JP3909564B2 - 階調駆動回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LCD(液晶表示装置)の表示パネルに階調信号を供給する階調駆動回路に関し、特に、LCDパネルに設けられたTFT(薄膜トランジスタ)に階調信号を供給する階調駆動回路(階調ドライバ)に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、PC(パーソナルコンピュータ)、PDA(携帯情報端末)、携帯電話機等において、画素の発光制御にTFTを用いたLCDパネルが用いられている。このようなLCDパネルにおいては、TFTのソースに供給される階調信号に基づいて、画素の階調が制御される。
【0003】
従来、このようなLCDパネルに階調信号を供給する階調駆動回路としては、入力された画像データを複数のDAC(ディジタル/アナログ変換器)を用いてアナログ信号に変換することにより画素の列に対応した階調信号を作成し、それらの階調信号を複数のボルテージフォロワを介してLCDパネルに供給するタイプのものが使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような階調駆動回路においては、多数のDACやボルテージフォロワを内蔵するため、回路規模や消費電力が大きくなってしまうという問題があった。
【0005】
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、LCDパネルにアナログの階調信号を供給する階調駆動回路において、回路規模を小さくすると共に消費電力を低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明に係る階調駆動回路は、入力された画像データに基づいてLCDパネルの複数のラインに階調信号を供給するための階調駆動回路であって、階調信号の階調数に対応する複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、LCDパネルの各ラインの容量に対応する容量値を有するキャパシタに供給するための電流を出力するキャパシタ電流出力回路と、LCDパネルの複数のラインを駆動するための複数の電流をそれぞれ出力する複数の駆動電流出力回路と、キャパシタの電圧を基準電圧発生回路が発生する複数の基準電圧と比較して複数の比較信号を出力する比較回路と、画像データと複数の比較信号とに基づいて、LCDパネルの複数のラインを駆動するための複数の電圧をそれぞれ出力する複数の駆動電圧出力回路と、画像データと複数の比較信号とに基づいて、複数の駆動電流出力回路から出力される複数の電流と複数の駆動電圧出力回路から出力される複数の電圧との内の一方をLCDパネルの複数のラインにそれぞれ供給する複数の切換回路とを具備する。
【0007】
ここで、LCDパネルの各ラインの容量に対応する容量値を有するキャパシタは、半導体集積回路に内蔵することもできるが、正確な容量値を得るためには、LCDパネルにダミーのキャパシタを設けることが望ましい。その場合には、LCDパネルが、複数の画素の発光を制御する複数のTFT(薄膜トランジスタ)にそれぞれ接続された複数のラインと、各ラインの容量に対応する容量値を有するキャパシタとを含むことになる。
【0008】
また、複数の切換回路は、キャパシタの電圧が画像データによって表される電圧よりも低いときに複数の駆動電流出力回路から出力される電流をLCDパネルの複数のラインにそれぞれ供給し、キャパシタの電圧が画像データによって表される電圧よりも高いときに複数の駆動電圧出力回路から出力される電圧をLCDパネルの複数のラインにそれぞれ供給するように構成しても良い。
【0009】
さらに、比較回路が、複数の比較信号をエンコードしてキャパシタの電圧を表すエンコード信号を出力するエンコード回路を含み、複数の駆動電圧出力回路の各々が、エンコード信号によって表される電圧が画像データによって表される電圧と一致したときに一致検出信号を出力する一致検出回路と、複数の比較信号の内の2つずつの信号の排他的論理和を求める複数の論理回路と、一致検出回路から出力される一致検出信号に応答して複数の論理回路の出力信号を保持して出力するフリップフロップと、フリップフロップの出力信号に応じて、基準電圧発生回路が発生する複数の基準電圧の内の1つを選択して出力する選択回路とを含むようにしても良い。
【0010】
