JP3910461B2 - 放射線源分布画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体に含まれる放射線源から放射される放射線を検出し、前記放射線源の前記被検体における分布画像を形成する放射線源分布画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
核医学診断分野において、放射線被曝による被験者への影響が重要視されている。例えば、患部に放射線を照射することで癌治療を行う場合、患部に対する放射線の曝射量を正確に把握しなければならないことは当然であるが、その周辺の正常な組織に対する放射線の被曝量を把握することも重要である。また、原子力発電所等での事故によって放射線源を吸引したような場合においても、その被曝量を把握することが必要である。
【0003】
従来、このような曝射量あるいは被曝量の把握方法として、患部に投与される放射線源の量からシミュレーションによって推定する方法がある。しかしながら、シミュレーションでは、正確な曝射量あるいは被曝量を把握することができない。
【0004】
そこで、例えば、放射線源から放射されるガンマ線をNaI(Tl)シンチレータにより検出し、検出された情報に基づいて被検体内の放射線源の分布画像を構築するようにしたガンマカメラ装置(アンガーカメラ装置)が開発されている。
【0005】
ところで、従来のガンマカメラ装置は、被検体の断層画像を得るため、検出器を被検体の回りに回転させる構成となっており、装置が大型であるだけでなく、装置と一体化された専用寝台が必要であった。
【0006】
そこで、このようなガンマカメラ装置において、シンチレータの前面に所定の配列規則に従って多数の開口部を形成した、いわゆる、符号化開口板を配置し、この符号化開口板を介してシンチレータにより得られた情報に基づき、被検体における放射線源の3次元分布画像を構築できるように構成したガンマカメラ装置が提案されている(計測自動制御学会論文集 Vol.28, No.4, 426/432(1992)「M配列を用いた符号化開口放射型CT」、(社)計測自動制御学会計測部門第17回センシングフォーラム(2000)「符号化開口CTを用いた99mTc3次元分布再構成」参照)。
【0007】
この符号化開口板を用いたガンマカメラ装置によれば、検出器を被検体の回りに回転させることなく放射線源の分布画像を得ることができるため、装置の小型化を達成することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のガンマカメラ装置に代表される放射線源分布画像形成装置において、装置の一層の小型化を達成して占有スペースを少なくするとともに、被検体の放射線源分布画像を迅速に形成することができる放射線源分布画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明は、被検体に含まれる放射線源から放射される放射線を検出し、前記放射線源の前記被検体における分布画像を形成する放射線源分布画像形成装置において、
前記放射線を検出する複数の放射線検出素子を1次元配列してなるラインセンサと、
前記ラインセンサと前記被検体との間に配置され、複数の開口部が前記放射線検出素子の配列方向に所定の配列規則で配列される符号化開口板と、
前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を移動させる移動手段と、
前記放射線検出素子によって検出された前記放射線に基づき、前記放射線源の分布画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって形成された前記放射線源の分布画像を表示する表示手段と、
を備え、
前記移動手段は、前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を前記被検体に沿って第1方向に移動させる第1移動機構と、前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を前記被検体に沿って前記第1方向と直交する第2方向に移動させる第2移動機構と、複数の前記放射線検出素子の配列方向が前記第1方向または前記第2方向と直交するように前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を旋回させる旋回機構とを有し、
