JP3911840B2 - 耐熱ベルト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄鋼、セメント等の産業分野において、高温(150〜250℃)の輸送物を搬送するためのコンベアベルトとして好適な、耐熱老化性、ロール加工性、成形粘着加工性に優れると共に、耐摩耗性等にも優れ、とりわけ、熱老化による物性の低下が小さく、苛酷な高温環境下における長期使用に耐え得る耐熱ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄鋼、セメント等の産業分野においては、クリンカ等の150〜250℃の高温の輸送物がベルトコンベアで搬送される。一般に、このような高温輸送物の搬送に用いられるコンベアベルトは、帆布又はスチールコード等の補強材で補強されたゴムベルトよりなるが、このゴムベルトとしては、ベルトとしてのロール加工性や成形粘着加工性並びに輸送物の高温に耐え得る耐熱性はもとより、使用期間中の保守点検作業を最小限に抑えると共に、長期間の使用寿命を得るために、特に耐熱劣化性に優れることが重要であり、また、輸送物による摩耗の発生防止の点から耐摩耗性に優れ、特に、熱老化による物性の低下が十分に抑制され、苛酷な高温環境下における長期使用にも十分に耐え得ることが要求される。
【0003】
従来、耐熱ベルトとしての要求性能を極力得るために、ゴムベルトを構成するゴム成分としてはEPM(エチレン・プロピレン共重合体)が、また加硫剤としては過酸化物が選択使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ゴムとしてEPMを用いた従来の耐熱ベルトでは、耐熱老化性、耐摩耗性において十分に満足し得る特性が得られない。特に、熱老化による各種物性低下の抑制が十分でないために、苛酷な高温環境下における長期使用には耐え得ることができない。
【0005】
耐熱老化性をより向上させる目的でEPMのエチレン含量を高くすることが行われる場合もあるが、EPMのエチレン含量を高くすると、結晶性が発現されるために、ゴム本来の持つ柔軟性が失われ、ロール加工性や成形時の粘着性が損なわれるという不具合がある。
【0006】
このため、従来においては、ロール加工性や成形粘着加工性を重視して、エチレン含量の低い、即ちゴム特性の高いEPMが用いられており、このため、耐熱老化性や、耐摩耗性の要求性能が十分に満たされておらず、また、熱老化により各種物性が大きく低下しているのが現状である。
【0007】
本発明は上記従来の問題点を解決し、耐熱老化性、ロール加工性、成形粘着加工性、耐摩耗性等のすべての要求性能に優れ、特に、熱老化による各種物性の低下が十分に抑制され、苛酷な高温環境下における長期使用にも十分に耐え得る長寿命耐熱ベルトを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の耐熱ベルトは、補強材で補強されたゴムよりなる耐熱ベルトにおいて、
該ゴムはポリマー主成分としてエチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体を含有するゴム組成物を加硫したものであり、前記ポリマー主成分が、プロピレン含量30〜50重量%のエチレン・プロピレン共重合体20〜80重量%と、エチレン含量40〜60重量%、プロピレン含量40〜60重量%のエチレン・プロピレン・ジエン共重合体20〜80重量%とで構成されたもの、又は、1−オクテン含量が20〜50重量%のエチレン・1−オクテン共重合体20〜60重量%と、エチレン含量40〜60重量%、プロピレン40〜60重量%のエチレン・プロピレン・ジエン共重合体40〜80重量%とで構成されたものであり、この加硫ゴムを180℃で14日間加熱したときの重量減少率が4%以下であることを特徴とする。
【0009】
ゴム組成物のポリマー主成分としてエチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体を用いることにより、加硫後のゴムとして、180℃で14日間加熱したときの重量減少率が4%以下であるようなゴムを得ることができる。このようなゴムよりなるベルトは、熱老化による物性の低下が十分に抑制され、苛酷な高温環境下における長期使用にも十分に耐え得るものとなる。
【0010】
なお、本発明において、加硫ゴムを180℃で14日間加熱したときの重量減少率(以下「熱老化重量減少率」と称す。)とは、ゴム組成物を加硫して得られた加硫ゴムの重量(M1)と、この加硫ゴムを180℃で14日間加熱した後の重量(M2)から、{(M1−M2)/M1}×100で求められる重量減少率である。