このように構成した本発明に係る階調駆動回路によれば、DACやボルテージフォロワを必要としないので、回路規模を小さくすると共に、消費電力を低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る階調駆動回路(階調ドライバ)の構成を示す図である。本実施形態は、TFTを用いたLCDパネルを駆動するための階調ドライバに本発明を適用したものである。
図1において、階調ドライバ30は、ラダー抵抗回路31と、コンパレータアレイ32と、エンコード回路33と、ダミーキャパシタ駆動回路34と、データバッファDB1〜DBnと、一致検出回路CD1〜CDnと、電圧ラッチ回路VL1〜VLnと、駆動回路DR1〜DRnとを含んでいる。本実施形態において、階調ドライバ30は、6ビットの画像データに基づいて64階調の階調信号をLCDパネルに供給するものとする。
【0012】
図2は、階調ドライバ30とLCDパネルとの接続例を示す図である。図2において、LCDパネル10は、画像表示部11と、ダミーキャパシタ12とを含んでいる。画像表示部11は、主走査線方向(セグメント方向)において複数のソースラインS1、S2、・・・、Snを有し、副走査線方向(コモン方向)においても複数のゲートラインC1、C2、・・・、Cmを有している。ここで、セグメント方向の1つのソースラインとコモン方向の1つのゲートラインを特定することにより、1つの画素(ドット)に対応するTFTが特定される。この例においては、画像表示部11は、(m×n)個の画素と、それに対応する(m×n)個のTFTを有することになる。ダミーキャパシタ12は、画像表示部11内の各ソースラインの容量とほぼ同じ容量値を有している。
【0013】
画像表示部11に形成されたm行のTFTのゲートには、ゲートドライバ20からゲート駆動信号WC1〜WCmが供給され、画像表示部11に形成されたn列のTFTのソースには、階調ドライバ(ソースドライバ)30から階調信号(ソース駆動信号)WS1〜WSnが供給される。TFTは、これらのゲート駆動信号及び階調信号に基づいて、画素の発光を制御する。
【0014】
図3に、図1のラダー抵抗回路の構成を原理的に示す。ラダー抵抗回路31は、第1の電源電位VDDと第2の電源電位VSS(本実施形態においては接地電位とする)との間に直列に接続された63個の抵抗R1〜R63を有しており、第1の電源電位VDDと第2の電源電位VSSとの間の電位差を抵抗R1〜R63によって分圧して求めた電圧V0〜V63を、コンパレータアレイ32及び電圧ラッチ回路VL1〜VLnに出力する。
【0015】
図4に、図1のダミーキャパシタ駆動回路の構成を示す。ダミーキャパシタ駆動回路34は、LCDパネルのダミーキャパシタに定電流を供給するための回路である。図4に示すように、ダミーキャパシタ駆動回路34は、ダミーキャパシタに電流を供給するPチャネルトランジスタQP1と、ダミーキャパシタに充電された電荷をリセット信号に応答して放電させるNチャネルトランジスタQN1と、トランジスタQP1の動作を制御するSRフリップフロップ(ラッチ)35とを含んでいる。
【0016】
トランジスタQP1は、ソースが第1の電源電位VDDに接続され、ゲートがSRフリップフロップ35の出力に接続されている。また、トランジスタQN1は、ソースが第2の電源電位VSSに接続され、ゲートにリセット信号が入力される。トランジスタQP1とQN1のドレインは、ダミーキャパシタ用の端子及びコンパレータアレイに接続されている。
【0017】
SRフリップフロップ35のR入力には充電開始信号が入力され、SRフリップフロップ35のS入力には充電終了信号が入力される。従って、SRフリップフロップ35は、充電開始信号がハイレベルとなったときにローレベルの信号を出力してトランジスタQP1の動作を開始させ、充電終了信号がハイレベルとなったときにハイレベルの信号を出力してトランジスタQP1の動作を停止させる。
【0018】
従って、ダミーキャパシタ駆動回路34は、充電開始信号がハイレベルとなったときにダミーキャパシタに電流を供給してダミーキャパシタの充電を開始し、充電終了信号がハイレベルとなったときにダミーキャパシタの充電を終了し、リセット信号がハイレベルとなったときにダミーキャパシタの電荷を放電させる。ダミーキャパシタに発生する電圧は、コンパレータアレイに入力される。
【0019】