前記画像形成手段は、前記被検体を分割したn個の各ボクセルから一定時間内に放射される前記放射線のカウント数をS=(S1,S2,…,Sn)、m個の前記各放射線検出素子で一定時間内に検出される前記放射線のカウント数をP*=(P* 1,P* 2,…,P* m)、前記カウント数P*の期待値をP=(P1,P2,…,Pm)として、前記カウント数Sを観測する条件下でカウント数P*を得る条件付確率Prob(P*|S)を、
【数1】
Figure 0003910461
とし、前記条件付確率Prob(P*|S)が最大となる前記カウント数Sを算出して前記分布画像を形成することを特徴とする。
【0010】
この場合、1次元配列構成からなるラインセンサおよび符号化開口板を、移動手段によって被検体に沿って移動させることにより、放射線源の分布画像を得ることができる。当該装置は、被検体に沿って移動するだけの構成であるため、非稼動時において所望の場所に容易に収納することが可能である。
【0011】
また、例えば、M系列の配列規則からなる複数の開口部を有する符号化開口板をラインセンサと被検体との間に配置することにより、ラインセンサを被検体に対して回転させることなく、被検体における放射線源の分布画像を迅速に得ることができる。
【0012】
この符号化開口板をラインセンサに対して着脱自在に構成することにより、例えば、ラインセンサのみによって放射線源の所在領域を迅速に特定した後、符号化開口板を介して特定領域における放射線源の詳細な分布画像を得ることができる。
【0013】
なお、ラインセンサは、被検体に沿った第1方向と、第1方向に直交する第2方向とに移動可能とし、さらに、移動方向と直交する方向に放射線検出素子が配列されるように旋回可能とすることにより、ラインセンサの移動方向に対する放射線源の分布画像の精度を高めることが可能となる。
【0014】
また、ラインセンサを被検体に対して昇降可能とすることにより、ラインセンサと被検体との距離を一定に維持することができ、被検体の検出部位によらず同一の画像取得条件に従って放射線源分布画像を得ることができる。
【0015】
ラインセンサを構成する放射線検出素子としては、CdTeまたはCdZnTeからなる半導体検出素子を用いることにより、測定に要する時間を短縮し、放射線源の分布を高感度に得ることができるとともに、検出した放射線の強度から放射線源の同定を行うこともできる。
【0016】
なお、ラインセンサによって放射線源の分布画像を形成すると同時に、撮像部によって被検体の2次元画像を形成し、これらの画像を表示することにより、放射線源の分布を被検体の部位に関連付けて容易に把握することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本実施形態の放射線源分布画像形成装置10を示す。放射線源分布画像形成装置10は、床面12に敷設された平行な直線状の2本の溝14a、14bに収納されるガイドレール16a、16bと、ガイドレール16a、16bに沿って移動する放射線情報検出部18と、放射線情報検出部18によって検出された放射線情報から放射線分布画像を形成するパーソナルコンピュータ等の画像処理部20とから基本的に構成される。
【0018】
放射線情報検出部18は、各ガイドレール16a、16b上に配設される支柱22a、22bと、支柱22a、22bの上端部間に橋架される本体部24とを備える。この場合、支柱22a、22bと本体部24(移動手段)とで形成されるガイドレール16a、16b間の空間には、ストレッチャー26に載置された被検体28が配置される。
【0019】
支柱22a、22bの下端部には、放射線情報検出部18を矢印X方向に移動させるX方向移動モータ30a、30bが配設される。X方向移動モータ30a、30bには、図2および図3に示すように、チェーン32a〜32dを介して車輪34a〜34dが連結される。これらの車輪34a〜34dは、ガイドレール16a、16bに係合する。
【0020】
本体部24には、図3に示す矢印Y方向に延在するガイドレール36a、36bと、ガイドレール36a、36bと平行なラック38が配設される。ガイドレール36a、36bには、取付板40が係合する。取付板40の下面には、Y方向移動モータ42が装着されており、その回転軸に連結するピニオン44がラック38に噛合することで、取付板40が矢印Y方向に移動可能となる。
【0021】
取付板40の下面には、ブラケット46が図2に示すように垂架して配設され、このブラケット46に沿って矢印Z方向(鉛直方向)に延在するガイドレール48a、48bが配設される。ガイドレール48a、48bには、側部に矢印Z方向に延在するラック50を備えた取付板52(図3参照)が係合する。ブラケット46には、Z方向移動モータ54が装着されており、その回転軸に連結するピニオン56がラック50に噛合することで、取付板52が矢印Z方向に移動可能となる。