【0011】
本発明において、エチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体は、メタロセン系触媒の存在下に共重合させることにより製造されたものであることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の耐熱ベルトを構成するゴムは、ポリマー主成分としてエチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体を含有するゴム組成物を加硫したものであり、加硫ゴムの熱老化重量減少率が4%以下のものである。
【0013】
この熱老化重量減少率が4%を超えるような加硫ゴムよりなるゴムベルトは、熱老化による各種物性の低下が著しく、苛酷な高温環境下における長期使用に耐えることができない。本発明では、この熱老化重量減少率は3.7%以下とりわけ3.1%以下であることが望ましい。
【0014】
このような熱老化重量減少率を満たすゴム組成物とするためには、ポリマー主成分としてのエチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体として、下記のような共重合組成のものを採用する。
【0015】
[エチレン・α−オレフィン共重合体]
エチレン・α−オレフィン共重合体を構成するα−オレフィンとしてはプロピレン又は1−オクテンを用い、プロピン含量30〜60重量%のエチレン・プロピレン共重合体(以下「EPMと称す」。)、又は、1−オクテン含量が20〜50重量%のエチレン・1−オクテン共重合体(以下「EOM」と称す。)を用いる。
【0016】
[エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体]
エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体を構成するα−オレフィンとしてはプロピレンを用い、エチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体としては、エチレン含量40〜60重量%、プロピレン含量40〜60重量%のエチレン・プロピレン・ジエン共重合体(以下「EPDM」と称す。)を用いる。
【0017】
また、本発明において、エチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体は、メタロセン系触媒の存在下に各単量体成分を共重合させることにより製造されたものであることが好ましい。即ち、一般に、共重合用触媒としては、主にチーグラナッタ系触媒又はメタロセン系触媒が使用されるが、チーグラナッタ系触媒の存在下で共重合反応させることにより得られた共重合体では、熱老化重量減少率を十分に小さくすることができず、熱老化による物性の低下が若干大きい傾向にある。これに対して、メタロセン系触媒の存在下で共重合反応させることにより得られた共重合体では、触媒残渣が少ない、分子量分布がシャープである等の理由により、熱老化重量減少率を十分に小さくすることができ、熱老化による物性の低下を十分に抑制することができる。
【0018】
本発明では、熱老化重量減少率が4%以下となるように、ポリマーを構成するエチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体の成分組成や共重合体配合は、次のようなポリマー主成分構成とする。
【0019】
(1) プロピレン含量30〜50重量%のEPM20〜80重量%と、エチレン含量4 0〜60重量%、プロピレン含量40〜60重量%のEPDM20〜80重量%とで構 成されたもの
(2) 1−オクテン含量が20〜50重量%のEOM20〜60重量%と、エチレン含 量40〜60重量%、プロピレン40〜60重量%のEPDM40〜80重量%とで構 成されたもの
なお、ポリマー成分としては、本発明の目的を損なわない範囲で上記の共重合体以外のポリマーを用いても良く、この場合、その他のポリマーとしては、ブチルゴム等が挙げられ、その配合割合は全ポリマー成分中20重量部未満が好ましい。
【0020】
なお、本発明のベルトに係るゴム組成物では、共架橋剤として、メタクリル酸亜鉛、メタクリル酸アルミニウム、メタクリル酸カルシウム、メタクリル酸マグネシウム等のメタクリル酸金属塩を配合することにより、耐熱老化性や耐摩耗性、耐表面クラック性をより一層向上させることができ、この場合、メタクリル酸金属塩の配合量はポリマー100重量部に対して0.2〜5重量部とするのが好ましい。この範囲よりも配合量が少ないと配合による改善効果が十分に得られず、多いと流動時の分散、加硫後のモールド密着等の加工上の問題と、ポリマーとの架橋反応のバランスが損なわれる。