再び図1を参照すると、コンパレータアレイ32は、64個のコンパレータを含んでいる。これらのコンパレータの非反転入力には、ラダー抵抗回路31が出力する電圧V0〜V63がそれぞれ入力され、これらのコンパレータの反転入力には、ダミーキャパシタの電圧が入力される。これにより、コンパレータアレイ32は、ダミーキャパシタの電圧をラダー抵抗回路31が出力する電圧V0〜V63と比較し、比較結果としてダミーキャパシタの電圧を表す64個の比較信号を出力する。
【0020】
エンコード回路33は、コンパレータアレイ32から出力される64個の比較信号を低電圧にシフトして64個の非エンコード出力を生成し、電圧ラッチ回路VL1〜VLnに供給する。さらに、エンコード回路33は、64個の比較信号をエンコードすることによって6ビットのエンコード出力を生成し、一致検出回路CD1〜CDnに供給する。このエンコード出力は、コンパレータアレイ32によって検出されたダミーキャパシタの電圧を6ビットで表したものである。
【0021】
データバッファDB1〜DBnは、それぞれの画素の列に対応して64階調を表す6ビットの画像データを一時的に保持している。
一致検出回路CD1〜CDnは、エンコード回路33のエンコード出力をデータバッファDB1〜DBnに保持されている画像データと比較し、両者が一致したときに、一致検出信号を電圧ラッチ回路VL1〜VLn及び駆動回路DR1〜DRnにそれぞれ供給する。
電圧ラッチ回路VL1〜VLnは、一致検出信号に応答して、エンコード回路33の非エンコード出力によって表される電圧をラッチする。
【0022】
次に、駆動回路DR1〜DRnについて、図5を参照しながら説明する。図5に示すように、駆動回路DR1〜DRnの各々は、PチャネルトランジスタQP2と、NチャネルトランジスタQN2と、ラッチ回路38と、反転回路39と、スイッチ40とを含んでいる。
【0023】
ラッチ回路38は、一致検出回路CD1〜CDnから供給される一致検出信号をラッチする。ラッチ回路38の出力は、トランジスタQP2のゲート及び反転回路39の入力に接続されており、さらに、反転回路39の出力は、スイッチ40の制御入力に接続されている。スイッチ40は、Pチャネルトランジスタ等によって構成され、制御入力がローレベルのときにオンし、制御入力がハイレベルのときにオフする。従って、ラッチ回路38の出力がローレベルのときには、トランジスタQP2がオンでスイッチ40がオフとなり、ラッチ回路38の出力がハイレベルのときには、トランジスタQP2がオフでスイッチ40がオンとなる。
【0024】
トランジスタQP2は、ソースが第1の電源電位VDDに接続され、ゲートがラッチ回路38の出力に接続されている。また、トランジスタQN2は、ソースが第2の電源電位VSSに接続され、ゲートにリセット信号が入力される。トランジスタQP2とQN2のドレインは、LCDパネル10内のTFTのソースラインに接続される。
【0025】
従って、駆動回路DR1〜DRnの各々は、ラッチ回路38がリセットされたときにトランジスタQP2のドレイン電流をTFTのソースラインに供給してソースラインの充電を開始し、一致検出信号がハイレベルとなったときに電圧ラッチ回路から供給されるラッチ電圧をソースラインに供給し、リセット信号がハイレベルとなったときにソースラインの電荷を放電させる。
【0026】
次に、階調ドライバ30の動作について、図1を参照しながら詳しく説明する。
まず、ダミーキャパシタ駆動回路34が、ダミーキャパシタに対する定電流の供給を開始する。ダミーキャパシタの電圧は、チャージされた電荷量に応じて上昇する。これと並行して、駆動回路DR1〜DRnが、LCDパネル10内のそれぞれのソースラインに対する定電流の供給を開始する。ソースラインの電圧は、ダミーキャパシタの電圧と同様に、チャージされた電荷量に応じて上昇する。従って、ダミーキャパシタの電圧を測定することにより、それぞれのソースラインの電圧を推定することができる。
【0027】
ダミーキャパシタの電圧は、コンパレータアレイ32に入力される。コンパレータアレイ32は、ダミーキャパシタの電圧を、ラダー抵抗回路31が出力する電圧V0〜V63と比較し、比較結果としてダミーキャパシタの電圧を表す64個の比較信号をエンコード回路33に出力する。
【0028】
エンコード回路33は、64個の比較信号をレベルシフトした非エンコード出力を電圧ラッチ回路VL1〜VLnに出力すると共に、64個の比較信号をエンコードして得られた6ビットのエンコード出力を一致検出回路CD1〜CDnに出力する。
【0029】
