JP3910325B2 - ワークフロー処理方法及びワークフロー処理装置 - Google Patents

ワークフロー処理方法及びワークフロー処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、SGML及びXMLに代表される構造化文書を媒体として業務ジョブを実行する電子計算機システムにおけるワークフロー処理方法及びワークフロー処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図29は例えば特開平11−143874号公報に示された従来のワークフロー処理装置を示す構成図であり、図において、101は構造化文書の論理構造要素に対するスタイル定義画面を利用者に提示し、利用者からスタイル定義に関する指示を受け取ると、その指示内容をスタイル定義生成部102に通知するスタイル定義指示部、102はスタイル定義指示部101からスタイル定義の指示内容を受けると、その指示内容にしたがってスタイルシートを生成し、そのスタイルシートをスタイルシートデータベース104に格納するとともに構造化文書システム105に出力するスタイル定義生成部である。
【0003】
103はスタイル定義画面に提示するための各種雛形情報を格納するデータベース群であり、マクロデータベース103a,デフォルトデータベース103b及びテンプレートスタイルデータベース103cから構成されている。104はスタイルシートを格納するスタイルシートデータベース、105はスタイルシートに含まれるスタイル定義にしたがって構造化文書を処理する構造化文書システムである。
【0004】
次に動作について説明する。
ワークフローにおける業務遂行者が利用する入力画面(例えば、出張伝票などの構造化文書を表す画面)を作成する場合、スタイル定義指示部101が構造化文書の論理構造要素に対するスタイル定義画面を表示する。
これにより、ワークフローにおける業務遂行者がスタイル定義画面を見ながら、例えば、出張伝票に見合うスタイル定義を指示すると、スタイル定義指示部101がその指示内容をスタイル定義生成部102に通知する。
【0005】
スタイル定義生成部102は、スタイル定義指示部101からスタイル定義の指示内容を受けると、その指示内容にしたがって業務遂行者が利用する入力画面のスタイルシートを生成し、そのスタイルシートを構造化文書システム105に出力する。
構造化文書システム105は、スタイル定義生成部102から入力画面のスタイルシートを受けた後、ワークフローにおける業務遂行者から入力画面の表示要求を受けたとき、そのスタイルシートにしたがって入力画面を生成し、その入力画面を業務遂行者に提示する。
これにより、ワークフローにおける業務遂行者は、入力画面を通じて出張伝票などの構造化文書の内容確認や内容入力が可能になる。
【0006】
なお、ワークフローにおける業務遂行者が利用する入力画面の表示ではなく、集計データの印刷を行うものとしては、特開平10−187672号公報に開示されているものがある(図30を参照)。
即ち、複数の印刷書式定義表を表示装置に一覧表示して、業務遂行者に任意の印刷書式定義表を選択させ、その印刷書式定義表に基づいて集計データを印刷するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のワークフロー処理装置は以上のように構成されているので、スタイルシートを生成すれば、構造化文書の内容確認や内容入力が可能になるが、1回のスタイルシートの作成作業で1個のスタイルシートしか生成できないため、ワークフローにおける各業務遂行者の役割が相互に異なる場合でも、同一様式の構造化文書を用いて業務を遂行しなければならず、業務遂行の効率化が図れない課題があった。
【0008】
なお、各業務遂行者の役割毎にスタイルシートを生成すれば、各業務遂行者の役割に応じた様式の構造化文書を提示することができるが、スタイルシートの作成作業を複数回実施しなければならず、多くの手間を要する課題があった。
因みに、構造化文書を紙に印刷する場合は、入力画面を表示する場合以上に詳細なレイアウト指定が必要となり、詳細なレイアウト指定を含んだスタイルシートを作成するには、多くの手間を要する課題があった。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、多くの手間を要することなく、各業務遂行者の役割に応じた様式の構造化文書を提示することができるワークフロー処理方法及びワークフロー処理装置を得ることを目的とする。
また、この発明は、多くの手間を要することなく、各業務遂行者の役割に応じた様式の印刷文書を印刷することができるワークフロー処理方法及びワークフロー処理装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るワークフロー処理方法は、未設定の論理構造要素が存在する場合、同一ロールに属する上位の論理構造要素に対する設定内容を未設定の論理構造要素に継承するようにしたものである。
【0012】
この発明に係るワークフロー処理方法は、未設定の論理構造要素が存在する場合、その論理構造要素に対して既定内容を設定するようにしたものである。
【0013】
この発明に係るワークフロー処理方法は、ロール毎に独立した既定内容を用いるようにしたものである。
【0014】
この発明に係るワークフロー処理方法は、全ロールが典型的な設定内容を共有する場合、その設定内容に対して各ロールの差分のみを設定するようにしたものである。
【0015】
この発明に係るワークフロー処理方法は、各ロールの入力画面のスタイルシートを生成する際、各ロールに対応するスタイルシートを示す設定ファイルを生成するようにしたものである。
【0016】
この発明に係るワークフロー処理方法は、各論理構造要素に対応するデータベースのフィールドが設定された場合、入力された論理構造要素の内容をデータベースに格納するようにしたものである。
【0017】