【0021】
また、本発明のベルトに係るゴム組成物では、加工性改良剤として、液状ゴムを配合することにより、ロール加工性や成形粘着加工性をより一層向上させることができる。この場合、液状ゴムの配合量はポリマー100重量部に対して5〜40重量部とするのが好ましい。この範囲よりも配合量が少ないと配合による改善効果が十分に得られず、多いと耐摩耗性が損なわれる。なお、液状ゴムとしては、水素添加IR(イソプレンゴム)、水素添加BR(ブタジエンゴム)、液状EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)、液状EPM等を用いることができる。
【0022】
本発明のベルトに係るゴム組成物は、ポリマー主成分として前述の共重合体を用い、熱老化重量減少率4%以下となるように構成すること以外は、通常のゴム組成物配合とすることができ、例えば、次のような配合組成で調製される。
【0023】
〈ゴム組成物配合(重量部)〉
ポリマー:100
カーボン:30〜80
液状ゴム等の加工性改良剤:5〜40
メタクリル酸亜鉛等の共架橋剤:0.5〜7.0
熱老化防止剤:0.5〜3.0
加硫剤:3.0〜7.0
加硫助剤(ステアリン酸及びZnO):3.5〜11.0
なお、加硫剤としては通常の有機過酸化物を用いることができる。加硫助剤としてはステアリン酸、亜鉛華、パルミチン酸、オレイン酸、ラウリン酸等を用いることができる。加工性改良剤としては、前述の液状ゴムの他、脂肪族炭化水素樹脂、パラフィン系軟化剤、クマロン樹脂、フェノールテルペン樹脂、ロジン誘導体等を用いることができる。共架橋剤としてはメタクリル酸金属塩等の含金属モノマーの他、トリアリルイソシアヌレート等の多官能性モノマー、含イオウ化合物、p−キノンジオキシム、p,p’−ジベンゾイルキノンジオキシム、N,N’−m−フェニレン−ビス−マレイミド等を用いることができる。熱老化防止剤としてはジフェニルアミン系、キノリン系、イミダゾール系、p−フェニレンジアミン系、フェノール系、ビス,トリス−ポリフェノール系、チオビスフェノール系、ヒンダードフェノール系等の各種のものを用いることができる。
【0024】
本発明の耐熱ベルトは、このようなゴム組成物を用いて製造されるが、その具体的な構成としては、次のようなものが挙げられる。
【0025】
(1) 図1(a)に示す如く、帆布1を芯材とし、外周をゴム2でカバーした耐熱ゴムベルト3。
【0026】
(2) 図1(b)に示す如く、ゴム4内にスチールコ−ド5を芯材として埋設した耐熱ゴムベルト6。
【0027】
図1(a)の耐熱ゴムベルト3は、ナイロン、ビニロン、ポリエステル等の合成繊維の織布よりなる帆布1を芯材とするものであり、帆布1の積層枚数、カバーゴム2の厚さやベルト幅等は使用目的に応じて適宜決定されるが、カバーゴム2の厚さT1、T2は通常の場合1.5〜20mm程度とされる。
【0028】
また、図1(b)の耐熱ゴムベルト6は、直径0.2〜0.4mm程度の素線を複数本撚り合わせて直径2.0〜9.5mm程度のワイヤロープとしたスチールコード5を50〜230本程度並列させて芯材とするものであり、一般に、耐熱ゴムベルト6の総厚みTは10〜50mm程度とされる。
【0029】
このような耐熱ベルトは、常法に従って、芯材となる帆布やスチールコードを本発明に係るゴム組成物で成形した未加硫のゴムシート間に介在させ、加熱加圧して加硫することにより容易に製造することができる。なお、加硫条件は、通常120〜180℃、10〜50kg/cm2程度で10〜90分程度である。
【0030】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を詳細に説明する。
【0031】
実施例1,2、比較例1〜3
表1に示す配合のゴム組成物を170℃、60kg/cm2で30分間加熱加圧して加硫成形し、得られたゴムについて、諸特性を測定し、結果を表1に示した。
【0032】
なお、用いた原材料の詳細は次の通りである。
【0033】
〈ポリマー〉
EPM−1:日本合成ゴム社製「T7942」(エチレン含量63重量%:チーグラナッタ系触媒)
EPM−2:日本合成ゴム社製「EP11」(エチレン含量52重量%:チーグラナッタ系触媒)
EOM:デュポン・ダウエラストマー社製「Engage8180」(1−オクテン含量25重量%:メタロセン系触媒)
EPDM:デュポン・ダウエラストマー社製「NOLDEL
IP3430」(エチレン含量42.5重量%、プロピレン含量57重量%:メタロセン系触媒)
