JP3910815B2 - 光ユニット - Google Patents

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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ユニットに係り、特に、光電変換モジュール及び光コネクタ用アダプタを備えた光ユニットに関する。
【0002】
光ユニットはシェルフに挿入されて実装されて且つ外線である光ファイバケーブルの端の光コネクタが光コネクタ用アダプタに接続された状態で使用される。
【0003】
光ユニット内の半導体装置の性能の向上に伴ない、一つの光ユニットが情報を処理する速度が高速となってきている。例えば、従来の1.2Gbpsからその倍の2.4Gbpsとなる。
【0004】
光ユニットの情報を処理する速度が速くなると、一つの光ユニットが扱うことができるチャンネル数が増える。よって、光ユニットは、光コネクタ用アダプタの数を増やして光コネクタ用アダプタに接続される光コネクタの数を増やすことが可能となる。
【0005】
【従来の技術】
図1(A),(B)は従来の光ユニット10を示す。光ユニット10は、1CHの光ユニットであり、前面側に、光コネクタ用アダプタ11、12を有し、内部に、光電変換モジュール13,14、信号処理用の半導体装置15、光ファイバ16,17等を有し、後端にコネクタ18を有する構成である。光ファイバ16,17は、一端が光電変換モジュール13,14に固定されており、途中の部分がリールに巻かれており、他端の光コネクタ20,21が光コネクタ用アダプタ11、12の上側の接続口に挿入されて接続してある。
【0006】
光ユニット10は、シェルフ30内に挿入され、コネクタ18をバックワイヤリングボート31上のコネクタ32と接続されて、プラグイン実装されている。
【0007】
外線である光ファイバケーブル40、41の端の光コネクタ42,43が光コネクタ用アダプタ11、12の下側の接続口に挿入されて接続してある。これによって、光ファイバ16,17と光ファイバケーブル40、41とが接続されている。
【0008】
光コネクタ用アダプタ11、12は、上側を軸50に支持されている一つのアーム状のアダプタ取付け部材51の下側の部分に取り付けられている。
【0009】
通常は、図1(A)に示すように、アダプタ取付け部材51は垂直の回動位置にあり、光コネクタ用アダプタ11、12及びアダプタ取付け部材51は、光ユニット10の前面側の狭い空間53内に収まっている。
【0010】
光ファイバケーブル40.41の端の光コネクタ42,43を光コネクタ用アダプタ11、12へ接続したり引き抜く作業を行う場合には、図1(B)に示すように、作業者は手の指でアダプタ取付け部材51を手前(Y2方向)に引いて回動させ光コネクタ用アダプタ11、12を空間53の外に引き出す。この状態で、上記の作業を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
二つのアダプタ11、12は一体的に光ユニット10の外側に引き出されるものであるため、光ユニット10の外部においても、光コネクタ用アダプタ11、12の間の間隔aは狭い状態のままである。
【0012】
このため、光コネクタ42,43を、光コネクタ用アダプタ11、12にロックするレバーを有する構成としたとしても、ロックレバーを操作することが困難である。よって、光コネクタ42,43は光コネクタ用アダプタ11、12にきつく挿入されて、摩擦力によって接続状態が維持されている。このため、強い引っ張り力が作用された場合には外れてしまう虞れがあり、光コネクタ42,43の光コネクタ用アダプタ11、12への接続の信頼性の点で問題があった。
【0013】
ロック機構を設けるには、アダプタ11とアダプタ12の間の間隔aを、作業者の手の指が入る程度にまで広くする必要がある。このようにすると、空間53をY1−Y2方向に相当に広くする必要があり、これによって、光ユニット10はY1−Y2方向の寸法が長くなってしまい、小型化に反し、問題である。
【0014】
この問題は、光コネクタ用アダプタの数を増やした場合に顕著となる。よって、隣り合う光コネクタ用アダプタの間の間隔を広げることは、半導体装置が情報を処理する速度が速くなって、一つの光ユニットが扱えるチャンネル数を増やした場合には、現実問題として不可能となる。
【0015】
そこで、本発明は、上記課題を解決した光ユニットを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、光電変換モジュールを備え、且つ、両側に光コネクタ挿入口を有する光コネクタ用アダプタを備え、該光電変換モジュールから延びている光ファイバの端の光コネクタが上記光コネクタ用アダプタの一側の光コネクタ挿入口に接続されており、他側の光コネクタ挿入口に、外部からの光ファイバの端の光コネクタが接続される構成の光ユニットにおいて、
