JP3909996B2 - 非水電解液二次電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池缶の内部に二次電池要素となる巻き取り電極体が収容されて、電極缶に設けた一対の電極端子部から巻き取り電極体の発生電力を取り出すことが出来る非水電解液二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型電子機器、電気自動車等の電源として、エネルギー密度の高いリチウムイオン二次電池が注目されている。例えば電気自動車に用いられる比較的大きな容量の円筒型リチウムイオン二次電池は、図7及び図8に示す様に、筒体(11)の両端部に蓋体(12)(12)を溶接固定してなる円筒状の電池缶(1)の内部に、巻き取り電極体(2)を収容して構成されている。両蓋体(12)(12)には、正負一対の電極端子機構(9)(9)が取り付けられており、巻き取り電極体(2)の両極と両電極端子機構(9)(9)とが、それぞれ複数本の電極タブ(3)により互いに接続されて、巻き取り電極体(2)が発生する電力を一対の電極端子機構(9)(9)から外部に取り出すことが可能となっている。又、各蓋体(12)には圧力開閉式のガス排出弁(13)が取り付けられている。
【0003】
巻き取り電極体(2)は、図9に示す様に、それぞれ帯状の正極(21)と負極(23)の間に帯状のセパレータ(22)を介在させて、これらを渦巻き状に巻回して構成されている。正極(21)は、アルミニウム箔からなる帯状芯体の両面にリチウム複合酸化物からなる正極活物質(24)を塗布して構成され、負極(23)は、銅箔からなる帯状芯体の両面に炭素材料を含む負極活物質(25)を塗布して構成されている。セパレータ(22)には、非水電解液が含浸されている。
正極(21)及び負極(23)には夫々、複数本の電極タブ(3)の基端部がスポット溶接等によって接合され、先端部は巻き取り電極体(2)から突出している。尚、正極(21)に接合された電極タブ(3)はアルミニウム箔から形成され、負極(23)に接合された電極タブ(3)は銅箔から形成されている。
【0004】
そして、図8に示す如く、極性が同じ複数本の電極タブ(3)の先端部(31)が1つの電極端子機構(9)に接続されている。尚、図8においては、便宜上、一部の電極タブの先端部が電極端子機構(9)に接続されている状態のみを示し、他の電極タブについては、先端部が電極端子機構(9)に接続されている状態の図示を省略している。
【0005】
電極端子機構(9)は、電池缶(1)の蓋体(12)を貫通して取り付けられた電極端子(91)を具え、該電極端子(91)の基端部には鍔部(92)が形成されている。蓋体(12)の貫通孔には絶縁パッキング(93)が装着され、蓋体(12)と締結部材(91)の間の電気的絶縁性とシール性が保たれている。電極端子(91)には、蓋体(12)の外側からワッシャ(94)が嵌められると共に、第1ナット(95)及び第2ナット(96)が螺合している。そして、第1ナット(95)を締め付けて、電極端子(91)の鍔部(92)とワッシャ(94)によって絶縁パッキング(93)を挟圧することにより、シール性を高めている。
前記複数本の電極タブ(3)の先端部(31)は、電極端子(91)の鍔部(92)に、スポット溶接或いは超音波溶接によって固定されている。
【0006】
ところで、リチウムイオン二次電池においては、電池の大型化に伴って、正極及び負極の長さが大きくなるため、上述の如き電極タブによる集電構造では集電性が低く、内部抵抗にばらつきが発生したり、放電容量が低下するなどの問題が生じる。
【0007】
