モリエル線図)を示す図3を参照しながら説明する。
【0057】
第2蓄熱材へ放熱した第2冷媒は、熱交換器(51)へ導入され、第2蓄熱ユニット(39)の第2出湯用伝熱管(49)に流入する前の水道水と熱交換を行い過冷却される。一方、第2出湯用伝熱管(49)に流入する前の水道水は加熱される。
【0058】
熱交換器(51)で過冷却された第2冷媒は、第2熱源機(5)のレシーバ(19)へ導入される。
【0059】
本実施形態では、蓄熱運転及び利用運転が同時に行われる場合、熱交換器(51)が、第2蓄熱材へ放熱し凝縮した第2冷媒を、第2蓄熱ユニット(39)の第2出湯用伝熱管(49)に流入する前の水道水と熱交換させるため、上記第2冷媒は水道水により熱を奪われ過冷却される。よって、第2蓄熱用回路(11)の第2蓄熱用伝熱管(47)から放出される熱量が大きくなる。すなわち、第2蓄熱用回路(11)の第2蓄熱用伝熱管(47)の入口と出口とにおける第2冷媒のエンタルピー差が拡大する。また、このとき、第2熱源機(5)の圧縮機(31)の仕事量は増加しない。したがって、本実施形態によれば、第2蓄熱用回路(11)の加熱能力を向上させながら、第2蓄熱用回路(11)のCOPの向上を図ることができる。
【0060】
なお、本実施形態では、第2蓄熱材へ放熱した第2冷媒が、熱交換器(51)で第2蓄熱ユニット(39)の第2出湯用伝熱管(49)に流入する前の水道水と熱交換を行うように構成されているが、蓄熱材へ放熱した第1冷媒が第2出湯用伝熱管(49)に流入する前の水道水と熱交換を行うように、熱交換器を構成しても良い。このとき、第1蓄熱用回路(9)の加熱能力が向上するとともに、第1蓄熱用回路(9)のCOPが向上する。
【0061】
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、蓄熱用回路及び蓄熱ユニットがそれぞれ2つずつ設けられているが、熱源機及び蓄熱ユニットがそれぞれ3つ以上設けられても良い。
【0062】
また、上記各実施形態では、室外熱交換器(27)において、冷媒回路(17)の冷媒と室外空気とを熱交換させているが、冷媒回路(17)の冷媒を地下水や工場排水と熱交換させても良い。
【0063】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、過冷却放熱手段が、第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換して放熱された熱媒体を、第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換させるため、上記熱媒体は第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材により熱を奪われ過冷却される。よって、第1熱媒体回路から放出される熱量が大きくなる。また、このとき、第1熱媒体回路の圧縮手段の仕事量は増加しない。したがって、第1熱媒体回路の加熱能力を向上させながら、第1熱媒体回路のCOPの向上を図ることができる。
【0064】
請求項2の発明によれば、蓄熱運転及び利用運転が同時に行われる場合、過冷却熱交換手段が、第2熱媒体回路の放熱手段により第2蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換して放熱された熱媒体を、水回路の熱交換手段に流入する前の水と熱交換させるため、上記熱媒体は上記水により熱を奪われ過冷却される。よって、第2熱媒体回路から放出される熱量が大きくなる。また、このとき、第2熱媒体回路の圧縮手段の仕事量は増加しない。したがって、第2熱媒体回路の加熱能力を向上させながら、第2熱媒体回路のCOPの向上を図ることができる。
【0065】
請求項3の発明によれば、蓄熱運転及び利用運転が同時に行われる場合、過冷却熱交換手段が、第1熱媒体回路の放熱手段により第1蓄熱ユニットの潜熱蓄熱材と熱交換して放熱された熱媒体を、水回路の熱交換手段に流入する前の水と熱交換させるため、上記熱媒体は上記水により熱を奪われ過冷却される。よって、第1熱媒体回路から放出される熱量が大きくなる。また、このとき、第1熱媒体回路の圧縮手段の仕事量は増加しない。したがって、第1熱媒体回路の加熱能力を向上させながら、第1熱媒体回路のCOPの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係るヒートポンプ給湯機の概略構成図である。
【図2】 実施形態に係る第1蓄熱用回路のPi線図である。
【図3】 実施形態に係る第2蓄熱用回路のPi線図である。
【符号の説明】
(1) ヒートポンプ給湯機
(3) 第1熱源機
(5) 第2熱源機
(9) 第1蓄熱用回路(第1熱媒体回路)
(11) 第2蓄熱用回路(第2熱媒体回路)
(13) 給湯用回路(水回路)
(37) 第1蓄熱ユニット
(39) 第2蓄熱ユニット
(41a) 第1蓄熱ユニットの第1蓄熱用伝熱管
(41b) 第2蓄熱ユニットの第1蓄熱用伝熱管(過冷却放熱手段)