夫々の下端側に光コネクタ用アダプタが取り付けてある複数のアダプタ支持部材を、その上側を回動可能に支持して一つの共通の回動面内で独立に回動するように設けてなり、
各アダプタ支持部材に取り付けてある光コネクタ用アダプタが前記の共通の回動面内で隣接した状態とされて、光ユニットの内部に収容されており、
該複数のアダプタ支持部材が個々に回動されて、上記光コネクタ用アダプタが光ユニットの外に出され、且つ、隣り合う光コネクタ用アダプタの間が前記光ユニットから引き出される方向にひらいて空間が形成される構成としたものである。
【0017】
複数のアダプタ支持部材が、独立に回動されることによって隣り合う光コネクタ用アダプタの間に指先が入る作業空間を形成することが出来る。よって、ロックレバーを備えた光コネクタを使用することが可能となり、光コネクタの接続の信頼性を向上させることが出来る。
【0018】
請求項2の発明は、請求項1記載の光ユニットにおいて、
複数のアダプタ支持部材のうち一つのアダプタ支持部材のその光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す回動に連動して別のアダプタ支持部材の光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す方向に回動させる連動機構を更に有する構成としたこと構成としたものである。
【0019】
一つのアダプタ支持部材を回動させるとこれに連動して別のアダプタ支持部材も回動されるため、別のアダプタ支持部材は光ユニットの奥から光ユニットの外部の近くまで移動してきており、この別のアダプタ支持部材を光ユニットの外部に引き出す操作がし易くなる。
【0020】
請求項3の発明は、請求項2記載の光ユニットにおいて、
該連動機構は、複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタを支持するアダプタ支持部材に形成してある係止片よりなり、
該アダプタ支持部材が所定角度回動したときに、上記係止片が残りの全部のアダプタ支持部材を係止して回動を開始させる構成としたものである。
【0021】
連動機構が簡単な構成となる。
【0022】
請求項4の発明は、請求項1記載の光ユニットにおいて、
複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタは、前記光ユニットのうち前記複数のアダプタ支持部材が収容してある空間の天板部に当たって所定以上に回動されることを制限するストッパを有する構成としたものである。
【0023】
漏れ出したレーザ光の進む方向は下方となり、水平方向及び上方とはならず、操作者の目に入ることが起きないようになり、操作者の目が保護される。
【0024】
請求項5の発明は、請求項1記載の光ユニットにおいて、
複数のアダプタ支持部材は、フランジ付き軸部材とEワッシャによって独立に回動可能に支持されて光コネクタ用アダプタ組立体を構成しており、
該光コネクタ用アダプタ組立体が、その軸部材をこれを貫通するボルト部材によって上記光ユニットに支持されて取り付けてある構成としたものである。
【0025】
アダプタ支持部材をひとつひとつ光ユニットに取り付ける場合に比べて、組立て作業が容易となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の一実施例になる光ユニット60を示す。光ユニット60は、図3に示すように縦向きでシェルフ61内に挿入され、コネクタ62をバックワイヤリングボート63上のコネクタ64と接続されてプラグイン実装されて、通信装置65を構築する。
【0027】
光ユニット60は、4CHの光ユニットであり、フロント部材70と、Y2側をフロント部材70に固定してあるプリント基板71と、プリント基板71を囲むケース72とを有する。
【0028】
フロント部材70にはカードレバー73,74が取り付けてある。フロント部材70は、略箱形状であり、X1側の壁77とX2側の壁78との間に、Y2側が開口である空間75を有する。この空間75内には、本発明の要部をなす光コネクタ用アダプタ組立体76が取り付けてある。
【0029】
プリント基板64上には、第1CH用の光電変換モジュール80,81、第2CH用の光電変換モジュール82,83、第3CH用の光電変換モジュール84,85、第4CH用の光電変換モジュール86,87、及び半導体装置88が実装してある。
【0030】
各光電変換モジュール80〜87から伸びている光ファイバ90〜97は、リール98に適宜巻かれ、リール98から離れて、フロント部材70内に出て、光コネクタ用アダプタ組立体76に接続してある。