そこで、正極及び負極の全長に亘って均一な集電性を得るべく、図10に示す如き集電構造が提案されている。該集電構造において、巻き取り電極体(4)は同様に、芯体(45)の表面に正極活物質(44)を塗布してなる正極(41)と、芯体(47)の表面に負極活物質(46)を塗布してなる負極(43)と、非水電解液が含浸されたセパレータ(42)とから構成されるが、正極(41)及び負極(43)はそれぞれセパレータ(42)上に幅方向へずらして重ね合わされ、渦巻き状に巻き取られている。これによって、巻き取り電極体(4)の巻き軸方向の両端部の内、一方の端部では、セパレータ(42)の端縁よりも外方へ正極(41)の芯体(45)の端縁(48)が突出すると共に、他方の端部では、セパレータ(42)の端縁よりも外方へ負極(43)の芯体(47)の端縁(48)が突出している。
そして、巻き取り電極体(4)の両端部にはそれぞれ円板状の集電板(32)が抵抗溶接され、該集電板(32)がリード部材(33)を介して前記電極端子機構(9)に接続される。
【0008】
しかしながら、図10に示す集電構造を有する非水電解液二次電池においては、巻き取り電極体(4)の正極(41)及び負極(43)を構成する芯体(45)(47)の端縁(48)(48)の面積が小さいため、芯体端縁と集電板(32)の間の接触面積が小さく、これによって電池の内部抵抗が大きくなる問題があった。
又、高出力を得るためには、出来るだけ内部抵抗を低減させることが必要であり、更に、製造コスト削減のためには、生産性に優れた集電構造が必要となる。
【0009】
そこで、図11に示す様に、平板状本体(63)に複数の折曲部(64)を形成した集電板(62)を用い、該集電板(62)を巻き取り電極体(4)の芯体端縁(48)に押し付けた状態で、該折曲部(64)を芯体端縁(48)に抵抗溶接する集電構造が提案されている(例えば特開平11−31497号参照)。
【0010】
又、円板状の集電板に代えて、図12に示す如く複数のスリット(66)が凹設された集電部材(65)を巻き取り電極体(4)の端部に設置し、該集電部材(65)のスリット(66)へ芯体端縁(48)を嵌入せしめた状態で、集電部材(65)の表面にレーザビームを照射して、レーザ溶接を施す集電構造が提案されている(例えば特開平10−261441号参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図11の如く折曲部を形成した集電板を抵抗溶接する集電構造においては、リチウムイオン二次電池の如く芯体の厚さが極めて小さい場合、溶接が困難であるばかりでなく、溶接部における電気抵抗が大きく、依然として集電性能が低い問題があった。
【0012】
又、図12の如く複数のスリットが凹設された集電部材を芯体端縁にレーザ溶接する集電構造では、複雑な形状を有する集電部材が必要となるばかりでなく、集電部材に対する溶接作業が必要であるために生産性に劣る問題があった。
【0013】
本発明の目的は、従来よりも内部抵抗が低く、然も生産性に優れた集電構造を有する非水電解液二次電池を提供することである。
【0014】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る非水電解液二次電池は、電池缶(1)の内部に巻き取り電極体(4)を収納して構成される。巻き取り電極体(4)は、それぞれ帯状の正極(41)と負極(43)の間に非水電解液を含むセパレータ(42)を介在させてこれらを渦巻き状に巻き取ったものであり、正極(41)及び負極(43)はそれぞれ、帯状芯体の表面に活物質を塗布して構成される。巻き取り電極体(4)が発生する電力は、一対の電極端子部から外部へ取り出すことが出来る。
該巻き取り電極体(4)において、その軸方向の少なくとも一方の端部には、正極(41)或いは負極(43)を構成する芯体に活物質の塗布されていない非塗工部が突出し、該突出部は、巻き取り電極体(4)の半径方向に並ぶ複数のリング状領域(4a)(4b)(4c)に分けられて、各リング状領域は、その周方向の1或いは複数箇所にて集電端子(5)により非塗工芯体束(49)に束ねられている。
各集電端子(5)は断面コ字状に一体成型されて、互いに対向する一対の側板(52)(51)を具え、一方の側板(52)の内面には、1或いは複数の凸部が形成されると共に、他方の側板(51)の内面には、前記凸部に対向する1或いは複数の凹部が形成され、両側板(52)(51)によって非塗工芯体束(49)を挟圧しており、各集電端子(5)が一方の電極端子部に連結されている。