この発明に係るワークフロー処理方法は、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して一覧画面を提示するようにしたものである。
【0018】
この発明に係るワークフロー処理方法は、一覧画面における各論理構造要素の表示順序の設定を受け付けるようにしたものである。
【0020】
この発明に係るワークフロー処理方法は、差込フィールドを設定する際、各ロール毎に異なる印刷文書の使用を受け付けるようにしたものである。
【0021】
この発明に係るワークフロー処理装置は、未設定の論理構造要素が存在する場合、設定手段が同一ロールに属する上位の論理構造要素に対する設定内容を当該未設定の論理構造要素に継承するようにしたものである。
また、未設定の論理構造要素が存在する場合、設定手段がその論理構造要素に対して既定内容を設定するようにしたものである。
【0022】
この発明に係るワークフロー処理装置は、設定手段が差込フィールドを設定する際、各ロール毎に異なる印刷文書の使用を受け付けるようにしたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるワークフロー処理方法を示すフローチャートであり、図2はこの発明の実施の形態1によるワークフロー処理装置を示す構成図である。図において、1は構造化文書の様式を示す構造化文書雛形ファイル、2は構造化文書雛形ファイル1を参照してスタイルシート編集画面3を生成し、そのスタイルシート編集画面3を利用者に提示して、利用者が指定するスタイル定義を受け付けるスタイルシート編集部、3は構造化文書を構成する各論理構造要素を示すタグとワークフローにおける各利用者の役割を示すロールとの対応関係を示すスタイルシート編集画面、4は各ロールの構造化文書入力画面6に対する各論理構造要素の表示方法(内容表示及び内容入力の有無)を設定する表示方法設定部(設定手段)である。
【0024】
5は表示方法設定部4の設定内容等に基づいて各ロールの構造化文書入力画面6を生成するとともに、各ロールの構造化文書入力画面6を利用者に提示して、スタイル定義や表示方法の設定内容の確認を促す入力画面確認部、6は各ロールの構造化文書入力画面、7は利用者が確認した設定内容にしたがって各ロールの構造化文書入力画面6のスタイルシートを一括生成するスタイルシート一括生成部(シート生成手段)、8は各ロールの構造化文書入力画面6のスタイルシートである。
【0025】
9はワークフロー利用者のロールを指定するロール指定部、10はロールとスタイルシートの対応関係を示すロール・スタイルシート対応関係定義ファイル、11はワークフロー利用者のロールが指定されると、ロール・スタイルシート対応関係定義ファイル10を参照して、そのロールに対応するスタイルシートを特定するスタイルシート特定部、12はワークフロー利用者のロールに対応するスタイルシート8を参照して構造化文書入力画面6を生成し、その構造化文書入力画面6を利用者に提示する入力画面生成部、13は構造化文書入力画面6に対する各論理構造要素のうち、内容入力有りの設定内容を有する論理構造要素があれば、その論理構造要素の内容入力を受け付けて、その内容を構造化文書ファイル14に保存する入力内容保存部、14は構造化文書を格納する構造化文書ファイルである。
なお、ロール指定部9,スタイルシート特定部11,入力画面生成部12及び入力内容保存部13から更新手段が構成されている。
【0026】
次に動作について説明する。
まず、スタイルシート編集部2は、構造化文書雛形ファイル1を参照してスタイルシート編集画面3を生成し、そのスタイルシート編集画面3を利用者に提示して、利用者が指定するスタイル定義を受け付ける(ステップST1)。
【0027】
ここで、図4は構造化文書雛形ファイル1の一例を示す説明図である。図において、<タグT>,<タグA>,<タグB>,<タグC>,<タグD>,<タグE>,<タグF>,<タグG>,<タグH>,<タグI>,<タグJ>は各タグの開始を示し、<>内の文字(例えば、“タグA”)はタグ名を示している。タグ名としては、例えば、“出張伝票”などの構造化文書のタイトル名等が用いられる。
また、</タグT>,</タグA>,</タグB>,</タグC>,</タグD>,</タグE>,</タグF>,</タグG>,</タグH>,</タグI>,</タグJ>は各タグの終了を示している。
【0028】
図4の例では、タグTが最上位のタグであり、タグA,タグE及びタグHはタグTの下位タグである。また、タグB,タグC及びタグDはタグAの下位タグである。同様に、タグF及びタグGはタグEの下位タグであり、タグI及びタグJはタグHの下位タグである。
なお、構造化文書ファイルの場合、例えば、<タグB>と</タグB>の間には、タグBの内容が記述されるが、構造化文書雛形ファイル1は、単に構造化文書の様式を示すものであるため、タグBの内容が記述されることはない。
【0029】
図3はスタイルシート編集部2により生成されたスタイルシート編集画面3の一例を示す説明図である。図において、21は構造化文書雛形ファイル1に格納されているタグのタグ名である。タグ名は出現順に上から下に表示し、字下げにより階層関係を表示している。22はスタイル定義を指定する部分であり、見出し、レイアウト/体裁、入力方法や検証方法等が指定できる。スタイル定義については構造化文書の取り扱いにおける一般的な事項であるため説明を省略する。
【0030】
23はロール毎の表示方法を指定する部分である。ロール毎の表示方法の設定は表示方法設定部4が受け付ける内容である。
即ち、スタイルシート編集画面3には、ロールと最下位タグの組み合わせ毎にボタンが用意され、利用者がボタンを押す毎に、ボタンの表示内容が“入力”,“表示”又は“非表示”に切り換えられる。現在、ボタンに表示されている内容が設定結果になる(ステップST2)。
【0031】
対象とする構造化文書は、ロール1,ロール2及びロール3の3つのロールからなるワークフローの媒体となっている。例えば、タグDに着目すると、ロール1の利用者にはタグDの内容入力を受け付けるが、ロール2の利用者にはタグDの内容を表示せず、ロール3の利用者にはタグDの内容を表示するように設定されている。