【0031】
次に、光コネクタ用アダプタ組立体76について説明する。
【0032】
光コネクタ用アダプタ組立体76は、図4(A)、(B)、図5、図6、図7に示すように、第1のアダプタ支持部材91と、第2のアダプタ支持部材92と、第3のアダプタ支持部材93と、第4のアダプタ支持部材94とが、第1のアダプタ支持部材91の内側に第2のアダプタ支持部材92、その内側に第3のアダプタ支持部材93、その内側に第4のアダプタ支持部材94が位置して重なるように組合わされ、フランジ付き軸部材95,96とEワッシャ97,98とによって連結されており、且つ、各アダプタ支持部材91〜94に光コネクタ用アダプタ101〜104が取り付けてある構成である。この光コネクタ用アダプタ組立体76が、図7及び図8に示すように、フランジ付き軸部材95,96の個所をボルト部材110,111によって、フロント部材70に取り付けられている。なお、第1乃至第4のアダプタ支持部材91〜94は、共に、プレスで所定形状に打ち抜かれた厚さがt1である金属板部材を、曲げ、適宜スポット溶接して製造したものであり、板金部材である。
【0033】
第1のアダプタ支持部材91は、図6及び図9(A),(B)に示すように、Y2方向に延びたクランク形状を有して対向する二つのアーム部91a,91bと、アーム部91a,91bの下端の四角枠形のアダプタ取り付け部91cとを有する。
【0034】
第2のアダプタ支持部材92は、図6及び図10(A),(B)に示すように、Y2方向に延びたクランク形状を有して対向する二つのアーム部92a,92bと、アーム部92a,92bの下端の四角枠形のアダプタ取り付け部92cとを有する。
【0035】
第3のアダプタ支持部材93は、図6及び図11(A),(B)に示すように、対向する二つの直線状のアーム部93a,93bと、アーム部93a,93bの下端の四角枠形のアダプタ取り付け部93cとを有する。
【0036】
第4のアダプタ支持部材94は、図6及び図12(A),(B)に示すように、Y1方向に延びたクランク形状を有して対向する二つのアーム部94a,94bと、アーム部94a,94bの下端のアダプタ取り付け部94cとを有する。アダプタ取り付け部94cは、四角枠を半分に切断して得られた形状を有する。
【0037】
第1乃至第4のアダプタ支持部材91〜94のアーム部91a〜94bは、途中に、段差部91d〜94d、91e〜94eを有する。段差部91d〜94d、91e〜94eはX1−X2方向上左右対称である。段差部91d〜94d、91e〜94eの段差寸法A1〜A2は、アーム部の厚さt1の寸法だけ順に大きくなっており、A1<A2<A3<A4の関係にある。これによって、アーム部91a,91bの内側にアーム部92a,92bが位置し、この内側にアーム部93a,93bが位置し、この内側にアーム部94a,94bが位置して、アーム部91a〜94aが重なり合い、アーム部91b〜94bが重なり合う関係となっている。なお、段差部91dの段差寸法A1は後述するフランジ部95bの厚さt2に対応している。
【0038】
アーム部91a〜94aは、図7及び図8に示すように、フランジ付き軸部材95とEワッシャ97とによって支持されている。フランジ付き軸部材95は、図8に示すように、軸部95aと、一端のフランジ部95bと、軸部95aの端側に形成してある溝95cと、軸部95aを貫通する雌ねじ部95dと、軸部95aの端側に切削除去して形成してある平坦面部95eとを有する。軸部95aが孔91f〜94fを貫通しており、Eワッシャ97は溝95cに嵌着してある。よって、アーム部91a〜94aは、フランジ部95bとEワッシャ97との間に挟まれて軸部95aに支持されている。
【0039】
アーム部91b〜94bも、上記と同じく、上側の孔91g〜94gを、フランジ付き軸部材96とEワッシャ98とによって支持されている。フランジ付き軸部材96は上記のフランジ付き軸部材95と同じ形状であり、平坦面部を有する。
【0040】
孔91f〜93f、91g〜93gは円であり、よって、第1、第2,第3のアダプタ支持部材91、92、93は、フランジ付き軸部材95、96に対して独立に回動が可能である。しかし、孔94f,94gは、蒲鉾形状であり、弦部94f1,94g1を有し、弦部94f1,94g1が軸部95aの平坦面部95eと当たっており、第4のアダプタ支持部材94とフランジ付き軸部材95、96との間では回動が拘束されている。
【0041】
第1のアダプタ支持部材91のアーム部91aの上端には、ストッパ91hが形成してある。アーム部91a、91bのY1側には、係止片91i、91jがアダプタ支持部材91の内側に折り曲げられて形成してある。第4のアダプタ支持部材94のアーム部94a、94bは、梁部94hで連結されている。
【0042】