【0022】
取付板52には、旋回モータ58が装着されており、その回転軸に噛合するギヤ60の軸体62の下端部には、検出ユニット64が配設される。
【0023】
検出ユニット64は、図4に示すように、CdTe、CdZnTe等からなる多数の半導体検出素子66(放射線検出素子)を1次元配列して構成されるラインセンサ68と、間隔が疑似ランダム系列であるM系列に従った所定の周期パターンに設定された多数の開口部70をラインセンサ68に沿って1次元配列して構成されるコリメータ72(符号化開口板)とを備える。この場合、M系列の自己相関関数は、δ関数に近く、ピーク以外では相関関数値が一定となる特徴を備えている。なお、開口部70の間隔は、2値の疑似ランダム系列であれば、M系列以外に、Q系列(平方剰余系列)、Gold系列、Walsh符号からなるものを使用することも可能である。
【0024】
コリメータ72は、ラインセンサ68に対して着脱自在に構成される。この場合、マグネットを介してコリメータ72をラインセンサ68に着脱自在とすることができる。また、クランプ部材を介してコリメータ72をラインセンサ68に着脱自在とすることもできる。
【0025】
検出ユニット64を支持する軸体62には、円板73が装着されており、この円板73の外周部には、軸体62を介して円板73とともに旋回する距離センサ74およびCCD(charge coupled device)カメラ76が配設される。距離センサ74は、検出ユニット64と被検体28との距離を検出するもので、例えば、赤外線センサ等によって構成することができる。CCDカメラ76は、放射線源分布画像形成装置10によって形成された放射線源分布画像に対応する被検体28の2次元画像を撮像する。
【0026】
図4は、放射線情報検出部18に接続される画像処理部20を中心とする制御ブロック図を示す。
【0027】
画像処理部20は、信号処理回路78(画像形成手段)を有する。信号処理回路78は、ラインセンサ68を構成する各半導体検出素子66からの放射線検出信号、距離センサ74からの距離信号、CCDカメラ76からの画像信号を処理するとともに、X方向移動制御部80、Y方向移動制御部82、Z方向移動制御部84、旋回制御部86を介して、X方向移動モータ30a、30b、Y方向移動モータ42、Z方向移動モータ54、旋回モータ58の制御を行う。X方向移動モータ30a、30bには、検出ユニット64のX方向の位置を検出するX方向位置検出部88が接続され、Y方向移動モータ42には、検出ユニット64のY方向の位置を検出するY方向位置検出部90が接続される。また、信号処理回路78には、形成された放射線源分布画像や被検体28の画像等を表示する表示部92(表示手段)と、画像処理部20に対する指示を行うためのキーボード94が接続される。なお、必要に応じて、マウスを接続することもできる。
【0028】
図5は、画像処理部20における信号処理回路78の回路ブロック図を示す。
【0029】
ラインセンサ68を構成する各半導体検出素子66は、増幅器96を介してマルチプレクサ(MUX:multiplexer)98に接続される。マルチプレクサ98は、各半導体検出素子66によって検出された放射線検出信号を順次切り換えてカウンタ100に供給するとともに、放射線検出信号をA/D(analog/digital)変換器102に供給する。
【0030】
カウンタ100は、放射線検出信号に基づいて放射線をカウントし、放射線源分布演算部104に供給する。放射線源分布演算部104は、各半導体検出素子66によって検出された放射線のカウント数に基づき、被検体28における放射線源の分布を演算する。断面画像生成部106は、放射線源分布演算部104によって求めた放射線源分布の被検体28における断面画像を生成する。
【0031】
A/D変換器102は、放射線検出信号をデジタル信号に変換し核種弁別部108に供給する。核種弁別部108は、A/D変換器102から供給される放射線検出信号と、核種弁別データメモリ110から供給される放射線源の核種固有の放射線強度データである核種弁別データとを比較し、放射線源の核種を特定する。
【0032】
一方、CCDカメラ76は、A/D変換器112に接続されており、A/D変換器112によってデジタル信号に変換された被検体28の2次元画像信号は、フレームメモリ114に格納される。また、X方向位置検出部88およびY方向位置検出部90は、断面画像位置演算部116に接続される。この場合、断面画像位置演算部116は、検出ユニット64によって検出された放射線源分布の被検体28に対する断面位置を演算する。
【0033】
