JP3911327B2 - 屋外用軸状部品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋外用軸状部品に関するものである。
【0002】
【背景技術】
従来より、建物の外周には、例えば、窓からの人の侵入等を防ぐための防犯を目的として窓の外側に取り付ける面格子や、蔦、藤等の灌木を支持するために格子状または並列状に設けられるパーゴラ等が取り付けられている。
これら面格子やパーゴラ等は、複数の屋外用軸状部品を組み合わせて構成されている。
屋外用軸状部品は、通常、鉄や鋼等の金属で形成され、建物の外観を損なわないように金属の表面に塗装等を施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の屋外用軸状部品は、特に塗装等の仕上げ作業に手間がかかるので、屋外用軸状部品の組立作業が煩雑になるという問題があった。
また、金属製の屋外用軸状部品を用いると、特に海が近い沿岸地域では、海側から吹き付ける風によって屋外用軸状部品が錆びてしまうことがあり、耐候性の面からも問題があった。
さらに、木製の屋外用軸状部品を用いる場合もあるが、金属製に比べて強度が弱く、使用できる場所が限定されてしまうという問題もあった。
【0004】
本発明の目的は、組立作業を容易に行うことができ、耐候性を向上でき、十分な強度を得ることができる屋外用軸状部品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の屋外用軸状部品61は、図面を参照して説明すると、軟質または半硬質の熱可塑性樹脂、および少量の酸化チタンが含有されている微粒子の木粉を主材とする組成物から構成された棒状のカバー部材62と、カバー部材62の内部にカバー部材62の長手方向に沿って設けられた金属補強材63とで形成され、カバー部材は、断面コ字形の2つの被覆材62A,62Bから形成され、この2つの被覆材は、それぞれカバー部材の外装を形成する外装部81と、金属補強材に直接接するように外装部に複数突設されてカバー部材の剛性を高める補強部82とを備え、2つの被覆材のうちの一方の被覆材62Aは、その長手方向に沿った端部に形成された凸部83が取付部材100によって金属補強材に固定されて金属補強材に取り付けられ、他方の被覆材62Bは、その長手方向に沿った端部に形成された凹部84が取付部材を被覆するように凸部に係合されて金属補強材に取り付けられ、凹部は、一方の被覆材62Aの外装部に当接して一方の被覆材との隙間を塞ぐ突起部85を備えていることを特徴とする。
屋外用軸状部品とは、例えば、窓からの人の侵入等を防ぐための防犯を目的として窓の外側に取り付ける面格子や、蔦、藤等の灌木を支持するために格子状や並列状に設けられるパーゴラ等を構成するものである。取付部材とは、例えば、ビスやねじなどをいう。
【0006】
軟質または半硬質の熱可塑性樹脂とは、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、スチロール樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、またはこれらの発泡体材料等をいい、特に、押し出し成形性に優れた塩化ビニル樹脂、あるいは射出成形性に優れたポリプロピレン樹脂が好適である。
少量の酸化チタンとは、後述する木粉微粒子担持体を形成する程度の量をいう。
【0007】
このような本発明によれば、カバー部材が軟質または半硬質の熱可塑性樹脂および微粒子の木粉を主材とする組成物から構成されているので、カバー部材の仕上げ面に手や身体が触れた際、木の風合いによる暖かな感触を得るように仕上げられている。このため、塗装等の仕上げ作業を行う必要がないので、その分屋外用軸状部品の組立作業が容易になる。
その上、カバー部材の内部に例えば鉄や鋼で形成された金属補強材を設けることによって、十分な強度が得られるようになる。
さらに、金属補強材はカバー部材の内部に設けられているので、従来に比べて海が近い沿岸地域で用いても殆ど錆びることがなく、屋外用軸状部品の耐候性が向上されるようになる。
カバー部材を2つの被覆材で形成しているので、金属補強材に断面コ字形の被覆材を金属補強材の対向する面にそれぞれ被せることができ、屋外用軸状部品の組立作業をより容易にできる。
一方の被覆材の長手方向に端部に他方の被覆材の長手方向の端部を係合する際に、それぞれ凸部と凹部を形成して係合すれば、カバー部材を簡単に形成することができるので、屋外用軸状部品の組立作業がより一層容易に行える。
その上、一方の被覆材の凸部に固定されている取付部材を他方の被覆材の凹部によって被覆するので、屋外用軸状部品の外観が容易に向上されるようになる。
木粉に少量の酸化チタンを含有させるので、カバー部材の仕上げ面が天然の木目模様により酷似したものとなる。