【0032】
入力画面確認部5は、利用者がスタイルシート編集画面3を通じてスタイル定義や表示方法を設定すると、その設定内容に基づいて各ロールの構造化文書入力画面6を生成し、各ロールの構造化文書入力画面6を利用者に提示して、スタイル定義や表示方法の設定内容の確認を促す処理を実行する(ステップST3)。
【0033】
ここで、図6は構造化文書入力画面6の一例を示す説明図である。特に(a)はロール1の利用者の構造化文書入力画面、(b)はロール2の利用者の構造化文書入力画面であり、図3のスタイルシート編集画面3を用いて設定された表示方法に基づいて構造化文書入力画面6が生成されている。
【0034】
図において、24はロール1の利用者がタグBの内容を入力することができるテキスト入力枠、25はロール1の利用者がタグCの内容を参照することができるテキスト表示枠である。ただし、テキスト表示枠25にはタグCの内容を入力することができない。26はロール2の利用者がタグBの内容を参照することができるテキスト表示枠である。ただし、テキスト表示枠26にはタグBの内容を入力することができない。27はロール2の利用者がタグCの内容を入力することができるプルダウンリストである。
なお、ロール2の利用者にはタグDの内容を非表示とする設定が為されているため、(b)の構造化文書入力画面6にはタグDの内容が表示されない。28の保存ボタンを押すと、利用者が入力した内容を保存することができる。
【0035】
スタイルシート一括生成部7は、構造化文書入力画面6を通じて、利用者が設定内容を確認すると、その設定内容にしたがって各ロールの構造化文書入力画面6のスタイルシート8を一括生成する(ステップST4)。
ただし、利用者が設定内容を確認して、設定内容の変更を行う場合には、ステップST1の処理に戻る。
【0036】
次に、ワークフローの利用者が実際に自己の業務を遂行する場合の動作を説明する。
まず、利用者がロール指定部9を用いて自己のロールを指定すると(ステップST5)、スタイルシート特定部11は、ロール・スタイルシート対応関係定義ファイル10を参照して、そのロールに対応するスタイルシートを特定する(ステップST6)。
【0037】
ここで、図5はロール・スタイルシート対応関係定義ファイル10の一例を示す説明図である。図において、<STYLEROLES>タグは文書の種類毎に出現するタグであり、<DOCTYPE>タグの内容(例えば、“DOC1”)により文書の種類を特定する。
<STYLES>タグはロール毎に出現するタグであり、<ROLE>タグの内容(例えば、“ロール1”)によりロールを特定し、<STYLE>タグの内容(例えば、“DOC1ROLE1.SGM”)によりスタイルシートを特定する。
図5の例では、種類DOC1の文書をロール1の利用者に提示する場合には、“DOC1ROLE1.SGM”というスタイルシートを用いることを示している。
【0038】
入力画面生成部12は、スタイルシート特定部11がワークフロー利用者のロールに対応するスタイルシート8を特定すると、そのスタイルシート8を参照して構造化文書入力画面6を生成し、その構造化文書入力画面6を利用者に提示する(ステップST7)。
【0039】
入力内容保存部13は、構造化文書入力画面6に対する各タグのうち、内容入力有りの設定内容を有するタグがあれば、そのタグの内容入力を受け付けて、その内容を構造化文書ファイル14に保存し、構造化文書を更新する(ステップST8)。ただし、構造化文書ファイル14が存在しない場合には(例えば、構造化文書ファイル14の新規作成時)、構造化文書雛形ファイル1を複製して、その複製ファイルを構造化文書ファイル14とし、その構造化文書ファイル14にタグの入力内容を保存する。
ここで、図7は構造化文書ファイル14の一例を示す説明図である。図において、29の<タグB>の内容には、図6(a)の構造化文書入力画面6のテキスト入力枠24に入力された内容が保存される。
【0040】
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して構造化文書入力画面6を提示するとともに、その構造化文書入力画面6に対する各論理構造要素のうち、内容入力有りの設定内容を有する論理構造要素があれば、その論理構造要素の内容入力を受け付けて、構造化文書を更新するように構成したので、多くの手間を要することなく、ワークフロー利用者の役割に応じた様式の構造化文書を提示することができる効果を奏する。
【0041】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、タグとロールの組み合わせ毎に表示方法を設定するものについて示したが、図8に示すように、未設定のタグが存在する場合、同一ロールに属する上位のタグに対する設定内容を当該未設定のタグに継承する表示方法継承ステップ(ステップST9)を追加するようにしてもよい。
【0042】
図9のスタイルシート編集画面3では、ロール1のタグBに対する表示方法が未設定であるが、タグBの上位タグであるタグAには表示方法として「入力」が設定されているため、表示方法継承ステップ(ステップST9)では、ロール1のタグBの表示方法を「入力」に設定する。
一方、ロール1のタグCに対する表示方法として「表示」が設定されているが、下位タグの表示方法が設定されている場合、その設定を優先するため、上位タグAに対する表示方法はタグCに適用されない。
【0043】
結局、図9のスタイルシート編集画面3に設定される表示方法は、図3のスタイルシート編集画面3に設定される表示方法と等価な内容となる。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、上位タグに対する表示方法の設定を下位タグに継承するように構成したので、表示方法の設定個数を減少させることが可能となり、表示方法を設定する手間を削減することができる効果を奏する。
【0044】
実施の形態3.