第1乃至第4のアダプタ支持部材91〜94のアダプタ取り付け部91c〜94cは、光コネクタ用アダプタが丁度収まる大きさのであり、X1−X2方向の寸法が同じである。アダプタ取り付け部91c〜93cは、Y1−Y2方向の寸法も同じである。アーム部91a〜94a及びアーム部91b〜94bが共に重なり合う関係となっているため、第1乃至第4のアダプタ支持部材91〜94のアダプタ取り付け部91c〜94cは、図4(B)に示すように、Y1−Y2方向上、に密接して並んでいる。
【0043】
アダプタ取り付け部91c、92c、93cは、四角枠形であり、下面のX1及びX2側に、内側に折り曲げられている係止片91c1〜93c2を有する。
【0044】
Y1側に位置するアダプタ取り付け部94cは、四角枠を半分に切った形状であり、下面のX1及びX2側に、内側に折り曲げられている係止片94c1、94c2を有し、且つ、下面のうちY1側のX1及びX2側に、Z2方向に折り曲げられている係止片94c3、94c4を有する。
【0045】
Y2側のアダプタ取り付け部91cには、作業者の目を保護するためのタグ99が付けてある
次に光コネクタ用アダプタ101及び光コネクタ140について、図13、図14及び図15を参照して説明する。
【0046】
光コネクタ用アダプタ101は、LCアダプタであり、直方体形状のハウジング120の周囲にU字形状の板ばね部材130が嵌合して取り付けてある構成である。
【0047】
ハウジング120には、Z2側とZ1側とに、X1−X2方向に並んで、光コネクタ挿入口121,122及び123,124が形成してある。光コネクタ挿入口121と123、及び光コネクタ挿入口122と124は、Z1−Z2方向上整列しており、中央部には、割りスリーブ127が設けてある。
【0048】
各光コネクタ挿入口121〜124は、係止部121a〜124aを有する。
【0049】
ハウジング120のX1側の面及びX2側の面には、中央部に、リブ125,126を有する。
【0050】
U字形状の板ばね部材130は、ハウジング120のうちリブ125,126よりZ1側の個所に設けてあり、X1側の面及びX2側の側に斜めに突き出すプレート131,132を有する。
【0051】
他の光コネクタ用アダプタ102,103,104も、上記の光コネクタ用アダプタ101と同じ構成である。
【0052】
光コネクタ用アダプタ101は、図6に示すように、第1のアダプタ支持部材91のアダプタ取り付け部91cに下方から挿入させることに取り付けられる。プレート131,132はアダプタ取り付け部91c内に入るときにすぼまされ、アダプタ取り付け部91c内に入ると、復元して開く。光コネクタ用アダプタ101は、図4(A)中、拡大して示すように、プレート131,132とリブ125,126とが係止片91c1、91c2を挟んだ状態で、アダプタ取り付け部91cに取り付けられている。
【0053】
光コネクタ用アダプタ102,103は、上記のアダプタ101と同様にアダプタ取り付け部92c、93cに取り付けられている。
【0054】
光コネクタ用アダプタ104は、図4(B)中、拡大して示すように、プレート131,132とリブ125,126とが係止片91c1、91c2を挟み、且つ、リブ125,126の端が係止片94c3、94c4に係止された状態で、アダプタ取り付け部92c、93cに取り付けられている。
【0055】
以上が光コネクタ用アダプタ組立体76の構成である。
【0056】
また、図13及び図15に示すように、 光コネクタ140は、LCコネクタであり、図3に併せて示すように、光ファイバケーブル160の端に接続されており、合成樹脂製の本体141の先端にフェルール142が突き出して設けてある。本体141の内部には、フェルール142を前方に押すコイルスプリング143が組み込まれている。光コネクタ140には、ロックレバー144が本体141と一体に形成してある。
【0057】
この光コネクタ用アダプタ組立体76は、図2、図5及び図7に示すように、フロント部材70の空間75内に入れられ、ボルト部材110をフロント部材70のX1側から壁77の円形孔77aを通して軸部材95の雌ねじ部95dにねじ込んで、且つ、ボルト部材111をX2側から壁78の円形孔78aを通して軸部材96の雌ねじ部にねじ込むことによって、フロント部材70の空間75内に取り付けられている。
【0058】
作業者がボルト部材110、111をねじ込むときに、軸部材95、96は回転しないため、軸部材95、96を指先等で押えて空回りしないようにすることは必要ではなく、よって、ボルト部材110、111を締める作業はし易い。
【0059】
ボルト部材110、111は、円柱形状の頭部110a,111aを有し、この頭部110a,111aの端面にねじ締めのための六角穴110b,111bが形成してある。頭部110a,111aは、夫々円形孔77a,78a内に回動可能に嵌合してある。