【0015】
上記本発明の非水電解液二次電池の構成において、各集電端子(5)は、断面コ字状の簡易な構造を有し、例えば金属板をプレス成型することによって、容易に作製することが出来る。又、各集電端子(5)は、巻き取り電極体(4)の各非塗工芯体束(49)にかしめ固定によって取り付けられるので、溶接等を施す必要がなく、取付け工程は簡易である。
非塗工芯体束(49)は、集電端子(5)の両側板(52)(51)により、両側から強く挟圧されて、芯体面どうしが互いに強く圧着すると共に、非塗工芯体束(49)の一方の側面には、一方の側板(52)の凸部に応じた陥没部が生じ、該陥没部の発生に伴って他方の側面に隆起部(49a)が生じ、該隆起部(49a)が、他方の側板(51)の凹部内へ突入する。この結果、集電端子(5)は非塗工芯体束(49)に対して強固に連結されることになり、大きな引張り力が作用したとしても、非塗工芯体束(49)から外れる虞れはない。
この様にして、集電端子(5)と非塗工芯体束(49)とは、互いに広い接触面積で圧着し、接触面における電気抵抗は極めて小さくなる。
尚、集電端子(5)の他方の側板(51)に形成される凹部は、該側板(51)に貫通孔を開設し、若しくは該側板(51)の一部を塑性変形させることによって形成することが出来る。
【0016】
具体的構成において、前記巻き取り電極体(4)の各リング状領域(4a)(4b)(4c)は、それらの領域を展開したときの長さ、即ち活物質塗布層の面積が略同一となる様に分割されている。
該具体的構成によれば、複数の集電端子(5)によって、巻き取り電極体(4)から均一に集電が行なわれるので、高い集電性能が得られる。
【0017】
又、具体的構成において、各非塗工芯体束(49)には帯状リード(6)の基端部が接合されて、集電端子(5)によって非塗工芯体束(49)とリード(6)の基端部とが互いに圧着され、各リード(6)の先端部が一方の電極端子部に連結されている。該具体的構成によれば、集電端子(5)のかしめ固定によって、リード(6)の基端部と非塗工芯体束(49)とが互いに強く圧着され、機械的及び電気的連結が行なわれるので、溶接等を施す必要はなく、連結工程は簡易である。
又、リード(6)の基端部と非塗工芯体束(49)とは互いに広い接触面積で強く圧着するので、接触面における電気抵抗は極めて小さくなる。
【0018】
更に具体的には、電池缶(1)の内部にはリード固定板(7)が設置されて、電極端子機構の端部に取り付けられており、前記複数の集電端子(5)から伸びるリード(6)の先端部が、リード固定板(7)の端部をかしめることによって、該端部に連結されている。
該具体的構成によれば、リード(6)の先端部がリード固定板(7)の端部にかしめ固定されているので、溶接等を施す必要がなく、連結工程が簡易である。
【0019】
尚、正極側の集電端子(5)、リード(6)、及びリード固定板(7)の材質としては、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケル等を用いることが出来、負極側の集電端子(5)、リード(6)及びリード固定板(7)の材質としては、銅、ステンレス鋼、ニッケル等を用いることが出来る。
巻き取り電極体(4)を構成する正極活物質としては、金属酸化物であるLiCoO、LiNiO、LiCo1−XNi、LiMn及びこれらの複合化合物からなる群から選択される、少なくとも一種の材料を用いることが出来る。負極活物質としては、黒鉛、コークス等の炭素材料、リチウム金属、リチウム合金、LiFe、LiWO等の金属酸化物材料や、ポリアセチレン等の導電性高分子材料を用いることが出来る。