断面画像生成部106、核種弁別部108、フレームメモリ114および断面画像位置演算部116は、画像合成部118に接続される。画像合成部118は、断面画像生成部106から供給される放射線源の分布画像情報、核種弁別部108から供給される核種情報、フレームメモリ114から供給される被検体28の画像情報、断面画像位置演算部116から供給される断面位置情報に基づき、所望の画像を合成し、表示部92に供給する。
【0034】
本実施形態の放射線源分布画像形成装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0035】
被曝することで放射線源を吸引した被検体28、放射線治療中の被検体28、あるいは、患部検出のため放射性同位元素(RI:Radioisotope)が投与された被検体28は、ストレッチャー26に載置された状態でガイドレール16a、16b間の所定部位に配置される。
【0036】
次いで、画像処理部20の信号処理回路78からの指令に基づき、X方向移動モータ30a、30bが駆動され、例えば、診断室の壁部に収容されていた放射線情報検出部18が矢印X方向に移動する。すなわち、X方向移動モータ30a、30bが駆動されると、チェーン32a〜32dを介して連結された車輪34a〜34dが回転し、放射線情報検出部18がガイドレール16a、16bに沿って矢印X方向に移動する。
【0037】
ここで、放射線情報検出部18が矢印X方向に移動する間、本体部24に設けられた検出ユニット64は、図1および図2に示すように、ラインセンサ68を構成する半導体検出素子66の配列方向が矢印Y方向に平行となる状態に設定されている。検出ユニット64は、この状態で被検体28に沿って移動する。検出ユニット64が移動する間、本体部24に設けられた距離センサ74は、被検体28と検出ユニット64との距離を検出し、その距離が一定となるように検出ユニット64を矢印Z方向に昇降制御する。すなわち、信号処理回路78は、距離センサ74によって検出された距離信号に基づいてZ方向移動モータ54を駆動し、ピニオン56およびラック50を介して検出ユニット64を昇降させることにより、被検体28と検出ユニット64との距離が一定に保持される。
【0038】
そこで、検出ユニット64を構成する各半導体検出素子66は、被検体28の内部の放射線源から放出される放射線をコリメータ72の開口部70を介して検出する。半導体検出素子66によって検出された放射線は、信号処理回路78に供給され、以下のようにして信号処理されることで、被検体28のY−Z断層面における放射線源分布画像が生成される。
【0039】
図6に示す模式図は、被検体28を任意の断層面においてn個のボクセルに分割し、そのボクセルの1つをj(j=1、2、…、n)とし、また、放射線を検出する半導体検出素子66の素子数をmとし、その素子の1つをi(i=1、2、…、m)として表したものである。
【0040】
j番目のボクセルがある一定時間内に放射する放射線のカウント数の期待値をSj、i番目の半導体検出素子66で一定時間内に検出される放射線のカウント数の期待値をPi、実際に検出される放射線のカウント数をP* iとする。j番目のボクセルから放射された放射線がi番目の半導体検出素子66で検出される確率をfijとすると、次の関係が成り立つ。
【0041】
【数1】
Figure 0003910461
【0042】
放射線源から放射される放射線のカウント数は、ポアソン分布に従ってランダムに変動するため、i番目の半導体検出素子66で検出されるカウント数もランダムに変動し、その期待値Piは、(1)式で与えられる。
【0043】
確率fijは、j番目のボクセル、i番目の半導体検出素子66、コリメータ72の開口部70の位置関係および開口部70の配列パターンであるM系列から幾何学的に決まる。しかしながら、放射線の吸収や散乱がない理想的な条件下であっても、確率fijの値を計算によって厳密に求めることは、計算量が多く困難であるため、実際の計算では、ボクセル内の放射線源分布がボクセルの中心に置いた点放射線源で代表されるものと仮定して近似的に求める。
【0044】
すなわち、j番目のボクセルから放射されてi番目の半導体検出素子66に到達する放射線の経路は、j番目のボクセルの中心を頂点とし、i番目の半導体検出素子66を底面とする立錐を構成し、この立錐の頂点の立体角をΩ、立錐が切り取るコリメータ72上の面積に占める開口部70の面積の比(幾何光学的透過率)をτとすると、確率fijは、
ij=(Ω/4π)・τ …(2)
として与えられる。なお、ボクセルに比して半導体検出素子66が小さい場合には、半導体検出素子66の中心を頂点としてボクセルに接する面を底面とする立錐を構成することにより、この立錐から確率fijをより高精度に求めることができる。