【0060】
次に、光コネクタ用アダプタ組立体76がどのように動くかについて説明する。
【0061】
操作前では、光コネクタ用アダプタ組立体76は、図2、図4、図5に示すように、ボルト部材110、111によって壁77、78の円形孔77a、78aに支持されて吊り下がった状態にあり、アダプタ101、102,103、104はY1−Y2方向に密接して並んでおり、空間75内に収まっている。
【0062】
第2、第3及び第4のアダプタ支持部材92、93,94のアーム部92a〜94bのY1側の端はそろっている。係止片91i、91jはアーム部92a等のY1側の端よりY1方向に寸法B離れた位置に位置している。
【0063】
操作者が指先で第1のアダプタ支持部材91を引っ掛けてY2方向に引く操作をすると、第1のアダプタ支持部材91は時計方向に回動され、空間75からY2方向に引き出される。
【0064】
第1のアダプタ支持部材91は、図16(A)で示すように、ストッパ91hが空間75の天板部79に当たった位置まで回動される。このときの第1のアダプタ支持部材91の回動角度αが最大引き出し角度であり、約45度である。第1のアダプタ支持部材91は角度α以上には回動しないようになっている。操作者がレーザ光で目を傷めることが起きないようにするためである。
【0065】
第1のアダプタ支持部材91が時計方向に途中まで回動されると、係止片91i、91jが第2、第3及び第4のアダプタ支持部材92、93,94のアーム部92a〜94bを係止し、以後は、第2、第3及び第4のアダプタ支持部材92、93,94が第1のアダプタ支持部材91に追従して時計方向に回動され、空間75からY2方向に引き出される。
【0066】
ここで、第1のアダプタ支持部材91のアダプタ101と第2のアダプタ支持部材92のアダプタ102との間には、空間200が存在している。空間200の寸法Cは、上記の寸法Bによって決まる寸法であり、手の指210が入る寸法である。
【0067】
図16(A)に示す状態で操作者が指先で第2のアダプタ支持部材92を引っ掛けてY2方向に引く操作をすると、第2のアダプタ支持部材92が単独で時計方向に回動され、図16(B)に示す状態となり、アダプタ102とアダプタ103との間に、寸法Cの空間201が形成される。ここで、第2のアダプタ支持部材92は空間75から出た位置に位置しており、指先で引っ掛けるのはし易い。
【0068】
図16(B)に示す状態で操作者が指先で第3のアダプタ支持部材93を引っ掛けてY2方向に引く操作をすると、第3のアダプタ支持部材93が単独で時計方向に回動され、図16(C)に示す状態となり、アダプタ103とアダプタ104との間に、寸法Cの空間202が形成される。ここで、第3のアダプタ支持部材93の下端は空間75から出た位置に位置しており、指先で引っ掛けるのはし易い。
【0069】
図16(C)に示す状態で第4のアダプタ支持部材94を引っ掛けてY2方向に引く操作をすると、第4のアダプタ支持部材94は時計方向に回動され、図16(C)中、二点鎖線で示すようになる。このときは、第4のアダプタ支持部材94はボルト部材110、111と共に回動される。ここで、第4のアダプタ支持部材94の下端は空間75の出口に位置しており、指先で引っ掛けるのはし易い。
【0070】
指を離すと、第1乃至第4のアダプタ支持部材91〜94は重力でもって反時計方向に回動され、図2、図4、図5に示す元の状態となる。
【0071】
ここで、第2、第3及び第4のアダプタ支持部材92、93,94が第1のアダプタ支持部材91に追従しない構成とすることも考えられる。この構成では、第1のアダプタ支持部材91を引き出した状態で、第2、第3及び第4のアダプタ支持部材92、93,94は図4(B)の垂直の状態に留まり、空間75内に位置している。よって、第2のアダプタ支持部材92を引っ掛けて引き出す操作がし難くなる。第3及び第4のアダプタ支持部材93,94は、空間75内の奥に位置しており、指が更に届き難くなる。よって、第2、第3及び第4のアダプタ支持部材92、93,94が第1のアダプタ支持部材91に追従しない構成に比べて、本実施例の追従する構成は操作がし易い。
【0072】
次に、光コネクタ用アダプタ組立体76への光コネクタ140の接続操作について説明する。
【0073】
外線である光ファイバーケーブル160の先端の光コネクタ140のアダプタ102への接続は、光コネクタ用アダプタ組立体76を図16(B)に示す状態とし、図17に示すように手の指210を空間201に入れて、光コネクタ140をアダプタ102に差し込むことによってなされる。また、光コネクタ140をアダプタ102から引き抜くときのロックレバー144を押してロックを解除する操作は、光コネクタ用アダプタ組立体76を図16(B)に示す状態とし、図17に示すように手の指210を空間201に入れて、ロックレバー144をY2方向に押すことによってなされる。