電解質としては、リチウムイオンなどの金属イオンを含むLiPF、LiClO、LiCFSO等が挙げられる。また、電解質の有機溶媒には、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメトキシメタン、スルホラン等を単独或いは混合して用いることが出来る。電解液としては、これら溶媒に前記電解質を0.7〜1.5M(mol/l)程度の割合で溶解した溶液が挙げられる。
【0020】
【発明の効果】
本発明に係る非水電解液二次電池によれば、巻き取り電極体(4)の非塗工芯体束(49)に集電端子(5)を取り付ける作業は簡易であるので、従来よりも高い生産性が実現される。又、巻き取り電極体(4)と電極端子部の間の電気抵抗を小さく抑えることが出来るので、集電効率が改善されて、従来よりも高い出力密度が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を円筒型リチウムイオン二次電池に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る円筒型リチウムイオン二次電池は、図7及び図1に示す如く、筒体(11)の両端部に蓋体(12)(12)を溶接固定してなる円筒状の電池缶(1)の内部に、巻き取り電極体(4)を収容して構成されている。両蓋体(12)(12)には、正負一対の電極端子機構(9)(9)が取り付けられており、巻き取り電極体(4)の両極と両電極端子機構(9)(9)とが、それぞれ後述する集電構造により互いに接続されて、巻き取り電極体(4)が発生する電力を一対の電極端子機構(9)(9)から外部に取り出すことが可能となっている。又、各蓋体(12)には圧力開閉式のガス排出弁(13)が取り付けられている。
【0022】
巻き取り電極体(4)は、図2に示す様に、それぞれ帯状の正極(41)と負極(43)の間に帯状のセパレータ(42)を介在させて、これらを渦巻き状に巻回して構成されている。正極(41)は、アルミニウム箔からなる帯状芯体(45)の両面にリチウム複合酸化物からなる正極活物質(44)を塗布して構成され、負極(43)は、銅箔からなる帯状芯体(47)の両面に炭素材料を含む負極活物質(46)を塗布して構成されている。セパレータ(42)には、非水電解液が含浸されている。
又、正極(41)の一方の端部には、正極活物質(44)の塗布されていない芯体非塗工部が形成され、負極(43)の他方の端部には、負極活物質(46)の塗布されていない芯体非塗工部が形成されている。
【0023】
巻き取り電極体(4)の作製において、正極(41)及び負極(43)はそれぞれセパレータ(42)上に幅方向へずらして重ね合わされ、渦巻き状に巻き取られている。これによって、巻き取り電極体(4)の巻き軸方向の両端部の内、一方の端部では、セパレータ(42)の端縁よりも外方へ正極(41)の芯体非塗工部の端縁(48)が突出すると共に、他方の端部では、セパレータ(42)の端縁よりも外方へ負極(43)の芯体非塗工部の端縁(48)が突出している。
【0024】
そして、巻き取り電極体(4)の正極側及び負極側の両端部にはそれぞれ、複数の集電端子(5)が取り付けられる。
集電端子(5)は、図4及び図5に示す如く断面コ字状に一体成型されて、互いに対向する一対の側板(52)(51)を具えている。一方の側板(52)の内面には、4つの凸部(54)が形成され、他方の側板(51)の内面には、前記凸部に対向して4つの貫通孔(53)が形成されている。
尚、正極用の集電端子(5)は、厚さ0.8mmのアルミニウム板を一体成型して作製され、負極用の集電端子(5)は、厚さ0.6mmの銅板を一体成型して作製される。又、何れも集電端子(5)は、横幅Dが6mm、高さHが6mm、幅Wが3mm、凸部(54)の直径Aが0.8mm、高さBが0.2mm、貫通孔(53)の内径Cが1mmに形成されている。
【0025】
図1に示す如く、巻き取り電極体(4)の各端部に突出する芯体非塗工部は、巻き取り電極体(4)の半径方向に並ぶ3つのリング状領域(4a)(4b)(4c)に分けられて、各リング状領域に180°の位相差で2つの集電端子(5)がかしめ固定されている。これによって、巻き取り電極体(4)の直径線上に並ぶ6つの非塗工芯体束(49)〜(49)が形成されている。