〈加工性改良剤〉
液状EPM:ユニロイヤルケミカル社製「トライレンCP80」(エチレン・プロピレン共重合物)
〈共架橋剤〉
メタクリル酸亜鉛:川口化学社製「アクターZMA」
トリアリルイソシアヌレート:日本化成社製「TAIC」
〈熱老化防止剤〉ジフェニルアミン系老化防止剤:バイエル社製「Vulkanox
DDA」(ジフェニルアミン誘導体)
イミダゾール系老化防止剤:川口化学社製「アンテージMB」(2−メルカプトベンズイミダゾール)
ヒンダードフェノール系:チバガイギー社製「イルガノックス1010」(ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート])
〈加硫剤〉
有機過酸化物:日本油脂社製「ぺロキシモンF40」(炭酸カルシウム60重量%、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン40重量%含有)
また、各種特性の測定方法は次の通りである。
【0034】
〈熱老化重量減少率〉
サンプルの重量を、180℃×14日間の熱老化試験前後で測定し、前述の如く{(M1−M2)/M1}×100で算出した。
【0035】
〈伸び保持率及び強度保持率〉
引張試験を行った際のサンプルの伸び及び強度を、180℃×14日間の熱老化試験前後でそれぞれ測定し、試験前の値に対する試験後の値の割合で求めた。
【0036】
〈耐摩耗性保持率〉
摩耗試験を行った際の摩耗量を、180℃×14日間の熱老化試験前後で測定し、試験後の摩耗量に対する試験前の摩耗量の割合で求めた。
【0037】
【表1】
【0038】
表1より、ポリマーとしてEPM,EOM,EPDMを含み熱老化重量減少率が4%以下のゴムであれば、耐熱老化性が著しく良好で、熱老化による物性の低下が小さいことがわかる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によれば、鉄鋼、セメント等の産業分野において、高温輸送物の搬送用コンベアベルトとして好適な、耐熱老化性、ロール加工性、成形粘着加工性、耐摩耗性等のすべての要求性能に優れ、特に、熱老化による各種物性の低下が十分に抑制され、苛酷な高温環境下における長期使用にも十分に耐え得る長寿命の耐熱ベルトが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の耐熱ベルトの実施の形態を示す模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 帆布
2,4 ゴム
3,6 耐熱ゴムベルト
5 スチールコード
Claims (4)
- 補強材で補強されたゴムよりなる耐熱ベルトにおいて、
該ゴムはポリマー主成分としてエチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体を含有するゴム組成物を加硫したものであり、
前記ポリマー主成分が、プロピレン含量30〜50重量%のエチレン・プロピレン共重合体20〜80重量%と、エチレン含量40〜60重量%、プロピレン含量40〜60重量%のエチレン・プロピレン・ジエン共重合体20〜80重量%とで構成されたものであり、
この加硫ゴムを180℃で14日間加熱したときの重量減少率が4%以下であることを特徴とする耐熱ベルト。 - 補強材で補強されたゴムよりなる耐熱ベルトにおいて、
該ゴムはポリマー主成分としてエチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体を含有するゴム組成物を加硫したものであり、
前記ポリマー主成分が、1−オクテン含量が20〜50重量%のエチレン・1−オクテン共重合体20〜60重量%と、エチレン含量40〜60重量%、プロピレン40〜60重量%のエチレン・プロピレン・ジエン共重合体40〜80重量%とで構成されたものであり、
この加硫ゴムを180℃で14日間加熱したときの重量減少率が4%以下であることを特徴とする耐熱ベルト。 - 請求項1又は2において、エチレン・α−オレフィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン・ジエン共重合体が、メタロセン系触媒の存在下に共重合させることにより製造されたものであることを特徴とする耐熱ベルト。
- 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記ゴム組成物が共架橋剤としてのメタクリル酸亜鉛を含むことを特徴とする耐熱ベルト。
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