【0074】
光コネクタ140をアダプタ101へ接続する操作、及び光コネクタ140をアダプタ101から引き抜くときのロックを解除する操作は、光コネクタ用アダプタ組立体76を、図16(A)に示す状態とし、手の指を空間200に入れてなされる。
【0075】
光コネクタ140をアダプタ102へ接続する操作、及び光コネクタ140をアダプタ102から引き抜くときのロックを解除する操作は、光コネクタ用アダプタ組立体76を、図16(C)に示す状態とし、手の指を空間202に入れてなされる。
【0076】
光コネクタ140をアダプタ103へ接続する操作、及び光コネクタ140をアダプタ103から引き抜くときのロックを解除する操作は、光コネクタ用アダプタ組立体76を、図16(C)に示す状態とし、手の指を空間202に入れてなされる。
【0077】
光コネクタ140をアダプタ104へ接続する操作、及び光コネクタ140をアダプタ104から引き抜くときのロックを解除する操作は、光コネクタ用アダプタ組立体76を、図16(C)中、二点鎖線で示す状態として、手の指をアダプタ104のY1側の空間に入れてなされる。
【0078】
なお、ケース72内からフロント部材70内に出ている光ファイバ90〜97の先端の光コネクタ140のアダプタ101〜104の上部へ接続する操作、及びロックレバー144を押して引き抜く操作も、光コネクタ用アダプタ組立体76を適宜図16(A)、(B)、(C)に示す状態として行われる。
【0079】
ここで、図7に示すように、光コネクタ用アダプタ組立体76がフロント部材70に取り付けられている状態で、ボルト部材110、111の間は空間220となっている。よって、フロント部材70の内部における光ファイバ90〜97は、軸等に邪魔されないで、無用に湾曲されないで形成される。また、上記の光ファイバ90〜97の先端の光コネクタ140のアダプタ101〜104の上部へ接続する作業もしやすくなる。
(付記1) 光電変換モジュールを備え、且つ、両側に光コネクタ挿入口を有する光コネクタ用アダプタを備え、該光電変換モジュールから延びている光ファイバの端の光コネクタが上記光コネクタ用アダプタの一側の光コネクタ挿入口に接続されており、他側の光コネクタ挿入口に、外部からの光ファイバの端の光コネクタが接続される構成の光ユニットにおいて、
夫々の下端側に光コネクタ用アダプタが取り付けてある複数のアダプタ支持部材を、その上側を回動可能に支持して設けてなり、
各アダプタ支持部材に取り付けてある光コネクタ用アダプタが隣接した状態とされて、光ユニットの内部に収容されており、
該複数のアダプタ支持部材が個々に回動されて、上記光コネクタ用アダプタが光ユニットの外に出され、且つ、隣り合う光コネクタ用アダプタの間がひらいて空間が形成される構成としたことを特徴とする光ユニット。
(付記2) 付記1記載の光ユニットにおいて、
複数のアダプタ支持部材のうち一つのアダプタ支持部材のその光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す回動に連動して別のアダプタ支持部材を光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す方向に回動させる連動機構を更に有する構成としたこと構成としたことを特徴とする光ユニット。
(付記3) 付記2記載の光ユニットにおいて、
該連動機構は、複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタを支持するアダプタ支持部材に形成してある係止片よりなり、
該アダプタ支持部材が所定角度回動したときに、上記係止片が残りの全部のアダプタ支持部材を係止して回動を開始させる構成としたことを特徴とする光ユニット。(3)
(付記4) 付記1記載の光ユニットにおいて、
複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタは、所定以上に回動されることを制限するストッパを有する構成としたことを特徴とする光ユニット。
(付記5) 付記1記載の光ユニットにおいて、
複数のアダプタ支持部材は、軸部材によって独立に回動可能に支持されて光コネクタ用アダプタ組立体を構成しており、
該光コネクタ用アダプタ組立体が、その軸部材を上記光ユニットに支持されて取り付けてある構成としたことを特徴とする光ユニット。
(付記6) 付記1記載の光ユニットにおいて、
アダプタ支持部材は、下端に光コネクタ用アダプタが取り付けられたアダプタ取付け部を有し、且つ、このアダプタ取付け部の両側から上方に延びる左右の腕部を有する構成であり、