また、酸化チタンの含有により、カバー部材の仕上げ面は繊毛が少なく、粒状となるため、その仕上げ面に木粉による毛羽立ちを生じたりすることがなく、カバー部材の仕上げ面が滑らかに仕上げられて使い心地が一層向上する。
【0009】
さらに、金属補強材63を断面中空状に形成することが望ましい。
金属補強材を断面中空状に形成すれば、必要な剛性を確保しつつ、屋外用軸状部品の軽量化が行えるようになるので、組立作業がより一層容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るユニット式建物1を示す斜視図である。
このユニット式建物1の本体は、基礎2上に載せられた1階用建物ユニット3と、1階用建物ユニット3上に載せられた2階用建物ユニット4とを含んで構成され、複数の2階用建物ユニット4のうちの角部分の建物ユニット4の側面にバルコニユニット5が張り出し状態に取り付けられている。
そして、バルコニユニット5の上方には、その上縁部5Aから2階用建物ユニット4の側面にかけて、パーゴラ6が形成されている。
パーゴラ6は、略L字形の屋外用軸状部品61が複数並列に設けられて形成されており、各屋外用軸状部品61には、図示しない蔦や藤等の灌木が巻き付けられる。
【0015】
図2にも示すように、屋外用軸状部品61は、断面略四角形状であり、かつ、棒状のカバー部材62と、このカバー部材62の内部にカバー部材62の長手方向に沿って設けられた金属補強材63とで形成されている。
さらに、金属補強材63は、鉄や鋼等で断面中空状に形成されている。
【0016】
カバー部材62は、断面コ字形の2つの被覆材62A、62Bから形成されている。
各被覆材62A、62Bは、それぞれ押し出し成形で形成された木目模様を有する樹脂成形品であり、重合度1000程度で有色顔料が含まれた塩化ビニル樹脂等の押し出し成形性に優れた熱可塑性樹脂と微粒子の木粉とを主材にした組成物から構成され、この組成物中には、少量の酸化チタンが含有されている。
【0017】
2つの被覆材62A、62Bは、それぞれカバー部材62の外装を形成する外装部81と、カバー部材62の剛性を高めるための補強部82とから形成されるとともに、この2つの被覆材62A、62Bのうちの一方の被覆材62Aの長手方向に沿った端部には、外面に向かって突出され、かつ、後述するビスを保持する凸部83が形成され、他方の被覆材62Bの長手方向に沿った端部には、前記凸部83に係合可能な凹部84が形成されている。
【0018】
そして、一方の被覆材62Aは、その端部に形成された凸部83に取付部材であるビス100等が打ち込まれて、金属補強材63に固定されている。
、さらに、他方の被覆材62Bの凹部84が一方の被覆材62Aの凸部83に係合されている。この際、各係合部分には、複数の溝が形成されており、各溝が噛み合うことによって外れにくくなっている。
その上、被覆材62A、62Bの端部同士が係合し、ビス100が凹部84で覆われることによって、ビス100が外に露出されないようになっている。
また、他方の被覆材62Bの凹部84には、一方の被覆材62Aの外装部81に当接し、カバー部材62の内部への雨水等の浸入を防止する突起部85が形成されている。
【0019】
次に、屋外用軸状部品61の製造および組立方法について説明する。
まず、屋外用軸状部品61の製造方法としては、木材の加工工場等から生じる端材や鋸屑を集め、これらの端材等をボールミルによって細磨し、木粉微粒子(直径約60μm)を形成する。そして、木粉微粒子に少量の酸化チタンを添加し、混練することによって、木粉微粒子の周りに酸化チタンの微粒子がついた木粉微粒子担持体を形成する。
この後、木粉微粒子担持体と、塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂の微粒粉とを混練して混合ペレットを形成し、この混合ペレットを150度〜200度で加熱溶解して押し出し成形することにより、各カバー部材62の断面コ字形の被覆材62A、62Bを一体で成形する。
【0020】
そして、金属補強材63に2つの被覆材62A、62Bのうちの一方の被覆材62Aを被せるとともに、その長手方向に沿った端部に形成された凸部83を金属補強材63にビス100で固定する。
固定した後、他方の被覆材62Bを一方の被覆材62Aと対向する面に被せるとともに、他方の被覆材62Bの凹部84を一方の被覆材62Aの凸部83に係合する。
このようにして形成した屋外用軸状部品61を複数用いて、図1のようにパーゴラ6を形成する。
なお、カバー部材62および金属補強材63は、工場等で金属補強材63にカバー部材62を被せて屋外用軸状部品61を形成し、それを現場に輸送して建物に取り付けてもよいし、別々に現場に輸送して、建物に金属補強材63を取り付けてからカバー部材62を被せてもよく、実施に当たって適宜選択すればよい。