一致検出回路CD1〜CDnは、エンコード回路33のエンコード出力をデータバッファDB1〜DBnに保持されている画像データと比較し、両者が一致したときに一致検出信号を電圧ラッチ回路VL1〜VLn及び駆動回路DR1〜DRnに出力する。
【0030】
電圧ラッチ回路VL1〜VLnは、一致検出信号に応答して、エンコード回路33の非エンコード出力によって表されるダミーキャパシタの電圧をラッチし、ラッチ電圧を駆動回路DR1〜DRnに出力する。
駆動回路DR1〜DRnは、一致検出信号に応答して、トランジスタQP2をオフにし、電圧ラッチ回路VL1〜VLnの出力をLCDパネルのそれぞれのソースラインに供給する。
【0031】
また、リセット信号が入力された場合には、ダミーキャパシタ駆動回路34は、ダミーキャパシタをディスチャージする。同様に、駆動回路DR1〜DRnは、LCDパネルのそれぞれのソースラインをディスチャージする。
【0032】
このように、階調ドライバ30は、ダミーキャパシタの電圧がデータバッファDB1〜DBnに保持されている画像データによって表される電圧よりも低い場合に、駆動能力の高いトランジスタQP2のドレインから出力される電流をLCDパネルのそれぞれのソースラインに供給して電圧を上昇させ、ソースラインの電圧が高くなったら、駆動能力は低いが正確な電圧を出力することができる電圧ラッチ回路VL1〜VLnの出力電圧をLCDパネルのそれぞれのソースラインに供給する。
【0033】
このように、本実施形態に係る階調駆動回路においては、LCDパネルのソースライン毎にDACやボルテージフォロアを必要としないので、回路規模を小さくすると共に、消費電力を低減することができる。特に、LCDパネルのソースライン数が多く、階調数が少ないほど、効果が顕著である。
【0034】
なお、本実施形態においては、ダミーキャパシタ駆動回路34が、LCDパネル内のダミーキャパシタを駆動するようにしているが、LCDパネルとは別個にキャパシタを接続するようにしても良い。あるいは、階調ドライバ30内にキャパシタを内蔵しても良い。
【0035】
次に、本実施形態に係る階調ドライバにおいて使用することができる電圧ラッチ回路の具体的な構成例について詳しく説明する。図6に、この電圧ラッチ回路の構成を示す。図6において、電圧ラッチ回路VL1〜VLnの各々は、2入力のXOR(排他的論理和)ゲートEX0〜EX63と、DフリップフロップDF0〜DF63と、レベルシフタLS0〜LS63と、スイッチSW0〜SW63とを含んでいる。
【0036】
XORゲートEX0〜EX63の第1の入力端子には、エンコード回路33の非エンコード出力が入力される。また、XORゲートEX0の第2の入力端子は、第1の電源電位VDDに接続され、XORゲートEX1〜EX63の第2の入力端子は、XORゲートEX0〜EX62の第1の入力端子にそれぞれ接続されている。従って、ダミーキャパシタの電圧に応じた1つのXORゲートがハイレベルの信号を出力し、その他のXORゲートはローレベルの信号を出力する。
【0037】
DフリップフロップDF0〜DF63は、D入力がXORゲートEX0〜EX63の出力にそれぞれ接続されており、クロック入力には一致検出回路CD1〜CDnの一致検出信号がそれぞれ入力される。従って、DフリップフロップDF0〜DF63は、一致検出回路CD1〜CDnがハイレベルの一致検出信号を出力したときに、XORゲートEX0〜EX63の出力をそれぞれラッチする。
【0038】
レベルシフタLS0〜LS63は、低電圧レベルで動作するDフリップフロップDF0〜DF63の信号レベルを、高電圧レベルに変換する。
スイッチSW0〜SW63は、高耐圧スイッチであり、制御入力としてレベルシフタLS0〜LS63の出力信号がそれぞれ供給され、レベルシフタLS0〜LS63の出力信号がハイレベルの場合に、ラダー抵抗回路の出力電圧V0〜V63をそれぞれ出力する。
【0039】
従って、電圧ラッチ回路VL1〜VLnは、ダミーキャパシタの電圧が画像データによって表される電圧と一致したことを示す一致検出信号に応答して、非エンコード出力によって表される電圧(ダミーキャパシタの電圧に相当する)をラッチし、この電圧を出力し続けることになる。このように、上記のような電圧ラッチ回路によれば、大きなデコード回路を用いる必要がなく、回路を小型化することが出来る。
【0040】
【発明の効果】