【0045】
放射線源の分布をS=(S1,S2,…,Sn)、放射線のカウント数をP*=(P* 1,P* 2,…,P* m)と表すと、この分布Sを観測するという条件下でカウント数P*が得られる条件付き確率(尤度)Prob(P*|S)は、ポアソン分布の式と(1)式とを用いて、以下の(3)式で表される。なお、(3)式において、記号「^」は、べき乗を表すものとする。
【0046】
【数2】
Figure 0003910461
【0047】
信号処理回路78では、(3)式の条件付き確率Prob(P*|S)が最大となる放射線源の分布Sを漸近的に求める。
【0048】
図7は、図5に示す信号処理回路78において、(3)式を用いて放射線源の分布Sを具体的に求める際のフローチャートを示す。
【0049】
先ず、被検体28内の放射線源から放射される放射線をコリメータ72を介して半導体検出素子66により検出し、増幅器96およびマルチプレクサ98を介してカウンタ100に導入してカウントする。放射線源分布演算部104は、カウンタ100によってカウントしたカウント信号を取り込み、放射線源の投影データであるカウント数P*を収集する(ステップS1)。次に、推定放射線源の分布Sの初期値を設定した後(ステップS2)、放射線源の推定投影像である期待値P=(P1,P2,…,Pm)を計算する(ステップS3)。なお、推定放射線源の分布Sの初期値は、例えば、一様分布となるように設定することができる。
【0050】
次いで、ステップS3で求めた推定投影像である期待値Pと、ステップS1で収集した投影データであるカウント数P*とを比較し(ステップS4)、これらが許容誤差内にあるか否かを判定し(ステップS5)、許容誤差内にない場合には、推定投影像の不一致量P*/Pを計算する(ステップS6)。そして、この不一致量P*/Pを被検体28に対して逆投影することにより(ステップS7)、推定放射線源の分布Sを修正する(ステップS8)。
【0051】
ステップS3〜S8の処理を繰り返し行うことにより、期待値Pが漸近的にカウント数P*に近づくことになる。そして、ステップS5において、期待値Pとカウント数P*とが許容誤差内にあると判定された場合、そのときの推定放射線源の分布Sを、被検体28のY−Z断層面における放射線源分布画像データとして断面画像生成部106に供給する(ステップS9)。
【0052】
一方、放射線情報検出部18の本体部24には、検出ユニット64に対して矢印X方向に一定の距離関係を保持した状態でCCDカメラ76が配設されている。CCDカメラ76によって撮像された被検体28の2次元画像データは、A/D変換器112によってデジタルデータに変換された後、一旦フレームメモリ114に格納される。断面画像位置演算部116は、検出ユニット64によって検出された放射線情報から形成される放射線源分布画像データのY−Z断層面の矢印X方向に対する位置(X方向位置データ)を、X方向移動モータ30a、30bに装着されたX方向位置検出部88からの検出信号に基づいて求める。
【0053】
次いで、画像合成部118は、断面画像生成部106において生成された被検体28のY−Z断層面の放射線源分布画像データと、フレームメモリ114に格納された被検体28の2次元画像データとを合成する。この合成に際して、画像合成部118は、断面画像位置演算部116から供給される放射線分布画像データのX方向位置データを基準とする2次元画像データをフレームメモリ114から切り出し、放射線源分布画像データと合成して表示部92に表示する。
【0054】
図8は、被検体28の撮像画像120と、撮像画像120上にカーソル122で示されるY−Z断層面における放射線源分布画像124とを合成して表示した合成画像126を示す。
【0055】
放射線源分布画像形成装置10は、以上のようにして合成画像126を表示することで、撮像画像120に従って撮像部位を容易に特定することのできる放射線源分布画像124を確認することができる。
【0056】
ここで、放射線源の分布領域をラフに確認する場合には、放射線情報検出部18を矢印X方向に高速に移動させ、放射線源分布演算部104および断面画像生成部106による放射線源分布画像124の生成処理を間引きして行うようにすればよい。
【0057】
また、検出ユニット64からコリメータ72を取り外し、ラインセンサ68により直接放射線情報を取り込むようにすれば、放射線源分布演算部104における演算負荷を軽減させ、放射線源の所在領域を迅速に特定することができる。すなわち、信号処理回路78を構成する放射線源分布演算部104では、演算処理を行うことなく、カウンタ100によって計数された放射線のカウント数から被検体28における放射線源の所在領域を直接的に特定することができる。