【0021】
このような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)カバー部材62が塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂と、微粒子の木粉とを主材とする組成物から構成されているので、カバー部材62の仕上げ面に手や身体が触れた際、木の風合いによる暖かな感触を得ることができ、このため、塗装等の仕上げ作業を行う必要がなく、その分屋外用軸状部品61の組立作業を容易にできる。
【0022】
(2)その上、カバー部材62の内部に金属補強材63を設けることによって、十分な強度を得ることができる。
さらに、金属補強材63はカバー部材62の内部に設けられているので、従来に比べて海が近い沿岸地域で用いても殆ど錆びることがなく、屋外用軸状部品61の耐候性を向上できる。
【0023】
(3)また、木粉微粒子に少量の酸化チタンが含有されているので、その表面は繊毛が少なく粒状となり、カバー部材62の仕上げ面に木粉による毛羽立ちを生じたりすることがなく、カバー部材62の仕上げ面を滑らかに仕上げることができ、使い心地を一層向上できる。
【0024】
(4)そして、重合度が高く(例えば1000程度)、有色顔料が含まれている塩化ビニル樹脂を用いることによって、押し出し成形時に塩化ビニル樹脂が十分融合せず、有色顔料による着色にむらが生じ、このむらによって、押し出し方向に筋状の濃淡が形成される。これにより、カバー部材62の表面を天然の木目に極めて近い木目模様にできる。この際、白色顔料である酸化チタンが有色顔料の表面にくるため、下の有色顔料がぼけて見えて色柄が不均一となるので、より本物の木目に近い模様にできる。
【0025】
(5)また、酸化チタンの含有により、木粉微粒子が酸化チタンに覆われた担持体が形成されるので、カバー部材62の製造工程において、木粉微粒子が繊維状ではなく粒状となり、繊維状の木粉微粒子を配合分散した際、その繊維状部分が絡み合って団子状、綿状になるのと異なり、個々が独立した状態で分散されるため、熱可塑性樹脂と木粉微粒子との混練時に混練状態を均一にでき、これにより、成形されて得られるカバー部材62についても十分に均一な材質とすることができ、経年等によりカバー部材62に反り等が発生することがない。
【0026】
(6)さらに、木粉が熱的、化学的に安定な酸化チタンを担持しているため、木粉にアルカリ処理等の化学処理を施すことなく、成形時における木粉の分解を抑制して成形性をより向上させることができる。
【0027】
(7)また、金属補強材63を断面中空状に形成することによって、必要な剛性を確保しつつ、屋外用軸状部品61の軽量化を行うことができるので、輸送や組立作業をより一層容易にできる。
【0028】
(8)さらに、カバー部材62を2つの被覆材62A、62Bで形成することによって、金属補強材63に断面コ字形の被覆材62A、62Bを金属補強材63の対向する面にそれぞれ被せていけばよいので、屋外用軸状部品61の組立作業をより容易に行うことができる。
【0029】
(9)さらに、一方の被覆材62Aの長手方向に沿った端部に他方の被覆材62Bの長手方向に沿った端部を係合することによって、一方の被覆材62Aを金属補強材63に取り付けるビス100を外側から見えなくできるので、屋外用軸状部品61の外観を向上できる。
その上、一方の被覆材62Aに他方の被覆材62Bを係合するだけで、金属補強材63にカバー部材62が取り付けられるので、この点からも屋外用軸状部品61の組立作業を容易にできる。
【0030】
(10)また、凸部83と凹部84とが溝を噛み合わせて2箇所で係合されているので、カバー部材62内への雨水等の浸入を容易に防止することができ、カバー部材62の防水性能を向上できる。
その上、凹部84に突起部85を形成することによって、カバー部材62内への雨水等の浸入をより一層確実に防止することができ、カバー部材62の防水性能をより一層向上できる。
【0031】
図3には、参考例の建物の窓101部分が示されている。
なお、前記実施形態と同一もしくは相当構成品には同じ符号を付し、説明を省略もしくは簡略する。
本参考例は、本発明の屋外用軸状部品を面格子7として用いたものである。詳しくは、図3に示すように、窓101の外側には、窓101の上下位置に平行に掛け渡されたフレーム102が配置されている。
そして、フレーム102には、屋外用軸状部品71がその長手方向が垂直方向となる向きに配置され、かつ、窓101の表面に沿った水平方向に等間隔に複数取り付けられ、窓101からの人の侵入等を防ぐための防犯を目的とする面格子7が形成されている。