以上述べた様に、本発明によれば、LCDパネルにアナログの階調信号を供給する階調駆動回路において、回路規模を小さくすると共に、消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る階調ドライバの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る階調ドライバとLCDパネルとの接続例を示す図である。
【図3】図1のラダー抵抗回路の構成を原理的に示す図である。
【図4】図1のダミーキャパシタ駆動回路の構成を示す回路図である。
【図5】図1の駆動回路の構成を示す回路図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る階調ドライバにおいて使用することができる電圧ラッチ回路の具体的な構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 LCDパネル
11 画像表示部
12 ダミーキャパシタ
20 ゲートドライバ
30 階調ドライバ
31 ラダー抵抗回路
32 コンパレータアレイ
33 エンコード回路
34 ダミーキャパシタ駆動回路
36 SRフリップフロップ
38 ラッチ回路
39 反転回路
40、SW0、SW1、・・・ スイッチ
S1、S2、・・・ LCDパネルのソースライン
C1、C2、・・・ LCDパネルのゲートライン
DB1、DB2、・・・ データバッファ
CD1、CD2、・・・ 一致検出回路
VL1、VL2、・・・ 電圧ラッチ回路
DR1、DR2、・・・ 駆動回路
R1、R2、・・・ 抵抗
QP1、QP2、QN1、QN2 トランジスタ
EX0、EX1、・・・ XORゲート
DF0、DF1、・・・ Dフリップフロップ
LS0、LS1、・・・ レベルシフタ

Claims (4)

  1. 入力された画像データに基づいてLCDパネルの複数のラインに階調信号を供給するための階調駆動回路であって、
    階調信号の階調数に対応する複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
    前記LCDパネルの各ラインの容量に対応する容量値を有するキャパシタに供給するための電流を出力するキャパシタ電流出力回路と、
    前記LCDパネルの複数のラインを駆動するための複数の電流をそれぞれ出力する複数の駆動電流出力回路と、
    前記キャパシタの電圧を前記基準電圧発生回路が発生する複数の基準電圧と比較して複数の比較信号を出力する比較回路と、
    画像データと複数の比較信号とに基づいて、前記LCDパネルの複数のラインを駆動するための複数の電圧をそれぞれ出力する複数の駆動電圧出力回路と、
    画像データと複数の比較信号とに基づいて、前記複数の駆動電流出力回路から出力される複数の電流と前記複数の駆動電圧出力回路から出力される複数の電圧との内の一方を前記LCDパネルの複数のラインにそれぞれ供給する複数の切換回路と、を具備する階調駆動回路。
  2. 前記LCDパネルが、複数の画素の発光を制御する複数のTFT(薄膜トランジスタ)にそれぞれ接続された複数のラインと、各ラインの容量に対応する容量値を有する前記キャパシタとを含む、請求項1記載の階調駆動回路。
  3. 前記複数の切換回路が、前記キャパシタの電圧が前記画像データによって表される電圧よりも低いときに前記複数の駆動電流出力回路から出力される電流を前記LCDパネルの複数のラインにそれぞれ供給し、前記キャパシタの電圧が前記画像データによって表される電圧よりも高いときに前記複数の駆動電圧出力回路から出力される電圧を前記LCDパネルの複数のラインにそれぞれ供給する、請求項1又は2記載の階調駆動回路。
  4. 前記比較回路が、複数の比較信号をエンコードして前記キャパシタの電圧を表すエンコード信号を出力するエンコード回路を含み、前記複数の駆動電圧出力回路の各々が、
    エンコード信号によって表される電圧が画像データによって表される電圧と一致したときに一致検出信号を出力する一致検出回路と、
    複数の比較信号の内の2つずつの信号の排他的論理和を求める複数の論理回路と、
    前記一致検出回路から出力される一致検出信号に応答して前記複数の論理回路の出力信号を保持して出力するフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力信号に応じて、前記基準電圧発生回路が発生する複数の基準電圧の内の1つを選択して出力する選択回路と、を含む、請求項1〜3記載の階調駆動回路。
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