尚、巻き取り電極体(4)の3つのリング状領域(4a)(4b)(4c)は、この領域を展開したときの活物質塗布層の長さ即ち面積が略同一となる様に分割されている。
【0026】
又、各集電端子(5)には帯状リード(6)の基端部が連結されており、極性が同じ6枚のリード(6)が、リード固定板(7)を介して、電極端子機構(9)の下端部に連結されている。
【0027】
図6(a)(b)は、巻き取り電極体(4)の各非塗工芯体束(49)に集電端子(5)をかしめ固定する工程を表わしている。先ず同図(a)の如く、集電端子(5)の両側板(52)(51)の間に、非塗工芯体束(49)と帯状リード(6)の端部を重ね合わせた状態で挿入する。この際、非塗工芯体束(49)及びリード(6)の端部を両側板(52)(51)の間へ容易に挿入することが出来る様、両側板(52)(51)の間隔が設定されている。
次に、図6(b)の如く、集電端子(5)の両側板(52)(51)に対し適当な治具(図示省略)を用いてかしめ加工を施す。これによって、非塗工芯体束(49)は、集電端子(5)の両側板(52)(51)により両側から強く挟圧されて、芯体面どうしが互いに強く圧着すると共に、非塗工芯体束(49)の一方の側面には、一方の側板(52)の凸部(54)に応じた陥没部が生じ、該陥没部の発生に伴って他方の側面に隆起部(49a)が生じ、該隆起部(49a)が、他方の側板(51)の貫通孔(53)内へ突入する。この結果、集電端子(5)は非塗工芯体束(49)に対して強固に連結されることになり、大きな引張り力が作用したとしても、非塗工芯体束(49)から外れる虞れはない。この様にして、集電端子(5)と非塗工芯体束(49)とは、互いに広い接触面積で圧着し、接触面における電気抵抗は極めて小さくなる。
【0028】
図1に示す如く電極端子機構(9)は、電池缶(1)の蓋体(12)を貫通して取り付けられた電極端子(91)を具え、該電極端子(91)の基端部には鍔部(90)が形成されている。蓋体(12)の貫通孔には絶縁パッキング(93)が装着され、蓋体(12)と締結部材(91)の間の電気的絶縁性とシール性が保たれている。電極端子(91)には、蓋体(12)の外側からワッシャ(94)が嵌められると共に、第1ナット(95)及び第2ナット(96)が螺合している。そして、第1ナット(95)を締め付けて、電極端子(91)の鍔部(92)とワッシャ(94)によって絶縁パッキング(93)を挟圧することにより、シール性を高めている。
【0029】
リード固定板(7)は、図3に示す如く帯状本体(70)の両端部に一対の突片(71)(71)を形成してなり、帯状本体(70)が、電極端子(91)の鍔部(90)の裏面に形成された溝(97)に嵌まり、超音波溶接等によって鍔部(90)に固定されている。
各集電端子(5)から伸びるリード(6)の先端部は、リード固定板(7)の端部に連結され、一対の突片(71)(71)にかしめ加工を施すことによって、該端部に固定されている。
尚、正極側のリード(6)及びリード固定板(7)はアルミニウム製であって、リード(6)の厚さは0.3mm、幅は6mm、リード固定板(7)の厚さは1.0mm、幅は8mmである。又、負極側のリード(6)及びリード固定板(7)は銅製であって、リード(6)の厚さは0.3mm、幅は6mm、リード固定板(7)の厚さは1.0mm、幅は8mmである。
【0030】
上記円筒型リチウムイオン二次電池において、集電端子(5)は、金属板をプレス成型することによって容易に作製することが出来、然も、巻き取り電極体(4)の各非塗工芯体束(49)にかしめ固定によって取り付けることが出来るので、溶接等を施す必要がなく、取付け工程は簡易である。この結果、高い生産性が得られる。
又、集電端子(5)のかしめ固定によって、集電端子(5)とリード(6)とは、互いに広い接触面積で強く圧着するので、接触面における電気抵抗は極めて小さくなる。この結果、集電効率が改善されて、従来よりも高い出力密度が得られる。