上記実施の形態2では、上位タグに対する表示方法の設定を下位タグに継承するものについて示したが、図10に示すように、未設定のタグが存在する場合、そのタグに対して既定の表示方法を設定する既定表示方法設定ステップ(ステップST10)を追加するようにしてもよい。
【0045】
図11のスタイルシート編集画面3では、ロール1のタグBに対する表示方法が未設定であり、タグBの上位タグであるタグAに対する表示方法も未設定である。したがって、表示方法継承ステップ(ステップST9)を実行しても、ロール1のタグBに対する表示方法は未設定のままである。
そこで、表示方法継承ステップ(ステップST9)を実行しても、表示方法が設定されないタグに対して、既定表示方法設定ステップ(ステップST10)が既定の表示方法を設定するようにする。
【0046】
例えば、予め、「入力」が既定値とされる場合には、ロール1のタグBには「入力」の表示方法が設定される。結局、図11のスタイルシート編集画面3に設定される表示方法は、図3のスタイルシート編集画面3に設定される表示方法と等価な内容となる。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、表示方法が未設定のタグに対する表示方法として既定の表示方法を設定するように構成したので、表示方法の設定個数を減少させることが可能となり、表示方法を設定する手間を削減することができる効果を奏する。
【0047】
実施の形態4.
上記実施の形態3では、全タグに共通の既定値(例えば、「入力」)を用いて未設定のタグに表示方法を設定するものについて示したが、図12に示すように、ロール毎の既定値を用いて未設定のタグに表示方法を設定するロール毎既定表示方法設定ステップ(ステップST11)を付加するようにしてもよい。
【0048】
図13のスタイルシート編集画面3では、ロール1のタグに対する表示方法の既定値が「入力」であり、ロール2のタグに対する表示方法の既定値が「表示」である。
したがって、この例では、ロール毎既定表示方法設定ステップ(ステップST11)は、表示方法継承ステップ(ステップST9)の実行後に表示方法が未設定のタグに対して、ロール毎の表示方法の既定値を設定する。例えば、ロール1のタグBの表示方法を「入力」に設定し、ロール2のタグBの表示方法を「表示」に設定する。
【0049】
この例では、図13のスタイルシート編集画面3に設定される表示方法は、図3のスタイルシート編集画面3に設定される表示方法と等価な内容となる。
以上で明らかなように、この実施の形態4によれば、ロール毎の既定値を用いて未設定のタグに表示方法を設定するように構成したので、きめ細かく表示方法を設定することができる効果を奏する。
【0050】
実施の形態5.
上記実施の形態1では、タグとロールの組み合わせ毎に表示方法を設定するものについて示したが、図14に示すように、全ロールが典型的な表示方法(設定内容)を共有する場合、その表示方法に対して各ロールの差分のみを設定するロール毎差分設定ステップ(ステップST12)を追加するようにしてもよい。
【0051】
図15のスタイルシート編集画面3では、“典型”の欄が追加され、“典型”は全ロールが共有する典型的な表示方法を示している。
例えば、ロール1のタグBに対する表示方法が未設定であるが、基準となるタグBの表示方法の“典型”が「入力」であるため、ロール毎差分設定ステップ(ステップST12)は、ロール1のタグBに対する表示方法を「入力」に設定する。ただし、タグDの表示方法の“典型”が「表示」であるが、ロール1のタグDには「入力」という表示方法が既に設定済みであるので、ロール1のタグDに対して「表示」を設定することはない。
【0052】
以上で明らかなように、この実施の形態5によれば、全ロールが典型的な表示方法を共有する場合、その表示方法に対して各ロールの差分のみを設定するように構成したので、典型の表示方法と異なる部分のみを設定すればよく、表示方法を設定する手間を削減することができる効果を奏する。
【0053】
なお、ここでは、典型の表示方法を別に設定するものについて示したが、ロールの表示方法を典型としてもよい。
また、表示方法が未設定の場合に上位タグの表示方法を継承し、上位タグの表示方法が未設定の場合に典型の表示方法を設定するようにしてもよい。
さらに、基準となる表示方法が上位タグの表示方法を継承するようにしてもよい。
【0054】
表示方法だけでなく、見出し、レイアウト、体裁、入力方法や検証方法等の他のスタイル定義についても典型のスタイルシートを共有するようにしてもよい。
また、表示方法だけでなく、見出し、レイアウト、体裁、入力方法や検証方法等の他のスタイル定義についても上位タグの設定を継承するようにしてもよい。
【0055】
実施の形態6.
上記実施の形態3,4では、未設定のタグが存在する場合、そのタグに対して既定の表示方法を設定するものについて示したが、図16及び図17に示すように、スタイルシート一括生成ステップ(ステップST4)が各ロールの入力画面のスタイルシートを生成すると、各ロールに対応するスタイルシートを示す設定ファイルを生成して、ロール・スタイルシート対応関係定義ファイル10を更新するロール・スタイルシート対応関係生成ステップ(ステップST13)を追加するようにしてもよい。
これにより、ロール・スタイルシート対応関係定義ファイル10を作成又は修正する手間を省くことができる効果を奏する。
【0056】
実施の形態7.