左の腕部を独立に回動可能に支持する左側軸部材と、右の腕部を独立に回動可能に支持する右側軸部材とを有し、
且つ、左側軸部材と右側軸部材とが上記光ユニットに別々に支持されている構成とした構成としたことを特徴とする光ユニット。
(付記7) 付記6記載の光ユニットにおいて、
上記左側軸部材と右側軸部材とは、中心に雌ねじ部を有する構成であり、
頭部が円柱形であり、上記左側軸部材の雌ねじ部にねじ込んである左側ボルトと、
頭部が円柱形であり、上記右側軸部材の雌ねじ部にねじ込んである右側ボルトとを更に有し、
上記左側ボルトの頭部及び右側ボルトの頭部が、夫々光ユニットの孔に回動可能に嵌合している構成としたことを特徴とする光ユニット。
(付記8) 付記6記載の光ユニットにおいて、
各アダプタ支持部材の左右の腕部は、途中に段差寸法の異なる段差部を有し、上記左の腕部同士及び右の腕部同士は重なり合っている構成としたことを特徴とする光ユニット。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明は、光電変換モジュールから延びている光ファイバの端の光コネクタが光コネクタ用アダプタの一側の光コネクタ挿入口に接続されており、他側の光コネクタ挿入口に、外部からの光ファイバの端の光コネクタが接続される構成の光ユニットにおいて、夫々の下端側に光コネクタ用アダプタが取り付けてある複数のアダプタ支持部材を、その上側を回動可能に支持して一つの共通の回動面内で独立に回動するように設けてなり、各アダプタ支持部材に取り付けてある光コネクタ用アダプタが前記の共通の回動面内で隣接した状態とされて、光ユニットの内部に収容されており、該複数のアダプタ支持部材が個々に回動されて、上記光コネクタ用アダプタが光ユニットの外に出され、且つ、隣り合う光コネクタ用アダプタの間が前記光ユニットから引き出される方向にひらいて空間が形成される構成としたものであるため、複数の光コネクタ用アダプタを光ユニット内の狭い空間に収めることが出来、且つ、光ユニットの外に出された状態では、複数のアダプタ支持部材が、独立に回動されることによって隣り合う光コネクタ用アダプタの間に指先が入る作業空間を形成することが出来、よって、ロックレバーを備えた光コネクタを使用することが可能となり、光コネクタの接続の信頼性を向上させることが出来る。
【0081】
請求項2の発明は、請求項1記載の光ユニットにおいて、複数のアダプタ支持部材のうち一つのアダプタ支持部材のその光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す回動に連動して別のアダプタ支持部材の光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す方向に回動させる連動機構を更に有する構成としたこと構成としたものであるため、一つのアダプタ支持部材を回動させるとこれに連動して別のアダプタ支持部材も回動されて、光ユニットの奥から光ユニットの外部の近くまで移動してきており、この別のアダプタ支持部材を光ユニットの外部に引き出す操作がし易くなり、ひいては、ロックレバーを備えた光コネクタを接続する作業及びロックレバーを操作してロックを解除して光コネクタを引き抜く作業を容易に行うことが出来る。
【0082】
請求項3の発明は、請求項2記載の光ユニットにおいて、該連動機構は、複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタを支持するアダプタ支持部材に形成してある係止片よりなり、
該アダプタ支持部材が所定角度回動したときに、上記係止片が残りの全部のアダプタ支持部材を係止して回動を開始させる構成としたものであるため、連動機構を簡単な構成に出来る。
【0083】
請求項4の発明は、請求項1記載の光ユニットにおいて、複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタは、前記光ユニットのうち前記複数のアダプタ支持部材が収容してある空間の天板部に当たって所定以上に回動されることを制限するストッパを有する構成としたものであるため、光コネクタ用アダプタから外に漏れ出したレーザ光の進む方向は下方となり、水平方向及び上方とはならず、操作者の目に入ることが起きないようになり、操作者の目が保護される。
【0084】
請求項5の発明は、請求項1記載の光ユニットにおいて、複数のアダプタ支持部材は、フランジ付き軸部材とEワッシャによって独立に回動可能に支持されて光コネクタ用アダプタ組立体を構成しており、該光コネクタ用アダプタ組立体が、その軸部材をこれを貫通するボルト部材によって上記光ユニットに支持されて取り付けてある構成としたものであるため、アダプタ支持部材をひとつひとつ光ユニットに取り付ける場合に比べて、組立て作業を容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ユニットを示す図である。