【0031】
【実施例】
次の様にして、図1に示す実施例電池Aと図8に示す比較例電池Bとを作製し、性能を比較した。
【0032】
実施例電池Aの作製
(正極の作製)
正極活物質としてのLiNi . Co . は、リチウムの水酸化物とニッケルの水酸化物とコバルトの水酸化物とを混合し、800℃の空気中で24時間の焼成を施すことにより得た。この正極活物質と導電剤としての炭素を重量比90:5の割合で混合し、正極合剤を得た。次に、結着剤であるポリフッ化ビニリデンをN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に溶解させて、NMP溶液を調製した。そして、正極合剤とポリフッ化ビニリデンの重量比が95:5になるように正極合剤とNMP溶液を混練して、スラリーを調製した。このスラリーを、正極芯体としてのアルミニウム箔の両面にドクターブレード法により塗布し、150℃で2時間の真空乾燥を施して、正極を得た。尚、正極芯体には、芯体端縁からの幅が20mmの非塗工部を形成した。
【0033】
(負極の作製)
炭素塊(d002=3.356Å;Lc>1000Å)に空気流を噴射して粉砕し、これをふるいにかけて、平均粒子径18μmの黒鉛粉末を得た。次に、コークス塊に空気流を噴射して粉砕し、これをふるいにかけて、平均粒子径18μmのコークス粉末を得た。又、結着剤であるポリフッ化ビニリデンをNMPに溶解させて、NMP溶液を調製した。そして、黒鉛粉末とコークス粉末とポリフッ化ビニリデンの重量比が72:18:10になる様に黒鉛粉末とコークス粉末とNMP溶液とを混練して、スラリーを調製した。このスラリーを、負極芯体としての銅箔の両面にドクターブレード法により塗布し、150℃で2時間の真空乾燥を施して、負極を得た。尚、負極芯体には、芯体端縁からの幅が20mmの非塗工部を形成した。
【0034】
(電池の組立)
以上の工程によって得られた正極及び負極と、イオン透過性のポリエチレン製微多孔膜からなるセパレータとを用いて、図2に示す巻き取り電極体(4)を作製した。そして、図1に示す如く、巻き取り電極体(4)の正極側及び負極側の端部にそれぞれ、6個の集電端子(5)をかしめ固定して、各非塗工芯体束(49)にリード(6)の基端部を連結した後、該巻き取り電極体(4)を筒体(11)内に収容した。一方、各蓋体(12)に電極端子機構(9)を取り付けると共に、電極端子(91)の鍔部(90)にリード固定板(7)を固定した。次に、巻き取り電極体(4)の各集電端子(5)から伸びるリード(6)の先端部をリード固定板(7)の端部に連結した後、筒体(11)の各開口部に蓋体(12)を溶接固定して、実施例電池Aを組み立てた。
【0035】
比較例電池Bの作製
正極及び負極の作製工程で、非塗工部を設けることなく、芯体にスラリーを全面塗布したこと以外は実施例電池Aと同様にして、正極及び負極を作製した。
(電池の組立)
図9に示す様に、正極を構成しているアルミニウム箔の表面に15本のアルミニウム製電極タブを20cm間隔で溶接すると共に、負極を構成している銅箔の表面に15本の銅製電極タブを20cm間隔で溶接した。そして、正極と負極の間にイオン透過性のポリエチレン製微多孔膜からなるセパレータを挟んで、これらを渦巻き状に巻回し、巻き取り電極体(2)を作製した。尚、正極及び負極の電極タブの厚さは0.1mmとした。
そして、図8に示す如く、各電極の電極タブ(3)を電極端子機構(9)の鍔部(92)に溶接して、比較例電池Bを組み立てた。
尚、実施例電池Aと比較例電池Bの各電極の活物質塗布量は同量とした。
【0036】
(性能比較実験)
実施例電池A及び比較例電池Bについて、巻き取り電極体を筒体に収容する前に、1kHzにおける交流インピーダンスを測定したところ、下記表1に示す結果が得られた。尚、交流インピーダンスの測定は、正極側、負極側ともに、巻き取り電極体の最外周部に位置する芯体非塗工部と電極端子との間で行なった。