上記実施の形態1〜6では、入力内容保存部13が論理構造要素の内容入力を受け付けて、その内容を構造化文書ファイル14に保存するものについて示したが、図18に示すように、データベースフィールド設定ステップ(ステップST14)で各タグに対応するデータベーステーブル15のフィールドが設定された場合、入力内容保存部13がタグの入力内容をデータベーステーブル15に格納するようにしてもよい。
【0057】
図19のスタイルシート編集画面3では(図19では、表示方法を指定する部分23を省略している)、“テーブル”の欄にフィールド名を設定することにより、タグとデータベーステーブル15のフィールドとの対応関係を設定する。
データベースフィールド設定ステップ(ステップST14)は、タグとデータベーステーブル15のフィールドとの対応関係を記憶し、その対応関係をスタイルシート一括生成ステップ(ステップST4)に引き渡す。
【0058】
スタイルシート一括生成ステップ(ステップST4)は、スタイルシートのデータベーステーブル15のフィールドと対応付けられたタグに対して、タグの内容をデータベーステーブル15に登録または更新するためのコマンドを埋め込む。
入力内容保存ステップ(ステップST8)では、利用者が入力した内容を構造化文書ファイル14に保存するとともに、タグに埋め込まれたコマンドを実行して、タグの内容をデータベーステーブル15に登録または更新する処理を実行する。
【0059】
以上で明らかなように、この実施の形態7によれば、各タグに対応するデータベーステーブル15のフィールドが設定された場合、タグの入力内容をデータベーステーブル15に格納するように構成したので、データの検索や集計処理を高速に実行することができる効果を奏する。
【0060】
実施の形態8.
上記実施の形態1〜7では、スタイルシート編集画面3を提示して、ロール毎の構造化文書入力画面6のスタイルシートを生成するものについて示したが、スタイルシート編集画面3を提示して、ロール毎の一覧画面31のスタイルシートを生成する機能を追加するようにしてもよい。
図20はこの発明の実施の形態8によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。ただし、ロール毎の構造化文書入力画面6のスタイルシートを生成する部分については省略している。
【0061】
即ち、一覧画面項目設定ステップ(ステップST15)は、利用者が図21のスタイルシート編集画面3においてチェックマーク「レ」を付与する操作を行うことにより、タグとロールの組み合わせ毎に一覧画面項目を設定する。
ここで、図21のスタイルシート編集画面3(図21では、表示方法を指定する部分23を省略している)において、チェックマーク「レ」が付与されているタグとロールの組み合わせは、そのロールの利用者の一覧画面31に、そのタグの内容を提示することを意味する。
【0062】
一覧画面確認ステップ(ステップST16)は、一覧画面項目の設定内容に基づいて各ロールの一覧画面31を生成するとともに、各ロールの一覧画面31を利用者に提示して、その設定内容の確認を促すようにする。
一覧画面スタイルシート一括生成ステップ(ステップST17)は、利用者が確認した設定内容にしたがって各ロールの一覧画面31のスタイルシートを一括生成する。
【0063】
また、一覧画面スタイルシート特定ステップ(ステップST18)は、利用者がロール指定部9を用いて自己のロールを指定すると、ロール・一覧画面スタイルシート対応関係定義ファイル33を参照して、そのロールに対応するスタイルシートを特定する。
構造化文書選択ステップ(ステップST19)は、利用者が構造化文書群の中から処理対象の構造化文書14を選択する。
【0064】
一覧画面生成ステップ(ステップST20)は、ワークフロー利用者のロールに対応するスタイルシート32と処理対象の構造化文書ファイル14を参照して、一覧画面31を生成し、その一覧画面31を利用者に提示する。
図22はロール1の利用者に提示する一覧画面31の一例を示す説明図であり、34はタグの見出し、35はタグの内容を示す。一覧画面項目はスタイルシート編集画面3において、ロール1に対して設定されたタグの出現順に左からタグC,タグF,タグI,タグJの順に並ぶ。一覧画面31には、構造化文書選択ステップ(ステップST19)で選択された構造化文書1,構造化文書3,構造化文書5の各タグの内容が表示される。
【0065】
以上で明らかなように、この実施の形態8によれば、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して一覧画面31を提示するように構成したので、ロール毎に一覧画面を表示するプログラムを作成する手間が省略できる効果を奏する。
【0066】
実施の形態9.
上記実施の形態8では、タグの出現順に左からタグの内容を順次表示するものについて示したが、一覧画面31におけるタグの表示順序を設定するようにしてもよい。
図23は一覧画面の項目を設定する際に、タグの表示順序を指定する場合のスタイルシート編集画面3を示す説明図である。図において、ロールの一覧項目の欄における数字は、一覧画面31における表示位置(画面の左側から数えた位置)を意味する。
【0067】
図24はロール1の利用者に提示する一覧画面31の一例を示す説明図であり、図において、タグC,タグF,タグI,タグJの表示位置がそれぞれ“1”,“4”,“2”,“3”と指定されているため、タグC,タグI,タグJ,タグFの順に一覧画面31に表示されている。
【0068】
以上で明らかなように、この実施の形態9によれば、一覧画面31におけるタグの表示順序を設定するように構成したので、一覧画面31に表示する項目の順番を制御することができる効果を奏する。
【0069】
実施の形態10.