【図2】本発明の一実施例になる光ユニットを一部切截して示す斜視図である。
【図3】図1の光ユニットが構成する通信装置の分解斜視図である。
【図4】光コネクタ用アダプタ組立体を示す図である。
【図5】光ユニットに取り付けられた光コネクタ用アダプタ組立体を示す図である。
【図6】図4の光コネクタ用アダプタ組立体の分解斜視図である。
【図7】光コネクタ用アダプタ組立体の支持部の構造を拡大して示す図である。
【図8】図7の支持部を分解して示す図である。
【図9】第1のアダプタ支持部材を示す図である。
【図10】第2のアダプタ支持部材を示す図である。
【図11】第3のアダプタ支持部材を示す図である。
【図12】第4のアダプタ支持部材を示す図である。
【図13】光コネクタ用アダプタと光コネクタとを対応させて示す図である。
【図14】光コネクタ用アダプタを示す図である。
【図15】光コネクタを示す図である。
【図16】光コネクタ用アダプタ組立体を操作したときの状態を示す図である。
【図17】光コネクタの接続作業及び引き抜き作業の状態を示す図である。
【符号の説明】
60 光ユニット
61 シェルフ
62 コネクタ
63 バックワイヤリングボート
65 通信装置
70 フロント部材
71 プリント基板
72 ケース
75 空間
76 光コネクタ用アダプタ組立体
80〜87 光電変換モジュール
88 半導体装置
90〜97 光ファイバ
91 第1のアダプタ支持部材
92 第2のアダプタ支持部材
93 第3のアダプタ支持部材
94 第4のアダプタ支持部材
95,96 フランジ付き軸部材
97,98 Eワッシャ
101〜104 光コネクタ用アダプタ
121〜124 光コネクタ挿入口
121a〜124a係止部
110,111 ボルト部材
140 光コネクタ
144 ロックレバー
200,201、202 空間
210 手の指

Claims (5)

  1. 光電変換モジュールを備え、且つ、両側に光コネクタ挿入口を有する光コネクタ用アダプタを備え、該光電変換モジュールから延びている光ファイバの端の光コネクタが上記光コネクタ用アダプタの一側の光コネクタ挿入口に接続されており、他側の光コネクタ挿入口に、外部からの光ファイバの端の光コネクタが接続される構成の光ユニットにおいて、
    夫々の下端側に光コネクタ用アダプタが取り付けてある複数のアダプタ支持部材を、その上側を回動可能に支持して一つの共通の回動面内で独立に回動するように設けてなり、
    各アダプタ支持部材に取り付けてある光コネクタ用アダプタが前記の共通の回動面内で隣接した状態とされて、光ユニットの内部に収容されており、
    該複数のアダプタ支持部材が個々に回動されて、上記光コネクタ用アダプタが光ユニットの外に出され、且つ、隣り合う光コネクタ用アダプタの間が前記光ユニットから引き出される方向にひらいて空間が形成される構成としたことを特徴とする光ユニット。
  2. 請求項1記載の光ユニットにおいて、
    複数のアダプタ支持部材のうち一つのアダプタ支持部材のその光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す回動に連動して別のアダプタ支持部材の光コネクタ用アダプタを光ユニットの外に出す方向に回動させる連動機構を更に有する構成としたこと構成としたことを特徴とする光ユニット。
  3. 請求項2記載の光ユニットにおいて、
    該連動機構は、複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタを支持するアダプタ支持部材に形成してある係止片よりなり、
    該アダプタ支持部材が所定角度回動したときに、上記係止片が残りの全部のアダプタ支持部材を係止して回動を開始させる構成としたことを特徴とする光ユニット。
  4. 請求項1記載の光ユニットにおいて、
    複数のアダプタ支持部材のうち光ユニットの外側に最も近い位置に位置する光コネクタ用アダプタは、前記光ユニットのうち前記複数のアダプタ支持部材が収容してある空間の天板部に当たって所定以上に回動されることを制限するストッパを有する構成としたことを特徴とする光ユニット。
  5. 請求項1記載の光ユニットにおいて、
    複数のアダプタ支持部材は、フランジ付き軸部材とEワッシャによって独立に回動可能に支持されて光コネクタ用アダプタ組立体を構成しており、
    該光コネクタ用アダプタ組立体が、その軸部材をこれを貫通するボルト部材によって上記光ユニットに支持されて取り付けてある構成としたことを特徴とする光ユニット。
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