【0058】
このようにして、放射線源の所在領域を確認した後、ラインセンサ68にコリメータ72を装着し、確認した所在領域近傍において、放射線情報検出部18の矢印X方向に対する移動速度を低速として走査することにより、詳細な放射線源分布画像124を得ることができる。この場合、放射線源分布画像124の矢印Y方向に対する解像度は、半導体検出素子66の素子数によって決定されてしまうが、矢印X方向に対する解像度は、放射線情報検出部18の矢印X方向に対する移動速度に応じて任意に調整することができる。
【0059】
放射線情報検出部18では、以上のようにしてY−Z断層面の放射線源分布画像124を得た後、必要に応じてX−Z断層面の放射線源分布画像を形成することができる。
【0060】
そこで、放射線情報検出部18を矢印X方向に移動させることで放射線源の分布領域を確認した後、その分布領域に放射線情報検出部18を停止させ、次いで、旋回モータ58を駆動することにより、ギヤ60を介して検出ユニット64を90゜旋回させる。このとき、円板73に連結された距離センサ74およびCCDカメラ76も90゜旋回する。
【0061】
次いで、Y方向移動モータ42を駆動し、ピニオン44およびラック38を介して検出ユニット64を矢印Y方向に移動させ、距離センサ74によって被検体28と検出ユニット64との距離を一定に維持した状態で放射線情報を取得する。
【0062】
図9は、CCDカメラ76によって撮像した撮像画像128と、撮像画像128上でカーソル130により特定されたX−Z断層面の被検体28の放射線源分布画像132とを合成した合成画像134を表す。なお、カーソル130の位置は、Y方向位置検出部90によって検出された検出ユニット64の矢印Y方向の位置(Y方向位置データ)に基づいて求めることができる。
【0063】
このようにして得られたX−Z断層面における放射線源分布画像132は、検出ユニット64の矢印Y方向に対する移動速度を調整することで、任意の解像度に調整することができる。
【0064】
ここで、放射線の強度は、核種によって異なっており、本実施形態の放射線源分布画像形成装置10では、その強度から放射線源の核種を弁別することができる。
【0065】
信号処理回路78では、半導体検出素子66によって検出された放射線の検出信号を増幅器96で増幅した後、マルチプレクサ98を介してA/D変換器102でデジタル信号としての検出データに変換する。核種弁別部108では、検出データを核種弁別データメモリ110に格納されている核種弁別データと比較することにより、放射線源の核種を特定する。特定された核種データは、画像合成部118に供給され、表示部92において、合成画像126とともに表示するようにすれば、被検体28に対するより適切な処置が可能となる。
【0066】
なお、上述した実施形態では、被検体28のX−Z断層面またはY−Z断層面の放射線源分布画像を形成するものとして説明したが、これらの放射線源分布画像を用いて、被検体28のX−Y断層面の放射線源分布画像、あるいは、3次元放射線源分布画像を形成することもできる。
【0067】
図10は、CCDカメラ76によって撮像された被検体28の撮像画像136と、半導体検出素子66によって検出された放射線に基づいて形成されたX−Y断層面の放射線源分布画像138とを合成して得られた合成画像140を表す。
【0068】
以上のようにして被検体28の合成画像126、134、140を得、所定の診断処理が完了した後、放射線情報検出部18は、ガイドレール16a、16bに沿って移動することで、例えば、診断室の壁部等に収容される。この場合、当該放射線源分布画像形成装置10を使用しない状態において、当該診断室を他の目的等に利用することが可能となり、省スペース化を図ることができる。また、放射線源分布画像形成装置10に対して、可搬型のストレッチャー26等を利用可能であり、専用の撮影台が不要となる利点がある。
【0069】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、放射線源の被検体における任意の解像度からなる分布画像を迅速に得ることができる。また、ラインセンサおよび符号化開口板を移動手段により移動可能に構成することで、被検体を載置する専用の載置台を不要とすることができる。さらに、当該装置を使用しない状態において、ラインセンサおよび符号化開口板を含む機構を収納状態とすることができ、これによって省スペース化を容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の放射線源分布画像形成装置の斜視構成図である。