図25はこの発明の実施の形態10によるワークフロー処理方法を示すフローチャートであり、図26はこの発明の実施の形態10によるワークフロー処理装置を示す構成図である。図において、51は各ロールの印刷文書に挿入する論理構造要素の差込フィールドを設定する印刷文書フィールド設定部(設定手段)、52は印刷文書フィールド設定部51の設定内容等に基づいて各ロールの印刷文書42と印刷文書画面41を生成するとともに、各ロールの印刷文書42と印刷文書画面41を利用者に提示して、その設定内容の確認を促す印刷文書確認部、53は印刷文書フィールド設定部51の設定内容にしたがって各ロールの印刷文書42のスタイルシートを生成する印刷文書スタイルシート一括生成部(シート生成手段)である。
【0070】
54はワークフロー利用者のロールが指定されると、ロール・印刷文書スタイルシート対応関係定義ファイル44を参照して、そのロールに対応するスタイルシートを特定する印刷文書スタイルシート特定部、55は利用者が構造化文書群の中から処理対象の構造化文書ファイル14を選択する構造化文書選択部、56はワークフロー利用者のロールに対応するスタイルシート43を参照して印刷文書42の差込フィールドを確認し、その差込フィールドにタグの内容を挿入して印刷文書42を印刷する印刷文書生成部である。
なお、印刷文書スタイルシート特定部54,構造化文書選択部55及び印刷文書生成部56から印刷手段が構成されている。
【0071】
次に動作について説明する。
スタイルシート編集部2が上記実施の形態1等と同様にして、スタイルシート編集画面3を利用者に提示すると、印刷文書フィールド設定部51は、各ロールの印刷文書42に挿入するタグの差込フィールドの設定を受け付ける(ステップST21)。
図27のスタイルシート編集画面3において、45はロール毎の印刷フィールド(差込フィールド)を設定する部分である。
【0072】
印刷文書確認部52は、印刷文書フィールド設定部51の設定内容等に基づいて各ロールの印刷文書42と印刷文書画面41を生成し、各ロールの印刷文書42と印刷文書画面41を利用者に提示して、その設定内容の確認を促す処理を実行する(ステップST22)。
印刷文書スタイルシート一括生成部53は、印刷文書確認部52の内容確認が完了すると、確認後の設定内容にしたがって各ロールの印刷文書42のスタイルシートを生成する(ステップST23)。
【0073】
印刷文書スタイルシート特定部54は、ワークフロー利用者のロールが指定されると、ロール・印刷文書スタイルシート対応関係定義ファイル44を参照して、そのロールに対応するスタイルシートを特定する(ステップST24)。
また、構造化文書選択部55は、利用者が構造化文書群の中から処理対象の構造化文書ファイル14を選択する(ステップST19)。
【0074】
そして、印刷文書生成部56は、ワークフロー利用者のロールに対応するスタイルシート43を参照して印刷文書42の差込フィールドを確認し、その差込フィールドにタグの内容を挿入して印刷文書42を印刷するとともに、印刷文書画面41を表示する(ステップST25)。
なお、構造化文書選択ステップ(ステップST19)で選択された複数の構造化文書ファイル14に対する印刷文書42や印刷文書画面41を一括して生成する代りに、印刷文書42や印刷文書画面41を一括して生成する構造化文書を利用者が指定するようにしてもよい。
【0075】
以上で明らかなように、この実施の形態10によれば、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して印刷文書42の差込フィールドを確認し、その差込フィールドにタグの内容を挿入して印刷文書42を印刷するように構成したので、多くの手間を要することなく、ワークフロー利用者の役割に応じた様式の印刷文書を印刷することができる効果を奏する。また、ワードプロセッサ等の印刷文書作成ツールを利用することができるため、高品質な様式の印刷文書を容易に作成することができる効果を奏する。
【0076】
実施の形態11.
上記実施の形態10では、ワークフロー利用者の役割に応じた様式の印刷文書を印刷するものについて示したが、図28に示すように、差込フィールドを設定する際、各ロール毎に異なる印刷文書の使用を受け付けるようにしてもよい。
例えば、ロール1では印刷文書Aのスタイルシートを選択して、印刷文書42の印刷や印刷文書画面41の表示を行うことになる。
これにより、ロール毎に適した様式の印刷文書を切り換えて利用することができる効果を奏する。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ワークフロー利用者のロールが指定されると、更新手段がそのロールに対応するスタイルシートを参照して入力画面を提示するとともに、その入力画面に対する各論理構造要素のうち、内容入力有りの設定内容を有する論理構造要素があれば、その論理構造要素の内容入力を受け付けて、構造化文書を更新するように構成したので、多くの手間を要することなく、ワークフロー利用者の役割に応じた様式の構造化文書を提示することができる効果がある。
また、未設定の論理構造要素が存在する場合、同一ロールに属する上位の論理構造要素に対する設定内容を未設定の論理構造要素に継承するように構成したので、論理構造要素の設定に対する手間を削減することができる効果がある。
【0079】
この発明によれば、未設定の論理構造要素が存在する場合、その論理構造要素に対して既定内容を設定するように構成したので、論理構造要素の設定に対する手間を削減することができる効果がある。
【0080】
この発明によれば、ロール毎に独立した既定内容を用いるように構成したので、きめ細かく論理構造要素に対する設定を実行することができる効果がある。
【0081】
この発明によれば、全ロールが典型的な設定内容を共有する場合、その設定内容に対して各ロールの差分のみを設定するように構成したので、論理構造要素の設定に対する手間を削減することができる効果がある。
【0082】
この発明によれば、各ロールの入力画面のスタイルシートを生成する際、各ロールに対応するスタイルシートを示す設定ファイルを生成するように構成したので、ロール・スタイルシート対応関係定義ファイルを作成又は修正する手間を省くことができる効果がある。
【0083】
この発明によれば、各論理構造要素に対応するデータベースのフィールドが設定された場合、入力された論理構造要素の内容をデータベースに格納するように構成したので、データの検索や集計処理を高速に実行することができる効果がある。
【0084】
この発明によれば、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して一覧画面を提示するように構成したので、ロール毎に一覧画面を表示するプログラムを作成する手間が省略できる効果がある。
【0085】