また、図4に示すように、屋外用軸状部品71は、断面略四角形状であり、かつ、四角筒状のカバー部材72と、このカバー部材72の内部にカバー部材72の長手方向に沿って設けられた金属補強材73とで形成されている。
カバー部材72は、外装を形成する外装部72Aと、カバー部材72の剛性を高めるための補強部72Bとから断面中空筒状に一体成形で形成されている。
このような屋外用軸状部品71は、窓101の上下位置に平行に掛け渡されたフレーム102にビス100等で取り付けられている。
【0032】
本参考例によれば、前記実施形態の(1)〜(7)と同一の効果が得られる上、次のような効果が得られる。
カバー部材72を断面中空筒状に一体成形することによって、その内部に金属補強材73を押し込むだけで屋外用軸状部品71を形成することができるので、特に比較的短い直線状の屋外用軸状部品71であれば、その組立作業を容易に行うことができる。
その上、カバー部材72が一体成形されていることによって、カバー部材72の接合部分が無くなるため、その内部に雨水等が入ることがないので、例えば海が近い沿岸地域で屋外用軸状部品71を用いても、内部に設けた金属補強材73が海側から吹き付ける風等によって錆びることがなく、耐候性がより一層優れた屋外用軸状部品71を形成することができる。
【0036】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、金属補強材63は断面中空状に形成されていたが、これに限らず、断面充実状に形成されていてもよい。但し、同じ剛性を得るのには、断面中空状の金属補強材63の方が軽量化できる点で好ましい。
【0037】
さらに、前記実施形態では、金属補強材63は、カバー部材62の内部に、その大きさに沿って1つ配置されていたが、これに限らず、例えば、複数の金属補強材をカバー部材の内部に配置してもよい。このような構造は、特に意匠上の要望で断面積の大きな屋外用軸状部品を形成する場合に適する。
【0038】
さらに、前記実施形態では、カバー部材62は、押し出し成形によって形成されていたが、これに限らず、例えば、熱可塑性樹脂としてポリプロピレン樹脂を用いた場合等には、射出成形によって形成してもよい。すなわち、成形方法等は、用いる熱可塑性樹脂の種類を勘案して任意に決めればよい。
【0040】
さらに、本発明の屋外用軸状部品61、71は、パーゴラ6や面格子7に限らず、例えば、玄関の引き戸等の格子として用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の屋外用軸状部品によれば、軟質または半硬質の熱可塑性樹脂および微粒子の木粉を主材とする組成物から構成された棒状のカバー部材と、前記カバー部材の長手方向に沿って内部に設けられた金属補強材とで形成されているので、塗装等の仕上げ作業を行う必要がなくて、屋外用軸状部品の組立作業を容易にでき、かつ十分な強度を得ることができ、屋外用軸状部品の耐候性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるユニット式建物を示す斜視図である。
【図2】 図1における屋外用軸状部品の断面図である。
【図3】 本発明の参考例における面格子が取り付けられた建物の窓部分を示す斜視図である。
【図4】 図3における一体成形されたカバー部材を用いた屋外用軸状部品を示す断面図である。
【符号の説明】
6 パーゴラ
7 面格子
61、71 屋外用軸状部品
62、72 カバー部材
62A、62B 被覆材
63、73 金属補強材
83 凸部
84 凹部
Claims (2)
- 軟質または半硬質の熱可塑性樹脂、および少量の酸化チタンが含有されている微粒子の木粉を主材とする組成物から構成された棒状のカバー部材と、前記カバー部材の内部に前記カバー部材の長手方向に沿って設けられた金属補強材とで形成され、
前記カバー部材は、断面コ字形の2つの被覆材から形成され、
この2つの被覆材は、それぞれ前記カバー部材の外装を形成する外装部と、前記金属補強材に直接接するように前記外装部に複数突設されて前記カバー部材の剛性を高める補強部とを備え、
前記2つの被覆材のうちの一方の被覆材は、その長手方向に沿った端部に形成された凸部が取付部材によって前記金属補強材に固定されて前記金属補強材に取り付けられ、
他方の被覆材は、その長手方向に沿った端部に形成された凹部が前記取付部材を被覆するように前記凸部に係合されて前記金属補強材に取り付けられ、
前記凹部は、前記一方の被覆材の外装部に当接して一方の被覆材との隙間を塞ぐ突起部を備えていることを特徴とする屋外用軸状部品。 - 請求項1に記載の屋外用軸状部品において、前記金属補強材は、断面中空状に形成されていることを特徴とする屋外用軸状部品。
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