(43) 第1出湯用伝熱管(熱交換手段)
(47) 第2蓄熱用伝熱管
(49) 第2出湯用伝熱管(熱交換手段)
(51) 熱交換器(過冷却熱交換手段)
Claims (3)
- 潜熱蓄熱材が封入された第1の蓄熱ユニット(37)と、
該第1蓄熱ユニット(37)の潜熱蓄熱材より融点が低い潜熱蓄熱材が封入された第2の蓄熱ユニット(39)と、
熱媒体を圧縮する圧縮手段(31)と、該圧縮手段(31)により圧縮された熱媒体を上記第1蓄熱ユニット(37)の潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段(41a)と、該放熱手段(41a)により放熱された熱媒体を上記第2蓄熱ユニット(39)の潜熱蓄熱材と熱交換させて過冷却させる過冷却放熱手段(41b)と、該過冷却放熱手段(41b)により過冷却された熱媒体を減圧させる減圧手段(25)と、該減圧手段(25)により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段(27)とを有する第1の熱媒体回路(9)と、
熱媒体を圧縮する圧縮手段(31)と、該圧縮手段(31)により圧縮された熱媒体を上記第2蓄熱ユニット(39)の潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段(47)と、該放熱手段(47)により放熱された熱媒体を減圧させる減圧手段(25)と、該減圧手段(25)により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段(27)とを有する第2の熱媒体回路(11)と、
水を上記第1及び第2蓄熱ユニット(37,39)の潜熱蓄熱材と熱交換させて加熱する熱交換手段(43,49)を有する水回路(13)と、
を備えている給湯装置。 - 潜熱蓄熱材が封入された第1の蓄熱ユニット(37)と、
該第1蓄熱ユニット(37)の潜熱蓄熱材より融点が低い潜熱蓄熱材が封入された第2の蓄熱ユニット(39)と、
水を上記第1及び第2蓄熱ユニット(37,39)の潜熱蓄熱材と熱交換させて加熱する熱交換手段(49)を有する水回路(13)と、
熱媒体を圧縮する圧縮手段(31)と、該圧縮手段(31)により圧縮された熱媒体を上記第1蓄熱ユニット(37)の潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段(41)と、該放熱手段(41)により放熱された熱媒体を減圧させる減圧手段(25)と、該減圧手段(25)により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段(27)とを有する第1の熱媒体回路(9)と、
熱媒体を圧縮する圧縮手段(31)と、該圧縮手段(31)により圧縮された熱媒体を上記第2蓄熱ユニット(39)の潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段(47)と、該放熱手段(47)により放熱された熱媒体を上記水回路(13)の熱交換手段(49)に流入する前の水と熱交換させて過冷却させる過冷却熱交換手段(51)と、該過冷却熱交換手段(51)により過冷却された熱媒体を減圧させる減圧手段(25)と、該減圧手段(25)により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段(27)とを有する第2の熱媒体回路(11)と、
を備える給湯装置。 - 潜熱蓄熱材が封入された第1の蓄熱ユニット(37)と、
該第1蓄熱ユニット(37)の潜熱蓄熱材より融点が低い潜熱蓄熱材が封入された第2の蓄熱ユニット(39)と、
水を上記第1及び第2蓄熱ユニット(37,39)の潜熱蓄熱材と熱交換させて加熱する熱交換手段(49)を有する水回路(13)と、
熱媒体を圧縮する圧縮手段(31)と、該圧縮手段(31)により圧縮された熱媒体を上記第1蓄熱ユニット(37)の潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段(41)と、該放熱手段(41)により放熱された熱媒体を上記水回路(13)の熱交換手段(49)に流入する前の水と熱交換させて過冷却させる過冷却熱交換手段と、該過冷却熱交換手段により過冷却された熱媒体を減圧させる減圧手段(25)と、該減圧手段(25)により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段(27)とを有する第1の熱媒体回路(9)と、
熱媒体を圧縮する圧縮手段(31)と、該圧縮手段(31)により圧縮された熱媒体を上記第2蓄熱ユニット(39)の潜熱蓄熱材と熱交換させて放熱させる放熱手段(47)と、該放熱手段(47)により放熱された熱媒体を減圧させる減圧手段(25)と、該減圧手段(25)により減圧した熱媒体を蒸発させる蒸発手段(27)とを有する第2の熱媒体回路(11)と、
を備える給湯装置。
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