この発明によれば、一覧画面における各論理構造要素の表示順序の設定を受け付けるように構成したので、一覧画面に表示する項目の順番を制御することができる効果がある。
【0086】
この発明によれば、ワークフロー利用者のロールが指定されると、印刷手段がそのロールに対応するスタイルシートを参照して印刷文書の差込フィールドを確認し、その差込フィールドに論理構造要素の内容を挿入して印刷文書を印刷するように構成したので、多くの手間を要することなく、ワークフロー利用者の役割に応じた様式の印刷文書を印刷することができる効果がある。また、ワードプロセッサ等の印刷文書作成ツールを利用することができるため、高品質な様式の印刷文書を容易に作成することができる効果がある。
また、差込フィールドを設定する際、各ロール毎に異なる印刷文書の使用を受け付けるように構成したので、ロール毎に適した様式の印刷文書を切り換えて利用することができる効果がある。
【0088】
この発明によれば、未設定の論理構造要素が存在する場合、設定手段が同一ロールに属する上位の論理構造要素に対する設定内容を当該未設定の論理構造要素に継承するように構成したので、論理構造要素の設定に対する手間を削減することができる効果がある。
また、未設定の論理構造要素が存在する場合、設定手段がその論理構造要素に対して既定内容を設定するように構成したので、論理構造要素の設定に対する手間を削減することができる効果がある。
【0089】
この発明によれば、設定手段が差込フィールドを設定する際、各ロール毎に異なる印刷文書の使用を受け付けるように構成したので、ロール毎に適した様式の印刷文書を切り換えて利用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態1によるワークフロー処理装置を示す構成図である。
【図3】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図4】 構造化文書雛形ファイルの一例を示す説明図である。
【図5】 ロール・スタイルシート対応関係定義ファイルの一例を示す説明図である。
【図6】 構造化文書入力画面の一例を示す説明図である。
【図7】 構造化文書ファイルの一例を示す説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図9】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態3によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図11】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態4によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図13】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態5によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図15】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態6によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態6によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図18】 この発明の実施の形態7によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図19】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図20】 この発明の実施の形態8によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図21】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図22】 ロール1の利用者に提示する一覧画面の一例を示す説明図である。
【図23】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図24】 ロール1の利用者に提示する一覧画面の一例を示す説明図である。
【図25】 この発明の実施の形態10によるワークフロー処理方法を示すフローチャートである。
【図26】 この発明の実施の形態10によるワークフロー処理装置を示す構成図である。
【図27】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図28】 スタイルシート編集画面の一例を示す説明図である。
【図29】 従来のワークフロー処理装置を示す構成図である。
【図30】 従来のワークフロー処理装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 構造化文書雛形ファイル、2 スタイルシート編集部、3 スタイルシート編集画面、4 表示方法設定部(設定手段)、5 入力画面確認部、6 構造化文書入力画面、7 スタイルシート一括生成部(シート生成手段)、8 スタイルシート、9 ロール指定部(更新手段)、10 ロール・スタイルシート対応関係定義ファイル、11 スタイルシート特定部(更新手段)、12 入力画面生成部(更新手段)、13 入力内容保存部(更新手段)、14 構造化文書ファイル、15 データベーステーブル、21 タグ名、22 スタイル定義を指定する部分、23 表示方法を指定する部分、24 テキスト入力枠、25 テキスト表示枠、26 テキスト表示枠、27 プルダウンリスト、28 保存ボタン、29 タグBの内容、31 一覧画面、32 スタイルシート、33 ロール・一覧画面スタイルシート対応関係定義ファイル、34 タグの見出し、35 タグの内容、41 印刷文書画面、42 印刷文書、43 スタイルシート、44 ロール・印刷文書スタイルシート対応関係定義ファイル、45 印刷フィールド(差込フィールド)を設定する部分、51 印刷文書フィールド設定部(設定手段)、52 印刷文書確認部、53 印刷文書スタイルシート一括生成部(シート生成手段)、54 印刷文書スタイルシート特定部(印刷手段)、55 構造化文書選択部(印刷手段)、56 印刷文書生成部(印刷手段)。

Claims (12)