【0037】
【表1】
Figure 0003909996
【0038】
表1から明らかな様に、正極側、負極側の何れにおいても、実施例電池Aのインピーダンスは、比較例電池Bのインピーダンスよりも小さくなっており、このことから、本発明の円筒型リチウムイオン二次電池によれば、従来の電池よりも高い出力密度を得ることが出来ると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円筒型リチウムイオン二次電池に採用されている集電構造の断面構成及び平面構成を示す図である。
【図2】該二次電池に装備されている巻き取り電極体の一部展開斜視図である。
【図3】集電端子と電極端子の間の連結構造を示す斜視図である。
【図4】集電端子の拡大斜視図である。
【図5】集電端子の断面図である。
【図6】リード及び非塗工芯体束に集電端子をかしめ固定する工程を表わす断面図である。
【図7】円筒型リチウムイオン二次電池の外観を示す斜視図である。
【図8】従来の円筒型リチウムイオン二次電池に採用されている集電構造を表わす断面図である。
【図9】該二次電池に装備されている巻き取り電極体の一部展開斜視図である。
【図10】従来の他の集電構造を具えた巻き取り電極体の一部展開斜視図である。
【図11】従来の更に他の集電構造を表わす斜視図である。
【図12】従来の更に他の集電構造を表わす斜視図である。
【符号の説明】
(1) 電池缶
(11) 筒体
(12) 蓋体
(4) 巻き取り電極体
(49) 非塗工芯体束
(5) 集電端子
(51) 側板
(52) 側板
(53) 貫通孔
(54) 凸部
(6) リード
(7) リード固定板
(9) 電極端子機構

Claims (4)

  1. 電池缶(1)の内部に、それぞれ帯状の正極(41)と負極(43)の間に非水電解液を含むセパレータ(42)を介在させてこれらを渦巻き状に巻き取った巻き取り電極体(4)が収納され、正極(41)及び負極(43)はそれぞれ、帯状芯体の表面に活物質を塗布して構成され、巻き取り電極体(4)が発生する電力を一対の電極端子部から外部へ取り出すことが出来る非水電解液二次電池において、巻き取り電極体(4)の軸方向の少なくとも一方の端部には、正極(41)或いは負極(43)を構成する芯体に活物質の塗布されていない非塗工部が突出し、該突出部は、巻き取り電極体(4)の中心軸と同軸上に並ぶ複数のリング状領域(4a)(4b)(4c)に分けられて、各リング状領域は、その周方向の1或いは複数箇所にて集電端子(5)により非塗工芯体束(49)に束ねられ、各集電端子(5)は断面コ字状に一体成型されて、互いに対向する一対の側板(52)(51)を具え、一方の側板(52)の内面には、1或いは複数の凸部が形成されると共に、他方の側板(51)の内面には、前記凸部に対向する1或いは複数の凹部が形成され、両側板(52)(51)によって非塗工芯体束(49)を挟圧しており、各集電端子(5)が一方の電極端子部に連結されていることを特徴とする非水電解液二次電池。
  2. 前記巻き取り電極体(4)の各リング状領域(4a)(4b)(4c)は、それらの領域を展開したときの長さが略同一となる様に分けられている請求項1に記載の非水電解液二次電池。
  3. 各非塗工芯体束(49)には帯状リード(6)の基端部が接合されて、集電端子(5)によって非塗工芯体束(49)とリード(6)の基端部とが互いに圧着され、各リード(6)の先端部が一方の電極端子部に連結されている請求項1又は請求項2に記載の非水電解液二次電池。
  4. 電池缶(1)の内部にはリード固定板(7)が設置されて、電極端子機構の端部に取り付けられており、前記複数の集電端子(5)から伸びるリード(6)の先端部が、リード固定板(7)の端部をかしめることによって、該端部に連結されている請求項3に記載の非水電解液二次電池。
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