【図2】本実施形態の放射線源分布画像形成装置の側面構成図である。
【図3】本実施形態の放射線源分布画像形成装置の平面構成図である。
【図4】本実施形態の放射線源分布画像形成装置における画像処理部を中心とする制御ブロック図である。
【図5】図4に示す信号処理回路の回路ブロック図である。
【図6】本実施形態の放射線源分布画像形成装置における断層画像構築の原理説明に供する図である。
【図7】本実施形態の放射線源分布画像形成装置における断層画像構築の処理フローチャートである。
【図8】本実施形態の放射線源分布画像形成装置により作成された合成画像の説明図である。
【図9】本実施形態の放射線源分布画像形成装置により作成された合成画像の説明図である。
【図10】本実施形態の放射線源分布画像形成装置により作成された合成画像の説明図である。
【符号の説明】
10…放射線源分布画像形成装置 18…放射線情報検出部
20…画像処理部 24…本体部
26…ストレッチャー 28…被検体
30a、30b…X方向移動モータ 42…Y方向移動モータ
54…Z方向移動モータ 58…旋回モータ
64…検出ユニット 66…半導体検出素子
68…ラインセンサ 70…開口部
72…コリメータ 74…距離センサ
76…CCDカメラ 78…信号処理回路
92…表示部

Claims (5)

  1. 被検体に含まれる放射線源から放射される放射線を検出し、前記放射線源の前記被検体における分布画像を形成する放射線源分布画像形成装置において、
    前記放射線を検出する複数の放射線検出素子を1次元配列してなるラインセンサと、
    前記ラインセンサと前記被検体との間に配置され、複数の開口部が前記放射線検出素子の配列方向に所定の配列規則で配列される符号化開口板と、
    前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を移動させる移動手段と、
    前記放射線検出素子によって検出された前記放射線に基づき、前記放射線源の分布画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって形成された前記放射線源の分布画像を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記移動手段は、前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を前記被検体に沿って第1方向に移動させる第1移動機構と、前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を前記被検体に沿って前記第1方向と直交する第2方向に移動させる第2移動機構と、複数の前記放射線検出素子の配列方向が前記第1方向または前記第2方向と直交するように前記ラインセンサおよび前記符号化開口板を旋回させる旋回機構とを有し、
    前記画像形成手段は、前記被検体を分割したn個の各ボクセルから一定時間内に放射される前記放射線のカウント数をS=(S1,S2,…,Sn)、m個の前記各放射線検出素子で一定時間内に検出される前記放射線のカウント数をP*=(P* 1,P* 2,…,P* m)、前記カウント数P*の期待値をP=(P1,P2,…,Pm)として、前記カウント数Sを観測する条件下でカウント数P*を得る条件付確率Prob(P*|S)を、
    Figure 0003910461
    とし、前記条件付確率Prob(P*|S)が最大となる前記カウント数Sを算出して前記分布画像を形成することを特徴とする放射線源分布画像形成装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記符号化開口板は、M系列の配列規則からなる複数の前記開口部を1次元配列して構成されることを特徴とする放射線源分布画像形成装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記符号化開口板は、前記ラインセンサに対して着脱自在に構成されることを特徴とする放射線源分布画像形成装置。
  4. 請求項1記載の装置において、
    前記ラインセンサの前記被検体に対する距離を調整する昇降機構を備えることを特徴とする放射線源分布画像形成装置。
  5. 請求項1記載の装置において、
    前記放射線検出素子は、CdTeまたはCdZnTeからなる半導体検出素子であることを特徴とする放射線源分布画像形成装置。
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