  1. 設定手段が構造化文書を構成する各論理構造要素とワークフローにおける各利用者の役割を示すロールとの対応関係を提示して、各ロールの入力画面に対する各論理構造要素の内容表示及び内容入力の有無を設定する設定ステップと、シート生成手段が上記設定手段の設定内容にしたがって各ロールの入力画面のスタイルシートを生成するシート生成ステップと、ワークフロー利用者のロールが指定されると、更新手段がそのロールに対応するスタイルシートを参照して入力画面を提示するとともに、その入力画面に対する各論理構造要素のうち、内容入力有りの設定内容を有する論理構造要素があれば、その論理構造要素の内容入力を受け付けて、上記構造化文書を更新する更新ステップとを備えたワークフロー処理方法において、上記設定ステップは、未設定の論理構造要素が存在する場合、同一ロールに属する上位の論理構造要素に対する設定内容を当該未設定の論理構造要素に継承することを特徴とするワークフロー処理方法。
  2. 設定手段が構造化文書を構成する各論理構造要素とワークフローにおける各利用者の役割を示すロールとの対応関係を提示して、各ロールの入力画面に対する各論理構造要素の内容表示及び内容入力の有無を設定する設定ステップと、シート生成手段が上記設定手段の設定内容にしたがって各ロールの入力画面のスタイルシートを生成するシート生成ステップと、ワークフロー利用者のロールが指定されると、更新手段がそのロールに対応するスタイルシートを参照して入力画面を提示するとともに、その入力画面に対する各論理構造要素のうち、内容入力有りの設定内容を有する論理構造要素があれば、その論理構造要素の内容入力を受け付けて、上記構造化文書を更新する更新ステップとを備えたワークフロー処理方法において、上記設定ステップは、未設定の論理構造要素が存在する場合、その論理構造要素に対して既定内容を設定することを特徴とするワークフロー処理方法。
  3. 設定ステップは、ロール毎に独立した既定内容を用いることを特徴とする請求項記載のワークフロー処理方法。
  4. 設定ステップは、全ロールが典型的な設定内容を共有する場合、その設定内容に対して各ロールの差分のみを設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のワークフロー処理方法。
  5. シート生成ステップは、各ロールの入力画面のスタイルシートを生成する際、各ロールに対応するスタイルシートを示す設定ファイルを生成することを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載のワークフロー処理方法。
  6. 更新ステップは、各論理構造要素に対応するデータベースのフィールドが設定された場合、入力された論理構造要素の内容を上記データベースに格納することを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載のワークフロー処理方法。
  7. 構造化文書を構成する各論理構造要素とワークフローにおける各ロールとの対応関係を提示して、各ロールの一覧画面に表示する論理構造要素を設定する項目設定ステップと、上記項目設定ステップにおける設定内容にしたがって各ロールの一覧画面のスタイルシートを生成する一覧画面用シート生成ステップと、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して一覧画面を提示する画面提示ステップとを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のワークフロー処理方法。
  8. 項目設定ステップは、一覧画面における各論理構造要素の表示順序の設定を受け付けることを特徴とする請求項記載のワークフロー処理方法。
  9. 設定手段が構造化文書を構成する各論理構造要素とワークフローにおける各利用者の役割を示すロールとの対応関係を提示して、各ロールの印刷文書に挿入する論理構造要素の差込フィールドを設定する設定ステップと、シート生成手段が上記設定手段の設定内容にしたがって各ロールの印刷文書のスタイルシートを生成するシート生成ステップと、ワークフロー利用者のロールが指定されると、印刷手段がそのロールに対応するスタイルシートを参照して印刷文書の差込フィールドを確認し、その差込フィールドに論理構造要素の内容を挿入して印刷文書を印刷する印刷ステップとを備えたワークフロー処理方法において、上記設定ステップは、差込フィールドを設定する際、各ロール毎に異なる印刷文書の使用を受け付けることを特徴とするワークフロー処理方法。
  10. 構造化文書を構成する各論理構造要素とワークフローにおける各利用者の役割を示すロールとの対応関係を提示して、各ロールの入力画面に対する各論理構造要素の内容表示及び内容入力の有無を設定する設定手段と、上記設定手段の設定内容にしたがって各ロールの入力画面のスタイルシートを生成するシート生成手段と、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して入力画面を提示するとともに、その入力画面に対する各論理構造要素のうち、内容入力有りの設定内容を有する論理構造要素があれば、その論理構造要素の内容入力を受け付けて、上記構造化文書を更新する更新手段とを備えたワークフロー処理装置において、上記設定手段は、未設定の論理構造要素が存在する場合、同一ロールに属する上位の論理構造要素に対する設定内容を当該未設定の論理構造要素に継承することを特徴とするワークフロー処理装置。
  11. 構造化文書を構成する各論理構造要素とワークフローにおける各利用者の役割を示すロールとの対応関係を提示して、各ロールの入力画面に対する各論理構造要素の内容表示及び内容入力の有無を設定する設定手段と、上記設定手段の設定内容にしたがって各ロールの入力画面のスタイルシートを生成するシート生成手段と、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して入力画面を提示するとともに、その入力画面に対する各論理構造要素のうち、内容入力有りの設定内容を有する論理構造要素があれば、その論理構造要素の内容入力を受け付けて、上記構造化文書を更新する更新手段とを備えたワークフロー処理装置において、上記設定手段は、未設定の論理構造要素が存在する場合、その論理構造要素に対して既定内容を設定することを特徴とするワークフロー処理装置。
  12. 構造化文書を構成する各論理構造要素とワークフローにおける各利用者の役割を示すロールとの対応関係を提示して、各ロールの印刷文書に挿入する論理構造要素の差込フィールドを設定する設定手段と、上記設定手段の設定内容にしたがって各ロールの印刷文書のスタイルシートを生成するシート生成手段と、ワークフロー利用者のロールが指定されると、そのロールに対応するスタイルシートを参照して印刷文書の差込フィールドを確認し、その差込フィールドに論理構造要素の内容を挿入して印刷文書を印刷する印刷手段とを備えたワークフロー処理装置において、上記設定手段は、差込フィールドを設定する際、各ロール毎に異なる印刷文書の使用を受け付けることを特徴とするワークフロー処理装置。
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